JP4087582B2 - キャラクタを媒介として得られた情報に基づいてユーザが必要とする情報を供給するサーバ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等の通信回線等を介してユーザに必要な情報を供給するサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
通信回線を介して情報を入手する手段として、従来、インターネットの電子メールを使って編集された情報を多数の読者に配信する、いわゆるメールマガジン(登録商標)を利用して情報を入手する方法や、予め集められた情報から目的に応じた情報を検索する機能を提供する、いわゆる検索エンジンを利用して情報を入手する方法がある。
【0003】
電子メールを使って情報を配信するメールマガジンを利用するときには、原則として、情報を必要とする本人が、メールマガジンの配信元に登録を行って、その登録先から情報を受け取るシステムになっている。
【0004】
また、検索エンジンを使って情報を入手する方法では、利用者自身が必要な情報のキーワードを入力して、検索エンジンから提供された、そのキーワードを含むホームページ等の情報を受け取るシステムになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、メールマガジンの場合、現実には、情報を配信する側の情報供給欲求と、情報配信元のモラルの欠如とが相まって、配信元に登録を行った覚えが自分にない場合でも、勝手に情報が配信されてくることが多々ある。このように登録を行っていない配信先から情報を受け取った場合、受信した情報が自分にとって必要な情報であるとは限らない。受け取る側にとって、興味がわくこともない不要な情報が定期的に送られてくることは、不快感を増長させる要素にしかなり得ず、実際、この種の不快感は他の多くの人も数知れず経験しているものである。
【0006】
一方、検索エンジンを利用して情報を入手する場合、自分自身で必要な情報のキーワードを入力してから検索を行うため、自分にとって不要な情報が供給される可能性はほとんどなく、上述したような不快感を感じることはない。しかしながら、検索エンジンを立ち上げ、キーワードを入力し、検索結果が表示されるのを待ち、表示された結果に従って情報を入手する、という一連の作業には、一種の味気なさを感じる瞬間があるのも事実である。
【0007】
このような味気なさは、コンピュータを用いた作業には付きもので、この味気なさを解消するために、例えば、メールの送受信にキャラクタを介在させるようなプログラムも登場している。しかし、これらのキャラクタは、単に視覚的な面白さを追求したものに過ぎず、メール等の内容についての情報をプログラムの使用者と共有することができるものではない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、以下のようにキャラクタとユーザとの対話を通じて両者の情報の共有化を図り、仮想空間におけるキャラクタが操作者の必要としている情報を判断し、その情報を検索し、現実空間におけるユーザに供給することにより、両者を一体不可分に結びつけるとともに、ユーザがキャラクタに対して感じる愛着を増長させることで、ユーザに必要な情報を判断する機能がさらに向上する可能性を有するサーバを提供することにある。
【0009】
(1) 通信回線を介して通信端末装置と接続された状態で、当該通信端末装置とデータを送受信し得るサーバであって、
前記通信端末装置からのアクセスに応じて、当該通信端末装置の表示部に表示する予め記憶されたキャラクタのレンタルに関する案内情報を読み出し、当該通信端末装置の表示部に表示させるために送信する手段と、
前記案内情報に基づいて、複数のキャラクタの中から前記通信端末装置の表示部に表示させるキャラクタがユーザにより選択され、当該選択されたキャラクタのレンタルの申し込みを当該通信端末装置から受け付けたことに応じて、当該選択されたキャラクタの情報を当該通信端末装置に送信する手段と、
前記キャラクタの情報を送信したことに応じて、前記レンタルの試用期間を起算する手段と、
前記起算された試用期間が経過していない間に、前記ユーザによるキャラクタの交換の申し込みを示す情報を前記通信端末装置から受信した場合に、前記通信端末装置から新たにキャラクタの選択を受け付けたことに応じて、当該選択されたキャラクタの情報を当該通信端末装置に送信する手段と、
前記通信端末装置の表示部に表示するキャラクタからの質問に対してユーザに返答させることにより、当該キャラクタと対話をさせた対話情報を当該通信端末装置から受信する手段と、
前記対話情報に含まれる単語のうち、前記質問に対して前記返答がされた割合に基づいて算出される頻出度の上位から所定数を、前記ユーザの関心が高い単語として抽出し、当該抽出した単語に基づいて、ネットワーク上の情報を検索し、当該検索した情報を前記通信端末装置に送信する手段と、を有するサーバ。
【0010】
(2) 前記ユーザの関心が高い単語を抽出する際に、前記対話情報とともに記憶された日時の新しさに基づいて前記頻出度を算出することを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
【0011】
(1´) 通信回線を介して通信端末装置と接続された状態で、当該通信端末装置とデータを送受信し得るサーバであって、前記通信端末装置の表示部に表示されるキャラクタに関するキャラクタ情報を当該通信端末装置にデータとして供給する機能とともに、前記キャラクタと通信端末装置のユーザとの対話の内容から当該ユーザに必要な情報を判断する機能を有するサーバ。
【0012】
(2´) 通信回線を介して通信端末装置と接続された状態で、当該通信端末装置とデータを送受信し得るサーバであって、前記通信端末装置の表示部に表示されるキャラクタに関するキャラクタ情報を当該通信端末装置にデータとして供給する機能を有し、かつ、前記キャラクタ情報についての有限使用の権能を前記通信端末装置に与える機能を有するとともに、前記キャラクタと通信端末装置のユーザとの対話の内容から当該ユーザに必要な情報を判断する機能を有するサーバ。
【0013】
(3´) 前記キャラクタと通信端末装置のユーザとの対話の内容及び時系列から当該ユーザに必要な情報を判断する機能を有する(1´)又は(2´)記載のサーバ。
【0014】
これら(1´)〜(3´)の発明によれば、通信端末装置と接続されたサーバは、キャラクタを媒介として通信端末装置のユーザにとってその情報が必要であるか不必要であるかの判断をすることができる。キャラクタを媒介とすることにより、ユーザは、ユーザ自身が意識していると意識していないとに拘わらず、自分に必要な情報を能動的に求めることが可能となる。
【0015】
(4´) 前記通信端末装置を使用するユーザに必要な情報を検索する機能を有する(1´)〜(3´)いずれか記載のサーバ。
この発明によれば、サーバは、ユーザにとって必要な情報と不必要な情報を判別した後に情報の検索を行うため、検索に際して、より細かい条件の下で検索をすることが可能となる。細かい条件の下で情報を絞り込むことにより、ユーザに必要な情報をより効率的に見つけることができる。
【0016】
(5´) 検索により得られた通信端末装置のユーザに必要な情報を当該通信端末装置に供給する機能を有する(1´)〜(4´)いずれか記載のサーバ。
この発明によれば、サーバから供給をする情報は、ユーザにとって必要な又はそれに準ずる情報であるため、不必要な情報が送られてくるときに感じる不快感を感じることを避けることができる。また、サーバから供給をする情報は、ユーザにとってはキャラクタがわざわざ運んできてくれた情報として認識されるため、ユーザ側はキャラクタに対して愛着を感じることとなり、その結果、ますます対話がはずむことにもなる。この対話の履歴は、再びユーザに必要な情報の判断をする資料として用いられるため、対話が弾めば弾むほど、よりユーザのニーズに合った情報の供給をすることが可能になるという好循環を生み出すことになる。
【0017】
〔用語の定義等〕
「キャラクタ」とは、人物や動植物、ロボット等の動体物を模したものの他、その他種々の空想上のキャラクタも含む概念である。
【0018】
また、「キャラクタ情報」とは、キャラクタの画像情報及びキャラクタの性格情報を含む情報であり、キャラクタを外面的及び内面的に特徴付けるための情報を示す概念である。
【0019】
「ユーザに必要な情報」とは、実際にユーザが必要としている情報のみならず、ユーザにとって必要であろうとサーバが判断した情報も含む概念である。
【0020】
また、「必要な情報」とは、例えば、ホームページのURLやメールマガジンのように、通信回線を介して送受信し得る情報を指すものである。
【0021】
「対話の内容」とは、単に対話した内容そのものを指すものであり、時系列を含まない概念である。
【0022】
「有限使用」とは、キャラクタ情報について、時間的に制限したり、地域的に制限したり、内容的に制限したりすることにより、キャラクタを使用可能にする概念であり、例えば、通信端末装置の表示部に所定の期間内だけキャラクタを表示することができるようにするものであり、いわゆる「レンタル」に相当する概念である。また、所定の地域に居住する者のみに限定する地域的制限や、所定の機能のみを使用できるようにする内容的制限をも含む概念である。
【0023】
なお、上述した「レンタル」は、有償又は無償を問わず通信端末装置においてキャラクタを使用可能にすることを示す概念である。
【0024】
さらにまた、「有限使用の権能」とは、キャラクタ情報についての有限使用が許される資格を示す概念であり、この資格は、サーバが通信端末装置に対して与えたり、サーバが定めたりするものである。
【0025】
なお、後述する携帯用通信端末装置10、携帯型ゲーム装置60又は携帯電話70から、「通信端末装置」が構成される。また、サーバ4から「サーバ」が構成され、公衆電話回線網2又は携帯電話回線網3から「通信回線」が構成される。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0027】
〔システム構成〕
図1は、本発明に係る携帯用通信端末装置10、携帯型ゲーム装置60及び携帯電話70(以下、通信端末装置10、60又は70と称する)を有するキャラクタレンタルシステム1の構成を示すブロック図である。この図1に示すキャラクタレンタルシステム1において、公衆電話回線網2には、携帯型ゲーム装置60が接続され、携帯型ゲーム装置60は公衆電話回線網2を介してサーバ4に接続することによりサーバ4から種々の情報を受け取ることができるようになされている。
【0028】
また、携帯用通信端末装置10又は携帯電話70は、ベースステーション5を介して携帯電話回線網3に接属することができ、さらに公衆電話回線網2を介してサーバ4にアクセスすることができるようになされている。
【0029】
上述したサーバ4は、各通信端末装置10、60、及び70のアドレスを管理するようになされており、サーバ4は、各通信端末装置10、60、70から通信される種々の情報、例えばパスワード等の情報を識別することができるのである。
【0030】
〔通信端末装置の構成〕
図2は通信端末装置10、60又は70のハードウエア構成を示すブロック図である。
【0031】
この図2に示す通信端末装置10、60又は70において、バスライン30にはCPU(Central Processing Unit)12、ROM14、RAM16及び不揮発性RAM18が接続されており、CPU12はROM14、RAM16又は不揮発性RAM18に格納されたプログラムに従って各部を制御する。
【0032】
バスライン30には入力インタフェイス22を介してキーボード32及びスイッチ34が接続されている。また、バスライン30には表示回路24、サウンド処理回路25、及び公衆電話回線網2との間で情報の授受を行う通信インタフェイス21が接続されている。
【0033】
上述した表示回路24には、表示部41が接続され、サウンド処理回路25には、スピーカ42が接続されている。表示部41には、後述するキャラクタを含む種々の情報がCPU12の命令に従って表示される。
【0034】
さらに、バスライン30には、プログラムの実行時間等の時間を計測するためのタイマ20も接続されている。タイマを起動するための信号がCPU12から発せられたときには、タイマ20は、タイマ値を初期化してタイマ値を計数し始める。また、タイマを停止するための信号がCPU12から発せられたときには、タイマ20は、タイマ値の計数を停止し、そのときのタイマ値をバスライン30に供給する。このタイマ値に基づいて、日付や時刻の設定を行うのである。
【0035】
〔サーバの構成〕
また、インターネット等の通信回線網を介してキャラクタをレンタルするシステムを制御するサーバ4は、図3に示すごとく、ハードディスクドライブ88と、CPU82と、ROM84と、RAM86と、通信用インタフェイス回路90と、から構成されている。ハードディスクドライブ88は、通信端末装置10、60又は70との通信をするためのプログラムや、後述する未登録ユーザ処理のプログラム、登録ユーザ処理のプログラム、レンタル期限を通知する処理のプログラム、及びレンタル完了情報を処理するプログラム等のプログラム、並びに、通信端末装置10、60又は70の表示部41にキャラクタの画像を表示するプログラムを記憶する。
【0036】
このようにすることにより、サーバ4がキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報についての有限使用の権能を通信端末装置に対して与えるとともに、当該キャラクタ情報を通信端末装置に供給するプログラムと、通信端末装置の表示部にキャラクタを表示せしめるプログラムと、を記憶する記憶媒体を有することをなすのである。
【0037】
さらに、ハードディスクドライブ88は、キャラクタに質問をさせるプログラム、対話情報を処理するプログラム、ユーザに必要な情報を判断するプログラム、ユーザに必要な情報を検索するプログラム、ユーザに必要な情報を供給するプログラムを記憶する。
【0038】
上述したような構成とすることにより、通信端末装置10、60又は70とサーバ4とは、公衆電話回線網2や携帯電話回線網3を介して接続され、データの送受信をなすことができ、サーバは「通信回線を介して通信端末装置と接続された状態で、通信端末装置とデータを送受信し得る」ことをなし、また、「通信端末装置の表示部に表示されるキャラクタに関するキャラクタ情報を通信端末装置にデータとして供給する」ことをなすのである。
【0039】
なお、以下においては、通信端末装置10、60又は70、並びにサーバ4は、予め起動されており、上述したCPU12やCPU82において用いられる変数は所定の値に初期化され、通信端末装置10、60又は70、並びにサーバ4は定常動作しているものとする。
【0040】
〔キャラクタレンタルシステムの概要〕
キャラクタをレンタルするシステムの概略を示す図を図4に示す。なお、本明細書においては、「レンタル」なる語は、有償又は無償を問わず通信端末装置10、60又は70においてキャラクタを使用可能にすることを示すものとする。
【0041】
通信端末装置10、60又は70の操作者は、キャラクタをレンタルするサーバ4を指定してアクセスする。これにより、通信端末装置10、60又は70の表示部41には、キャラクタレンタルについての案内情報が表示され、キャラクタの外見や性格が紹介される。キャラクタは複数の種類のものが用意され、操作者は、自分と相性が合いそうなキャラクタや、興味のあるキャラクタを選択することができる。
【0042】
キャラクタを選択した操作者は、キャラクタのレンタルを申し込むべく、所定の手続をする。これにより、ユーザ登録がなされ、キャラクタの画像データや性格情報等のキャラクタ情報をサーバから受信することにより、キャラクタのレンタルが開始される。
【0043】
キャラクタのレンタルが開始されると同時に試用期間が起算されることとなる。この試用期間においては、無償でキャラクタを通信端末装置10、60又は70において使用することができるのである。例えば、通信端末装置10、60又は70にメールや電話を受けたときには、着信した旨をキャラクタが教えてくれる表示がなされたり、メールの内容についてキャラクタが質問をしてくる表示がなされたり、キャラクタが操作者に対してゲームを誘うような表示がなされるのである。
【0044】
なお、試用期間中においては、キャラクタの利用の機能について、制限事項を設けることとしてもよい。例えば、電話の着信については教えてくれるが、メールの着信については教えてくれない等の利用することができない機能を設けておくこととしてもよい。
【0045】
上述した如く、通信端末装置10、60又は70においては、レンタルしたキャラクタと対話をしたりゲームをしたりすることにより、キャラクタがどのような性格であるのかをより知ることができる。しばらくの期間キャラクタを利用した後、操作者がキャラクタと相性が合わないと判断したり、キャラクタに飽きたりした場合には、キャラクタを交換することもできる。
【0046】
所定の試用期間が経過したときには、レンタル期間を延長するか否かの通知がサーバから通知される。操作者が、レンタル期間を延長したい場合には、所定数のチップをサーバに支払うことにより、レンタル期間を延長することができる。
【0047】
このチップは、キャラクタと対話をしたり、ゲームをしたりすることにより、増えていくもので、キャラクタとの交流の度合いを示すものである。後述する如く、キャラクタとの対話の回数や時間、キャラクタとのゲームの対戦結果により、チップの数は変化する。また、所定の金額と引き換えにチップを購入できることとしてもよい。このようにすることより、キャラクタのことが好きでも、キャラクタとの交流の時間を設けることが困難な操作者や、ゲームが不得意な操作者であっても、チップを増やすことができ、継続してキャラクタをレンタルすることできるのである。
【0048】
さらに、延長期間が経過したときや、操作者がキャラクタの買取りを希望したときには、チップを更に支払うことで、操作者がキャラクタを買い取ることもできる。キャラクタを買い取ることにより、操作者は、通信端末装置10、60又は70において、永続的にキャラクタを使用することができるのである。
【0049】
なお、操作者が希望すれば、試用期間中においてもキャラクタを買い取ることもできることとしてもよい。また、この場合には、支払うべきチップの数を多く設定することとしてもよい。
【0050】
〔サーバの動作の説明〕
(登録ユーザ又は未登録ユーザの判別処理)
以下に、サーバ4において実行処理されるサブルーチンを図5に示す。
【0051】
図5に示すサブルーチンは、予め実行されているメインルーチン(図示せず)から所定のタイミングで呼び出されて実行されるものとする。
【0052】
最初に、通信端末装置10、60又は70と通信可能な状態になっているか否かを判断する(ステップS11)。通信端末装置10、60又は70と通信可能な状態になっていないと判別したときには、直ちに本サブルーチンを終了する。
【0053】
通信端末装置10、60又は70と通信可能な状態になっていると判別したときには、通信端末装置10、60又は70から発せられたユーザIDを受信する(ステップS12)。このユーザIDは、通信端末装置10、60又は70の操作者を識別するための識別情報であり、サーバ4が指定するものである。
【0054】
次に、サーバ4に接続した通信端末装置10、60又は70の操作者が登録ユーザであるか否かを判断する(ステップS13)。この判断は、上述したユーザIDが存在するか否かで判断する。即ち、サーバ4が、ユーザIDを受信したときには、登録ユーザであると判別し、ユーザIDを受信しなかったときには、未登録ユーザであると判別するのである。
【0055】
ステップS13において、登録ユーザでないと判別したとき、即ち、未登録ユーザであると判別したときには、後述する未登録ユーザ処理を呼び出して実行する(ステップS14)。一方、登録ユーザであると判別したときには、後述する登録ユーザ処理を呼び出して実行する(ステップS15)。
【0056】
上述したステップS14又はS15の処理を実行した後、本サブルーチンを終了する。
【0057】
(未登録ユーザの処理)
上述したステップS14において呼び出されて実行される未登録ユーザの処理のサブルーチンを図6に示す。
【0058】
最初に、通信端末装置10、60又は70にキャラクタのレンタルに関する案内情報を送信する(ステップS21)。
【0059】
キャラクタのレンタルに関する案内情報がサーバ4から送信されると、通信端末装置10、60又は70は、この案内情報を受信し、通信端末装置10、60又は70の表示部には、例えば、図7(a)に示す如く、通信端末装置10、60又は70の表示部41に「ようこそ、キャラクタレンタルサイトへ」等のメッセージや、「戻る」や「続行」や「選ぶ」等のキャラクタレンタルの処理についての選択を促すメッセージが表示される。
【0060】
通信端末装置10、60又は70の操作者が、希望する処理を選択すると、通信端末装置10、60又は70からサーバ4へ処理についての情報が送信される。
【0061】
次いで、通信端末装置10、60又は70から処理を続行する旨の情報を受信したか否かを判断する(ステップS22)。処理を続行しない旨の情報を受信したときには、直ちに本サブルーチンを終了する。
【0062】
一方、処理を続行する旨の情報を受信したときには、キャラクタ選択処理を行う(ステップS23)。この選択処理は、複数のキャラクタ種から一のキャラクタ種をキャラクタとして選択するものである。サーバ4は、後述するように複数のキャラクタ種を用意しておき、操作者が複数のキャラクタ種から一のキャラクタを選択できるようにするのである。このような処理をすることにより、複数のキャラクタ種から選択自在にすることをなし得るのである。
【0063】
また、上述した処理を続行する旨の情報が、当該通信端末装置において当該キャラクタ情報を有限使用するための許可要求情報をなすのである。
【0064】
上述した選択処理は、乱数を発生させて乱数に対応するキャラクタ種を選択することとしてもよい。この場合には、複数のキャラクタ種から乱数に対応する一のキャラクタ種を選択するのである。
【0065】
なお、サーバ4のハードディスクドライブ88には、図8に示す如きキャラクタ紹介用のデータベースが予め記憶されている。このデータベースは、複数のキャラクタ種の画像や、そのキャラクタ種に対応するメッセージを記憶するものである。上述したステップS23においては、データベースを検索し、キャラクタ種の画像や、そのキャラクタ種に対応するメッセージを読み出すのである。
【0066】
次いで、読み出したキャラクタの画像や、そのキャラクタに対応するメッセージを通信端末装置10、60又は70に送信する(ステップS24)。
【0067】
キャラクタの画像や、そのキャラクタに対応するメッセージがサーバ4から送信されると、通信端末装置10、60又は70は、このキャラクタの画像や、そのキャラクタに対応するメッセージを受信し、通信端末装置10、60又は70の表示部には、例えば、図7(b)に示す如き、キャラクタの画像や、キャラクタからのメッセージや、処理の選択を促すメッセージが表示されるのである。
【0068】
このような処理をすることにより、通信端末装置の表示部において選択に関する表示像を表示せしめることをなすことができるのである。
【0069】
通信端末装置10、60又は70の操作者は、表示されたキャラクタでよいか否かを判断し、その可否の旨をキー操作により入力する。可否の情報は、通信端末装置10、60又は70からサーバ4に送信されるのである。
【0070】
サーバ4は、通信端末装置10、60又は70から送信された可否の情報を受信し、操作者が紹介したキャラクタを受け入れるか否かを判断する(ステップS25)。紹介したキャラクタを操作者がレンタルしたくないものと判別したときには、上述したステップS23に戻り、再びキャラクタの選択処理を行うのである。
【0071】
このような処理をすることによりキャラクタを複数のキャラクタ種から選択自在にして、通信端末装置において当該キャラクタを交換可能にすることをなすことができるのである。
【0072】
上述したステップS25において、紹介したキャラクタを操作者がレンタルしたいものと判別したときには、ユーザ登録の処理を行う(ステップS26)。このユーザ登録の処理は、通信端末装置10、60又は70の氏名や、通信端末装置10、60又は70とサーバ4との通信をなすためのメールアドレスや電話番号等の所定の情報を、通信端末装置10、60又は70から送信してもらい、これらの情報をサーバ4が受信し、不備がないと判別したときには、ユーザ登録を完了するのである。この処理を行うことにより、通信端末装置10、60又は70の操作者は、未登録ユーザから登録ユーザとなり、後述するユーザIDが操作者に対して1つ定められるのである。
【0073】
ステップS26の処理を終えた後、キャラクタレンタルシステムのプログラムを通信端末装置10、60又は70に送信する(ステップS27)。
【0074】
このキャラクタ使用システムのプログラムは、通信端末装置10、60又は70において、レンタルされたキャラクタを表示するためのプログラムを含むものである。例えば、通信端末装置10、60又は70においてメールや電話を着信したときに、レンタルされたキャラクタがメールや電話の着信を教えてくれるような画像を表示するためのプログラムや、メールの内容に基づいてキャラクタが操作者に質問するような画像を表示するためのプログラムや、キャラクタがゲームをするように誘うような画像を表示するためのプログラムを含む。
【0075】
また、上述したキャラクタ使用システムのプログラムにキャラクタの使用について有限使用の権限の機能を含めることとした場合には、通信端末装置10、60又は70が有限使用の期限を管理することとなるのである。このようにすることにより、通信端末装置10,60又は70において所定のレンタル期間のみキャラクタを使用することができることとなり、サーバ4が送信したプログラムにより、サーバ4が「キャラクタ情報についての有限使用の権能を通信端末装置に対して与える機能を有する」ことをなすのである。
【0076】
また、後述する如く、サーバ4が有限使用の期限を管理することとしてもよい。この場合には、有限使用の期限に近づいたときには、サーバ4がその旨の情報を通信端末装置10、60又は70に送信し、通信端末装置10、60又は70は、送信された情報に基づいてキャラクタ情報を有限使用のものとするのである。
【0077】
このような構成とした場合においては、サーバ4が有限使用の期限を管理するので、「通信端末装置におけるキャラクタ情報の有限使用の権能を定める」ことをなすのである。また、有限使用の期限の情報を通信端末装置10、60又は70に送信するので、サーバ4が「キャラクタ情報についての有限使用の権能を通信端末装置に対して与える」こともなすのである。
【0078】
なお、上述したキャラクタ使用システムのプログラムは、通信や表示に適したプログラム言語であればよく、例えば、Iモード対応JAVA(登録商標)等のプログラミング言語により作成されたプログラムである。
【0079】
次いで、通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示されるキャラクタの画像のデータを通信端末装置10、60又は70に送信する(ステップS28)。このような処理をすることにより、「キャラクタ情報を通信端末装置にデータとして供給し得る」ことをなすのである。
【0080】
次に、後述する図9に示す如きデータベースをサーバ4において更新する(ステップS29)。なお、このデータベースは、通信端末装置10、60又は70の操作者情報やレンタルされたキャラクタの情報を記憶するもので、サーバ4のハードディスク88に格納されている。
【0081】
上述した処理を終えた後、本サブルーチンを終了する。
【0082】
上述したステップS27及びステップS28の処理をすることにより、通信端末装置の表示部に表示されるキャラクタに関するキャラクタ情報と、キャラクタを表示するプログラムを含むプログラムと、を通信端末装置にデータとして供給することをなすのである。
【0083】
上述したステップS21において、サーバ4から通信端末装置10、60又は70にキャラクタをレンタルする旨の案内情報を送信したときに、通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示される表示像を図7(a)に示す。なお、この図7(a)は、図1に示した携帯電話70の表示部を拡大して表示したものである。
【0084】
表示部の上部には、サーバ4からのメッセージ「ようこそ、キャラクタレンタルサイトへ」が表示される。また、表示部の中央には、キャラクタの例示としてのキャラクタの画像が表示される。更に、表示部の下部には、処理を続行するか戻るかの選択肢を示す「続行」及び「戻る」の選択枠が表示される。
【0085】
また、上述したステップS24において、キャラクタの画像や、そのキャラクタに対応するメッセージを通信端末装置10、60又は70に送信したときに、通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示される表示像を図7(b)に示す。なお、この図7(b)は、図7(a)と同様に、図1に示した携帯電話70の表示部を拡大して表示したものである。
【0086】
表示部の上部には、サーバ4からのキャラクタの紹介文「ぼくは、かわいいキャラクタだよ。きみと、いっしょに遊びたいな」が表示される。また、表示部の中央には、紹介用のキャラクタの画像が表示される。更に、表示部の左下部には、処理を次に進めるか戻るかの選択肢を示す「次」及び「戻る」の選択枠が表示される。更にまた、表示部の右下部には、表示されたキャラクタを選択するための「選ぶ」枠が表示される。
【0087】
上述したステップS24において、キャラクタからのメッセージを通信端末装置10、60又は70に送信する際に、参照されるキャラクタ紹介用のデータベースの例を図8に示す。
【0088】
左の列は、キャラクタ種を記憶するもので、例えば、「強気なキャラクタ」、「かわいいキャラクタ」、「ずるがしこいキャラクタ」等のキャラクタ種が記憶されている。
【0089】
また、中央の列には、キャラクタ種に対応するキャラクタの名前を記憶するもので、例えば、「□ちゃん」、「○ちゃん」、「×ちゃん」等のキャラクタの名前が記憶されている。
【0090】
更に、右の列には、キャラクタの各々からの自己紹介の文書を記憶するもので、例えば、「俺は、□さ。俺と一緒に遊ぶと楽しいぜ。」、「ぼくの名前は、○。君と一緒に遊びたいな。」、「俺は、×。俺と一緒に遊ぶといいかもよ。」等の文書が記憶されている。
【0091】
なお、このキャラクタ紹介用のデータベースは、紹介用のキャラクタの画像データも記憶しており、キャラクタの紹介文とともに画像データも読み出されるのである。
【0092】
上述したステップS29において、生成又は更新されるデータベースを図9に示す。
【0093】
第1列は、ユーザIDが記憶される領域である。このユーザIDは、通信端末装置10、60又は70や、通信端末装置10、60又は70の操作者を識別するためのものであり、ステップS26のユーザ登録処理が完了したときに、サーバ4が割り当てるものである。
【0094】
第2列は、キャラクタIDが記憶される領域である。このキャラクタIDは、レンタルされているキャラクタを識別するためのものであり、ステップS26のユーザ登録処理が完了したときに、サーバ4が割り当てるものである。なお、このキャラクタIDには、キャラクタ種を識別するための情報も含まれている。
【0095】
第3列は、レンタル回数を示すものであり、過去にそのキャラクタがレンタルされた回数を示すものである。
【0096】
第4列は、レンタル開始日を記憶するものであり、上述したステップS26のユーザ登録処理が完了したときにおける日付を記憶するものである。
【0097】
第5列は、キャラクタのレンタルが試用期間中におけるものであるか否かを示すものであり、例えば、試用期間中であるときには、記憶する値を「1」に設定し、試用期間でないときには、記憶する値を「0」に設定するのである。
【0098】
第6列は、キャラクタのレンタルが延長期間中におけるものであるか否かを示すものであり、例えば、延長期間中でないときには、記憶する値を「0」に設定し、延長期間であるときには、延長の回数を記憶する。
【0099】
第7列は、キャラクタを買い取ったか否かを記憶するものであり、例えば、キャラクタを買い取っていないときには、記憶する値は「0」に設定され、キャラクタを買い取っているときには、記憶する値は「1」に設定されるのである。
【0100】
第8列は、チップ数を記憶するものである。このチップ数は、登録ユーザがキャラクタの世話、例えばキャラクタとの対話や、キャラクタとのゲームをしたときに、増えるものである。
【0101】
上述した図6のサブルーチンが実行されたときにおけるタイムチャートを図10に示す。左側の縦線は、通信端末装置10、60又は70を示し、右側の縦線は、サーバ4を示す。
【0102】
上述したステップS21の処理が実行されると、サーバ4から通信端末装置10、60又は70にキャラクタレンタルの案内情報が送信される。
【0103】
これに対して、処理を続行するときには、通信端末装置10、60又は70からサーバ4に続行する旨の情報が送信される。
【0104】
また、ステップS24の処理が実行されると、サーバ4から通信端末装置10、60又は70に紹介用のキャラクタ画像等の紹介情報が送信される。
【0105】
これに対して、紹介されたキャラクタをレンタルするときには、通信端末装置10、60又は70からサーバ4に承諾の旨の情報が送信される。
【0106】
更に、ステップS27において、キャラクタ使用システムのプログラムが、サーバ4から通信端末装置10、60又は70に送信されて、通信端末装置10、60又は70がプログラムの全てを受信したと判別したときには、受信終了の旨の情報が通信端末装置10、60又は70からサーバ4に送信される。
【0107】
更にまた、ステップS28において、キャラクタ画像データが、サーバ4から通信端末装置10、60又は70に送信されて、通信端末装置10、60又は70がキャラクタ画像データの全てを受信したと判別したときには、受信終了の旨の情報が通信端末装置10、60又は70からサーバ4に送信される。
【0108】
〔通信端末装置の動作の説明〕
(キャラクタから質問をする動作)
上述した手順により、キャラクタをレンタル又は使用するための登録を行うと、キャラクタからユーザに質問がなされることとなる。質問は、ユーザに必要な情報を判断するための資料を作成するためのものであり、キャラクタが質問をしてユーザが答えるという対話形式で行われる。質問の内容は、対話を通じてユーザに必要な情報を絞り込んでいくことができるような構成となっている。質問のタイミングについては、例えば、ユーザが携帯電話を使用できない状況や、携帯電話を使用できてもキャラクタの質問に返答できない状況でなされることを避けるため、ユーザがメールを受信したときや電話で話をした後等に行うようにするのが望ましい。
【0109】
通信端末装置10、60又は70がメールを受信したときには、図11に示すような画像が、通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示される。画面の上部には、「かんなちゃんからメールが届いたよ。今読む?」のごときキャラクタからのメッセージが表示され、また、画面の中央部には、レンタルしたキャラクタの画像が表示される。さらに、画面の下部には、メールを「読む」か「読まない」か、の選択を示す枠が表示される。
【0110】
ユーザが図11の画面において、「読む」を選択してメールを読んだ場合、キャラクタは、受信したメールの内容から質問をしてくる場合がある。その一例を図12に示す。メールの内容から質問をする場合には、例えば、受信したメールから単語を抽出し、その単語は何を意味するものかを質問するといった方法が考えられる。
【0111】
図12(a)に示すごとく、画面の上部には「「新庄」って何?」というキャラクタの質問が表示される。この「新庄」なる単語は、受信したメールから抽出した単語である。画面の中央部には、キャラクタの画像が表示される。また、画面の下部には、キャラクタからの質問に対して「答える」、「答えない」の選択の枠が表示される。
【0112】
ユーザがキャラクタからの質問に答える場合には、図12(b)のような画面が表示される。画面の左側には、単語が属し得るカテゴリー、例えば、「場所」、「食べ物」、「ゲームの名」、「人の名前」が表示される。
【0113】
ユーザがこれに答えると、さらにキャラクタからの質問が続き、図12(c)の画面の上部に「「新庄」って好き・嫌い?」という質問が表示される。画面の下部には、その単語が示すものが「好き」であるか「嫌い」であるかの選択をする枠が表示される。ユーザは、上述した場合と同様に、キャラクタからの質問に対して答えていくのである。
【0114】
また、キャラクタは、メールの内容とは全く関係のない、例えばニュースや天気等の話題から質問をしてくる場合もある。
【0115】
キャラクタに質問をさせているサーバは、インターネット等の通信回線を通じて、速報のニュースや天気を知ることができる。例えば、ニュースの速報で「野茂英雄、ノーヒット・ノーラン!」という記事があった場合、例えば図13(a)に示すように、「野球って好き?」というキャラクタからの質問が表示される。ユーザは質問に対して、「答える」、「答えない」を画面の下部で選択できるようになっており、「答える」とした場合には、次の画面(図13(b))が表示され、それが「好き」であるか「嫌い」であるかを選択する枠が表示される。
【0116】
ユーザが「好き」と答えた場合には、キャラクタは続けて図13(c)に示すように、「大リーグ、興味ある?」と質問する。表示画面の下部には、興味が「ある」、「ない」を選択する枠が表示されており、ユーザはどちらかの枠を選択することで、キャラクタの質問に対して返答することとなる。
【0117】
さらに、キャラクタの質問には一定のテンプレートが用意されているようにしてもよい。例えば、「今週末は何か予定ある?」とか「今日はまっすぐ帰る?」等の質問を、上述のようにキャラクタとともに表示する。これらの質問は予めフォームが定められ、サーバ4から送られてくるプログラムに含まれているもので、ユーザはキャラクタからの質問に対し、「はい」又は「いいえ」の枠を選択することで返事をする。
【0118】
なお、これらのキャラクタからの質問とそれに対するユーザの答えは、サーバ4に組み込まれた後述するようなデータベースに登録され、ユーザに必要な情報を判断するときの資料として用いられていくのである。
【0119】
(登録ユーザの処理)
上述したステップS15において呼び出されて実行される登録ユーザの処理のサブルーチンを図14に示す。
【0120】
最初に、通信端末装置10、60又は70から発せられた情報が、対話情報を送信したい旨の情報であるか否かを判断する(ステップS41)。対話情報を送信したい旨の情報でないと判断したときには、メニュー表示用の情報を通信端末装置10、60又は70に送信する(ステップS42)。
【0121】
メニュー表示用の情報を通信端末装置10、60又は70が受信したときには、通信端末装置10、60又は70の表示部41には、図15に示すような画像が表示される。
【0122】
画面の上部には、「希望の処理を選んでね」というメッセージが表示され、その下には、処理の一覧、例えば、「キャラクタ交換」、「レンタル延長」、「キャラクタ買取」、「終了」が表示される。
【0123】
通信端末装置10、60又は70の操作者であるユーザは、希望する処理を選択すると、通信端末装置10、60又は70は、選択された処理を識別する情報をサーバ4に送信する。
【0124】
サーバ4は、選択された処理を識別する情報を受信し、通信端末装置10、60又は70の操作者であるユーザが希望する処理が、キャラクタ交換であるか否かを判断する(ステップS43)。
【0125】
操作者が希望する処理が、キャラクタ交換でないと判別したときには、その他の処理、例えば、レンタル延長や、キャラクタ買い取り等の処理を行い(ステップS44)、本サブルーチンを終了する。
【0126】
ユーザが希望する処理が、キャラクタ交換であると判別したときには、ステップS23〜S29の処理は、図6に示したものと同様の処理であり、同一の符号を付して示した。
【0127】
上述したステップS41において、通信端末装置10、60又は70から発せられた情報が、対話情報を送信したい旨の情報であると判別したときには、対話情報を受信する(ステップS45)。
【0128】
なお、通信端末装置10、60又は70がサーバ4に対話情報を送信するのは、所定のタイミング、例えば、夜や正午等、予め設定された時刻に行われる。例えば、夜に送信するときには、その日の一日分の対話情報をサーバ4に送信するのである。また、正午に送信するときには、その日の午前中の対話情報をサーバ4に送信するのである。このような処理をなすことで、通信端末装置10、60又は70のRAM16や不揮発性RAM18の記憶容量が小さいときでも、対話情報を十分に記憶することができ、サーバ4に送信することができるのである。
【0129】
また、送信のタイミングを表示されるキャラクタの動作に合わせることとしてもよい。例えば、夜において、キャラクタからの「もう眠いから、寝るね。」なるメッセージが通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示された後に、送信することとしてもよい。
【0130】
なお、上述した対話情報とは、例えば、図16に示すような項目からなるものである。
【0131】
項目には、キャラクタとの対話の日時、キャラクタと対話の中で出てきた単語、その単語の属するカテゴリー、対話でその単語が使われた回数、等がある。
【0132】
また、項目には、キャラクタがその単語について好きであるか嫌いであるか、又は興味があるか又は興味がないかを尋ねたときのユーザの答えも含まれている。この項目は、ユーザに必要な情報を判断する重要な手がかりとなる。
【0133】
さらに、対話情報の項目には、ユーザがキャラクタの質問に対してどの程度の割合で返答したかを返答率(返答した回数/質問した回数全体)として算出するために、返答した回数及び質問した回数といった項目も含まれている。
【0134】
上述したステップS45において、対話情報を受信した後、後述する対話情報処理を実行し(ステップS46)、本サブルーチンを終了する。
【0135】
(対話情報の処理)
上述したステップS46において呼び出されて実行される対話情報処理のサブルーチンを図17に示す。
【0136】
最初に、既にデータベースに記憶されている対話内容と、通信端末装置10、60又は70から新たに受信した対話内容とで一致するものがないかを調べる(ステップS51)こととなる。キャラクタとユーザとの対話内容は、単語及びカテゴリーという2つの要素から特定されるようになっている。従って、ステップS51で対話内容の重複を調べる場合には、この2つの要素が一致するか否かを照合することとなる。
【0137】
対話内容に重複があった場合には、既にデータベースに記憶されているキャラクタとの対話中に当該単語が出てきた回数と、通信端末装置10、60又は70から新たに受信した当該単語が出てきた回数と、の和からキャラクタとの対話中に当該単語が出てきた全回数を算出する(ステップS52)。
【0138】
次いで、既にデータベースに記憶されているキャラクタが当該単語を用いて質問した回数と、通信端末装置10、60又は70から新たに受信したキャラクタが質問した回数と、の和からキャラクタが当該単語を用いて質問した全回数を算出する(ステップS53)。
【0139】
次に、既にデータベースに記憶されているキャラクタからの質問に対して答えた回数と、通信端末装置10、60又は70から新たに受信した質問に対して答えた回数と、の和からキャラクタからの質問に対して答えた全回数を算出する(ステップS54)。
【0140】
さらに、既にデータベースに記憶されているキャラクタとの対話の日時を、当該単語を用いて対話をした最新の日時に変更する(ステップS55)。
【0141】
次いで、後述するユーザにとって必要な情報の判断処理を行い(ステップS56)、本サブルーチンを終了する。
【0142】
対話内容に重複がない場合には、そのままユーザに必要な情報の判断処理に移行し、処理を行う(ステップS56)。
【0143】
(ユーザに必要な情報の判断)
上述したステップS56におけるユーザに必要な情報の判断処理を図18に示す。
【0144】
対話情報は、図16に一例を示したように、各々の単語及びカテゴリーについて、キャラクタと対話をした日時、対話において当該単語を使用した回数、キャラクタが当該単語を使用して質問した回数、ユーザがその質問に対して返答した回数、ユーザがその話題が好きか嫌いかによって決まる関心の有無等の要素によりデータベース化されている。処理を行わない段階では、図16のように、対話の日時が新しいものを上にして、順に番号を付されて並べられている。
【0145】
ユーザに必要な情報を判断するときには、最初に、ユーザが「嫌い」又は「関心がない」と答えたものについて、その単語を削除する(ステップS61)。「関心の有無」というデータは、「好き」又は「関心がある」場合には「1」、「嫌い」又は「関心がない」場合には「0」として記録されている(図16参照)。従って「0」と記録されている情報は、ユーザが不必要なものとして削除されることになる。
【0146】
次に、キャラクタが当該単語を使用して質問した回数と、ユーザがその質問に対して返答した回数と、から返答率(返答した回数/質問した回数)を算出する。返答率が高い情報については、ユーザの関心も高いものと考えられるので、返答率は、後述する頻出度の値を計算するのに重要な位置を占めるものである。
【0147】
次に、各単語についての頻出度を計算する。「頻出度」とは、その数値が高ければ高いほど、ユーザが必要な情報である可能性が高いことを示す値であり、例えば、キャラクタとユーザとが対話をした日時、対話の中で当該単語を使用した回数、返答率を利用して算出された値である。本実施形態では、一つの例として「対話の中で当該単語を使用した回数」、「対話をした日時の順番(新しいものほど少ない番号)に0.1を乗じたもの」及び「返答率に10を乗じたもの」の三つの要素の和を用いて頻出度を算出することにする。
【0148】
頻出度の算出に用いられる上記の要素のうち、「対話の中で当該単語を使用した回数」及び「返答率に10を乗じたもの」を用いることは、ともにユーザのその話題に対する関心の高さを示すものであり、ユーザが関心を持っている情報の供給をするのに役立つこととなる。また、「対話をした日時の順番に0.1を乗じたもの」を頻出度の算出に用いることは、ユーザが常に関心を持っている情報のみならず、その時期にスポット的に興味を持った情報、例えばスポーツの試合結果や速報ニュース等のような新着の情報の供給をすることを可能にすることとなる。
【0149】
図16で示した対話情報について、その頻出度を計算したものを図19に示している。対話に用いられた各単語は、図19に示すように、頻出度の高い順に並べ替えが行われる(ステップS64)。頻出度順に並んだ単語のうち、頻出度が高い、上から三つ目までの単語については、特にユーザに必要な情報であるものとサーバが判断をすることとなる。また、上から五つ目以降の単語については、ユーザに必要である可能性が低い情報として、そのデータがサーバから削除されることとなる。
【0150】
上述したように、キャラクタとの対話の内容を、頻出度という値を用いて処理し、ユーザに必要な情報の判断をすることにより、ユーザにとって全く興味のない情報が送信されることを防止することができる。
【0151】
このような構成をとることにより、「キャラクタと通信端末装置のユーザとの対話の内容又は内容及び時系列からユーザに必要な情報を判断する機能」をなすことになる。
【0152】
(ユーザに必要な情報の検索)
ユーザにとって必要であるものとの判断をされた情報については、その情報の検索が行われる。以下、その情報の検索をする方法について説明する。
【0153】
情報の検索をする一つの方法として、一般に普及している検索エンジンを用いる方法がある。検索エンジンには、ネットワーク上の情報のリンクをたどり歩くロボットと呼ばれるプログラムを利用して情報を収集するロボット型の検索エンジンと、各情報の内容を人手によって分類していくディレクトリ型の検索エンジンの二種類があるが、本発明ではいずれを用いてもよい。
【0154】
また、他の方法として、予めインターネット上の様々なジャンルのホームページとサーバとを提携しておいて、登録されたホームページの中からユーザに必要な情報の検索をする方法を用いてもよい。さらに、メール形式で情報を発信する、いわゆるメールマガジンの配信元と予め提携し、登録されたメールマガジンの配信元からユーザに必要な情報の検索をする方法を用いてもよい。
【0155】
なお、これらの検索を行う際には、上述したように、頻出度の値の高い順に並べられた、上から3個目までの単語を用いて検索をすればよいが、単語レベルでの検索がうまくいかない場合には、その単語のカテゴリー(図16参照)から検索をすればよい。
【0156】
上述したように、サーバと情報発信者(ここでは、ホームページの所有者やメールマガジンの配信者)が提携して情報の供給をする場合には、情報を発信する側及びサーバを管理する側の両者にメリットがある。情報を発信する側にとっては、その情報を必要としている可能性の高い相手に情報を提供できることから、効率の高い情報供給ができるというメリットがある。また、サーバを管理する側にとっても、情報発信者と提携することで検索作業の負担が軽減されるばかりでなく、情報発信者が支払う提携料という利益も見込めるので、ユーザに対し、より低いコストで、より質の高いサービスを提供することができるというメリットがある。
【0157】
このような構成をとることにより、「通信端末装置を使用するユーザに必要な情報を検索する機能を有する」ことをなすことになる。
【0158】
(必要な情報の供給)
ユーザにとって必要であるものとの判断がなされた情報は、上述したような検索が行われた後に、ユーザの通信端末装置10、60又は70に対しその情報の供給がなされる。以下に、情報の供給をする方法について説明する。
【0159】
図20に、情報の供給をするときに、サーバからユーザの通信端末装置10、60又は70に同時に送信されるキャラクタ画像の表示例を示す。通信端末装置10、60又は70の表示部41の画面上部には、「サッカーの試合の結果が分かったよ!教えてあげようか?」というキャラクタからのメッセージが表示される。また、画面の中央部には、レンタルしたキャラクタの画像が表示される。さらに、画面の下部には、キャラクタからの問いかけに対する返事である「いいえ」か「はい」を選択するための枠が表示される。
【0160】
このようにキャラクタを仲介して情報の供給を行うことにより、通信端末装置10、60又は70のユーザは、自分が愛着を持っているキャラクタが自分との会話の内容をきちんと覚えてくれていて、その会話の中から必要な情報の判断をし、それをわざわざ探して運んできてくれたと感じるようになり、ますますキャラクタに対し愛着を感じるようになるのである。また、キャラクタを介して情報の供給を行うことにより、従来の情報検索につきものである味気なさを解消することもできる。
【0161】
ユーザは、キャラクタが運んできた情報を見たいときには、「はい」を選択する。ユーザが「はい」を選択すると、通信端末装置10,60又は70の表示部41に、情報が提供される。
【0162】
検索して見つけた情報がインターネットのホームページに含まれている内容である場合には、サーバは、そのホームページのURL(uniform resource locator)を通信端末装置10、60又は70に対して供給をする。送られてきたURLは、すぐにその情報にアクセスできるようにリンクが張られたものであり、ユーザはそのURLを選択するだけで情報を入手することができる。
【0163】
一方、検索をして見つけた情報がメールマガジンであった場合は、ユーザが先の画面で「はい」を選択した後に、通信端末装置10、60又は70の表示部41にメールマガジンの内容が表示される。このメールマガジンは、サーバがメールマガジンの配信元に対して送信を要求し、サーバから通信端末装置10、60又は70に転送されるように構成されている。
【0164】
メールマガジンは、通常、配信先のメールアドレスを登録した後に、配信元から直接送るような構成をとっているが、本実施形態ではサーバを仲介することにより、通常の方法とは異なる方法を採っている。サーバを仲介するのは、通信端末装置10、60又は70に送られてきた情報を見たユーザが、サーバの判断に反して、その情報に関心を持たなかった場合に、メールマガジンの配信元からその後も継続してメールマガジンが送信されることを防止するためである。これにより、ユーザにとって不要な情報が送信されることを防ぐことができる。
【0165】
以上のような構成をとることにより、「検索により得られた通信端末装置のユーザに必要な情報を通信端末装置に供給する機能を有する」ことをなすことになる。
【0166】
(必要か否かの確認)
情報を供給した後は、その情報がユーザにとって必要なものであったかどうかを確認をする必要がある。その確認をする方法を以下に説明する。
【0167】
情報の供給を行った後、通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示される画面の一例を図21に示す。通信端末装置10、60又は70の表示部41の画面上部には、「僕だってたまには役に立つでしょう。どうだった?おもしろかった?」というキャラクタからのメッセージが表示される。また、画面の中央部には、レンタルしたキャラクタの画像が表示される。さらに、画面の下部には、キャラクタからの問いかけに対する返事である「いいえ」か「はい」を選択するための枠が表示される。ユーザは、キャラクタが運んできた情報がおもしろかったときには、画面の下部にある「はい」の枠を選択し、逆にその情報がおもしろくなかったときには、画面の下部にある「いいえ」の枠を選択する。これにより、図22に示すように、キャラクタが持ってきた情報がユーザにとって必要な情報であったか否かの判断をする(ステップS71)。
【0168】
ユーザが「はい」を選択したときには、図22に示すように、図19に示すデータベースにおいて、その情報を検索するのに用いられた単語の「頻出度」の数値に3を加える処理を行う(ステップS72)。
【0169】
一方、ユーザが「いいえ」を選択したときには、図22に示すように、図19に示すデータベースにおいて、その情報の検索をするときに用いられた単語の「関心の有無」の項目の値を「1」から「0」に変更する処理を行う(ステップS73)。
【0170】
ユーザにとって必要な情報であったか否かの処理(ステップS72及びステップS73)が終了すると、データベースの内容を変更する処理に移行する。まず、「関心の有無」の項目の値が「0」である単語をデータベースから削除する処理を行う(ステップS74)。この処理により、サーバの判断に反してユーザが必要としなかった情報が、再び通信端末装置10、60又は70に供給されることを防止することが可能となる。
【0171】
次に、データベースに残った単語について、頻出度順に並べ替える処理を行う(ステップS75)。この処理により、サーバの判断したとおりにユーザが必要とした情報が、データベースのより上の方に位置することになるので、今後、ユーザにとってさらに関心の高い情報の供給をすることが可能となる。
【0172】
このような構成にすることにより、ユーザに必要な情報であるか否かの確認をすることにより、ユーザに必要な情報の判断をする機能の精度をより高いものにするサーバを提供することができる。
【0173】
また、キャラクタを介して情報の供給を行うことにより、もし、供給がなされた情報がユーザにとって不要な情報であった場合でも、ユーザにとっては愛着を感じているキャラクタがわざわざ持ってきてくれた情報であることから、突然送られてくる不要な情報と比較した場合、そのとき感じる不快感は、はるかに少ないものとなる。
【0174】
【発明の効果】
本発明によれば、キャラクタとユーザとの対話を通じて両者の情報の共有化を図り、仮想空間におけるキャラクタが操作者の必要としている情報の判断を行い、その情報の検索をし、現実空間におけるユーザにその情報の供給をすることにより、両者を一体不可分に結びつけるとともに、ユーザがキャラクタに対して感じる愛着をさらに増長させることで、ユーザに必要な情報の判断をする機能が向上する可能性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 キャラクタレンタルシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 通信端末装置10、60又は70のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図3】 サーバ4のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図4】 キャラクタをレンタルするシステムの概要を示す概略図である。
【図5】 サーバ4において実行処理されるサブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】 図5のフローチャートのステップS14において呼び出されて実行される未登録ユーザの処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図7】 キャラクタをレンタルする旨の案内情報がサーバ4から送信されたときに、通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示されるメッセージの一例を示す図(a)と、キャラクタの選択を促すメッセージの一例を示す図(b)である。
【図8】 図6のフローチャートのステップS24において、キャラクタからのメッセージを通信端末装置10、60又は70に送信する際に、参照されるキャラクタ紹介用のデータベースの例を示す表である。
【図9】 図6のフローチャートのステップS29において、生成又は更新されるデータベースの例を示す表である。
【図10】 図6のサブルーチンが実行されたときにおけるタイムチャートである。
【図11】 通信端末装置10、60又は70がメールを受信したときに通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示される画像の一例を示す図である。
【図12】 キャラクタから質問をしてくるときに、通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示される画像の一例を示す図である。
【図13】 キャラクタから質問をしてくるときに、通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示される画像の一例を示す図である。
【図14】 図5のステップS15において呼び出されて実行される登録ユーザの処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図15】 メニュー表示用の情報を通信端末装置10、60又は70が受信したときに、通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示される画像の一例を示す図である。
【図16】 キャラクタとユーザとの対話情報に含まれる項目を時系列に従って示した表の一例である。
【図17】 キャラクタとユーザとの対話情報の処理の手順を示すフローチャートである。
【図18】 ユーザに必要な情報の判断する手順を示すフローチャートである。
【図19】 キャラクタとユーザとの対話情報に含まれる項目を頻出度順に並べ替えた表の一例である。
【図20】 サーバ4からユーザに必要な情報を供給するときに、通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示される画像の一例を示す図である。
【図21】 サーバ4からユーザに必要な情報を供給した後、今後もその情報が必要か否かを確認するときに、通信端末装置10、60又は70の表示部41に表示される画像の一例を示す図である。
【図22】 サーバ4からユーザに必要な情報を供給した後、今後もその情報が必要か否かを確認する手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 キャラクタレンタルシステム
2 公衆電話回線網(通信回線)
3 携帯電話回線網(通信回線)
4 サーバ
10 携帯用通信端末装置(通信端末装置)
41 表示部
60 携帯型ゲーム装置(通信端末装置)
70 携帯電話(通信端末装置)
Claims (2)
- 通信回線を介して通信端末装置と接続された状態で、当該通信端末装置とデータを送受信し得るサーバであって、
前記通信端末装置からのアクセスに応じて、当該通信端末装置の表示部に表示する予め記憶されたキャラクタのレンタルに関する案内情報を読み出し、当該通信端末装置の表示部に表示させるために送信する手段と、
前記案内情報に基づいて、複数のキャラクタの中から前記通信端末装置の表示部に表示させるキャラクタがユーザにより選択され、当該選択されたキャラクタのレンタルの申し込みを当該通信端末装置から受け付けたことに応じて、当該選択されたキャラクタの情報を当該通信端末装置に送信する手段と、
前記キャラクタの情報を送信したことに応じて、前記レンタルの試用期間を起算する手段と、
前記起算された試用期間が経過していない間に、前記ユーザによるキャラクタの交換の申し込みを示す情報を前記通信端末装置から受信した場合に、前記通信端末装置から新たにキャラクタの選択を受け付けたことに応じて、当該選択されたキャラクタの情報を当該通信端末装置に送信する手段と、
前記通信端末装置の表示部に表示するキャラクタからの質問に対してユーザに返答させることにより、当該キャラクタと対話をさせた対話情報を当該通信端末装置から受信する手段と、
前記対話情報に含まれる単語のうち、前記質問に対して前記返答がされた割合に基づいて算出される頻出度の上位から所定数を、前記ユーザの関心が高い単語として抽出し、当該抽出した単語に基づいて、ネットワーク上の情報を検索し、当該検索した情報を前記通信端末装置に送信する手段と、を有するサーバ。 - 前記ユーザの関心が高い単語を抽出する際に、前記対話情報とともに記憶された日時の新しさに基づいて前記頻出度を算出することを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001188072A JP4087582B2 (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | キャラクタを媒介として得られた情報に基づいてユーザが必要とする情報を供給するサーバ |
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