JP2001317865A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外面の出っ張り量を小さく抑えた上でネジの
頭部への結露を防ぐ。 【解決手段】 側面パネル23の段付部26の形成され
た部分には、外装板30と樹脂枠32とを貫通してネジ
挿通体43が埋設され、その内部には、コーチスクリュ
38の軸部40を通す挿通孔46の後端に、頭部39を
受けて収容する収容凹部47が形成される。段付部26
に当接される床パネル22の端面を構成する樹脂枠64
には、奥細りの下孔61が形成されるとともに、収容凹
部47の開口に被着されるキャップ57が備えられる。
側面パネル23に埋設されたネジ挿通体43と、床パネ
ル22の端面に開口された下孔61とを合わせ、ネジ挿
通体43の収容凹部47側からコーチスクリュ38を差
し込んでその奥の下孔61に入れ、ネジを切りながら締
め付けて固定する。最後に収容凹部47の開口にキャッ
プ57を嵌めて閉鎖する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の断熱パネ
ルを組み付けて貯蔵庫本体を形成してなる冷却貯蔵庫に
関する。
【0002】
【従来の技術】プレハブ式の冷蔵庫では、複数枚の断熱
パネルを組み付けて前面開口の箱形をなす冷蔵庫本体を
形成している。断熱パネルの組み付けは、例えば箱の角
となる部分において、互いに直交して隣接する断熱パネ
ルの間をネジで締結しており、具体的には図9に示すよ
うである。まず断熱パネル1は、ステンレス鋼板製の内
装板2と外装板3との開口縁にチャンネル形やほぼ平板
形をなす樹脂枠4,5を装着して、内部に発泡ウレタン
等の断熱材6を充填した構造となっている。そして例え
ば、一の断熱パネル1Aの端縁の樹脂枠4における外側
の側板4Aに取付孔7が開口されるとともに、この一の
断熱パネル1Aの樹脂枠4の内側の側板4Bに、他の断
熱パネル1Bの端面を構成する樹脂枠5が当てられ、取
付孔7から差し込んだコーチスクリュ8を一の断熱パネ
ル1Aの樹脂枠4の内側の側板4Bと他の断熱パネル1
Bの樹脂枠5との重なった部分にねじ込むことで固定す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のも
のでは、以下のような欠点がある。コーチスクリュ8の
軸部は断熱材6中に埋め込まれているが、断熱材6中は
所定の温度勾配で外気に比べて低温状態にあるからコー
チスクリュ8が冷却され、外部に露出した頭部8Aで結
露して錆び付き等の原因となる。これを避けるには、コ
ーチスクリュ8の頭部8Aを覆うカバーを付けることが
考えられるが、冷蔵庫本体の外面に突出した部分が多数
箇所できて、見栄えが良くないという問題がある。また
樹脂枠4の中は断熱材6が充填されているだけであるか
ら、コーチスクリュ8のねじ込みに伴って頭部8Aが樹
脂枠4の外側の側板4Aを押さえてこれを凹み変形させ
るおそれがある。変形が大きいと向きによってはそこに
水が溜まり、取付孔7から断熱材6中に浸水して断熱性
を低下させるおそれがあった。本発明は上記のような事
情に基づいて完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外殻
体内に断熱材を充填してなる断熱パネルを複数枚組み付
けることで箱形の貯蔵庫本体が形成され、かつ互いに直
交して隣接する断熱パネルの間では、一の断熱パネルの
端縁の内面に他の断熱パネルの端面が当てられ、前記一
の断熱パネルの外面から差し込んだネジを前記他の断熱
パネルの端面にねじ込むことで固定されたものにおい
て、前記一の断熱パネルにおけるネジの差し込み部分に
は、このネジが挿通されるネジ挿通体が埋設可能とさ
れ、かつ、前記一の断熱パネルにおける前記ネジ挿通体
の埋設部分では、前記外殻体の対向する二面にそれぞれ
前記ネジ挿通体の両端が嵌合可能な嵌合孔が開口されて
おり、前記ネジ挿通体には、少なくともいずれか一方の
嵌合孔における差し込み方向の手前側の口縁に当接可能
なフランジが設けられるとともに、このフランジまたは
前記嵌合孔における前記差し込み方向の奥側の口縁の少
なくともいずれか一つに弾性的に係止して前記ネジ挿通
体を抜け止め状態とする係止部位が備えられている構成
としたところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記ネジ挿通体は、前記ネジの軸部を挿通す
る挿通孔の一端側に、このネジの頭部を受けて収容する
収容凹部が連設された筒状をなし、この収容凹部の開口
に被着されるキャップが備えられているところに特徴を
有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>ネジ挿通体
を一の断熱パネルにおける外殻体の対向した二面を貫通
するようにして嵌合孔に差し込むと、少なくとも一方の
嵌合孔の手前側の口縁にフランジが当たって押し込みが
停止され、そのとき嵌合孔の奥側の口縁とフランジの少
なくとも一つに、弾性部位が弾性的に係止し、ネジ挿通
体が押し引き不能に取り付けられる。ネジ挿通体にネジ
が挿通され、他の断熱パネルの端面にねじ込まれること
で、両断熱パネルの当接部分が固定される。ネジ挿通体
を外殻体内に取り付ける作業をワンタッチで簡単に行
え、また定位置に取り付けることができる。ネジを差し
込むための孔がネジ挿通体の内部に形成されているか
ら、孔が位置ずれしなくて、相手の断熱パネル側との位
置合わせも簡単にでき、ネジのねじ込み作業ひいては組
付作業を能率良く行うことができる。
【0007】<請求項2の発明>ネジがネジ挿通体を通
してねじ込まれ、頭部は収容凹部に収められる。そのの
ち、収容凹部にはキャップが被せられる。ネジの頭部が
外気に曝されることがないから、仮にネジが冷却された
としても頭部で結露することがなく、錆び付き等がより
確実に防止される。ネジの頭部をネジ挿通体の収容凹部
の座で受ける構造であるから、ネジの差し込み部分にお
いて、外殻体がネジの頭部で押されて変形を来すおそれ
が無い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図10に基づいて説明する。この実施形態ではプ
レハブ式の冷蔵庫を例示しており、図1及び図2に示す
ように、前面開口の箱形をなして内部を貯蔵室11とし
た冷蔵庫本体10を備え、底面に配された脚12によっ
て支持されているとともに、前面開口の出入口13に左
右一対の扉14が観音開き式に装着されている。冷蔵庫
本体10の上面には冷却器室16が設けられ、この中に
冷却器17と庫内ファン18とが装備されており、冷却
器17は同じく冷蔵庫本体10の上面に設置された冷凍
装置(図示せず)と冷媒配管により接続されている。そ
して、冷凍装置並びに庫内ファン18が駆動されると、
図2の矢線に示すように、庫内空気が吸込口19から冷
却器室16内に引かれ、冷却器17を通過する間に生成
された冷気が、吹出ダクト20から左側面に沿うように
吹き出されて上記の吸込口19に向かうといった循環流
が生じ、貯蔵室11内が冷却されるようになっている。
【0009】続いて、冷蔵庫本体10の構造並びに組み
立て手順について説明する。冷蔵庫本体10は、図3に
示すように、天井パネル21、床パネル22、左右の側
面パネル23及び2分割された背面パネル24の合計6
枚の断熱性のパネルを備えている。このうち、両側面パ
ネル23の内面では、手前側の縁部を除いた他の三縁が
一段引っ込んだ段付状に形成されている。また両背面パ
ネル24の内面では、上下両縁が一段引っ込んだ段付状
に形成されている。なお天井パネル21には、上記した
冷却器室16と連通する開口27が形成されている。そ
して、詳しくは後記するが、床パネル22の左右の側縁
と奥縁に、側面パネル23と背面パネル24の下側の段
付部26を嵌めて立て、また側面パネル23と背面パネ
ル24の上側の段付部26に天井パネル21を嵌めて載
せ、それらの重なり部分にコーチスクリュ38を締め付
けることで固定するようになっている。
【0010】ここで上記の固定構造を、側面パネル23
の下端と床パネル22の左右の側縁との間を例に挙げて
説明する。側面パネル23は、図4及び図5に示すよう
に、外装板30と内装板31と4本の樹脂枠32,33
とを備えている。外装板30と内装板31とはともにス
テンレス鋼板製であって、周囲に側壁を立てたほぼ方形
の浅皿状に形成されているが、内装板31の方が外装板
30に比べて一回り小さくかつ底も浅く形成されてい
て、所定間隔を開けて互いに向かい合わせに配置され
る。
【0011】樹脂枠のうちの上下両縁および奥縁に配さ
れる3本の樹脂枠32は、側面パネル23の段付部26
を構成するものである。この樹脂枠32は、図5に示す
ように、外側(同図の下側)の端縁に、外装板30の側
壁30Aの先端部が差し込み可能な差込溝35が形成さ
れるとともに、内側の端縁に、内装板31の側壁31A
がほぼ全高にわたって差し込み可能な差込溝36が形成
されている。これらの3本の樹脂枠32は、図4に示す
ように、直角に突き合わされる端部が45度の角度を付
けて切断されている。なお、手前側の縁部に配される残
りの樹脂枠33は、ほぼチャンネル形に形成されてい
て、図3に示すように、内装板31と、外装板30にお
ける手前側の側壁30Bとにそれぞれ面一となって組み
付けられるようになっている。
【0012】側面パネル23の上下両縁には手前側と奥
側の端部の2箇所ずつに、また奥縁には上下両端部と中
央部との3箇所に、それぞれコーチスクリュ38の差し
込み位置が設けられている。このコーチスクリュ38
は、図7に示すように、頭部39をスパナで回すような
大型の木ネジであって、軸部40の先端が先細りとなっ
てそこに雄ネジ41が切られている。各差し込み位置に
は、それぞれネジ挿通体43が埋設されている。
【0013】このネジ挿通体43は合成樹脂製であっ
て、全体としては図6にも示すように、小径筒部44の
後端側に大径筒部45が同心に連設された段付きの円筒
状に形成されており、小径筒部44の内部がコーチスク
リュ38の軸部40を挿通可能な挿通孔46に、大径筒
部45の内部がコーチスクリュ38の頭部39を収容可
能な収容凹部47となっており、収容凹部47の奥面に
おける挿通孔46の入口の回りが、頭部39を受ける座
面48となっている。一方、外装板30における差し込
み位置には、図5に示すように、それぞれネジ挿通体4
3の大径筒部45をクリアランスを持って嵌合可能な表
側嵌合孔50が開口されているとともに、樹脂枠32に
は、ネジ挿通体43の小径筒部44にほぼ緊密に嵌合可
能な裏側嵌合孔51が同心に対応して開口されている。
【0014】それに対してネジ挿通体43には、大径筒
部45の後縁に、表側嵌合孔50におけるコーチスクリ
ュ38の差し込み方向の手前側の口縁に当接可能な大フ
ランジ52が形成されているとともに、小径筒部44の
先端から少し後方に戻った位置の外周に、裏側嵌合孔5
1の同差し込み方向の手前側の口縁に当接可能な小フラ
ンジ53が形成されている。また、大径筒部45の奥側
の外周面からは、上記の表側嵌合孔50におけるコーチ
スクリュ38の差し込み方向の裏側の口縁に係止可能な
弾性係止片54が、複数本等角度間隔を開けて形成され
ている。さらに、樹脂枠32の内面における裏側嵌合孔
51の回りには、ネジ挿通体43の小フランジ53の外
周に掛止可能な弾性掛止鈎55が、複数本等角度間隔を
開けて立てられている。さらに、図7に示すように、ネ
ジ挿通体43の収容凹部47に嵌められるキャップ57
が備えられている。このキャップ57は合成樹脂製であ
って、収容凹部47内に圧入される円筒部58の一面に
蓋59が形成された形状である。
【0015】組み付けの際には、上記したように側面パ
ネル23の段付部26である樹脂枠32に、床パネル2
2の左右の端面が当てられるようになっており、その端
面におけるコーチスクリュ38がねじ込まれる位置に、
下孔61が開けられている。床パネル22は詳細には、
図7に示すように、外装板62と内装板63とが所定間
隔を開けて対向して配され、左右及び奥の端面では樹脂
枠64が装着されて、内部に断熱材65が充填されてい
る。樹脂枠64は、外装板62と内装板63の端縁の間
を塞ぐ閉鎖板66と、その奥方において両板62,63
の間のつっかいとなる宛い板67とを連結部68で繋い
だ断面略H形に形成されていて、その連結部68におけ
るねじ込み位置に、閉鎖板66側から奥細りとなった上
記の下孔61が形成されている。
【0016】なお、他のパネルにおけるコーチスクリュ
38の差し込み位置が設けられた部分、すなわち背面パ
ネル24の上下両縁の段付部26は、上記した側面パネ
ル23の段付部26と同様の構造であり、また、他のパ
ネルにおけるコーチスクリュ38がねじ込まれる下孔6
1の開けられた面、すなわち天井パネル21の左右及び
奥の端面と、背面パネル24の外側の端面では、上記し
た床パネル22の端面と同様の構造となっている。
【0017】続いて、冷蔵庫本体10の組み付けを中心
として本実施形態の作用を説明する。例えば、側面パネ
ル23は以下のようにして形成される。まず、外装板3
0の4つの周縁の裏面側に樹脂枠32,33が取り付け
られる。そのうち、上下及び奥の樹脂枠32では、図5
に示すように、差込溝35が外装板30の側壁30Aの
先端に差し込まれる。次に、ネジ挿通体43が、外装板
30の表側嵌合孔50に差し込まれる。ネジ挿通体43
は、途中から弾性係止片54の先端を窄み変形させ、ま
た弾性掛止鈎55の先端を開き変形させつつ押し込ま
れ、小径筒部44が樹脂枠32の裏側嵌合孔51に嵌ま
って小フランジ53がその口縁に当たり、また表側嵌合
孔50の口縁に大フランジ52が当たることで押し込み
が停止される。そのとき、図7に示すように、弾性係止
片54が復元変形して表側嵌合孔50の裏側に係止し、
また弾性掛止鈎55が小フランジ53に掛止すること
で、ネジ挿通体43は抜け止め状態に固定される。続い
て樹脂枠32の差込溝36に内装板31の側壁31Aが
差し込まれて外殻体70が形成され、係る状態で発泡ウ
レタン等の断熱材65が充填される。他のパネルについ
ても、同様にあるいは既述した通りに形成される。
【0018】組立に当たっては、まず床パネル22の左
右の側縁と奥縁に、側面パネル23と背面パネル24の
下側の段付部26を嵌めて立てる。このとき図8に示す
ように、側面パネル23または背面パネル24に埋設さ
れたネジ挿通体43と、床パネル22の端面に開口され
た下孔61とを合わせる。次に、各ネジ挿通体43の収
容凹部47側からコーチスクリュ38を差し込んでその
奥の下孔61に入れ、ネジを切りながら締め付ける。こ
の場合は、緩く締めておく。次に、側面パネル23と背
面パネル24の上端側を少し広げた状態として、それら
の上側の段付部26に天井パネル21を嵌めて載せる。
ここでも、ネジ挿通体43にコーチスクリュ38を通し
てその奥の下孔61にネジを切りながら締め付け、先の
緩めに締め付けた位置も含めて、全取付位置においてコ
ーチスクリュ38を堅く締め付けて固定する。最後に、
各ネジ挿通体43の収容凹部47の開口にキャップ57
を嵌めて閉鎖する。
【0019】以上のように本実施形態によれば、以下の
ような数々の利点を得ることができる。コーチスクリュ
38をネジ挿通体43に通し、特にその頭部39を収容
凹部47に収めてキャップ57で覆うようにしたから、
コーチスクリュ38の頭部39が外気に曝されない。し
たがって仮にコーチスクリュ38が冷却されたとしても
頭部39で結露することがなく、錆び付き等が防止され
る。しかも、コーチスクリュ38の頭部39を収容した
収容凹部47はパネル23,24内に埋設され、この収
容凹部47の開口にキャップ57が被せられているので
あるから、パネル23,24の外面すなわち冷蔵庫本体
10の外面に出っ張りの少ないすっきりとした外観にま
とまる。
【0020】コーチスクリュ38の頭部39をネジ挿通
体43の収容凹部47の座面48で受ける構造であるか
ら、コーチスクリュ38のねじ込み部分において、例え
ばパネル23,24の外装板30において頭部39が当
たる周囲で変形を来すおそれが無い。またネジ挿通体4
3をパネル23,24に取り付ける作業をワンタッチで
簡単に行え、かつ定位置に取り付けることができる。コ
ーチスクリュ38を挿通するための孔がネジ挿通体43
の内部に形成されているから、孔が位置ずれしなくて、
相手のパネル21,22,24の下孔61との位置合わ
せも簡単にでき、コーチスクリュ38のねじ込み作業ひ
いては冷蔵庫本体10の組付作業を能率良く行うことが
できる。
【0021】パネル23,24を形成するに当たり、ネ
ジ挿通体43が内装板31を組み付ける際の樹脂枠32
の倒れ込みを防ぎ、隣り合う樹脂枠32の角の突き合わ
せ部分がずれることに起因して発泡ウレタンが洩れると
いったことが防がれる。また、ネジ挿通体43が重量負
荷を受ける機能を果たして、例えばパネルをより堅牢と
すべく内装板31にさらに厚板のものを使用することが
可能となる。
【0022】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)コーチスクリュのねじ込み位置は上記実施形態に
例示したものに限らず、適宜に変更してもよい。 (2)ネジ挿通体に設けたフランジはいずれか一方だけ
でもよく、またネジ挿通体を抜け止め状態に係止する弾
性係止片と弾性掛止鍔もいずれ一方のみを設けるように
してもよい。 (3)パネル同士の当接部分を固定するネジ手段として
は、他にボルト等を利用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプレハブ冷蔵庫の正
面図
【図2】扉を外した状態の冷蔵庫の一部切欠正面図
【図3】冷蔵庫本体の分解斜視図
【図4】側面パネルの外殻体の分解斜視図
【図5】ネジ挿通体の埋設部分の分解断面図
【図6】ネジ挿通体の斜視図
【図7】コーチスクリュのねじ込み前の断面図
【図8】ねじ込み完了後の断面図
【図9】従来例の断面図
【符号の説明】
10…冷蔵庫本体 22…床パネル 23…側面パネル 26…段付部 30…外装板 31…内装板 32…樹脂枠 38…コーチスクリュ 39…頭部 40…軸部 41…雄ネジ 43…ネジ挿通体 46…挿通孔 47…収容凹部 48…座面 50,51…嵌合孔 52,53…フランジ 54…弾性係止片 55…弾性掛止鈎 57…キャップ 61…下孔 62…外装板 63…内装板 64…樹脂枠 65…断熱材 70…外殻体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外殻体内に断熱材を充填してなる断熱パ
    ネルを複数枚組み付けることで箱形の貯蔵庫本体が形成
    され、かつ互いに直交して隣接する断熱パネルの間で
    は、一の断熱パネルの端縁の内面に他の断熱パネルの端
    面が当てられ、前記一の断熱パネルの外面から差し込ん
    だネジを前記他の断熱パネルの端面にねじ込むことで固
    定されたものにおいて、 前記一の断熱パネルにおけるネジの差し込み部分には、
    このネジが挿通されるネジ挿通体が埋設可能とされ、か
    つ、前記一の断熱パネルにおける前記ネジ挿通体の埋設
    部分では、前記外殻体の対向する二面にそれぞれ前記ネ
    ジ挿通体の両端が嵌合可能な嵌合孔が開口されており、
    前記ネジ挿通体には、少なくともいずれか一方の嵌合孔
    における差し込み方向の手前側の口縁に当接可能なフラ
    ンジが設けられるとともに、このフランジまたは前記嵌
    合孔における前記差し込み方向の奥側の口縁の少なくと
    もいずれか一つに弾性的に係止して前記ネジ挿通体を抜
    け止め状態とする係止部位が備えられていることを特徴
    とする冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記ネジ挿通体は、前記ネジの軸部を挿
    通する挿通孔の一端側に、このネジの頭部を受けて収容
    する収容凹部が連設された筒状をなし、この収容凹部の
    開口に被着されるキャップが備えられていることを特徴
    とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
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