JP2000073939A - ピストン・ポンプ - Google Patents

ピストン・ポンプ

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JP2000073939A
JP2000073939A JP10243426A JP24342698A JP2000073939A JP 2000073939 A JP2000073939 A JP 2000073939A JP 10243426 A JP10243426 A JP 10243426A JP 24342698 A JP24342698 A JP 24342698A JP 2000073939 A JP2000073939 A JP 2000073939A
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JP
Japan
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valve plate
cylinder
port
cylinder block
discharge port
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Pending
Application number
JP10243426A
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English (en)
Inventor
Shigetaka Nakamura
重孝 中村
Haruo Kokubu
晴雄 国分
Tetsuya Sakairi
哲也 坂入
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁板の吐出ポートからシリンダブロックのシ
リンダポートへの高圧の作動油の流入に際し、弁板の摺
動面付近における負圧の発生を防止することができるピ
ストン・ポンプの提供。 【解決手段】 シリンダブロック6のシリンダ7のそれ
ぞれに収納され、作動油の吸入及び吐出をおこなうピス
トン8と、吸入ポート5A及び吐出ポート5Bを有する
弁板5とを備え、ピストン8の下死点付近の弁板5の摺
動面5Dに、吐出ポート5Bの端部から吸入ポート5A
の側へ延びるノッチ5Cを有し、シリンダブロック6の
端面6Aにシリンダポート7Aを有し、シリンダポート
7Aの先端部に溝部7Bを有するものにあって、溝部7
Bの形状を半円弧形状に形成し、その半円弧形状を形成
する端部部分のそれぞれをシリンダポート7Aの内壁に
連設させ、溝部7Bの底部15を弁板5の摺動面5Dと
ほぼ平行に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等に
備えられるピストン・ポンプに係り、特に弁板の摺動面
に吐出ポートの端部から吸入ポートの側へ伸びるノッチ
を有するとともに、弁板の摺動面に摺接するシリンダブ
ロツクの端面のシリンダポートの先端部に、弁板のノッ
チに連通可能な溝部を有するピストン・ポンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のピストン・ポンプとして従来、
実開平5−6161号公報に示されるものがある。この
従来技術は、複数のシリンダを有し、回転自在なシリン
ダブロックと、シリンダのそれぞれに収納され、作動油
の吸入及び吐出をおこなう複数のピストンと、シリンダ
ブロックの端面が摺接され、作動油を吸入する吸入ポー
ト及び作動油を吐出する吐出ポートを有する弁板とを備
え、シリンダブロックの弁板に摺接する上述の端面に、
シリンダのうちの対応するもののそれぞれに連通し、シ
リンダブロックの回転に伴って弁板の吸入ポート及び吐
出ポートのいずれかに選択的に連通可能な複数のシリン
ダポートを有している。
【0003】上述した弁板のシリンダブロックの端面が
摺接する摺動面には、ピストンの下死点付近に相当する
位置に、この弁板に形成されている上述の吐出ポートの
端部から吸入ポートの側へ延びるV形溝すなわちノッチ
が設けられている。また、シリンダブロックの回転方向
のシリンダポートそれぞれの先端部には、上述した弁板
のノッチのそれぞれに連通可能なV形溝すなわちノッチ
が形成されている。
【0004】このように構成される従来技術では、シリ
ンダブロックの回転に伴って、シリンダブロックの端面
に形成されたシリンダポートが弁板の吸入ポートに対向
する位置から吐出ポートに対向する位置に切り換わる動
作時に、弁板の摺動面に形成したノッチと、シリンダブ
ロックの端面のシリンダポートの先端部に形成したノッ
チとが、微少な時間内ではあるが徐々に重なり合うよう
になっている。したがって、弁板の吐出ポートとシリン
ダブロックのシリンダポートとを連通させる開口部分の
面積が徐々に大きくなるように変化し、弁板の吐出ポー
ト内の高圧の作動油がシリンダポートを介してシリンダ
に徐々に流入し、また、上述した高圧の作動油が弁板の
ノッチ及びシリンダポートのノッチの形状に応じて、こ
れらのノッチ内で拡散する。これにより、シリンダ内の
圧力変化が比較的緩やかになり、このような高圧の作動
油の衝撃的な流入時のポンプ騒音、及び振動の発生が抑
制されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5は、上述した従来
技術における問題点を説明する図で、弁板とシリンダブ
ロックの摺動面部分の要部横断面図である。この図5に
おいて、20は固定保持される弁板、20Aは、この弁
板20に形成された吸入ポート、20Bは同じく弁板2
0に形成された吐出ポート、21は、その端面21Aが
弁板20に摺接するシリンダブロック、21Bは、この
シリンダブロック21に形成される図示しないシリンダ
に連通するシリンダポートである。シリンダブロック2
1の端面21Aが摺接する弁板20の摺動面20Cに
は、前述したように、ピストンの下死点付近に相当する
位置に、弁板20に形成されている吐出ポート20Bの
端部から吸入ポート20Aの側へ延びるノッチ20Dが
設けられている。同図5の矢印21Cで示すシリンダブ
ロック21の回転方向のシリンダポート21Bの先端部
にも、上述したように弁板20のノッチ20Dに連通可
能なノッチ21Dが形成されている。
【0006】この従来技術にあっては、弁板20の吐出
ポート20Bの高圧の作動油が弁板20のノッチ20D
を介してシリンダブロック21のノッチ21Dに流入
し、さらにシリンダポート21Bに流入する際、シリン
ダブロック21のノッチ21Dの形状に従って同図5の
矢印22で示すように、弁板20の摺動面20Cに対し
て或る角度をもって高圧の作動油がシリンダポート21
B内に流入する。これにより、弁板20の摺動面20C
の付近に負圧が生じ、この負圧によりキャビテーション
が生じる。つまり、気泡23が発生する。この気泡23
がつぶれる時の衝撃により、弁板20の摺動面20Cあ
るいはシリンダ壁面にエロージョンが発生する懸念があ
る。
【0007】本発明は、上述した従来技術における実状
に鑑みてなされたもので、その目的は、弁板の吐出ポー
トからシリンダブロックのシリンダポートへの高圧の作
動油の流入に際し、弁板の摺動面付近における負圧の発
生を防止することができるピストン・ポンプを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に係る発明は、複数のシリンダを有
し、回転自在なシリンダブロックと、上記シリンダのそ
れぞれに収納され、作動油の吸入及び吐出をおこなう複
数のピストンと、上記シリンダブロックの端面が摺接さ
れ、上記作動油を吸入する吸入ポート及び上記作動油を
吐出する吐出ポートを有する弁板とを備え、上記ピスト
ンの下死点付近の上記弁板の上記シリンダブロックの端
面が摺接する摺動面に、上記吐出ポートの端部から上記
吸入ポートの側へ延びるノッチを備え、上記シリンダブ
ロックの上記弁板に摺接する上記端面に、上記シリンダ
のうちの対応するもののそれぞれに連通し、上記シリン
ダブロックの回転に伴って上記弁板の吸入ポート及び吐
出ポートのいずれかに選択的に連通可能な複数のシリン
ダポートを有するとともに、上記シリンダブロックの回
転方向の上記シリンダポートそれぞれの先端部に、上記
弁板の上記ノッチのそれぞれに連通可能な溝部を有する
ピストン・ポンプにおいて、上記溝部の底部を上記弁板
の上記摺動面とほぼ平行に形成した構成にしてある。
【0009】このように構成した請求項1に係る発明で
は、シリンダブロックの回転に伴って、シリンダブロッ
クの端面に形成されたシリンダポートが弁板の吸入ポー
トに対向する位置から吐出ポートに対向する位置に切り
換わる動作時に、弁板の摺動面に形成したノッチと、シ
リンダブロックのシリンダポートの先端部に形成した溝
部とが、微小な時間内で徐々に重なり合う。このとき、
上述の溝部の底部を弁板の摺動面とほぼ平行に形成して
あるので、溝部に流入した高圧の作動油は溝部の底部と
弁板の摺動面とによって形成される平行隙間から成る領
域を案内される。したがって、弁板の摺動面付近にも、
シリンダポートに流入する高圧の作動油を導くことがで
き、この弁板の摺動面付近における負圧の発生を防止で
きる。これによりキャビテーションの発生、すなわち気
泡の発生を防ぐことができる。
【0010】また、本発明の請求項2に係る発明は、請
求項1に係る発明において、上記溝部の形状を半円弧形
状に形成するとともに、その半円弧形状を形成する端部
部分のそれぞれを上記シリンダポートの内壁に連設させ
た構成にしてある。
【0011】このように構成した本発明の請求項2に係
る発明では、弁板の摺動面に形成したノッチから流出す
る高圧の作動油を、シリンダポートの先端部に形成した
溝部の円弧形状に応じて滑らかにシリンダポート内に案
内することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のピストン・ポンプ
の実施形態を図に基づいて説明する。図1は本発明のピ
ストン・ポンプの一実施形態を示す縦断面図、図2は図
1に示す一実施形態に備えられる弁板を示す正面図、図
3は図1に示す一実施形態に備えられ、図2に示す弁板
に対向して配置されるシリンダブロックの摺動面を示す
図、図4は図1に示す一実施形態に備えられる弁板とシ
リンダブロックの摺動面間の相対的な動作を説明する図
で、(a)は弁板とシリンダブロックの摺動部分の要部
横断面図、(b)は主に弁板部分を示す要部正面図であ
る。
【0013】図1において、1は油圧ショベル等に備え
られるピストン・ポンプの外殻を形成するケーシングを
示している。このケーシング1は軸方向の一端側に閉塞
部2Aを有する筒状のケーシング本体2と、このケーシ
ング本体2の開口端側を閉塞するリアケーシング3とか
ら成っている。ケーシング1内にはその軸方向に回転軸
4を挿通させてあり、この回転軸4は閉塞部2A側とリ
アケーシング3側との間で回転可能に支持させてある。
回転軸4にはシリンダブロック6がスプライン結合さ
れ、このシリンダブロック6は回転軸4と一体的に回転
する。シリンダブロック6には軸心の周りに複数のシリ
ンダ7が形成され、このシリンダ7のそれぞれには、作
動油の吸入及び吐出をおこなうピストン8を収納させて
ある。
【0014】前述したリアケーシング3の内側面には弁
板5を固着させてあり、この弁板5はシリンダブロック
6の端面6Aと摺接する摺動面5Dを有する。また弁板
5には、リアケーシング3に設けた図示しない一対の流
出入通路と常時連通し、図2に示すように眉形状となる
吸入ポート5Aと吐出ポート5Bとを形成してある。ピ
ストン8の下死点側に対応する弁板5の吐出ポート5B
の端部には、吸入ポート5Aの側に延びるノッチ5Cを
形成してある。
【0015】弁板5の摺動面5Dと摺接するシリンダブ
ロック6の端面6Aには、上述したシリンダ7のうちの
対応するもののそれぞれに連通し、シリンダブロック6
の回転に伴って弁板5の吸入ポート5A及び吐出ポート
5Bのいずれかに選択的に連通可能なシリンダポート7
Aを形成してある。
【0016】上述したケーシング1内には、弁板5と対
向する位置に斜板10を設けてある。また、シリンダブ
ロック6と回転軸4との間には、ばね11を配置してあ
る。このばね11のばね力はシリンダブロック6に与え
られ、これによりシリンダブロック6が弁板5に押し付
けられる。また、ばね11のばね力は、ロッド12、ブ
ッシュ13を介してリテーナ14に与えられ、これによ
りピストン8と回動自在に連結されたシュー8Aが斜板
10に押し付けられる。
【0017】そして、シリンダブロック6の図3で示す
回転方向のシリンダポート7Aのそれぞれの先端部に
は、上述の弁板5のノッチ5Cに連通可能な本実施形態
の特徴とする溝部7Bを設けてある。
【0018】この溝部7Bの形状は、図3に示すように
例えば半円弧形状に形成してあり、その半円弧形状を形
成する端部部分のそれぞれをシリンダポート7Aの内壁
に連設させてある。また、端部7Bの底部15は、図4
の(a)に示すように、弁板5の摺動面5Dとほぼ平行
に形成してある。
【0019】このように構成してある本実施形態では、
回転軸4とともにシリンダブロック6が回転すると、ピ
ストン8は斜板10の傾き角度に応じたストロークを往
復動する。また、シリンダブロック6の各シリンダポー
ト7Aは弁板5の吸入ポート5A及び吐出ポート5Bと
順次接続する。これにより、作動油がリアケーシング3
の図示しない流入通路を介して、弁板5の吸入ポート5
Aからシリンダ7内に吸入され、その後シリンダ7内の
作動油は弁板5の吐出ポート5Bを経てリアケーシング
3の図示しない流出通路へ吐出される。
【0020】上述したシリンダブロック6の各シリンダ
ポート7Aが、弁板5の吸入ポート5Aから吐出ポート
5Bに切り換え接続されるときの状態を図4の(a)、
(b)により説明する。
【0021】シリンダポート7Aの先端の端部7Bが吐
出ポート5Bのノッチ5Cの先端と連通したとき、シリ
ンダ7内は低圧状態となっているため、吐出ポート5B
内の高圧の作動油がノッチ5Cを介してシリンダ6内へ
流入し、このシリンダ7内の圧力を上昇させる。この
際、ノッチ5Cを通過する作動油は、弁板5の摺動面5
Dと、シリンダポート7Aの先端の溝部7Bの底部15
とで形成される平行隙間の領域である拡散部を通過す
る。このとき作動油の噴流は、溝部7Bの半円弧形状に
沿うように案内されて滑らかに流入するとともに、シリ
ンダポート7Aの幅一杯に広がり、同図4の(a)の矢
印7Cで示すように弁板5の摺動面5Dに沿うようにし
てシリンダポート7A内に流入する。
【0022】このように構成した本実施形態によれば、
溝部7Bの底部15を弁板5の摺動面5Dとほぼ平行に
形成してあるので、弁板5の吐出ポート5Bからシリン
ダポート7A内に作動油が流入するに際し、噴流の勢い
がノッチ5Cと溝部7Bとによって形成される空間部で
ある拡散部で弱められるとともに、噴流が上述したよう
に弁板5の摺動面5Dに沿うようにしてシリンダ7内に
流入する。このため、弁板5の摺動面5D付近にも作動
油を供給することができ、したがって、この弁板5の摺
動面5D付近における負圧の発生を防止できる。これに
伴い、前述の負圧に起因するキャビテーション、つまり
気泡の発生を防ぐことができ、この気泡がつぶれる時の
衝撃に伴って生じやすいエロージョン、すなわち弁板5
の摺動面5Dあるいはシリンダ7の壁面のエロージョン
の発生を確実に防ぐことができる。
【0023】また、溝部7Bの形状を半円弧形状に形成
するとともに、その半円弧形状を形成する端部部分のそ
れぞれをシリンダポート7の内壁に連設してあるので、
弁板5の摺動面5Dに形成したノッチ5Cから流出する
高圧の作動油を、シリンダポート7の先端部に形成した
溝部7Bの円弧形状に応じて滑らかにシリンダポート7
内に案内することができ、作動油の流入に伴うシリンダ
ポート7Aの内壁の損耗防止に貢献する。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の各請求項に係る
発明によれば、弁板の吐出ポートからシリンダブロック
のシリンダポートへの高圧の作動油の流入に際し、作動
油の噴流の勢いを溝部で拡散させることによって弱める
ことができるとともに、弁板の摺動面付近にも作動油を
供給することができ、これにより弁板の摺動面付近にお
ける負圧の発生を防止でき、この負圧に起因するキャビ
テーション、つまり気泡の発生を防ぐことができ、この
気泡がつぶれる時の衝撃に伴って生じやすいエロージョ
ン、すなわち弁板の摺動面あるいはシリンダの壁面のエ
ロージョンの発生を確実に防ぐことができる。
【0025】また、請求項2に係る発明によれば、弁板
の摺動面に形成したノッチから流出する高圧の作動油
を、シリンダポートの先端部に形成した溝部の半円弧形
状に応じて滑らかにシリンダポート内に案内することが
でき、作動油の流入に伴うシリンダポートの内壁の損耗
防止に貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピストン・ポンプの一実施形態を示す
縦断面図である。
【図2】図1に示す一実施形態に備えられる弁板を示す
正面図である。
【図3】図1に示す一実施形態に備えられ、図2に示す
弁板に対向して配置されるシリンダブロックの摺動面を
示す図である。
【図4】図1に示す一実施形態に備えられる弁板とシリ
ンダブロックの摺動面間の相対的な動作を説明する図
で、(a)は弁板とシリンダブロックの摺動部分の要部
横断面図、(b)は主に弁板部分を示す要部正面図であ
る。
【図5】従来技術における問題点を説明する図で、弁板
とシリンダブロックの摺動面部分の要部横断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 4 回転軸 5 弁板 5A 吸入ポート 5B 吐出ポート 5C ノッチ 5D 摺動面 6 シリンダブロック 6A 端面 7 シリンダ 7A シリンダポート 7B 溝部 8 ピストン 15 底部
フロントページの続き (72)発明者 坂入 哲也 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 3H070 AA01 BB04 CC07 DD08 DD69

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシリンダを有し、回転自在なシリ
    ンダブロックと、上記シリンダのそれぞれに収納され、
    作動油の吸入及び吐出をおこなう複数のピストンと、上
    記シリンダブロックの端面が摺接され、上記作動油を吸
    入する吸入ポート及び上記作動油を吐出する吐出ポート
    を有する弁板とを備え、 上記ピストンの下死点付近の上記弁板の上記シリンダブ
    ロックの端面が摺接する摺動面に、上記吐出ポートの端
    部から上記吸入ポートの側へ延びるノッチを備え、 上記シリンダブロックの上記弁板に摺接する上記端面
    に、上記シリンダのうちの対応するもののそれぞれに連
    通し、上記シリンダブロックの回転に伴って上記弁板の
    吸入ポート及び吐出ポートのいずれかに選択的に連通可
    能な複数のシリンダポートを有するとともに、 上記シリンダブロックの回転方向の上記シリンダポート
    それぞれの先端部に、上記弁板の上記ノッチのそれぞれ
    に連通可能な溝部を有するピストン・ポンプにおいて、 上記溝部の底部を上記弁板の上記摺動面とほぼ平行に形
    成したことを特徴とするピストン・ポンプ。
  2. 【請求項2】 上記溝部の形状を半円弧形状に形成する
    とともに、その半円弧形状を形成する端部部分のそれぞ
    れを上記シリンダポートの内壁に連設させたことを特徴
    とする請求項1記載のピストン・ポンプ。
JP10243426A 1998-08-28 1998-08-28 ピストン・ポンプ Pending JP2000073939A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2004046549A1 (ja) * 2002-11-19 2006-03-16 株式会社ヴァレオサーマルシステムズ 可変容量型圧縮機の制御装置
CN106103990A (zh) * 2014-06-12 2016-11-09 Kyb株式会社 活塞泵及活塞泵的阀板
CN110094316A (zh) * 2018-01-31 2019-08-06 丹佛斯有限公司 液压机

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