JP2000068242A - ウエハのエッジ部及びノッチ部の洗浄方法 - Google Patents

ウエハのエッジ部及びノッチ部の洗浄方法

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JP2000068242A
JP2000068242A JP10236663A JP23666398A JP2000068242A JP 2000068242 A JP2000068242 A JP 2000068242A JP 10236663 A JP10236663 A JP 10236663A JP 23666398 A JP23666398 A JP 23666398A JP 2000068242 A JP2000068242 A JP 2000068242A
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JP
Japan
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wafer
yarn
cleaning
notch
edge
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JP10236663A
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English (en)
Inventor
Katsuichi Okano
勝一 岡野
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Kaijo Corp
Original Assignee
Kaijo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノッチ部を有するウエハのエッジ部及びノッ
チ部を簡単な方法で確実に洗浄することができる洗浄方
法の提供にある。 【解決手段】 ノッチ部を有するウエハ30を水平面で
回転させ、垂直方向に張った糸12を緊張状態でウエハ
30のエッジ部32に押しつけてウエハ30のエッジ部
32及びノッチ部34の洗浄を行うようにした。その場
合に、糸12をその中心線を軸にして回転させるととも
に、垂直方向に揺動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノッチ部を有する
ウエハのエッジ部及びノッチ部の洗浄方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体ウエハの洗浄方法の1
つとしてスピン洗浄方法が用いられている。この方法
は、水平に設置された回転台の上にウエハを載せて回転
させ、上方からウエハの表面中央部に洗浄液を滴下させ
て回転に伴う遠心力で洗浄液をウエハの周方向に移動さ
せて洗浄する方法である。この方法の場合、ウエハの表
面の洗浄は行えるが、ウエハの端部すなわちエッジ部の
洗浄が不十分となる。そこで、スピン洗浄の後あるいは
前に円弧状のブラシでウエハのエッジ部をこすって汚れ
を落とす方法などが用いられている。
【0003】ところで、半導体ウエハの結晶方向の判別
や整列を目的としてウエハのエッジ部にV字状の切り込
みであるノッチ部を設ける場合がある。この場合、図3
(a)に示すように、円弧状のブラシ20でウエハ30
のエッジ部32をこすっても、凹んでいるノッチ部34
のところの洗浄はできない。そこで、図3(b)に示す
ように、ノッチ部34に対しシャワー36で直接洗浄液
をかけて洗浄する方法、あるいは図3(c)に示すよう
に、ウエハ30のノッチ部34が設けられている部分を
洗浄槽40の洗浄液42中に浸漬して洗浄する方法が用
いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ノッチ部3
4に対し直接シャワーをかけて洗浄する方法の場合、ノ
ッチ部だけを狙うのが難しく、また液跳ねによる他の部
分への付着汚染があり問題がある。また、ウエハ30の
ノッチ部34が設けられている部分を洗浄槽40の洗浄
液42中に浸漬して洗浄する方法の場合、ノッチ部34
に付着していた汚れが洗浄液42中に溶けだしてウエハ
30の他の部分を汚染する可能性がある。
【0005】本発明は、ノッチ部を有するウエハのエッ
ジ部及びノッチ部を簡単な方法で確実に洗浄することが
できる洗浄方法の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】上述課題を解決するため
に、本発明は、次のような手段を採用した。請求項1に
記載のウエハのエッジ部及びノッチ部の洗浄方法は、ノ
ッチ部を有するウエハを水平面で回転させ、垂直方向に
張った糸を緊張状態でウエハのエッジ部に押しつけてウ
エハのエッジ部及びノッチ部の洗浄を行うようにしたこ
とを特徴としている。
【0006】このように構成したので、ウエハが回転す
ると、ウエハのエッジ部は糸とこすれて先ずエッジ部に
付着していた汚れが落とされる。さらに、糸がウエハの
ノッチ部のところに来るとノッチ部の中に入り込み、ノ
ッチ部の中に付着していたゴミなどの不純物も糸とのこ
すれによって掻き出される。
【0007】請求項2に記載のウエハのエッジ部及びノ
ッチ部の洗浄方法は、請求項1に記載の発明において、
糸を、その中心線を軸にして回転させるようにしたこと
を特徴としている。
【0008】このように構成すると、糸の回転数を調節
することによって、糸とウエハのエッジ部やノッチ部と
のこすれ具合を変えることができ、汚れを取るのに最適
な状態にすることが可能となる。
【0009】請求項3に記載のウエハのエッジ部及びノ
ッチ部の洗浄方法は、請求項1又は2記載の発明におい
て、糸を垂直方向に揺動させるようにしたことを特徴と
している。
【0010】このようにすると、ウエハのエッジ部及び
ノッチ部に付着していた汚れを、さらに効率よく取り去
ることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係るウエハのエッジ部及びノッチ部の洗浄方法の実施の
形態について説明する。なお、従来の技術の項で説明し
た部材と同一あるいは相当するものには同一符号を付
す。
【0012】この洗浄方法は、図1(a)、(b)に示
すように、水平面で回転するように構成された回転台1
0の上にウエハ30を乗せて、垂直方向に張った糸12
を緊張状態でウエハ30のエッジ部32に押しつけて、
回転台10を回転させる。ウエハ30は回転台10に固
定されているので、回転台10が回転するとウエハ30
も同様に回転する。ウエハ30が回転すると、糸12は
相対的にウエハ30のエッジ部32円周に沿って移動す
ることになる。
【0013】このため、ウエハ30のエッジ部32は糸
12とこすれてエッジ部32に付着していた汚れが落と
される。さらに、図2(a)〜(e)に示すように、糸
12がウエハ30のノッチ部34のところに来るとノッ
チ部34の中に入り込み、ノッチ部34の中に付着して
いたゴミなどの不純物も糸12とのこすれによって掻き
出される。
【0014】なお、糸12は、直径0.5mm〜0.2
mm程度の丈夫なナイロン糸を用い、糸12自体も洗浄
液に浸して使用するようにしてもよい。また、糸12
は、固定させた状態でもよいが、その中心線を軸にして
回転させるようにしてもよい。その場合、回転方向はウ
エハ30の回転方向と同方向、すなわちウエハ30が、
図1(b)に示すように、時計方向の場合、糸12も時
計方向に回す。逆方向でもよいが、その場合には、ウエ
ハ30の周速度と糸12の周速度とをずらす必要があ
る。
【0015】これらの場合、糸12の回転数を調節する
ことによって、糸12とウエハ30のエッジ部32やノ
ッチ部34とのこすれ具合を変えることができ、汚れを
取るのに最適な状態にすることが可能となる。
【0016】また、糸12を、図1(a)の矢印Aで示
すように、垂直方向に揺動させると、ウエハのエッジ部
及びノッチ部に付着していた汚れを、さらに効率よく取
り去ることができる。
【0017】なお、上記の実施形態では、糸12は単数
であったが、複数本を配置すれば、その分だけ洗浄効率
が上がり、洗浄時間を短縮することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、ウエハが回転すると、ウエハのエッジ部
は糸とこすれてエッジ部に付着していた汚れが落とされ
るとともに、糸がウエハのノッチ部のところでノッチ部
内に入り込み、ノッチ部の中に付着していたゴミなどの
不純物も糸とのこすれによって掻き出される。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、糸の回転
数を調節することによって、糸とウエハのエッジ部やノ
ッチ部とのこすれ具合を変えることができ、汚れを取る
のに最適な状態にすることができる。
【0020】請求項3に記載の発明によれば、糸を上下
に揺動させるので、ウエハのエッジ部及びノッチ部に付
着していた汚れを、さらに効率よく取り去ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウエハのエッジ部及びノッチ部の
洗浄方法の実施の形態を示し、(a)は洗浄方法を説明
する斜視図、(b)は平面図である。
【図2】糸がウエハのノッチ部を通過する様子を示す図
である。
【図3】従来のウエハのエッジ部及びノッチ部の洗浄方
法を示し、(a)は円弧状ブラシで行う方法、(b)は
直接シャワーで行う方法、(c)は洗浄槽に浸漬して行
う方法を示す図である。
【符号の説明】
10 回転台 12 糸 20 円弧状ブラシ 30 ウエハ 32 エッジ部 34 ノッチ部 36 シャワー 40 洗浄槽 42 洗浄液

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノッチ部を有するウエハを水平面で回転
    させ、垂直方向に張った糸を緊張状態でウエハのエッジ
    部に押しつけてウエハのエッジ部及びノッチ部の洗浄を
    行うようにしたことを特徴とするウエハのエッジ部及び
    ノッチ部の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記糸を、その中心線を軸にして回転さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のウエ
    ハのエッジ部及びノッチ部の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 前記糸を、垂直方向に揺動させるように
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載のウエハの
    エッジ部及びノッチ部の洗浄方法。
JP10236663A 1998-08-24 1998-08-24 ウエハのエッジ部及びノッチ部の洗浄方法 Pending JP2000068242A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100460807B1 (ko) * 2002-07-08 2004-12-09 삼성전자주식회사 반도체소자 제조설비의 웨이퍼 외관 검사장치와 이를이용하는 세정설비 및 그 검사방법

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