JP2007334732A - ネットワークシステム及びネットワーク情報送受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワークを介したサービス提供及びプロファイリングにおいて、ユーザとのインタフェースの役割を演じる、ユーザの端末の表示画面上にキャラクタとして表示され、仮想人格機能をプログラムで実装した仕組みを提供する。
【解決手段】 ユーザ端末610〜650がサーバ100から、キャラクタとの会話データとしてスクリプトを受け取る際に、同時に回答選択肢データを受け取る。サーバ100は、ユーザに対して行った会話に対し、ユーザから何らかのレスポンスを受けるため、プロファイリングに都合良い選択肢をユーザへ提示し、選択させる。 ユーザの選択した選択肢により、プロファイルデータが蓄積される。選択肢には、調査対象となるキーワードが結び付けられており、その選択肢に関連づけられたキーワードのポイントを積算して行くことにより、各ユーザが、各々のキーワード対する関心度を測る値として記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを介してユーザとの間でコミュニケーションを行い、ユーザの好みを判別し、ユーザの好みに従った情報を供給し、供給情報に対するユーザよりの返答情報を収集することで、各ユーザ毎の嗜好等を収集可能とすると共に、ユーザの好む情報を的確に選択して供給可能とするネットワークシステム及びネットワーク情報送受信方法に関するものである。
近年は、各ユーザの嗜好も多様化してきており、画一的な商品展開やサービス提供から、各人の要求に併せた、各人の希望するタイミングで商品やサービスを提供することが求められてきている。
これを実現するには、ユーザから情報の提供を受ける必要がある。例えば、アンケート用紙を配布して答えてもらう方法や、電話をかけて直接答えてもらうことにより情報を聞き出す方法などが多く用いられている。
しかしながら、ユーザにとって、自分の情報を収集されることに対して、大きな抵抗感と不信感をもっている場合が多い。このため、なかなか応じてもらえない場合が多く、回収率を上げるために景品や図書券などを渡してアンケートに答えてもらう場合がほとんどである。
また、アンケートに答えてもらったとしても、通常のアンケート形式では、必ずしも正直な回答をしたものとは限らず、自分を正直に出すとは限らないものであった。更に、明らかにアンケートに回答した結果として届いた広告に対しては、不快感を持つ場合が多く、アンケート結果を十分に生かすことが難しかった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたもので、ユーザに不快感や構えた気持ちを起こさせずにユーザの性向などを収集できると共に、ユーザが必要とする、あるいは興味を抱苦情法を的確に提供することができるネットワークシステム及びネットワーク情報送受信方法を提供することを目的とする。
係る目的を達成する一手段として例えば以下の構成を備える。
即ち、ネットワーク網を介して互いに接続可能なコンテンツ供給装置と、該コンテンツ供給装置よりのコンテンツを受信する端末装置とからなるネットワークシステムであって、前記コンテンツ供給装置は、前記端末装置操作者が選択可能なキャラクタ画像を所望する端末装置に供給し表示制御させるキャラクタ供給手段と、端末装置に送るべき情報を前記キャラクタ供給手段が供給するキャラクタよりの会話情報として端末装置に供給する会話情報出力手段と、端末装置よりの送信情報を受信する端末情報受信手段と、前記端末情報受信手段の受信した受信情報中のキーワードを解析する解析手段と、前記解析手段の解析結果を端末装置操作者の発言プロファイル情報として管理するプロファイル管理手段と、前記プロファイル管理手段の管理するプロファイル情報から端末装置操作者の嗜好を判別する判別手段と、前記判別手段で判別した操作者の嗜好に対応したコンテンツ情報を選択する選択手段と、前記選択手段で選択したコンテンツ情報を前記対応する端末装置に送信するコンテンツ送信手段とを備えることを特徴とする。
そして例えば、前記会話情報出力手段は、端末装置操作者へのアンケート質問情報を前記キャラクタよりの会話情報として出力し、端末装置の操作に応じてメッセージ情報としてあるいはアニメーション表示を可能とすることを特徴とする。
また例えば、前記端末装置は、前記キャラクタ供給手段から送られるキャラクタ情報に対応したアニメーション表示を行うキャラクタ表示手段と、前記会話情報出力手段が出力する会話情報をアニメーション表示したキャラクタよりの会話出力情報として出力する会話出力手段と、操作者よりの指示入力を受け付ける指示入力手段と、前記指示入力手段よりの指示入力を前記コンテンツ供給装置宛に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。あるいは、前記コンテンツ送信手段が送信するコンテンツは、プロファイル情報を基に選択した複数の選択肢を有するアンケート情報であることを特徴とする。
更に例えば、前記サーバは、各端末間のチャット通信を可能に制御するチャット制御手段を備え、前記端末情報受信手段は、チャット制御手段による制御下で各端末装置が発言した会話情報を受信し、前記解析手段は、前記端末情報受信手段の受信した受信情報中のキーワードを解析し、前記プロファイル管理手段は前記解析手段の解析結果を端末装置操作者の発言プロファイル情報として管理することを特徴とする。
または、ネットワーク網を介して互いに接続可能なコンテンツ供給装置と、該コンテンツ供給装置よりのコンテンツを受信する端末装置とからなるネットワークシステムにおけるネットワーク情報送受信方法であって、前記コンテンツ供給装置は、前記端末装置操作者が選択可能なキャラクタ画像を所望する端末装置に供給し表示制御させ、端末装置に送るべき情報を前記供給するキャラクタよりの会話情報として端末装置に供給し、会話情報に応じて送られる端末装置よりの送信情報を受信し、前記受信した受信情報中のキーワードを解析し、前記解析した結果を端末装置操作者の発言プロファイル情報として管理すると共に、前記管理しているプロファイル情報から端末装置操作者の嗜好を判別し、前記判別した操作者の嗜好に対応したコンテンツ情報を選択して前記対応する端末装置に送信するネットワーク情報送受信方法とすることを特徴とする。
そして例えば、前記コンテンツ供給装置は、端末装置操作者へのアンケート質問情報を前記キャラクタよりの会話情報として出力し、端末装置の操作に応じてメッセージ情報としてあるいはアニメーション表示を可能とするネットワーク情報送受信方法とすることを特徴とする。
また例えば、前記端末装置は、前記コンテンツ供給装置から送られるキャラクタ情報に対応したアニメーション表示を行い、前記コンテンツ供給装置が出力する会話情報をアニメーション表示したキャラクタよりの会話出力情報として出力し、操作者よりの会話情報に対して入力される指示入力を受け付け、前記指示入力を前記コンテンツ供給装置宛に送信するネットワーク情報送受信方法とすることを特徴とする。
更に例えば、前記サーバは、各端末間のチャット通信を可能に制御し、チャット制御下で各端末装置が発言した会話情報を受信し、前記端末装置から受信した受信情報中のキーワードを解析し、解析結果を端末装置操作者の発言プロファイル情報として管理するネットワーク情報送受信方法とすることを特徴とする。
本発明によれば、自然で必然的なプロファイリングと信頼感を得た情報の収集及び提供が実現する。また、自分の好みのキャラクタを育てることができるため、キャラクタに対する感情移入も期待でき、プロファイリングと広告に対するマイナスイメージを相殺して余りあるプラスイメージを得る事が出来る。
以下、図面を参照して本発明に係る一実施の形態例を詳細に説明する。
本実施の形態例においては、携帯端末の表示画面にユーザが好むキャラクタを表示し、該キャラクタを通してコミュニケーションを行うことで、供給情報に対するユーザよりの返答情報を無理なく自然に収集可能とすると共に、ユーザの好む情報を的確に選択して供給可能とするネットワークシステム及びネットワーク情報送受信方法としている。
また、キャラクタとのコミュニケーションとしての会話情報を収集してユーザに対するプロファイリングを行い、更にその結果をユーザとのコミュニケーションに反映させることにより、結果としてユーザの好みのキャラクタに変身していくことになる。
即ち、ユーザから見ると、自分の好みのキャラクタを育てることができることになり、自然にキャラクタに対する感情移入がおき、キャラクタから発せられた言葉であれば素直に許容でき、受け入れることができるため、ユーザから得られる情報の信頼性が向上する。
以下、図1を参照して本発明に係る一発明の実施の形態例のシステム構成を説明する。図1は本明の実施の形態例のネットワークシステムの構成例を示すブロック図である。
図1において、100は本実施の形態例のサーバシステムであり、ネットワーク網500を介してユーザとの間で各種データを送受信する。500はインターネットあるいは携帯電話網等のネットワーク網でありユーザ端末の使用に逢わせた仕様のネットワーク網である。
更に、610,620,630,640,650はユーザが所有するユーザ端末であり、図1では携帯電話である例を示している。しかし、この例に限定されるものではなく、パソコンであっても、他の携帯型端末であっても良い。
サーバ100は、サーバ100の全体制御を司ると共に各種データを行う制御部、111はROM、112はRAMである内部メモリ、120は各種のコンテンツデータやユーザ情報などを記憶するデータベースである。データベース120は、大容量ハードディスク装置を備えている。本実施の形態例では、サーバの動作プログラムは必要に応じて内部メモリ112にストアして実行する。
そしてプログラムは、データベース120やROM111に格納する。携帯端末からのアクセスにより、携帯端末から要求のあったコンテンツをコンテンツ作成部200で作成し、これをコンテンツ配信制御部300の制御下で対応するユーザ端末に配信する。
200はユーザ端末との間で行う各種コンテンツを各ユーザ情報に基づいてユーザ毎に作成するコンテンツ作成部、300はコンテンツ作成部200で作成した各種コンテンツの対等ユーザ端末との間で通信制御するコンテンツ配信制御部である。
本実施の形態例のサーバ100は、ネットワーク網500に接続され、各種サービス(コンテンツ配信、コミュニケーションサービス、コマースサービス)を提供する総合サービスサイトとして動作する。そして、ユーザの趣味趣向をプロファイルし、そのプロファイル情報を基に、個別のユーザに合わせたコンテンツ紹介やコマース事業における情報配信及び商品紹介を行うシステムを提供する。
具体的には、ユーザ端末へのサービス提供及びプロファイリングをユーザの端末の表示画面上にユーザの嗜好に合わせたキャラクタを表示制御することで実現し、仮想人格機能を実現してユーザとの会話形式によるコミュニケーションが出来る仕組みを提供する。
このキャラクタは、3Dモデルや2D画像として表現され、衣装やアクセサリ、アイテム等を装着することで、ユーザのオリジナリティを主張する事が可能に制御する。この様なカスタマイズ要素を提供することで、ユーザが自分一人のためのキャラクタへの親近感や、思い入れを最大限引き出す事で、システムへの警戒感を軽減させ、信頼度の高い情報袖手が可能となる。
このように、本実施の形態例システムは、他のユーザとコミュニケーションを行う際のコミュニケーションインターフェースとして機能し、例えば、ユーザのキーボード操作により、相手側の端末の表示画面上にメッセージを表示したり、キャラクタを感情を表すアニメーション表示とする。
以上を実現するためのサーバ100のデータベース120の詳細ファイル構成の一例及びサーバを動作させるためのプログラム構成例を図2を参照して以下に説明する。図2は本実施の形態例のデータベース120のファイル構成例及びサーバ制御部動作プログラムを説明するための図である。図2の上部にデータベース120のファイル構成例を、下部にサーバ100が実行するプログラムの構成を示している。
図2に示すように、本実施の形態例のデータベースファイル120は、キーワード情報を記憶するキーワードテーブル122、ユーザ毎のキーワードポイント情報を記憶するキーワードポイント情報テーブル123、ユーザに対応したプロファイルデータを記憶するプロファイルテーブル124、キャラクタを介して行う会話情報を記憶する会話イベントテーブル125、各種アンケートを行う際の回答の選択肢情報を記憶する回答選択肢テーブル126、ユーザとの間でイベントを発動(開始)する条件を記憶するイベント発動トリガテーブル127、ユーザ毎のイベント実行状況を記憶するイベントログテーブル128を備えている。
また、サーバ100の制御部110で実行するサーバ制御部実行プログラム115としては、プロファイリングを実行するためのプロファイリングプログラムと、ユーザとのコミュニケーションの結果イベントを発動するか否かの条件判定を行うイベント発動判定プログラム、ユーザとのチャット配信を管理するチャット配信管理プログラムなどが用意されている。なお、通常のネットワーク制御プログラムを有することは言うまでもない。
キーワードテーブル122に記憶されるキーワード情報は、ユーザが、あるキーワードにどれだけ関心を持っているかを数値で記録し、ユーザ毎の趣味趣向についてのプロファイリングを行うための情報であり、その際に関心事としての単位がキーワードになる。このキーワードは予めサーバ側(運用側)で特定しておく。
キーワードテーブル122は、キーワードを特定するIDであるキーワードIDと、プロファイルの対象となる調査対象キーワードを示す文字列であって、該キーワードIDにより特定されるキーワード文字列とで一組が構成される。このキーワードを示す文字列と管理上のキーワードIDを紐付けする為のDBテーブルがキーワードテーブル122である。
文字列としては異なっていても同じ意味をもつキーワードは、一つのキーワードとして計測する事が望ましい。その為、本実施の形態例では、複数の文字列が、同一のキーワードIDに紐付けされ定義する事も可能とする。
キーワードポイント情報テーブル123は、プロファイリングを行うトリガーとなるユーザ行為対象(トピック)を特定するIDであるトピックID、キーワードを特定するキーワードID、トピックIDで特定するユーザ行為により、キーワードIDで特定するキーワードへの関心度を測る積算値へ加算する値であるキーワードポイント情報で一組となっている。
プロファイルテーブル124は、ユーザが、あるキーワードにどれだけ関心を持っているかを数値により判定するための積算値を格納するDBテーブルである。そして、ユーザを特定するIDであるユーザIDと、該ユーザIDに関連つけられた、プロファイルの対象となる調査対象キーワードをコード化した値であるキーワードIDと、ユーザIDで特定したユーザのコンテンツ利用履歴から判定した、キーワードIDで特定されたキーワードに対する関心度を示す値であるトピックスコア情報(コンテンツ利用で加算)と、ユーザIDで特定したユーザのチャットでの発言履歴から判定した、キーワードIDで特定されたキーワードに対する関心度を示す値(チャット発言で加算)であるチャットスコア情報から一組が構成される。
会話イベントテーブル125は、サーバの提供する会話イベントを特定するイベントIDと、イベントIDに関連つけられている、ユーザに対して話をするイベントを表現するために記述されたアニメーションロジックである会話イベントスクリプト情報とで構成されている。この会話イベントテーブルは、サーバ側で予め用意する会話イベントの数だけ存在する。
回答選択肢テーブル126は、会話イベントに対し、ユーザが回答する際の選択肢を管理するテーブルであり、サーバが発動する会話イベントを特定するIDであるイベントIDと、ユーザがこのイベントIDで特定される選択肢を選んだ場合に、ユーザが関心を持っていると推測する話題を特定するIDであるトピックIDと、ユーザがこの選択肢を選んだ場合に、他のコンテンツに誘導させる場合の、誘導先を特定するIDであるリンクIDと、イベントIDで特定されるユーザが回答する際の選択肢を列挙表示する際の表示文字列である選択肢文字列情報とで一組となっている。
トピックIDは、プロファイリング対象とならない場合はNULLコードが入り、また、リンクIDは、リンク先が指定されていない場合はNULLコードが入る。
イベント発動トリガテーブル127は、会話イベントの発動を管理するテーブルであり、1ユーザについて、0〜複数のレコードが存在する。ユーザ端末側(クライアント側)から、会話イベントを要求されると、サーバ側では、このテーブルに記載されているイベント発動条件とユーザのプロファイル情報を比較し、発動させるイベントを判断する。
イベント発動トリガテーブル127は、プロファイリングを行うトリガーとなるユーザ行為対象(トピック)を特定するID情報であるイベントIDと、運営側で設定する発動優先順位を決める値であるプライオリティポイントと、このイベントを行って良い期間のスタートを特定する年月日時分秒情報である開始日時情報と、このイベントを行って良い期間の終了を特定する年月日時分秒情報である終了日時情報と、条件比較する対象キーワードを特定するID(無ければNULLコード)であるキーワードIDと、該キーワードIDに関連付けられた条件値との比較方法条件値との比較方法条件値との比較方法を規定する比較方法情報と、キーワードIDで指定したキーワードのスコアと比較する値である条件値から構成される。
比較方法方法における具体的な条件値との比較方法の一例を以下に示す。ここでは4つの条件が設定されている例を示している。
『0:条件値>トピックスコア』
『1:条件値>チャットスコア』
『2:条件値<トピックスコア』
『3:条件値<チャットスコア』
定義された条件が全て満たされており、最もプライオリティポイントが高いイベントが、発動すべきイベントと判定される。但し、イベントログに記録されているイベントは判定対象外となる。
この「キーワードID、比較方法、条件値」レコードは、サーバ側でユーザのために用意した数分の存在する。例えば、イベントが10種類用意されていれば10組のレコードが「終了日時」レコードに続いて登録されることになる。この状態を図3に示す。図3は、本実施の形態例のイベント発動トリガテーブルの構成例を説明するための図である。
イベントログテーブル128は、キャラクタの会話イベントの発動ログを記録するテーブルであり、各ユーザのキャラクタが発動したイベントの履歴を記録し、同じイベントが連続して発動しない様に管理するために使用される。
イベントログテーブル128は、ユーザを特定するIDを記憶するユーザIDと、ユーザIDで示すユーザのキャラクタが発動したイベントを特定するIDを記憶するイベントIDと、イベントが発動した年月日時分秒を記憶するタイムスタンプ情報とで一組のレコードが構成される。
このテーブルは、1ユーザについて、0〜複数のレコードが存在する。また、このレコードはログデータであるため、運営に従って一方的に蓄積され続けるが、サーバの負荷を考えるとレコードに寿命を与え、発動から一定時間が経過したれものを自動的に削除することが望ましい。この場合には、タイムスタンプ情報を利用し、レコードの寿命処理の際に利用すればよい。
次に図4を参照して本実施の形態例のユーザ端末の代表的な構成を説明する。図4はユーザ端末の代表的な構成例を説明するための図である。なお、このユーザ端末の構成は図4の例に限定されるものではなく、同様の機能を実現するものであればハードウェア構成は問わない。
図4に示すように、ユーザ端末710は、ユーザ端末710の全体制御を司ると共に、各種処理プログラムを実行する制御部711、制御部711の制御で各種情報を可視表示する画像表示装置712、ユーザ端末に各種指示入力を行うキーボード入力装置713、ネットワーク網500との通信制御を行う通信制御部714を備えている。
通信制御部714は、ユーザ端末が接続されるネットワーク網の仕様に合わせた仕様であり、ネットワーク網が携帯電話回線網であれば携帯電話回線網とのインタフェース機能を備えており、更に、インターネット回線網であればインターネットとのインタフェース機能を備えている。
また、制御部711が実行可能なプログラム715には、スクリプトの駆動制御を行うスクリプト駆動プログラム716、サーバ100より受信したコンテンツを再生するためのコンテンツ再生プログラム717、ユーザ端末の実行可能なコンテンツや機能を選択するためのメニュー選択制御を行うメニュー選択プログラム718、サーバやサーバを介して他の端末との間で行うチャットの実行制御を行うチャットインタフェースプログラム719等を備えている。なお、その他にもユーザ端末を電話機として動作させるための電機子動作制御プログラムなどが備えられている。
以上の構成を備える本実施の形態例システムのユーザ端末を基準としたユーザ端末制御を図5のフローチャートを参照して以下に説明する。図5は本実施の形態例のユーザ端末を基準とした通信制御を説明するフローチャートである。
ユーザ端末は、まずサーバ100とネットワーク網500を介して通信路を形成し、ステップS1においてサーバからトップメニューを要求し、取得する。そして続くステップS3で取得したメニュー情報を画像表示装置712に表示する。そしてステップS5において、キーボード入力装置713によるユーザからの指示入力を監視する。そしてユーザよりの指示入力があるとステップS7に進む。
本実施の形態例では、ユーザ側の指示入力としては、例えばメニュー画面で表示されているメニュー項目のいずれかを選択する項目選択と、キャラクタを表示してキャラクタとの会話形式でイベントを要求する会話要求とが選択可能になっている。
このため、ステップS7では入力結果が確認され、入力指示が表示メニュー項目の選択であったか、あるいは会話要求であったが判定される。ステップS7での入力判定の結果、メニュー画面に表示されている、いずれかの表示項目が選択されたのであればステップS10以下のコンテンツ選択処理に移行する。
このコンテンツ選択処理では、メニュー項目として所望のコンテンツが表示されている場合で、このコンテンツを選択する場合と、所望のコンテンツが表示されていない場合などで、更に次のメニューリストの表示を要求する場合とが考えられる。そこで、まずステップS12において、選択されたのが、コンテンツであったのか、あるいは更に詳細なメニューリストの要求であったのかを判定する。現在表示されているメニュー表示より更に詳細な別のメニューを表示して選択することを要求した場合にはステップS16に進み、新たにネットワーク網500を介してサーバ100側をアクセスし、新たなメニューリストの送信を要求して、サーバから新たなメニューリストを取得する。そしてステップS3に進み、取得したメニューの表示を行う。これらのメニュー選択処理は、主にメニュー選択プログラム718により行われる。
一方、ステップS12の判定でメニュー表示されているコンテンツ項目の一つが選択された場合にはステップS14に進み、サーバ側と通信を行い、コンテンツの選択を知らせ、対応するコンテンツの実行を要求して、要求に応じて送られてくるコンテンツの再生処理を実行する。そしてステップS20に進む。この処理は主にコンテンツ再生プログラム717で行う。
一方、ステップS7のユーザよりの指示入力が会話要求である場合にはステップS20以下の会話イベント処理を実行する。この処理は、スクリプト駆動プログラムで実行される。ここではサーバ側から供給されるキャラクタとの間での会話形式での情報の授受が行われる。まずステップS22において、サーバ側から会話イベントスクリプト情報及び回答リストなどを受信する。
続くステップS24において、所望のキャラクタからの発言を行うなど、ユーザに適した会話イベントを実行する。そして、先にステップS22で受信した回答リスト情報よりユーザよりのレスポンス選択を監視する。そして次のステップS28において、選択された項目に回答があるか否かを判断する。選択された項目に回答がない場合(リンクが設定されていない場合)にはステップS6に戻り、ユーザ端末のキーボード入力装置713よりの入力を監視する。
一方、ステップS28で選択された項目にリンクが設定されている場合にはステップS30に進み、サーバ側をアクセスして選択された項目に対応したメニューリストを取得する。そしてステップS3に進む。
本実施の形態例では、以上の処理により、サーバから受け取ったメニュー情報を基に、コンテンツ利用に関する選択肢をユーザ端末に表示するが、その際に、キャラクタなどとの会話を要求する選択肢を用意する。
そして、ユーザからの会話要求に従って、キャラクタとユーザとの疑似会話を実現させる。なお、以上の説明は、ユーザ端末からの主導権で会話イベントを実行する例であったが、本実施の形態例では、以上の例のみならず。サーバ側とコンテンツの利用者との間のコミュニケーションをより緊密とするため、サーバ側から例えばあるコンテンツの利用が基準を上回った場合等に強制的に発動させることも行われている。
例えば、ユーザとの会話、コンテンツの利用などから、ユーザプロファイリングを実行し、ユーザの嗜好・性向などの情報を蓄積していく。そして、ユーザが興味を持つ情報、あるいは、ほしがっている情報を選択して表示させる。
この場合においても、ユーザとの間では、単なるアンケート形式での情報収集とは異なり、積極的に会話のなかから自然にユーザの好みが収集できるため、精度の高いユーザ情報を収集でき、真にユーザの望む情報が提供できる。
即ち、本実施の形態例では、キャラクタを介した会話という形でユーザとコミュニケーションを確立することにより行われる。ユーザとキャラクタとの会話は、ユーザの端末上に実装されたスクリプト駆動プログラムによって実現する。このプログラムによって、末に装備された表示画面上でキャラクタのセリフや感情を表す身振り手振りを実現している。なお、会話に対するユーザよりのレスポンスは、端末に装備されたキーボードを使って入力させている。これにより収集データの解析が容易となる。
具体的な会話イベントの内容は、イベントスクリプトと言う簡易プログラム言語で記述され、キャラクタの振る舞いやセリフの内容、身振りアニメーションとセリフの表示タイミングなどが指定される。このイベントスクリプトはサーバ側で管理し、ユーザ毎のプロファルデータを基に判定処理がされ、的確なイベントスクリプトを選択し、ユーザの端末に送信される。
本実施の形態例では、所謂サーバとユーザ端末間の1対1の会話に限定されるものではなく、一般のインターネット網を利用して多数のユーザ同士が自由に会話を楽しむチャットの利用も多い。これに着目して、本実施の形態例のサーバは、ユーザ端末間のチャットを許容している。
そして、ユーザが他のユーザとコミュニケーションを行った際(チャットを行った際に)にも、キャラクタを操作して発言したメッセージは、サーバ側でキーワード分析され、その発言ユーザのプロファイル情報として蓄積される。
ユーザの認識としては、メッセージを相手に伝えてくれたキャラクタが、発言内容を知っており記憶していると言う事実は、当然の事として受け入られ、後にこの発言内容に関連する会話が、キャラクタから持ち掛けられても不自然に感じさせない。
この様に、本実施の形態例のキャラクタは、プログラムで実装した人格をもち、ユーザへ質問を投げかける機能を有することになる。このため、サーバ運営側の要望するアンケートを、ユーザと仮想人格との会話と言う形で実施する。会話というシチュエーションにより、ユーザにとって情報収集されているという警戒感の軽減を実現する。
そして、このようにキャラクタを介した会話形式での制御を行うため、キャラクタからの会話としてユーザが興味をもっている商品の広告を行うことにより、ユーザが抵抗なく情報を受け入れることが可能となる。
このため、本実施の形態例では、運営側で計画される方針に基づき、ユーザへコンテンツや商品の情報(広告)を、ユーザとの会話と言う形で提供し、ユーザによるコンテンツや商品の購入に誘導することが可能となる。
より効果的な(ユーザが希望する)情報(広告)を提供するかしないかを判定するためにプロファイルデータを利用する。ユーザは自分の分身でありパートナーであるキャラクタから、ユーザの趣味趣向に合った商品の情報を伝えられることに対し不快感や、警戒感を感じさせないばかりか、必然性や信頼性をも感じさせることが出来る。
ユーザ端末(クライアント側)は、ステップS22に示すように、サーバから、イベントスクリプトを受け取る際に、同時にメニューリスト(解答選択肢データ)を要求する。サーバ側では、対応するメニューリストを抽出し、ユーザ端末の返送する。
ユーザ端末では、このニューリストを受け取る。具体的操作は図6に図示している。これは、キャラクタからユーザに対して行った会話に対し、ユーザから何らかのレスポンスを受けるため、プロファイリングに都合良い選択肢をユーザへ提示し、選択させるためである。場合によっては、自由文の回答を求めてもよい。その際はそれを意味する管理コードを、回答選択肢データに設定される。
そしてユーザの選択した選択肢(もしくは入力文字列)により、プロファイルデータが蓄積される。選択肢には、調査対象となるキーワードが結び付けられており、その選択肢に関連づけられたキーワードのポイントを積算して行くことにより、各ユーザが、各々のキーワードに対する関心度を測る値として記録することになる。
本実施の形態例では、会話イベントは3つの目的をもって配信される。即ち、
(1)ユーザへの情報提供サービス
(2)ユーザの趣味趣向に関するプロファイリングおよびアンケート収集
(3)ユーザへの商品紹介(デジタルコンテンツを含む)
である。サーバでは、この3つの目的に合わせて、常に多数の各種イベントスクリプトを用意している。そして、これらのイベントスクリプトには、優先順位と、発動条件が設定されており、それらの設定情報を下に、個別のユーザ、個別のタイミングにあったイベントを選択する。会話イベントの発動は、ログに記録され、発動日時が記録保存される。重複したイベントの発動を防止する。
会話イベントの発動条件は2種類用意されている。日時条件とプロファイル値比較である。日時条件は、その会話イベントが発動して良い期間を指定する。プロファイル値比較条件は、それぞれのプロファイルデータの中の特定の項目の値と、条件で指定された値を比較し、条件が満たされているかを判定する。
これらの条件が全て満たされており、かつプライオリティが一番高い会話イベントが、発動すべき会話イベントであると判定される。
次に、この様なユーザ端末側の操作制御により収集するユーザ情報を基にしたサーバのプロファイリングプログラムによるプロファイリング処理を図6も参照して以下に説明する。まず、コンテンツ利用時のプロファイリング処理を説明する。図6は本実施の形態例におけるのコンテンツ利用時のプロファイリング通信制御手順を説明するための図である。
コンテンツ利用時には、ユーザは図5のステップS10以下のコンテンツ選択処理を行う。この際、ユーザからのコンテンツ要求は、ユーザIDとトピックIDを特定して行われる。このため、サーバ側では、トピックIDをキーとして、キーワードポイント情報テーブル123を検索する。キーワードポイント情報テーブル123では、トピックIDに関連付けられたキーワードID及びキーワードポイント情報が登録されており、ひとつのユーザIDに複数のトピックIDが、ひとつのトピックIDに複数のキーワードID及びキーワードポイントが登録されている。
このため、ユーザIDとトピックIDで検索した結果得られたキーワード情報を基にプロファイルテーブルを更新するため、プロファイルテーブル上でユーザIDとキーワードIDで特定できるレコードを更新することで、対象ユーザの対象キーワードに関する関心度を測るための値(トピックスコア)を更新する。
なお、ユーザIDとキーワードIDでレコードが特定できなかった時には、このユーザに対して新しいキーワードになるため、新たにプロファイルテーブルに挿入する。これにより、トピックIDをキーとしてキーワード情報テーブルを更新されることができる。なお、ユーザの回答結果に基づくため、回答情報によりプロファイルテーブルの複数のキーワードIDに対する更新が行われる。
本実施の形態例では、以上のコンテンツの利用によるプロファイリング処理に加え、サーバにおいては、公知のチャット制御を管理することを実現している。これにより、ユーザ端末間における発言内容を収集することができる。これを利用して、ユーザ端末よりの入力情報を収集する文字列収集を行い、プリファイリング処理を行っている。以上のチャット制御については公知の制御であるため、プロファイリングについて以下に説明する。
チャット実行時における文字列入力に伴うプロファイリング処理においては、ユーザIDと共に、発言内容(文字列)が収集される。このため、この発言内容を分析し、予めキーワードテーブル122に調査対象として登録してあるキーワードが含まれていないかを検索する。
キーワードテーブル122に登録されているキーワード文字列に一致する、あるいは曖昧検索で一致すると見なされる文字列がある場合には、プロファイルテーブル123を検索し、既にプロファイルテーブル124の当該ユーザIDで関連付けられた登録されている文字列である場合には、チャットスコアを歩進する(ひとつ加算する)。
プロファイルテーブル124の当該ユーザIDに登録されていない文字列である場合には、プロファイルテーブル124の当該ユーザIDに関連付けて新たにこのキーワードIDでのトピックスコア(=0)及びチャットスコア(=1)を新規登録(挿入)する。
本実施の形態例のチャット発言内容からのキーワード抽出では、ユーザの発言意図を正確に把握できないことを前提に考慮し、プロファイルテーブル124においてユーザのコンテンツ利用から得られるキーワード情報と別に計測し、チャットスコアとして管理している。
このプロファイルテーブル124のプロファイルデータを参照し、何らかの判定を行う際にも、トピックスコアとチャットスコアの性格を考慮した判定条件を設定することで、より効果のあるプロファイルデータの利用が見込める。
キャラクタを介した会話イベント処理の概要を図7を参照して以下に説明する。図7は本実施の形態例における会話イベント処理の通信制御手順を説明するための図である。会話イベントの発動判定処理においては、イベント発動トリガテーブル127を利用する。
会話イベント処理では、発動すべき会話イベントの判定を行うことになる。まず、ユーザ端末よりの会話イベント要求を待ち、これが送られてくると受け付けると、会話イベント情報の抽出を行う。ユーザIDをキー情報として会話イベント発動トリガテーブル127を検索する。例えば、開始日時情報を確認し、対象外のイベントを除外する。続いて、イベントログテーブル128を検索して当該ユーザに対して既に発動した会話イベントがあるか否かを調べ、既に発動した会話イベントを除外する。
その後プロファイルテーブル124を調べ、残余の会話イベント中で全ての条件を満たし、かつプライオリティポイントの最も高イベントを会話イベントとして抽出し、発動する。なお、プロファイルテーブル中の比較方法に対応する条件値が複数(最高5条件)が登録されている場合には全ての条件が充足されている場合にのみイベントを発動する。
この様にしては発動されるべき抽出された会話イベントの発動処理においては、まず会話イベント発動判定処理で抽出した発動イベントIDを特定してユーザIDと共にユーザ端末に送信する。ユーザ端末では、このイベントIDをキー情報として、会話イベントテーブル125から対応する会話を行うスクリプト情報(例えば、どんなジャンルの映画が好きかを訪ねるイベントのスクリプト)を読み出してきてユーザ端末宛に送信する。ユーザ端末では予めユーザが選択して表示しているキャラクタからの発言であるかのように表示させる。
続いて、サーバは、発動した会話イベントに対応する回答選択肢テーブル126を検索し、当該イベントIDに関連付けられている回答選択肢文字列を抽出する。そして、イベントIDにキー情報として抽出した回答選択肢をイベントスクリプト情報としてユーザ端末に返送し、表示させる。
例えば、(1)純愛映画が好き。(2)アクション映画が好き。(3)SF映画が好き。(4)アニメ映画が好き。(5)スリラー映画が好き。(6)ラブコメディ映画が好き。
などを回答選択肢として表示する。
ユーザ端末から選択された選択肢に対応するトピックスIDからキーワードポイント情報を特定する。そして、特定したキーワードポイント情報に基づき回答キーワードについてのプロファイルテーブル状のトピックスコアを更新する。なお、選択肢でなく文字列の入力の場合には、回答文字列中に対象キーワードが含まれていればそのキーワードについてのチャットスコアを更新する。
以上に説明したように本実施の形態例によれば、ユーザに対する信頼性の高いプロファイルを無理なく収集することができ、また、このプロファイリングに基づいてユーザは必要とする情報を的確に選択して提供することができる。
また、ネットワークを介して各種サービス(コンテンツ配信、コミュニケーションサービス、コマースサービス)を提供する総合サービスサイトにおいて、ユーザの趣味趣向をプロファイルし、そのプロファイル情報を基に、個別のユーザに合わせたコンテンツ紹介やコマース事業における情報配信及び商品紹介を行うシステムを提供することができる。
また、ユーザが選択した好みのキャラクタとのコミュニケーションというインタフェースを用いることで、自然で必然的なプロファイリングと信頼感を得た情報提供というイメージを提供することができる。
更に、キャラクタをカスタマイズすることにより、自分が育てたキャラクタという感情移入も期待でき、プロファイリングと広告に対するマイナスイメージを相殺して余りあるプラスイメージを得ることが出来る。
キャラクタを3Dモデルや2D画像として表現し、衣装やアクセサリ、アイテム等を装着することで、ユーザのオリジナリティを主張することが出来る。この様なカスタマイズ要素を提供することで、ユーザが感じるキャラクタへの親近感や、思い入れを最大限引き出すことで、システムへの警戒感を軽減させることができる。
更に、チャット表示においても、キャラクタを表示することで、コミュニケーションサービス上で、他のユーザとコミュニケーションを行う際のコミュニケーションインターフェースとして機能し、ユーザの操作により姿や感情を相手側の端末の表示画面上にビジュアル表現できる。例えば、ユーザのキーボード操作により、相手側の端末の表示画面上にメッセージを表示したり、感情を表すアニメーション表示を行うことで、互いに良好な状態での自己表示が可能となる。
更に、運営側で計画される方針に基づき、ユーザへコンテンツや商品の情報(広告)を提供する場合にも、画面に広告をそのまま表示するのではなくユーザとの会話と言う形で提供し、ユーザによるコンテンツや商品の購入に誘導することができる。
それらの情報(広告)を提供するかしないかを判定するためにプロファイルデータを利用することで、ユーザは自分の分身でありパートナーであるキャラクタから、ユーザの趣味趣向に合った商品の情報を伝えられることに対し不快感や、警戒感を感じさないばかりか、必然性や信頼性をも感じさせることが出来る。
携帯電話にキャラクタを表示した場合の表示画面例、また、ユーザに対する情報提供時の表示画面の例を図8に示す。図8は本実施の形態例のユーザ端末として携帯電話端末を採用した場合の使用例を説明するための図である。図8に示すように、自然な形でのプロファイリングが可能であり、また、情報提供も抵抗なく受け入れることができる。
本発明に係る一発明の実施の形態例のネットワークシステムを説明するためのブロック図である。 本実施の形態例のデータベースのファイル構成例及びサーバ制御部動作プログラムを説明するための図である。
本実施の形態例のイベント発動トリガテーブルの構成例を説明するための図である。 本実施の形態例のユーザ端末の詳細構成を説明するための図である。
本実施の形態例のユーザ端末側の処理を基にした全体制御を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態例におけるのコンテンツ利用時のプロファイリング通信制御手順を説明するための図である。
本実施の形態例における会話イベント処理の通信制御手順を説明するための図である。 本実施の形態例のユーザ端末として携帯電話端末を採用した場合の使用例を説明するための図である。

Claims (9)

  1. ネットワーク網を介して互いに接続可能なコンテンツ供給装置と、該コンテンツ供給装置よりのコンテンツを受信する端末装置とからなるネットワークシステムであって、
    前記コンテンツ供給装置は、前記端末装置操作者が選択可能なキャラクタ画像を所望する端末装置に供給し表示制御させるキャラクタ供給手段と、
    端末装置に送るべき情報を前記キャラクタ供給手段が供給するキャラクタよりの会話情報として端末装置に供給する会話情報出力手段と、
    端末装置よりの送信情報を受信する端末情報受信手段と、
    前記端末情報受信手段の受信した受信情報中のキーワードを解析する解析手段と、
    前記解析手段の解析結果を端末装置操作者の発言プロファイル情報として管理するプロファイル管理手段と、
    前記プロファイル管理手段の管理するプロファイル情報から端末装置操作者の嗜好を判別する判別手段と、
    前記判別手段で判別した操作者の嗜好に対応したコンテンツ情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択したコンテンツ情報を前記対応する端末装置に送信するコンテンツ送信手段とを備えることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記会話情報出力手段は、端末装置操作者へのアンケート質問情報を前記キャラクタよりの会話情報として出力し、端末装置の操作に応じてメッセージ情報としてあるいはアニメーション表示を可能とすることを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 前記端末装置は、前記キャラクタ供給手段から送られるキャラクタ情報に対応したアニメーション表示を行うキャラクタ表示手段と、
    前記会話情報出力手段が出力する会話情報をアニメーション表示したキャラクタよりの会話出力情報として出力する会話出力手段と、
    操作者よりの指示入力を受け付ける指示入力手段と、
    前記指示入力手段よりの指示入力を前記コンテンツ供給装置宛に送信する送信手段とを備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載のネットワークシステム。
  4. 前記コンテンツ送信手段が送信するコンテンツは、プロファイル情報を基に選択した複数の選択肢を有するアンケート情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のネットワークシステム。
  5. 前記サーバは、各端末間のチャット通信を可能に制御するチャット制御手段を備え、
    前記端末情報受信手段は、チャット制御手段による制御下で各端末装置が発言した会話情報を受信し、
    前記解析手段は、前記端末情報受信手段の受信した受信情報中のキーワードを解析し、前記プロファイル管理手段は前記解析手段の解析結果を端末装置操作者の発言プロファイル情報として管理することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  6. ネットワーク網を介して互いに接続可能なコンテンツ供給装置と、該コンテンツ供給装置よりのコンテンツを受信する端末装置とからなるネットワークシステムにおけるネットワーク情報送受信方法であって、
    前記コンテンツ供給装置は、前記端末装置操作者が選択可能なキャラクタ画像を所望する端末装置に供給し表示制御させ、
    端末装置に送るべき情報を前記供給するキャラクタよりの会話情報として端末装置に供給し、
    会話情報に応じて送られる端末装置よりの送信情報を受信し、
    前記受信した受信情報中のキーワードを解析し、
    前記解析した結果を端末装置操作者の発言プロファイル情報として管理すると共に、前記管理しているプロファイル情報から端末装置操作者の嗜好を判別し、
    前記判別した操作者の嗜好に対応したコンテンツ情報を選択して前記対応する端末装置に送信することを特徴とするネットワーク情報送受信方法。
  7. 前記コンテンツ供給装置は、端末装置操作者へのアンケート質問情報を前記キャラクタよりの会話情報として出力し、端末装置の操作に応じてメッセージ情報としてあるいはアニメーション表示を可能とすることを特徴とする請求項6記載のネットワーク情報送受信方法。
  8. 前記端末装置は、前記コンテンツ供給装置から送られるキャラクタ情報に対応したアニメーション表示を行い、
    前記コンテンツ供給装置が出力する会話情報をアニメーション表示したキャラクタよりの会話出力情報として出力し、
    操作者よりの会話情報に対して入力される指示入力を受け付け、
    前記指示入力を前記コンテンツ供給装置宛に送信すること特徴とする請求項6または請求項7記載のネットワークシステムネットワーク情報送受信方法。
  9. 前記サーバは、各端末間のチャット通信を可能に制御し、
    チャット制御下で各端末装置が発言した会話情報を受信し、
    前記端末装置から受信した受信情報中のキーワードを解析し、解析結果を端末装置操作者の発言プロファイル情報として管理することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のネットワーク情報送受信方法。
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