JP2000073893A - 多気筒内燃機関におけるスロットルボデーの取付け装置 - Google Patents

多気筒内燃機関におけるスロットルボデーの取付け装置

Info

Publication number
JP2000073893A
JP2000073893A JP24684798A JP24684798A JP2000073893A JP 2000073893 A JP2000073893 A JP 2000073893A JP 24684798 A JP24684798 A JP 24684798A JP 24684798 A JP24684798 A JP 24684798A JP 2000073893 A JP2000073893 A JP 2000073893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle body
intake
inlet pipe
intake manifold
intake air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24684798A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nanba
伸一 難波
Yoshihiro Kimoto
義博 木元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP24684798A priority Critical patent/JP2000073893A/ja
Publication of JP2000073893A publication Critical patent/JP2000073893A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多気筒内燃機関1において、吸気を各気筒に
分配する吸気マニホールド8を合成樹脂製にして、その
吸気入口管9を、スロットル弁を備えたスロットルボデ
ー17における吸気出口のソケット孔18内に差し込み
接続する場合、スロットルボデー17が吸気入口管9に
対して傾くことによるシール性の低下、吸気入口管の破
損を回避する。 【手段】 前記吸気入口管9の外周面に、少なくとも三
箇所の箇所に接当部22,23,24を設け、この各接
当部に前記スロットルボデーにおける吸気出口側の端面
17aを接当して、スロットルボデーの傾きを阻止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多気筒の内燃機関
において、スロットル弁を備えたスロットルボデーを、
前記内燃機関に対する吸気マニホールドに対して取付け
るための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の内燃機関においては、エアクリー
ナからの吸気を各気筒に分配する吸気マニホールドを合
成樹脂製にすることにより、軽量化及び吸気の流れ抵抗
の低減等を図ることが行われており、先行技術としての
特開平9−72256号公報は、吸気マニホールドを合
成樹脂製にした場合において、スロットル弁を備えたス
ロットルボデーを、内燃機関におけるシリンダヘッド又
はシリンダブロックに対してブラケットを介して取付け
る一方、このスロットルボデーにおける吸気出口にソケ
ット孔を設けて、このソケット孔内に、前記吸気マニホ
ールドにおける吸気入口管の先端部を、これにOリング
等のシール用リングを被嵌した状態で差し込むことによ
り、スロットルボデーを集合管に対して着脱自在に接合
すると言う技術を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この先行技術の装置で
は、その組立てに際しては、先づ、吸気マニホールドを
シリンダヘッドに対して、当該吸気マニホールドにおけ
る各ブランチパイプを内燃機関における各気筒への吸気
ポートに接続するように取付け、次いで、この吸気マニ
ホールドにおける吸気入口管に対してスロットルボデー
を差し込み接続したのち、このスロットルボデーを、ブ
ラケットにてシリンダヘッド又はシリンダブロックに対
して取付けると言う方法が採用される。
【0004】この組立てに際して、シリンダヘッド側に
先に取付けた吸気マニホールドにおける吸気入口管に対
してスロットルボデーを差し込み接続したときからこの
スロットルボデーをブラケットにてシリンダヘッド等側
に取付けるまでの間、前記スロットルボデーを手で支え
るようにしなければならず、この手で支えているときに
おいて、可成りの重量を有するスロットルボデーがこれ
に差し込まれた吸気入口管に対して傾くことになるか
ら、シール用リングを損傷するとか、シール用リングが
均一に密接できない事態が発生して、シール性が低下す
ることが多発するばかりか、極端な場合には、吸気マニ
ホールドにおける吸気入口管を変形することが発生する
のであった。
【0005】本発明は、この問題を解消した取付け装置
を提供することを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「シリンダヘッドに取付く吸気マニホ
ールドを合成樹脂製にし、この吸気マニホールドにおけ
る吸気入口管の先端部を、これにシール用リングを被嵌
した状態で、スロットル弁を備えたスロットルボデーに
おける吸気出口に設けたソケット孔内に着脱自在に差し
込み接続して成るものにおいて、前記吸気マニホールド
における吸気入口管の外周面に、前記スロットルボデー
における吸気出口側の端面に対する接当部を、円周方向
に沿って三箇所以上の複数箇所に一体的に設け、更に、
この各接当部のうち少なくとも一つの接当部に対して、
前記スロットルボデーをボルト締結する。」と言う構成
にした。
【0007】
【発明の作用・効果】この構成において、吸気マニホー
ルドをシリンダヘッドに取付ける。次いで、この吸気マ
ニホールドにおける吸気入口管に対して、スロットルボ
デーを差し込み接続すると、このスロットルボデーにお
ける吸気出口側の端面が、前記吸気入口管の外周面に一
体的に設けた各接当部に接当するから、この状態で、ス
ロットルボデーを前記各接当部のうち少なくとも一つの
接当部に対してボルト締結することにより、スロットル
ボデーを、吸気マニホールドにおける吸気入口管に対し
て、前後左右いずれの方向にも傾くことなく正しい姿勢
で接合することができるのである。
【0008】従って、本発明によると、スロットルボデ
ーをブラケットを介して内燃機関側に取付けまでの間に
おいて、スロットルボデーと吸気マニホールドにおける
吸気入口管との間におけるシール性が低下すること、及
び前記吸気入口管が破損することを確実に回避できて、
その組立て作業性を大幅に向上できる効果を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図4の図面について説明する。この図において符号
1は、四つの気筒A1,A2,A3,A4をクランク軸
の軸線方向1aに沿って直列に並べた四気筒内燃機関を
示す、この内燃機関1におけるシリンダヘッド2の長手
側面3には、前記各気筒A1,A2,A3,A4への吸
気ポート4,5,6,7が開口している。
【0010】符号8は、前記内燃機関1に対する吸気マ
ニホールドを示し、この吸気マニホールド8は、上面に
上向きに突出する吸気入口管9を備えたサージタンク1
0と、長い長さの四本のブランチパイプ11,12,1
3,14と、この各ブランチパイプ11,12,13,
14の一端を前記内燃機関1のシリンダヘッド2におけ
る長手側面3に接合する共通フランジ15とから成り、
これらサージタンク10、各ブランチパイプ11,1
2,13,14、及び共通フランジ15は、いずれも硬
質の合成樹脂製である。
【0011】前記共通フランジ15と、前記サージタン
ク10とを互いに近接した部位に配設して、この両者
を、共通フランジ15がサージタンク10における一つ
の外側面と略平行に延びるように一体的に結合し、この
共通フランジ15を、前記シリンダヘッド2における長
手側面3に対して、各ブランチパイプ11,12,1
3,14を前記各気筒A1,A2,A3,A4への吸気
ポート4,5,6,7に連通するように複数本のボルト
による締結にて接合されている。
【0012】前記吸気マニホールド8におけるサージタ
ンク10を、平面視である図1に示すように、各気筒A
1,A2,A3,A4のうち中央に位置する第2気筒A
2と第3気筒A3との間の部位に配設して、このサージ
タンク10の上面における吸気入口管9の上端に、スロ
ットル弁を備えたスロットルボデー17を着脱自在に接
続されている。
【0013】すなわち、スロットルボデー17における
吸気出口にソケット孔18を設けて、このソケット孔1
8内に、前記吸気入口管9の先端部9aを、これにOリ
ング等のシール用リング19を被嵌したのち差し込むこ
とにより着脱自在に接続されている。また、前記スロッ
トルボデー17は、前記シリンダヘッド2又はシリンダ
ブロックに対してボルト16にて固着されたブラケット
20に対して、ボルト21の締結にて着脱可能に取付け
られている。
【0014】そして、吸気マニホールド8における吸気
入口管9の外側面には、円周方向に沿った三箇所に接当
部22,23,24を一体的に設けて、この各接当部2
2,23,24の上面に、前記スロットルボデー17に
おける吸気出口側の端面17aが接当するように構成す
る一方、前記各接当部22,23,24のうち少なくと
も一つの接当部22を大きくして、この大きい接当部2
2に対して、前記スロットルボデー17をボルト25に
て着脱可能に締結するように構成する。
【0015】なお、前記各ブランチパイプ11,12,
13,14を、互いに略同じ長さに揃えて、クランク軸
の軸線方向1aから見た側面図である図2に示すよう
に、シリンダヘッド2の長手側面3に取付く共通フラン
ジ15から前記サージタンク10の上側を通って横向き
に延ばしたのち前記サージタンク10の外側で下向きに
湾曲し更に前記サージタンク10の下側で上向きに湾曲
して、前記サージタンク10の下面に対して接続するよ
うに構成されている。
【0016】この構成において、吸気マニホールド8を
シリンダヘッド2に対して、各ブランチパイプ11,1
2,13,14が各気筒A1,A2,A3,A4への吸
気ポート4,5,6,7に連通するように複数本のボル
ト16による締結にて取付ける。次いで、この吸気マニ
ホールド8における吸気入口管9に対して、スロットル
ボデー17を差し込み接続する。
【0017】すると、このスロットルボデー17におけ
る吸気出口側の端面17aが、前記吸気入口管9の外周
面に一体的に設けた各接当部22,23,24に接当す
るから、この状態で、スロットルボデー17を前記各接
当部22,23,24のうち少なくとも一つの接当部2
2に対してボルト25にて締結することにより、スロッ
トルボデー17を、吸気マニホールド8における吸気入
口管9に対して、前後左右いずれの方向にも傾くことな
く正しい姿勢で接合することができる。
【0018】そして、以後は、このスロットルボデー1
7を、シリンダヘッド2側に固着されているブラケット
20に対してボルト21の締結にて取付けることによ
り、組立てを完了するのである。なお、前記実施の形態
において、各接当部22,23,24のうちスロットル
ボデー17がボルト25にて締結される接当部22を、
シリンダヘッド2と反対側に配設することにより、前記
ボルト25による締結を容易に行うことができ、また、
前記接当部は、図示のように、三箇所に設けることに限
らず、三箇所以上の複数箇所に設けるように構成しても
良いことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】図1のII−II視側面図である。
【図3】図1のIII −III 視要部拡大断面図である。
【図4】図3のIV−IV視断面図である。
【符号の説明】
1 内燃機関 A1,A2,A3,A4 気筒 2 シリンダヘッド 3 シリンダヘッドの長手
側面 4,5,6,7 吸気ポート 8 吸気マニホールド 9 吸気入口管 10 サージタンク 11,12,13,14 ブランチパイプ 15 共通フランジ 17 スロットルボデー 17a スロットルボデーの吸
気出口側端面 18 ソケット孔 19 シール用リング 20 ブラケット 22,23,24 接当部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダヘッドに取付く吸気マニホールド
    を合成樹脂製にし、この吸気マニホールドにおける吸気
    入口管の先端部を、これにシール用リングを被嵌した状
    態で、スロットル弁を備えたスロットルボデーにおける
    吸気出口に設けたソケット孔内に着脱自在に差し込み接
    続して成るものにおいて、 前記吸気マニホールドにおける吸気入口管の外周面に、
    前記スロットルボデーにおける吸気出口側の端面に対す
    る接当部を、円周方向に沿って三箇所以上の複数箇所に
    一体的に設け、更に、この各接当部のうち少なくとも一
    つの接当部に対して、前記スロットルボデーをボルト締
    結したことを特徴とする多気筒内燃機関におけるスロッ
    トルボデーの取付け装置。
JP24684798A 1998-09-01 1998-09-01 多気筒内燃機関におけるスロットルボデーの取付け装置 Pending JP2000073893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24684798A JP2000073893A (ja) 1998-09-01 1998-09-01 多気筒内燃機関におけるスロットルボデーの取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24684798A JP2000073893A (ja) 1998-09-01 1998-09-01 多気筒内燃機関におけるスロットルボデーの取付け装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000073893A true JP2000073893A (ja) 2000-03-07

Family

ID=17154606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24684798A Pending JP2000073893A (ja) 1998-09-01 1998-09-01 多気筒内燃機関におけるスロットルボデーの取付け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000073893A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233907A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Aisin Seiki Co Ltd 吸気制御装置
DE10360937B4 (de) * 2003-08-08 2007-02-08 Hyundai Motor Company Befestigungsstruktur eines Einlassverteilers
CN102635471A (zh) * 2012-04-26 2012-08-15 奇瑞汽车股份有限公司 一种进气歧管
CN103850831A (zh) * 2012-11-30 2014-06-11 江苏东方汽车装饰件总厂 汽车进气歧管

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10360937B4 (de) * 2003-08-08 2007-02-08 Hyundai Motor Company Befestigungsstruktur eines Einlassverteilers
JP2006233907A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Aisin Seiki Co Ltd 吸気制御装置
JP4539369B2 (ja) * 2005-02-25 2010-09-08 アイシン精機株式会社 吸気制御装置
CN102635471A (zh) * 2012-04-26 2012-08-15 奇瑞汽车股份有限公司 一种进气歧管
CN103850831A (zh) * 2012-11-30 2014-06-11 江苏东方汽车装饰件总厂 汽车进气歧管

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7765986B2 (en) Injector mounting structure of V-type internal combustion engine
JP3428778B2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JPH09303225A (ja) インテークマニホールドの支持構造
JP2000073893A (ja) 多気筒内燃機関におけるスロットルボデーの取付け装置
JP2001140713A (ja) 多気筒内燃機関における吸気装置
JPH09317579A (ja) 内燃機関の吸気装置
JP3566097B2 (ja) 内燃機関におけるスロットルボデーの取付け装置
JPH029177B2 (ja)
JPH0426644Y2 (ja)
JP4206781B2 (ja) 排気過給機付エンジンの排気マニホールド部構造
JPH11247727A (ja) 内燃機関のブローバイガス等を吸気系に導入する装置
JP3341585B2 (ja) 内燃機関の排気マニホルド取付構造
JPH08100723A (ja) エンジンの吸気管取付構造
JP4030065B2 (ja) 燃料噴射式エンジン
JP3177499B2 (ja) 多気筒内燃機関における慣性過給式吸気マニホールドの構造
JP3177501B2 (ja) 多気筒内燃機関における慣性過給式吸気マニホールドの構造
JP2905819B2 (ja) エンジンの吸気構造
JPH0634163U (ja) 内燃機関における慣性過給式吸気装置
JPH0421726U (ja)
JP3618555B2 (ja) 慣性過給式吸気マニホールドにおけるブランチパイプの接合方法
JPH045721Y2 (ja)
JPH11247728A (ja) 多気筒内燃機関における慣性過給式吸気マニホールドの構造
JPS6124669Y2 (ja)
JPH041298Y2 (ja)
JPH03121250A (ja) 多気筒内燃機関用混合気供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040427