JP2000068798A - 波形整形回路 - Google Patents

波形整形回路

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JP2000068798A JP10232689A JP23268998A JP2000068798A JP 2000068798 A JP2000068798 A JP 2000068798A JP 10232689 A JP10232689 A JP 10232689A JP 23268998 A JP23268998 A JP 23268998A JP 2000068798 A JP2000068798 A JP 2000068798A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波形整形回路の論理しきい値を製造後にも調
節又は制御可能にする。 【解決手段】 本波形整形回路11では出力信号OUT
により能動素子2の導電性を制御するとともに、これに
加えて、能動素子2に接続される節点N1の電位を高低
させることにより節点N0の電位をそれに伴って高低さ
せる。即ち、節点N1の電位を制御することで節点N0
の電位を制御し、これにより入力信号INがLowから
Highに変化する場合の回路の論理しきい値を調節可
能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロープを持った
デジタル入力信号やアナログ入力信号の波形を整形して
デジタル信号を出力する波形整形回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の波形整形回路の実現例として、シ
ュミットトリガ回路10を用いた場合を図9に示す。説
明を簡単にするため、この波形整形回路は、入力信号I
NがLow(グランドGND)からHigh(電源電位
VDD)に変化する場合を考慮した回路構成を示してい
る。図9において、Q1はPチャネルMOSトランジス
タ、Q2およびQ3はNチャネルMOSトランジスタで
ある。また、1はインバータゲート、VDDは電源電位、
N0は節点である。また、2は矢印の信号Aレベルによ
って導電性が変化する能動素子であり、能動素子2は出
力信号OUTがHighになったときに遮断状態にな
る。能動素子2は例えばPチャネルMOSトランジスタ
で実現できる。本回路構成では出力信号OUTにより能
動素子2の導電性が制御されている。以上の要素により
シュミットトリガ回路10が構成される。
【0003】このシュミットトリガ回路10は入力信号
INと同じ極性の信号を出力する。ここで、出力にイン
バータゲートを1個追加すれば入力信号INの反転信号
を出力するシュミットトリガ回路となる。また、インバ
ータゲート1を削除するか、またはインバータゲート1
をバッファ回路にしても、同様に入力信号INの反転信
号を出力するシュミットトリガ回路となる。この場合、
能動素子2は出力信号OUTがLowになったときに遮
断状態になる。能動素子2は例えばNチャネルMOSト
ランジスタで実現できる。次に、図10は、図9に示し
たシュミットトリガ回路10の動作を説明する図であ
る。入力信号INがLowからHighに徐々に変化し
ていく場合を考えると、入力信号INが論理しきい値V
tよりも大きくなったところでHighに変化する(図
中の曲線)。
【0004】すなわち、スロープを持ったデジタル信号
やアナログ信号を入力した場合、論理しきい値Vtを境
としてLowまたはHighのディジタル信号に波形整
形する機能を持っている。論理しきい値Vtは能動素子
2とトランジスタQ3との導通抵抗の比で決まる節点N
0の電位を制御することで調節できる。ここで能動素子
2の導通時の抵抗を下げると、節点N0の電位は高くな
って図中のようになり、論理しきい値を大きくするこ
とができる。逆に、能動素子2の導通時の抵抗を上げる
と、図中のように論理しきい値を小さくすることがで
きる。能動素子2にMOSトランジスタを用いた場合に
は、MOSトランジスタのゲート幅を調節することでこ
れを実現できる。
【0005】入力信号INがHighからLowに変化
する場合は、図9のMOSトランジスタの極性を逆に
し、電源電位VDDとグランドGNDを入れ替えると同様
の効果を得ることができる。一般的には、入力信号IN
はLowからHigh、およびHighからLowへの
変化をするため、上記構成を組み合わせた回路構成が実
際には用いられる。以上のように、論理しきい値を制御
して入力信号INを波形整形し出力信号OUTとして出
力することができる。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、従来の
波形整形回路では、論理しきい値を製造後に変更するこ
とはできなかった。そのため、製造ぱらつきなどにより
入力信号INのレベルが設計値からずれた場合に論理し
きい値を変更して対処しようとしても調整することがで
きなかった。また、アナログ信号のように波形が動作時
の状況により異なるような入力波形に対して動的に論理
しきい値を変化させて所望の波形整形を行うような制御
をすることもできなかった。したがって、製造ばらつき
によって入力波形が変化する場合や動作時の状況により
入力波形が異なるような場合に、所望の波形整形が実現
できないという課題があった。したがって本発明の目的
は、波形整形回路の論理しきい値をこの波形整形回路の
製造後にも調節または制御可能にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、入力電圧と論理しきい値との関係に
応じて所定の電圧を出力する波形整形回路において、波
形整形回路の製造後に論理しきい値の調節及び制御の少
なくとも一方を可能にするしきい値変更手段を設けたも
のである。また、上記波形整形回路は、シュミットトリ
ガ回路から構成されるものである。また、論理しきい値
を決定する素子を設け、しきい値変更手段は、前記素子
の少なくとも1つの節点に対して波形整形回路の外部か
ら電位を制御するものである。また、論理しきい値を決
定する素子として、節点に印加された印加電圧をそれぞ
れ導通抵抗比により分割する複数の導電性素子を備える
とともに、しきい値変更手段は、波形整形回路の外部か
ら節点に与える印加電圧の値を制御し、複数の導電性素
子により分割された分割電圧を利用して論理しきい値を
決定するものである。また、節点と波形整形回路の電源
電圧間にさらに少なくとも1つの導電性素子を付加した
ものである。また、論理しきい値を決定する素子とし
て、節点に印加された印加電圧をそれぞれ導通抵抗比に
より分割する複数の導電性素子を備えるとともに、しき
い値変更手段は、少なくとも1つの導電性素子の導通抵
抗値を波形整形回路の外部から制御し、複数の導電性素
子により分割された分割電圧を利用して論理しきい値を
決定するものである。また、論理しきい値を前記波形整
形回路の外部から制御するための前記節点を複数の波形
整形回路どうしで接続するものである。また、複数の波
形整形回路どうしで接続した節点と波形整形回路の電源
電圧間に導電性素子を接続したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る波形整形回路は、製
造後に論理しきい値を調節または制御できるようにする
ものである。以下、本発明について図面を参照して説明
する。 [第1の実施の形態]図1は本発明に係る波形整形回路
の第1の実施の形態を示す図である。なお、本波形整形
回路11及び後述する各波形整形回路は、何れもシュミ
ットトリガ回路により構成されるものである。図1にお
いて、Q1はPチャネルMOSトランジスタ、Q2およ
びQ3はNチャネルMOSトランジスタである。また、
1はインバータゲート、VDDは電源電位、N0およびN
1は節点である。また、2は矢印の信号Aのレベルによ
って導電性が変化する能動素子である。能動素子2は、
出力信号OUTがHighになったときに遮断状態にな
る。この場合、能動素子2は例えばPチャネルMOSト
ランジスタで実現できる。
【0009】本波形整形回路11では、出力信号OUT
により能動素子2の導電性が制御されている。以上の要
素により波形整形回路11が構成される。従来例とは、
能動素子2を接続する節点N1の電位を波形整形回路1
1の外部から印加できるところが異なる。図1におい
て、節点N1の電位を上下させると、節点N0の電位も
それに伴って上下する。このため、節点N1の電位を制
御することで入力信号INがLowからHighに変化
する場合の論理しきい値を調節することができる。
【0010】また、図2に示すように複数の波形整形回
路111 〜11n の各節点N1を接続し、かつ節点N1
と電源電位VDDの間に負荷素子3を接続することで、入
力波形により論理しきい値を動的に変化させることがで
きる。ここで負荷素子3は、抵抗素子やゲート電極の電
位がバイアスされたMOSトランジスタ等により実現す
ることができる。図2ではn個の波形整形回路111
11n を接続しており、入力信号IN1,IN2,IN
n、及び出力信号OUT1,OUT2,OUTnはそれ
ぞれの波形整形回路111 ,112 ,11n に対応する
入出力信号である。
【0011】ここで、図2において、それぞれの入力信
号の電位変化のスロープが異なる場合を考える。説明を
簡単にするために入力信号IN1がもっとも急峻なスロ
ープをもち、入力信号IN2は入力信号IN1よりも緩
やかなスロープをもち、入力信号INnがもっとも緩や
かなスロープをもっているとする。
【0012】このような入力波形を同時に図2のように
構成された回路に入力した場合の動作波形を図3に示
す。図3において、まず全ての入力信号がLowのとき
には、全ての波形整形回路111 〜11n の論理しきい
値はVtaになっている。ここで、入力信号が変化し始
めると、入力信号IN1の電位がもっとも速く論理しき
い値Vtaに達するため、最初に波形整形回路111
ら出力される出力信号OUT1がHighに変化する。
この結果、出力信号OUT1により制御される波形整形
回路111 内の能動素子2が遮断状態になるため、図2
に示す節点N1の電位は少し高くなる。これによって、
全ての波形整形回路111 〜11n の論理しきい値はV
taよりも僅かに高くなる。
【0013】次に入力信号IN2がこの変化した論理し
きい値を超えると、上記と同様の動作がさらに起こる。
最終的には入力信号INnが論理しきい値を超えるとき
には論理しきい値はVtbまで高くなっている。したが
って、従来の出力信号に比べ出力信号OUTnの出力の
タイミングを遅くすることができる。
【0014】このように波形整形回路11は、他の波形
整形回路11の動作によって論理しきい値を動的に変化
していることがわかる。このような効果は、スロープは
同一であるが入力タイミンクが異なる入力波形に対して
も同様に得ることができる。したがって、波形整形回路
11を用いることにより入力波形に応じて論理しきい値
を変更することができる。
【0015】[第2の実施の形態]図4は本発明の第2
の実施形態を示す図である。基本的な構成は第1の実施
の形態と同じであるが、本波形整形回路12は節点N1
と電源電位VDDの間に負荷素子4を波形整形回路12の
内部で接続したところが異なる。負荷素子4は、抵抗素
子やゲート電極の電位がバイアスされたMOSトランジ
スタ等により実現することができる。このようにするこ
とで、節点N1の電位の初期値を負荷素子4と能動素子
2およびトランジスタQ3の導通抵抗の比により設定す
ることができる。そしてその後、節点N1の電位を変化
させることで波形整形回路12の論理しきい値を第1の
実施の形態と同様に調節する。
【0016】また、図5に示すように、複数の波形整形
回路121 〜12n の節点N1を接続することで、入力
波形により論理しきい値を動的に変化させることができ
る。動作原理および効果は、図2に示す第1の実施の形
態の場合と同じである。
【0017】[第3の実施の形態]図6は本発明の第3
の実施の形態を示す図である。図6に示す第3の実施の
形態の波形整形回路13と、図4に示す第2の実施の形
態の波形整形回路12とは、負荷素子4の導通抵抗を節
点N1の電位により制御しているところが異なる。第3
の実施の形態では節点N1の電位を変化させることで負
荷素子4の導通抵抗が変化し、結果として波形整形回路
13の論理しきい値を調節することができる。
【0018】[第4の実施の形態]図7は本発明の第4
の実施の形態を示す図である。図7の第4の実施の形態
の波形整形回路14は、図1に示す第1の実施の形態の
波形整形回路11のMOSトランジスタの極性を入れ替
え(Q2→Q5)、かつ電源電位VDDとグランドGND
を入れ替え、さらに節点N1を節点N2としたものであ
る。この第4の実施の形態の波形整形回路14では、入
力波形がHighからLowに変化した場合に、節点N
2の電位を制御することで同様に論理しきい値を調節す
ることができる。
【0019】[第5の実施の形態]本発明の第5の実施
の形態は、図1から図7への変換例と同様、図4に示す
第2の実施の形態の波形整形回路12内のMOSトラン
ジスタQ2の極性を入れ替え、かつ電源電位VDDとグラ
ンドGNDを入れ替え、さらに節点N1を節点N2とし
たものである。この第5の実施の形態は図示されていな
いが、第2の実施の形態に示す図(図4)から容易に類
推できるので図示を省略する。第5の実施の形態の波形
整形回路では、入力波形がHighからLowに変化し
た場合に、節点N2の電位を制御することで図7に示す
第4の実施の形態の波形整形回路14と同様に論理しき
い値を調節することができる。
【0020】[第6の実施の形態]本発明の第6の実施
形態は、図1から図7への変換と同様、図6に示す第3
の実施の形態の波形整形回路13のMOSトランジスタ
Q2の極性を入れ替え、かつ電源電位VDDとグランドG
NDを入れ替え、さらに節点N1を節点N2としたもの
である。この第6の実施の形態は図示されていないが、
第3の実施の形態に示す図(図6)から容易に類推でき
るので図示を省略する。第6の実施の形態の波形整形回
路では、入力波形がHighからLowに変化した場合
に、節点N2の電位を制御することで図7に示す第4の
実施の形態の波形整形回路14と同様に論理しきい値を
調節することができる。
【0021】[第7の実施の形態]図8は本発明の第7
の実施の形態を示す図である。第7の実施の形態の波形
整形回路15は、図1の第1の実施の形態の波形整形回
路11と、図7の第4の実施の形態の波形整形回路14
とを1つの回路に組み合わせたものである。第7の実施
の形態の波形整形回路15では、入力波形がLowから
Highに変化した場合に図1の第1の実施形態の波形
整形回路11と同様に論理しきい値を調整することが可
能になるとともに、入力波形がHighからLowに変
化した場合には、図7の第4の実施の形態の波形整形回
路14と同様に論理しきい値を調節できる。
【0022】[第8の実施の形態]本発明の第8の実施
の形態は、図4の第2の実施の形態の波形整形回路12
と上記した第5の実施の形態を1つの回路に組み合わせ
たものである。この第8の実施の形態は図示されていな
いが、第2の実施の形態に示す図(図4)及び上述した
第5の実施の形態から容易に類推できるので図示を省略
する。第8の実施の形態の波形整形回路では、入力波形
がLowからHighに変化した場合は、図4の第2の
実施の形態の波形整形回路12と同様、論理しきい値の
調節が可能になるとともに、入力波形がHighからL
owに変化した場合は、第5の実施の形態と同様、論理
しきい値の調節が可能になる。
【0023】[第9の実施の形態]本発明の第9の実施
の形態は、図6の第3の実施の形態に示す波形整形回路
13と上記した第6の実施の形態の波形整形回路とを1
つの回路に組み合わせたものである。第9の実施の形態
は図示されていないが、第3の実施の形態(図6)と上
述した第6の実施の形態から容易に類推できるので図示
を省略する。第9の実施の形態の波形整形回路では、入
力波形がLowからHighに変化した場合は、図6の
第3の実施の形態と同様、論理しきい値の調節が可能に
なるとともに、入力波形がHighからLowに変化し
た場合は、第6の実施の形態と同様、論理しきい値の調
節が可能になる。
【0024】なお、以上の各波形整形回路では、入力信
号と同じ極性の信号を出力する場合を示したが、出力に
インバータゲートを1個追加すれば入力信号INの反転
信号を出力する波形整形回路となる。また、インバータ
ゲート1を削除するか、またはインバータゲート1をバ
ッファ回路にしても、同様に入力信号INの反転信号を
出力する波形整形回路となる。この場合、能動素子2は
出力信号OUTがLowになったときに遮断状態にな
る。能動素子2は例えばNチャネルMOSトランジスタ
で実現できる。
【0025】以上説明したように、本波形整形回路では
論理しきい値を回路の製造後に変更することができる。
そのため、回路の製造ばらつきなどにより入力レベルが
設計値からずれた場合に論理しきい値を変更して対処す
ることで調整可能になる。また、異なるスコープをもつ
入力波形や入力タイミンクが異なる入力波形に対して論
理しきい値を動的に変化しながら波形整形を行うことが
できる。したがって、回路の製造ぱらつきなどによって
入力波形が変化する場合や、動作時の状況により入力波
形が異なるような場合に、所望の波形整形出力を得るこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力電圧と論理しきい値との関係に応じて所定の電圧を出
力する波形整形回路において、波形整形回路の製造後に
論理しきい値の調節及び制御の少なくとも一方を可能に
する手段を備えるようにしたので、回路の製造後にも回
路の論理しきい値を変更することができる。したがっ
て、回路の製造ばらつきなどにより入力レベルが設計値
からずれた場合に論理しきい値を変更して対処すること
で調整できる。また、異なるスコープをもつ入力波形や
入力タイミンクが異なる入力波形に対して論理しきい値
を動的に変化しながら波形整形を行うことができる。し
たがって、回路の製造ぱらつきなどによって入力波形が
変化する場合や、回路の動作時の状況により入力波形が
異なるような場合に、所望の波形整形出力を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る波形整形回路の第1の実施の形
態を示す回路図である。
【図2】 図1の波形整形回路の接続例を示す図であ
る。
【図3】 図2に示す回路構成による動作波形を示す図
である。
【図4】 上記波形整形回路の第2の実施の形態を示す
回路図である。
【図5】 図3の波形整形回路の接続例を示す図であ
る。
【図6】 上記波形整形回路の第3の実施の形態を示す
回路図である。
【図7】 上記波形整形回路の第4の実施の形態を示す
回路図である。
【図8】 上記波形整形回路の第7の実施の形態を示す
回路図である。
【図9】 従来の波形整形回路の構成を示す回路図であ
る。
【図10】 図9の波形整形回路の動作を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1…インバータゲート、2,2A…能動素子、3,4…
負荷素子、11,12,13,14,15…波形整形回
路、N0,N1,N2…節点、IN,IN1,IN2,
INn…入力信号、OUT,OUT1,OUT2,OU
Tn…出力信号、VDD…電源電位、Vt,Vta,Vt
b…論理しきい値、Q1,Q4,Q5,Q7,Q8…P
チャネルMOSトランジスタ、Q2,Q3,Q6,Q
9,Q10…NチャネルMOSトランジスタ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧と論理しきい値との関係に応じ
    て所定の電圧を出力する波形整形回路において、 前記波形整形回路の製造後に前記論理しきい値の調節及
    び制御の少なくとも一方を可能にするしきい値変更手段
    を有することを特徴とする波形整形回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記波形整形回路は、シュミットトリガ回路からなるこ
    とを特徴とする波形整形回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記論理しきい値を決定する素子を備え、前記しきい値
    変更手段は、前記素子の少なくとも1つの節点に対して
    前記波形整形回路の外部から電位を制御することを特徴
    とする波形整形回路。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記論理しきい値を決定する素子として、前記節点に印
    加された印加電圧をそれぞれ導通抵抗比により分割する
    複数の導電性素子を備えるとともに、前記しきい値変更
    手段は、前記波形整形回路の外部から前記節点に与える
    前記印加電圧の値を制御し、前記複数の導電性素子によ
    り分割された分割電圧を利用して前記論理しきい値を決
    定することを特徴とする波形整形回路。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記節点と前記波形整形回路の電源電圧間にさらに少な
    くとも1つの導電性素子を付加したことを特徴とする波
    形整形回路。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 前記論理しきい値を決定する素子として、前記節点に印
    加された印加電圧をそれぞれ導通抵抗比により分割する
    複数の導電性素子を備えるとともに、前記しきい値変更
    手段は、少なくとも1つの導電性素子の導通抵抗値を前
    記波形整形回路の外部から制御し、前記複数の導電性素
    子により分割された分割電圧を利用して前記論理しきい
    値を決定することを特徴とする波形整形回路。
  7. 【請求項7】 請求項3ないし請求項5において、 前記論理しきい値を前記波形整形回路の外部から制御す
    るための前記節点を複数の波形整形回路どうしで接続す
    ることを特徴とする波形整形回路。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 複数の波形整形回路どうしで接続した前記節点と前記波
    形整形回路の電源電圧間に導電性素子を接続したことを
    特徴とする波形整形回路。
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