JP2000068841A - D/a変換装置 - Google Patents

D/a変換装置

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JP2000068841A
JP2000068841A JP10232058A JP23205898A JP2000068841A JP 2000068841 A JP2000068841 A JP 2000068841A JP 10232058 A JP10232058 A JP 10232058A JP 23205898 A JP23205898 A JP 23205898A JP 2000068841 A JP2000068841 A JP 2000068841A
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signal
level
output terminal
clock
period
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JP10232058A
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Hiroyuki Harada
博行 原田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からノイズの影響を受け易い期間が長い
ため(出力端子4が高インピーダンス状態Hi−Zにな
る期間は、外部からノイズの影響を受け易く、図8の例
では、全期間のうち約半分の期間が高インピーダンス状
態Hi−Zになる)、D/A変換精度が劣化するなどの
課題があった。 【解決手段】 立ち下がりエッジでPWM信号の同期を
確立するCLOCKのデューティー比を調整するカウン
タ13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1ビットのPW
M信号(Pulse Width Modulatio
n)をPDM信号(Pulse Density Mo
dulation)に変換して、後段のローパスフィル
タ等に出力するD/A変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のD/A変換装置を示す構成
図であり、図において、1は1ビットのPWM信号を入
力する入力端子、2はクロック信号(以下、CLOCK
という)を入力する入力端子、3はCLOCKの立ち下
がりエッジに同期して論理が変化するPWM信号を入力
すると、CLOCKがLレベルの状態にある期間中は、
PWM信号をPDM信号として出力端子4から出力させ
る一方、CLOCKがHレベルの状態にある期間中は、
入力端子1と出力端子4間を非接続状態にする論理素
子、4はPDM信号を出力する出力端子である。
【0003】次に動作について説明する。まず、D/A
変換装置が1ビットのD/Aコンバータの場合、1ビッ
トのPWM信号をローパスフィルターに出力して高周波
成分を除去すれば、ディジタル・アナログ変換を完了す
ることができるが、PWM信号の場合、例えば、論理レ
ベルが“H”,“H”または“L”,“L”のように、
同じ論理値が繰り返される場合と、“H”,“L”,
“H”のように論理値が交互に変化する場合とでは、パ
ルス面積に微小な差が発生するため、D/Aコンバータ
のD/A変換精度が芳しくない。そこで、D/A変換装
置が1ビットのD/Aコンバータの場合、D/A変換精
度を高めるため、PWM信号をPDM信号に変換した
後、PDM信号をローパスフィルターに出力して高周波
成分を除去するようにする。
【0004】以下、PWM信号をPDM信号に変換する
動作を説明する。まず、PWM信号は、図8に示すよう
に、CLOCKの立ち下がりエッジに同期して論理が変
化するが、論理素子3は、CLOCKの信号レベルに応
じて出力端子4から出力するPDM信号を制御する。
【0005】即ち、論理素子3は、CLOCKがLレベ
ルの状態にある期間中は、入力端子1から入力されたP
WM信号の論理レベルを変化させることなく、PWM信
号をそのままPDM信号として出力端子4から出力させ
るが、CLOCKがHレベルの状態にある期間中は、出
力端子4を高インピーダンス状態Hi−Zにするため、
入力端子1と出力端子4間を非接続状態にする。これに
より、PWM信号をPDM信号に変換する処理が完了す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のD/A変換装置
は以上のように構成されているので、PWM信号をPD
M信号に変換することができるが、外部からノイズの影
響を受け易い期間が長いため(出力端子4が高インピー
ダンス状態Hi−Zになる期間は、外部からノイズの影
響を受け易く、図8の例では、全期間のうち約半分の期
間が高インピーダンス状態Hi−Zになる)、D/A変
換精度が劣化するなどの課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、外部から受けるノイズの影響を軽
減することができるD/A変換装置を得ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るD/A変
換装置は、クロック信号がHレベルの状態にある期間
中、入力端子と出力端子間を非接続状態にする制御回路
を設けるとともに、クロック信号のデューティー比を調
整する調整回路を設けたものである。
【0009】この発明に係るD/A変換装置は、Hレベ
ルの状態にある期間がLレベルにある期間より短くなる
ようにクロック信号のデューティー比を調整するように
したものである。
【0010】この発明に係るD/A変換装置は、クロッ
ク信号がLレベルの状態にある期間中、入力端子と出力
端子間を非接続状態にする制御回路を設けるとともに、
クロック信号のデューティー比を調整する調整回路を設
けたものである。
【0011】この発明に係るD/A変換装置は、Lレベ
ルの状態にある期間がHレベルにある期間より短くなる
ようにクロック信号のデューティー比を調整するように
したものである。
【0012】この発明に係るD/A変換装置は、クロッ
ク信号がLレベルの状態にある期間中は、PWM信号が
Hレベルであれば、第1のトランジスタをオンにして第
2のトランジスタをオフにし、そのPWM信号がLレベ
ルであれば、第1のトランジスタをオフにして第2のト
ランジスタをオンにする一方、そのクロック信号がHレ
ベルの状態にある期間中は、第1及び第2のトランジス
タをオンにする制御回路を設けたものである。
【0013】この発明に係るD/A変換装置は、クロッ
ク信号がHレベルの状態にある期間中は、PWM信号が
Hレベルであれば、第1のトランジスタをオンにして第
2のトランジスタをオフにし、そのPWM信号がLレベ
ルであれば、第1のトランジスタをオフにして第2のト
ランジスタをオンにする一方、そのクロック信号がLレ
ベルの状態にある期間中は、第1及び第2のトランジス
タをオンにする制御回路を設けたものである。
【0014】この発明に係るD/A変換装置は、クロッ
ク信号のデューティー比を調整する調整回路を設けたも
のである。
【0015】この発明に係るD/A変換装置は、クロッ
ク信号がLレベルの状態にある期間中は、PWM信号を
PDM信号として出力端子から出力させる一方、そのク
ロック信号がHレベルの状態にある期間中は、そのPW
M信号の論理レベルの変化に応じて、信号生成回路によ
り生成された複数の周期信号から周期信号を1個選択
し、その周期信号をPDM信号として出力端子から出力
させる制御回路を設けたものである。
【0016】この発明に係るD/A変換装置は、クロッ
ク信号がHレベルの状態にある期間中は、PWM信号を
PDM信号として出力端子から出力させる一方、そのク
ロック信号がLレベルの状態にある期間中は、そのPW
M信号の論理レベルの変化に応じて、信号生成回路によ
り生成された複数の周期信号から周期信号を1個選択
し、その周期信号をPDM信号として出力端子から出力
させる制御回路を設けたものである。
【0017】この発明に係るD/A変換装置は、複数の
周期信号を生成する際、PDM信号として出力端子から
出力される周期信号のHレベルの期間とLレベルの期間
が一致するように、各周期信号の位相を決定するもので
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるD
/A変換装置を示す構成図であり、図において、11は
1ビットのPWM信号を入力する入力端子、12はクロ
ック信号(以下、CLOCKという)を入力する入力端
子、13はCLOCKのデューティー比を調整するカウ
ンタ(調整回路)、14はCLOCKの立ち下がりエッ
ジに同期して論理が変化するPWM信号を入力すると、
CLOCKがLレベルの状態にある期間中は、PWM信
号をPDM信号として出力端子15から出力させる一
方、CLOCKがHレベルの状態にある期間中は、入力
端子11と出力端子15間を非接続状態にする論理素子
(制御回路)、15はPDM信号を出力する出力端子で
ある。
【0019】次に動作について説明する。まず、D/A
変換装置が1ビットのD/Aコンバータの場合、1ビッ
トのPWM信号をローパスフィルターに出力して高周波
成分を除去すれば、ディジタル・アナログ変換を完了す
ることができるが、PWM信号の場合、例えば、論理レ
ベルが“H”,“H”または“L”,“L”のように、
同じ論理値が繰り返される場合と、“H”,“L”,
“H”のように論理値が交互に変化する場合とでは、パ
ルス面積に微小な差が発生するため、D/Aコンバータ
のD/A変換精度が芳しくない。そこで、D/A変換装
置が1ビットのD/Aコンバータの場合、D/A変換精
度を高めるため、PWM信号をPDM信号に変換した
後、PDM信号をローパスフィルターに出力して高周波
成分を除去するようにする。
【0020】以下、PWM信号をPDM信号に変換する
動作を説明する。まず、PWM信号は、図2に示すよう
に、CLOCKの立ち下がりエッジに同期して論理が変
化するが、論理素子14は、CLOCKの信号レベルに
応じて出力端子15から出力するPDM信号を制御す
る。
【0021】即ち、論理素子14は、CLOCKがLレ
ベルの状態にある期間中は、入力端子11から入力され
たPWM信号の論理レベルを変化させることなく、PW
M信号をそのままPDM信号として出力端子15から出
力させるが、CLOCKがHレベルの状態にある期間中
は、出力端子15を高インピーダンス状態Hi−Zにす
るため、入力端子11と出力端子15間を非接続状態に
する。
【0022】これにより、PWM信号をPDM信号に変
換することができるが、この実施の形態1では、出力端
子15が高インピーダンス状態Hi−Zになる期間をで
きる限り短くして、外部から受けるノイズの影響を軽減
するため、カウンタ13が、Hレベルの状態にある期間
がLレベルにある期間より短くなるようにCLOCKの
デューティー比を調整する。
【0023】即ち、出力端子15が高インピーダンス状
態Hi−Zになる期間をできる限り短くするため、例え
ば、図7の従来例で示した8倍周期のCLOCKを入力
し、HレベルとLレベルのデューティー比が1対7のC
LOCKを論理素子14に出力するようにする。これに
より、図7の従来例よりも、出力端子15が高インピー
ダンス状態Hi−Zになる期間が8分の1になる。な
お、上記実施の形態1では、CLOCKの立ち下がりエ
ッジに同期してPWM信号の論理が変化するものについ
て示したが、CLOCKの立ち上がりエッジに同期して
PWM信号の論理が変化するようにしてもよい。
【0024】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、立ち下がりエッジでPWM信号の同期を確立
するCLOCKのデューティー比を調整するカウンタ1
3を設けるように構成したので、出力端子15が高イン
ピーダンス状態Hi−Zになる期間を短くすることがで
きるようになり、その結果、外部から受けるノイズの影
響を軽減することができる効果を奏する。
【0025】実施の形態2.上記実施の形態1では、C
LOCKの立ち下がりエッジに同期して論理が変化する
PWM信号を入力すると、CLOCKがLレベルの状態
にある期間中は、PWM信号をPDM信号として出力端
子15から出力させる一方、CLOCKがHレベルの状
態にある期間中は、入力端子11と出力端子15間を非
接続状態にする論理素子14を設けるものについて示し
たが、CLOCKの立ち上がりエッジに同期して論理が
変化するPWM信号を入力すると、CLOCKがHレベ
ルの状態にある期間中は、PWM信号をPDM信号とし
て出力端子15から出力させる一方、CLOCKがLレ
ベルの状態にある期間中は、入力端子11と出力端子1
5間を非接続状態にする論理素子14を設けるようにし
てもよく、上記実施の形態1と同様の効果を奏すること
ができる。ただし、この場合には、カウンタ13は、L
レベルの状態にある期間がHレベルにある期間より短く
なるようにCLOCKのデューティー比を調整する必要
がある。
【0026】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3によるD/A変換装置を示す構成図であり、図にお
いて、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので
説明を省略する。16は電源、17は電源16と出力端
子15間に接続されたPchトランジスタ(第1のトラ
ンジスタ)、18は出力端子15とグランド19間に接
続されたNchトランジスタ(第2のトランジスタ)、
19はグランド、20はCLOCKの立ち下がりエッジ
に同期して論理が変化するPWM信号を入力すると、C
LOCKがLレベルの状態にある期間中は、PWM信号
がHレベルであれば、Pchトランジスタ17をオンに
してNchトランジスタ18をオフにし、PWM信号が
Lレベルであれば、Pchトランジスタ17をオフにし
てNchトランジスタ18をオンにする一方、CLOC
KがHレベルの状態にある期間中は、Pchトランジス
タ17及びNchトランジスタ18をオンにする制御回
路である。
【0027】次に動作について説明する。上記実施の形
態1及び実施の形態2では、出力端子15が高インピー
ダンス状態Hi−Zになる期間を短くするものについて
示したが、更にノイズの影響を軽減するため、出力端子
15を高インピーダンス状態Hi−Zにせずに、電源電
圧以下の任意の電圧を出力端子15に印加するようにし
てもよい(図4を参照)。
【0028】即ち、制御回路20は、まず、CLOCK
がLレベルの状態にある期間中は、上記実施の形態1と
同様に、入力端子11から入力されたPWM信号の論理
レベルを変化させることなく、PWM信号をそのままP
DM信号として出力端子15から出力させるため、PW
M信号がHレベルであれば、Pchトランジスタ17を
オンにしてNchトランジスタ18をオフにすることに
より、HレベルのPWM信号(電源電圧のPWM信号)
をPDM信号として出力端子15から出力させる。ま
た、PWM信号がLレベルであれば、Pchトランジス
タ17をオフにしてNchトランジスタ18をオンにす
ることにより、LレベルのPWM信号(グランド電位の
PWM信号)をPDM信号として出力端子15から出力
させる。
【0029】一方、CLOCKがHレベルの状態にある
期間中は、電源電圧以下の任意の電圧を出力端子15に
印加するため、Pchトランジスタ17及びNchトラ
ンジスタ18をオンにする。これにより、出力端子15
の電位は、Pchトランジスタ17及びNchトランジ
スタ18のオン抵抗によって決定される電圧になるの
で、CLOCKがHレベルの状態にある期間中も高イン
ピーダンス状態Hi−Zにならず、外部から受けるノイ
ズの影響が軽減される。なお、上記実施の形態3では、
CLOCKの立ち下がりエッジに同期してPWM信号の
論理が変化するものについて示したが、CLOCKの立
ち上がりエッジに同期してPWM信号の論理が変化する
ようにしてもよい。
【0030】以上で明らかなように、この実施の形態3
によれば、CLOCKがHレベルの状態にある期間中
は、Pchトランジスタ17及びNchトランジスタ1
8をオンする制御回路20を設けるように構成したの
で、CLOCKがHレベルの状態にある期間中も高イン
ピーダンス状態Hi−Zにならず、上記実施の形態1よ
りも更に、外部から受けるノイズの影響を軽減すること
ができる効果を奏する。
【0031】実施の形態4.上記実施の形態3では、C
LOCKの立ち下がりエッジに同期して論理が変化する
PWM信号を入力すると、CLOCKがLレベルの状態
にある期間中は、PWM信号がHレベルであれば、Pc
hトランジスタ17をオンにしてNchトランジスタ1
8をオフにし、PWM信号がLレベルであれば、Pch
トランジスタ17をオフにしてNchトランジスタ18
をオンにする一方、CLOCKがHレベルの状態にある
期間中は、Pchトランジスタ17及びNchトランジ
スタ18をオンにする制御回路20を設けるものについ
て示したが、CLOCKの立ち上がりエッジに同期して
論理が変化するPWM信号を入力すると、CLOCKが
Hレベルの状態にある期間中は、PWM信号がHレベル
であれば、Pchトランジスタ17をオンにしてNch
トランジスタ18をオフにし、PWM信号がLレベルで
あれば、Pchトランジスタ17をオフにしてNchト
ランジスタ18をオンにする一方、CLOCKがLレベ
ルの状態にある期間中は、Pchトランジスタ17及び
Nchトランジスタ18をオンにする制御回路20を設
けるようにしてもよく、上記実施の形態3と同様の効果
を奏することができる。
【0032】実施の形態5.上記実施の形態3及び実施
の形態4では、CLOCKのデューティー比を調整する
カウンタは特に設けていないが、上記実施の形態1及び
実施の形態2と同様に、CLOCKのデューティー比を
調整するカウンタ13を設けるようにしてもよい。
【0033】実施の形態6.図5はこの発明の実施の形
態6によるD/A変換装置を示す構成図であり、図にお
いて、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので
説明を省略する。21はCLOCKの2倍周期のCLO
CKAを入力する入力端子、22は位相が相互に異なる
4個の周期信号(CLOCKB,CLOCKC,CLO
CKD,CLOCKE)を生成する信号生成回路、23
はCLOCKの立ち下がりエッジに同期して論理が変化
するPWM信号を入力すると、CLOCKがLレベルの
状態にある期間中は、PWM信号をPDM信号として出
力端子15から出力させる一方、CLOCKがHレベル
の状態にある期間中は、PWM信号の論理レベルの変化
に応じて、信号生成回路22により生成された4個の周
期信号から周期信号を1個選択し、その周期信号をPD
M信号として出力端子15から出力させる制御回路であ
る。
【0034】次に動作について説明する。上記実施の形
態3及び実施の形態4では、出力端子15を高インピー
ダンス状態Hi−Zにせずに、電源電圧以下の任意の電
圧を出力端子15に印加するものについて示したが、P
WM信号の論理レベルの変化に対応する周期信号を出力
端子15から出力させるようにしてもよい(図6を参
照)。
【0035】即ち、信号生成回路22が、予め、CLO
CKの2倍周期のCLOCKAを入力すると、位相が相
互に異なる4個の周期信号(CLOCKB,CLOCK
C,CLOCKD,CLOCKE)を生成する。ただ
し、図6からも明らかなように、CLOCKBとCLO
CKC,及びCLOCKDとCLOCKEが逆位相の関
係にあり、また、CLOCKBとCLOCKD,及びC
LOCKCとCLOCKEが4分の1周期位相がずれて
いる。
【0036】そして、制御回路23は、CLOCKがL
レベルの状態にある期間中は、上記実施の形態3等と同
様に、入力端子11から入力されたPWM信号の論理レ
ベルを変化させることなく、PWM信号をそのままPD
M信号として出力端子15から出力させるが、CLOC
KがHレベルの状態にある期間中は、D/Aコンバータ
の出力特性に影響を与えることなく、外部から受けるノ
イズの影響を軽減するため、信号生成回路22により生
成された4個の周期信号から周期信号を1個選択し、そ
の周期信号をPDM信号として出力端子15から出力さ
せる。
【0037】具体的には、PWM信号の論理レベルの並
びが“L”,“L”の場合(図6の例では、4データ目
と5データ目が該当する)、CLOCKがHレベルの状
態にある期間中は、CLOCKDをPDM信号として出
力端子15から出力させる。また、PWM信号の論理レ
ベルの並びが“L”,“H”の場合(図6の例では、1
データ目と2データ目が該当する)、CLOCKがHレ
ベルの状態にある期間中は、CLOCKCをPDM信号
として出力端子15から出力させる。
【0038】また、PWM信号の論理レベルの並びが
“H”,“L”の場合(図6の例では、3データ目と4
データ目が該当する)、CLOCKがHレベルの状態に
ある期間中は、CLOCKBをPDM信号として出力端
子15から出力させる。さらに、PWM信号の論理レベ
ルの並びが“H”,“H”の場合(図6の例では、2デ
ータ目と3データ目が該当する)、CLOCKがHレベ
ルの状態にある期間中は、CLOCKEをPDM信号と
して出力端子15から出力させる。
【0039】これにより、CLOCKがHレベルの状態
にある期間中は、出力端子15から出力されるPDM信
号のHレベルの期間とLレベルの期間が一致するため、
D/Aコンバータの出力特性に影響を与えることなく、
外部から受けるノイズの影響を軽減することができる。
【0040】以上で明らかなように、この実施の形態6
では、CLOCKがHレベルの状態にある期間中は、P
WM信号の論理レベルの変化に応じて、信号生成回路2
2により生成された4個の周期信号から周期信号を1個
選択し、その周期信号をPDM信号として出力端子15
から出力させる制御回路23を設けるように構成したの
で、D/Aコンバータの出力特性に影響を与えることな
く、外部から受けるノイズの影響を軽減することができ
る効果を奏する。なお、上記実施の形態6では、CLO
CKの立ち下がりエッジに同期してPWM信号の論理が
変化するものについて示したが、CLOCKの立ち上が
りエッジに同期してPWM信号の論理が変化するように
してもよい。
【0041】実施の形態7.上記実施の形態6では、C
LOCKがLレベルの状態にある期間中は、PWM信号
をPDM信号として出力端子15から出力させる一方、
CLOCKがHレベルの状態にある期間中は、PWM信
号の論理レベルの変化に応じて、信号生成回路22によ
り生成された4個の周期信号から周期信号を1個選択
し、その周期信号をPDM信号として出力端子15から
出力させる制御回路23を設けるものについて示した
が、CLOCKがHレベルの状態にある期間中は、PW
M信号をPDM信号として出力端子15から出力させる
一方、CLOCKがLレベルの状態にある期間中は、P
WM信号の論理レベルの変化に応じて、信号生成回路2
2により生成された4個の周期信号から周期信号を1個
選択し、その周期信号をPDM信号として出力端子15
から出力させる制御回路23を設けるようにしてもよ
く、上記実施の形態6と同様の効果を奏することができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、クロ
ック信号がHレベルの状態にある期間中、入力端子と出
力端子間を非接続状態にする制御回路を設けるととも
に、クロック信号のデューティー比を調整する調整回路
を設けるように構成したので、出力端子が高インピーダ
ンス状態になる期間を短くすることができるようにな
り、その結果、外部から受けるノイズの影響を軽減する
ことができる効果がある。
【0043】この発明によれば、Hレベルの状態にある
期間がLレベルにある期間より短くなるようにクロック
信号のデューティー比を調整するように構成したので、
出力端子が高インピーダンス状態になる期間を短くする
ことができる効果がある。
【0044】この発明によれば、クロック信号がLレベ
ルの状態にある期間中、入力端子と出力端子間を非接続
状態にする制御回路を設けるとともに、クロック信号の
デューティー比を調整する調整回路を設けるように構成
したので、出力端子が高インピーダンス状態になる期間
を短くすることができるようになり、その結果、外部か
ら受けるノイズの影響を軽減することができる効果があ
る。
【0045】この発明によれば、Lレベルの状態にある
期間がHレベルにある期間より短くなるようにクロック
信号のデューティー比を調整するように構成したので、
出力端子が高インピーダンス状態になる期間を短くする
ことができる効果がある。
【0046】この発明によれば、クロック信号がLレベ
ルの状態にある期間中は、PWM信号がHレベルであれ
ば、第1のトランジスタをオンにして第2のトランジス
タをオフにし、そのPWM信号がLレベルであれば、第
1のトランジスタをオフにして第2のトランジスタをオ
ンにする一方、そのクロック信号がHレベルの状態にあ
る期間中は、第1及び第2のトランジスタをオンにする
制御回路を設けるように構成したので、CLOCKがH
レベルの状態にある期間中も高インピーダンス状態にな
らず、更に、外部から受けるノイズの影響を軽減するこ
とができる効果がある。
【0047】この発明によれば、クロック信号がHレベ
ルの状態にある期間中は、PWM信号がHレベルであれ
ば、第1のトランジスタをオンにして第2のトランジス
タをオフにし、そのPWM信号がLレベルであれば、第
1のトランジスタをオフにして第2のトランジスタをオ
ンにする一方、そのクロック信号がLレベルの状態にあ
る期間中は、第1及び第2のトランジスタをオンにする
制御回路を設けるように構成したので、CLOCKがL
レベルの状態にある期間中も高インピーダンス状態にな
らず、更に、外部から受けるノイズの影響を軽減するこ
とができる効果がある。
【0048】この発明によれば、クロック信号のデュー
ティー比を調整する調整回路を設けるように構成したの
で、外部から受けるノイズの影響を軽減することができ
る効果がある。
【0049】この発明によれば、クロック信号がLレベ
ルの状態にある期間中は、PWM信号をPDM信号とし
て出力端子から出力させる一方、そのクロック信号がH
レベルの状態にある期間中は、そのPWM信号の論理レ
ベルの変化に応じて、信号生成回路により生成された複
数の周期信号から周期信号を1個選択し、その周期信号
をPDM信号として出力端子から出力させる制御回路を
設けるように構成したので、D/Aコンバータの出力特
性に影響を与えることなく、外部から受けるノイズの影
響を軽減することができる効果がある。
【0050】この発明によれば、クロック信号がHレベ
ルの状態にある期間中は、PWM信号をPDM信号とし
て出力端子から出力させる一方、そのクロック信号がL
レベルの状態にある期間中は、そのPWM信号の論理レ
ベルの変化に応じて、信号生成回路により生成された複
数の周期信号から周期信号を1個選択し、その周期信号
をPDM信号として出力端子から出力させる制御回路を
設けるように構成したので、D/Aコンバータの出力特
性に影響を与えることなく、外部から受けるノイズの影
響を軽減することができる効果がある。
【0051】この発明によれば、複数の周期信号を生成
する際、PDM信号として出力端子から出力される周期
信号のHレベルの期間とLレベルの期間が一致するよう
に、各周期信号の位相を決定するように構成したので、
D/Aコンバータの出力特性に影響を与えることなく、
高インピーダンス状態を避けることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるD/A変換装
置を示す構成図である。
【図2】 各種信号の論理レベルの変化を示すタイミン
グチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態3によるD/A変換装
置を示す構成図である。
【図4】 各種信号の論理レベルの変化を示すタイミン
グチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態6によるD/A変換装
置を示す構成図である。
【図6】 各種信号の論理レベルの変化を示すタイミン
グチャートである。
【図7】 従来のD/A変換装置を示す構成図である。
【図8】 各種信号の論理レベルの変化を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
11 入力端子、13 カウンタ(調整回路)、14
論理素子(制御回路)、15 出力端子、16 電源、
17 Pchトランジスタ(第1のトランジスタ)、1
8 Nchトランジスタ(第2のトランジスタ)、19
グランド、20,23 制御回路、22 信号生成回
路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号に同期して論理が変化する
    PWM信号を入力端子から入力すると、そのクロック信
    号がLレベルの状態にある期間中は、そのPWM信号を
    PDM信号として出力端子から出力させる一方、そのク
    ロック信号がHレベルの状態にある期間中は、上記入力
    端子と出力端子間を非接続状態にする制御回路を備えた
    D/A変換装置において、そのクロック信号のデューテ
    ィー比を調整する調整回路を設けたことを特徴とするD
    /A変換装置。
  2. 【請求項2】 調整回路は、Hレベルの状態にある期間
    がLレベルにある期間より短くなるようにクロック信号
    のデューティー比を調整することを特徴とする請求項1
    記載のD/A変換装置。
  3. 【請求項3】 クロック信号に同期して論理が変化する
    PWM信号を入力端子から入力すると、そのクロック信
    号がHレベルの状態にある期間中は、そのPWM信号を
    PDM信号として出力端子から出力させる一方、そのク
    ロック信号がLレベルの状態にある期間中は、上記入力
    端子と出力端子間を非接続状態にする制御回路を備えた
    D/A変換装置において、そのクロック信号のデューテ
    ィー比を調整する調整回路を設けたことを特徴とするD
    /A変換装置。
  4. 【請求項4】 調整回路は、Lレベルの状態にある期間
    がHレベルにある期間より短くなるようにクロック信号
    のデューティー比を調整することを特徴とする請求項3
    記載のD/A変換装置。
  5. 【請求項5】 電源と出力端子間に接続された第1のト
    ランジスタと、上記出力端子とグランド間に接続された
    第2のトランジスタと、クロック信号に同期して論理が
    変化するPWM信号を入力端子から入力すると、そのク
    ロック信号がLレベルの状態にある期間中は、そのPW
    M信号がHレベルであれば、上記第1のトランジスタを
    オンにして上記第2のトランジスタをオフにし、そのP
    WM信号がLレベルであれば、上記第1のトランジスタ
    をオフにして上記第2のトランジスタをオンにする一
    方、そのクロック信号がHレベルの状態にある期間中
    は、上記第1及び第2のトランジスタをオンにする制御
    回路とを備えたD/A変換装置。
  6. 【請求項6】 電源と出力端子間に接続された第1のト
    ランジスタと、上記出力端子とグランド間に接続された
    第2のトランジスタと、クロック信号に同期して論理が
    変化するPWM信号を入力端子から入力すると、そのク
    ロック信号がHレベルの状態にある期間中は、そのPW
    M信号がHレベルであれば、上記第1のトランジスタを
    オンにして上記第2のトランジスタをオフにし、そのP
    WM信号がLレベルであれば、上記第1のトランジスタ
    をオフにして上記第2のトランジスタをオンにする一
    方、そのクロック信号がLレベルの状態にある期間中
    は、上記第1及び第2のトランジスタをオンにする制御
    回路とを備えたD/A変換装置。
  7. 【請求項7】 クロック信号のデューティー比を調整す
    る調整回路を設けたことを特徴とする請求項5または請
    求項6記載のD/A変換装置。
  8. 【請求項8】 位相が相互に異なる複数の周期信号を生
    成する信号生成回路と、クロック信号に同期して論理が
    変化するPWM信号を入力端子から入力すると、そのク
    ロック信号がLレベルの状態にある期間中は、そのPW
    M信号をPDM信号として出力端子から出力させる一
    方、そのクロック信号がHレベルの状態にある期間中
    は、そのPWM信号の論理レベルの変化に応じて、上記
    信号生成回路により生成された複数の周期信号から周期
    信号を1個選択し、その周期信号をPDM信号として出
    力端子から出力させる制御回路とを備えたD/A変換装
    置。
  9. 【請求項9】 位相が相互に異なる複数の周期信号を生
    成する信号生成回路と、クロック信号に同期して論理が
    変化するPWM信号を入力端子から入力すると、そのク
    ロック信号がHレベルの状態にある期間中は、そのPW
    M信号をPDM信号として出力端子から出力させる一
    方、そのクロック信号がLレベルの状態にある期間中
    は、そのPWM信号の論理レベルの変化に応じて、上記
    信号生成回路により生成された複数の周期信号から周期
    信号を1個選択し、その周期信号をPDM信号として出
    力端子から出力させる制御回路とを備えたD/A変換装
    置。
  10. 【請求項10】 信号生成回路は、複数の周期信号を生
    成する際、PDM信号として出力端子から出力される周
    期信号のHレベルの期間とLレベルの期間が一致するよ
    うに、各周期信号の位相を決定することを特徴とする請
    求項8または請求項9記載のD/A変換装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016082339A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 オンキヨー株式会社 信号生成回路
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WO2019111703A1 (ja) * 2017-12-05 2019-06-13 ソニー株式会社 信号処理装置、信号処理方法、及び、プログラム

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