JP2000068475A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JP2000068475A
JP2000068475A JP10235951A JP23595198A JP2000068475A JP 2000068475 A JP2000068475 A JP 2000068475A JP 10235951 A JP10235951 A JP 10235951A JP 23595198 A JP23595198 A JP 23595198A JP 2000068475 A JP2000068475 A JP 2000068475A
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bit line
capacitor
transistor
semiconductor
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Hirotaka Koga
洋貴 古賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程数を少なく、歩留まりを高くする。 【解決手段】 一つのトランジスタ12と一つのキャパ
シタとからなり、ビット線上にキャパシタが配置される
メモリセルを有する半導体記憶装置において、メモリセ
ルのトランジスタ12の一主電極領域を構成する第一半
導体領域11b上に第一半導体領域と電気的に接続され
るビット線16が形成され、トランジスタ12の他の主
電極領域を構成する第二半導体領域11c上には第二半
導体領域と電気的に接続されるキャパシタ電極21が形
成され、ビット線16は上部を覆う絶縁層17と側部を
覆う側壁スペーサ19で囲まれており、キャパシタ電極
21は絶縁層と側壁スぺーサとに接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置及び
その製造方法に係わり、特にビット線上にキャパシタを
配置する構造のメモリセルを有するDRAMに好適に用
いられる半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置、例えば、COB(Capa
citor On Bitline、ビット線上にキャパシタを配置す
る)構造のメモリセルを有するDRAMでは、製造工程
を簡略化して製造コストを低減することが重要な要素の
一つとなっている。
【0003】ここで通常用いられているCOB構造のメ
モリセルを有するDRAMの構造および製造方法を図5
(a)〜図5(f)を用いて説明する。図5(a)〜図
5(f)は従来のDRAMの構造の製造工程を示す断面
図である。図6は図5(f)のA−A断面図である。
【0004】図5(a)に示すように、素子分離領域5
0が形成されているシリコン基板51上にメモリセルト
ランジスタ52を形成する。その後、層間絶縁膜53を
形成し、さらにその層間絶縁膜53を貫通するようにコ
ンタクトプラグ54を形成する。このコンタクトプラグ
54はメモリセルトランジスタとビット線とが接続され
るビットコンタクトホールと、メモリセルトランジスタ
とキャパシタの下部電極とが接続される場所に形成す
る。
【0005】次に図5(b)に示すように、全面に第1
の絶縁膜55を形成する。その後リソグラフィ技術とド
ライエッチング技術を用いてビットコンタクトホール5
8を開口する。その後全面に第1の導電膜56を形成
し、その上に第2の絶縁膜57を形成する。
【0006】次に図5(c)に示すように、リソグラフ
ィ技術とドライエッチング技術を用いて第2の絶縁膜5
7、第1の導電膜56を順次エッチングする。
【0007】次に図5(d)に示すように、図5(c)
でパターニングした第1の導電膜56および第2の絶縁
膜57の積層膜の側面に側壁スペーサー59を形成して
ビット線とする。
【0008】次に図5(e)に示すように、ビット線上
に第2の絶縁膜57と異なる種類の材料から成る第3の
絶縁膜60(例えば第2の絶縁膜57をシリコン窒化膜
とすると、シリコン酸化膜)を全面に形成する。その後
リソグラフィ技術とドライエッチング技術を用いて容量
コンタクトホール62を開口する。容量コンタクトホー
ルの開口には第3の絶縁膜と第2の絶縁膜との間で選択
比の大きなエッチング条件を用いる。
【0009】次に図5(f)に示すように、全面に第2
の導電膜、例えば多結晶シリコンを成膜する。この第2
の導電膜は容量コンタクトホールを介してコンタクトパ
ッドと接触する。その後リソグラフィ技術とドライエッ
チング技術を用いて第2の導電膜をエッチングし、キャ
パシタの下部電極61とする。
【0010】なお、COB構造のメモリセルを有するD
RAMとしては例えば特開平8−78641号公報、特
開平10−12845号公報、特開平9−55479号
公報に開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
DRAMでは、ビット線とキャパシタ下部電極の間に層
間絶縁膜が形成される構成となっているため、工程数が
その分多くなるという問題がある。
【0012】また容量コンタクトホールをパターニング
するリソグラフィ工程も要するため、さらに工程数が多
くなるという問題がある。
【0013】さらに、容量コンタクトホールを開口する
ためのリソグラフィ工程は重ね合わせ誤差の許容限度が
小さいため、製品の歩留まりが悪化しやすいという問題
がある。
【0014】本発明の主な目的の一つは製造工程数が少
なく、さらに歩留まりを悪化させる原因となる重ね合わ
せ誤差の許容限度が小さいリソグラフィ工程を削減し、
製造コストの低い半導体記憶装置の構造およびその製造
方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、一つのトランジスタと一つのキャパシタとからな
り、ビット線上にキャパシタが配置されるメモリセルを
有する半導体記憶装置において、前記メモリセルの前記
トランジスタの一主電極領域を構成する第一半導体領域
上に該第一半導体領域と電気的に接続されるビット線が
形成され、前記トランジスタの他の主電極領域を構成す
る第二半導体領域上には該第二半導体領域と電気的に接
続されるキャパシタ電極が形成され、前記ビット線は上
部を覆う絶縁層と側部を覆う側壁スペーサで囲まれてお
り、前記キャパシタ電極は該絶縁層と該側壁スぺーサと
に接していることを特徴とする。
【0016】また本発明の半導体記憶装置は、一つのト
ランジスタと一つのキャパシタとからなり、ビット線上
にキャパシタが配置されるメモリセルを有する半導体記
憶装置において、前記メモリセルの前記トランジスタの
一主電極領域を構成する第一半導体領域上に該第一半導
体領域と電気的に接続されるビット線が形成され、前記
トランジスタの他の主電極領域を構成する第二半導体領
域上には該第二半導体領域と電気的に接続されるキャパ
シタ電極が形成され、前記ビット線上には該ビット線を
覆う第1の絶縁層が形成され、該第1の絶縁層上に第2
の絶縁層が前記キャパシタ電極のコンタクト領域を除く
ように前記ビット線上の一部に形成され、前記キャパシ
タ電極は前記第2の絶縁層の高さを超えないように形成
されていることを特徴とする。
【0017】本発明の半導体記憶装置の製造方法は、ト
ランジスタとキャパシタとからなるメモリセルを有する
半導体記憶装置の製造方法において、半導体基体にゲー
ト電極がワード線を兼ねるトランジスタを形成し、さら
に該トランジスタの二つの主電極領域と接続されるコン
タクトプラグと該コンタクトプラグ間に設けられた層間
絶縁膜とを形成する工程と、ビット線と接続されるコン
タクトプラグ上にコンタクトホールを形成した第1の絶
縁膜、第1の導電膜、第2の絶縁膜を順次形成し、少な
くともキャパシタ電極と接続されるコンタクトプラグが
露出し且つ前記第1の導電膜によりビット線が形成され
るように、前記第1の絶縁膜、前記第1の導電膜および
前記第2の絶縁膜をパターンニングする工程と、前記第
1の絶縁膜、前記第1の導電膜および前記第2の絶縁膜
の側面部に側壁スペーサーを形成する工程と、さらに第
2の導電膜を形成した後に、該第2の導電膜をパターン
ニングしてキャパシタ電極を形成する工程と、を有する
ものである。
【0018】また本発明の半導体記憶装置の製造方法
は、トランジスタとキャパシタとからなるメモリセルを
有する半導体記憶装置の製造方法において、半導体基体
にゲート電極がワード線を兼ねるトランジスタを形成
し、さらに該トランジスタの二つの主電極領域と接続さ
れるコンタクトプラグと該コンタクトプラグ間に設けら
れた層間絶縁膜とを形成する工程と、ビット線と接続さ
れるコンタクトプラグ上にコンタクトホールを形成した
第1の絶縁膜、第1の導電膜、第2の絶縁膜を順次形成
し、少なくともキャパシタ電極と接続されるコンタクト
プラグが露出し且つ前記第1の導電膜によりビット線が
形成されるように、前記第1の絶縁膜、前記第1の導電
膜および前記第2の絶縁膜をパターンニングする工程
と、前記第1の絶縁膜、前記第1の導電膜および前記第
2の絶縁膜の側面部に側壁スペーサーを形成する工程
と、第3の絶縁膜を形成した後に、少なくともキャパシ
タ電極と接続されるコンタクトプラグが露出するように
前記ビット線上の一部に該第3の絶縁膜をパターンニン
グする工程と、さらに第2の導電膜を形成した後に、前
記第3の絶縁層の高さを超える前記第2の導電膜を除去
する工程と、を有するものである。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。 (第1実施例)本実施例は、本発明を単純なスタックト
型キャパシタに適用した場合の実施例である。
【0020】図1(a)は本発明の半導体記憶装置の第
1実施例の構成を示す断面図、図1(b)は図1(a)
のA−A断面図である。図1に示すように、シリコン基
板11の素子分離領域10で分離された素子形成領域に
メモリセルトランジスタ12のそれぞれ主電極領域とな
るソース・ドレイン領域11b,11cが形成されてお
り、ゲート絶縁膜を介してワード線を兼ねるゲート電極
11aが形成されている。メモリセルトランジスタのソ
ース・ドレイン領域11b,11cはそれぞれコンタク
トプラグ14と接続されており、コンタクトプラグ14
間は層間絶縁膜13で分離されている。ソース・ドレイ
ン領域11bとコンタクトプラグ14を介して電気的に
接続される第1の導電膜16はビット線となる。ビット
線となる第1の導電膜16は周囲を第2の絶縁膜17及
び側壁スペーサー19で覆われており、キャパシタ下部
電極21と絶縁されている。22は容量絶縁膜、23は
キャパシタ上部電極である。本実施例では後述するよう
に、第2の絶縁膜17及び側壁スペーサー19でビット
線とキャパシタ下部電極との間の絶縁がなされており、
図5(f)のような第3の絶縁膜60を設けていない。
【0021】上記実施例の半導体記憶装置は、図2
(a)〜図2(f)に示す方法によって製造される。図
2(a)〜図2(f)は本発明の一実施例の半導体記憶
装置の製造工程を示す断面図である。
【0022】即ち、図2(a)に示すように、素子分離
領域10が形成されているシリコン基板11上にメモリ
セルトランジスタ12を形成する。その後、層間絶縁膜
13を形成し、さらにその層間絶縁膜13を貫通するよ
うにコンタクトプラグ14を形成する。このコンタクト
プラグ14はメモリセルトランジスタとビット線とが接
続されるビットコンタクトホールと、メモリセルトラン
ジスタとキャパシタの下部電極とが接続される場所に形
成する。
【0023】次に図2(b)に示すように、全面に第1
の絶縁膜15、例えばシリコン酸化膜を形成する。その
後リソグラフィ技術とドライエッチング技術を用いてビ
ットコンタクトホール18を開口する。その後全面に第
1の導電膜16、例えばタングステンシリサイドを形成
し、その上に第2の絶縁膜17、例えばシリコン酸化膜
を形成する。
【0024】次に図2(c)に示すように、リソグラフ
ィ技術とドライエッチング技術を用いて第2の絶縁膜1
7、第1の導電膜16、および第1の絶縁膜15を順次
エッチングする。
【0025】次に図2(d)に示すように、図2(c)
でパターニングした第1の絶縁膜15、第1の導電膜1
6、および第2の絶縁膜17の積層膜の側面に側壁スペ
ーサー19を形成してビット線とする。この側壁スペー
サー19は、例えばシリコン酸化膜を全面に形成し、異
方性エッチバックを行って積層膜の側面にのみ残留形成
する。ビット線とビット線の間からキャパシタの下部電
極と接続されるコンタクトパッドの一部あるいは全部が
露出する。
【0026】次に図2(e)に示すように、全面に第2
の導電膜20、例えば多結晶シリコンを成膜する。この
第2の導電膜20はビット線間から露出しているコンタ
クトパッドと接触する。
【0027】次に図2(f)に示すように、リソグラフ
ィ技術とドライエッチング技術を用いて第2の導電膜を
エッチングし、キャパシタの下部電極21とする。その
後、容量絶縁膜22及びキャパシタ上部電極23を形成
する。
【0028】本実施例では、図2(c)のビット線の形
成工程で第1の絶縁層15をエッチングしてコンタクト
プラグの面(コンタクトパッド)を露出させているの
で、図5(e)を用いて説明した、キャパシタ下部電極
とコンタクトパッドとを接続するための容量コンタクト
ホールを開口する工程を省略できる。
【0029】また本実施例では、ビット線とキャパシタ
下部電極との間に層間絶縁膜(第3の絶縁膜)を形成せ
ずにキャパシタ下部電極を形成しているので、層間絶縁
膜を形成する工程を省略することができる。ビット線と
なる第1の導電膜の上下左右に絶縁膜を形成しているの
で、ビット線とキャパシタ下部電極との間に層間絶縁膜
を形成しなくとも、キャパシタの下部電極とビット線と
の電気的な絶縁性は保たれる。
【0030】従って、本実施例においては、製造工程数
が少なく、さらに歩留まりを悪化させる原因となる重ね
合わせ誤差の許容限度が小さいリソグラフィ工程を削減
し、製造コストを低減できる。 (第2実施例)本実施例は、本発明をシリンダ型キャパ
シタに適用した場合の実施例である。図3(a)は本発
明の半導体記憶装置の第2実施例の構成を示す断面図、
図3(b)は図3(a)のA−A断面図である。図3に
示すように、シリコン基板31の素子分離領域30で分
離された素子形成領域にメモリセルトランジスタ32の
それぞれ主電極領域となるソース・ドレイン領域31
b,31cが形成されており、ゲート絶縁膜を介してワ
ード線を兼ねるゲート電極31aが形成されている。メ
モリセルトランジスタのソース・ドレイン領域31b,
31cはそれぞれコンタクトプラグ34と接続されてお
り、コンタクトプラグ34間は層間絶縁膜33で分離さ
れている。ソース・ドレイン領域31bとコンタクトプ
ラグ34を介して電気的に接続される第1の導電膜36
はビット線となる。ビット線となる第1の導電膜36は
周囲を第2の絶縁膜37及び側壁スペーサー39で覆わ
れており、キャパシタ下部電極41と絶縁されている。
40はビット線上の一部に設けられた第3の絶縁膜、4
2は容量絶縁膜、43はキャパシタ上部電極である。本
実施例では後述するように、第2の絶縁膜37及び側壁
スペーサー39で、ビット線とキャパシタ下部電極との
間の絶縁がなされており、図5(f)の第3の絶縁膜6
0のようにビット線全面を覆うようには第3の絶縁膜4
0を形成していない。
【0031】上記実施例の半導体記憶装置は、図4
(a)〜図4(f)に示す方法によって製造される。図
4(a)〜図4(f)は本発明の実施例の半導体記憶装
置の製造工程を示す断面図である。
【0032】図4(a)に示すように、素子分離領域3
0が形成されているシリコン基板31上にメモリセルト
ランジスタ32を形成する。その後層間絶縁膜33を形
成し、さらにその層間絶縁膜33を貫通するようにコン
タクトプラグ34を形成する。このコンタクトプラグ3
4はメモリセルトランジスタ32とビット線とが接続さ
れるビットコンタクトホールと、メモリセルトランジス
タとキャパシタの下部電極とが接続される場所に形成す
る。
【0033】次に図4(b)に示すように、全面に第1
の絶縁膜35、例えばシリコン酸化膜を形成する。その
後リソグラフィ技術とドライエッチング技術を用いてビ
ットコンタクトホール38を開口する。その後全面に第
1の導電膜36、例えばタングステンシリサイドを形成
し、その上に第2の絶縁膜37、例えばシリコン窒化膜
を形成する。
【0034】次に図4(c)に示すように、リソグラフ
ィ技術とドライエッチング技術を用いて第2の絶縁膜3
7および第1の導電膜36および第1の絶縁膜35を順
次エッチングする。
【0035】次に図2(d)に示すように、図2(c)
でパターニングした第1の絶縁膜35、第1の導電膜3
6および第2の絶縁膜37の積層膜の側面に側壁スペー
サー39を形成してビット線とする。この側壁スペーサ
ー39は第2の絶縁膜37と同じ種類の材料を用いて形
成する。例えばシリコン窒化膜を全面に形成し、異方性
エッチバックを行って積層膜の側面にのみスペーサーを
残留形成する。ビット線とビット線の間からキャパシタ
の下部電極と接続されるコンタクトパッドの一部あるい
は全部が露出する。
【0036】次に図4(e)に示すように、全面に第3
の絶縁膜40を形成するが、この膜は第2の絶縁膜と異
なる種類の材料、例えばシリコン酸化膜とする。その後
リソグラフィ技術とドライエッチング技術を用いて、キ
ャパシタの下部電極を形成する場所に穴を開口する。こ
のドライエッチングには第3の絶縁膜と第2の絶縁膜と
の間で選択比の大きなエッチング条件を用い、キャパシ
タの下部電極と接続するコンタクトプラグが露出するま
で第3の絶縁膜をエッチングする。
【0037】次に図4(f)に示すように、キャパシタ
の下部電極となる第2の導電膜を第3の絶縁膜上に形成
する。その後CMP技術を用いて第3の絶縁膜の上部平
面部上の第2の導電膜を除去する。あるいは第3の絶縁
膜の開口部の内部側壁に形成した第2の導電膜のさらに
内部を第4の絶縁膜で埋設し、ドライエッチング技術を
用いて第3の絶縁膜の上部平面部上の第2の導電膜を除
去してキャパシタ下部電極を形成する。その後、容量絶
縁膜42及びキャパシタ上部電極43を形成する。
【0038】本第2実施例では、図2(d)で示す工程
の後に第3の絶縁膜を形成し、第3の絶縁膜を選択的に
除去することによってキャパシタ下部電極を、表面積の
大きなシリンダ型にすることもできるという利点が得ら
れる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製造工程数が少なく、さらに歩留まりを悪化させる原因
となる重ね合わせ誤差の許容限度が小さいリソグラフィ
工程を削減し、製造コストの低い半導体記憶装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の第1実施例の構成を
示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の半導体記憶装置の製造工
程を示す断面図である。
【図3】本発明の半導体記憶装置の第2実施例の構成を
示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例の半導体記憶装置の製造工
程を示す断面図である。
【図5】従来の半導体記憶装置の製造工程を示す断面図
である。
【図6】図6は図5(f)のA−A断面図である。
【符号の説明】
10,30 素子分離領域 11,31 シリコン基板 12,32 メモリセルトランジスタ 13,33 層間絶縁膜 14,34 コンタクトプラグ 15,35 第1の絶縁膜 16,36 第1の導電膜 17,37 第2の絶縁膜 18,38 ビットコンタクトホール 19,39 側壁スペーサー 21,41 キャパシタ下部電極 22,42 容量絶縁膜 23,43 キャパシタ上部電極 40 第3の絶縁膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのトランジスタと一つのキャパシタ
    とからなり、ビット線上にキャパシタが配置されるメモ
    リセルを有する半導体記憶装置において、 前記メモリセルの前記トランジスタの一主電極領域を構
    成する第一半導体領域上に該第一半導体領域と電気的に
    接続されるビット線が形成され、 前記トランジスタの他の主電極領域を構成する第二半導
    体領域上には該第二半導体領域と電気的に接続されるキ
    ャパシタ電極が形成され、 前記ビット線は上部を覆う絶縁層と側部を覆う側壁スペ
    ーサで囲まれており、前記キャパシタ電極は該絶縁層と
    該側壁スぺーサとに接していることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 一つのトランジスタと一つのキャパシタ
    とからなり、ビット線上にキャパシタが配置されるメモ
    リセルを有する半導体記憶装置において、 前記メモリセルの前記トランジスタの一主電極領域を構
    成する第一半導体領域上に該第一半導体領域と電気的に
    接続されるビット線が形成され、 前記トランジスタの他の主電極領域を構成する第二半導
    体領域上には該第二半導体領域と電気的に接続されるキ
    ャパシタ電極が形成され、 前記ビット線上には該ビット線を覆う第1の絶縁層が形
    成され、該第1の絶縁層上に第2の絶縁層が前記キャパ
    シタ電極のコンタクト領域を除くように前記ビット線上
    の一部に形成され、 前記キャパシタ電極は前記第2の絶縁層の高さを超えな
    いように形成されていることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 トランジスタとキャパシタとからなるメ
    モリセルを有する半導体記憶装置の製造方法において、 半導体基体にゲート電極がワード線を兼ねるトランジス
    タを形成し、さらに該トランジスタの二つの主電極領域
    と接続されるコンタクトプラグと該コンタクトプラグ間
    に設けられた層間絶縁膜とを形成する工程と、 ビット線と接続されるコンタクトプラグ上にコンタクト
    ホールを形成した第1の絶縁膜、第1の導電膜、第2の
    絶縁膜を順次形成し、少なくともキャパシタ電極と接続
    されるコンタクトプラグが露出し且つ前記第1の導電膜
    によりビット線が形成されるように、前記第1の絶縁
    膜、前記第1の導電膜および前記第2の絶縁膜をパター
    ンニングする工程と、 前記第1の絶縁膜、前記第1の導電膜および前記第2の
    絶縁膜の側面部に側壁スペーサーを形成する工程と、 さらに第2の導電膜を形成した後に、該第2の導電膜を
    パターンニングしてキャパシタ電極を形成する工程と、 を有する半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 トランジスタとキャパシタとからなるメ
    モリセルを有する半導体記憶装置の製造方法において、 半導体基体にゲート電極がワード線を兼ねるトランジス
    タを形成し、さらに該トランジスタの二つの主電極領域
    と接続されるコンタクトプラグと該コンタクトプラグ間
    に設けられた層間絶縁膜とを形成する工程と、 ビット線と接続されるコンタクトプラグ上にコンタクト
    ホールを形成した第1の絶縁膜、第1の導電膜、第2の
    絶縁膜を順次形成し、少なくともキャパシタ電極と接続
    されるコンタクトプラグが露出し且つ前記第1の導電膜
    によりビット線が形成されるように、前記第1の絶縁
    膜、前記第1の導電膜および前記第2の絶縁膜をパター
    ンニングする工程と、 前記第1の絶縁膜、前記第1の導電膜および前記第2の
    絶縁膜の側面部に側壁スペーサーを形成する工程と、 第3の絶縁膜を形成した後に、少なくともキャパシタ電
    極と接続されるコンタクトプラグが露出するように前記
    ビット線上の一部に該第3の絶縁膜をパターンニングす
    る工程と、 さらに第2の導電膜を形成した後に、前記第3の絶縁層
    の高さを超える前記第2の導電膜を除去する工程と、 を有する半導体記憶装置の製造方法。
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JP2001298167A (ja) * 2000-04-03 2001-10-26 Hynix Semiconductor Inc 半導体メモリ装置の製造方法

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