JP2023172717A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 一つの撮影レンズの収差を調整できる中間リング装置及びそれを有するレンズ装置及び撮像装置を提供すること。【解決手段】 撮像装置とカメラ本体との間に取り付け可能な中間リング装置において、レンズ鏡筒は、光軸周りに回動自在にレンズマウントに係合し、レンズ群を保持するレンズ保持枠を有し、中間リング装置は、光軸周りに回動自在に中間リング装置に係合するレンズ操作手段を有し、中間リング装置をレンズ装置に装着することでレンズ操作手段によってレンズ保持枠を駆動することを特徴とする構成とした。【選択図】 図5
Description
本発明は、撮影用レンズに装着可能な中間リング装置に関し、特に中間リング装置を撮影レンズに装着することで、撮影用レンズの収差を変更する中間リング装置及びそれを有するレンズ装置及び撮像装置に関するものである。
従来より、光学部品の間隔や偏心位置や傾きを調整することで収差を抑えた撮影レンズが知られている。高い解像度のある映像表現が得られることから、収差を抑えた撮影レンズが求められる。一方で、柔らかな映像表現が得られることから、収差を残した撮影レンズを求める撮影者も存在する。
ここで撮影者が一つの撮影装置を使用して、様々な映像表現を撮影する場合、例えば特許文献1に示すように、撮影レンズに光学部品の間隔を変更できる操作手段を設ける構造が提案されている。
しかしながら、上述の特許文献1によると、収差を変える構造は撮影レンズの外装部にある。撮影レンズはフォーカスやズームなどの操作環を回転駆動して操作するため、上述の特許文献1の構成では、収差調整リングを意図せずに回転駆動することで撮影中に収差を変えてしまう恐れがある。
そこで、本発明の目的は、一つの撮影レンズの収差を調整できる中間リング装置及びそれを有するレンズ装置及び撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、撮像装置とカメラ本体との間に取り付け可能な中間リング装置において、レンズ鏡筒は、光軸周りに回動自在にレンズマウントに係合し、レンズ群を保持するレンズ保持枠を有し、中間リング装置は、光軸周りに回動自在に中間リング装置に係合するレンズ操作手段を有し、中間リング装置をレンズ装置に装着することでレンズ操作手段によってレンズ保持枠を駆動することを特徴とする。
本発明によれば、撮影者が撮影時に得たい映像表現に応じて、1本の撮影レンズと中間リング装置の組合せによって収差を変更できる撮像装置を提供することができる。さらに、中間リング装置を使用する場合のみ収差を変更することが出来るため、中間リング装置を使用しない場合は撮影中に収差変更の誤操作を防ぐことが出来る。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
以下、図1から図6を参照して本発明の第1の実施例による撮像装置について説明する。
図1は本実施例におけるレンズ装置1の斜視図を示す。図2は本実施例におけるレンズ装置1の断面図を示す。レンズ装置1はフォーカスレンズ群(不図示)とズームレンズ群(不図示)を有し、其々のレンズ群を光軸o方向へ動かすことでフォーカス及びズームを行う。
レンズ装置1は撮像装置や中間リング装置10と接続するレンズマウント2を有する。レンズマウント2は内部に雌ネジ形状2aを有する。防塵カバー3は光学素子100を内部に保持する。また、防塵カバー3はレンズマウント2側に溝3aと、外径に雄ネジ形状3bを有しており、レンズマウント2に螺合する。したがって、防塵カバー3は光軸o方向へ移動可能にレンズマウント2に保持される。押え環4はレンズマウント2に螺合されて固定される。防塵カバー3と押え環4の間には、押え環4から離間する方向へ防塵カバー3を付勢するバネ5が構成される。フランジバック調整機構6はレンズ装置1の外周を回転可能に保持され、フランジバック調整機構6を回転することで、レンズ移動枠7を光軸方向へ駆動する。本実施例では、レンズマウント2に防塵カバー3が螺合した構造としているが、この限りではなく、防塵カバー3の回転駆動によって、光学素子100が光軸o方向へ駆動する構造であれば良い。また、防塵カバー3をバネ5によって付勢する構造としているが、この限りではなく、防塵カバー3を一方向へ付勢する機構であれば良い。
図3は本実施例における中間リング装置10の斜視図を示す。図4は本実施例における中間リング装置10の断面図を示す。中間リング装置10は外周部にバヨネットリング11が螺合し、光軸oを中心に回転可能に保持される。また、中間リング装置10は撮像装置のカメラマウント(不図示)に対して回転させて係合するマウント12を有する。回転枠13は光軸oを中心に回転可能に中間リング装置10の内部に保持される。操作ピン14はバネ15によって光軸o方向へ付勢され、止め環16によって回転枠13から脱落しないように保持されている。本実施例では、中間リング装置10の内部に光学素子200を有した構造としているが、この限りではなく、中間リング装置10の内部に光学素子200が無くても良い。操作環17は押え環18によって光軸o方向の移動を規制され、光軸o中心に中間リング装置10の外径を回転可能に保持される。回転枠13と操作環17は連結ピン19によって結合されている。
以上の構成によって、レンズ装置1の収差を変更する操作について説明する。図5にレンズ装置1と中間リング装置10の接続状態の断面図を示す。レンズ装置1の収差を変更する際、最初にレンズ装置1のレンズマウント2を中間リング装置10に当接させた状態でバヨネットリング11を回転してレンズマウント2と中間リング装置10を固定する。
この接続操作を行う際、中間リング装置10の操作ピン14を防塵カバー3の溝3aに挿入せずに、レンズ装置1に中間リング装置10を固定しても良い。この場合、レンズ装置1に中間リング装置10を固定後に操作環17を回転操作することで、回転枠13を介して操作ピン14が防塵カバー3の表面を移動し、溝3aに挿入される。溝3aに操作ピン14が挿入された状態で、操作環17を回転駆動すると、防塵カバー3は光軸o方向へ駆動される。よって、防塵カバー3に保持された光学素子100の位置を変更することができるため、レンズ装置1の収差を変えることが出来る。次に、中間リング装置10を外す場合の操作について説明する。バヨネットリング11を回転操作し、レンズマウント2から中間リング装置10の接続を解除する。中間リング装置10を取り外すと、防塵カバー3はバネ5によって付勢され、レンズマウント2と当接する位置で保持される。本発明によれば、レンズ装置1と中間リング装置10の組合せによって収差を変更できる撮像装置を提供することができる。さらに、防塵カバー3によって、レンズ装置1を密閉することができるため、埃等の異物がレンズ内部に混入することを防ぐ事が出来る。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 レンズ装置
2 レンズマウント
2a 雌ネジ形状
3 防塵カバー
3a 溝
3b 雄ネジ形状
4 押え環
5 バネ
6 フランジバック調整機構
7 レンズ移動枠
10 中間リング装置
11 バヨネットリング
12 マウント
13 回転枠
14 操作ピン
15 バネ
16 止め環
17 操作環
18 押え環
19 連結ピン
100、200 光学素子
o 光軸
2 レンズマウント
2a 雌ネジ形状
3 防塵カバー
3a 溝
3b 雄ネジ形状
4 押え環
5 バネ
6 フランジバック調整機構
7 レンズ移動枠
10 中間リング装置
11 バヨネットリング
12 マウント
13 回転枠
14 操作ピン
15 バネ
16 止め環
17 操作環
18 押え環
19 連結ピン
100、200 光学素子
o 光軸
Claims (5)
- 撮像装置とカメラ本体との間に取り付け可能な中間リング装置において、
レンズ鏡筒は、光軸周りに回動自在にレンズマウントに係合し、レンズ群を保持するレンズ保持枠を有し、中間リング装置は、光軸周りに回動自在に中間リング装置に係合するレンズ操作手段を有し、中間リング装置をレンズ装置に装着することでレンズ操作手段によってレンズ保持枠を駆動することを特徴とする中間リング装置。 - 前記レンズ保持枠は、レンズ鏡筒の防塵カバーを兼ねることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
- 前記レンズ保持枠は、中間リング装置を取り付けない場合には、初期位置に駆動する復帰機構を有すること特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
- 中間リング装置の内部に光学素子を保持することを特徴とする請求項1に記載の中間リング装置。
- 中間リング装置の内部に光学素子を保持しないことを特徴とする請求項1に記載の中間リング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022084714A JP2023172717A (ja) | 2022-05-24 | 2022-05-24 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022084714A JP2023172717A (ja) | 2022-05-24 | 2022-05-24 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023172717A true JP2023172717A (ja) | 2023-12-06 |
Family
ID=89029244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022084714A Pending JP2023172717A (ja) | 2022-05-24 | 2022-05-24 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023172717A (ja) |
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2022
- 2022-05-24 JP JP2022084714A patent/JP2023172717A/ja active Pending
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