JP2000074552A - 断熱パネル構造 - Google Patents

断熱パネル構造

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JP2000074552A
JP2000074552A JP10245260A JP24526098A JP2000074552A JP 2000074552 A JP2000074552 A JP 2000074552A JP 10245260 A JP10245260 A JP 10245260A JP 24526098 A JP24526098 A JP 24526098A JP 2000074552 A JP2000074552 A JP 2000074552A
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JP
Japan
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partition member
bolt
surface material
side plate
insulating panel
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JP10245260A
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Inventor
Tsutomu Tanaka
努 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造作業を容易化できると共に、ボルト隠し
用のキャップが邪魔にならない断熱パネル構造を提供す
る。 【解決手段】 ボルト貫通孔39が形成された仕切り部
材33を外面材27と内面材29との間に介装し、この
外面材27と内面材29との間に発泡断熱材35を形成
し、仕切り部材33のボルト貫通孔39にボルト41を
貫通させてケース側フレーム45にボルト止めする断熱
パネル構造において、外面材27に仕切り部材33を位
置決めするための位置決め部28を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定対象にボルト
止めされる例えば低温ショーケースの側板等の断熱パネ
ル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の断熱パネル構造を示す。符
号51は低温ショーケースの側部に取り付けられる断熱
パネル(以下、側板という)を示す。この側板51には
ボルト隠し用のキャップ52が当該キャップ52の係止
溝52aを外面材53に係止させて取り付けられ、この
キャップ52は外側に突出している。側板51の外面材
53と内面材55との間には隙間緩衝材57を介してブ
ロック形状の仕切り部材59が介装され、この仕切り部
材59にはボルト65の頭部65aおよびワッシャ66
を収納するための空間63とこの空間63に連通するボ
ルト貫通孔61とが形成される。そして、外面材53と
内面材55との間には発泡断熱材58が形成される。
【0003】この側板51を製造する時には、まず仕切
り部材59を外面材53と内面材55との間に介装す
る。ここで、仕切り部材59の位置が所定の位置からず
れた状態で側板51を製造すると、側板51をケース本
体に取り付ける時にボルト65が挿入されるケース側フ
レーム67の孔67a(溶接ナット69の孔)と仕切り
部材59のボルト貫通孔61との位置がずれるおそれが
あるので、位置合わせ治具(図示せず)等を内面材55
の孔とボルト貫通孔61とに貫通させて仕切り部材59
の位置を固定しながら、外面材53と内面材55との間
に発泡断熱材原液(図示せず)を注入して発泡断熱材5
8を形成し、側板51を製造する。
【0004】側板51を固定対象に取り付ける時には、
ボルト65を、前記ボルト貫通孔61、前記内面材55
の孔55a、ケース側フレーム(固定対象)67の孔6
7aに貫通させ、ボルト65をケース側フレーム67に
溶接された溶接ナット69に係合させて、側板51をケ
ース側フレーム67に取り付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た側板51の製造過程では、仕切り部材59を外面材5
3と内面材55との間に介装した時に、位置合わせ治具
等を用いて仕切り部材59の位置を固定するので、手間
がかかるという問題がある。
【0006】また、ボルト隠し用のキャップ71は外面
材53から外側に突出していたので、見た目が悪いと共
に、側板51を例えば他の低温ショーケースの側板や壁
面等に密着させる場合に、側板51と他の低温ショーケ
ースの側板や壁面との間に隙間が生じるという問題があ
る。側板51にシートを取り付ける場合にも、突出した
キャップ71が邪魔になるという問題がある。
【0007】本発明の課題は、上述した従来の技術が有
する問題を解消し、製造作業を容易化できると共に、ボ
ルト隠し用のキャップが邪魔にならない断熱パネル構造
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ボルト貫通孔が形成された仕切り部材を一対の面材間に
介装し、この面材間に発泡断熱材を形成し、前記仕切り
部材のボルト貫通孔にボルトを貫通させて固定対象にボ
ルト止めする断熱パネル構造において、前記面材に前記
仕切り部材を位置決めするための位置決め部を形成した
ことを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、仕切り部材の位置を固
定するための治具等を用いずに仕切り部材が面材の位置
決め部に位置決めされるので、断熱パネルの製造作業を
容易化できる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記面材にボルト隠し用のキャップを収納
するための凹部を形成し、この凹部で前記位置決め部を
形成したことを特徴とするものである。
【0011】この発明によれば、ボルト隠し用のキャッ
プを凹部に収納したとき、キャップが面材より外側に突
出しないので、見た目が良くなると共に、キャップが邪
魔にならない。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記仕切り部材を薄肉の非金属材で
形成したことを特徴とするものである。
【0013】この発明によれば、仕切り部材が薄肉の非
金属材で形成されるので、仕切り部材の小型軽量化が可
能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1において符号1は前面が開放したオー
プン型の低温ショーケースを示す。この低温ショーケー
ス1の開口3の奥には貯蔵室5が設けられ、この貯蔵室
5には商品(図示せず)等が陳列される4段の陳列棚7
が配設される。また、貯蔵室5の上側、背側、下側に
は、それぞれケース上部9、ケース背部11、ケース下
部13(以下では、これらをケース本体という)が設け
られる。ケース上部9には吹出口15が設けられ、この
吹出口15からはケース下部13の吸込口17に向けて
冷気が吹き出され、いわゆるエアカーテンAが形成され
る。また、ケース本体の両側部には略コの字形状の側板
(断熱パネル)21が取り付けられ、この側板21に囲
まれるようにガラス板23が取り付けられる。
【0016】図2は図1の側板21のII−II断面図であ
る。
【0017】側板21の外面及び内面には、それぞれ金
属製の外面材27及び内面材29が配設され、これら外
面材27と内面材29との間には発泡断熱材35が形成
されている。また、外面材27と内面材29との間には
周方向に延びる仕切り部材33が介装される。この仕切
り部材33は、側板21の断熱効果を低下させないよう
に熱伝導率が低い非金属材(例えば樹脂)で形成され、
また、仕切り部材33は小型軽量化を図るため薄肉に形
成されている。仕切り部材33には内面材当接部33a
が形成され、この内面材当接部33aは隙間緩衝材31
を介して内面材29に当接する。また、仕切り部材33
には空間37とこの空間37に連通するボルト貫通孔3
9とが形成され、空間37にはボルト41の頭部41a
及びワッシャ42が収納され、ボルト貫通孔39にはボ
ルト41が貫通している。このボルト41は、ケース本
体の側部に設けられるケース側フレーム(固定対象)4
5の孔45aを貫通し、このケース側フレーム45に溶
接された溶接ナット47に係合している。また、仕切り
部材33には外面材27に当接する外面材当接部34が
形成される。
【0018】本実施形態では、外面材27に内側に向け
て凹む位置決め部28が形成され、この位置決め部28
の凹みに仕切り部材33の外面材当接部34が係止して
位置決めされる。仕切り部材33は、位置決め部28に
よって位置決めされた時にはボルト貫通孔39の位置と
ケース側フレーム45の孔45aの位置とが合致するよ
うに構成される。
【0019】また、位置決め部28にはボルト41の頭
部41aを隠すためのキャップ25が取り付けられる。
即ち、このキャップ25の側部には周方向に延びる係止
溝25aが形成され、この係止溝25aが外面材27の
位置決め部28に係止される。位置決め部28に取り付
けられたキャップ25は、位置決め部28が凹んで形成
されているので、外面材27の外表面線Bよりも内側に
収納され、側板21の見た目が良くなる。また、側板2
1と他のショーケースの側板や壁面等とを密着させる場
合に、キャップ25が外側に突出していないので、側板
21と他のショーケースの側板や壁面とを隙間なく密着
させることができると共に、側板21にシート等を取り
付ける場合には、キャップ25が邪魔にならない。
【0020】側板21を製造する時には、まず、仕切り
部材33を外面材27と内面材29との間に介装する。
このとき、仕切り部材33の外面材当接部34を外面材
27の位置決め部28に係止させると、仕切り部材33
のボルト貫通孔39とケース側フレーム45の孔45a
(溶接ナット47の孔)の位置が合致した状態で仕切り
部材33が固定される。そして、外面材27と内面材2
9との間に発泡断熱材原液(図示せず)を注入し、発泡
断熱材35を発泡・硬化させて側板21が製造される。
【0021】このように、仕切り部材33を外面材27
と内面材29との間に介装した時に、仕切り部材33の
外面材当接部34が外面材27の位置決め部28に係止
して位置決めされるので、仕切り部材33の位置を固定
するために治具等を用いる必要がなくなり、側板21の
製造作業を容易化できる。
【0022】側板21をケース本体のケース側フレーム
45に取り付ける時には、ボルト41を、仕切り部材3
3のボルト貫通孔39、前記内面材29の孔29a、ケ
ース側フレーム45の孔45aに貫通させ、更に、ボル
ト41を溶接ナット47に係合させて、側板21をケー
ス本体に取り付ける。
【0023】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実
施形態では、位置決め部47が内側に向けて凹ませて形
成されているが、例えば外面材27の内側に仕切り部材
33を係止する突起を設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、面材に仕
切り部材を位置決めするための位置決め部を形成したの
で、仕切り部材の位置を固定するための治具等を用いな
くても仕切り部材が面材の位置決め部に位置決めされ、
断熱パネルの製造作業を容易化できる。
【0025】請求項2記載の発明によれば、面材にボル
ト隠し用のキャップを収納するための凹部を形成し、こ
の凹部で位置決め部を形成したので、ボルト隠し用のキ
ャップを凹部に収納したとき、キャップが面材より外側
に突出せず、見た目が良くなると共に、キャップが邪魔
にならない。
【0026】請求項3記載の発明によれば、仕切り部材
を薄肉の非金属材で形成したので、仕切り部材の小型軽
量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による断熱パネルを取り付けた低温
ショーケースを示す斜視図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】従来の断熱パネル構造を示す断面図である。
【符号の説明】
21 側板(断熱パネル) 25 ボルト隠し用のキャップ 27 外面材 28 位置決め部 33 仕切り部材 35 発泡断熱材 39 ボルト貫通孔 41 ボルト 45 ケース側フレーム(固定対象)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト貫通孔が形成された仕切り部材を
    一対の面材間に介装し、この面材間に発泡断熱材を形成
    し、前記仕切り部材のボルト貫通孔にボルトを貫通させ
    て固定対象にボルト止めする断熱パネル構造において、 前記面材に前記仕切り部材を位置決めするための位置決
    め部を形成したことを特徴とする断熱パネル構造。
  2. 【請求項2】 前記面材にボルト隠し用のキャップを収
    納するための凹部を形成し、この凹部で前記位置決め部
    を形成したことを特徴とする請求項1記載の断熱パネル
    構造。
  3. 【請求項3】 前記仕切り部材を薄肉の非金属材で形成
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の断熱パネル
    構造。
JP10245260A 1998-08-31 1998-08-31 断熱パネル構造 Withdrawn JP2000074552A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9937961B2 (en) 2016-07-18 2018-04-10 Hyundai Motor Company Mounting device for sub-frame
JP2018146148A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 クボタ空調株式会社 空気調和機のパネル固定構造

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A761 Written withdrawal of application

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Effective date: 20040123