JP5381407B2 - 推薦者選定システム、推薦者選定方法および推薦者選定プログラム - Google Patents

推薦者選定システム、推薦者選定方法および推薦者選定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、推薦者選定システム、推薦者選定方法および推薦者選定プログラムに関する。
ユビキタス社会の流れのなかで、コンピュータやシステムがユーザーの生活や行動をいかにサポートしていくかということが注目されている。その中で特に重要とされている課題として、電子商取引や顧客管理システムおよびインターネットにおける情報収集や商品選択の支援がある。
電子商取引等におけるユーザの支援に関しては、特許文献3には、通信ネットワークを利用して、複数の回答者又は相談者の中から最適の条件の相談相手を選択するコンサルタントマッチングを実現するコンサルタントマッチング・マーケットシステムについて記載されている。マーケットシステムは、回答者データベース、回答者PR表示部、回答者情報表示部、回答者評価表示部、回答者選択受付部及び情報制御部から構成される。回答者選択受付部は顧客管理システムと接続されており、回答者情報データベース又は情報制御部は管理者端末と接続されている。
商品選択の支援に関しては、関連したアイテムを推薦する方法について、特許文献5に記載されている。この技術を用いた装置は、評価要求部、評価取得部、履歴情報蓄積部、データベース、推薦者特定部、推薦アイテム特定部、ユーザーID取得部から構成され、ユーザ同士の関連性に着目することで被推薦者の嗜好を的確に捉え、少ない履歴から高い精度でアイテムを推薦する。
特許文献1に、利用者の専門でない分野についての共有の知識情報を参照する際に、その分野に詳しい人物に尋ねるときと同様のプロセスで容易に知識情報を取得することのできる知識情報提示装置が記載されている。提示部は、個人間の社会的関係に関する情報および個人的関係に関する情報の少なくとも一方により利用者と各個人との間の対人関係を評価し、その評価結果から利用者と所定の関係をもつ人物を選出して一覧提示する。その一覧提示された人物の中からいずれかの人物が選択されたときに、プロファイル蓄積部に蓄積されたプロファイルからその人物が詳しい分野の知識情報を知識情報蓄積部より取り出して提示する。
また、特許文献2では、推薦情報提供システム及び個人情報記録装置は、自分の信頼する他のユーザを推薦者として指名でき、指名されたユーザ側では個人情報の公開を制御しながら、要求ユーザに推薦情報を提供することが記載されている。この推薦情報提供システムは、入力手段、端末制御手段、エージェント制御手段、ICカード制御手段、個人情報管理手段、情報提供許可手段、利用者エージェント、制御装置、提供情報記憶手段から構成されている。この技術は、サーバがユーザー情報や履歴を収集し、一元的に推薦情報を提示するのではなく、ユーザー自身が信頼する他のユーザーを推薦情報の推薦者として選択できる。
また、適切な人材を選出する人選支援装置が特許文献4に示されている。この人選支援装置は、推薦入力部、推薦情報データベース、推薦数判定部、候補者選択部、人材条件入力部、情報提供部から構成されている。あらかじめ記憶された推薦情報により、プロジェクトメンバーに要求される人材条件が入力されると、入力された人材条件に合致する人員を抽出し、推薦情報に基づく被推薦数に基づいて候補者を表示することができる。このため、プロジェクト発起人は、各候補者の人柄や相性など総合的な評価を得ることができ、これに基づいて適切な人選が可能である。また、プロジェクトのスケジュールと各人員のスケジュールを考慮したスケジューリングを行うことも可能である。
特開平10−207893号公報 特開2001−043233号公報 特開2003−281263号公報 特開2005−227821号公報 特開2007−183986号公報
人は何かについて考えるとき、自分の概念にないものは想起できるはずがなく、また、ど忘れしたり、ある思い込みにとらわれたりした場合は、発想が狭くなる。第三者との会話などの、外部からの刺激を受けて気づきを得ることで、新しいアイデアを思いついたり、より好ましい考えを導き出せることが多い。
関連する技術の選定システムの問題点は、システムが機械的にユーザの要求する人(ここでユーザの要求する人とは、ユーザへ、ユーザが要求する情報を提供しうる人をいう。)や物や情報を選定するために、ユーザは選択の余地がなく、限定した回答しか得られない。ユーザは明確な質問をしなければならず、場合によっては、ユーザの要求を充分に反映できないままで質問をし、その回答を得ることになるため、一見ユーザの要求を満たしているようでいて、満足度が低い場合がある。
また、システムがユーザの要求する人や物や情報を選定しない場合、ユーザは、データベースなどの情報を参照して、人や物や情報の選定を行わなければならない。情報量が少ない場合は、好ましい人や物や情報を得ることができないおそれがあり、また、情報量が多い場合は、人や物や情報の選定に時間がかかったり、的外れではないもののあまり適していない人や物や情報を選択するおそれがある。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの要求する情報が明確になるのを補助し、ユーザにとって好ましい情報を提供する情報提供者を選定する推薦者選定システム、推薦者選定方法および推薦者選定プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る推薦者選定システムは、
ユーザの要求を表す情報を入力する入力手段と、
前記ユーザの要求に関する情報を提供する情報提供者の属性を含む情報を取得する情報取得手段と、
前記ユーザの要求を表す情報と前記情報提供者の属性を含む情報に基づいて、前記情報提供者の中から所定の基準に適合する推薦者を選定する選定手段と、
前記ユーザと前記推薦者との間で、双方向に通信可能な方法で情報の交換を媒介する情報交換手段と、
前記ユーザと前記推薦者との間で交換される前記情報交換手段で媒介した音声データおよび/または画像データに基づいて、該ユーザと該推薦者との間の情報交換の盛り上がりの度合いを表す活性度を所定の方法で抽出する活性度抽出手段と、
前記活性度抽出手段で抽出した活性度を、前記情報提供者の属性を含む情報の一部として記憶する記憶手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る推薦者選定方法は、
ユーザの要求を表す情報を入力する入力ステップと、
前記ユーザの要求に関する情報を提供する情報提供者の属性を含む情報を取得する情報取得ステップと、
前記ユーザの要求を表す情報と前記情報提供者の属性を含む情報に基づいて、前記情報提供者の中から所定の基準に適合する推薦者を選定する選定ステップと、
前記ユーザと前記推薦者との間で、双方向に通信可能な方法で情報の交換を媒介する情報交換ステップと、
前記ユーザと前記推薦者との間で交換される前記情報交換ステップで媒介した音声データおよび/または画像データに基づいて、該ユーザと該推薦者との間の情報交換の盛り上がりの度合いを表す活性度を所定の方法で抽出する活性度抽出ステップと、
前記活性度抽出ステップで抽出した活性度を、前記情報提供者の属性を含む情報の一部として記憶する記憶ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る推薦者選定プログラムは、
コンピュータに、
ユーザの要求を表す情報を入力する入力ステップと、
前記ユーザの要求に関する情報を提供する情報提供者の属性を含む情報を取得する情報取得ステップと、
前記ユーザの要求を表す情報と前記情報提供者の属性を含む情報に基づいて、前記情報提供者の中から所定の基準に適合する推薦者を選定する選定ステップと、
前記ユーザと前記推薦者との間で、双方向に通信可能な方法で情報の交換を媒介する情報交換ステップと、
前記ユーザと前記推薦者との間で交換される前記情報交換ステップで媒介した音声データおよび/または画像データに基づいて、該ユーザと該推薦者との間の情報交換の盛り上がりの度合いを表す活性度を所定の方法で抽出する活性度抽出ステップと、
前記活性度抽出ステップで抽出した活性度を、前記情報提供者の属性を含む情報の一部として記憶する記憶ステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの要求する情報が明確になるのを補助し、ユーザにとって好ましい情報を提供する情報提供者を選定することができる。
本発明の実施の形態に係る推薦者選定システムの構成例を示すブロック図である。 ユーザが潜在的に要求している情報の一例を示す図である。 ユーザや情報提供者の情報登録を行う情報登録画面の一例を示す図である。 ユーザが推薦者選定システムを利用するときの要求入力画面の一例を示す図である。 ユーザ情報の一例を示す図である。 推薦者リストの一例を示す図である。 推薦者選択画面の一例を示す図である。 情報交換時における音声データの一例を示す図である。 ユーザのアンケート入力画面の一例を示す図である。 実施の形態に係る推薦者選定システムの推薦者選定動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る推薦者選定システムの登録情報更新動作の一例を示すフローチャートである。 推薦者選定システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
本発明で情報提供者とは、ユーザの要求に関する情報を提供しうる人のことをいう。推薦者とは、情報提供者のうちの、ユーザの要求する情報と比較したときに、所定の条件を満たす情報を提供できる人のことを示す。推薦者は少なくとも1人以上であって、登録された情報提供者の人数以下である。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る推薦者選定システムの構成例を示すブロック図である。推薦者選定システム100は、情報入力部1と、情報出力部2と、記憶部3と、情報取得部4と、推薦者選定部5と、情報交換部6と、活性度抽出部7と、端末8を備える。
情報入力部1は、ユーザや情報提供者に関する様々な情報を受け付け、推薦者選定システム100に情報を入力する。SDメモリやICカードなどの記録媒体に記憶された情報を読み取らせて、情報提供者の属性を含む情報を情報入力部1へ直接入力してもよい。また、ユーザ自身の要求を表す情報などは、端末8の入力部81を介して情報入力部1へ入力する。
情報出力部2は、ユーザの要求に対する回答や、選定した推薦者の情報などを出力する。出力した情報は、端末8の表示部82を介して情報を表示することができる。例えば表示部82は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成される。
記憶部3は、情報入力部1で入力する情報を記憶し保存する。記憶する情報は、情報提供者の属性を含む情報などの登録データ31、推薦者を選定するときの判定基準を定めた判定基準データ32、ユーザと推薦者の情報交換に関する通信データ33などがある。推薦者選定システム100のプログラムなどの情報も記憶部3に記憶する情報に含めてもよい。
情報取得部4は、記憶部3に記憶されている情報提供者の登録データ31を取得し、推薦者選定部5へ送る。推薦者選定部5は、情報取得部4から登録データ31を受け取ると、推薦者を選定するための判定基準となる判定基準データ32を記憶部3から呼び出す。そして、情報提供者の登録データ31と、ユーザの情報と比較し、情報提供者の中から、所定の基準に適合する推薦者を選定する。
推薦者選定部5には、予め、ユーザが推薦者選定システム100を利用する度に、入力する要求内容に合わせて判定基準データ32を選択するようにプログラムしておく。例えば、「休日の楽しい過ごし方を知りたい」と要求内容が抽象的な場合、推薦者選定部5は、年齢、性別、職業、住んでいる地域を判定基準とするデータを選択する。「お薦めのアクション映画を教えて欲しい」と要求内容が具体的な場合、推薦者選定部5は、趣味に映画が記載されていること、年齢、性別を判定基準とするデータを選択する。
推薦者選定部5に判定基準データ32を選択するようプログラムせずに、推薦者選定システム100のプログラムに、判定基準を設定してもよい。判定基準として、情報提供者のデータに、ユーザの要求内容に関連する語句を多く含むことを条件とする。例えば、ユーザの要求内容が「お薦めのアクション映画を教えて欲しい」であれば、情報提供者のデータから、アクション、映画に関連する語句を探す。映画に関連する語句とは、えいが、ムービー、シネマ、洋画、邦画、DVD、ドラマ、など、表現の方法が異なるものや、つながりのあるものを指す。情報提供者のデータに、趣味に映画が記載されており、DVD鑑賞が好きというコメントがあり、推薦者として映画を紹介した履歴があれば、推薦者選定部5は、ユーザの要求内容と重複する語句の数を3つとカウントする。
情報交換部6は、ユーザと、推薦者選定部5で選定された推薦者の、情報交換を媒介する。具体的には、情報交換部6は、まず、情報交換手段を選択する。そして、情報交換手段をモニターし、ユーザと推薦者との間でやりとりされる情報を取得し、記憶部3に通信データ33として記憶する。通信データ33は、実際にユーザと推薦者との間でやりとりされる音声や文字列などのデータの他に、情報交換を行う人のユーザID、情報交換の回数、情報交換した時間など、ユーザと推薦者との情報交換に関するデータを含む。
情報交換手段は、例えば、電話、FAX、テレビ電話、チャット、電子メール、または、通信ネットワークを利用した仮想空間における交流などであって、双方向に通信可能なものであればよい。チャットとは、ネットワーク上でリアルタイムに会話を行うシステムであり、音声チャットやビデオチャットだけでなく、テキストを入力して会話する場合も含む。通信ネットワークを利用した仮想空間における交流とは、ウェブ上の用意されたコミュニティなどに自分の分身となるキャラクターを参加させ、そのキャラクターを通して、音声データや文字列のデータをリアルタイムに交換して交流するシステムをいう。
ユーザと推薦者がリアルタイムに双方向に通信する場合は、推薦者選定部5で推薦者を選定する際、推薦者の判定基準に、その時点で接続可能な者であることを条件に追加する。そして、情報交換部6は、接続可能とされた情報交換手段を選択し、情報交換を媒介する。その情報提供者が接続可能かの判断は、すぐに通信できる状態にあるかどうかで判断する。例えば、インターネット上で推薦者選定システム100を利用するためのサイトがあり、そのサイトにログインしている状態であれば、接続可能と判断する。
情報交換部6は、直接にユーザと推薦者が対面してコミュニケーション(情報交換)を行う場合において、会話している時の音声データや画像データを記憶部3にデータとして記憶してもよい。この場合、情報交換手段は対面コミュニケーションであり、情報交換部6は、音声か画像かの記録手段の選択を行う。また、記憶部3に保存するデータは、通信データ33ではなく、情報交換データとして記憶・保存を行う。
活性度抽出部7は、情報交換部6でユーザと推薦者が情報交換したときの情報(通信データ33)から、活性度を抽出する。活性度とは、情報交換の盛り上がりの度合いを表す。会話をしていて盛り上がっていると感じるとき、声が大きくなる、声のトーンが上がる、しゃべる口調が速くなる、身振り手振りが大きくなる、表情に笑顔が増える、などの行動特徴が変化したり、会話が長く続く、会話のキャッチボールの数が増えるなど、コミュニケーション形式が変化することを利用して、所定の方法で活性度を設定する。
活性度抽出部7は、通信データ33を分析し、情報交換のやりとりの回数や情報交換に費やした時間、音声の音量の変化を記録した結果などの数値化した結果を導出し、予め設定しておいた活性度の判断基準となる所定の値と、導出した結果を比較して活性度を抽出する。活性度の抽出において、抽出する項目によっては、記憶部3に通信データ33を記憶・保存することなく、情報交換部6で情報交換内容をモニターしたデータを用いて活性度を求めてもかまわない。
活性度抽出部7は、直接にユーザと推薦者が対面してコミュニケーションを行う場合において、通信データ33ではなく、情報交換部6により記憶部3に記憶された情報交換データを分析する。活性度の抽出方法は、通信データ33における音声データや画像データを分析して求める方法と同じであり、声の大きさや会話の長さ、会話中の表情に表れる笑顔の回数などから、活性度を求める。
ユーザが潜在的に要求している情報について、図2を用いて説明する。図2(a)はデザートに対する意識調査の結果の例を示す。例えば、ユーザUがデザートをお土産に購入したいと思う際に、ユーザUの意識では、選択肢として、ケーキ、アイスクリーム、クレープを思い付いている。推薦者Aは、ケーキ、アイスクリーム、フルーツ、和菓子を思い付いており、推薦者Bは、ケーキ、和菓子を思い付いている。推薦者Aはケーキ、アイスクリームの2つ、推薦者Bはケーキの1つ、について、ユーザUと同じ選択肢を挙げている。ユーザUの選択肢と重複する項目が多い推薦者Aを、複数いる情報提供者の中から推薦者として選定する。
ユーザUの選択した選択肢と重複する選択肢の数が等しい情報提供者が複数いる場合は、その情報提供者の中で、より選択肢を多く挙げた方を優先に推薦者として選定する。または、その情報提供者の中で、属性に関する情報をユーザUと比較したときに、その共通項の種類が多い方を推薦者として選択してもよい。属性に関する情報の共通項とは年代、性別、職業などの項目で一致する項目のことをいう。推薦者の選定の判定基準は、予め推薦者選定システム100にプログラムしていてもよく、その都度、判定基準に用いる条件を選択してもよい。
図2(b)や図2(c)において、推薦者Aの意見を部分Ra、ユーザUの意見を部分Ruとする。2人の意見が重複する部分は部分Rs、重複しない部分は部分Rx、および部分Ryである。部分Rsと部分Rxの和が部分Ra、部分Rsと部分Ryの和が部分Ruとなる。重複する部分Rsは、情報提供者から推薦者Aを選定する際に重視される情報となり、重複しない部分Rx、Ryは、お互いに情報を共用することにより気づきを得る可能性がある情報である。推薦者Aの思い付いている情報の部分Rx(フルーツ、和菓子)は、ユーザUの選択肢にはなく、情報を共用していなければ、思い付く可能性は低い。しかし、情報を共用した後にユーザUがフルーツや和菓子を購入した場合、当初は思い付かなかったものの、ユーザUが潜在的に要求していた情報であったといえる。このときの部分Rxにあたる部分を、ユーザUが潜在的に要求している可能性のある情報とする。
上述したユーザUが潜在的に要求している情報は、ユーザUが推薦者とやりとりしたり、推薦者のデータを参照することで顕在化することが多い。ユーザUに適した推薦者を選定することで、より要求を満たすことが可能であり、ユーザUに好ましい情報を提供することになる。
図3は、ユーザや情報提供者の情報登録を行う情報登録画面の一例を示す。ユーザや情報提供者の基本情報を入力するときの画面で、端末8の入力部81から情報入力部1を介して入力し、登録データ31として記憶部3に記憶する。登録データ31は、ユーザに対して、好ましい推薦者を選定するときの判定に用いるための情報の1つである。情報を提供できる人(情報提供者)の情報が、記憶部3に登録データ31として予め記憶し保存されていることが好ましい。例えば、登録データ31は、性別や年齢、職業、趣味など、の項目の他、住んでいる地域や、通勤通学に使用する交通手段など、共通項で区切ることが可能な項目であることが好ましい。記憶部3の登録データ31は、推薦者を選定したときにユーザが推薦者情報を閲覧することを想定し、文章コメントなどの情報を記憶してもよい。
また、推薦者選定システム100を利用するユーザについても、情報提供者と同様な登録データ31を記憶部3に記憶し保存しておくことが望ましい。推薦者選定システム100を利用するユーザは必ずしも登録の必要はないが、登録しておくことで、推薦者選定を行うときの判定基準として登録データ31を利用することができる。さらに、推薦者選定システム100を利用する時にユーザIDなどで登録データ31を呼び出すことができ、ユーザの入力の手間が省けたり、利用した履歴を容易に管理できるようになる。
図4は、ユーザが推薦者選定システムを利用するときの要求入力画面の一例を示す。利用するユーザは、ユーザIDと要求する情報を、端末8の入力部81から情報入力部1を介して入力する。アイテムとは、ここではユーザが得たいと要求する情報を指し、デートにお勧めの映画を知りたいなどの要求が当てはまる。
図5は、要求入力を行ったユーザの、ユーザ情報の一例を示す。図3のユーザに関する情報を登録したユーザについて、過去に利用した結果を併せて、記憶部3で記憶することができる。初期アイテムとは、ユーザの要求に対するアイテムを指し、追加アイテムとは、ユーザの要求に対するアイテムとは異なるアイテムを指す。例えば、ユーザがお薦めのレストランに関する情報を要求したときに、推薦者がイタリアンレストランと、そのレストラン付近の映画館に行くことを推薦した場合、初期アイテムはイタリアンレストラン、追加アイテムは映画を指す。
図6は、情報を提供できる人の情報、すなわち推薦者リストの一例を示す。例えば、図6に示すデータベースの形で記憶部3に記憶し保存する。データベースの情報は、記憶部3にある登録データ31や通信データ33だけでなく、過去に推薦したアイテムや、過去に評価されたアンケートの結果など、情報提供者に関する情報を合わせて記憶してもよい。
図7は、推薦者選択画面の一例を示す。ユーザと何らかの共通する項目がある人や、ユーザの要求に対する情報を提供する可能性が高い人など、情報提供者の中で所定の条件を満たしており、推薦者となりうる人が、一覧できる形式で画面に表示された状態である。推薦者選定システム100が、多くの情報提供者の中から所定の条件を満たす情報提供者を選定した後に、ユーザが好ましいと思われる推薦者を選定する場合の例である。例えば、推薦者選定部5で情報提供者を選定する際に、判定基準となる条件の他、推薦者の候補が所定の人数以下になった場合に、推薦者の自動選定を終わるようにプログラムしておく。さらに、情報出力部2を介して、選定された複数人の推薦者とその推薦者に関する情報を端末8の表示部82に表示し、ユーザが端末8の入力部81で入力した結果を受け、最終的に推薦者選定システム100は、その入力された推薦者を選定する。推薦者の自動選定が終わると、ユーザにとって条件が合わない情報提供者のデータは既に省かれており、膨大なデータを検索する必要がないし、また、情報提供者の中から推薦者を選定するための条件設定を行う必要もない。その結果、推薦者の選定にかかる時間が少なくて済み、かつ、ユーザに有効な情報を提供する可能性が高い推薦者を選定することが可能である。
図8は、電話での情報交換時における音声データの一例を示す。図8(a)は、ユーザと推薦者との電話での情報交換における発話の記録である。ハッチングの帯で示す部分は音声があることを示し、ハッチングの模様が横線のものはユーザが発話中、ハッチングの模様が斜線のものは推薦者が発話中である。図8(b)は、図8(a)と同じ通話データを、音の強さで記録したものである。
活性度抽出部7は、ユーザと推薦者との音声による情報交換(通信データ33)から、図8(a)のような発話の記録を抽出する。全体の通話時間に対して、ユーザと推薦者の音声を記録した時間の割合、すなわち有音率を算出し、活性度に換算して、活性度を評価することができる。発話の記録から、ユーザと推薦者との間で、やりとりが行われた回数を求めてもよいし、発話している長さが所定時間を越えた回数を求めてもよい。また、図8(b)のような音の強さを抽出することもできる。全体の通話時間に対して、ある所定値より大きい音の強さで会話した時間の割合を算出し、活性度に換算して、活性度を評価することができる。音声データを基に、しゃべる速さ(例えば、単位時間あたりの音節の数)から活性度評価を行ってもよい。
図8では、情報交換手段を電話に限定して説明したが、テレビ電話でもよい。テレビ電話の場合、音声データだけではなく、画像データにユーザと推薦者が笑顔であると判定された回数を活性度評価に用いてもよい。情報交換手段は、他に、チャット、メール、またはインターネットなどを利用した仮想空間における交流などであって、双方向に通信可能なものであればよく、FAXも可能である。活性度評価の方法は、文章の長さや、やりとりした回数、情報の交換時のインターバルなど、情報交換手段に合わせて任意に設定可能である。
図9は、ユーザのアンケート入力画面の一例を示す。図9の満足度は、ユーザが要求した情報に対して、満足した結果が得られたかどうかを5段階の数値で評価したものである。入力された満足度の評価結果は、記憶部3に記憶する。ユーザ自身が、次回、推薦者選定システム100を利用する際に、前回までの満足度が高かった推薦者を推薦することで、より要求に近い結果を得やすいことが多い。また、第三者の満足度の評価結果を参考にすることで、自分により好ましい推薦者を選択するときの参考となりやすい。
実施の形態に係る推薦者選定システム100の動作を、図3〜11を用いて説明する。推薦者は複数人を選定する場合を例に挙げて以下に述べる。図10は、実施の形態に係る推薦者選定システムの推薦者選定動作の一例を示すフローチャートである。予めユーザは端末8を利用して、図3の情報登録画面の例のような基本属性(年齢や性別、趣味や性格など)を入力し、情報の登録とユーザIDの取得を行っておく。
まず、ユーザは、自分の得たい情報(すなわち要求を表す情報)を入力する。ユーザは端末8の入力部81を介して、図4の要求入力画面に要求を入力して送信する。情報入力部1は、入力された情報を受け取り、要求入力の受付を行う(ステップS11)。同時に、制御部(図示せず)の指示により、記憶部3に要求入力情報が送られ、記憶部3は要求入力情報を記憶する。
情報取得部4は、要求入力したユーザのユーザIDを抽出し、図5のようなユーザの登録情報を記憶部3から取得する。推薦者選定部5は、記憶部3に保存されている判定基準データ32の中で、要求入力の内容や要求入力したユーザの登録情報などから条件に適した判定基準を決定し、同時に、推薦者の人数を決定する(ステップS12)。判定基準は、要求入力の内容や、その内容がどれくらい明確であるかにより、複数の判定基準データ32から1つの判定基準を選択して決定する。要求入力の内容が抽象的であれば、性別、年齢、職業などの基本的情報が一致している人が推薦者として好ましいことが多く、要求入力の内容が具体的であれば、その内容に精通している人や趣味などが一致している人が推薦者として好ましいことが多いからである。判定基準に設定する項目の数や項目のジャンル、その項目の組合せにより、選定される推薦者の層は変動する可能性がある。
ステップS12の判定基準と推薦者人数の決定は、推薦者選定部5が行わずに、予め推薦者選定システム100にプログラムしておいてもよい。例えば、要求入力した内容(項目)や要求入力したユーザの情報により、対応する特定のプログラムを選択するように設定しておく。また、ユーザが重視したい項目を、端末8を介して入力し、直接プログラムを選択できるようにしてもよい。推薦者の人数についても、予めプログラムしておいてもよい。
推薦者選定部5は、ステップS12で決定した判定基準に基づいて、ユーザの登録情報と情報提供者の登録情報を比較して推薦者の候補となる人を抽出し、その推薦者の候補の人数が適切な人数となれば(ステップS13;YES)、候補として抽出した情報提供者を推薦者として選定する(ステップS14)。推薦者選定部5は、推薦者の候補となる人を抽出する際に、判定基準の項目によっては登録情報と要求入力した内容を参照したり、要求入力した内容のみを参照することがある。図6に示す情報提供者のデータベースの中から、推薦者選定部5は、判定基準の条件で、より多くの項目に一致する人を推薦者とする。例えば得意分野が一致し、かつ、過去にユーザが推薦者として推薦した履歴を有する人を推薦者として選定する。
推薦者の候補の人数が設定した範囲内になく、適切な人数とならない場合(ステップS13;NO)、ステップS12に戻り、推薦者の判定基準や推薦者人数を決定し直す。推薦者人数が所定の人数より多い場合、ユーザが推薦者の候補から好ましい推薦者を選択する際、閲覧する情報量が多くなり、時間がかかるおそれがある。また、より好ましい推薦者とは言い難い候補が含まれるおそれがある。この場合、判定基準の項目を追加し候補を絞り込むことで、より適切な推薦者を選定することができる。また、推薦者人数が所定の人数より少ない場合や推薦者人数がゼロの場合、判定基準の項目を減らし間口を広げることで、適切な推薦者を確保することができる。
推薦者の選定(ステップS14)が終わると、その推薦者のリストを表示する(ステップS15)。ユーザが端末8の表示部82に表示されたリストから、好ましい推薦者を選択し、入力部81を用いて入力する。図7に示す推薦者選択画面のように、推薦者リストは、ユーザが推薦者を選定するための情報表示と、推薦者を選択するための操作表示を兼ねて表示することが好ましい。また、推薦者の詳細な情報をリンクさせておき、ユーザが選択することにより、その情報を参照できるような仕組みであってもよい。
情報交換部6は推薦者が決定したことを受けて、その決定した推薦者とユーザを、ネットワークなどを介して情報交換手段で接続し、情報交換の媒介を行う(ステップS16)。情報交換部6は情報交換の媒介の際に、ユーザと推薦者のやりとりをモニターする。
情報交換部6は、電話やテレビ電話、メールなど、双方向に通信可能な情報交換手段の中から、予め登録された基本情報などの登録データ31を参照して、ユーザと推薦者が好ましいと選択した情報交換手段を選択する。電話などのリアルタイムで通信を行う情報交換手段を利用する場合は、ステップS15で推薦者のリストを表示する際に、その時点において、通信可能な状態にあるかを表示しておく。通信可能な状態であるかは、例えば、インターネット上で推薦者選定システム100を利用する人のためのサイトなどを備え、そのサイトにアクセス中であれば通信可能な状態と判断する。また、登録情報に電話(通信)可能な時間帯、平日の夜間や土曜の午前中など、を登録しておき、その時間帯であれば通信可能な状態と判断する。
次に、その情報交換手段に対応した方法で通信データ33の情報を収集し、通信データ33を記憶部3に記憶する(ステップS17)。情報交換手段と通信データ情報の組合せは、例えば、テレビ電話と録画データ、電話と録音データ、メールと文書データ、などである。通信データ33に新たなデータが記憶されると、ユーザと推薦者の情報交換は終了となり、推薦者選定システム100は、ユーザに対して、他の推薦者を希望するか問い合わせる(ステップS18)。問い合わせは、ステップS15で表示したリストを再び表示したり、推薦者選定システム100利用の終了/継続(別の推薦者と情報交換希望)のみを問う画面を表示するなど、任意に設定できる。
ユーザが他の推薦者を希望することを入力すると、推薦者選定システム100は、他の推薦者の希望あり(ステップS19;YES)と判断し、ステップS15に戻り、推薦者のリスト表示を行う。ユーザが終了を入力すると、推薦者選定システム100は、他の推薦者の希望なし(ステップS19;NO)と判断し、情報交換を媒介した推薦者についてアンケートを実施する。例えば図9に示すアンケートを端末8の表示部82に表示する。ユーザがアンケートハガキを投函する方法などであってもよく、アンケート形式は任意に設定できる。ユーザが端末8の入力部81を介してアンケートに回答すると(ステップS20;YES)、情報入力部1はそのアンケート結果を追加データとして記憶部3に記憶し(ステップS21)、推薦者選定動作を終了する。ユーザからの回答がない場合(ステップS20;NO)はそのまま推薦者選定動作を終了する。また、アンケートそのものがない場合についても、ステップS20と同様の扱いとし、そのまま推薦者選定動作を終了する。
ステップS12ないしステップS14において推薦者を1人とした場合、ステップS15でリスト表示を行わなくてもよく、また、行う場合は、その推薦者に関する詳細な情報、例えば図5のような登録情報を表示してもよい。推薦者選定システム100は、ユーザと推薦者の情報交換の媒介をし(ステップS16)、その通信データ33の記憶をし(ステップS17)、他の推薦者を希望するかについての問い合わせを行う(ステップS18)。他の推薦者を希望しない場合は(ステップS19;NO)、アンケート回答(ステップS20)へ進む。他の推薦者を希望する場合は(ステップS19;YES)、推薦者を選定し直す。推薦者を選定し直すため、この場合はステップS15ではなく、ステップS12まで戻る必要がある。
推薦者選定システム100に備えるプログラムにより、アンケート(ステップS20)の有無は任意に設定できる。端末8を利用したアンケート回答形式ではなく、紙やハガキでの投函によるアンケート回答形式など、アンケート回答形式についても任意に設定できる。ユーザが推薦者の選択を終わる場合、全ての推薦者に対してアンケートを回答できるようにしてもよいし、複数の推薦者と通信している場合において、最終の推薦者を満足したものと判断して、その推薦者に対してのみアンケートを回答できるようにしてもよい。全ての推薦者に対してアンケートを回答できるようにしてもよい。また、アンケートを実施したにも関わらず、アンケート回答がない場合(ステップS20;NO)、そのまま終了するのではなく、その旨を追加データに記憶してもかまわない(ステップS21)。
図11は、実施の形態に係る推薦者選定システムの登録情報更新動作の一例を示すフローチャートである。図10で推薦者選定システムの推薦者選定動作を終え、記憶部3は、推薦者として選定された情報提供者について、通信データ33や追加データなどの情報提供者に関する新たな情報を記憶している。
記憶部3は、推薦者選定部5で選定された推薦者に関する情報、例えば推薦者IDなどの登録データ31を抽出する(ステップS31)。そして、その推薦者について、記憶部3に通信データ33が記憶されているか確認を行う(ステップS32)。通信データ33があれば(ステップS32;YES)、活性度抽出部7は通信データ33を分析し、活性度の抽出を行い(ステップS33)、得られた活性度データを記憶部3へ記憶する(ステップS34)。
活性度データは、ユーザと推薦者との音声による情報交換(通信データ33)から、図8のような発話の記録を抽出して、盛り上がりの度合いを表す値に変換した活性度のデータをいう。例えば、図8(a)のような発話者と通話時間の記録より、全体の通話時間に対してどれくらい通話があるか(有音率)を算出し、活性度データを求めることができる。また、図8(b)のような音の強さと通話時間の記録より、全体の通話時間に対してどれくらい所定の値より音が強くなるときの時間があるかを算出し、活性度データを求めることができる。
次に、記憶部3は、ステップS31で登録データ31を抽出された推薦者の、推薦者として推薦された履歴の回数を更新する(ステップS35)。推薦回数履歴の更新を行うと共に、記憶した推薦者に関するデータを登録データ31に上書きしたり追加するなどして、記憶部3の登録データ31を更新して記憶し(ステップS36)、登録情報更新動作を終了する。情報更新に必要である推薦者に関するデータとは、活性度データと、推薦者選定動作で記憶したデータ(通信データ33や、あれば追加データを含む)をいう。
通信データ33がない場合(ステップS32;NO)、推薦者として選定された履歴回数を更新する(ステップS35)。アンケートなどの追加データがあれば、登録データ31を更新して記憶し(ステップS36)、登録情報更新動作を終了する。
上述した実施の形態に係る推薦者選定システム100を活用した変形例として、ユーザと選定された推薦者が直接に対面してコミュニケーション(情報交換)を行う場合であってもよい。対面コミュニケーションの場合は、図10の推薦者選定動作において、ステップS16(接続/情報媒介)は、対面コミュニケーションであり、ステップS17(通信データ記憶)を、音声データや画像データなどの情報交換データの記憶に置き換える。また、図11の登録情報更新動作において、ステップS32(通信データあり?)を、「情報交換データあり?」に置き換える。情報交換手段が対面コミュニケーションであっても、会話している時の音声データや画像データを記憶部3に記憶しておき、活性度抽出部7で活性度を求めることで、推薦者の情報として活用することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る推薦者選定システムによれば、ユーザにとって好ましい情報を提供する推薦者を選定することができる。さらに、推薦者を選定する過程において、推薦者選定システムによりユーザは推薦者との情報交換を行うことができるので、ユーザは要求が明確になり、好ましい情報を得られ、満足度が向上することが期待できる。
推薦者選定システムにおいて、入力した要求に対する回答を得るための行動の一部として、ユーザは情報交換を行う。情報交換は、ユーザの満足度向上だけでなく、推薦者の評価にも用いることができ、推薦者を評価した結果を反映することで、ユーザにとって、より好ましい推薦者を選定するのに役に立つ。
アンケートは、情報交換とは異なり、入力した要求に対する回答を得るための行動に、直接に結び付かない行動である。回収率が悪いことが多く、情報提供者が推薦者として選定された場合であってもデータに反映されないおそれがある。また、アンケート結果が故意に作成されたり、一部の情報提供者のみデータが集まると、情報提供者の間で一様にデータの反映が行われず、推薦者を選定する際のデータとして不適切なものとなるおそれがある。この推薦者選定システムを用いることで、アンケートなどの付加行為をしない場合であっても、情報提供者に関するデータを適切に更新することができ、ユーザが推薦者選定システムを利用する度に、より好ましい推薦者を選定するのを補助することができる。
上述した実施の形態に係る推薦者選定システムの、要求する内容や、登録する情報などは一例であり、また、選定する推薦者の人数や、情報交換の手段、活性度の抽出方法など、任意に設定可能である。
この推薦者選定システムを利用する状況や設定により、様々な場面に適用でき、購買意欲の向上や、交友関係をよりよいものにするなど、人々に豊かで快適な生活環境を提供することができる。例えば、サービス業の顧客満足度向上のために利用したり、販売促進のために利用することや、ユーザの個人的活動を満足させるために活用することができる。
この推薦者選定システムは、一般的に普及しつつあるコンピュータを用いてインターネットなどを利用することで、容易に導入することができる。より多くの人を情報提供者やユーザとすることで、よりユーザの要求に合わせた推薦者を選択できるようになるだけでなく、様々な分野の要求に対応できるようになる。
図12は、図1に示す推薦者選定システム100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。推薦者選定システム100は、図12に示すように、制御部21、主記憶部22、外部記憶部23、操作部24、表示部25、入出力部26および送受信部27を備える。主記憶部22、外部記憶部23、操作部24、表示部25、入出力部26および送受信部27はいずれも内部バス20を介して制御部21に接続されている。
制御部21はCPU(Central Processing Unit)等から構成され、外部記憶部23に記憶されている制御プログラム30に従って、推薦者選定システム100の情報入力部1、情報出力部2、記憶部3、情報取得部4、推薦者選定部5、情報交換部6および活性度抽出部7の各処理を実行する。
主記憶部22はRAM(Random-Access Memory)等から構成され、外部記憶部23に記憶されている制御プログラム30をロードし、制御部21の作業領域として用いられる。
外部記憶部23は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成され、推薦者選定システム100の処理を制御部21に行わせるためのプログラムを予め記憶し、また、制御部21の指示に従って、このプログラムが記憶するデータを制御部21に供給し、制御部21から供給されたデータを記憶する。
推薦者選定システム100の記憶部3の一部のデータを記憶する部分は、外部記憶部23に構成される。
操作部24はキーボードおよびマウスなどのポインティングデバイス等と、キーボードおよびポインティングデバイス等を内部バス20に接続するインターフェース装置から構成されている。操作部24を介して、登録データ31および判定基準データ32などが入力され、制御部21に供給される。図1の端末8が推薦者選定システム100に含まれる構成では、操作部24が入力部81の場合がある。
表示部25は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成され、位置検出する対象の登録された人および物の情報や、位置情報、接触情報などを表示する。図1の端末8が推薦者選定システム100に含まれる構成では、表示部25が表示部82の場合がある。
入出力部26は、シリアルインタフェースまたはパラレルインタフェースから構成されている。入出力部26は、端末8が附属する装置の場合は、それと接続する。
送受信部27は、ネットワークに接続する網終端装置または無線通信装置、およびそれらと接続するシリアルインタフェースまたはLAN(Local Area Network)インタフェースから構成されている。送受信部27は、ネットワークを介して、通信データ情報を送受信する。端末8が、推薦者選定システム100とは別の端末装置の場合は、例えば、送受信部27を介して、ネットワークを経由して、端末8に接続する。
図1に示す推薦者選定システム100の情報入力部1、情報出力部2、記憶部3、情報取得部4、推薦者選定部5、情報交換部6および活性度抽出部7の処理は、制御プログラム30が、制御部21、主記憶部22、外部記憶部23、操作部24、表示部25、入出力部26および送受信部27などを資源として用いて処理することによって実行する。
その他、本発明の好適な変形として、以下の構成が含まれる。
本発明の第1の観点に係る推薦者選定システムについて、
好ましくは、前記情報交換手段は、電話、FAX、テレビ電話、チャット、メール、もしくは通信ネットワークを経由する仮想空間における交流、またはそれらの組合せを含み、
前記活性度抽出手段は、情報交換の回数もしくは時間のいずれか、または回数と時間の両方に基づいて前記活性度を抽出することを特徴とする。
好ましくは、前記情報交換手段は、前記ユーザと前記推薦者との間で、リアルタイムに双方向で音声を用いて情報を交換する手段を含み、
前記活性度抽出手段は、前記情報交換手段で媒介する音声データに基づいて前記活性度を抽出することを特徴とする。
好ましくは、前記ユーザが前記推薦者を評価した評価結果を取得する評価取得手段を備え、
前記記憶手段は、前記評価取得手段で取得した評価結果を、前記情報提供者の属性を含む情報の一部として記憶することを特徴とする。
好ましくは、前記所定の基準は、前記情報提供者の属性を含む情報に含まれる語句が、前記ユーザの要求を表す情報に含まれる語句もしくは関連する語句と、重複する語句の数が所定の数より大きい前記情報提供者、または、重複する語句の割合が所定の割合より大きい前記情報提供者の中から、前記活性度の高い順に前記情報提供者を推薦者として選定することを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る推薦者選定方法について、
好ましくは、前記情報交換ステップは、電話、FAX、テレビ電話、チャット、メール、もしくは通信ネットワークを経由する仮想空間における交流、またはそれらの組合せを含み、
前記活性度抽出ステップは、情報交換の回数もしくは時間のいずれか、または回数と時間の両方に基づいて前記活性度を抽出することを特徴とする。
好ましくは、前記情報交換ステップは、前記ユーザと前記推薦者との間で、リアルタイムに双方向で音声を用いて情報を交換するステップを含み、
前記活性度抽出ステップは、前記情報交換ステップで媒介する音声データに基づいて前記活性度を抽出することを特徴とする。
好ましくは、前記ユーザが前記推薦者を評価した評価結果を取得する評価取得ステップを備え、
前記記憶ステップは、前記評価取得ステップで取得した評価結果を、前記情報提供者の属性を含む情報の一部として記憶することを特徴とする。
好ましくは、前記所定の基準は、前記情報提供者の属性を含む情報に含まれる語句が、前記ユーザの要求を表す情報に含まれる語句もしくは関連する語句と、重複する語句の数が所定の数より大きい前記情報提供者、または、重複する語句の割合が所定の割合より大きい前記情報提供者の中から、前記活性度の高い順に前記情報提供者を推薦者として選定することを特徴とする。
その他、前記のハードウエア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
推薦者選定システム100の情報入力部1、情報出力部2、記憶部3、情報取得部4、推薦者選定部5、情報交換部6および活性度抽出部7等から構成される活動データ提示処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読みとり可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する活動データ提示装置を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで活動データ提示装置を構成してもよい。
また、活動データ提示装置を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合等には、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)にコンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介してコンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
本発明によれば、収集されたデータから予測される将来の事象を複数のユーザで共有することにより意見を統合する用途に適用することも可能であるし、不特定多数のユーザから入力もしくは自動的に取得されたデータより、現在利用しているユーザに適した形に抽出・成形された、他のユーザのものを含む情報や、収集されたデータやユーザの行動から予測される未来の事象を提示することにより、システムを利用しているユーザの行動を改善する用途にも適用可能である。また、他のユーザの行動を知ることにより次にどのような行動をとるべきかわからないユーザへの行動を支援する用途でも適用可能である。
1 情報入力部
2 情報出力部
3 記憶部
4 情報取得部
5 推薦者選定部
6 情報交換部
7 活性度抽出部
8 端末
21 制御部
22 主記憶部
23 外部記憶部
24 操作部
25 表示部
26 入出力部
27 送受信部
30 制御プログラム
31 登録データ
32 判定基準データ
33 通信データ
81 入力部
82 表示部
100 推薦者選定システム

Claims (9)

  1. ユーザの要求を表す情報を入力する入力手段と、
    前記ユーザの要求に関する情報を提供する情報提供者の属性を含む情報を取得する情報取得手段と、
    前記ユーザの要求を表す情報と前記情報提供者の属性を含む情報に基づいて、前記情報提供者の中から所定の基準に適合する推薦者を選定する選定手段と、
    前記ユーザと前記推薦者との間で、双方向に通信可能な方法で情報の交換を媒介する情報交換手段と、
    前記ユーザと前記推薦者との間で交換される前記情報交換手段で媒介した音声データおよび/または画像データに基づいて、該ユーザと該推薦者との間の情報交換の盛り上がりの度合いを表す活性度を所定の方法で抽出する活性度抽出手段と、
    前記活性度抽出手段で抽出した活性度を、前記情報提供者の属性を含む情報の一部として記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする推薦者選定システム。
  2. 前記情報交換手段は、電話、FAX、テレビ電話、チャット、メール、もしくは通信ネットワークを経由する仮想空間における交流、またはそれらの組合せを含み、
    前記活性度抽出手段は、情報交換の回数もしくは時間のいずれか、または回数と時間の両方に基づいて前記活性度を抽出することを特徴とする請求項1に記載の推薦者選定システム。
  3. 前記ユーザが前記推薦者を評価した評価結果を取得する評価取得手段を備え、
    前記記憶手段は、前記評価取得手段で取得した評価結果を、前記情報提供者の属性を含む情報の一部として記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の推薦者選定システム。
  4. 前記所定の基準は、前記情報提供者の属性を含む情報に含まれる語句が、前記ユーザの要求を表す情報に含まれる語句もしくは関連する語句と、重複する語句の数が所定の数より大きい前記情報提供者、または、重複する語句の割合が所定の割合より大きい前記情報提供者の中から、前記活性度の高い順に前記情報提供者を推薦者として選定することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の推薦者選定システム。
  5. ユーザの要求を表す情報を入力する入力ステップと、
    前記ユーザの要求に関する情報を提供する情報提供者の属性を含む情報を取得する情報取得ステップと、
    前記ユーザの要求を表す情報と前記情報提供者の属性を含む情報に基づいて、前記情報提供者の中から所定の基準に適合する推薦者を選定する選定ステップと、
    前記ユーザと前記推薦者との間で、双方向に通信可能な方法で情報の交換を媒介する情報交換ステップと、
    前記ユーザと前記推薦者との間で交換される前記情報交換ステップで媒介した音声データおよび/または画像データに基づいて、該ユーザと該推薦者との間の情報交換の盛り上がりの度合いを表す活性度を所定の方法で抽出する活性度抽出ステップと、
    前記活性度抽出ステップで抽出した活性度を、前記情報提供者の属性を含む情報の一部として記憶する記憶ステップと、
    を備えることを特徴とする推薦者選定方法。
  6. 前記情報交換ステップは、電話、FAX、テレビ電話、チャット、メール、もしくは通信ネットワークを経由する仮想空間における交流、またはそれらの組合せを含み、
    前記活性度抽出ステップは、情報交換の回数もしくは時間のいずれか、または回数と時間の両方に基づいて前記活性度を抽出することを特徴とする請求項に記載の推薦者選定方法。
  7. 前記ユーザが前記推薦者を評価した評価結果を取得する評価取得ステップを備え、
    前記記憶ステップは、前記評価取得ステップで取得した評価結果を、前記情報提供者の属性を含む情報の一部として記憶することを特徴とする請求項5または6に記載の推薦者選定方法。
  8. 前記所定の基準は、前記情報提供者の属性を含む情報に含まれる語句が、前記ユーザの要求を表す情報に含まれる語句もしくは関連する語句と、重複する語句の数が所定の数より大きい前記情報提供者、または、重複する語句の割合が所定の割合より大きい前記情報提供者の中から、前記活性度の高い順に前記情報提供者を推薦者として選定することを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載の推薦者選定方法。
  9. コンピュータに、
    ユーザの要求を表す情報を入力する入力ステップと、
    前記ユーザの要求に関する情報を提供する情報提供者の属性を含む情報を取得する情報取得ステップと、
    前記ユーザの要求を表す情報と前記情報提供者の属性を含む情報に基づいて、前記情報提供者の中から所定の基準に適合する推薦者を選定する選定ステップと、
    前記ユーザと前記推薦者との間で、双方向に通信可能な方法で情報の交換を媒介する情報交換ステップと、
    前記ユーザと前記推薦者との間で交換される前記情報交換ステップで媒介した音声データおよび/または画像データに基づいて、該ユーザと該推薦者との間の情報交換の盛り上がりの度合いを表す活性度を所定の方法で抽出する活性度抽出ステップと、
    前記活性度抽出ステップで抽出した活性度を、前記情報提供者の属性を含む情報の一部として記憶する記憶ステップと、
    を実行させることを特徴とする推薦者選定プログラム。
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