JP2000071975A - ホームドア制御装置 - Google Patents

ホームドア制御装置

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JP2000071975A
JP2000071975A JP24527698A JP24527698A JP2000071975A JP 2000071975 A JP2000071975 A JP 2000071975A JP 24527698 A JP24527698 A JP 24527698A JP 24527698 A JP24527698 A JP 24527698A JP 2000071975 A JP2000071975 A JP 2000071975A
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JP
Japan
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train
platform
signal
home door
door
Prior art date
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JP24527698A
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English (en)
Inventor
Yoichi Yamaguchi
洋一 山口
Tsuretoshi Komine
連詮 小峰
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホームドア制御装置を低コストで実現する。 【解決手段】 列車がホームの所定位置に停車したとき
に、そのホームに設けられているホームドアを開くよう
に制御するホームドア制御装置において、前記列車が前
記ホームの所定位置に停車したときに、その列車の位置
を地上に送信するための列車検知信号に代えて出力され
るホームドア開信号を受信する受信手段と、ホームドア
開信号を受信したときに、前記ホームに設けられている
ホームドアを開動作させるドア開制御手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホームドア制御装置
に係り、特に、低コストにホームドア制御装置を実現で
きるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のホームドア制御装置は、
列車が駅のホームの所定の停車位置に停車すると、その
列車のドアに対向してホームに設けられたホームドアが
開くように制御される。したがって、利用者は、開かれ
たホームドア及び開かれた列車のドアを介して列車から
降車することができるとともに、その開かれたホームド
ア及び開かれた列車のドアを介して列車に乗車すること
ができる。
【0003】上述のホームドアの開制御は、列車(車
上)にホームドア開用の信号を送信する送信器を設ける
とともに、地上に車上の送信器から送信される信号を受
信する受信器を設け、その受信器が車上からの信号を受
信することを条件に、ホームドアが開かれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のホームドア制御装置は、車上にホームドア開用の信
号を送信するための送信器を必要とするとともに、地上
にそのホームドア開用の信号を受信するための受信器を
必要とするため、設備コストがかさむ欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、車上に設備されている列車
検知用信号の送信設備を利用して、低コストにホームド
ア制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るホームドア
制御装置は、上記目的を達成するために、列車がホーム
の所定位置に停車したときに、そのホームに設けられて
いるホームドアを開くように制御するホームドア制御装
置において、前記列車が前記ホームの所定位置に停車し
たときに、その列車の位置を地上に送信するための列車
検知信号に代えて出力されるホームドア開信号を受信す
る受信手段と、ホームドア開信号を受信したときに、前
記ホームに設けられているホームドアを開動作させるド
ア開制御手段と、を有することを特徴としている。ま
た、前記ホームドア開信号は、前記列車が前記ホームの
所定位置に停車するとともに、前記ホームドアを開にす
るスイッチ信号が出力されたときに出力されるものであ
ることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係るホー
ムドア制御装置の概略構成図である。
【0008】先ず、地上側設備から説明すると、図1
中、L1 は、図示しない駅のホームに沿って設けられて
いる列車イの走行する軌道に付設されたループコイル
(図面では、ループ)である。なお、このようなループ
コイルは、軌道全体に亙って布設されていて、このルー
プコイルを介して地上から車上に対して列車速度等の列
車制御用信号(以下、「ATC信号」という)を送信す
るとともに、車上(列車イ)からは、ループコイルを介
して自列車位置を地上に対して報知するための列車検知
信号を送信できるように構成されている。
【0009】受信器1は、後述する列車イに設けられて
いる送信器から送信される信号をループコイルL2 で受
信したときの信号を処理するものであって、フィルタ回
路及び増幅回路を含んで構成されている。そして、この
受信器1の出力側には、車上からの信号を受信したとき
に、図示しないホームドアを開動作させるためのリレー
R1 が接続されている。
【0010】次に車上装置について説明すると、列車イ
には、地上に向けてホームドア開信号とTD信号とを択
一的に送信できる送信器10が設けられている。ホーム
ドア開信号は、信号発生回路11aで所定の周波数(f
1 )を有する搬送波を変調処理して得られたものであり
(以下、ホームドア開信号を(f1 )として説明す
る。)、また、TD信号は、信号発生回路11bで所定
の周波数(f2 )を有する搬送波を変調処理して得られ
たものである(以下、TD信号を(f2 )として説明す
る。)。
【0011】ホームドア開信号(f1 )及びTD信号
(f2 )は、それぞれ、常時、出力されていて、後述す
るリレーR2 のリレー接点(R2 )により択一的に選択
され、増幅回路から構成される送信部13を介して車上
子aに送出できるように構成されている。
【0012】リレーR2 は、列車イの車掌によって押下
される列車イのドア(図示せず)とホームドアとを開に
するためのスイッチS1 、及び列車イに設けられている
図示しない速度計(速度発電機)が列車速度の0を検出
したときにONされるスイッチS2 のアンド条件の下に
ON(扛上)されるように構成されている。すなわち、
リレーR2 は、列車イが停車し、かつ、車掌がスイッチ
S1 を押下しなければONしないように構成されてい
る。なお、リレーR2 は、上述の両条件が満たされたと
きにONされるようにしたが、これら両条件が満たされ
たときにOFF(落下)となるようにすることもでき
る。
【0013】次に、上記構成のホームドア制御装置の制
御動作を図2のフローチャートを用いて説明する。列車
イがループコイルL2 側に接近する方向に走行中、リレ
ーR2 の接点(R2 )は、TD信号(f2 )を送信部1
3に出力するように選択される(ステップ100否定、
ステップ102)。したがって、地上では、ループL1
を介して列車イの位置を検出することができる。
【0014】列車イがホームの所定位置に停車すると、
車上子aはループコイルL2 上に位置し、スイッチS2
もONとなる。このとき、車掌によってスイッチS1 が
押下されると、リレーR2 がONとなり、そのリレーR
2 の接点(R2 )は、今までのTD信号(f2 )に代え
てホームドア開信号(f1 )を送信部13に送出するよ
うに選択される。したがって、受信器1には、ループコ
イルL2 を介してホームドア開信号(f1 )が受信さ
れ、リレーR1 が作動(ON)される。このリレーR1
の作動により、ホームドアが開かれる(ステップ104
肯定、ステップ108、ステップ110)。
【0015】ホームドア及び車掌により開かれた列車イ
のドアを介して車上の利用者が降車し、また、ホームの
利用者が列車イに乗車すると、列車イのドアが車掌によ
りとじられるとともに、ホームドアも図示しないホーム
ドア開制御装置により閉じられて、列車イの出発が許可
される。
【0016】なお、図1中、ループコイルL2 に接続さ
れる鎖線で示される信号ラインは、列車イのドアを地上
側で開くようにするときに用いられるものである。すな
わち、列車イが無人運転のような場合、列車イがホーム
の所定位置に停車すると、ループコイルL2 から車上
(列車イ)に向けて列車ドア開信号の送出が可能となる
ので、車上では、地上から列車ドア開信号の受信を条件
としてドアを開くことが可能となる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るホームドア制御装置は、列
車がホームの所定位置に停車したときに、その列車の位
置を地上に送信するための列車検知信号に代えて出力さ
れるホームドア開信号を受信する受信手段と、ホームド
ア開信号を受信したときに、前記ホームに設けられてい
るホームドアを開動作させるドア開制御手段とからなる
ので、車上のTD信号設備を利用して、低コストにホー
ムドア制御装置を実現することができる。また、ホーム
ドア開信号は、列車がホームの所定位置に停車するとと
もに、ホームドアを開にするスイッチ信号が出力された
ときに出力されるようにしたときは、車上からの指令に
よりホームドアを開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るホームドア制御装
置の概略構成図である。
【図2】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
L1 ,L2 ループコイル R1 リレー 1 受信器 イ 列車 a 車上子 10 送信器 11a,11b 信号発生回路 13 送信部 S1 ,S2 スイッチ R2 リレー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車がホームの所定位置に停車したとき
    に、そのホームに設けられているホームドアを開くよう
    に制御するホームドア制御装置において、 前記列車が前記ホームの所定位置に停車したときに、そ
    の列車の位置を地上に送信するための列車検知信号に代
    えて出力されるホームドア開信号を受信する受信手段
    と、 ホームドア開信号を受信したときに、前記ホームに設け
    られているホームドアを開動作させるドア開制御手段
    と、 を有することを特徴とするホームドア制御装置。
  2. 【請求項2】 ホームドア開信号は、列車がホームの所
    定位置に停車するとともに、ホームドアを開にするスイ
    ッチ信号が出力されたときに出力されるものであること
    を特徴とする請求項1に記載のホームドア制御装置。
JP24527698A 1998-08-31 1998-08-31 ホームドア制御装置 Pending JP2000071975A (ja)

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