JP3065061B1 - ウェハ洗浄装置 - Google Patents

ウェハ洗浄装置

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JP3065061B1
JP3065061B1 JP11028824A JP2882499A JP3065061B1 JP 3065061 B1 JP3065061 B1 JP 3065061B1 JP 11028824 A JP11028824 A JP 11028824A JP 2882499 A JP2882499 A JP 2882499A JP 3065061 B1 JP3065061 B1 JP 3065061B1
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wafers
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進也 山▲崎▼
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Abstract

【要約】 【課題】 整列配置したウェハ間に洗浄用あるいはリン
ス用の洗浄液や純水が良好に流入し、洗浄槽あるいはリ
ンス槽に供給する洗浄液や純水の流量を多くしなくて
も、十分な洗浄効果あるいはリンス効果を得ることがで
きるウェハ洗浄装置を提供する。 【解決手段】 洗浄槽又はリンス槽2内にウェハ保治具
4を設置する。ウェハ保治具4としては、周面に複数の
略楕円軌道状の斜め溝8が傾斜方向を交互に変えて所定
間隔毎に形成されてなる複数の回転可能な円柱状の支持
棒6を有し、斜め溝8にウェハWの周縁を係合させた状
態で複数の支持棒6の間に複数のウェハWを垂直に支持
して整列配置させるとともに、この状態で支持棒6を回
転させたときに、ウェハW間の間隔を変化させながらウ
ェハWを周方向に回転させるものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハの洗
浄やリンスを行うためのウェハ洗浄装置に関し、さらに
詳述すると、ウェハ表面全体を均一性良く、効果的に洗
浄あるいはリンスすることができるウェハ洗浄装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハを回転させながら洗浄ある
いはリンスする装置として、特開平3−62925号に
開示された水洗装置がある。この水洗装置は、底部から
純水が供給され上部開口より純水が溢れ出す水洗槽内に
垂直姿勢の略円盤状の多数枚のウェハを保持したキャリ
アを設置している。このキャリアは、多数枚のウェハを
厚さ方向に所定の間隔を開けて一列に整列配置した状態
で周方向に回転可能に保持する構成となっている。ま
た、水洗槽内には、円柱体が水平姿勢で周方向に回転可
能に設けられている。この円柱体は、キャリアによって
保持された多数枚のウェハの全ての外周面に外周面が当
接する構成である。そして、駆動手段が円柱体を回転駆
動し、これに伴って多数枚のウェハを回転させるような
構成になっている。上記水洗装置によれば、駆動手段が
円柱体を回転させると、これに連動してキャリアによっ
て保持された多数枚のウェハが周方向に回転することに
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平3−62925号の水洗装置のような従来の洗浄装
置あるいは水洗装置は、整列配置したウェハ間に洗浄用
薬液や水洗用純水が流入しにくいため、十分な洗浄効果
あるいは水洗効果が得られないものであった。そのた
め、例えば水洗装置においては、水洗槽内に供給する純
水の流量を多くしていたが、それでもウェハ表面に付着
している汚染物質や残留薬液の除去効果が不十分であっ
た。
【0004】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、整列配置したウェハ間に洗浄用あるいはリンス用の
洗浄液や純水が良好に流入し、洗浄槽あるいはリンス槽
に供給する洗浄液や純水の流量を多くしなくても、十分
な洗浄効果あるいはリンス効果を得ることができるウェ
ハ洗浄装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、洗浄槽又はリンス槽と、前記洗浄槽又はリ
ンス槽内に設置されたウェハ保治具とを具備し、前記ウ
ェハ保治具は、周面に複数の略楕円軌道状の斜め溝が傾
斜方向を交互に変えて所定間隔毎に形成されてなる複数
の回転可能な円柱状の支持棒を有し、前記斜め溝にウェ
ハの周縁を係合させた状態で前記複数の支持棒の間に複
数のウェハを垂直に支持して整列配置させるとともに、
この状態で支持棒を回転させたときに、ウェハ間の間隔
を変化させながらウェハを周方向に回転させるものであ
ることを特徴とするウェハ洗浄装置を提供する。
【0006】本発明のウェハ洗浄装置において、洗浄槽
又はリンス槽内に設けられたウェハ保治具は、複数の回
転可能な円柱状の支持棒の間にウェハを垂直に支持する
ものであり、上記支持棒の周面には、複数の略楕円軌道
状の斜め溝が傾斜方向を交互に変えて所定間隔毎に形成
されている。ウェハの洗浄あるいはリンス時には、前記
斜め溝にウェハの周縁を係合させた状態で支持棒により
ウェハを支持して整列配置させるとともに、支持棒を回
転させる。これにより、ウェハが周方向に回転するとと
もに、ウェハの周縁が前記斜め溝に係合していることに
より、ウェハの回転中にウェハ間の間隔が変化する。ウ
ェハの間隔が大きいときには、洗浄液あるいはリンス水
がウェハ間を効率良く流れる。ウェハの間隔が広がると
きには、洗浄液あるいはリンス水をウェハ間に引き込む
流れが発生し、またウェハの間隔が狭まるときには、ウ
ェハ間の洗浄液あるいはリンス水を吐き出す流れが発生
する。したがって、本発明によれば、上記のようなウェ
ハ間の間隔が変化することにより得られる効果と、ウェ
ハの回転により得られる効果とが相俟って、ウェハ表面
全体が均一性良く、効果的に洗浄あるいはリンスされ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例に
係る洗浄装置のウェハ正面から見た概略図、図2は同装
置のウェハ側面から見た概略図である。本例の洗浄装置
は、洗浄槽又はリンス槽2内にウェハ保治具4が設置さ
れている。
【0008】洗浄槽又はリンス槽2としては、任意の構
成のものを用いることができ、例えば、底部から洗浄液
あるいはリンス水が供給され、上部開口より洗浄液ある
いはリンス水が溢れ出す洗浄槽又はリンス槽などを用い
ることができる。また、洗浄槽又はリンス槽には必要に
応じシャワーノズル等を設けてもよい。
【0009】ウェハ保治具4は、複数(本例では4本)
の回転可能な円柱状の支持棒6の間に多数枚のウェハW
を垂直に支持するものである。各支持棒6の周面には、
図3に示すように、複数の略楕円軌道状の斜め溝8が傾
斜方向を交互に変えて所定間隔毎に形成されている。な
お、支持棒6の本数、斜め溝8の傾斜角度、斜め溝8の
間隔等は適宜設定することができる。
【0010】ウェハWの洗浄あるいはリンス時には、前
記斜め溝8にウェハWの周縁を係合させた状態で支持棒
6によりウェハWを支持し、これらウェハWをほぼ平行
な状態で整列配置させるとともに、支持棒6を回転させ
る。これにより、ウェハWが周方向に回転するととも
に、ウェハWの周縁が斜め溝8に係合していることによ
り、ウェハWの回転中にウェハW間の間隔は各ウェハW
間の平行状態を維持したまま変化する。
【0011】ウェハWの間隔が大きいときには、洗浄液
あるいはリンス水がウェハW間を効率良く流れる。ウェ
ハWの間隔が広がるときには、洗浄液あるいはリンス水
をウェハW間に引き込む流れが発生し、またウェハWの
間隔が狭まるときには、ウェハW間の洗浄液あるいはリ
ンス水を吐き出す流れが発生する。したがって、本発明
によれば、上記のようなウェハW間の間隔が変化するこ
とにより得られる効果と、ウェハの回転により得られる
効果とが相俟って、ウェハ表面全体が均一性良く、効果
的に洗浄あるいはリンスされる。
【0012】
【実験例】図1及び図2に示した本発明の洗浄装置と、
前記特開平3−62925号の水洗装置(従来法)とを
用い、純水をリンス水としてウェハのリンス処理を行っ
た。結果を図4に示す。図4より、本発明の洗浄装置に
よれば、ウェハ表面全体が均一性良く、効果的にリンス
されることがわかる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明のウェハ洗浄装置
によれば、整列配置したウェハ間に洗浄用あるいはリン
ス用の洗浄液や純水が良好に流入し、洗浄槽あるいはリ
ンス槽に供給する洗浄液や純水の流量を多くしなくて
も、十分な洗浄効果あるいはリンス効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る洗浄装置のウェハ正面
から見た概略図である。
【図2】同洗浄装置のウェハ側面から見た概略図であ
る。
【図3】ウェハ保治具の支持棒の拡大図である。
【図4】実験例の結果を示すグラフである。
【符号の説明】
2 洗浄槽又はリンス槽 4 ウェハ保治具 6 支持棒 8 斜め溝 W ウェハ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 642 B08B 3/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽又はリンス槽と、前記洗浄槽又は
    リンス槽内に設置されたウェハ保治具とを具備し、前記
    ウェハ保治具は、周面に複数の略楕円軌道状の斜め溝が
    傾斜方向を交互に変えて所定間隔毎に形成されてなる複
    数の回転可能な円柱状の支持棒を有し、前記斜め溝にウ
    ェハの周縁を係合させた状態で前記複数の支持棒の間に
    複数のウェハを垂直に支持して整列配置させるととも
    に、この状態で支持棒を回転させたときに、ウェハ間の
    間隔を変化させながらウェハを周方向に回転させるもの
    であることを特徴とするウェハ洗浄装置。
JP11028824A 1999-02-05 1999-02-05 ウェハ洗浄装置 Expired - Lifetime JP3065061B1 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11028824A JP3065061B1 (ja) 1999-02-05 1999-02-05 ウェハ洗浄装置

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JP6455319B2 (ja) * 2015-05-29 2019-01-23 株式会社Sumco 半導体ウェーハのエッチング装置及び半導体ウェーハのエッチング方法

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