JP2000069062A - 通信制御システム,および通信装置 - Google Patents

通信制御システム,および通信装置

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JP2000069062A
JP2000069062A JP10239003A JP23900398A JP2000069062A JP 2000069062 A JP2000069062 A JP 2000069062A JP 10239003 A JP10239003 A JP 10239003A JP 23900398 A JP23900398 A JP 23900398A JP 2000069062 A JP2000069062 A JP 2000069062A
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waveform data
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transmission
search frame
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JP10239003A
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Takashi Miyake
高志 三宅
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信システムを立ちあげるに際し、分岐整合
タップのインピーダンスの整合を取ったり、伝送レート
を落とすという処理をなくすことで、無駄な労力および
コストを削減し、通信システムの立ちあげを早めるよう
にする。 【解決手段】 送信側の通信装置10は、サーチフレー
ムに対するサンプリングした波形データを受信側の通信
装置10から取得し、この取得した波形データから回線
状態を判断する。その結果、送信側の通信装置10は、
受信側の通信装置10から受信した波形データが反射波
の影響あると判断した場合には、受信側の通信装置10
に対して送信データのパルス幅の制限し、または、信号
が所定値以上減衰があると判断した場合には、回線40
に出力するドライブ電流(電圧)を増加させた送信デー
タを受信側の通信装置10に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線に複数の通信
装置を有する分岐型ネットワークの通信システムおよ
び、その通信システムに使用される通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FA(Factory Aotmation)システムにお
いて使用される通信ネットワークは、敷設のし易さから
バス型のものが用いられることが多い。
【0003】しかも、近年、そのFAシステムにおいて
多く使用されるバス型の通信ネットワークは、図8に示
すように、例えばイサーネットからなる回線40の両終
端に終端抵抗30を有するとともに、分岐整合タップ2
0を介して#1〜#n通信ノード10を有する分岐型ネ
ットワークが多く用いられている。
【0004】ここで、終端抵抗30は、回線40に伝送
中の信号に反射波の信号を重畳させないものであり、分
岐整合タップ20は、分岐箇所でのインピダンス不整合
から発生する反射波の影響を回避するものである。
【0005】そして、この分岐型ネットワークの通信シ
ステムは、システムをリリースするに際して、あらかじ
め、分岐整合タップ20により分岐箇所でのインピダン
ス不整合から発生する反射波の影響を回避するため、分
岐整合タップ20のインピーダンスの整合を取ったり、
また、伝送レート(伝送スピード)を落とす等の対策が
講じられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
分岐型ネットワークの通信システムでは、上述したよう
に、分岐整合タップ20により分岐箇所でのインピダン
ス不整合から発生する反射波の影響を回避するため、分
岐整合タップ20のインピーダンスの整合を取ったり、
また、伝送レート(伝送スピード)を落とす等の対策が
講じられるので、それに要する労力およびコストがばか
にならないばかりでなく、通信システムの立ちあげも遅
れてしまうという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は上述した問題点に鑑み、
通信システムを立ちあげるに際し、分岐整合タップのイ
ンピーダンスの整合を取ったり、伝送レート(伝送スピ
ード)を落とすという処理をなくすことで、無駄な労力
およびコストを削減し、通信システムの立ちあげを早め
る通信システム,およびこの通信システムに使用される
通信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、回線に複数の通信装置を
有する分岐型ネットワークの通信システムにおいて、送
信側の通信装置が、前記回線の状態を検知するための符
号を有するサーチフレームを受信側の通信装置に送信す
るサーチフレーム送信手段と、前記サーチフレームに対
するサンプリングした波形データを前記受信側の通信装
置から取得し、この取得した波形データから反射波の影
響、または、信号減衰量をチェックして回線状態を判断
する回線状態判断手段とを具備しており、受信側の通信
装置が、前記送信側の通信装置から受信した前記サーチ
フレームをサンプリングし、サーチフレームの波形状態
を示す波形データを前記送信側の通信装置に送信する波
形データ送信手段を具備するようにする。
【0009】この請求項1記載の発明では、送信側の通
信装置に有する回線状態判断手段が、受信側の通信装置
から送信されてきたサーチフレームに対するサンプリン
グした波形データを取得し、この取得した波形データか
ら反射波の影響、または、信号減衰量をチェックして回
線状態を判断するため、通信システムの通信パラメータ
の決定が容易に行うことができる。
【0010】請求項2記載の発明は、分岐型ネットワー
クの通信システムにおいて使用される通信装置におい
て、前記分岐型ネットワークの回線の状態を検知するた
めの符号を有するサーチフレームを受信側の通信装置に
送信するサーチフレーム送信手段と、前記サーチフレー
ムに対するサンプリングした波形データを前記受信側の
通信装置から取得し、この取得した波形データから反射
波の影響、または、信号減衰量をチェックして回線状態
を判断する回線状態判断手段と、前記送信側の通信装置
から受信した前記サーチフレームをサンプリングし、サ
ーチフレームの波形状態を示す波形データを前記送信側
の通信装置に送信する波形データ送信手段とを具備する
ようにする。
【0011】この請求項2記載の発明では、回線状態判
断手段が、受信側の通信装置から送信されてきたサーチ
フレームに対するサンプリングした波形データを取得
し、この取得した波形データから反射波の影響、また
は、信号減衰量をチェックして回線状態を判断するた
め、通信パラメータの決定が容易に行うことができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記回線状態判断手段により、受信側の通
信装置から受信した波形データが反射波の影響を受けて
いると判断された場合には、前記受信側の通信装置に対
して送信する送信データのパルス幅を制限するパルス幅
制限手段を有するようにする。
【0013】この請求項3記載の発明では、回線状態判
断手段により、受信側の通信装置から受信した波形デー
タが反射波の影響を受けていると判断された場合には、
パルス幅制限手段が、受信側の通信装置に対して送信す
る送信データのパルス幅を制限するため、送信データの
反射波の影響を防止する。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記回線状態判断手段により、受信側の通
信装置から受信した波形データがケーブル等の減衰によ
り、所定値以上歪みがあると判断された場合には、前記
回線のドライブ電流を増加させるドライブ電流増加手段
を有するようにする。
【0015】この請求項4記載の発明では、回線状態判
断手段により、受信側の通信装置から受信した波形デー
タがケーブル等の減衰により所定値以上歪みがあると判
断された場合には、ドライブ電流増加手段が、回線のド
ライブ電流を増加させるため、減衰が所定値未満とな
り、受信したデータの波形誤りを防止する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信システム
およびこの通信システムに使用されている通信装置を図
面に基づき説明する。
【0017】図1は本発明に係る通信システムの一実施
形態の構成を示すブロック図である。
【0018】ここで、従来の通信システムと同一の構成
部分には同一な参照符号を付ける。
【0019】この実施形態の通信システムは、図1に示
すように、FA(Factory Aotmation)システムにおいて
使用される分岐型の通信ネットワークで構築された通信
システムであって、例えばイサーネットからなる回線4
0の両終端に終端抵抗30を有するとともに、分岐整合
タップ20を介して#1〜#nの通信ノードに通信装置
10を備えて構成されている。
【0020】通信装置10は、サーチフレーム生成部1
01と、他の通信装置10から送信されてきた送信デー
タを受信する受信部102と、波形データ生成部103
と、回線状態判断部104と、パルス幅制限部105
と、ドライブ電流増加部106と、データ生成部107
と、送信部108とを備えて構成されている。
【0021】サーチフレーム生成部102は、図3
(a)に示すような送信フレームからなるサーチデータ
Aを生成するようになっている。
【0022】ここで、サーチデータAについて詳細に説
明する。
【0023】サーチデータAは、回線40の回線状態を
チェック用の送信フレームであって、同期方式、例えば
ビット同期か、またはフレーム同期であるかを識別する
情報を有するプリアンブルエリアAa,フレームのスタ
ート箇所を示するフラグ情報を有するスタートフラグエ
リアAb,サーチフデータAの送信元(自局)および送
信先の通信装置10のアドレスを有するアドレスエリア
Ac,後述する波形データを生成するための回線チェッ
ク用のデータ(以下、回線チェックデータという)を有
する(伝送可能な周波数の符号からなる)回線チェック
データエリアAd,およびサーチデータAの最後を示す
情報(フラグ)を有するエンドフラグエリアAeから構
成されている。
【0024】波形データ生成部103は、図3(b)に
示すように、受信したサーチフレームA中の回線チェッ
クデータを高速伝送レートのM倍(通常の6〜8倍)で
サンプリングし、各サンプリングしたときの信号状態を
示すデータ(以下、サンプリングデータという)を有す
るフレームからなる波形データBを生成するようになっ
ている。
【0025】ここで、波形データBについて詳細に説明
する。
【0026】波形データBは、同期方式、例えばビット
同期かまたはフレーム同期であるかを識別する情報を有
するプリアンブルエリアBa,フレームのスタート箇所
を示するフラグ情報を有するスタートフラグエリアB
b,波形データをBの送信元(自局)および送信先の通
信装置10のアドレスを有するアドレスエリアBc,前
記サンプリングデータの第1回目から第n回目にサンプ
リングしたときの信号状態を示すS1サンプリングデー
タBdaからSnサンプリングデータを有するS1サン
プリングエリアBdn,および波形データBの最後を示
す情報(フラグ)を有するエンドフラグエリアBeから
構成されている。
【0027】なお、サーチデータAを送信した通信装置
10がそのサーチデータに対する波形データBを受信す
るまでの伝送遅延時間Tは、往復の伝送遅延+受信局の
オーバヘッドとなる。
【0028】回線状態判断部104は、サーチデータA
に対する波形データBを受信部102から受けると、受
けた波形データB中のS1サンプリングデータBdaか
らSnのサンプリングデータBdnと、先に送信したサ
ーチデータA中の回線チェックデータと比較し、サーチ
データAを送信した先のノード間における回線40につ
いて、受信ノードの反射波の影響、信号の減衰量を推測
するようになっている。
【0029】例えば、回線状態判断部104は、図4
(a)に示すような回線チェックデータに対するS1サ
ンプリングデータBdaからSnのサンプリングデータ
Bdnで生成される波形データ1が、図4(b)に示す
ような波形割れしている場合には、反射波の影響を受け
ているものと判断するようになっている。
【0030】また、回線状態判断部104は、図4
(a)に示すような回線チェックデータに対するS1サ
ンプリングデータBdaからSnのサンプリングデータ
Bdnで生成される波形データ2が、図4(c)に示す
ように、回線チェックデータに比べパルス幅が小さい場
合には、信号が減衰しているものと判断するようになっ
ている。
【0031】パルス幅制限部105は、回線状態判断部
104より、回線状態が反射波の影響を受けている旨の
通知を受けると、反射波の影響を抑えるため、データ生
成部107で生成された送信データ中の連続したレベル
を有するビットの長さを制限するようになっている。
【0032】図5は、NRZI(NonReturn-to-Zero In
vert) 符号を用いて、連続したレベルのビット長の長さ
を制限する場合を説明する図である。
【0033】この図によれば、図5(1)に示すよう
に、6連続してHレベル(ハイレベル)のビットが続く
と、連続したHレベルのうちの4ビットと5ビットの間
にレベルを反転させる“0”を挿入するというルールを
適用すると、図5(2)に示すように、連続したレベル
のビット長が6ビットから5ビットに短縮することがで
きる。
【0034】また、図5(1)に示すような信号波形に
おいて、連続したHレベルのうちの3ビットと4ビット
の間にレベルを反転させる“0”を挿入するというルー
ルを適用すると、図5(3)に示すように、連続したレ
ベルのビット長が6ビットから4ビットに短縮すること
ができる。
【0035】なお、上述したように、送信データをNR
ZI符号変換した送信した場合には、この送信データを
受信した通信装置10では、信号レベル“0”箇所を反
転して元の送信データを形成するようになっている。
【0036】ドライブ電流増加部106は、回線状態判
断部104より、回線40から伝送されてきたデータが
所定限度以上,減衰している旨の通知を受けると、回線
40のドライブ電流(電圧)を増加させることにより、
送信データの送信波形の電流(電圧)を高めるようにな
っている。
【0037】さらに詳しく説明すると、ドライブ電流増
加部106は、図6に示すように、第1のドライバ10
6a,第2のドライバ106b,第3のドライバ106
c,および第4のドライバ106dを有しており、それ
ぞれのドライバ106a,106b,106c,106
dに入力している、イネーブル信号OE1,OE2,O
E3,OE4をコントロールすることにより、各ドライ
バ106a,106b,106c,106dから消費電
流(電圧)と信号減衰に応じたドライブ電流(電圧)を
形成するようになっている。
【0038】ここで、終端抵抗30は、回線40に伝送
中の信号に反射波の信号を重畳させないものであり、分
岐整合タップ20は、分岐箇所でのインピダンス不整合
から発生する反射波の影響を回避するものである。
【0039】そして、この分岐型ネットワークでは、分
岐整合タップ20により分岐箇所でのインピダンス不整
合から発生する反射波の影響を回避するため、分岐整合
タップ20のインピーダンス整合を取ったり、また、伝
送レート(伝送スピード)を落とす等の対策が講じられ
ている。
【0040】次に、この実施形態の通信システムの動作
を、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0041】なお、図7に示してフローチャートは、#
1の通信装置10がマスタ局で、#2〜#nの通信装置
10がスレーブ局であり、1:n−1の通信システムの
場合の例である。
【0042】#1の通信装置10は、#2の通信装置1
0に対して上述したサーチフレームを送信し(ステップ
100)、このサーチフレームに対するレスポンスフレ
ームを受信する(ステップ110)。
【0043】#2の通信装置10は、#1の通信装置1
0に対してレスポンスフレームを送信すると、#1の通
信装置10に対してサーチフレームを送信し(ステップ
120)、このサーチフレームに対するレスポンスフレ
ームを#1の通信装置10から受信する(ステップ13
0)。
【0044】続いて、#1の通信装置10は、#3の通
信装置10に対して上述したサーチフレームを送信し
(ステップ140)、このサーチフレームに対するレス
ポンスフレームを受信する(ステップ150)。
【0045】#3の通信装置10は、#1の通信装置1
0に対してレスポンスフレームを送信すると、#1の通
信装置10に対してサーチフレームを送信し(ステップ
160)、このサーチフレームに対するレスポンスフレ
ームを#1の通信装置10から受信する(ステップ17
0)。
【0046】以後、上述したようにして、#1の通信装
置10と#4〜#nの通信装置10の間でサーチフレー
ムおよびレスポンスフレームを順次信受信するようにす
る(ステップ180)。
【0047】その後、#1の通信装置10は、すべての
ノードからのレスポンスフレームおよびサーチフレーム
の状態を判断して、反射の影響がある場合には、最適な
符号方式を選択し、#2〜#nの通信装置20に通知す
る(ステップ190)。
【0048】#1の通信装置10および#2〜#nの通
信装置10は、受信したレスポンスフレームから信号の
減衰の影響があると判断した場合には、送信バッファ
(送信部108中に有する)のドライブ電流(電圧)の
ドライ電流(電圧)を増加する(ステップ195)。
【0049】この実施形態の通信システムでは、送信側
の通信装置10に有するサーチフレーム生成部101が
生成した回線の状態を検知するための符号を有するサー
チフレームを受信側の通信装置10に送信し、また、回
線状態判断部104が受信側の通信装置10から送信さ
れてきた波形データを取得し、この取得した波形データ
から回線状態を判断するため、通信システムの通信パラ
メータの決定が容易に行うことができる。
【0050】また、通信装置10に有するパルス幅制限
部105が、回線状態判断部104により、受信側の通
信装置10から受信した波形データが反射波の影響を受
けていると判断した場合には、受信側の通信装置10に
対して送信するデータのパルス幅を制限するため、送信
データの反射波の影響を防止することができる。
【0051】さらに、ドライブ電流増加部106が、回
線状態判断部104により、受信側の通信装置10から
受信した波形データがケーブル等の減衰により、所定値
以上歪みがあると判断された場合には、回線40のドラ
イブ電流(電圧)を増加させるため、減衰が所定値未満
となり、受信したデータの波形誤りを防止することがで
きる。
【0052】つまり、この実施形態の通信システムで
は、従来のように想定される最悪の通信システム構成
(ネットワーク構成)に合わせた、通信レート、送信ド
ライブ電流(電圧)の設計に比べ、実際の実システム構
成に応じたパラメータ(符号方式=通信効率/送信ドラ
イブ電流(電圧))に設定できるため、コストパフォー
マンスをより最適にすることができる。
【0053】
【発明の効果】以上、請求項1記載の発明によれば、回
線に複数の通信装置を有する分岐型ネットワークの通信
システムにおて、送信側の通信装置に有するサーチフレ
ーム送信手段が、回線の状態を検知するための符号を有
するサーチフレームを受信側の通信装置に送信し、ま
た、回線状態判断手段が受信側の通信装置から送信され
てきたサーチフレームに対するサンプリングした波形デ
ータを取得し、この取得した波形データから回線状態を
判断するため、通信システムの通信パラメータの決定が
容易に行える。
【0054】請求項2記載の発明によれば、回線状態判
断手段が、受信側の通信装置から送信されてきたサーチ
フレームに対するサンプリングした波形データを取得
し、この取得した波形データから反射波の影響、また
は、信号減衰量をチェックして回線状態を判断するた
め、通信パラメータの決定が容易に行うことができる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、パルス幅制
限手段が、回線状態判断手段により、受信側の通信装置
から受信した波形データが反射波の影響を受けていると
判断した場合には、受信側の通信装置に対して送信する
送信データのパルス幅を制限するため、送信データの反
射波の影響を防止することができる。
【0056】請求項4記載の発明によれば、ドライブ電
流増加手段が、回線状態判断手段により、受信側の通信
装置から受信した波形データがケーブル等の減衰によ
り、所定値以上歪みがあると判断された場合には、回線
のドライブ電流(電圧)を増加させるため、減衰が所定
値未満となり、受信したデータの波形誤りを防止するこ
とができる。
【0057】つまり、請求項3または請求項4記載の発
明によれば、従来のように想定される最悪の通信システ
ム構成(ネットワーク構成)に合わせた、通信レート、
送信ドライブ電流の設計に比べ、実際の実システム構成
に応じたパラメータ(符号方式=通信効率/送信ドライ
ブ電流)に設定できるため、コストパフォーマンスをよ
り最適にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信システムの一実施形態の構成
を示すブロック図。
【図2】この実施形態の通信システムに使用される通信
装置の構成を示すブロック図。
【図3】図2中のサーチフレーム生成部が生成するサー
チデータと、図2中の波形データ生成部が生成する波形
データとの内容を説明する説明図。
【図4】図2中の回線状態判断部が回線状態を判断する
内容を示す説明図。
【図5】図2中のパルス幅制限部が生成する送信データ
の波形を説明する説明図。
【図6】図2中のドライブ電流増加部の構成を示すブロ
ック図。
【図7】この実施形態の通信システムの動作を示すブロ
ック図。
【図8】従来の通信システムの概略を示すブロック図。
【符号の説明】
10 通信装置 101 サーチフレーム生成部 102 受信部 103 波形データ生成部 104 回線状態判断部 105 パルス幅制限部 106 ドライブ電流増加部 106a,106b,106c,106d ドライバ 107 データ生成部 108 送信部 20 分岐タップ 30 終端抵抗 40 回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線に複数の通信装置を有する分岐型ネ
    ットワークの通信システムにおいて、 送信側の通信装置は、 前記回線の状態を検知するための符号を有するサーチフ
    レームを受信側の通信装置に送信するサーチフレーム送
    信手段と、 前記サーチフレームに対するサンプリングした波形デー
    タを前記受信側の通信装置から取得し、この取得した波
    形データから反射波の影響、または、信号減衰量をチェ
    ックして回線状態を判断する回線状態判断手段と、 を具備しており、 受信側の通信装置は、 前記送信側の通信装置から受信した前記サーチフレーム
    をサンプリングし、サーチフレームの波形状態を示す波
    形データを前記送信側の通信装置に送信する波形データ
    送信手段を具備することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 分岐型ネットワークの通信システムにお
    いて使用される通信装置において、 前記分岐型ネットワークの回線の状態を検知するための
    符号を有するサーチフレームを受信側の通信装置に送信
    するサーチフレーム送信手段と、 前記サーチフレームに対するサンプリングした波形デー
    タを前記受信側の通信装置から取得し、この取得した波
    形データから反射波の影響、または、信号減衰量をチェ
    ックして回線状態を判断する回線状態判断手段と、 前記送信側の通信装置から受信した前記サーチフレーム
    をサンプリングし、サーチフレームの波形状態を示す波
    形データを前記送信側の通信装置に送信する波形データ
    送信手段とを具備することを特徴する通信装置。
  3. 【請求項3】 前記回線状態判断手段により、受信側の
    通信装置から受信した波形データが反射波の影響を受け
    ていると判断された場合には、前記受信側の通信装置に
    対して送信する送信データのパルス幅を制限するパルス
    幅制限手段を有することを特徴とする請求項2記載の通
    信装置。
  4. 【請求項4】 前記回線状態判断手段により、受信側の
    通信装置から受信した波形データがケーブル等の減衰に
    より、所定値以上歪みがあると判断された場合には、前
    記回線のドライブ電流を増加させるドライブ電流増加手
    段を有することを特徴とする請求項2記載の通信システ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10601453B2 (en) 2018-08-22 2020-03-24 Soken, Inc. Electronic control unit

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10601453B2 (en) 2018-08-22 2020-03-24 Soken, Inc. Electronic control unit

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