JP2000070529A - メール送信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の遊技者に容易、確実に連絡することが
できるメール送信装置を提供する。 【解決手段】 センターサーバー１０は、送信メールを
受信すると、送信メールに含まれている送信先会員の会
員情報に対応する会員に対する送信履歴がある場合に
は、最新に送信メールを送信したメールサーバー５１、
６１に送信メールを送信する。送信履歴がない場合ある
いは所定時間内にメールサーバー５１、６１から送信完
了通知を受信しない場合には、送信メールに含まれてい
るグループ情報に対応するグループに属するメールサー
バー５１、６１に送信メールを送信する。メールサーバ
ー５１、６１は、センターサーバー５１、６１から送信
メールを受信すると、台端末や表示端末等に挿入されて
いる会員カードの中から送信メールに含まれている送信
先会員の会員情報を記憶している会員カードを検索し、
検索した会員カードが挿入されている端末に送信メール
を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、メール送信装置、
特に遊技店等で遊戯している遊技客にメールを送信する
メール送信装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、パチンコ店等の遊技店内で遊戯し
ている特定の遊技客に連絡したい場合、遊技店のカウン
ターまで行って、あるいは遊技店に電話によって、遊技
店の係員に店内放送で連絡したい遊技者を呼び出しても
らっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技店
内は大音響であるため、遊技者は店内放送での呼び出し
を聞き取りにくい。また、遊技者が遊戯している遊技店
が分からない場合がある。このように、従来の連絡方法
では、特定の遊技者に連絡するのが困難であるという問
題点があった。本発明は、このような問題点を解決する
ために創案されたものであり、特定の遊技者に容易、確
実に連絡することができるメール送信装置を提供するこ
とを課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１に記載の発明は、端末装置から送信された
送信メールをセンターサーバーから送信先会員に送信す
るメール送信装置であって、前記端末装置に挿入可能で
あり、会員情報を記憶した会員カードを備え、前記セン
ターサーバーは、前記端末装置から送信メールを受信し
た時、受信した送信メールに含まれている送信先会員の
会員情報を記憶した会員カードが挿入されている端末装
置を検索し、検索した端末装置に前記受信した送信メー
ルを送信するメール送信装置である。請求項１に記載の
メール装置を用いれば、センターサーバーは送信先会員
の所在地を検索して送信メールを送信するため、容易、
確実に特定の会員に連絡することができる。また、請求
項２に記載の発明は、端末装置から送信された送信メー
ルをセンターサーバーからメールサーバーを介して送信
先会員に送信するメール送信装置であって、前記端末装
置に挿入可能であり、会員情報を記憶した会員カードを
備え、前記センターサーバーは、前記端末装置から送信
メールを受信した時、受信した送信メールに含まれてい
るグループ情報に基づいて当該グループ情報に対応する
グループに属するメールサーバーを検索し、検索したメ
ールサーバーに前記受信した送信メールを送信し、前記
メールサーバーは、前記センターサーバーから送信メー
ルを受信した時、受信した送信メールに含まれている送
信先会員の会員情報を記憶した会員カードが挿入されて
いる端末装置を検索し、検索した端末装置に前記受信し
た送信メールを送信するメール送信装置である。請求項
２に記載のメール送信装置を用いれば、センターサーバ
ーは送信メールに含まれているグループ情報に対応する
グループに属するメールサーバーに送信メールを送信
し、メールサーバーは送信先会員の所在地を検索して送
信メールを送信するため、容易、確実に特定の会員に連
絡することができるとともに、センターサーバーの負担
を軽減することができる。また、請求項３に記載の発明
は、請求項２に記載のメール送信装置において、前記メ
ールサーバーは、送信メールを端末装置に送信した時送
信完了通知を前記センターサーバーに送信し、前記セン
ターサーバーは、前記メールサーバーからの送信完了通
知に基づいて会員情報に対する送信履歴を記憶し、前記
端末装置から送信メールを受信した時、まず受信した送
信メールに含まれている送信先会員の会員情報の送信履
歴を検索し、送信履歴が検索された場合には、送信完了
通知を最新に送信したメールサーバーに前記受信した送
信メールを送信する。請求項３に記載のメール送信装置
を用いれば、送信先会員に最新に送信メールを送信した
メールサーバーに送信メールを送信するため、各メール
サーバーの負担を軽減することができる。また、請求項
４に記載の発明は、端末装置から送信された送信メール
をセンターサーバーからメールサーバーを介して送信先
会員に送信するメール送信装置であって、前記端末装置
に挿入可能であり、会員情報を記憶した会員カードを備
え、前記センターサーバーは、前記メールサーバーから
前記端末装置に挿入されている会員カードに記憶されて
いる会員情報を受信し、前記端末装置から送信メールを
受信した時、受信した送信メールに含まれている送信先
会員の会員情報に基づいて前記メールサーバーから受信
した会員情報から当該会員情報を記憶した会員カードが
挿入されている端末装置が属するメールサーバーを検索
し、検索したメールサーバーに前記受信した送信メール
を送信するメール送信装置である。請求項４に記載のメ
ール送信装置を用いれば、センターサーバーは送信先会
員が存在するメールサーバーを検索して送信メールを送
信するため、容易、確実に特定の会員に連絡することが
できるとともに、センターサーバーの負担を軽減するこ
とができる。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。図１は、本発明のメール送信装置
の一実施の形態のブロック図である。本実施の形態のメ
ール送信装置は、センターサーバー１０、パソコン端末
２０、インターネット端末３０、パチンコ店等の遊技店
５０、６０に設けられたメールサーバー５１、６１、公
衆電話回線、ＬＡＮ、ＩＳＤＮ回線等の通信線４０等に
より構成されている。このセンターサーバー１０は、記
憶手段１１や処理手段等（図示せず）を有している。記
憶手段１１は、各端末から発信された送信メールを記憶
する送信メール記憶部（以下では、送信メール記憶部を
送信テーブルという）１１−ａ、例えば送信メールにメ
ールアドレスを含ませることによって発信者が返信メー
ルの送信を希望している場合にはそのメールアドレス等
を送信メールと対応させて記憶する返信メール記憶部
（以下では、返信メール記憶部を返信テーブルという）
１１−ｂ、各遊技店のグループ店情報を記憶するグルー
プ店記憶部（以下、グループ店記憶部をグループ店テー
ブルという）１１−ｃ等を有している。グループ店記憶
部１１−ｃには、例えば会員情報に含まれているグルー
プコードとグループコードに対応するグループに属する
遊技店コードや遊技店名等が記憶されている。また、記
憶手段１１には、各会員の会員ＩＤ等の会員情報や各会
員に送信メールを送信したことを示す送信履歴テーブル
等が記憶されている。センターサーバー１０は、パソコ
ン端末２０、インターネット端末３０、遊技店５０、６
０に設けられている台端末５３−１〜５３−ｎ、６３−
１〜６３−ｎや表示端末５４、６４等から送信メールを
受信すると、送信メールに含まれている送信先会員の会
員情報に対応する会員が存在する遊技店を検索し、検索
した遊技店に送信メールを送信する。また、送信メール
発信した端末への返信メールの送信が必要な場合には、
メールサーバー５１、６１から送信完了通知を受信した
時に返信メールを送信する。

【０００６】遊技店５０、６０には、メールサーバー５
１、６１、各遊技店５０、６０に設けられている各遊技
台の台端末５３−１〜５３−ｎ、６３−１〜６３−ｎ、
表示端末５４、６４等が設けられている。メールサーバ
ー５１、６１は、記憶手段５２、６２や処理手段（図示
せず）等を有している。記憶手段５２、６２は、センタ
ーサーバー１０から送信された送信メールを記憶する送
信テーブル５２−ａ、６２−ａ、遊技店５０、６０内の
台端末５３−１〜５３−ｎ、６３−１〜６３−ｎや表示
端末５４、６４等から発信された送信メールを記憶する
発信メール記憶部（以下、発信メール記憶部を発信テー
ブルという）５２−ｂを有している。台端末５３−１〜
５３−ｎ、６３−１〜６３−ｎや表示端末５４、６４等
には、会員ＩＤ等の会員情報が記憶されている会員カー
ドが挿入可能なカード挿入口が設けられている。メール
サーバーあるいは会員サーバー（図示せず）等は、各端
末のカード挿入口に挿入されている会員カードに記憶さ
れている会員情報を監視している。なお、会員カードを
用いることにより、遊技台で獲得した玉を貯玉として管
理したり、貯玉を引き出して再遊技したり、貯玉を景品
と交換することができる。また、台端末５３−１〜５３
−ｎ、６３−１〜６３−ｎや表示端末５４、６４等に
は、入力手段や表示手段等（図示せず）が設けられてい
る。

【０００７】メールサーバー５１、６１は、センターサ
ーバー１０から送信メールを受信すると、遊技店５０、
６０内の台端末５３−１〜５３−ｎ、６３−１〜６３−
ｎや表示端末５４、６４等のカード挿入口に挿入されて
いる会員カードの中から受信した送信メールに含まれて
いる送信先会員の会員情報を記憶している会員カードを
検索する。送信先会員の会員情報を記憶している会員カ
ードを検索した場合には、検索した会員カードが挿入さ
れている端末に送信メールを送信して表示手段等より出
力させる。同時に、センターサーバー１０に送信メール
を送信先会員に送信したことを示す送信完了通知を送信
する。一方、送信会員の会員情報を記憶している会員カ
ードを検索できなかった場合には、送信テーブル５２−
ａに記憶する。そして、適時の時期に送信テーブル５２
−ａに記憶されている送信メールの送信先会員の会員情
報を記憶している会員カードの検索を行う。送信先会員
の会員情報を記憶した会員カードを検索した場合には、
検索した会員カードが挿入されている端末に送信メール
を送信する。同時に、センターサーバー１０に送信完了
通知を送信するとともに、送信テーブル５２−ａから送
信済みの送信メールを削除する。なお、送信テーブル５
２−ａに記憶されている送信メールは、所定時、例えば
その日の営業終了時に削除される。また、メールサーバ
ー５１、６１は、遊技店５０、６０内の台端末５３−１
〜５３−ｎ、６３−１〜６３−ｎや表示端末５４、６４
等から発信された送信メールを発信テーブル５２―ｂに
一旦記憶し、適宜の時期にセンターサーバー１０に送信
する。

【０００８】なお、パソコン端末２０、インターネット
端末３０、台端末５３−１〜５３−ｎ、６３−１〜６３
−ｎ、表示端末５４、６４等が本発明の端末装置に対応
する。

【０００９】次に、センターサーバー１０のメール送信
処理を図２に示すフローチャート図により説明する。こ
のメール送信処理は適宜の時期に開始される。メール送
信処理が開始されると、端末装置から送信メールを受信
したか否かを判断する（ステップＳ１）。送信メールを
受信した場合には、記憶手段１１に記憶されている送信
履歴テーブルから送信メールに含まれている送信先会員
の会員情報に対応する会員の送信履歴を検索する（ステ
ップＳ２）。送信先会員の送信履歴を検索できなかった
場合には、ステップＳ５に進む。なお、検索する送信履
歴は、例えば過去半年以内等期間を限定することもでき
る。一方、送信先会員の送信履歴を検索した場合には、
送信先会員に対して最新に送信メールを送信したメール
サーバーに受信した送信メールを送信する（ステップＳ
３）。そして、送信メールを送信したメールサーバーか
ら所定時間内に送信完了通知を受信したか否かを判断す
る（ステップＳ４）。所定時間内に送信完了通知を受信
した場合にはステップＳ７に進み、受信しなかった場合
にはステップＳ５に進む。

【００１０】ステップＳ５では、送信メールに含まれて
いるグループ情報に対応するグループに属する遊技店、
すなわち遊技店内のメールサーバーをグループ店テーブ
ル１１−ｃから検索し、検索した遊技店のメールサーバ
ーに受信した送信メールを送信する。グループに属する
遊技店の検索は、例えば会員ＩＤの先頭の所定桁数の番
号により会員が登録している遊技店のグループ情報を判
別し、グループ情報に対応するグループに属する遊技店
を検索する。また、グループに属する遊技店のメールサ
ーバーへの送信メールの送信方法は、一斉に送信する方
法、順次送信する方法、グループに属する遊技店の数が
所定数以下の時は一斉に送信し、所定数を超える時には
順次送信する方法等種々の方法を用いることができる。
そして、グループに属する遊技店のメールサーバーに送
信メールを送信した後、送信メールを送信したメールサ
ーバーから所定時間内に送信完了通知を受信したか否か
を判断する（ステップＳ６）。送信完了通知を受信した
場合にはステップＳ７に進み、送信完了通知を受信しな
かった場合には処理を終了する。

【００１１】ステップＳ７では、送信メールの発信者が
返信メールを希望しているか否かを、例えば送信メール
にメールアドレスが含まれているか否か等を返信テーブ
ル１１−ｃにより判断する（ステップＳ７）。送信メー
ルにメールアドレスが含まれている場合には、メールア
ドレスの端末に返信メールを送信した（ステップＳ８）
後、ステップＳ９に進む。また、メールアドレスが含ま
れていない場合には、ステップＳ９に進む。ステップＳ
９では、送信メールに含まれている送信先会員の会員情
報に対応する会員にどのメールサ−バーから送信メール
を送信したかを示す送信履歴を記憶手段１１の送信履歴
テーブルに記憶した後、処理を終了する。

【００１２】次に、遊技店５０、６０に設けられている
メールサーバー５１、６１のメール送信処理を図３に示
すフローチャート図により説明する。なお、メールサー
バー５１と６１は同じ処理を行うので、以下ではメール
サーバー５１の処理について説明する。このメール送信
処理は適宜の時期に開始される。メール送信処理が開始
されると、メールサーバー５１は、遊技店５０内の台端
末５３−１〜５３−ｎや表示端末５４等から発信された
送信メールを受信したか否かを判断する（ステップＴ
１）。遊技店５０内の端末から発信された送信メールを
受信した場合には、受信した送信メールをセンターサー
バー１０に送信した（ステップＴ２）後、ステップＴ３
に進む。送信メールを受信しなかった場合には、ステッ
プＴ３に進む。

【００１３】ステップＴ３では、センターサーバー１０
から送信メールを受信したか否かを判断する。センター
サーバー１０から送信メールを受信していない場合には
ステップＴ７に進み、受信した場合にはステップＴ４に
進む。ステップＴ４では、遊技店５０内の台端末５３−
１〜５３−ｎや表示端末５４等のカード挿入口に挿入さ
れている会員カードの中から受信した送信メールに含ま
れている送信先会員の会員情報を記憶している会員カー
ドを検索する。送信先会員の会員情報を記憶している会
員カードを検索した場合には、検索した会員カードが挿
入されている端末に送信メールを送信して表示手段等よ
り出力させるとともに、センターサーバー１０に送信完
了通知を送信した（ステップＴ５）後、ステップＴ７に
進む。送信先会員の会員情報を記憶している会員カード
を検索できなかった場合には、送信メールを送信テーブ
ル５２−ａに記憶した（ステップＴ６）後、ステップＴ
７に進む。

【００１４】ステップＴ７では、送信テーブル５２−ａ
に未送信の送信メールが記憶されているか否かを判断す
る。ここで、ステップＴ６において受信した送信メール
を送信テーブル５２−ａに記憶した場合には、今回受信
した送信メール以外の送信メールが送信テーブル５２−
ａに記憶されているか否かを判断する。送信テーブル５
２−ａに未送信の送信メールが記憶されていない場合に
は、処理を終了する。送信テーブル５２−ａに未送信の
送信メールが記憶されている場合には、遊技店５０内の
台端末５３−１〜５３−ｎや表示端末５４等のカード挿
入口に挿入されている会員カードの中から送信テーブル
５２−ａに記憶されている未送信の送信メールに含まれ
ている送信先会員の会員情報を記憶している会員カード
を検索する（ステップＴ８）。送信先会員の会員情報を
記憶している会員カードを検索した場合には、検索した
会員カードが挿入されている端末に送信メールを送信し
て表示手段等より出力させ、センターサーバー１０に送
信完了通知を送信するとともに、送信した送信メールを
送信テーブル５２−ａから削除した（ステップＴ９）
後、処理を終了する。送信先会員の会員情報を記憶して
いる会員カードを検索できなかった場合には、処理を終
了する。

【００１５】次に、各端末における送信メールの発信操
作等を説明する。なお、以下では表示手段を用いて入出
力処理を行うが、音声出力手段等の他の出力手段を用い
て入出力処理を行うこともできる。各端末の表示手段に
「サービス選択画面」が表示されている状態で「メール
サービス」を選択すると、図４に示す「メールサービス
画面」が表示される。この「メールサービス画面」で
は、遊技店内で遊戯している遊技者にメールを送信する
「送信サービス」及び遊技店内の遊技台の台データ等を
受信する「受信サービス」が選択可能である。「メール
サービス画面」表示状態において、「送信サービス」を
選択すると図５に示す「メール送信サービス画面」が表
示される。この「メール送信サービス画面」では、遊技
者がどの遊技店で遊戯しているかを検索する「会員検索
サービス」、特定の遊技者にメールを送信する「会員メ
ール送信サービス」を選択することができる。「メール
送信サービス画面」表示状態において、「会員検索サー
ビス」を選択すると図６に示す「会員ＩＤ入力画面」が
表示される。「会員ＩＤ入力画面」表示状態において、
会員ＩＤを入力した後「ＯＫ」を選択すると図７に示す
「検索中画面」が表示される。「検索中画面」表示状態
において、「キャンセル」を選択すると会員検索処理が
中止される。検索の結果は、図８に示す「検索結果画
面」で表示される。「検索結果表示画面」では、検索す
る会員に対応する会員ＩＤを記憶した会員カードが検索
された場合には、会員の所在地、例えば会員が遊戯して
いる遊技店名等が表示される。会員ＩＤを記憶した会員
カードが検索されなかった場合には、「検索されません
でした。」等のメッセージが表示される。「検索結果表
示画面」表示状態において、「メールサービス画面に戻
る」を選択すると「メールサービス画面」に戻り、「先
頭画面に戻る」を選択すると「サービス選択画面」が表
示される。

【００１６】「メール送信サービス画面」表示状態にお
いて、「会員メール送信サービス」を選択すると図９に
示す「メール送信サービス画面」が表示される。「メー
ル送信サービス画面」表示状態では、発信者情報（名
前、ニックネーム、会員ＩＤ等）、返信メールが必要な
場合には返信メールの送信先（メールアドレス等）、メ
ールを送信する送信先会員の会員情報（会員ＩＤ等）、
送信するメール等を選択あるいは入力した後、「送信」
を選択する。これにより、入力された各情報を含む送信
メールが各端末から直接あるいはメールサーバー５１、
６１等を介してセンターサーバー１０に送信される。

【００１７】「メールサービス画面」表示状態におい
て、「受信サービス」を選択すると図１０に示す「台デ
ータ受信サービス画面」が表示される。「台データ受信
サービス画面」では、遊技台の台データをすぐ見ること
ができる「今すぐみたいサービス」、遊技台の台データ
を所定の時期に指定メールアドレスの端末で受信するこ
とができる「指定メールアドレス受信したいサービス」
を選択することができる。「台データ受信サービス画
面」表示状態において、「今すぐ見たいサービス」を選
択すると図１１に示す「今すぐ見たいサービス画面」が
表示される。「今すぐ見たいサービス画面」では、会員
情報（会員ＩＤ等）、予め登録してあるパスワード、遊
技店、台データを見たい遊技機の機種等を入力あるいは
選択した後、「ＯＫ」を選択する。これにより、センタ
ーサーバー１０あるいは遊技店５０、６０内のメールサ
ーバー５１、６１等から、希望する遊技台の台データが
送信されて表示手段等から出力される。「台データ受信
サービス画面」表示状態において、「指定メールアドレ
スに受信したい」サービスを選択すると、図１２に示す
「指定メールアドレスに受信したいサービス画面」が表
示される。「指令メールアドレスサービス画面」では、
会員情報、パスワード、遊技店、メールを送信する曜
日、台データを見たい遊技機の機種等を入力あるいは選
択した後、「ＯＫ」を選択する。これにより、センター
サーバー１０あるいはメールサーバー５１、６１等か
ら、希望する遊技台の台データが、指定された曜日に、
指定されたメールアドレスの端末に送信される。

【００１８】以上の実施の形態では、送信メールに含ま
れている送信先会員の会員情報を記憶している会員カー
ドの所在地の検索をメールサーバーでのみ行い、センタ
ーサーバーでは行っていないが、センターサーバー１０
でも送信メールに含まれている送信先会員の会員情報を
記憶している会員カードの所在地の検索を行うように構
成することもできる。この実施の形態におけるセンター
サーバー１０のメール送信処理を図１３に示すフローチ
ャート図により説明する。なお、本実施の形態では、各
遊技店５０、６０に設けられたメールサーバー５１、６
１から各遊技店５０、６０内の台端末５３−１〜５３−
ｎ、６３−１〜６３−ｎや表示端末５４、６４等のカー
ド挿入口に挿入されている会員カードに記憶されている
会員情報等を含む稼動情報がセンターサーバー１０に所
定の時期に送信される。

【００１９】メール送信処理が開始されると、各遊技店
５０、６０のメールサーバー５１、６１から稼動情報を
受信したか否かを判断する（ステップＰ１）。メールサ
ーバー５１、６１から稼動情報を受信した場合には、受
信した稼動情報を記憶手段１１の稼動テーブルに記憶し
た（ステップＰ２）後、ステップＰ７に進む。稼動情報
を受信しなかった場合には、端末から送信メールを受信
したか否かを判断する（ステップＰ３）。送信メールを
受信していない場合には、ステップＰ７に進む。端末か
ら送信メールを受信した場合には、送信メールに含まれ
ている送信先会員の会員情報を記憶した会員カードがい
ずれの遊技店５０、６０内の端末のカード挿入口に挿入
されているかを稼動テーブルにより検索する（ステップ
Ｐ４）。この場合、遊技店５０、６０のみを検索しても
よいし、遊技店５０、６０及び遊技店５０、６０内の端
末装置まで検索してもよい。送信先会員の会員情報を記
憶している会員カードがいずれかの遊技店５０、６０内
の端末のカード挿入口に挿入されていることを検索した
場合には、検索した遊技店５０、６１のメールサーバー
５１、６１に受信した送信メールを送信した（ステップ
Ｐ６）後ステップＰ７に進む。送信先会員の会員情報を
記憶した会員カードが検索できなかった場合には、受信
した送信メールを送信テーブルに記憶した（ステップＰ
５）後、ステップＰ７に進む。ステップＰ７では、送信
テーブルに未送信の送信メールが記憶されているか否か
を判断する。この場合、今回受信した送信メール以外の
送信メールが記憶されているか否かを判断する。送信テ
ーブルに未送信の送信メールが記憶されている場合に
は、その送信メールに含まれている送信先会員の会員情
報を記憶した会員カードがいずれかの遊技店５０、６０
内の端末のカード挿入口に挿入されているかを検索する
（ステップＰ８）。送信先会員の会員情報を記憶した会
員カードが検索されなかった場合には、処理を終了す
る。送信先会員の会員情報を記憶した会員カードがいず
れかの遊技店５０、６０の端末のカード挿入口に挿入さ
れていることを検索した場合には、検索した遊技店５
０、６０のメールサーバー５１、６１に送信メールを送
信するとともに、送信した送信メールを送信テーブルか
ら削除する。そして、発信者が返信メールの送信を希望
しているか否か、例えば送信メールにメールアドレスが
含まれているか否かを判断する（ステップＰ１０）。送
信メールにメールアドレスが含まれていない場合には、
処理を終了する。送信メールにメールアドレスが含まれ
ている場合には、メールアドレスの端末に返信メールを
送信した後、処理を終了する。

【００２０】以上の実施の形態では、パチンコ店等の遊
技店内で遊戯している特定の遊技者にメールを送信する
場合について説明したが、本発明は遊技店以外の場所に
存在している者にメールを送信する場合に適用すること
ができる。また、複数の台端末毎にメールサーバー５
１、６１を設け、送信メールをセンターサーバー１０、
メールサーバー５１、６１を介して各端末に送信した
が、メールサーバー５１、６１は省略することもでき
る。この場合には、センターサーバー１０は、各端末の
カード挿入口に挿入されている会員カードの中から送信
メールに含まれている送信先会員の会員情報を記憶して
いる会員カードを検索し、検索した会員カードが挿入さ
れている端末に送信メールを送信する。メールサーバー
５１、６１から端末に送信メールを送信する処理は前述
した実施の形態と同様である。また、本発明のメール送
信処理は、図２、図３、図１３に示した処理に限定され
ず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々変更可能であ
る。また、本発明は、メール送信方法としても構成する
ことができる。

【００２１】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
メール装置を用いれば、センターサーバーは送信先会員
の所在地を検索して送信メールを送信するため、容易、
確実に特定の会員に連絡することができる。また、請求
項２に記載のメール送信装置を用いれば、容易、確実に
特定の会員に連絡することができるとともに、センター
サーバーの負担を軽減することができる。また、請求項
３に記載のメール送信装置を用いれば、各メールサーバ
ーの負担を軽減することができる。また、請求項４に記
載のメール送信装置を用いれば、容易、確実に特定の会
員に連絡することができるとともに、センターサーバー
の負担を軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のメール送信装置の一実施の形態のブロ
ック図である。

【図２】図１に示したセンターサーバのメール送信処理
の一実施の形態を説明するためのフローチャート図であ
る。

【図３】図１に示したメールサーバーのメール送信処理
の一実施の形態を説明するためのフローチャート図であ
る。

【図４】「メールサービス画面」を示す図である。

【図５】「メール送信サービス画面」を示す図である。

【図６】「会員ＩＤ入力画面」を示す図である。

【図７】「検索中画面」を示す図である。

【図８】「検索結果表示画面」を示す図である。

【図９】「メール送信サービス画面」を示す図である。

【図１０】「台データ受信サービス画面」を示す図であ
る。

【図１１】「今すぐデータが見たいサ−ビス画面」を示
す図である。

【図１２】「指定メールアドレスに受信したいサービス
画面」を示す図である。

【図１３】センターサーバーのメール送信処理の他の実
施の形態を説明するためのフローチャート図である。

【符号の説明】

１０ センターサーバー ２０ パソコン端末 ３０ インターネット端末 ５１、６１ メールサーバー ５３−１〜、６３−１〜６３−ｎ 台端末 ５４、６４ 表示端末

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 端末装置から送信された送信メールをセ
   ンターサーバーから送信先会員に送信するメール送信装
   置であって、 前記端末装置に挿入可能であり、会員情報を記憶した会
   員カードを備え、 前記センターサーバーは、前記端末装置から送信メール
   を受信した時、受信した送信メールに含まれている送信
   先会員の会員情報を記憶した会員カードが挿入されてい
   る端末装置を検索し、検索した端末装置に前記受信した
   送信メールを送信するメール送信装置。
2. 【請求項２】 端末装置から送信された送信メールをセ
   ンターサーバーからメールサーバーを介して送信先会員
   に送信するメール送信装置であって、 前記端末装置に挿入可能であり、会員情報を記憶した会
   員カードを備え、 前記センターサーバーは、前記端末装置から送信メール
   を受信した時、受信した送信メールに含まれているグル
   ープ情報に基づいて当該グループ情報に対応するグルー
   プに属するメールサーバーを検索し、検索したメールサ
   ーバーに前記受信した送信メールを送信し、 前記メールサーバーは、前記センターサーバーから送信
   メールを受信した時、受信した送信メールに含まれてい
   る送信先会員の会員情報を記憶した会員カードが挿入さ
   れている端末装置を検索し、検索した端末装置に前記受
   信した送信メールを送信するメール送信装置。
3. 【請求項３】 請求項２に記載のメール送信装置におい
   て、 前記メールサーバーは、送信メールを端末装置に送信し
   た時送信完了通知を前記センターサーバーに送信し、 前記センターサーバーは、前記メールサーバーからの送
   信完了通知に基づいて会員情報に対する送信履歴を記憶
   し、前記端末装置から送信メールを受信した時、まず受
   信した送信メールに含まれている送信先会員の会員情報
   の送信履歴を検索し、送信履歴が検索された場合には、
   送信完了通知を最新に送信したメールサーバーに前記受
   信した送信メールを送信するメール送信装置。
4. 【請求項４】 端末装置から送信された送信メールをセ
   ンターサーバーからメールサーバーを介して送信先会員
   に送信するメール送信装置であって、 前記端末装置に挿入可能であり、会員情報を記憶した会
   員カードを備え、 前記センターサーバーは、前記メールサーバーから前記
   端末装置に挿入されている会員カードに記憶されている
   会員情報を受信し、前記端末装置から送信メールを受信
   した時、受信した送信メールに含まれている送信先会員
   の会員情報に基づいて前記メールサーバーから受信した
   会員情報から当該会員情報を記憶した会員カードが挿入
   されている端末装置が属するメールサーバーを検索し、
   検索したメールサーバーに前記受信した送信メールを送
   信するメール送信装置。