JP2001345954A - 仮想ペット対応システム - Google Patents
仮想ペット対応システムInfo
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- JP2001345954A JP2001345954A JP2000163293A JP2000163293A JP2001345954A JP 2001345954 A JP2001345954 A JP 2001345954A JP 2000163293 A JP2000163293 A JP 2000163293A JP 2000163293 A JP2000163293 A JP 2000163293A JP 2001345954 A JP2001345954 A JP 2001345954A
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- Japan
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- user
- pet
- database
- response sentence
- command
- Prior art date
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話を介してサーバコンピュータとの間
で十分な情報のやり取りを可能にすると共に、遊びや気
持ちの交流といった情緒的な要素をも付加できるインタ
ーフェース技術の実現。 【解決手段】 携帯電話12のユーザに対して、電話回線
を通じて様々な情報処理サービスを提供するセンターサ
ーバ14を備え、センターサーバ14は、ユーザの属性情報
を電話番号に関連付けて登録しておくユーザデータベー
ス32と、ユーザが仮想的に飼育するペットの属性情報を
電話番号と関連付けて登録しておくペット属性データベ
ース34と、携帯電話12から着信があった場合に、その発
信者番号を認識する手段20と、発信者番号をキーとして
ユーザを特定する手段22と、ペットの属性を特定する手
段24と、ペットの属性に対応した多数の応答文が蓄積さ
れている応答文データベース36と、その時の状況に適合
した基本応答文を応答文データベース36から選択し、こ
れにペットの属性に応じた修正を加える手段26と、応答
文をユーザの携帯電話12に送信する手段30とを備えた仮
想ペット対応システム10。
で十分な情報のやり取りを可能にすると共に、遊びや気
持ちの交流といった情緒的な要素をも付加できるインタ
ーフェース技術の実現。 【解決手段】 携帯電話12のユーザに対して、電話回線
を通じて様々な情報処理サービスを提供するセンターサ
ーバ14を備え、センターサーバ14は、ユーザの属性情報
を電話番号に関連付けて登録しておくユーザデータベー
ス32と、ユーザが仮想的に飼育するペットの属性情報を
電話番号と関連付けて登録しておくペット属性データベ
ース34と、携帯電話12から着信があった場合に、その発
信者番号を認識する手段20と、発信者番号をキーとして
ユーザを特定する手段22と、ペットの属性を特定する手
段24と、ペットの属性に対応した多数の応答文が蓄積さ
れている応答文データベース36と、その時の状況に適合
した基本応答文を応答文データベース36から選択し、こ
れにペットの属性に応じた修正を加える手段26と、応答
文をユーザの携帯電話12に送信する手段30とを備えた仮
想ペット対応システム10。
Description
【001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話を介し
た人間とサーバ・コンピュータとのユーザインターフェ
ース技術に係り、特に、恰も携帯電話内で自分専用のペ
ットを飼育しているかのような感覚をユーザに与えるこ
とができる仮想ペット対応システムに関する。
た人間とサーバ・コンピュータとのユーザインターフェ
ース技術に係り、特に、恰も携帯電話内で自分専用のペ
ットを飼育しているかのような感覚をユーザに与えるこ
とができる仮想ペット対応システムに関する。
【002】
【従来の技術】現在、PHSを含めた携帯電話が、年齢
層を問わず爆発的に普及しつつあり、インターネットへ
の接続機能を備えた携帯電話まで登場している。このよ
うに携帯電話の普及が進んでくると、本来の通話機能を
越え、様々な情報の処理端末として利用することが期待
されるようになる。
層を問わず爆発的に普及しつつあり、インターネットへ
の接続機能を備えた携帯電話まで登場している。このよ
うに携帯電話の普及が進んでくると、本来の通話機能を
越え、様々な情報の処理端末として利用することが期待
されるようになる。
【003】これに対し、携帯電話には小型・軽量化の要
請もあるため、さらなる機能を詰め込んで情報処理端末
としての利用形態を発展させるとしても、表示デバイス
や入力デバイスには初めからスペース上の制約が課せら
れている。この、携帯電話の多機能化とスペース上の制
約という問題を解決するためには、携帯電話を利用する
人間とサーバ・コンピュータとの間を取り持つインター
フェースが極めて重要となる。例えば、なるべく少ない
入力動作でサーバ・コンピュータに対してコマンドを発
することができるようにするため、合成音声でもって選
択メニューを操作者に提示し、「#5」といった短い入
力動作で複雑なコマンドの入力が完了するような仕掛け
が用いられている。また、サーバ・コンピュータにおけ
る情報処理の結果をユーザに返す場合にも、表示デバイ
スを用いることなく、コンピュータの合成音声によって
伝達されている。
請もあるため、さらなる機能を詰め込んで情報処理端末
としての利用形態を発展させるとしても、表示デバイス
や入力デバイスには初めからスペース上の制約が課せら
れている。この、携帯電話の多機能化とスペース上の制
約という問題を解決するためには、携帯電話を利用する
人間とサーバ・コンピュータとの間を取り持つインター
フェースが極めて重要となる。例えば、なるべく少ない
入力動作でサーバ・コンピュータに対してコマンドを発
することができるようにするため、合成音声でもって選
択メニューを操作者に提示し、「#5」といった短い入
力動作で複雑なコマンドの入力が完了するような仕掛け
が用いられている。また、サーバ・コンピュータにおけ
る情報処理の結果をユーザに返す場合にも、表示デバイ
スを用いることなく、コンピュータの合成音声によって
伝達されている。
【004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ここま
で携帯電話が普及し、我々の最も身近な道具の一つとな
ってくると、コンピュータからの無味乾燥とした事務的
かつ画一的な応答では飽き足らなくなり、そこに何らか
の「遊び」の要素や、仮想的とはいえ「気持ちの交流」
のようなものが求められるようになってくる。
で携帯電話が普及し、我々の最も身近な道具の一つとな
ってくると、コンピュータからの無味乾燥とした事務的
かつ画一的な応答では飽き足らなくなり、そこに何らか
の「遊び」の要素や、仮想的とはいえ「気持ちの交流」
のようなものが求められるようになってくる。
【005】この発明は、上記要請に応えるために案出さ
れたものであり、携帯電話の限られた入力・表示環境を
介してコンピュータとの間で十分な情報のやり取りを可
能にするというインターフェース本来の機能を備えると
同時に、そこに「遊び」や「気持ちの交流」といった情
緒的な要素をも付加することが可能なインターフェース
技術を実現することを目的としている。
れたものであり、携帯電話の限られた入力・表示環境を
介してコンピュータとの間で十分な情報のやり取りを可
能にするというインターフェース本来の機能を備えると
同時に、そこに「遊び」や「気持ちの交流」といった情
緒的な要素をも付加することが可能なインターフェース
技術を実現することを目的としている。
【006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載された仮想ペット対応システムは、
電話機を利用するユーザに対して少なくとも電話回線を
通じて様々な情報処理サービスを提供するセンターサー
バを備えており、このセンターサーバは、各ユーザの属
性情報を当該ユーザの電話番号に関連付けて登録してお
くユーザデータベースと、当該ユーザが仮想的に飼育す
るペットの属性情報をユーザの電話番号と関連付けて登
録しておくペット属性データベースと、ユーザの電話機
から着信があった場合にその発信者番号を認識する手段
と、該発信者番号をキーとして上記ユーザデータベース
を検索し、当該ユーザを特定する手段と、上記発信者番
号をキーとして上記ペット属性データベースを検索し、
当該ユーザが飼育しているペットの属性を特定する手段
と、予めペットの属性に対応した多数の応答文が蓄積さ
れている応答文データベースと、その時の状況に適合し
た基本応答文を上記応答文データベースから選択すると
共に、この基本応答文に対してペットの属性に対応した
修正を加えてユーザへの応答文を生成する手段と、上記
応答文をユーザの電話機に送信する手段とを備えたこと
を特徴としている。このように、サーバからユーザへの
応答文に対して、当該ユーザが仮想的に飼育しているペ
ットの属性を反映させることが可能となり、ともすれば
無機質となりがちなコンピュータとの対話に「遊び」や
「和み」といった要素を付加することが可能となる。上
記「電話機」としては携帯電話が典型であるが、この発
明を通常の固定電話に対して適用することも当然に可能
である。
め、請求項1に記載された仮想ペット対応システムは、
電話機を利用するユーザに対して少なくとも電話回線を
通じて様々な情報処理サービスを提供するセンターサー
バを備えており、このセンターサーバは、各ユーザの属
性情報を当該ユーザの電話番号に関連付けて登録してお
くユーザデータベースと、当該ユーザが仮想的に飼育す
るペットの属性情報をユーザの電話番号と関連付けて登
録しておくペット属性データベースと、ユーザの電話機
から着信があった場合にその発信者番号を認識する手段
と、該発信者番号をキーとして上記ユーザデータベース
を検索し、当該ユーザを特定する手段と、上記発信者番
号をキーとして上記ペット属性データベースを検索し、
当該ユーザが飼育しているペットの属性を特定する手段
と、予めペットの属性に対応した多数の応答文が蓄積さ
れている応答文データベースと、その時の状況に適合し
た基本応答文を上記応答文データベースから選択すると
共に、この基本応答文に対してペットの属性に対応した
修正を加えてユーザへの応答文を生成する手段と、上記
応答文をユーザの電話機に送信する手段とを備えたこと
を特徴としている。このように、サーバからユーザへの
応答文に対して、当該ユーザが仮想的に飼育しているペ
ットの属性を反映させることが可能となり、ともすれば
無機質となりがちなコンピュータとの対話に「遊び」や
「和み」といった要素を付加することが可能となる。上
記「電話機」としては携帯電話が典型であるが、この発
明を通常の固定電話に対して適用することも当然に可能
である。
【007】請求項2に記載された仮想ペット対応システ
ムは、上記センターサーバに上記応答文生成手段によっ
て生成された応答文を音声信号に変換する音声合成手段
を設けると共に、上記送信手段が上記応答文を音声とし
てユーザの電話機に送信するように構成したことを特徴
としている。
ムは、上記センターサーバに上記応答文生成手段によっ
て生成された応答文を音声信号に変換する音声合成手段
を設けると共に、上記送信手段が上記応答文を音声とし
てユーザの電話機に送信するように構成したことを特徴
としている。
【008】請求項3に記載された仮想ペット対応システ
ムは、上記センターサーバに音声認識辞書ファイルとコ
マンド認識手段を設け、ユーザの電話機から所定のコマ
ンドが音声で入力された場合に、上記コマンド認識手段
が音声認識辞書を参照して当該コマンドを認識するよう
に構成したことを特徴としている。
ムは、上記センターサーバに音声認識辞書ファイルとコ
マンド認識手段を設け、ユーザの電話機から所定のコマ
ンドが音声で入力された場合に、上記コマンド認識手段
が音声認識辞書を参照して当該コマンドを認識するよう
に構成したことを特徴としている。
【009】請求項4に記載された仮想ペット対応システ
ムは、上記ペット属性データベース内に、予め用意され
た複数の性格パターンの中から選択された一つの性格パ
ターンを各ユーザが仮想的に飼育しているペットの性格
パターンとして設定しておき、上記応答文データベース
内に、各状況に応じた基本応答文を各性格パターン毎に
用意しておくように構成したことを特徴としている。
ムは、上記ペット属性データベース内に、予め用意され
た複数の性格パターンの中から選択された一つの性格パ
ターンを各ユーザが仮想的に飼育しているペットの性格
パターンとして設定しておき、上記応答文データベース
内に、各状況に応じた基本応答文を各性格パターン毎に
用意しておくように構成したことを特徴としている。
【0010】請求項5に記載された仮想ペット対応シス
テムは、上記ペット属性データベース内に、予め用意さ
れた複数の種別の中から選択された一つの種別を各ユー
ザが仮想的に飼育しているペットの種別として設定して
おくと共に、上記応答文データベース内にペットの各種
別に応じた鳴き声パターンを格納しておき、上記応答文
生成手段において、各状況に応じた基本応答文に対して
上記鳴き声パターンを接頭辞あるいは接尾辞として付加
する修正を施すように構成したことを特徴としている。
テムは、上記ペット属性データベース内に、予め用意さ
れた複数の種別の中から選択された一つの種別を各ユー
ザが仮想的に飼育しているペットの種別として設定して
おくと共に、上記応答文データベース内にペットの各種
別に応じた鳴き声パターンを格納しておき、上記応答文
生成手段において、各状況に応じた基本応答文に対して
上記鳴き声パターンを接頭辞あるいは接尾辞として付加
する修正を施すように構成したことを特徴としている。
【0011】請求項6に記載された仮想ペット対応シス
テムは、上記ユーザデータベースあるいはペット属性デ
ータベース内に当該ユーザが行使できるコマンドの範囲
に対応したグレードを設定しておき、上記センターサー
バには、ユーザが電話機から音声あるいはダイヤル信号
を通じて特定のコマンドを入力した場合に、当該コマン
ドの意味内容を認識する手段と、当該コマンドと当該ユ
ーザに設定されたグレードを比較してコマンドの可否を
判定する手段とを設けておき、上記応答文生成手段は当
該コマンド可否判定手段からの出力結果に応じた応答文
を生成するように構成したことを特徴としている。
テムは、上記ユーザデータベースあるいはペット属性デ
ータベース内に当該ユーザが行使できるコマンドの範囲
に対応したグレードを設定しておき、上記センターサー
バには、ユーザが電話機から音声あるいはダイヤル信号
を通じて特定のコマンドを入力した場合に、当該コマン
ドの意味内容を認識する手段と、当該コマンドと当該ユ
ーザに設定されたグレードを比較してコマンドの可否を
判定する手段とを設けておき、上記応答文生成手段は当
該コマンド可否判定手段からの出力結果に応じた応答文
を生成するように構成したことを特徴としている。
【0012】請求項7に記載された仮想ペット対応シス
テムは、上記ユーザデータベース内に各ユーザの電子メ
ールアドレスと検索対象キーワードを設定しておき、上
記センターサーバには、各種の情報が蓄積された情報デ
ータベースと、上記検索対象キーワードを用いて定期的
に上記情報データベース内を検索し、必要な情報を抽出
する手段と、この検索結果に応じて応答文生成手段が生
成した応答文に上記電子メールアドレスを付加して電子
メールを生成する手段と、この電子メールをインターネ
ット上に配置されたユーザのメールサーバに送信する手
段とを設けたことを特徴としている。
テムは、上記ユーザデータベース内に各ユーザの電子メ
ールアドレスと検索対象キーワードを設定しておき、上
記センターサーバには、各種の情報が蓄積された情報デ
ータベースと、上記検索対象キーワードを用いて定期的
に上記情報データベース内を検索し、必要な情報を抽出
する手段と、この検索結果に応じて応答文生成手段が生
成した応答文に上記電子メールアドレスを付加して電子
メールを生成する手段と、この電子メールをインターネ
ット上に配置されたユーザのメールサーバに送信する手
段とを設けたことを特徴としている。
【0013】請求項8に記載された仮想ペット対応シス
テムは、上記ユーザデータベース内に各ユーザの利用履
歴を通信ログとして格納しておき、上記センターサーバ
には、上記通信ログを解析して各ユーザの利用履歴を把
握する手段と、この解析結果に応じてユーザデータベー
ス内に設定されたユーザの属性に修正を加えるユーザ属
性更新手段と、上記解析結果に応じてペット属性データ
ベース内に設定されたペットの属性に修正を加えるペッ
ト属性更新手段を設けたことを特徴としている。
テムは、上記ユーザデータベース内に各ユーザの利用履
歴を通信ログとして格納しておき、上記センターサーバ
には、上記通信ログを解析して各ユーザの利用履歴を把
握する手段と、この解析結果に応じてユーザデータベー
ス内に設定されたユーザの属性に修正を加えるユーザ属
性更新手段と、上記解析結果に応じてペット属性データ
ベース内に設定されたペットの属性に修正を加えるペッ
ト属性更新手段を設けたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る仮想ペッ
ト対応システム10の全体イメージを示すものであり、各
ユーザの所有する多数の携帯電話12と、このシステム10
の運用者が管理するセンターサーバ14とが、電話回線網
α及びインターネットβを介して接続されている。ま
た、センターサーバ14には、多数のローカルサーバ16が
専用回線を介してネットワーク接続されている。センタ
ーサーバ14とローカルサーバ16との間を、インターネッ
トを介して接続することもできる。上記センターサーバ
14及びローカルブサーバ16は、それぞれWWW(World Wid
eWeb)サーバ機能、メールサーバ機能、アプリケーショ
ンサーバ機能、データベースサーバ機能を含んでおり、
実際には複数のワークステーションやパソコンをネット
ワーク接続することによって構成されている。上記ユー
ザの携帯電話12は、それぞれインターネットβへの接続
機能を備えている。
ト対応システム10の全体イメージを示すものであり、各
ユーザの所有する多数の携帯電話12と、このシステム10
の運用者が管理するセンターサーバ14とが、電話回線網
α及びインターネットβを介して接続されている。ま
た、センターサーバ14には、多数のローカルサーバ16が
専用回線を介してネットワーク接続されている。センタ
ーサーバ14とローカルサーバ16との間を、インターネッ
トを介して接続することもできる。上記センターサーバ
14及びローカルブサーバ16は、それぞれWWW(World Wid
eWeb)サーバ機能、メールサーバ機能、アプリケーショ
ンサーバ機能、データベースサーバ機能を含んでおり、
実際には複数のワークステーションやパソコンをネット
ワーク接続することによって構成されている。上記ユー
ザの携帯電話12は、それぞれインターネットβへの接続
機能を備えている。
【0015】上記ユーザは、センターサーバ14が管理す
るユーザデータベース内に、予め自己の属性情報を登録
しておく必要がある。図2は、ユーザデータベース内に
登録されるデータ項目例を示すものであり、ユーザの
「携帯電話番号」を筆頭に、「携帯電話の機種」、「名
字」、「名前」、「性別」、「生年月日」、「職業」、
「郵便番号」、「住所」、「メールアドレス」、「FA
X番号」、「電話番号」、「予納金残高」、「クレジッ
トカード番号」、「クレジットカードの有効期限」、
「パソコンの有無」、「趣味」、「好きなアーティス
ト」、「好きなスポーツ」、「欲しい物」、「行きたい
国」、「マイブーム」、「キーワード」、「サービス利
用履歴」、「最近の興味」といった項目が設定されてい
る。これらのデータ項目はあくまでも一例であり、他の
データ項目を設定することも当然に可能である。
るユーザデータベース内に、予め自己の属性情報を登録
しておく必要がある。図2は、ユーザデータベース内に
登録されるデータ項目例を示すものであり、ユーザの
「携帯電話番号」を筆頭に、「携帯電話の機種」、「名
字」、「名前」、「性別」、「生年月日」、「職業」、
「郵便番号」、「住所」、「メールアドレス」、「FA
X番号」、「電話番号」、「予納金残高」、「クレジッ
トカード番号」、「クレジットカードの有効期限」、
「パソコンの有無」、「趣味」、「好きなアーティス
ト」、「好きなスポーツ」、「欲しい物」、「行きたい
国」、「マイブーム」、「キーワード」、「サービス利
用履歴」、「最近の興味」といった項目が設定されてい
る。これらのデータ項目はあくまでも一例であり、他の
データ項目を設定することも当然に可能である。
【0016】上記「携帯電話番号」は、各通信キャリア
からユーザに対して割り振られる唯一固有の番号である
ため、そのままユーザの識別コードとして用いられる。
上記「携帯電話の機種」は、メール配信する際の、送信
可能文字数を割り出すために記述される。
からユーザに対して割り振られる唯一固有の番号である
ため、そのままユーザの識別コードとして用いられる。
上記「携帯電話の機種」は、メール配信する際の、送信
可能文字数を割り出すために記述される。
【0017】また、ユーザは上記ユーザ登録に際して、
携帯電話12の中で仮想的に飼育するペットの仕様を、上
記センターサーバ14が管理するペット属性データベース
内に設定する必要がある。図2にはペット属性データベ
ース内に登録されるデータ項目例も示されており、ユー
ザの「携帯電話番号」を筆頭に、「ペットの名称」、
「ペットの種別」、「ペットの性別」、「ペットの出身
地」、「ペットの生年月日」、「ペットの寿命」、「ペ
ットのグレード」、「音声パターン」、「鳴き声パター
ン」、「性格パターン」といった項目が設定されてい
る。これらのデータ項目はあくまでも一例であり、他の
データ項目を設定することも当然に可能である。
携帯電話12の中で仮想的に飼育するペットの仕様を、上
記センターサーバ14が管理するペット属性データベース
内に設定する必要がある。図2にはペット属性データベ
ース内に登録されるデータ項目例も示されており、ユー
ザの「携帯電話番号」を筆頭に、「ペットの名称」、
「ペットの種別」、「ペットの性別」、「ペットの出身
地」、「ペットの生年月日」、「ペットの寿命」、「ペ
ットのグレード」、「音声パターン」、「鳴き声パター
ン」、「性格パターン」といった項目が設定されてい
る。これらのデータ項目はあくまでも一例であり、他の
データ項目を設定することも当然に可能である。
【0018】上記の各項目の中、ペットの名称(「タ
マ」や「ポチ」等)、ペットの種別(「犬」、「猫」、
「馬」、「モンスター」等)、ペットの性別(「雄」か
「雌」)、ペットの出身地(「関西」、「東北」、「関
東」、「九州」等)、ペットの生年月日については、ユ
ーザ側でデータが選択・入力される。これに対し、ペッ
トの寿命やペットのグレード、音声パターン、鳴き声パ
ターン、性格パターンは、システム運用者の側で設定さ
れる。ペットの寿命(例えば「3年」)は、ユーザの関
与しないところで設定しておく方が、ユーザとペットと
の間にある種の緊張感を演出できるといえる。また、音
声パターンや鳴き声パターンは、ユーザの選択したペッ
トの性別や年齢(生年月日)、種別によって自動的に決
定される。ペットのグレードとは、当該ペットが実行で
きるコマンドのレベル(範囲)に対応しており、ハイグ
レードのペットを飼っているユーザは、それだけ高度な
情報処理をペットに命ずることが可能となる。このペッ
トのグレードは、後で詳細に説明するように、ユーザに
よる本システムの使用度に応じてアップするように仕組
まれている。したがって、最初は一番低いグレードから
出発することとなる。
マ」や「ポチ」等)、ペットの種別(「犬」、「猫」、
「馬」、「モンスター」等)、ペットの性別(「雄」か
「雌」)、ペットの出身地(「関西」、「東北」、「関
東」、「九州」等)、ペットの生年月日については、ユ
ーザ側でデータが選択・入力される。これに対し、ペッ
トの寿命やペットのグレード、音声パターン、鳴き声パ
ターン、性格パターンは、システム運用者の側で設定さ
れる。ペットの寿命(例えば「3年」)は、ユーザの関
与しないところで設定しておく方が、ユーザとペットと
の間にある種の緊張感を演出できるといえる。また、音
声パターンや鳴き声パターンは、ユーザの選択したペッ
トの性別や年齢(生年月日)、種別によって自動的に決
定される。ペットのグレードとは、当該ペットが実行で
きるコマンドのレベル(範囲)に対応しており、ハイグ
レードのペットを飼っているユーザは、それだけ高度な
情報処理をペットに命ずることが可能となる。このペッ
トのグレードは、後で詳細に説明するように、ユーザに
よる本システムの使用度に応じてアップするように仕組
まれている。したがって、最初は一番低いグレードから
出発することとなる。
【0019】ペットの性格パターンは、ある程度ユーザ
のキャラクタを反映するように設定されるものであり、
具体的にはユーザに対して性格判定用の複数の質問を出
題し、これに対する回答の内容と傾向を所定の基準に従
って分析することにより、特定の性格パターンが設定さ
れる。この性格パターンとしては、例えば以下のような
ものが挙げられる。 (1)温厚誠実で控えめな性格。でもすべてに遠慮が
ち。 (2)放浪癖はあるが、冷静でクールな性格。すぐ行方
不明になる。 (3)わがままでいじっぱりな性格。頑固だが、意外に
やさしかったりする。 (4)好き嫌いが激しいねくらオタク。でも気前だけは
いい。 (5)自信過剰で態度がでかい。でも落ち込みやすい性
格 (6)思い込みが激しいデリケートで繊細な性格。でも
気配り上手。 (7)おしゃれでトレンディで好奇心旺盛。でもプライ
ドが高い。 (8)ねあかで素朴。頭の回転が鈍い。いわゆるバカか
もしれない。 (9)野心的で話がでかい。でも粘り強い。すごく勝ち
気。 (10)社会性に欠け、おやじくさいが素朴で純情。 (11)正義感が強い努力家だが、理屈っぽい。 (12)喜怒哀楽が激しいイヤミな性格。うそつき。でも
努力家。 (13)落ち着きがなくうるさい性格。警戒心が強い。 (14)親分肌のしっかり者。計算高い。 (15)1つのことにこだわる情熱家。のめり込みやす
い。 (16)個性的でロマン派。潔くプラス志向。 (17)やんちゃでやさしい。でもあきらめが早い。 (18)楽天的だが、すぐカッコをつけたがる。愛想がい
い。 (19)物腰が柔らかく穏やかで奥ゆかしい大器晩成型。
竹を割ったよう。 (20)まめで細かく保守的。すぐおべっかを使う。 このような性格パターンは、具体的にはユーザに対する
言葉使いやセリフの差異として反映されるのであるが、
詳細は後述する。また、質問事項としては、以下のよう
なレベルのものが10問程出題される。 1)アメリカとヨーロッパを比べると、アメリカの方が
好きだ。 □Yes □No 2)ドラマ「ビューティフルライフ」を見ていた。 □Yes □No
のキャラクタを反映するように設定されるものであり、
具体的にはユーザに対して性格判定用の複数の質問を出
題し、これに対する回答の内容と傾向を所定の基準に従
って分析することにより、特定の性格パターンが設定さ
れる。この性格パターンとしては、例えば以下のような
ものが挙げられる。 (1)温厚誠実で控えめな性格。でもすべてに遠慮が
ち。 (2)放浪癖はあるが、冷静でクールな性格。すぐ行方
不明になる。 (3)わがままでいじっぱりな性格。頑固だが、意外に
やさしかったりする。 (4)好き嫌いが激しいねくらオタク。でも気前だけは
いい。 (5)自信過剰で態度がでかい。でも落ち込みやすい性
格 (6)思い込みが激しいデリケートで繊細な性格。でも
気配り上手。 (7)おしゃれでトレンディで好奇心旺盛。でもプライ
ドが高い。 (8)ねあかで素朴。頭の回転が鈍い。いわゆるバカか
もしれない。 (9)野心的で話がでかい。でも粘り強い。すごく勝ち
気。 (10)社会性に欠け、おやじくさいが素朴で純情。 (11)正義感が強い努力家だが、理屈っぽい。 (12)喜怒哀楽が激しいイヤミな性格。うそつき。でも
努力家。 (13)落ち着きがなくうるさい性格。警戒心が強い。 (14)親分肌のしっかり者。計算高い。 (15)1つのことにこだわる情熱家。のめり込みやす
い。 (16)個性的でロマン派。潔くプラス志向。 (17)やんちゃでやさしい。でもあきらめが早い。 (18)楽天的だが、すぐカッコをつけたがる。愛想がい
い。 (19)物腰が柔らかく穏やかで奥ゆかしい大器晩成型。
竹を割ったよう。 (20)まめで細かく保守的。すぐおべっかを使う。 このような性格パターンは、具体的にはユーザに対する
言葉使いやセリフの差異として反映されるのであるが、
詳細は後述する。また、質問事項としては、以下のよう
なレベルのものが10問程出題される。 1)アメリカとヨーロッパを比べると、アメリカの方が
好きだ。 □Yes □No 2)ドラマ「ビューティフルライフ」を見ていた。 □Yes □No
【0020】携帯電話12のユーザが、上記した本システ
ム10の新規ユーザ登録及びペットの仕様登録を行う場合
には、まず自己が所有するパソコンからインターネット
β経由でセンターサーバ14のWebサイトにアクセスし、
所定の入力用フォームをパソコン画面上に表示させる。
そして、最低限入力が求められている項目にキーボード
やマウスを使ってデータを入力し、Webサイトに送信す
ることによって登録手続が完了する。パソコンを所有し
ていないユーザは、事前にシステム運用者から申込用紙
を入手して必要事項を記載した後、ファクスや郵送によ
って運用者宛に送付すればよい。運用者側では、送付さ
れた申込用紙に記載されたデータをユーザデータベース
及びペット属性データベース内に格納して新規ユーザ登
録を完了した後、ユーザの携帯電話12に対してメールを
配信し、新規登録完了の通知を行う。
ム10の新規ユーザ登録及びペットの仕様登録を行う場合
には、まず自己が所有するパソコンからインターネット
β経由でセンターサーバ14のWebサイトにアクセスし、
所定の入力用フォームをパソコン画面上に表示させる。
そして、最低限入力が求められている項目にキーボード
やマウスを使ってデータを入力し、Webサイトに送信す
ることによって登録手続が完了する。パソコンを所有し
ていないユーザは、事前にシステム運用者から申込用紙
を入手して必要事項を記載した後、ファクスや郵送によ
って運用者宛に送付すればよい。運用者側では、送付さ
れた申込用紙に記載されたデータをユーザデータベース
及びペット属性データベース内に格納して新規ユーザ登
録を完了した後、ユーザの携帯電話12に対してメールを
配信し、新規登録完了の通知を行う。
【0021】以上のようにして登録を済ませたユーザ
は、以後自分の携帯電話12介してセンターサーバ14から
様々なサービスを受ける際に、自己のペットをエージェ
ントとして使役することが可能となる。まず初めに、図
3のフローチャートに従い、このシステム全体の流れを
概説する。
は、以後自分の携帯電話12介してセンターサーバ14から
様々なサービスを受ける際に、自己のペットをエージェ
ントとして使役することが可能となる。まず初めに、図
3のフローチャートに従い、このシステム全体の流れを
概説する。
【0022】ユーザは、自己の携帯電話12からセンター
サーバ14の電話番号を入力し、電話回線網α経由でセン
ターサーバ14に接続する。ユーザからの着信を受けると
(S10)、センターサーバ14では発信者番号を電話回線
網αから取得すると共に(S12)、ユーザデータベース
を検索し(S14)、当該発信者番号に該当するユーザを
特定する(S16)。ここで、ユーザデータベース内に当
該発信者番号に該当する携帯電話番号が登録されていな
い場合には、未登録者からのアクセスと判断し、予め録
音されていた音声ガイダンスを流し、新規加入を促す
(S18)。これに対し、発信者番号に該当する携帯電話
番号が登録されている場合には、ペット属性データベー
ス内を検索し、当該携帯電話番号と関連付けられたペッ
トの属性が特定される(S20)。
サーバ14の電話番号を入力し、電話回線網α経由でセン
ターサーバ14に接続する。ユーザからの着信を受けると
(S10)、センターサーバ14では発信者番号を電話回線
網αから取得すると共に(S12)、ユーザデータベース
を検索し(S14)、当該発信者番号に該当するユーザを
特定する(S16)。ここで、ユーザデータベース内に当
該発信者番号に該当する携帯電話番号が登録されていな
い場合には、未登録者からのアクセスと判断し、予め録
音されていた音声ガイダンスを流し、新規加入を促す
(S18)。これに対し、発信者番号に該当する携帯電話
番号が登録されている場合には、ペット属性データベー
ス内を検索し、当該携帯電話番号と関連付けられたペッ
トの属性が特定される(S20)。
【0023】ここで必要であれば、予め設定されたペッ
トの属性に従い、第一声が発せられる(S22)。例え
ば、「久しぶりだにゃ〜。何の用だにゃん?」といった
音声が合成され、ユーザの携帯電話12に返される。これ
に促され、ユーザが携帯電話12のプッシュボタンを押し
て所定のコマンドを入力すると(S24)、当該コマンド
が当該ユーザに対して許容されたものであるか否かが判
定される(S26)。具体的には、ペット属性データベー
ス内の「ペットのグレード」と選択されたコマンドとが
比較され、許容範囲外のコマンドであると判定された場
合には、そのコマンドを受け付けない旨、及び他のコマ
ンドを選択し直すべき旨を伝える音声が合成され、ユー
ザの携帯電話12に返される(S28、S30)。例えば、
「それは10年早いにゃん」、「別のコマンドを入力し
直すにゃん」といったセリフが該当する。これに対し、
許容範囲内のコマンドである場合には、「いまやるか
ら、ちょっと待っててにゃ〜」といった受諾を示す旨の
応答が音声で返される(S32)。
トの属性に従い、第一声が発せられる(S22)。例え
ば、「久しぶりだにゃ〜。何の用だにゃん?」といった
音声が合成され、ユーザの携帯電話12に返される。これ
に促され、ユーザが携帯電話12のプッシュボタンを押し
て所定のコマンドを入力すると(S24)、当該コマンド
が当該ユーザに対して許容されたものであるか否かが判
定される(S26)。具体的には、ペット属性データベー
ス内の「ペットのグレード」と選択されたコマンドとが
比較され、許容範囲外のコマンドであると判定された場
合には、そのコマンドを受け付けない旨、及び他のコマ
ンドを選択し直すべき旨を伝える音声が合成され、ユー
ザの携帯電話12に返される(S28、S30)。例えば、
「それは10年早いにゃん」、「別のコマンドを入力し
直すにゃん」といったセリフが該当する。これに対し、
許容範囲内のコマンドである場合には、「いまやるか
ら、ちょっと待っててにゃ〜」といった受諾を示す旨の
応答が音声で返される(S32)。
【0024】後は、サーバ側で当該コマンドに対応した
必要な処理が実行され(S34)、その結果が利用履歴と
してユーザデータベース内の該当項目に記述された後に
(S36)、回線が切断される(S38)。もちろん、回線
が切断される前に、「ちゃんとやったから安心するにゃ
ん」といった音声を流すこともできる。また、コマンド
の内容によっては、処理が完了するまでに時間がかかる
こともある。この場合には「後で必ずやっとくからにゃ
〜」といった音声を流して回線を切断し、コマンド処理
完了後に利用履歴の更新を行ってもよい。この際、「さ
っきの仕事は今済んだにゃん」といった内容を記述した
電子メールを、ユーザの携帯電話12に配信することが望
ましい。
必要な処理が実行され(S34)、その結果が利用履歴と
してユーザデータベース内の該当項目に記述された後に
(S36)、回線が切断される(S38)。もちろん、回線
が切断される前に、「ちゃんとやったから安心するにゃ
ん」といった音声を流すこともできる。また、コマンド
の内容によっては、処理が完了するまでに時間がかかる
こともある。この場合には「後で必ずやっとくからにゃ
〜」といった音声を流して回線を切断し、コマンド処理
完了後に利用履歴の更新を行ってもよい。この際、「さ
っきの仕事は今済んだにゃん」といった内容を記述した
電子メールを、ユーザの携帯電話12に配信することが望
ましい。
【0025】つぎに、このシステムを実現するための機
能構成について、図4〜図9のブロック図に従って説明
する。図4は、このシステム10が果たす諸機能の中で、
発信者番号を基にユーザ及びペットの属性を特定すると
共に、当該ユーザの飼育するペットの属性を反映させた
応答をシステム10からユーザに対して返すための機能構
成に焦点を当てたものであり、発信者番号認識手段20
と、ユーザ特定手段22と、ペット属性特定手段24と、応
答文生成手段26と、音声合成手段28と、音声送信手段30
と、ユーザデータベース32と、ペット属性データベース
34と、応答文データベース36が用いられている。上記発
信者番号認識手段20、ユーザ特定手段22、ペット属性特
定手段24、応答文生成手段26、音声合成手段28、音声送
信手段30は、センターサーバ14を構成するコンピュータ
のCPUが、OSや専用プログラムに従って所定の処理
を実行することによって実現される。また、上記ユーザ
データベース32、ペット属性データベース34、及び応答
文データベース36は、同コンピュータのハードディスク
内に格納されている。
能構成について、図4〜図9のブロック図に従って説明
する。図4は、このシステム10が果たす諸機能の中で、
発信者番号を基にユーザ及びペットの属性を特定すると
共に、当該ユーザの飼育するペットの属性を反映させた
応答をシステム10からユーザに対して返すための機能構
成に焦点を当てたものであり、発信者番号認識手段20
と、ユーザ特定手段22と、ペット属性特定手段24と、応
答文生成手段26と、音声合成手段28と、音声送信手段30
と、ユーザデータベース32と、ペット属性データベース
34と、応答文データベース36が用いられている。上記発
信者番号認識手段20、ユーザ特定手段22、ペット属性特
定手段24、応答文生成手段26、音声合成手段28、音声送
信手段30は、センターサーバ14を構成するコンピュータ
のCPUが、OSや専用プログラムに従って所定の処理
を実行することによって実現される。また、上記ユーザ
データベース32、ペット属性データベース34、及び応答
文データベース36は、同コンピュータのハードディスク
内に格納されている。
【0026】ユーザの携帯電話12からセンターサーバ14
が着信を受けると、発信者番号認識手段20が起動して当
該携帯電話12の発信者番号を受け取り、これをユーザ特
定手段22に出力する。この発信者番号は、NTT等の通
信キャリアが実施している番号通知サービス(ナンバー
ディスプレイサービス)によってもたらされるものであ
り、電話回線網αに含まれる交換機から送信されてくる
データによって特定される。ユーザ特定手段22は、発信
者番号をキーとしてユーザデータベース32内を検索し、
該当する携帯電話番号に関連付けられたユーザを特定す
る。同時に、ペット属性特定手段24において該当する携
帯電話番号に関連付けられたペットの属性が特定され
る。なお、図示は省略したが、ユーザ特定手段22におけ
る検索の結果、発信者番号に対応する携帯電話番号の登
録例が発見できない場合には、未登録者からの着信と判
断され、新規登録を促す音声ガイダンスが返されること
は上記した通りである(図3のS18)。
が着信を受けると、発信者番号認識手段20が起動して当
該携帯電話12の発信者番号を受け取り、これをユーザ特
定手段22に出力する。この発信者番号は、NTT等の通
信キャリアが実施している番号通知サービス(ナンバー
ディスプレイサービス)によってもたらされるものであ
り、電話回線網αに含まれる交換機から送信されてくる
データによって特定される。ユーザ特定手段22は、発信
者番号をキーとしてユーザデータベース32内を検索し、
該当する携帯電話番号に関連付けられたユーザを特定す
る。同時に、ペット属性特定手段24において該当する携
帯電話番号に関連付けられたペットの属性が特定され
る。なお、図示は省略したが、ユーザ特定手段22におけ
る検索の結果、発信者番号に対応する携帯電話番号の登
録例が発見できない場合には、未登録者からの着信と判
断され、新規登録を促す音声ガイダンスが返されること
は上記した通りである(図3のS18)。
【0027】応答文生成手段26においては、応答文デー
タベース36内を検索し、現在の状況に適合した基本応答
文を選択すると共に、ペット属性特定手段24からの出力
結果に対応した加工を施して、具体的な応答文を生成す
る。例えば、現在の状況がユーザからの着信を受けた直
後であれば、これに対応するものとして、以下のごとき
基本応答文が応答文データベース36内に予め用意されて
いる。 お呼びですか? 何か用か? 呼んでくれてありがと 実際にはもっと多くの基本応答文が各状況毎に用意され
ているのであるが、ここでは説明の便宜上、数を限定し
ている。
タベース36内を検索し、現在の状況に適合した基本応答
文を選択すると共に、ペット属性特定手段24からの出力
結果に対応した加工を施して、具体的な応答文を生成す
る。例えば、現在の状況がユーザからの着信を受けた直
後であれば、これに対応するものとして、以下のごとき
基本応答文が応答文データベース36内に予め用意されて
いる。 お呼びですか? 何か用か? 呼んでくれてありがと 実際にはもっと多くの基本応答文が各状況毎に用意され
ているのであるが、ここでは説明の便宜上、数を限定し
ている。
【0028】応答文生成手段26は、当該ユーザの飼育し
ているペットの性格パターンを参照して、具体的な基本
応答文を選択する。例えば、「やさしくて丁寧」という
性格パターンが設定されている場合には、が基本応答
文として選択される。この基本応答文に対して、ペット
の種別毎に特定される鳴き声が接頭辞あるいは接尾辞と
して追加される。例えば、当該ユーザのペットがネコで
ある場合には、「ニャオ〜ン、呼んでくれてありがとニ
ャン」のように基本応答文が修正される。
ているペットの性格パターンを参照して、具体的な基本
応答文を選択する。例えば、「やさしくて丁寧」という
性格パターンが設定されている場合には、が基本応答
文として選択される。この基本応答文に対して、ペット
の種別毎に特定される鳴き声が接頭辞あるいは接尾辞と
して追加される。例えば、当該ユーザのペットがネコで
ある場合には、「ニャオ〜ン、呼んでくれてありがとニ
ャン」のように基本応答文が修正される。
【0029】また、当該ユーザの前回着信日時をユーザ
データベース32の「サービス利用履歴」から読み出し、
一定期間以上経過している場合には、「久しぶり」と
か、「随分ご無沙汰」といった言葉を付加することもで
きる。あるいは、前回着信日時からあまり時間が経過し
ていない場合には、「ネコ使いが粗いな〜」とか「面倒
くさいな〜」といったセリフを、当該ペットの性格パタ
ーンや種別に応じて選択・付加することもできる。
データベース32の「サービス利用履歴」から読み出し、
一定期間以上経過している場合には、「久しぶり」と
か、「随分ご無沙汰」といった言葉を付加することもで
きる。あるいは、前回着信日時からあまり時間が経過し
ていない場合には、「ネコ使いが粗いな〜」とか「面倒
くさいな〜」といったセリフを、当該ペットの性格パタ
ーンや種別に応じて選択・付加することもできる。
【0030】上記のようにして応答文生成手段26におい
て生成された応答文は、音声合成手段28に出力され、そ
こでペット属性データベース内に設定された音声パター
ンに従った音声信号に変換される。この音声信号は、音
声送信手段30によってユーザの携帯電話12に送信され、
そのスピーカーから音声として出力される。
て生成された応答文は、音声合成手段28に出力され、そ
こでペット属性データベース内に設定された音声パター
ンに従った音声信号に変換される。この音声信号は、音
声送信手段30によってユーザの携帯電話12に送信され、
そのスピーカーから音声として出力される。
【0031】図5は、このシステム10が果たす諸機能の
中で、ユーザからのコマンド入力が音声でなされた場合
に、その音声コマンドを認識すると共に、コマンド入力
に対して音声で応答するための機能構成に焦点を当てた
ものであり、コマンド認識手段38と、コマンド適否判定
手段40と、応答文生成手段26と、ペット属性特定手段24
と、音声合成手段28と、音声送信手段30と、音声認識辞
書ファイル42と、ペット属性データベース34と、応答文
データベース36が用いられている。上記コマンド認識手
段38及びコマンド適否判定手段40は、センターサーバ14
を構成するコンピュータのCPUが、OSや専用プログ
ラムに従って所定の処理を実行することによって実現さ
れる。また、上記音声認識辞書ファイル42は、同コンピ
ュータのハードディスク内に格納されている。
中で、ユーザからのコマンド入力が音声でなされた場合
に、その音声コマンドを認識すると共に、コマンド入力
に対して音声で応答するための機能構成に焦点を当てた
ものであり、コマンド認識手段38と、コマンド適否判定
手段40と、応答文生成手段26と、ペット属性特定手段24
と、音声合成手段28と、音声送信手段30と、音声認識辞
書ファイル42と、ペット属性データベース34と、応答文
データベース36が用いられている。上記コマンド認識手
段38及びコマンド適否判定手段40は、センターサーバ14
を構成するコンピュータのCPUが、OSや専用プログ
ラムに従って所定の処理を実行することによって実現さ
れる。また、上記音声認識辞書ファイル42は、同コンピ
ュータのハードディスク内に格納されている。
【0032】ユーザが自己の携帯電話12から音声で所定
のコマンドを入力すると、コマンド認識手段38が起動
し、音声認識辞書ファイル42を用いてその音声コマンド
の意味を解釈する。ここで、例えば好きなアーティスト
の情報収集を依頼するコマンド(例えば「○○の情報を
集めて!」)が入力されたことが認識されると、この認
識結果はコマンド適否判定手段40に渡される。コマンド
適否判定手段40は、ペット属性データベース34内に記述
された当該ペットのグレードを参照し、そのグレードの
ペットに許容されたコマンドであるか否かを判定する。
この場合には、最も初歩的な検索依頼コマンドであるた
め、当然ながら「可」の判定が下される。この判定結果
は応答文生成手段26に送出され、適当な応答文が生成さ
れる。例えば、ペット属性特定手段24によって抽出され
た当該ペットの属性に対応して「了解!ちょっと待って
てニャン」という応答文が生成され、音声合成手段28に
よって音声信号に変換された後、音声送信手段30を介し
てユーザの携帯電話12に送信される。ユーザから入力さ
れた音声コマンドが、当該ペットのグレードを越えたよ
り高級なコマンドである場合には、コマンド適否判定手
段40において当然ながら「否」の判定が下され、上記の
ように例えば「10年早い」といった意味内容のセリフ
が返される。
のコマンドを入力すると、コマンド認識手段38が起動
し、音声認識辞書ファイル42を用いてその音声コマンド
の意味を解釈する。ここで、例えば好きなアーティスト
の情報収集を依頼するコマンド(例えば「○○の情報を
集めて!」)が入力されたことが認識されると、この認
識結果はコマンド適否判定手段40に渡される。コマンド
適否判定手段40は、ペット属性データベース34内に記述
された当該ペットのグレードを参照し、そのグレードの
ペットに許容されたコマンドであるか否かを判定する。
この場合には、最も初歩的な検索依頼コマンドであるた
め、当然ながら「可」の判定が下される。この判定結果
は応答文生成手段26に送出され、適当な応答文が生成さ
れる。例えば、ペット属性特定手段24によって抽出され
た当該ペットの属性に対応して「了解!ちょっと待って
てニャン」という応答文が生成され、音声合成手段28に
よって音声信号に変換された後、音声送信手段30を介し
てユーザの携帯電話12に送信される。ユーザから入力さ
れた音声コマンドが、当該ペットのグレードを越えたよ
り高級なコマンドである場合には、コマンド適否判定手
段40において当然ながら「否」の判定が下され、上記の
ように例えば「10年早い」といった意味内容のセリフ
が返される。
【0033】なお、ユーザが選択したコマンドがより複
雑な処理を要するものであるときは、ユーザとペット
(システム10)との間で音声による情報のやり取りが複
数回往復することとなる。例えば、ユーザがある物品を
オークションに出すことを希望している場合には、まず
最初に「物を売りたい」という定型コマンドを発声し、
これに対してペット(システム10)側からは「何を売り
たいニャ〜?」というような質問を返す。これに答えて
ユーザから「車を売りたい」という回答を音声で入力す
ると、「車種は何ニャ〜」、「いくらなら売るニャン
?」といった質問が立て続けに発せられる。このような
やり取りを何回か繰り返す中に、売却希望物品の種類や
最低価格、その他の条件を電話を通じて確定することが
可能となる。もちろん、この間にも「生意気に」とか
「いよっ、太っ腹!」といった当該ペットの性格を反映
するようなセリフが応答文生成手段26によって適宜挿入
され、恰も擬人化されたペットと本物の会話を交わして
いるような錯覚をユーザに与えることが望ましい。
雑な処理を要するものであるときは、ユーザとペット
(システム10)との間で音声による情報のやり取りが複
数回往復することとなる。例えば、ユーザがある物品を
オークションに出すことを希望している場合には、まず
最初に「物を売りたい」という定型コマンドを発声し、
これに対してペット(システム10)側からは「何を売り
たいニャ〜?」というような質問を返す。これに答えて
ユーザから「車を売りたい」という回答を音声で入力す
ると、「車種は何ニャ〜」、「いくらなら売るニャン
?」といった質問が立て続けに発せられる。このような
やり取りを何回か繰り返す中に、売却希望物品の種類や
最低価格、その他の条件を電話を通じて確定することが
可能となる。もちろん、この間にも「生意気に」とか
「いよっ、太っ腹!」といった当該ペットの性格を反映
するようなセリフが応答文生成手段26によって適宜挿入
され、恰も擬人化されたペットと本物の会話を交わして
いるような錯覚をユーザに与えることが望ましい。
【0034】ユーザから入力されるコマンドは必ずしも
音声に限られるものではなく、携帯電話12のプッシュボ
タンを介した入力動作によってコマンドの選択をより確
実に行うこともできる。すなわち、予めユーザに対して
はコマンドの内容とプッシュボタンの組合せとの対応関
係を示す一覧表が配布されており(この対応表には、例
えば「01」の入力が検索依頼を意味し、「02」の入
力が購入依頼を意味するといった約束事が記述されてい
る)、ユーザはこの一覧表に従ってコマンドを選択入力
する。これに対し、システム10の側も同様の対応テーブ
ルを備えており、コマンド認識手段38が携帯電話12から
入力されたトーン信号をこの対応テーブルに当てはめる
ことによってコマンドの内容が認識される。後は上記と
同様、応答文生成手段26によって応答文が生成され、音
声合成手段28によって音声信号化された上でユーザの携
帯電話12に送信される。
音声に限られるものではなく、携帯電話12のプッシュボ
タンを介した入力動作によってコマンドの選択をより確
実に行うこともできる。すなわち、予めユーザに対して
はコマンドの内容とプッシュボタンの組合せとの対応関
係を示す一覧表が配布されており(この対応表には、例
えば「01」の入力が検索依頼を意味し、「02」の入
力が購入依頼を意味するといった約束事が記述されてい
る)、ユーザはこの一覧表に従ってコマンドを選択入力
する。これに対し、システム10の側も同様の対応テーブ
ルを備えており、コマンド認識手段38が携帯電話12から
入力されたトーン信号をこの対応テーブルに当てはめる
ことによってコマンドの内容が認識される。後は上記と
同様、応答文生成手段26によって応答文が生成され、音
声合成手段28によって音声信号化された上でユーザの携
帯電話12に送信される。
【0035】上記にあっては、ユーザからの個別のリク
エストに応じてペットが応答する機能について説明した
が、このシステム10は定期または不定期に情報を収集
し、ペットの側からユーザに対して自動配信する機能も
備えている。図6は、この情報の自動配信を実現するた
めの機能構成を示すブロック図であり、情報検索手段44
と、応答文生成手段26と、ペット属性特定手段24と、広
告文選択手段46と、電子メール生成手段48と、電子メー
ル送信手段50と、ユーザデータベース32と、情報データ
ベース52と、応答文データベース36と、ペット属性デー
タベース34と、広告文データベース54とが用いられてい
る。上記情報検索手段44、広告文選択手段46、電子メー
ル生成手段48、電子メール送信手段50は、センターサー
バ14を構成するコンピュータのCPUが、OSや専用プ
ログラムに従って所定の処理を実行することによって実
現される。また、上記情報データベース52、及び広告文
データベース54は、同コンピュータのハードディスク内
に格納されている。
エストに応じてペットが応答する機能について説明した
が、このシステム10は定期または不定期に情報を収集
し、ペットの側からユーザに対して自動配信する機能も
備えている。図6は、この情報の自動配信を実現するた
めの機能構成を示すブロック図であり、情報検索手段44
と、応答文生成手段26と、ペット属性特定手段24と、広
告文選択手段46と、電子メール生成手段48と、電子メー
ル送信手段50と、ユーザデータベース32と、情報データ
ベース52と、応答文データベース36と、ペット属性デー
タベース34と、広告文データベース54とが用いられてい
る。上記情報検索手段44、広告文選択手段46、電子メー
ル生成手段48、電子メール送信手段50は、センターサー
バ14を構成するコンピュータのCPUが、OSや専用プ
ログラムに従って所定の処理を実行することによって実
現される。また、上記情報データベース52、及び広告文
データベース54は、同コンピュータのハードディスク内
に格納されている。
【0036】上記情報データベース52、及び広告文デー
タベース54内には、外部の情報提供会社や広告会社のロ
ーカルサーバ16から送信された新着情報が、定期的に更
新・蓄積されている。情報検索手段44及び広告文選択手
段46は、ユーザデータベース32内に格納された各ユーザ
の「趣味」や「好きなアーティスト」、「行きたい国」
等の項目を定期的に参照し、そこに記述された言葉をキ
ーワードとして情報データベース52及び広告文データベ
ース54内を検索する。そして、情報検索手段44及び広告
文選択手段46によって抽出された情報は、応答文生成手
段26に出力される。応答文生成手段26では、応答文デー
タベース36から適当な導入文例や繋ぎの文例を抽出し、
これを情報検索手段44や広告文選択手段46からの出力情
報に付加して送信メールの本文を生成する。この際、ペ
ット属性特定手段24から出力される当該ユーザのペット
の属性に応じた文例が選択されると共に、必要な鳴き声
パターンが付加されることはいうまでもない。ここで生
成された送信メールの本文は電子メール生成手段48に出
力され、そこで当該ユーザのメールアドレスが宛先欄に
記述されて電子メールが生成される。この電子メール
は、電子メール送信手段50を介してユーザの電子メール
アドレスに該当するインターネット上のメールサーバに
送信される。後は、通信キャリアのメール配信サービス
によって当該電子メールがユーザの携帯電話12に配信さ
れる。
タベース54内には、外部の情報提供会社や広告会社のロ
ーカルサーバ16から送信された新着情報が、定期的に更
新・蓄積されている。情報検索手段44及び広告文選択手
段46は、ユーザデータベース32内に格納された各ユーザ
の「趣味」や「好きなアーティスト」、「行きたい国」
等の項目を定期的に参照し、そこに記述された言葉をキ
ーワードとして情報データベース52及び広告文データベ
ース54内を検索する。そして、情報検索手段44及び広告
文選択手段46によって抽出された情報は、応答文生成手
段26に出力される。応答文生成手段26では、応答文デー
タベース36から適当な導入文例や繋ぎの文例を抽出し、
これを情報検索手段44や広告文選択手段46からの出力情
報に付加して送信メールの本文を生成する。この際、ペ
ット属性特定手段24から出力される当該ユーザのペット
の属性に応じた文例が選択されると共に、必要な鳴き声
パターンが付加されることはいうまでもない。ここで生
成された送信メールの本文は電子メール生成手段48に出
力され、そこで当該ユーザのメールアドレスが宛先欄に
記述されて電子メールが生成される。この電子メール
は、電子メール送信手段50を介してユーザの電子メール
アドレスに該当するインターネット上のメールサーバに
送信される。後は、通信キャリアのメール配信サービス
によって当該電子メールがユーザの携帯電話12に配信さ
れる。
【0037】ユーザにとっては、自分が興味を持ってい
るテーマに関する情報や広告が定期的に自動配信される
ため、自主的に情報を検索する手間が省ける。また、情
報や広告を提供する側からしても、見込みの高いユーザ
に対して効率的に情報を配信できる利点がある。特に、
ペットからのお知らせという体裁をとっているため、広
告文の場合にも押し付けがましい印象が薄れ、ユーザの
警戒心が緩和されることが期待できる。なお、ペットか
らの情報伝達方法としては、上記の電子メール配信に限
られるものではなく、例えばペットの側からユーザに電
話を掛け、音声によって情報を伝えるように構成するこ
ともできる。この場合には、センターサーバ14内にダイ
ヤル信号生成手段を設け、ユーザの携帯電話12に回線接
続させた後、音声合成手段28によって音声化された情報
を携帯電話12のスピーカから流せばよい。
るテーマに関する情報や広告が定期的に自動配信される
ため、自主的に情報を検索する手間が省ける。また、情
報や広告を提供する側からしても、見込みの高いユーザ
に対して効率的に情報を配信できる利点がある。特に、
ペットからのお知らせという体裁をとっているため、広
告文の場合にも押し付けがましい印象が薄れ、ユーザの
警戒心が緩和されることが期待できる。なお、ペットか
らの情報伝達方法としては、上記の電子メール配信に限
られるものではなく、例えばペットの側からユーザに電
話を掛け、音声によって情報を伝えるように構成するこ
ともできる。この場合には、センターサーバ14内にダイ
ヤル信号生成手段を設け、ユーザの携帯電話12に回線接
続させた後、音声合成手段28によって音声化された情報
を携帯電話12のスピーカから流せばよい。
【0038】各ユーザが仮想的に飼育しているペット
は、ユーザによるこのシステム10の利用度(利用回数や
利用時間)に応じて成長させることができる。図7は、
このペットの成長を実現させるための機能構成を示すブ
ロック図であり、通信ログ解析手段56と、ユーザ属性更
新手段58と、ペット属性更新手段60と、シナリオ選択手
段62と、ユーザデータベース32と、ペット属性データベ
ース34と、シナリオデータベース64とが用いられる。上
記通信ログ解析手段56、ユーザ属性更新手段58、ペット
属性更新手段60、シナリオ選択手段62は、センターサー
バ14を構成するコンピュータのCPUが、OSや専用プ
ログラムに従って所定の処理を実行することによって実
現される。また、上記シナリオデータベース64は、同コ
ンピュータのハードディスク内に格納されている。
は、ユーザによるこのシステム10の利用度(利用回数や
利用時間)に応じて成長させることができる。図7は、
このペットの成長を実現させるための機能構成を示すブ
ロック図であり、通信ログ解析手段56と、ユーザ属性更
新手段58と、ペット属性更新手段60と、シナリオ選択手
段62と、ユーザデータベース32と、ペット属性データベ
ース34と、シナリオデータベース64とが用いられる。上
記通信ログ解析手段56、ユーザ属性更新手段58、ペット
属性更新手段60、シナリオ選択手段62は、センターサー
バ14を構成するコンピュータのCPUが、OSや専用プ
ログラムに従って所定の処理を実行することによって実
現される。また、上記シナリオデータベース64は、同コ
ンピュータのハードディスク内に格納されている。
【0039】上記ユーザデータベース32内に格納された
各ユーザのレコード中には、「サービス利用履歴」の項
目が設定されており、そこにサービス開始以来の利用履
歴が記録されている。そこで、通信ログ解析手段56は、
この利用履歴を所定の基準に従って定期的に分析するこ
とにより、当該ユーザの利用度を把握することができ
る。そして、このようにして把握した利用度を所定の基
準に照らして評価することにより、当該ユーザが飼って
いるペットの属性に修正を加えることができる。例え
ば、利用時間の積み重ねによってペットのグレードをア
ップさせ、それに応じてユーザが行使できるコマンドの
範囲が拡大するように設定することが挙げられる。具体
的には、ペット属性更新手段60により、ペット属性デー
タベース34内の「グレード」項目が書き換えられる。こ
のように、ユーザの利用度をペットのグレードに連動さ
せることにより、ユーザによるこのシステムの利用を促
す効果が期待できる。逆に、一定期間以上利用実績がな
い場合にはペットのグレードをダウンさせることも考え
られる。また、ユーザの利用度に応じてペットの「性格
パターン」を変更することもできる。例えば、最初は粗
暴な性格パターンに設定されていたペットが、徐々に従
順な性格パターンに更新されていくことが挙げられる。
各ユーザのレコード中には、「サービス利用履歴」の項
目が設定されており、そこにサービス開始以来の利用履
歴が記録されている。そこで、通信ログ解析手段56は、
この利用履歴を所定の基準に従って定期的に分析するこ
とにより、当該ユーザの利用度を把握することができ
る。そして、このようにして把握した利用度を所定の基
準に照らして評価することにより、当該ユーザが飼って
いるペットの属性に修正を加えることができる。例え
ば、利用時間の積み重ねによってペットのグレードをア
ップさせ、それに応じてユーザが行使できるコマンドの
範囲が拡大するように設定することが挙げられる。具体
的には、ペット属性更新手段60により、ペット属性デー
タベース34内の「グレード」項目が書き換えられる。こ
のように、ユーザの利用度をペットのグレードに連動さ
せることにより、ユーザによるこのシステムの利用を促
す効果が期待できる。逆に、一定期間以上利用実績がな
い場合にはペットのグレードをダウンさせることも考え
られる。また、ユーザの利用度に応じてペットの「性格
パターン」を変更することもできる。例えば、最初は粗
暴な性格パターンに設定されていたペットが、徐々に従
順な性格パターンに更新されていくことが挙げられる。
【0040】また、通信ログ解析手段56における解析結
果に応じ、当該ユーザのペットに対して特別なシナリオ
を適用させることもできる。例えば、一定期間以上の利
用実績がない場合には、「ペットが家出をしてしまっ
た」という設定のシナリオを適用させることが挙げられ
る。具体的は、シナリオ選択手段62が通信ログ解析手段
56からの出力を所定の基準に従って評価し、シナリオデ
ータベース64内に格納された多数のシナリオパターンの
中から該当するものを選択し、ペット属性データベース
34内に格納されたペットの「適用シナリオ」の項目に選
択されたシナリオパターンのコードが記述される。次
回、ユーザがこのシステム10に接続した際には、上記家
出シナリオが適用される。例えば、当該ユーザと関連付
けられたペットの属性が特定されると同時に、「○○
(ペットの名称)は家出しちゃったから、しばらくの間
は私○○がお相手します」といった音声をユーザに返
し、それまでとは全く異なる属性(性格パターン、音声
パターン、性別等)を一時的に適用させる。そして、こ
の状態のまま一定以上の利用時間が積み重なった時点
で、「大分反省したようだから戻ってきたニャン」とい
うようなコメントと共に、突然元の属性に復帰させれば
よい。
果に応じ、当該ユーザのペットに対して特別なシナリオ
を適用させることもできる。例えば、一定期間以上の利
用実績がない場合には、「ペットが家出をしてしまっ
た」という設定のシナリオを適用させることが挙げられ
る。具体的は、シナリオ選択手段62が通信ログ解析手段
56からの出力を所定の基準に従って評価し、シナリオデ
ータベース64内に格納された多数のシナリオパターンの
中から該当するものを選択し、ペット属性データベース
34内に格納されたペットの「適用シナリオ」の項目に選
択されたシナリオパターンのコードが記述される。次
回、ユーザがこのシステム10に接続した際には、上記家
出シナリオが適用される。例えば、当該ユーザと関連付
けられたペットの属性が特定されると同時に、「○○
(ペットの名称)は家出しちゃったから、しばらくの間
は私○○がお相手します」といった音声をユーザに返
し、それまでとは全く異なる属性(性格パターン、音声
パターン、性別等)を一時的に適用させる。そして、こ
の状態のまま一定以上の利用時間が積み重なった時点
で、「大分反省したようだから戻ってきたニャン」とい
うようなコメントと共に、突然元の属性に復帰させれば
よい。
【0041】通信ログ解析手段56からの出力に応じて、
ユーザデータベース32内のレコードに対して修正を加え
ることもできる。例えば、当該ユーザがこのシステム10
を用いて特定のテーマ(例えば「ダイビング」)に関す
る情報の検索を頻繁に行っている事実が把握された場合
には、「最近の興味」の項目に「ダイビング」が記述さ
れる。この結果、上記したペットからの自動情報配信に
際しては、「ダイビング」に関連した情報が自動的に収
集・配信されることとなる。
ユーザデータベース32内のレコードに対して修正を加え
ることもできる。例えば、当該ユーザがこのシステム10
を用いて特定のテーマ(例えば「ダイビング」)に関す
る情報の検索を頻繁に行っている事実が把握された場合
には、「最近の興味」の項目に「ダイビング」が記述さ
れる。この結果、上記したペットからの自動情報配信に
際しては、「ダイビング」に関連した情報が自動的に収
集・配信されることとなる。
【0042】このシステムにおいてユーザが選択できる
コマンドとしては、特定情報の収集依頼や懸賞応募依
頼、各種の予約依頼、物品購入依頼、物品売却(オーク
ション)依頼など多岐に亘っている。
コマンドとしては、特定情報の収集依頼や懸賞応募依
頼、各種の予約依頼、物品購入依頼、物品売却(オーク
ション)依頼など多岐に亘っている。
【0043】図8は、一例としてユーザが懸賞への応募
を依頼する際の機能構成を示すブロック図であり、コマ
ンド認識手段38と、必要データ抽出手段66と、応募デー
タ登録手段68と、応募データ送信手段70と、ユーザデー
タベース32と、応募案件データベース72と、懸賞応募デ
ータベース74とが用いられる。上記必要データ抽出手段
66、応募データ登録手段68、応募データ送信手段70は、
センターサーバ14を構成するコンピュータのCPUが、
OSや専用プログラムに従って所定の処理を実行するこ
とによって実現される。また、上記応募案件データベー
ス72、及び懸賞応募データベース74は、同コンピュータ
のハードディスク内に格納されている。
を依頼する際の機能構成を示すブロック図であり、コマ
ンド認識手段38と、必要データ抽出手段66と、応募デー
タ登録手段68と、応募データ送信手段70と、ユーザデー
タベース32と、応募案件データベース72と、懸賞応募デ
ータベース74とが用いられる。上記必要データ抽出手段
66、応募データ登録手段68、応募データ送信手段70は、
センターサーバ14を構成するコンピュータのCPUが、
OSや専用プログラムに従って所定の処理を実行するこ
とによって実現される。また、上記応募案件データベー
ス72、及び懸賞応募データベース74は、同コンピュータ
のハードディスク内に格納されている。
【0044】上記応募案件データベース72には、外部の
懸賞提供会社のローカルサーバ16から送信された応募案
件が蓄積されており、ユーザに対しても新着の応募案件
に関する情報が事前に配信されている。そして、ユーザ
が自己の携帯電話12から音声やプッシュボタンの入力動
作によって懸賞応募のコマンドを発すると、コマンド認
識手段38がこれを検知し、必要データ抽出手段66に出力
する。必要データ抽出手段66は、応募案件データベース
72を参照して当該ユーザが選択した応募案件の募集条件
を認識すると共に、ユーザデータベース32内から当該ユ
ーザの氏名、住所、年齢、職業等の必要項目を抽出し、
応募データを生成する。この応募データは、応募データ
登録手段68によって懸賞応募データベース74内に一時的
に格納され、募集期限が到来する前に応募データ送信手
段70によって懸賞提供会社のローカルサーバ16に送信さ
れる。懸賞応募の結果(当たり外れ)は、ローカルサー
バ16からユーザの携帯電話12へ直接電子メールにて通知
される。
懸賞提供会社のローカルサーバ16から送信された応募案
件が蓄積されており、ユーザに対しても新着の応募案件
に関する情報が事前に配信されている。そして、ユーザ
が自己の携帯電話12から音声やプッシュボタンの入力動
作によって懸賞応募のコマンドを発すると、コマンド認
識手段38がこれを検知し、必要データ抽出手段66に出力
する。必要データ抽出手段66は、応募案件データベース
72を参照して当該ユーザが選択した応募案件の募集条件
を認識すると共に、ユーザデータベース32内から当該ユ
ーザの氏名、住所、年齢、職業等の必要項目を抽出し、
応募データを生成する。この応募データは、応募データ
登録手段68によって懸賞応募データベース74内に一時的
に格納され、募集期限が到来する前に応募データ送信手
段70によって懸賞提供会社のローカルサーバ16に送信さ
れる。懸賞応募の結果(当たり外れ)は、ローカルサー
バ16からユーザの携帯電話12へ直接電子メールにて通知
される。
【0045】ユーザがこのシステム10を利用する過程
で、システム運用者や外部の情報・サービス提供会社に
対して様々な代金を支払う必要が生じる場合が当然生じ
る。この代金の決済方法として、クレジットカードを用
いるのが最も一般的であるが、それ以外の決済方法とし
て、予納金充当方式を用いることもできる。図9は、こ
の予納金充当決済を実現させるための機能構成を示すブ
ロック図であり、発信者番号認識手段20と、正当性判定
手段76と、残高特定手段78と、決済可否判定手段80と、
決済処理手段82と、残高更新手段84と、ユーザデータベ
ース32とが用いられる。上記正当性判定手段76、残高特
定手段78、決済可否判定手段80、決済処理手段82、残高
更新手段84は、センターサーバ14を構成するコンピュー
タのCPUが、OSや専用プログラムに従って所定の処
理を実行することによって実現される。
で、システム運用者や外部の情報・サービス提供会社に
対して様々な代金を支払う必要が生じる場合が当然生じ
る。この代金の決済方法として、クレジットカードを用
いるのが最も一般的であるが、それ以外の決済方法とし
て、予納金充当方式を用いることもできる。図9は、こ
の予納金充当決済を実現させるための機能構成を示すブ
ロック図であり、発信者番号認識手段20と、正当性判定
手段76と、残高特定手段78と、決済可否判定手段80と、
決済処理手段82と、残高更新手段84と、ユーザデータベ
ース32とが用いられる。上記正当性判定手段76、残高特
定手段78、決済可否判定手段80、決済処理手段82、残高
更新手段84は、センターサーバ14を構成するコンピュー
タのCPUが、OSや専用プログラムに従って所定の処
理を実行することによって実現される。
【0046】この予納金充当方式の利用を希望するユー
ザは、予めシステム運用者に対して予納金(例えば1万
円程度)を納付しておく。システム運用者は、この予納
金額のデータをユーザデータベース32内の「予納金残
高」の項目に記述しておく。そして、ユーザが代金の支
払い義務が発生するコマンドを選択した場合、当該ユー
ザの発信者番号を発信者番号認識手段20が認識し、残高
特定手段78に出力する。残高特定手段78は、当該発信者
番号をキーとしてユーザデータベース32内を検索し、当
該発信者の予納金残高を特定すると共に、その結果を決
済可否判定手段80に出力する。また、ユーザに対しては
暗証番号の入力がシステム側から求められ、これに応じ
てユーザが携帯電話12のプッシュボタンから暗証番号を
入力すると、正当性判定手段76が入力された文字列とユ
ーザデータベース32内に格納されたユーザの暗証番号と
を比較し、その結果を決済可否判定手段80に出力する。
決済可否判定手段80においては、ユーザの残高情報とユ
ーザが選択したコマンドの金額情報とを比較し、前者が
後者を上回っており、しかも暗証番号が一致している場
合にのみ、決済処理手段82に対して決済可の出力を行
う。これを受けた決済処理手段は、ユーザの求めている
コマンドの処理を実行に移す。この後、残高更新手段84
が起動して、ユーザデータベース32内の予納金残高を代
金分だけ減算する更新を行う。ユーザは、所定の払込用
紙を用いてコンビニエンス・ストアや郵便局、銀行から
予納金を適宜補充すればよい。
ザは、予めシステム運用者に対して予納金(例えば1万
円程度)を納付しておく。システム運用者は、この予納
金額のデータをユーザデータベース32内の「予納金残
高」の項目に記述しておく。そして、ユーザが代金の支
払い義務が発生するコマンドを選択した場合、当該ユー
ザの発信者番号を発信者番号認識手段20が認識し、残高
特定手段78に出力する。残高特定手段78は、当該発信者
番号をキーとしてユーザデータベース32内を検索し、当
該発信者の予納金残高を特定すると共に、その結果を決
済可否判定手段80に出力する。また、ユーザに対しては
暗証番号の入力がシステム側から求められ、これに応じ
てユーザが携帯電話12のプッシュボタンから暗証番号を
入力すると、正当性判定手段76が入力された文字列とユ
ーザデータベース32内に格納されたユーザの暗証番号と
を比較し、その結果を決済可否判定手段80に出力する。
決済可否判定手段80においては、ユーザの残高情報とユ
ーザが選択したコマンドの金額情報とを比較し、前者が
後者を上回っており、しかも暗証番号が一致している場
合にのみ、決済処理手段82に対して決済可の出力を行
う。これを受けた決済処理手段は、ユーザの求めている
コマンドの処理を実行に移す。この後、残高更新手段84
が起動して、ユーザデータベース32内の予納金残高を代
金分だけ減算する更新を行う。ユーザは、所定の払込用
紙を用いてコンビニエンス・ストアや郵便局、銀行から
予納金を適宜補充すればよい。
【0047】
【発明の効果】この発明に係る仮想ペット対応システム
にあっては、上記のようにサーバからユーザへの応答文
に対して、当該ユーザが仮想的に飼育しているペットの
属性を反映させることが可能となり、ともすれば無機質
となりがちなコンピュータとの対話に「遊び」や「和
み」といった要素を付加することが可能となる。
にあっては、上記のようにサーバからユーザへの応答文
に対して、当該ユーザが仮想的に飼育しているペットの
属性を反映させることが可能となり、ともすれば無機質
となりがちなコンピュータとの対話に「遊び」や「和
み」といった要素を付加することが可能となる。
【図1】この発明に係る仮想ペット対応システムの全体
イメージを示す説明図である。
イメージを示す説明図である。
【図2】上記システムに含まれるユーザデータベース及
びペット属性データベースのデータ項目例を示す説明図
である。
びペット属性データベースのデータ項目例を示す説明図
である。
【図3】このシステムの全体の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】発信者番号を基にユーザ及びペットの属性を特
定すると共に、ユーザの飼育するペットの属性を応答文
に反映させるための機能構成を示すブロック図である。
定すると共に、ユーザの飼育するペットの属性を応答文
に反映させるための機能構成を示すブロック図である。
【図5】ユーザからの音声によるコマンドを認識すると
共に、これに対して音声で応答するための機能構成を示
すブロック図である。
共に、これに対して音声で応答するための機能構成を示
すブロック図である。
【図6】ペットが収集した情報をユーザに対して自動配
信するための機能構成を示すブロック図である。
信するための機能構成を示すブロック図である。
【図7】ユーザによるシステムの利用度に応じて仮想ペ
ットが成長することを実現するための機能構成を示すブ
ロック図である。
ットが成長することを実現するための機能構成を示すブ
ロック図である。
【図8】ユーザが懸賞への応募をペット(システム)に
依頼する際の機能構成を示すブロック図である。
依頼する際の機能構成を示すブロック図である。
【図9】予納金充当決済を実現させるための機能構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
10 仮想ペット対応システム 12 携帯電話 14 センターサーバ 20 発信者番号認識手段 22 ユーザ特定手段 24 ペット属性特定手段 26 応答分生成手段 28 音声合成手段 30 音声送信手段 32 ユーザデータベース 34 ペット属性データベース 36 応答分データベース 38 コマンド認識手段 40 コマンド適否判定手段 42 音声認識辞書ファイル 44 情報検索手段 48 電子メール生成手段 50 電子メール送信手段 52 情報データベース 56 通信ログ解析手段 58 ユーザ属性更新手段 60 ペット属性更新手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170Z Fターム(参考) 2C001 AA00 AA17 BA00 BA06 BB00 BB05 CB01 CB08 CC03 DA00 DA06 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 ND03 ND14 ND20 NK46 PP10 PP13 PP30 PQ02 PQ04 UU40 5K101 KK02 LL12 NN08 NN13 NN16 PP03 PP05
Claims (8)
- 【請求項1】電話機を利用するユーザに対して、少なく
とも電話回線を通じて様々な情報処理サービスを提供す
るセンターサーバを備えており、 該センターサーバは、各ユーザの属性情報を当該ユーザ
の電話番号に関連付けて登録しておくユーザデータベー
スと、 当該ユーザが仮想的に飼育するペットの属性情報を、ユ
ーザの電話番号と関連付けて登録しておくペット属性デ
ータベースと、 ユーザの電話機から着信があった場合に、その発信者番
号を認識する手段と、 該発信者番号をキーとして上記ユーザデータベースを検
索し、当該ユーザを特定する手段と、 上記発信者番号をキーとして上記ペット属性データベー
スを検索し、当該ユーザが飼育しているペットの属性を
特定する手段と、 予めペットの属性に対応した多数の応答文が蓄積されて
いる応答文データベースと、 その時の状況に適合した基本応答文を上記応答文データ
ベースから選択すると共に、この基本応答文に対してペ
ットの属性に対応した修正を加えてユーザへの応答文を
生成する手段と、 上記応答文をユーザの電話機に送信する手段とを備えた
ことを特徴とする仮想ペット対応システム。 - 【請求項2】上記センターサーバは、上記応答文生成手
段によって生成された応答文を音声信号に変換する音声
合成手段を備え、 上記送信手段は、上記応答文を音声としてユーザの電話
機に送信することを特徴とする請求項1に記載の仮想ペ
ット対応システム。 - 【請求項3】上記センターサーバは、音声認識辞書ファ
イルと、コマンド認識手段とを備えており、 該コマンド認識手段は、ユーザの電話機から所定のコマ
ンドが音声で入力された場合に、上記音声認識辞書を参
照して当該コマンドを認識することを特徴とする請求項
1または2に記載の仮想ペット対応システム。 - 【請求項4】上記ペット属性データベース内には、予め
用意された複数の性格パターンの中から選択された一つ
の性格パターンが、各ユーザが仮想的に飼育しているペ
ットの性格パターンとして設定されており、 上記応答文データベース内には、各状況に応じた基本応
答文が各性格パターン毎に用意されていることを特徴と
する請求項1〜3の何れかに記載の仮想ペット対応シス
テム。 - 【請求項5】上記ペット属性データベース内には、予め
用意された複数の種別の中から選択された一つの種別
が、各ユーザが仮想的に飼育しているペットの種別とし
て設定されており、 上記応答文データベース内には、ペットの各種別に応じ
た鳴き声パターンが格納されており、 上記応答文生成手段においては、各状況に応じた基本応
答文に対して、上記鳴き声パターンを接頭辞あるいは接
尾辞として付加する修正が施されることを特徴とする請
求項1〜4の何れかに記載の仮想ペット対応システム。 - 【請求項6】上記ユーザデータベースあるいはペット属
性データベース内には、当該ユーザが行使できるコマン
ドの範囲に対応したグレードが設定されており、 上記センターサーバは、ユーザが電話機から音声あるい
はダイヤル信号を通じて特定のコマンドを入力した場合
に、当該コマンドの意味内容を認識する手段と、 当該コマンドと当該ユーザに設定されたグレードを比較
し、コマンドの可否を判定する手段とを備え、 上記応答文生成手段は、当該コマンド可否判定手段から
の出力結果に応じた応答文を生成することを特徴とする
請求項1〜5の何れかに記載の仮想ペット対応システ
ム。 - 【請求項7】上記ユーザデータベース内には、各ユーザ
の電子メールアドレスと、検索対象キーワードが設定さ
れており、 上記センターサーバは、各種の情報が蓄積された情報デ
ータベースと、 上記検索対象キーワードを用いて定期的に上記情報デー
タベース内を検索し、必要な情報を抽出する手段と、 この検索結果に応じて応答文生成手段が生成した応答文
に上記電子メールアドレスを付加して電子メールを生成
する手段と、 この電子メールをインターネット経由でインターネット
上に配置されたユーザのメールサーバに送信する手段と
を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載
の仮想ペット対応システム。 - 【請求項8】上記ユーザデータベース内には、各ユーザ
の利用履歴が通信ログとして格納されており、 上記センターサーバは、上記通信ログを解析して各ユー
ザの利用履歴を把握する手段と、 この解析結果に応じてユーザデータベース内に設定され
たユーザの属性に修正を加えるユーザ属性更新手段と、 上記解析結果に応じてペット属性データベース内に設定
されたペットの属性に修正を加えるペット属性更新手段
とを備えたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記
載の仮想ペット対応システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000163293A JP2001345954A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 仮想ペット対応システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000163293A JP2001345954A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 仮想ペット対応システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001345954A true JP2001345954A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18667069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000163293A Pending JP2001345954A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 仮想ペット対応システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001345954A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004318728A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Toyota Motor Corp | 情報提供方法、情報提供システム、情報端末装置およびセンター |
JP2005073711A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Taito Corp | Rfid識別技術を利用したゲーム提供システムおよび該システムに用いられるゲーム装置。 |
JP2005184529A (ja) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Ntt Docomo Inc | サービス提供システム |
KR100650346B1 (ko) | 2006-08-09 | 2006-11-30 | 주식회사 한솔교육 | 육성 게임과 연동한 미디어 시스템 및 운영방법 |
JP2019015837A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 一般社団法人It&診断支援センター・北九州 | 猫の性格を持つ会話型ロボット及び猫の性格を発現させる対話管理プログラム |
JP2019061111A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | 一般社団法人It&診断支援センター・北九州 | 猫型会話ロボット |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000163293A patent/JP2001345954A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004318728A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Toyota Motor Corp | 情報提供方法、情報提供システム、情報端末装置およびセンター |
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JP2019015837A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 一般社団法人It&診断支援センター・北九州 | 猫の性格を持つ会話型ロボット及び猫の性格を発現させる対話管理プログラム |
JP2019061111A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | 一般社団法人It&診断支援センター・北九州 | 猫型会話ロボット |
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