JP2000069111A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JP2000069111A
JP2000069111A JP10237212A JP23721298A JP2000069111A JP 2000069111 A JP2000069111 A JP 2000069111A JP 10237212 A JP10237212 A JP 10237212A JP 23721298 A JP23721298 A JP 23721298A JP 2000069111 A JP2000069111 A JP 2000069111A
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Masayasu Kusui
正康 楠井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、孫局から子局を介して親局に至る
経路のデータ伝送による入出力応答性の向上を図る。 【解決手段】 子局Bが、親局A又は自局Bで発生した
データ要求P1を孫局C1に与えるとき、予め孫局C1
から親局Aへの伝送経路を接続することにより、孫局C
1から得られる応答データを親局Aに転送するデータ転
送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親局が子局を介し
て孫局に接続され、親局、子局及び孫局が互いにデータ
伝送を行なうデータ伝送装置に係り、特に、親局と孫局
との間のデータ伝送を高速化し得るデータ伝送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遠隔地に配置された複数の対象
機器としての孫局をブロック毎に区分けして子局により
管理し、各子局を親局により監視制御する遠隔監視制御
などの分野では、孫局−子局−親局からなるデータ伝送
装置が広く用いられている。
【0003】図7はこの種のデータ伝送装置の構成を模
式的に示すブロック図である。このデータ伝送装置は、
(1)親局Ap、(2)親局側の子局B1、(3)孫局
側の子局B2、(4)複数の孫局C1〜Cnという4つ
の階層の通信装置から構成されている。
【0004】なお、各通信装置では、CPUを有するデ
ータ処理部1,11,21,31により作成される送信
内容が、送信部2,12,22,32によりパラレル/
シリアル変換され、変調部3,13,23,33により
変調されて送信信号として出力される。一方、各通信装
置において、受信信号は、復調部4,14,24,34
により復調され、受信部5,15,25,35によりシ
リアル/パラレル変換されてデータ処理部1,11,2
1,31に伝えられる。
【0005】親局Apは、通信回線を介して子局B1に
接続されている。子局B1,B2の各データ処理部1
1,21は、I/Oレベル又は専用バス16で互いに接
続されている。子局B2は、変調部23並びに復調部2
4よりも孫局側に配置されてデータ処理部21に切換制
御される孫局回線切換部26を有し、この孫局回線切換
部26が通信回線を介して選択可能に孫局C1〜Cnに
接続されている。なお、各孫局C1〜Cnは互いに同一
構成のため、以下、孫局C1に接続する場合を例に挙げ
て述べる。
【0006】すなわち、子局B1,B2が2つの通信装
置からなるデータ伝送装置は、親局Apと子局B1とを
構成する1組の通信装置と、子局B2と孫局C1とを構
成する1組の通信装置とから構成されている。ここで、
子局B1,B2相互の接続により、上述した2組の通信
装置が接続されるため、親局Apと孫局C1との間のデ
ータ伝送が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うなデータ伝送装置は、2組の通信装置を組合せた単純
な構成であるため、親局Apから子局B1,B2を介し
て孫局C1に至る接続間の往復のデータ伝送に関し、以
下のような問題がある。
【0008】まず、第1には、孫局C1から子局B1,
B2を介して親局Apに至る経路で伝送されるデータの
入出力応答時間が不安定であることである。その原因
は、孫局Cから子局B2に至るデータ伝送と、子局B1
から親局Apに至るデータ伝送とが各々独立しているこ
とにある。
【0009】また、他の原因は、子局B1から親局Ap
に伝送されるデータには、孫局C1から受信したデータ
と子局B1自身から送信するデータとがあるので、必然
的に全体のデータ量が増大し、子局B1から親局Apへ
のデータ伝送時間が長くなることが挙げられる。
【0010】また、子局B1から親局Apに至る間の伝
送時間を短くするため、伝送速度を高速化する方式があ
るが、通信回線を高速対応とするため、より高品質の通
信回線を布設する費用負担を生じさせ、また、通信回線
が借用線のときにはランニングコストの増大を生じさせ
てしまう。
【0011】また、第2には、親局Apから子局B1,
B2を介して孫局C1に至る経路を用いた制御操作時の
応答性が悪いことである。なお、子局B2から孫局C1
に至る経路に関しては独立した動作のため、制御対象の
孫局C1を選択するように孫局回線切換部26を切換え
て制御信号を孫局C1に伝送し、そのアンサー信号を孫
局C1から受信するまで問題はない。
【0012】一方、親局Apから送信されるデータは、
一旦、子局B1で編集されてから子局B2に送られ、子
局B2が孫局C1への伝送制御動作を行うというように
伝送動作が独立しているために伝送時間が遅れる問題が
ある。また、アンサー信号に関しても子局B1から親局
Apに至る間で上述したように子局B1自身の送信デー
タが加わるため、制御操作時の応答性が全体として極め
て悪くなる。
【0013】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、孫局から子局を介して親局に至る経路のデータ伝送
による入出力応答性を向上し得るデータ伝送装置を提供
することにある。
【0014】また、本発明の他の目的は、親局から子局
を介して孫局に至る経路の往復のデータ伝送による制御
操作時の応答性を向上し得るデータ伝送装置を提供する
ことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、親局が子局を介して孫局に接続され、前記親局、前
記子局及び前記孫局が互いにデータ伝送を行なうデータ
伝送装置であって、前記子局としては、前記親局又は自
局で発生したデータ要求を前記孫局に与えるとき、予め
前記孫局から前記親局への伝送経路を接続することによ
り、前記孫局から得られる応答データを前記親局に転送
するデータ転送手段を備えたデータ伝送装置である。
【0016】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応するデータ伝送装置において、前記データ転送
手段としては、前記親局で発生したデータ要求を前記孫
局に与えるとき、予め前記親局から前記孫局への伝送経
路を接続することにより、前記親局から受けるデータ要
求を前記孫局に転送するデータ伝送装置である。
【0017】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1又は請求項2に対応するデータ伝送装置であって、
前記子局としては、前記データ要求を発生するための権
利を保持し、前記親局からの要求に基づいて、前記権利
を前記親局に譲るデータ伝送装置である。
【0018】また、請求項4に対応する発明は、親局が
子局を介して複数の孫局に接続され、前記親局、前記子
局及び前記各孫局が互いにデータ伝送を行なうデータ伝
送装置であって、前記子局としては、前記親局で発生し
たデータ要求をある孫局に与えるとき、予め前記親局か
ら前記ある孫局に至る伝送経路及び前記ある孫局から前
記親局に至る伝送経路を夫々接続することにより、当該
データ要求を前記ある孫局に与え、前記ある孫局から得
られる応答データを前記親局に転送する第1のデータ転
送手段と、前記第1のデータ転送手段による各接続の期
間中、自局内で発生したデータ要求を他の孫局に与える
とき、予め自局から前記他の孫局に至る伝送経路及び前
記他の孫局から自局に至る伝送経路を夫々接続すること
により、当該データ要求を前記他の孫局に与え、前記他
の孫局から得られる応答データを自局内に転送する第2
のデータ転送手段とを備えたデータ伝送装置である。 (作用)従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、子局内のデータ転送手段
が、親局又は自局で発生したデータ要求を孫局に与える
とき、予め孫局から親局への伝送経路を接続することに
より、孫局から得られる応答データを親局に転送するの
で、孫局から子局を介して親局に至る経路のデータ伝送
による入出力応答性を向上させることができる。
【0019】また、請求項2に対応する発明は、データ
転送手段が、親局で発生したデータ要求を孫局に与える
とき、予め親局から孫局への伝送経路を接続することに
より、親局から受けるデータ要求を孫局に転送するの
で、請求項1に対応する作用に加え、親局から子局を介
して孫局に至る経路の往復のデータ伝送による制御操作
時の応答性を向上させることができる。
【0020】さらに、請求項3に対応する発明は、子局
が、データ要求を発生するための権利を保持し、親局か
らの要求に基づいて当該権利を親局に譲るので、請求項
1又は請求項2に対応する作用を容易且つ確実に奏する
ことができる。
【0021】また、請求項4に対応する発明は、子局内
の第1のデータ転送手段が、親局で発生したデータ要求
をある孫局に与えるとき、予め親局からある孫局に至る
伝送経路及びある孫局から親局に至る伝送経路を夫々接
続することにより、当該データ要求をある孫局に与え、
ある孫局から得られる応答データを親局に転送する一
方、子局内の第2のデータ転送手段が、第1のデータ転
送手段による各接続の期間中、自局内で発生したデータ
要求を他の孫局に与えるとき、予め自局から他の孫局に
至る伝送経路及び他の孫局から自局に至る伝送経路を夫
々接続することにより、当該データ要求を他の孫局に与
え、他の孫局から得られる応答データを自局内に転送す
るので、請求項2に対応する作用と同様の作用に加え、
2つの孫局に対する各データ伝送を同時に実現すること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
るデータ伝送装置の構成を模式的に示すブロック図であ
り、図7と同一部分には同一符号を付してその詳しい説
明を省略し、ここでは異なる部分について主に述べる。
また、以下の実施形態も同様にして重複した説明を省略
する。
【0023】すなわち、本実施形態は、親局Aと孫局C
1との間のデータ伝送の高速化を図るものであり、具体
的には、子局B1,B2のデータ処理部11,21を共
有化したデータ処理部51を有し且つ全体を一体形成し
た子局Bを設けている。さらに、この子局Bは、親局A
−孫局C1間の直接的なデータ転送を図るため、子局B
における親局A側の復調部14と孫局C1〜Cn側の変
調部23、及び孫局C1〜Cn側の復調部24と親局A
側の変調部13とを夫々接続可能な送信データ切換部5
2を備えている。
【0024】ここで、子局B内の送信データ切換部52
は、データ処理部51により切換制御されるものであ
り、具体的には、親局A側の復調部14と孫局C1〜C
n側の変調部23とを接続又は離間させる切換機能と、
孫局C1〜Cn側の復調部24と親局A側の変調部13
とを接続又は離間させる切換機能とをもっている。
【0025】また、親局A内のデータ処理部41は、前
述したデータ収集を行うための機能に加え、データ要求
を発生する権利を要求するための権利要求を子局B向け
に送信部2に与える機能をもっている。
【0026】次に、以上のようなデータ伝送装置の動作
を通常データ収集時及び親局からのデータ収集時の両者
についてそれぞれ説明する。 (通常データ収集時)子局Bでは、送信データ切換部5
2により孫局C1〜Cn側の復調部24と親局A側の変
調部13とを接続すると共に、孫局C1への送信部22
と孫局C1〜Cn側の変調部23とを接続し、孫局回線
切換部26によりデータ収集対象の孫局C1への通信回
線を選択する。
【0027】しかる後、子局Bは、図2に示すように、
選択した孫局C1にデータ要求(ポーリング)P1を送
信してその応答としてのデータD1を収集する。ここ
で、子局Bでは、孫局C1からデータD1を受信すると
同時にこの受信したデータD1を親局Aに転送する。こ
のとき、親局Aから子局Bへの伝送はなく、孫局C1が
子局Bからデータ要求P1を受信したタイミングに基づ
いて、孫局C1から子局Bへ、そして子局Bから親局A
への各データ伝送が実行される。
【0028】すなわち、子局Bは、孫局C1から受信し
たデータD1を実質的に通過させて親局Aに与えるの
で、孫局C1から子局Bを介して親局Aに至る経路のデ
ータ伝送を高速化することができる。また、以下同様
に、子局Bは、孫局回線切換部26により他の孫局C2
を選択し、データ要求P2を送信してその応答としての
データD2を実質的に通過させて親局Aに与える。これ
らのデータ収集は、孫局Cnまで順次続けられ、孫局C
nからのデータ収集の後は、最初の孫局C1からのデー
タ収集に戻る。
【0029】なお、孫局C2に異常があるときの動作を
図3を用いて説明する。例えば、子局Bは、図3に示す
ように、データ要求P2を孫局C2に送信したが、所定
の応答時間内に孫局C2から受信部25を介してデータ
D2を受信しないとする。このとき、子局Bは、孫局C
2の無応答エラーを検出し、送信部12を介してアラー
ム信号ALMを親局Aに送信する。これにより、親局A
は、孫局C2の無応答エラーを把握することができる。 (親局からのデータ収集時)親局からのデータ収集動作
は、前述した子局Bからのデータ要求P1〜Pnにより
データ収集を行う通常のデータ収集動作とは異なり、親
局Aからのデータ要求P1〜Pnによりデータ収集を行
なう方式である。この親局Aからのデータ収集動作は、
親局Aからの制御操作時の動作に対応する。
【0030】まず、親局Aは、図4に示すように、デー
タ要求P1〜Pnを発生する権利を要求するための権利
要求Rを子局Bに送信する。子局Bは、特に支障がない
限り、親局Aにその権利を譲る旨のアンサー信号Anを
親局Aに返信する。
【0031】親局Aは、このアンサー信号Anを受ける
と、孫局C1を選択するための回線切換指令を子局Bに
送信する。子局Bは、この回線切換指令に基づいて、孫
局回線切換部26を操作し、孫局C1の通信回線を選択
する一方、送信データ切換部52により、親局A側の復
調部14と孫局C1側の変調部23とを接続すると共
に、孫局C1側の復調部24と親局A側の変調部13と
を接続する。
【0032】これにより、親局Aがデータ要求P1を子
局Bに送信すると、子局Bがこのデータ要求P1を実質
的に通過させて孫局C1に与える。孫局C1は、このデ
ータ要求P1の応答としてデータD1を子局Bに送信
し、子局Bは、このデータD1を実質的に通過させて親
局Aに与える。
【0033】従って、前述同様に、親局Aからのデータ
要求P1によっても、孫局C1から子局Bを介して親局
Aに至る経路のデータ伝送を高速化することができる。
また、データ要求P1を与える際の親局Aから子局Bを
介して孫局C1のデータ伝送をも高速化できることは言
うまでもない。
【0034】続いて、前述同様に、孫局C2に異常があ
るときの動作を図5を用いて説明する。例えば、子局B
は、図5に示すように、データ要求P2を孫局C2に送
信したが、所定の応答時間内に孫局C2から受信部15
を介してデータD2を受信しないとする。このとき、子
局Bは、孫局C2の無応答エラーを検出し、送信部12
を介してアラーム信号ALMを親局Aに送信する。これ
により、親局Aは、孫局C2の無応答エラーを把握する
ことができる。
【0035】上述したように本実施形態によれば、子局
Bが、親局A又は自局Bで発生したデータ要求P1を孫
局C1に与えるとき、予め孫局C1から親局Aへの伝送
経路を接続することにより、孫局C1から得られる応答
データを親局Aに転送するので、孫局C1から子局Bを
介して親局Aに至る経路のデータ伝送による入出力応答
性を向上させることができる。また、親局A、子局Bの
いずれのデータ要求においても、孫局C1から送信され
たデータを、子局B及び親局Aが同じタイミングで受信
することができる。
【0036】さらに、子局Bは、親局Aで発生したデー
タ要求P1を孫局C1に与えるとき、予め親局Aから孫
局C1への伝送経路を接続することにより、親局Aから
受けるデータ要求P1を孫局C1に転送するので、親局
Aから子局Bを介して孫局C1に至る経路の往復のデー
タ伝送による、親局Aからのデータ収集動作の応答性を
向上させることができる。また同じ経路のデータ伝送に
よる親局Aからの制御操作時の応答性を向上させること
ができる。
【0037】また、子局Bは、データ要求P1を発生す
るための権利を保持し、親局Aからの要求に基づいて当
該権利を親局Aに譲るので、親局Aからのデータ収集動
作や制御操作時における応答性の向上効果を容易且つ確
実に奏することができる。
【0038】なお、子局B(又は親局A)から孫局C1
に対してのデータ伝送項目が無いときは、子局Bからの
ポーリング無しとし、孫局C1から常時データを送信す
る。このとき、子局B内の孫局回線切換部26により孫
局C1への通信回線を適宜選択してもよい。また、孫局
Cが1局しかないときは、子局B内の孫局回線切換部2
6が不要となる。 (第2の実施形態)図6は本発明の第2の実施形態に係
るデータ伝送装置の構成を模式的に示すブロック図であ
る。
【0039】すなわち、本実施形態は、第1の実施形態
の変形構成であり、2つの孫局C1,C2を同時に選択
可能とするように子局Bの構成が変更されている。ま
た、これに伴い、前述した親局Aにおける権利要求Rに
関する機能が不要となるので、親局Aに代えて、従来構
成の親局Apを用いている。
【0040】ここで、子局Bは、具体的には、送信デー
タ切換部52のうち、親局Ap側の復調部14と孫局C
1〜Cn側の変調部23との間のスイッチを省略して常
に両者(復調部14と変調部23)が接続された状態と
なっている。また、子局Bは、孫局C1〜Cn側の送信
部22と孫局C1〜Cnとの間に、第2の変調部53及
び第2の孫局回線切換部54が設けられ、この第2の孫
局回線切換部54と孫局C1〜Cn側の受信部25との
間には第2の復調部55が設けられている。
【0041】なお、第2の孫局回線切換部54は、前述
した孫局回線切換部26(以下、第1の孫局回線切換部
26という)に対して電気的に並列に設けられ且つ同一
構成を有し、子局Bによる選択内容に対応した切換指令
信号に基づき、第1の孫局回線切換部26とは独立して
孫局C1〜Cnへの通信回線を選択可能となっている。
【0042】次に、このようなデータ伝送装置の動作を
説明する。第1の孫局回線切換部26は、前述した親局
Aからのデータ収集動作と同じく、親局Apから送信さ
れ、子局Bのデータ処理部51から受ける回線切換指令
に基づいて孫局C1への通信回線を選択する。これによ
り、前述した通り、親局Apからのデータ収集動作が行
われる。
【0043】このとき、子局Bでは、データ処理部51
が第2の孫局回線切換部54に回線切換指令を与えたと
する。これにより、第2の孫局回線切換部54は、第1
の孫局回線切換部26とは独立して他の任意の孫局C2
への通信回線を選択する。これにより、子局Bは、他の
孫局C2に対してデータ収集又は制御などのデータ伝送
を実行し、他の孫局C2は適宜子局Bに応答を返信す
る。
【0044】このように、これら第1及び第2の孫局回
線切換部26,54により、2つの孫局C1,C2が独
立して選択されるので、親局Apと親局Apが選択した
孫局C1との間のデータ伝送と、子局Bと子局Bが選択
した孫局C2との間のデータ伝送とを同時に行なうこと
ができる。
【0045】なお、子局Bは、親局Apから回線切換指
令を受信した際に、該当する孫局C1と子局Bとの間で
既にデータ伝送中であるとき、親局Apのデータ要求を
そのまま孫局C1に伝送することはできない。この場
合、子局Bから親局Apに対し、第2の孫局回線切換部
54の状態情報を返送する。
【0046】一方、親局Apと孫局C1とがデータ伝送
中、子局Bがその孫局C1を選択する場合、例えば親局
Apからのデータ要求によるデータ伝送の終了後、子局
Bは、伝送終了後の孫局C1との間のデータ伝送を行な
うようにする。
【0047】上述したように本実施形態によれば、子局
B内の第1のデータ転送工程として、親局Apで発生し
たデータ要求P1をある孫局C1に与えるとき、送信デ
ータ切換部52及び第1の孫局回線切換部26により、
予め親局Apからある孫局C1に至る伝送経路及びある
孫局C1から親局Apに至る伝送経路を夫々接続するこ
とにより、当該データ要求P1をある孫局C1に与え、
ある孫局C1から得られる応答データを親局Apに転送
する。
【0048】一方、子局B内の第2のデータ転送工程と
して、第1のデータ転送工程による各接続の期間中、自
局Bで発生したデータ要求P2を孫局C2に与えると
き、第2の孫局回線切換部54により、予め自局Bから
他の孫局C2に至る伝送経路及び他の孫局C2から自局
Bに至る伝送経路を夫々接続することにより、当該デー
タ要求P2を他の孫局C2に与え、他の孫局C2から得
られる応答データを自局B内に転送する。
【0049】従って、第1の実施形態における応答性の
向上効果に加え、2つの孫局C1,C2に対する各デー
タ伝送を同時に実現することができる。なお、上記第2
の実施形態では、親局Apが選択した孫局C1と、子局
Bが選択した孫局C2とを1局ずつ選択する場合につい
て説明したが、これに限らず、対象の孫局C1〜Cnを
予め第1グループ,第2グループなどに区分けし、親局
Apと子局Bとのデータ伝送範囲を時間毎に区分けして
2つの孫局Ci,Cj(i,jは互いに異なる1〜nま
での任意の数)を選択する構成としても、本発明を同様
に実施して同様の効果を得ることができる。
【0050】また、上記各実施形態では、孫局C1〜C
nのいずれかを選択する際に、C1やC1,C2を選択
する場合を例に挙げて説明したが、他の孫局CiやC
i,Cjを選択しても、本発明を同様に実施して同様の
効果を得ることができることは言うまでもない。その
他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、孫
局から子局を介して親局に至る経路のデータ伝送による
入出力応答性を向上できるデータ伝送装置を提供でき
る。また、親局から子局を介して孫局に至る経路の往復
のデータ伝送による制御操作時の応答性を向上できるデ
ータ伝送装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るデータ伝送装置
の構成を模式的に示すブロック図
【図2】同実施形態における通常のデータ収集動作を説
明するためのタイムチャート
【図3】同実施形態における通常のデータ収集動作の異
常対応を説明するためのタイムチャート
【図4】同実施形態における親局からのデータ収集動作
を説明するためのタイムチャート
【図5】同実施形態における親局からのデータ収集動作
の異常対応を説明するためのタイムチャート
【図6】本発明の第2の実施形態に係るデータ伝送装置
の構成を模式的に示すブロック図
【図7】従来のデータ伝送装置の構成を模式的に示すブ
ロック図
【符号の説明】
A,Ap…親局 B…子局 C1〜Cn…孫局 1,31,41,51…データ処理部 2,12,22,32…送信部 3,13,23,33…変調部 4,14,24,34…復調部 5,15,25,35…受信部 26,54…孫局回線切換部 52…送信データ切換部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局が子局を介して孫局に接続され、前
    記親局、前記子局及び前記孫局が互いにデータ伝送を行
    なうデータ伝送装置であって、 前記子局は、前記親局又は自局で発生したデータ要求を
    前記孫局に与えるとき、予め前記孫局から前記親局への
    伝送経路を接続することにより、前記孫局から得られる
    応答データを前記親局に転送するデータ転送手段を備え
    たことを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ伝送装置におい
    て、 前記データ転送手段は、前記親局で発生したデータ要求
    を前記孫局に与えるとき、予め前記親局から前記孫局へ
    の伝送経路を接続することにより、前記親局から受ける
    データ要求を前記孫局に転送することを特徴とするデー
    タ伝送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のデータ伝
    送装置であって、 前記子局は、前記データ要求を発生するための権利を保
    持し、前記親局からの要求に基づいて、前記権利を前記
    親局に譲ることを特徴とするデータ伝送装置。
  4. 【請求項4】 親局が子局を介して複数の孫局に接続さ
    れ、前記親局、前記子局及び前記各孫局が互いにデータ
    伝送を行なうデータ伝送装置であって、 前記子局は、 前記親局で発生したデータ要求をある孫局に与えると
    き、予め前記親局から前記ある孫局に至る伝送経路及び
    前記ある孫局から前記親局に至る伝送経路を夫々接続す
    ることにより、当該データ要求を前記ある孫局に与え、
    前記ある孫局から得られる応答データを前記親局に転送
    する第1のデータ転送手段と、 前記第1のデータ転送手段による各接続の期間中、自局
    内で発生したデータ要求を他の孫局に与えるとき、予め
    自局から前記他の孫局に至る伝送経路及び前記他の孫局
    から自局に至る伝送経路を夫々接続することにより、当
    該データ要求を前記他の孫局に与え、前記他の孫局から
    得られる応答データを自局内に転送する第2のデータ転
    送手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送装置。
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