JP2000073397A - ミキシングタンクの攪拌装置 - Google Patents

ミキシングタンクの攪拌装置

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JP2000073397A
JP2000073397A JP10242218A JP24221898A JP2000073397A JP 2000073397 A JP2000073397 A JP 2000073397A JP 10242218 A JP10242218 A JP 10242218A JP 24221898 A JP24221898 A JP 24221898A JP 2000073397 A JP2000073397 A JP 2000073397A
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plate
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Kazunori Masutani
和伯 桝谷
Shunichi Nagae
俊一 長江
Nobuyoshi Asai
信義 浅井
Ryuji Takada
龍二 高田
Toshikazu Murai
俊和 村井
Yoshihiro Hoshino
吉弘 星野
Shinya Okumura
信也 奥村
Fumiki Nakagiri
史樹 中桐
Tetsushirou Miura
哲志郎 三浦
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Makino Corp
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Makino Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミキシングタンク内で土砂と水と固化材とを
混合するに当って、ミキシングタンク内全体を極めて効
率的かつ均等に攪拌でき、しかもミキシングタンク内に
大きな岩石等が入り込んでも、ミキシングタンク内の全
体を均一かつ効率的に攪拌でき、攪拌翼のロック等の発
生を確実に防止できるようする。 【解決手段】 ミキシングタンク10内で土砂と水及び
固化剤とを攪拌・混合して流動化処理土を生成するため
の攪拌装置20は回転駆動手段23で回転駆動される回
転軸21に攪拌翼22を取り付けたものであり、その主
攪拌板24の下側に連結した補助攪拌板25aに回転障
害物排除部材としての水平板30を連結して、この水平
板30で岩石等の回転に対する障害物が攪拌翼22と衝
突しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば掘削により
発生した土砂を固化した上で埋め戻す流動化処理等のた
めに用いられるミキシングタンクの内部を攪拌するミキ
シングタンクの攪拌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】都市ガス配管や下水管等を道路下に敷設
するに当っては、まずアスファルト等の舗装の層を剥し
て、所定の深さまで掘削することにより配管の埋設スペ
ースを確保し、このスペースに配管を設置する。そし
て、土砂を埋め戻した後に締め固めを行い、さらにその
上に再度舗装を行うようにする。ここで、配管が敷設さ
れる地層等によっては、掘削により発生した土を埋め戻
し用として用いることができないものもある。このよう
に、掘削による発生土がそのまま埋め戻し用として使用
できないものである場合には、その土砂を作業現場から
搬出して廃棄し、これに代えて良質な埋め戻し用の土を
新たに搬入して、掘削箇所の埋め戻しを行うようにして
いた。しかしながら、近年においては、発生土を廃棄す
る場所が不足する傾向にあり、またたとえ廃棄や処理が
可能な場所なり施設なりが存在するにしても、作業現場
から著しく離れた遠隔地である場合が多く、従ってこの
ような遠隔地まで運搬しなければならないことから費用
も手間もかかることから、その廃棄や処理が面倒になる
と共に、ダンプ公害等の問題があり、また良質な埋め戻
し土の入手は必ずしも手近で困難なこともあり、やはり
遠隔地からの搬入が必要となる等といった問題点があ
る。
【0003】以上の点を考慮して、近年、掘削による発
生土の土質の改良を行って、埋め戻しに適した土に変え
る、所謂流動化埋め戻し工法が開発され、実用化される
ようになってきている。この流動化埋め戻し工法は、発
生土に水及び固化剤を、適切な配合割合で混合して撹拌
することにより流動化処理して均一に混合したスラリー
状態の埋め戻し用の素材に変えるようになし、このよう
に流動化処理された土を掘削箇所に埋め戻すようにする
ものである。この流動化埋め戻し工法は、掘削により発
生した土が、例えば関東ローム層や汚泥等のように質の
悪い土でも埋め戻し用として利用できるようになり、ま
た埋め戻し材は流動状態にあり、埋設物の周囲への回り
込みが円滑になることから、埋設物輻輳による埋め戻し
不良の発生を防止でき、また締め固めの必要がなくなる
ので、作業の迅速化や騒音・振動の発生が抑制される等
の利点がある。ここで、固化剤としては、セメント,セ
メント系固化剤,石灰,石灰系固化剤,セメント石灰複
合系固化剤が主に用いられ、また流動性や固化時間等を
調整するために、その他の添加剤や混合材が適宜添加さ
れる。水は、水道水や工業用水は当然用いることができ
るが、河川水や雨水等であっても良い。
【0004】流動化処理は、土砂に水及び固化材とを混
合してスラリーを生成するのであるが、その品質向上を
図るには、これら土砂,水及び固化材は均一に混合しな
ければならない。このために、攪拌装置を備えたミキシ
ングタンクを用いて流動化処理を行うのが一般的であ
る。そして、ミキシングタンク内に水を所定量充填した
上で、土砂を投入して攪拌装置で攪拌することにより泥
水の状態となし、さらにこの泥水に固化材を混合させる
ことによって、均一に攪拌された粘度の高いスラリーか
らなる流動化処理土が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、土砂は掘削
による発生土であり、この発生土には土砂だけでなく、
様々な形状の岩石等が含まれている場合がある。埋め戻
された状態では、岩石が含まれていても格別問題とはな
らない。ただし、流動化処理に当っては、例えば粒径が
数cm以下の砂利や礫のようなものはともかく、大きな
岩石等の混入は流動化処理を困難なものとする。特に、
大きな岩石がミキシングタンク内に投入されると、攪拌
装置の作動を阻害する障害物となり、甚だしい場合には
この招待物で攪拌装置の作動がロックすることになる。
従って、ミキシングタンク内に土砂を投入する前の段
階、または土砂の投入時に、大きな岩石等は予め排除す
るようにしなければならない。
【0006】掘削土を予め篩い分けした上でミキシング
タンクに投入するのが望ましいが、この篩い分けには多
大の労力と時間とが必要であり、特に交通量の激しい道
路工事現場等では掘削土の篩い分け工程を付加するのは
望ましいことではない。このために、ミキシングタンク
に篩いを設置して、土砂の投入時に大きな岩石等がミキ
シングタンク内に入り込むのを防止する構成とするのが
一般的である。しかしながら、篩い分け機能を向上させ
るために篩いの目を細かくすると、土砂を分離するのに
長い時間がかかるので、目の粗い簀の子の程度のものし
か用いることができない。このために、ある程度大きな
岩石等がミキシングタンクに入り込むのを防止できな
い。その結果、攪拌装置における攪拌翼とタンク底面と
の間に岩石等がかみ込むおそれが生じることになる。そ
こで、岩石等のかみ込みを避けるために、攪拌翼をタン
ク底面から離間させると、ミキシングタンクの底部近傍
の攪拌が不能になり、その全体を均一に攪拌できなくな
るという問題点がある。
【0007】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、ミキシングタンク内
に大きな岩石等が入り込んでも、ミキシングタンク内の
全体を均一かつ効率的に攪拌でき、攪拌翼が岩石等の障
害物でロック等の発生を確実に防止できるようにするこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、土砂と水と固化剤とが投入されるミ
キシングタンク内に装着され、このミキシングタンク内
を攪拌することにより土砂と水及び固化材を混合するた
めの装置であって、鉛直状態に配置した回転軸に水平方
向に主攪拌板を延在させると共に、この主攪拌板に複数
の補助攪拌板を少なくとも下方に延在させて設けた攪拌
翼を有し、これら下方に向けて延在させた補助攪拌板の
下部には、少なくとも主攪拌板より回転方向の前方に突
出し、かつ前記ミキシングタンクの底面に対して概略水
平な面を備えた回転障害物排除部材を連結して設ける構
成としたことをその特徴とするものである。
【0009】ここで、主攪拌板は水平面に対して所定角
度傾斜した状態で回転軸に連結し、また補助攪拌板は主
攪拌板の回転方向に対して所定角度をもって斜めに連結
し、かつ補助攪拌板は主攪拌板に対して回転方向に対し
て所定角度斜めに取り付けるようにすれば、ミキシング
タンク内の攪拌をより効率的に行うことができる。ここ
で、主攪拌板の数は少なくとも2枚とするが、回転軸に
等しいピッチ間隔となるように取り付けられておれば、
例えば120°毎に3枚、90°毎の4枚構成等とする
こともできる。また、主攪拌板に連結した補助攪拌板の
数も2枚以上であれば良く、特に主攪拌板の先端側に取
り付けられる補助攪拌板はある程度ミキシングタンクの
周胴部の内面に近接した位置とするのが望ましい。そし
て、このように構成した場合には、上下の補助攪拌板の
うちの下部側の補助攪拌板に回転障害物排除部材を連結
する構成とする。回転障害物排除部材は主攪拌板の下部
位置において、補助攪拌板に固着して設けられ、板面を
水平に配置するようにして各補助攪拌板の下端部に固着
したり、補助攪拌板に連結して設けた支持部材に上下方
向に所定角度回動可能に設けた障害物排除部を備え、こ
の障害物排除部にはミキシングタンクの底面に摺接する
摺接面を備える構成とすることができる。そして、障害
物排除部は、一対の挾持板間に着脱可能に挾持された弾
性板から構成し、この弾性板にミキシングタンクの底面
と摺接する摺接面を備える構成とするのがさらに望まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の一形態について説明する。まず、図1に流動化処理
方式の概略構成を示す。図中において、1はミキシング
タンク、2は攪拌装置である。まず、図1の(a)に示
したように、予め水Wをミキシングタンク1に供給して
おき、この状態で、図1(b)に示したように、発生土
Gをミキシングタンク1に投入する。そして、この発生
土Gの投入作業を開始すると共に、攪拌装置2の作動を
開始して、水Wと発生土Gとを撹拌・混合させる。この
ように、発生土Gの投入と攪拌装置2による撹拌とを同
時に平行して行うことにより、円滑に水Wと発生土Gと
を混合させることができる。
【0011】水Wに発生土Gを加えながら、攪拌装置2
によりミキシングタンク1の内容物を撹拌することによ
って、発生土Gと水Wとを均一に混合させて泥水状態に
する。このように、発生土Gの水分調整が行われた上
で、攪拌装置2による撹拌を継続しながら、図1の
(c)に示したように、固化材Hを定量だけ投入して、
この固化材Hを泥水Sに均一に混合し、攪拌装置2によ
り内容物を攪拌して全体が完全に均一な状態にすること
により流動化処理土が得られる。この流動化処理土は発
生土Gと水W及び固化材Hとの混合比率にもよるが、あ
る程度の流動状態を保った未固化状態のスラリーからな
る流動物である。このように流動化処理を行うことによ
って、埋め戻しに適さない例えば関東ローム層等の土を
有効な埋め戻し材に変換することができ、掘削による発
生土で掘削箇所の埋め戻しを行うことができる。しか
も、この埋め戻し材には固化材Hが混合されているか
ら、埋め戻した直後はなお流動性を保つことから、埋設
物の周囲への回り込みが良好になり、また1〜24時間
程度で固化することから、締め固めも必要としない。さ
らに、固化剤の混合比率により固化後の強度の調整を行
えるから、埋め戻した場所を再度掘削することも可能に
なる。ここで、発生土Gと水W及び固化材Hの混合比率
は、発生土Gの性質や含水量等に応じて変化することか
ら、実際の流動化処理を行う前に実験等により予め求め
ておくのが好ましい。
【0012】以上のようにして掘削による発生土が流動
化処理されるが、このミキシングタンク内を攪拌する攪
拌装置の具体的な構成としては、例えば、図2乃至図6
に示したように構成される。
【0013】而して、図2及び図3において、10はミ
キシングタンクを示し、このミキシングタンク10は、
底面10aと、周胴部10bとからなる有底円筒状の部
材から構成され、このミキシングタンク10の上部には
張り出し部11を備えている。張り出し部11上には土
砂投入部12が設けられており、この土砂投入部12に
は目の粗い簀の子12aが着脱可能に取り付けられてい
る。従って、掘削による発生土に大きな岩石や金属等の
塊状物が混入している場合に、この簀の子12aにより
土砂から分離して、土砂のみをミキシングタンク10内
に収容させるためのものである。従って、必要に応じ
て、塊状物の分離を促進するために、簀の子12aを振
動させるようにすることもできる。
【0014】そして、ミキシングタンク10の上部は、
土砂投入部12と、後述する攪拌装置20の装着部を除
いて、蓋体13で覆われており、この蓋体13には蛇口
部材14が装着されており、この蛇口部材14に給水ホ
ースを接続することによって、ミキシングタンク10内
に注水を行うことができるようになっている。また、蓋
体13には開閉扉13aが設けられており、この開閉扉
13aを開くことによって、固化材を投入できるように
なっている。ここで、固化材は通常容袋内に収容されて
おり、クレーン等でこの容袋を吊下してミキシングタン
ク10上で下部を切り裂くようにしたり、また容袋を反
転台に載置して、この反転台を水平状態から反転させる
ようにする等により投入することができる。
【0015】次に、20は攪拌装置であって、この攪拌
装置20はミキシングタンク10の内容物を攪拌するた
めに、このミキシングタンク10内に装着されている。
この攪拌装置20は、回転軸21と、この回転軸21の
下端部にその軸線と直交する方向に延在させた複数の撹
拌翼22と、回転軸21を回転駆動するために減速機付
きの油圧モータ等からなる回転駆動手段23とを備える
構成となっている。撹拌翼22は回転軸21に連結した
所定の幅を有する長尺の主攪拌板24を有し、この主攪
拌板24は回転軸21の下端部に設けた取付部21aに
斜めに取り付けられている。また、この主攪拌板24の
水平方向への延在部の途中位置には、所定の間隔を置い
て、複数の補助攪拌板25が上下方向に突設されてお
り、各補助攪拌板25は主攪拌板24に回転方向に対し
て左右方向に対して斜めに取り付けられている。なお、
以下の説明においては、補助攪拌板を総称する場合には
符号25を用い、下方に延在した補助攪拌板を言う場合
には符号25aを用いる。
【0016】ところで、ミキシングタンク10は防振支
持部材15を備えた基台16に支持され、基台16とミ
キシングタンク10との間にはロードセル等の荷重セン
サ17が装着されている。これによって、少なくともミ
キシングタンク10への水の供給量及び土砂の投入量を
計量できるようにしている。従って、ミキシングタンク
10の軽量化を図り、かつ振動等の伝達を極力抑制する
ようにするために、攪拌装置20はミキシングタンク1
0に取り付けられるのではなく、ミキシングタンク10
を跨ぐようにして門形の支持部材26に装着されてい
る。
【0017】支持部材26におけるミキシングタンク1
0の上部を跨ぐ部位に攪拌装置保持部27が設けられて
おり、回転駆動手段23及びこの回転駆動手段23に連
結した回転軸21は、この攪拌装置保持部27に取り付
けられる。攪拌装置保持部27は、図3から明らかなよ
うに、上下2段の板体27a,27bを有し、上段の板
体27aには回転駆動手段23が固定して設けられ、ま
た下段の板体27bには軸受28が装着されている。そ
して、回転軸21はこの軸受28を貫通して上方に延在
されて、カップリング29により回転駆動手段23の出
力軸23aと連結されている。従って、回転軸21は攪
拌装置保持部27から垂設された状態となって、ミキシ
ングタンク10内に挿入されている。
【0018】而して、攪拌装置20はミキシングタンク
10の内容物である土砂と水及び固化材とを均一に混合
するためのものであり、土砂は自然状態では底面10a
上に沈殿することから、ミキシングタンク10の底部側
を十分に攪拌しなければならない。このために、攪拌装
置保持部27に連結した回転軸21はミキシングタンク
10内における底部近傍まで延在されており、攪拌翼2
2は底部近傍で回転することになる。このために、ミキ
シングタンク10の底部近傍で回転する攪拌翼22では
旋回流を形成すると共に、上下方向の流れを所持させ
て、ミキシングタンク10の全体を攪拌する。
【0019】図4及び図5に示したように、回転軸21
はミキシングタンク10の水平面上でほぼ中心位置に配
置されており、この回転軸21から水平方向に延在させ
た2組の攪拌翼22を構成する2枚の主攪拌板24は、
その先端がミキシングタンク10の周胴部10bの内面
近傍にまで延在されており、この主攪拌板24が回転す
ると、ミキシングタンク10のほぼ全体にわたる旋回流
を形成することができる。また、主攪拌板24は水平面
において傾斜しており、その傾斜方向は、この主攪拌板
24の回転方向の後方側に向けて斜め上方に立ち上がる
方向となっているから、主攪拌板24の回転によって、
上昇する方向の流れも生じる。
【0020】また、主攪拌板24には上下にそれぞれ2
枚の補助攪拌板25が取り付けられているが、これら補
助攪拌板25はミキシングタンク10内に外向きの流れ
を形成する機能を発揮する。このために、補助攪拌板2
5はその回転方向の後方側が外向きとなるように傾斜し
た状態に取り付けられている。このように、補助攪拌板
25により外向きの流れが形成されると、ミキシングタ
ンク10の周胴部10bに沿って上昇する流れに変換さ
れる結果、攪拌翼22の回転中心近傍で下降する流れが
生じることになり、ミキシングタンク10の全体で対流
が発生する。
【0021】以上のように、図6に示したように、回転
軸21を矢印方向に回転させると、主攪拌板24と補助
攪拌板25との作用によって、主攪拌板24の作用によ
る旋回流Rと、補助攪拌板25の作用により、またこれ
に加えて主攪拌板24を傾斜させたことにより生じる上
下方向の流れである対流Cとによって、ミキシングタン
ク10内全体が均一に攪拌されることになる。
【0022】土砂は比重が大きいために、ミキシングタ
ンク10の底面10aに土砂が滞留しようとする。従っ
て、ミキシングタンク10内において、その底面10a
近傍の部位の攪拌をより効率的に行う必要があることか
ら、補助攪拌板25は底面10aに極めて近い位置にま
で延在される。一方、ミキシングタンク10内には岩石
等が入り込む可能性があり、礫や砂利程度の小さいもの
であれば、補助攪拌板25と底面10aとの間の隙間を
通過するか、またはその間にかみ込んだとしても、補助
攪拌板25の回転により砕かれることになる。しかしな
がら、ある程度の大きさの岩石等の固形物が存在してい
ると、補助攪拌板25が回転方向に向けて真直ぐな状態
に取り付けられておればともかく、外向きの流れを形成
するために斜めに傾斜していることから、岩石が補助攪
拌板25と底面10aとの間にかみ込む可能性があり、
その結果攪拌翼22の回転に対する大きな抵抗となり、
甚だしい場合には攪拌翼22がロックしてしまうことも
ある。
【0023】以上のような不都合を取り除くために、上
下方向に向けて設けた補助攪拌板25のうち、下方に向
けて延在させた補助攪拌板25aの下端部に回転障害物
排除部材として水平板30が溶接等の手段で連結・固着
して設けられている。水平板30は所定の厚みを有する
長尺の平板状の部材からなり、補助攪拌板25aに取り
付けた状態において、ミキシングタンク10の底面10
aに対して接触はしないが、僅かな隙間δをもって対面
するようになっている。ここで、隙間δは水平板30が
ミキシングタンク10の底面10aに接触しないように
して装着するに当って、やむを得なく生じる最小限の隙
間であるが、礫のような粒径のごく小さなものを通過で
きる程度の隙間とするのがより望ましい。しかも、図5
から明らかなように、この水平板30の端面30aは攪
拌翼22の回転方向における前方に所定の長さFだけ突
出している。なお、水平板30を固着した撹拌翼22
は、その主攪拌板24の基端部が回転軸21の取付部2
1aにボルト31により着脱可能に固定されている。
【0024】さらに、以上のようにミキシングタンク1
0内で生成されたスラリーである流動化処理土は最終的
に所定の箇所に埋め戻すようにするが、このために、ミ
キシングタンク10の下部位置に開閉弁を備えた排出部
32を設けるようにする。従って、この排出部32にホ
ース等が接続することによって、生成されたスラリーを
直接掘削箇所に埋め戻したり、またはタンクローリ等の
運搬手段に供給できるようになる。なお、図2におい
て、33はミキシングタンク10に設けた点検孔を開閉
する扉である。
【0025】以上のように構成することによって、ミキ
シングタンク10に所定量の水を供給し、次いで土砂を
水に見合った量だけ投入しながら、攪拌装置20により
攪拌させ、さらに攪拌を継続しながら、固化材を添加す
ることによって、土砂の流動化処理による土質改良を行
うことができる。
【0026】まず、給水は蛇口部材14に給水ホースを
接続することにより行う。給水源としては、水道や貯水
タンク、さらには貯水池,河川や湖水等であっても良
い。給水量はミキシングタンク10の下部に設けた荷重
センサ17により検出する。そして、所定量の水が供給
された時に給水を停止し、土砂の投入を開始すると共
に、攪拌装置20を作動させる。
【0027】土砂の投入はベルトコンベアを用いて行っ
たり、また油圧ショベルの掘削手段等を用いて行うこと
もできる。土砂の投入が開始されると、攪拌装置20の
作動を開始する。即ち、回転駆動手段23により回転軸
21を軸回りに回転させることによって、この回転軸2
1に連結して設けた撹拌翼22を回転させる。なお、土
砂の投入開始当時はミキシングタンク10の内部は殆ど
水だけであるから、飛散防止を図るために、回転軸21
を低速回転状態で作動させるのが好ましい。
【0028】土砂の投入を継続すると、ミキシングタン
ク10内の粘度が高くなるから、ある程度まで土砂が投
入されると、回転軸21の回転速度を上昇させることに
より攪拌効率を高めるようにする。これによって、土砂
が水に均一に混合されて、泥水状態になる。この土砂の
投入量も荷重センサ17により検出して、その投入量が
設定値に達すると、土砂の供給を停止し、次いで固化剤
をミキシングタンク10内に投入して、この泥水に固化
剤を添加し、さらに撹拌翼22の回転を継続することに
より、投入された固化剤が泥水化された土砂と水との混
合物に均一に分散させることができ、これによって高粘
度なスラリーからなる流動化処理土が得られる。ここ
で、固化材は予め計量しておくことによって、水と土砂
と固化材との混合比を一定にすることができる。なお、
土砂の量をミキシングタンク10内に投入することによ
り検出しているが、予め計量した量の土砂を投入する場
合には、土砂と固化材とを同時に投入することもでき
る。
【0029】ここで、撹拌翼22における主攪拌板24
の作用により、ミキシングタンク10内では全体として
旋回方向の流れが形成されるが、補助攪拌板25の作用
と、主攪拌板24の傾きによる作用とにより対流、つま
りミキシングタンク10の外周側が上昇する流れとな
り、中心部側が下降する流れとなるので、ミキシングタ
ンク10内の全体が均一に攪拌される。また、補助攪拌
板25aに連結した水平板30も回転することから、こ
の水平板30も当然攪拌に寄与することになる。そし
て、水平板30はミキシングタンク10の底面10aに
極めて近接しているから、最底部にも強力な攪拌力が及
ぶことになり、全体としてミキシングタンク10の攪拌
効率が非常に高くなる。
【0030】しかも、例えば比較的大きな岩石等の回転
に対する障害物がミキシングタンク10内に入り込んで
いても、主攪拌板24及び補助攪拌板25がこの岩石等
と衝突する前に、それらより回転方向の前方に延在され
ている水平板30と衝突することになる。水平板30の
厚み、つまり高さ方向の寸法は比較的短いものであり、
しかもその下面とミキシングタンク10の底面との間に
は最小限の隙間δしか形成されていないことから、岩石
等は水平板30に押動されるか、または水平板30を乗
り越えることになるので、攪拌翼22に対する大きな障
害となることはない。一方、隙間δに相当する大きさの
礫等は水平板30とミキシングタンク10の底面10a
との間を通過し、また多少大きな砂利等は水平板30の
回転力で容易に破砕されるこの結果、回転軸21に対す
る負荷としては、岩石等を押動する分だけ多少は増大す
るが、攪拌翼22の回転にさほど影響はない。しかも、
水平板30は、その端面が岩石等と衝突することになる
ので、水平板30のこの衝突方向における強度は極めて
高いものであるから、水平板30は衝突時の反力で変形
したり、損傷したりする等のおそれはない。なお、岩石
等が円滑に水平板30を乗り越えるようにするには、水
平板30の端面における上部側に丸みを形成すれば良
い。また、水平板30をミキシングタンク10の底面1
0aに対して非接触状態に保つようにしているので、こ
の水平板30の摩耗が抑制され、その長寿命化が図られ
る。なお、水平板30が損傷したり、また攪拌翼22が
損傷したりすると、回転軸21の取付部21aに止着さ
れているボルト31を脱着することによって、容易に交
換できる。
【0031】以上のようにして生成された流動化処理土
は、埋め戻した後には、水や固化剤の混合割合や天候等
の関係で時間のずれはあるものの、約1時間から1日程
度で流動化処理土が固化することになる。従って、十分
固化した後に、その上に舗装する等により、道路を修復
できる。しかも、流動化処理して改良した土が埋め戻さ
れているから、埋設物の周囲に円滑に回り込んで、空隙
等が生じることがなくなる結果、締め固めを行わなくて
も路面沈下等のおそれはない。勿論、固化剤の混合比率
を適切に調整しておくことによって、再度掘削の必要が
あれば、油圧ショベル等で掘削が可能になる。
【0032】次に、図7乃至図10は回転障害物排除部
材の他の例を示すものであって、回転障害物排除部材4
0は、撹拌翼22を構成する主攪拌板24に取り付けら
れ、下方に向けて延在した補助攪拌板25,25にそれ
ぞれ固着して設けた連結板41a,41bに溶接等の手
段で固定して設けられ、概略コ字状の部材からなる支持
部材42の本体部42aの両端に設けた曲折部42b,
42b間に設けた軸43に障害物排除ユニット44を連
結したものである。障害物排除ユニット44は、弾性板
として所定の厚みを有するゴム板45を幅の狭い挾持板
46,47で挟み込むようにしたものであり、これらは
複数のボルト48により組み付け状態に保持されてい
る。一方の挾持板47には複数箇所にブラケット49が
連結して設けられ、これらブラケット49には透孔49
aが穿設されており、この透孔49aに支持部材42に
連結して設けた軸43を挿通させることによって、障害
物排除ユニット44は支持部材42に軸43の回りに回
動自在に連結される。
【0033】ブラケット49は挾持板47に対して斜め
下方に延在されており、従って障害物排除ユニット44
はミキシングタンク10の底面10aに対して所定角度
傾斜している。この傾斜方向は、撹拌翼22が図7に矢
印方向に回転するとした時に、障害物排除ユニット44
は回転方向の前方から後方に向けて斜めに立ち上がる方
向となっている。そして、障害物排除ユニット44のう
ちのゴム板45は挾持板46,47より下方に突出して
おり、その下端側の端面は底面10aと平行になった摺
接面45aとなり、この摺接面45aは底面10aに対
して摺動しながら回転することになる。
【0034】障害物排除ユニット44は軸43の軸回り
に回動可能となっているが、これはミキシングタンク1
0の底面10a上に砂利等が堆積した時に、それらを乗
り越えるためのものであり、従って、障害物排除ユニッ
ト44の回動角を制約する必要がある。このために、支
持部材42には、ブラケット49を設けた部位に対応す
る位置に規制板50が固着して設けられており、この規
制板50にはストッパボルト51が螺挿されている。障
害物排除ユニット44が軸43の回りに上方に回動させ
る方向に外力が作用した時に、ブラケット49がストッ
パボルト51と当接する位置までは自由に回動するが、
それ以上は回動することはない。
【0035】回転障害物排除部材40をこのように構成
することによっても、前述した水平板30と同様の機能
を発揮する。つまり、ミキシングタンク10内を攪拌す
る際には、このミキシングタンク10の底面10aを含
めた全体が隈なく効率的に攪拌され、またミキシングタ
ンク10内に大きな岩石等の塊状物が入り込んでいたと
しても、回転方向前方側から後方側に向けて立ち上がる
ように傾斜した障害物排除ユニット44によりこの塊状
物を押し退けるようにして回転することになり、それら
が回転軸21の回転に対する障害物となって、回転の円
滑性が損なわれたり、ロックしたりする等のおそれはな
い。特に、ある大きさまでの岩石等がゴム板45と底面
10aとの間に挟み込まれても、障害物排除ユニット4
4全体が軸43を中心として上方に回動変位すると共
に、ゴム板45が弾性変形するから、それを乗り越える
ことができる。また、これらの小型の岩石等を乗り越え
ない場合でも、弾性反発力の作用で押し出すようになる
結果、異物のかみ込みによる回転軸21の負荷の異常上
昇やロック等の発生を防止できる。
【0036】ここで、ゴム板45の摺接面45aは底面
10aに沿って摺動することから、この摺接面45aが
摩耗する。また、攪拌時には塊状物等を押し退ける機能
を発揮することから、このゴム板45は常時大きな外力
が作用して変形する可能性も高くなる。このように、ゴ
ム板45に摩耗や変形等が発生すると、それを交換しな
ければ、攪拌効率及び流動化処理土の排出効率が低下す
る。ゴム板45は一対の挾持板46,47で挾持され
て、ボルト48で止着されているので、このボルト48
を脱着すれば、障害物排除ユニット44は容易に分解で
きるので、ゴム板45の交換も容易に行える。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上のように、攪拌翼の下部
にミキシングタンクの底面に近接する位置で、この底面
に対して概略水平に回転障害物排除部材を設ける構成と
したので、ミキシングタンク内全体を効率的に攪拌で
き、しかもミキシングタンク内に岩石等が入り込んで
も、攪拌翼の回転に対する障害物とはならず、その円滑
な回転を可能にする等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流動化処理工法の原理説明図である。
【図2】本発明の実施の一形態を示す自走式流動化処理
装置の正面図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】図4のX−X断面図である。
【図6】本発明の作用説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す回転障害物排
除部材の平面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】図7の軸と障害物排除ユニットとを分離して示
す回転障害物排除部材の斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示す回転障害物
排除部材の作動説明図である。
【符号の説明】
10 ミキシングタンク 10a 底
面 10b 周胴部 20 攪拌
装置 21 回転軸 22 攪拌
翼 23 回転駆動手段 24 主攪
拌翼 25,25a 補助攪拌翼 30 水平
板 40 回転障害物排除部材 41a,4
1b 連結板 42 支持部材 43 軸 44 障害物排除ユニット 45 ゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長江 俊一 東京都千代田区外神田5丁目2番2号 株 式会社マキノ東京営業所内 (72)発明者 浅井 信義 東京都千代田区外神田5丁目2番2号 株 式会社マキノ東京営業所内 (72)発明者 高田 龍二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 村井 俊和 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 星野 吉弘 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 奥村 信也 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 中桐 史樹 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立建機株式会社内 (72)発明者 三浦 哲志郎 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立建機株式会社内 Fターム(参考) 4G078 AA03 AB01 BA05 CA09 DA03 DB02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土砂と水と固化剤とが投入されるミキシ
    ングタンク内に装着され、このミキシングタンク内を攪
    拌することにより土砂と水及び固化材を混合するための
    装置において、鉛直状態に配置した回転軸に水平方向に
    主攪拌板を延在させると共に、この主攪拌板に複数の補
    助攪拌板を少なくとも下方に延在させて設けた攪拌翼を
    有し、これら下方に向けて延在させた補助攪拌板の下部
    には、少なくとも主攪拌板より回転方向の前方に突出
    し、かつ前記ミキシングタンクの底面に対して概略水平
    な面を備えた回転障害物排除部材を連結して設ける構成
    としたことを特徴とするミキシングタンクの攪拌装置。
  2. 【請求項2】 前記主攪拌板は水平面に対して所定角度
    傾斜した状態で前記回転軸に連結し、また前記補助攪拌
    板は前記主攪拌板の回転方向に対して所定角度をもって
    斜めに連結し、かつ補助攪拌板は前記主攪拌板に対して
    回転方向に対して所定角度斜めに取り付けられ、これら
    上下の補助攪拌板のうちの下部側の補助攪拌板に前記回
    転障害物排除部材を連結する構成としたことを特徴とす
    る請求項1記載の流動化処理処理タンクの攪拌装置。
  3. 【請求項3】 前記回転障害物排除部材は前記主攪拌板
    の下部位置において、前記補助攪拌板に固着して設けら
    れ、板面を水平に配置するようにして前記各補助攪拌板
    の下端部に固着する構成としたことを特徴とする請求項
    1記載のミキシングタンクの攪拌装置。
  4. 【請求項4】 前記回転障害物排除部材は、前記補助攪
    拌板に連結して設けた支持部材に上下方向に所定角度回
    動可能に取り付けた障害物排除部を備え、この障害物排
    除部は所定の幅に及ぶ前記ミキシングタンクの底面への
    摺接面を備える構成としたことを特徴とする請求項1記
    載のミキシングタンクの攪拌装置。
  5. 【請求項5】 前記障害物排除部は、一対の挾持板間に
    着脱可能に挾持された弾性板から構成し、この弾性板の
    端面は前記ミキシングタンクの底面に摺接するようにし
    たことを特徴とする請求項4記載のミキシングタンクの
    攪拌装置。
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