JP2000069846A - 自動接ぎ木装置 - Google Patents

自動接ぎ木装置

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JP2000069846A
JP2000069846A JP10246238A JP24623898A JP2000069846A JP 2000069846 A JP2000069846 A JP 2000069846A JP 10246238 A JP10246238 A JP 10246238A JP 24623898 A JP24623898 A JP 24623898A JP 2000069846 A JP2000069846 A JP 2000069846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
water absorbing
cutting
absorbing body
end part
Prior art date
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Pending
Application number
JP10246238A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Takimoto
秀夫 滝本
Takahiro Ogoshi
崇博 大越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】穂木苗と台木苗の所定位置を切断する切断刃
に、洗浄あるいは消毒用の液を付着する手段として、含
水したスポンジを当てる手段が考えられているが、吸水
機能が十分でないので、切断刃への洗浄力の低下も早
く、そのために、切断性能も低下する。 【解決手段】切断刃1の移動軌跡と重合する部位に、下
端部が洗浄液に浸漬する逆U状の布製の吸水体29を設
けてなる自動接ぎ木装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、穂木苗と台木苗
とを切断し、接ぎ木する自動接ぎ木装置に関する。
【0002】
【従来の技術】穂木苗と台木苗の所定位置を切断する切
断刃に、洗浄あるいは消毒用の液を付着する手段とし
て、含水したスポンジを当てる手段が考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記手段で
は吸水機能が十分でないので、切断刃への洗浄力の低下
も早く、そのために、切断性能も低下する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
課題を解決するものであって、つぎの技術的手段を講じ
た。即ち、切断刃1の移動軌跡と重合する部位に、下端
部が洗浄液に浸漬する逆U状の吸水体2を設けてなる自
動接ぎ木装置とする。
【0005】
【発明の作用】切断刃1は、あらかじめ定められた位置
で手作業又は自動で供給した穂木苗、台木苗を切断す
る。そして、切断された苗は接合場所に搬送されて接合
手段により接合される。そして、切断刃1は、移動時
に、移動軌跡に重合する位置に設けている逆U状の吸水
体2に当たってポンプ作用を生じ、洗浄水を一方の下端
部から他方の下端部に循環する。
【0006】
【発明の効果】吸水体2は洗浄液を吸水し、洗浄液の循
環により切断刃1を洗浄するので、切断刃1の切断性能
を高め、切断した苗の活着率を向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて具体的に説明する。まず、その構成につい
て説明すると、自動接ぎ木装置4は接ぎ木本体5を挟ん
で一側に穂木苗供給部6を設けると共に他側に台木苗供
給部7を設けている。接ぎ木本体5は接合場所8に接ぎ
木クリップAを整列して搬送するクリップ供給装置9を
設け、クリップ供給装置9の先端部を挟んで一側に穂木
苗受け装置10を設けると共に他側に台木苗受け装置1
1を設けている。
【0008】そして、該穂木苗受け装置10と接合場所
との間には穂木苗を穂木苗受け装置10から接合場所8
に搬送する穂木苗搬送装置12を設け、台木苗受け装置
11と接合場所8との間には台木苗を台木苗受け装置1
1から接合場所8に搬送する台木苗搬送装置13を設け
ている。また、穂木苗搬送装置12が穂木苗を搬送する
工程の途中に穂木苗切断装置14を設け、台木苗搬送装
置13が台木苗を搬送する工程の途中に台木苗切断装置
15を設けている。
【0009】穂木苗搬送装置12と台木苗搬送装置13
の主要部の構成について説明すると、モ−タにより矢視
方向に往復移動する本体16と、該本体16に一方向に
往復移動するハンドア−ム17と該ハンドア−ム17の
先端部に開閉可能に設けたハンド18等を備えている。
穂木苗切断装置14と台木苗切断装置15は、エアによ
り回転可能な回転シリンダ19と、回転シリンダ19の
シリンダ軸20に取り付けたカッタア−ムベ−ス21
と、カッタア−ムベ−ス22に位置調節可能に設けたカ
ッタア−ム22と、該カッタア−ム22に着脱自在に取
り付けた切断刃1等を具備している。なお。穂木苗切断
装置14と台木苗切断装置15とは、回転シリンダ19
の回転方向が反対であるので、切断刃1の切断部も反対
である。
【0010】洗浄装置3は上面を開放し且つ洗浄液(清
水、消毒液等)を貯留した平面視矩形状の容器4、不織
布の吸水体2等で構成している。そして、該吸水体2は
中央部を折り曲げて逆U状に形成すると共に下端を容器
4の底面に近接している。さらに、吸水体2を切断刃1
の移動始端側の容器内壁に近接し、前面を容器内壁に当
てると共に後面を容器4の内部に間隔をおいて設けた一
対の把持板23で把持している。なお、該把持板23の
下面は容器4の底面よりも上方に設けている。
【0011】24は接ぎ木本体5の上部に設けた操作パ
ネルであって、接ぎ木数をカウントして表示するカウン
タ−25、警報を報知する警報ブザ−26、注意を喚起
する注意ランプ27、電源スイッチ28、圧力ゲ−ジ2
9、運転スイッチ30、作物スイッチ31、選別スイッ
チ32、交換スイッチ33を設けている。図6におい
て、前記切断刃1を取り付けたロ−タリ−アクチュエ−
タ34にスピコンを設け、回転シリンダ19をシ−ケン
サ−の電気信号によって回転させている電磁弁35と、
エアの供給を行なっているコンプレッサの中間部に電磁
弁36を設け、該電磁弁36の作動の入り切りを操作パ
ネル24に設けた前記交換スイッチ33の入り切り操作
によって行なう構成である。
【0012】これにより、作業者は操作パネル24の交
換スイッチ33を操作(入り)することにより、電磁弁
36が閉じてエアの供給を停止する。そして、作業者は
回転シリンダ19に設けた排気スイッチ付きのスピコン
で回転リシリンダ19の残圧を除き切断刃1の交換を行
なう。これにより、電源を切りにしても、ロ−タリシリ
ンダに残っていた残圧により、切断刃の交換時でのけが
などの支障を防止できる。
【0013】つぎに、その作用について説明すると、ま
ず、作業者は電源及び作業スイッチを入れる。そして、
穂木苗供給部6にある穂木苗を穂木苗受け装置10にセ
ットし、台木苗供給部7にある台木苗を台木苗受け装置
11にセットすると、これを感知したセンサ(図示せ
ず)からの信号により、穂木苗搬送装置12と台木苗搬
送装置13の各ハンドア−ム17は前進してハンド18
が開閉して穂木苗又は台木苗を挟持する。
【0014】その後、穂木苗は穂木苗搬送装置12によ
り、台木苗は台木苗搬送装置13により接合部8に向け
て搬送されるが、この搬送途時において、穂木苗と台木
苗とは、エアにより回転する回転シリンダ19のシリン
ダ軸20に取り付けたカッタア−ムベ−ス21に取り付
けているカッタア−ム22の切断刃1によって切断され
る。
【0015】切断された穂木苗と台木苗はそれぞれの切
断面を接合部8で合わされ、続いて、クリップ供給装置
9によって供給されたクリップによってこの接合面が挟
持され、接ぎ木苗が製造される。そして、切断刃1は、
切断作用を終えた後、逆U状の吸水体2に当たるが、こ
のとき、吸水体2の洗浄水によって洗浄されるので、切
れ味を良好にし、苗の接合を良くなって活着率の向上を
図れる。
【0016】また、吸水体2との当接によるポンプ効果
により、不織布の毛細管現象とあいまって洗浄液が容器
4と吸水体2を循環するので、吸水体2の含水性を高
め、切断刃1の洗浄効果を一層高め得る。さらに、吸水
体2は切断刃1の移動始端側の容器内壁に近接し、前面
を容器内壁に当てているので、切断刃1によって切断さ
れた茎葉が容器内に落下するのを防止でき、吸水体2に
よる容器内にある洗浄液の吸水作用を円滑に行なわせ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】接ぎ木本体の平面図。
【図2】一部切除した接ぎ木本体の側面図。
【図3】切断部の側面図。
【図4】洗浄装置の正面図。
【図5】操作パネルの正面図。
【図6】エア回路図。
【符号の説明】
1 切断刃 2 吸水体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断刃1の移動軌跡と重合する部位に、
    下端部が洗浄液に浸漬する逆U状の吸水体2を設けてな
    る自動接ぎ木装置。
JP10246238A 1998-08-31 1998-08-31 自動接ぎ木装置 Pending JP2000069846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10246238A JP2000069846A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 自動接ぎ木装置

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JP10246238A JP2000069846A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 自動接ぎ木装置

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JP2000069846A true JP2000069846A (ja) 2000-03-07

Family

ID=17145573

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JP10246238A Pending JP2000069846A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 自動接ぎ木装置

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JP (1) JP2000069846A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016032049A1 (ko) * 2014-08-27 2016-03-03 주식회사 헬퍼로보텍 접목로봇의 대목 및 접수 절단용 칼날 소독장치

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