JP2000067613A - 車両に用いられる前照灯設備 - Google Patents
車両に用いられる前照灯設備Info
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- JP2000067613A JP2000067613A JP11227744A JP22774499A JP2000067613A JP 2000067613 A JP2000067613 A JP 2000067613A JP 11227744 A JP11227744 A JP 11227744A JP 22774499 A JP22774499 A JP 22774499A JP 2000067613 A JP2000067613 A JP 2000067613A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/18—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights being additional front lights
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/30—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
- F21S41/32—Optical layout thereof
- F21S41/33—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature
- F21S41/334—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大きな構成スペースや大きな製造手間を必要
とせず、しかも現行の法規上の規則を変更することなし
に使用可能となるような前照灯設備を提供する。 【解決手段】 前照灯ユニット16によって、主光源2
0から放射された光線により形成された基本すれ違いビ
ーム束が放射され、該基本すれ違いビーム束によって基
本照度分布が形成され、基本すれ違いビーム束に対して
付加的に、少なくとも1つの別の光束が接続可能であ
り、該別の光束によって、基本照度分布とは異なる別の
照度分布が形成され、前照灯ユニット16が、主光源2
0に対して付加的に少なくとも1つの補助光源26を有
しており、該補助光源から放射された光線により前記別
の光束が形成されるようになっていて、しかも前照灯ユ
ニット16の同一の光線射出開口を通って射出するよう
になっている。
とせず、しかも現行の法規上の規則を変更することなし
に使用可能となるような前照灯設備を提供する。 【解決手段】 前照灯ユニット16によって、主光源2
0から放射された光線により形成された基本すれ違いビ
ーム束が放射され、該基本すれ違いビーム束によって基
本照度分布が形成され、基本すれ違いビーム束に対して
付加的に、少なくとも1つの別の光束が接続可能であ
り、該別の光束によって、基本照度分布とは異なる別の
照度分布が形成され、前照灯ユニット16が、主光源2
0に対して付加的に少なくとも1つの補助光源26を有
しており、該補助光源から放射された光線により前記別
の光束が形成されるようになっていて、しかも前照灯ユ
ニット16の同一の光線射出開口を通って射出するよう
になっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に用いられる
前照灯設備であって、少なくとも1つの前照灯ユニット
が設けられていて、該前照灯ユニットが、リフレクタと
主光源とを有しており、該前照灯ユニットによって、主
光源から放射された光線により形成された基本すれ違い
ビーム束が放射されるようになっており、該基本すれ違
いビーム束によって基本照度分布が形成されるようにな
っており、基本すれ違いビーム束に対して付加的に、少
なくとも1つの別の光束が接続可能であり、該別の光束
によって、基本照度分布とは異なる別の照度分布が形成
されるようになっている形式のものに関する。
前照灯設備であって、少なくとも1つの前照灯ユニット
が設けられていて、該前照灯ユニットが、リフレクタと
主光源とを有しており、該前照灯ユニットによって、主
光源から放射された光線により形成された基本すれ違い
ビーム束が放射されるようになっており、該基本すれ違
いビーム束によって基本照度分布が形成されるようにな
っており、基本すれ違いビーム束に対して付加的に、少
なくとも1つの別の光束が接続可能であり、該別の光束
によって、基本照度分布とは異なる別の照度分布が形成
されるようになっている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の前照灯設備は、ドイツ
連邦共和国特許出願公開第4313914号明細書に基
づき公知である。この公知の前照灯設備は、リフレクタ
と主光源とを有する前照灯ユニットを有している。この
前照灯ユニットによって、主光源から放射された光線に
より形成された基本すれ違いビーム束が放射され、この
基本すれ違いビーム束によって基本照度分布が形成され
るようになっている。この公知の前照灯設備では、基本
すれ違いビーム束に対して付加的に、少なくとも1つの
別の光束が接続可能であり、この別の光束によって、基
本照度分布とは異なる照度分布が形成されるようになっ
ている。この別の光束は別の前照灯ユニットによって形
成され、この別の前照灯ユニットは専用のリフレクタと
専用の光源とを有している。このことは、前照灯設備の
ための大きな構成スペースや、大きな製造手間を必要と
する。さらに、少なくとも欧州では、このような互いに
別個の前照灯ユニットを備えた前照灯設備を許可する法
規上の基礎がまだ存在していない。
連邦共和国特許出願公開第4313914号明細書に基
づき公知である。この公知の前照灯設備は、リフレクタ
と主光源とを有する前照灯ユニットを有している。この
前照灯ユニットによって、主光源から放射された光線に
より形成された基本すれ違いビーム束が放射され、この
基本すれ違いビーム束によって基本照度分布が形成され
るようになっている。この公知の前照灯設備では、基本
すれ違いビーム束に対して付加的に、少なくとも1つの
別の光束が接続可能であり、この別の光束によって、基
本照度分布とは異なる照度分布が形成されるようになっ
ている。この別の光束は別の前照灯ユニットによって形
成され、この別の前照灯ユニットは専用のリフレクタと
専用の光源とを有している。このことは、前照灯設備の
ための大きな構成スペースや、大きな製造手間を必要と
する。さらに、少なくとも欧州では、このような互いに
別個の前照灯ユニットを備えた前照灯設備を許可する法
規上の基礎がまだ存在していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の前照灯設備を改良して、大きな構成スペ
ースや大きな製造手間が必要とされず、しかも現存の法
規上の規則を変更することなしに使用可能となるような
前照灯設備を提供することである。
で述べた形式の前照灯設備を改良して、大きな構成スペ
ースや大きな製造手間が必要とされず、しかも現存の法
規上の規則を変更することなしに使用可能となるような
前照灯設備を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、前照灯ユニットが、主光源に対し
て付加的に少なくとも1つの補助光源を有しており、該
補助光源から放射された光線により前記別の光束が形成
されるようになっていて、しかも前照灯ユニットの同一
の光線射出開口を通って射出するようにした。
に本発明の構成では、前照灯ユニットが、主光源に対し
て付加的に少なくとも1つの補助光源を有しており、該
補助光源から放射された光線により前記別の光束が形成
されるようになっていて、しかも前照灯ユニットの同一
の光線射出開口を通って射出するようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明による前照灯設備には、従来のも
のに比べて次のような利点がある。すなわち、少なくと
も1つの別の光束を形成するために、付加的に少なくと
も1つの補助光源しか必要とならず、したがって前照灯
設備は、極めて小さな構成スペースや、僅かな構成手間
しか必要としない。しかも、本発明による前照灯設備
は、現行の法規上の規則を変更することなく使用可能で
ある。なぜならば、別の光束が、基本すれ違いビーム束
と同じ前照灯ユニットから放射されるからである。
のに比べて次のような利点がある。すなわち、少なくと
も1つの別の光束を形成するために、付加的に少なくと
も1つの補助光源しか必要とならず、したがって前照灯
設備は、極めて小さな構成スペースや、僅かな構成手間
しか必要としない。しかも、本発明による前照灯設備
は、現行の法規上の規則を変更することなく使用可能で
ある。なぜならば、別の光束が、基本すれ違いビーム束
と同じ前照灯ユニットから放射されるからである。
【0006】請求項2以下には、本発明による前照灯設
備の有利な構成が記載されている。請求項4に記載の構
成では、前記別の光束によってカーブ走行時の視認条件
が改善される。請求項5または請求項6に記載の構成で
は、前記別の光束を側方へ向けることが簡単に可能とな
る。請求項8に記載の構成では、前記別の光束により、
たとえば高速道路走行時の高い速度における視認条件が
改善される。請求項9に記載の構成では、唯一つの補助
光源を使用するだけで、2種の別の光束の選択的な接続
が可能となる。
備の有利な構成が記載されている。請求項4に記載の構
成では、前記別の光束によってカーブ走行時の視認条件
が改善される。請求項5または請求項6に記載の構成で
は、前記別の光束を側方へ向けることが簡単に可能とな
る。請求項8に記載の構成では、前記別の光束により、
たとえば高速道路走行時の高い速度における視認条件が
改善される。請求項9に記載の構成では、唯一つの補助
光源を使用するだけで、2種の別の光束の選択的な接続
が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【0008】図1〜図4に示した、車両、特に自動車に
用いられる前照灯設備は、公知の形式で2つの前照灯1
0を有している。図面には、両前照灯のうちの一方しか
図示されていない。前照灯10は公知の形式で、車両の
前側、たとえば車両のボディまたはフロント部分に配置
されている。前照灯10は少なくとも、すれ違いビーム
(ロービーム)を形成するために働くが、しかし図1お
よび図3に示したように、別の機能のためにも働くこと
ができる。たとえば前照灯は、ターンシグナルランプ1
2およびフォグランプ14と共に1つの複合前照灯ユニ
ットにまとめられている。
用いられる前照灯設備は、公知の形式で2つの前照灯1
0を有している。図面には、両前照灯のうちの一方しか
図示されていない。前照灯10は公知の形式で、車両の
前側、たとえば車両のボディまたはフロント部分に配置
されている。前照灯10は少なくとも、すれ違いビーム
(ロービーム)を形成するために働くが、しかし図1お
よび図3に示したように、別の機能のためにも働くこと
ができる。たとえば前照灯は、ターンシグナルランプ1
2およびフォグランプ14と共に1つの複合前照灯ユニ
ットにまとめられている。
【0009】前照灯10は前照灯ユニット16を有して
おり、この前照灯ユニット16は少なくともすれ違いビ
ームを形成するために働く。この前照灯ユニット16
は、凹面状に湾曲されたリフレクタ18を有しており、
このリフレクタ18内には、主光源20が挿入されてい
る。主光源20としては、白熱ランプまたは有利にはガ
ス放電ランプを使用することができる。主光源20から
放射された光線はリフレクタ18によって反射され、こ
の場合、この光線は、少なくともすれ違いビームの照度
に関して規定された既存の法規上の最低要件を満たすす
れ違いビーム束を形成する。前照灯ユニット16は、こ
の前照灯ユニット16の光線射出開口(アパーチュア)
を閉鎖する光透過性のカバー板22を有していてよい。
このカバー板22は場合によっては光学的な成形体(o
ptisch.Profile)24、つまり「レンズ
カット」を有していてよく、これらの光学的な成形体2
4もしくはレンズカットによって、リフレクタ18によ
り反射された光線は変向され、この場合、この光線は所
要の照度分布を形成するようになる。
おり、この前照灯ユニット16は少なくともすれ違いビ
ームを形成するために働く。この前照灯ユニット16
は、凹面状に湾曲されたリフレクタ18を有しており、
このリフレクタ18内には、主光源20が挿入されてい
る。主光源20としては、白熱ランプまたは有利にはガ
ス放電ランプを使用することができる。主光源20から
放射された光線はリフレクタ18によって反射され、こ
の場合、この光線は、少なくともすれ違いビームの照度
に関して規定された既存の法規上の最低要件を満たすす
れ違いビーム束を形成する。前照灯ユニット16は、こ
の前照灯ユニット16の光線射出開口(アパーチュア)
を閉鎖する光透過性のカバー板22を有していてよい。
このカバー板22は場合によっては光学的な成形体(o
ptisch.Profile)24、つまり「レンズ
カット」を有していてよく、これらの光学的な成形体2
4もしくはレンズカットによって、リフレクタ18によ
り反射された光線は変向され、この場合、この光線は所
要の照度分布を形成するようになる。
【0010】また、前照灯ユニット16が走行ビーム
(ハイビーム)を形成するためにも働くような構成も考
えられる。この場合、たとえば主光源20として2つの
つる巻き状のフィラメントを備えた白熱ランプを使用す
ることができる。両フィラメントのうちの一方のフィラ
メントはすれ違いビームを形成するために作動され、他
方のフィラメントは走行ビームを形成するために作動さ
れる。白熱ランプとしては、たとえばタイプH4のラン
プを使用することができる。主光源20としてガス放電
ランプが使用される場合には、このガス放電ランプがリ
フレクタ18に対して相対的に、すれ違いビームのため
の位置と、走行ビームのための位置との間で運動可能と
なる。すれ違いビームのための位置においてガス放電ラ
ンプは、アークから放射された光線がリフレクタ18に
よって反射されて、この光線が場合によってはカバー板
22の光学的な成形体(レンズカット)24の作用と共
にすれ違いビーム束を形成するように配置されている。
走行ビームのための位置においてガス放電ランプは、光
線アークにより放射された光線がリフレクタ18によっ
て反射されて、この光線が場合によってはカバー板22
の光学的な成形体(レンズカット)24の作用と共に走
行ビーム束を形成するように配置されている。ガス放電
ランプのこのような調節に関しては、ドイツ連邦共和国
特許出願公開第4435507号明細書に詳しく記載さ
れている。
(ハイビーム)を形成するためにも働くような構成も考
えられる。この場合、たとえば主光源20として2つの
つる巻き状のフィラメントを備えた白熱ランプを使用す
ることができる。両フィラメントのうちの一方のフィラ
メントはすれ違いビームを形成するために作動され、他
方のフィラメントは走行ビームを形成するために作動さ
れる。白熱ランプとしては、たとえばタイプH4のラン
プを使用することができる。主光源20としてガス放電
ランプが使用される場合には、このガス放電ランプがリ
フレクタ18に対して相対的に、すれ違いビームのため
の位置と、走行ビームのための位置との間で運動可能と
なる。すれ違いビームのための位置においてガス放電ラ
ンプは、アークから放射された光線がリフレクタ18に
よって反射されて、この光線が場合によってはカバー板
22の光学的な成形体(レンズカット)24の作用と共
にすれ違いビーム束を形成するように配置されている。
走行ビームのための位置においてガス放電ランプは、光
線アークにより放射された光線がリフレクタ18によっ
て反射されて、この光線が場合によってはカバー板22
の光学的な成形体(レンズカット)24の作用と共に走
行ビーム束を形成するように配置されている。ガス放電
ランプのこのような調節に関しては、ドイツ連邦共和国
特許出願公開第4435507号明細書に詳しく記載さ
れている。
【0011】前照灯ユニット16のリフレクタ18に
は、主光源20に対して付加的に、少なくとも1つの補
助光源26が挿入されている。補助光源26としては、
ガス放電ランプまたは有利には白熱ランプを使用するこ
とができる。白熱ランプとしては、タイプH1、H7、
H8、H9またはH11のランプを使用することができ
る。この補助光源26から放射された光線は、やはりリ
フレクタ18によって反射され、この場合、この光線は
別の光束を形成する。この別の光束は、主光源20から
放射された光線により形成された基本すれ違いビーム束
によって形成される基本照度分布とは異なる照度分布を
形成する。補助光源26から放射されかつリフレクタ1
8により反射された光線は、主光源20から放射されか
つリフレクタ18により反射された光線と同じ光線射出
開口を通過する。リフレクタ18は補助光源26のため
に専用のリフレクタチャンバを有していない。リフレク
タ18は唯一つの一貫したリフレクタチャンバしか有し
ておらず、この唯一つのリフレクタチャンバ内に主光源
20も補助光源26も配置されている。しかし、リフレ
クタ18の湾曲は、以下に詳しく説明するように範囲毎
に互いに異なるように形成されていてよい。補助光源2
6から放射されかつリフレクタ18により反射された光
線は、所要の照度分布を形成するために、カバー板22
の光学的な成形体(レンズカット)24によって変向さ
せることができる。
は、主光源20に対して付加的に、少なくとも1つの補
助光源26が挿入されている。補助光源26としては、
ガス放電ランプまたは有利には白熱ランプを使用するこ
とができる。白熱ランプとしては、タイプH1、H7、
H8、H9またはH11のランプを使用することができ
る。この補助光源26から放射された光線は、やはりリ
フレクタ18によって反射され、この場合、この光線は
別の光束を形成する。この別の光束は、主光源20から
放射された光線により形成された基本すれ違いビーム束
によって形成される基本照度分布とは異なる照度分布を
形成する。補助光源26から放射されかつリフレクタ1
8により反射された光線は、主光源20から放射されか
つリフレクタ18により反射された光線と同じ光線射出
開口を通過する。リフレクタ18は補助光源26のため
に専用のリフレクタチャンバを有していない。リフレク
タ18は唯一つの一貫したリフレクタチャンバしか有し
ておらず、この唯一つのリフレクタチャンバ内に主光源
20も補助光源26も配置されている。しかし、リフレ
クタ18の湾曲は、以下に詳しく説明するように範囲毎
に互いに異なるように形成されていてよい。補助光源2
6から放射されかつリフレクタ18により反射された光
線は、所要の照度分布を形成するために、カバー板22
の光学的な成形体(レンズカット)24によって変向さ
せることができる。
【0012】リフレクタ18は、たとえば主光源20の
周囲に位置する部分範囲28における形状に関して、主
光源20から放射された光線が所要の基本すれ違いビー
ム束を形成する目的で好都合に反射されるように設計さ
れている。リフレクタ18の、補助光源26の周囲に位
置する部分範囲30における形状は、補助光源26から
放射された光線が別の光束を形成する目的で好都合に反
射されるように設計されている。この場合、それぞれ他
方の光源、つまり主光源20もしくは補助光源26から
放射された光線が、リフレクタ18の、この光源のため
には最適化されていない部分範囲30もしくは部分範囲
28によって不都合に、つまりたとえば眩惑を生ぜしめ
るように反射されないようにすることも考慮されてい
る。補助光源26およびこの補助光源26に対応する、
リフレクタ18の部分範囲30は、図1に示したように
主光源20およびこの主光源20に対応する、リフレク
タ18の部分範囲28に側方で並んで配置されていてよ
い。また、補助光源26および対応する部分範囲30
が、主光源20および対応する部分範囲28に関して下
方または上方あるいは任意の別の形式で配置されている
ような構成も考えられる。
周囲に位置する部分範囲28における形状に関して、主
光源20から放射された光線が所要の基本すれ違いビー
ム束を形成する目的で好都合に反射されるように設計さ
れている。リフレクタ18の、補助光源26の周囲に位
置する部分範囲30における形状は、補助光源26から
放射された光線が別の光束を形成する目的で好都合に反
射されるように設計されている。この場合、それぞれ他
方の光源、つまり主光源20もしくは補助光源26から
放射された光線が、リフレクタ18の、この光源のため
には最適化されていない部分範囲30もしくは部分範囲
28によって不都合に、つまりたとえば眩惑を生ぜしめ
るように反射されないようにすることも考慮されてい
る。補助光源26およびこの補助光源26に対応する、
リフレクタ18の部分範囲30は、図1に示したように
主光源20およびこの主光源20に対応する、リフレク
タ18の部分範囲28に側方で並んで配置されていてよ
い。また、補助光源26および対応する部分範囲30
が、主光源20および対応する部分範囲28に関して下
方または上方あるいは任意の別の形式で配置されている
ような構成も考えられる。
【0013】図5には、前照灯の前方に間隔を置いて配
置された測定スクリーン80が図示されている。この測
定スクリーン80は前照灯ユニット16から放射された
光線によって照明される。測定スクリーン80は鉛直な
中心平面VVと、水平な中心平面HHとを有しており、
両中心平面は点HVで互いに交差する。測定スクリーン
80は、主光源20から放射されかつ前照灯ユニット1
6から射出する基本すれ違いビーム束によって範囲82
において照明される。この範囲82は上方に向かって明
暗境界(明暗カットオフライン)によって制限されてお
り、この明暗境界は、対向車線側において、つまり図示
の実施例では右側通行に関して測定スクリーン80の左
側において、測定スクリーン80の水平な中心平面HH
よりも下方に延びるほぼ水平な区分84を有している。
自車側の走行車線、つまり右側通行の場合に測定スクリ
ーン80の右側では、明暗境界は水平な区分84を起点
として測定スクリーン80の右側の縁部に向かって上昇
する区分85を有している。範囲82における照度分布
は、同じ照度の複数の線86、つまり「等照度曲線」に
よって表されている。範囲82は前照灯ユニット16か
ら放射された基本すれ違いビーム束によって照明され、
この場合、すれ違いビームに関して設定された既存の法
規上の最低要件が範囲82の照度および延在長さの点で
満たされるが、しかし法規上許容される最大照度は達成
されない。
置された測定スクリーン80が図示されている。この測
定スクリーン80は前照灯ユニット16から放射された
光線によって照明される。測定スクリーン80は鉛直な
中心平面VVと、水平な中心平面HHとを有しており、
両中心平面は点HVで互いに交差する。測定スクリーン
80は、主光源20から放射されかつ前照灯ユニット1
6から射出する基本すれ違いビーム束によって範囲82
において照明される。この範囲82は上方に向かって明
暗境界(明暗カットオフライン)によって制限されてお
り、この明暗境界は、対向車線側において、つまり図示
の実施例では右側通行に関して測定スクリーン80の左
側において、測定スクリーン80の水平な中心平面HH
よりも下方に延びるほぼ水平な区分84を有している。
自車側の走行車線、つまり右側通行の場合に測定スクリ
ーン80の右側では、明暗境界は水平な区分84を起点
として測定スクリーン80の右側の縁部に向かって上昇
する区分85を有している。範囲82における照度分布
は、同じ照度の複数の線86、つまり「等照度曲線」に
よって表されている。範囲82は前照灯ユニット16か
ら放射された基本すれ違いビーム束によって照明され、
この場合、すれ違いビームに関して設定された既存の法
規上の最低要件が範囲82の照度および延在長さの点で
満たされるが、しかし法規上許容される最大照度は達成
されない。
【0014】そこで本発明の第1実施例では、補助光源
26から放射されて、リフレクタ18の部分範囲30に
より反射されかつ前照灯ユニット16から射出する別の
光束が、片側または両側で側方へ向けられている。この
別の光束は片側または両側の水平散乱を有していてもよ
い。この場合、リフレクタ18の部分範囲30は図2に
示したように、その光軸31が部分範囲28の光軸29
に対して同一の水平な平面内で、光束を向けたい方向へ
旋回させられていてよい。択一的または付加的に、補助
光源26の長手方向軸線27が同一の水平な平面内でリ
フレクタ18の部分範囲28の光軸29に対して旋回さ
せられた状態で配置されていることも考えられる。この
ような構成には次のような利点がある。すなわち、カバ
ー板22の光学的な成形体(レンズカット)24による
光線の変向度が少なくて済むようになり、ひいてはこれ
らの光学的な成形体24を一層単純に形成することがで
きるようになる。
26から放射されて、リフレクタ18の部分範囲30に
より反射されかつ前照灯ユニット16から射出する別の
光束が、片側または両側で側方へ向けられている。この
別の光束は片側または両側の水平散乱を有していてもよ
い。この場合、リフレクタ18の部分範囲30は図2に
示したように、その光軸31が部分範囲28の光軸29
に対して同一の水平な平面内で、光束を向けたい方向へ
旋回させられていてよい。択一的または付加的に、補助
光源26の長手方向軸線27が同一の水平な平面内でリ
フレクタ18の部分範囲28の光軸29に対して旋回さ
せられた状態で配置されていることも考えられる。この
ような構成には次のような利点がある。すなわち、カバ
ー板22の光学的な成形体(レンズカット)24による
光線の変向度が少なくて済むようになり、ひいてはこれ
らの光学的な成形体24を一層単純に形成することがで
きるようになる。
【0015】たとえば、この別の光束は片側で側方へ向
けられているので、この別の光束によって測定スクリー
ン80の範囲88が照明される。この範囲88は測定ス
クリーン80の左側または右側に配置されていてよく、
少なくとも水平方向において少なくとも部分的に範囲8
2を超えて突出している。別の光束が両側で側方へ向け
られている場合、つまり両側の側方散乱を有している場
合には、範囲88が両側で範囲82を超えて突出してい
てよい。範囲88は上方に向かって、明暗境界89によ
って仕切られている。この明暗境界89はほぼ水平方向
で、範囲82の明暗境界の区分84とほぼ同じ高さに延
びているか、またはこの区分84よりも下方に延びてい
る。範囲88は部分的に範囲82と重なっているが、し
かしこの場合、測定スクリーン80が範囲82における
基本すれ違いビーム束と、範囲88における別の光束と
によって同時に照明された場合でも、すれ違いビームの
ために許容される最大照度値は超過されない。測定スク
リーン80には、主光源20から放射されてリフレクタ
18の部分範囲28により反射されかつ前照灯ユニット
16から射出した走行ビーム束もしくはハイビーム束に
よって照明される範囲87も示されている。この範囲8
7は範囲82に対して上方に向かってずらされており、
この範囲87には、範囲82における照度値よりも高い
照度値が存在している。
けられているので、この別の光束によって測定スクリー
ン80の範囲88が照明される。この範囲88は測定ス
クリーン80の左側または右側に配置されていてよく、
少なくとも水平方向において少なくとも部分的に範囲8
2を超えて突出している。別の光束が両側で側方へ向け
られている場合、つまり両側の側方散乱を有している場
合には、範囲88が両側で範囲82を超えて突出してい
てよい。範囲88は上方に向かって、明暗境界89によ
って仕切られている。この明暗境界89はほぼ水平方向
で、範囲82の明暗境界の区分84とほぼ同じ高さに延
びているか、またはこの区分84よりも下方に延びてい
る。範囲88は部分的に範囲82と重なっているが、し
かしこの場合、測定スクリーン80が範囲82における
基本すれ違いビーム束と、範囲88における別の光束と
によって同時に照明された場合でも、すれ違いビームの
ために許容される最大照度値は超過されない。測定スク
リーン80には、主光源20から放射されてリフレクタ
18の部分範囲28により反射されかつ前照灯ユニット
16から射出した走行ビーム束もしくはハイビーム束に
よって照明される範囲87も示されている。この範囲8
7は範囲82に対して上方に向かってずらされており、
この範囲87には、範囲82における照度値よりも高い
照度値が存在している。
【0016】図6には、前照灯ユニット16から放射さ
れた基本すれ違いビーム束と、別の光束とによって車両
の前方に生ぜしめられた照明状況が、鳥瞰図として示さ
れている。主光源20から放射された光線により形成さ
れた基本すれ違いビーム束によって、範囲91が照明さ
れ、補助光源26から放射された光線により形成された
別の光束によって範囲92が照明される。範囲92は片
側で左側または右側に向けられて範囲91を超えて延び
ているか、あるいは両側で範囲91を超えて延びていて
よい。
れた基本すれ違いビーム束と、別の光束とによって車両
の前方に生ぜしめられた照明状況が、鳥瞰図として示さ
れている。主光源20から放射された光線により形成さ
れた基本すれ違いビーム束によって、範囲91が照明さ
れ、補助光源26から放射された光線により形成された
別の光束によって範囲92が照明される。範囲92は片
側で左側または右側に向けられて範囲91を超えて延び
ているか、あるいは両側で範囲91を超えて延びていて
よい。
【0017】別の光束により、車両前方の側方照明は左
側または右側に向かって、あるいは両側に向かって改善
される。このことは特にカーブ走行時に有利である。既
に前で述べたように、車両には2つの前照灯10が配置
されており、この場合、一方の前照灯10の前照灯ユニ
ット16の補助光源26によって、片側で左側に向けら
れた別の光束を形成し、他方の前照灯10の前照灯ユニ
ット16の補助光源26によって、片側で右側に向けら
れた別の光束を形成することができる。こうして、左カ
ーブまたは右カーブの走行時には、いずれか一方の前照
灯ユニット16の補助光源26を選択的に接続(スイッ
チオン)することによって、路面照明を改善することが
できる。また択一的な構成では、両前照灯10の前照灯
ユニット16の補助光源26によって、両側で水平方向
に散乱された別の光束を形成することも可能である。こ
の場合、カーブ走行時では両前照灯10の前照灯ユニッ
ト16の両補助光源26が接続される。
側または右側に向かって、あるいは両側に向かって改善
される。このことは特にカーブ走行時に有利である。既
に前で述べたように、車両には2つの前照灯10が配置
されており、この場合、一方の前照灯10の前照灯ユニ
ット16の補助光源26によって、片側で左側に向けら
れた別の光束を形成し、他方の前照灯10の前照灯ユニ
ット16の補助光源26によって、片側で右側に向けら
れた別の光束を形成することができる。こうして、左カ
ーブまたは右カーブの走行時には、いずれか一方の前照
灯ユニット16の補助光源26を選択的に接続(スイッ
チオン)することによって、路面照明を改善することが
できる。また択一的な構成では、両前照灯10の前照灯
ユニット16の補助光源26によって、両側で水平方向
に散乱された別の光束を形成することも可能である。こ
の場合、カーブ走行時では両前照灯10の前照灯ユニッ
ト16の両補助光源26が接続される。
【0018】補助光源26の接続・遮断、つまりオンオ
フ切換は、自動的な制御装置40によって行うことがで
きる。この制御装置40は少なくとも1つのセンサ装置
に接続されており、このセンサ装置によって、たとえば
車両の操舵旋回が検出される。この場合、制御装置40
によって対応する補助光源26が接続され、この補助光
源26の光線はカーブの経過に相応して片側に向けられ
た光束を形成する。このセンサ装置によって、車両の方
向指示器の操作をも検出することができる。その場合、
制御装置40によって対応する補助光源26が接続さ
れ、この補助光源26の光線は、方向指示器により設定
された走行方向に相応して片側に向けられた光束を形成
する。さらに、制御装置40は車両のナビゲーションシ
ステムに接続されていてもよい。このナビゲーションシ
ステムは車両の現在位置や車両前方の路面経過に関する
情報を処理する。この場合、制御装置40による補助光
源26の接続は車両前方の路面経過に相応して行われ
る。この場合、カーブの存在が既に実際に通過する前に
検知され、カーブの方向における照明が既にカーブへの
進入時に、対応する補助光源26の接続によって改善す
ることができるので有利である。
フ切換は、自動的な制御装置40によって行うことがで
きる。この制御装置40は少なくとも1つのセンサ装置
に接続されており、このセンサ装置によって、たとえば
車両の操舵旋回が検出される。この場合、制御装置40
によって対応する補助光源26が接続され、この補助光
源26の光線はカーブの経過に相応して片側に向けられ
た光束を形成する。このセンサ装置によって、車両の方
向指示器の操作をも検出することができる。その場合、
制御装置40によって対応する補助光源26が接続さ
れ、この補助光源26の光線は、方向指示器により設定
された走行方向に相応して片側に向けられた光束を形成
する。さらに、制御装置40は車両のナビゲーションシ
ステムに接続されていてもよい。このナビゲーションシ
ステムは車両の現在位置や車両前方の路面経過に関する
情報を処理する。この場合、制御装置40による補助光
源26の接続は車両前方の路面経過に相応して行われ
る。この場合、カーブの存在が既に実際に通過する前に
検知され、カーブの方向における照明が既にカーブへの
進入時に、対応する補助光源26の接続によって改善す
ることができるので有利である。
【0019】制御装置40は択一的または付加的に、車
両のビークルダイナミックコントロール装置にも接続さ
れていてよい。このビークルダイナミックコントロール
装置は、たとえば車両のヨーレートを検出するためのセ
ンサ装置を有している。この場合、制御装置40による
補助光源26の接続は、車両のヨーレートに関連して行
われる。制御装置40には、さらに択一的または付加的
に、車両の目下の速度に関する信号を供給することがで
きる。この場合、制御装置40による補助光源26の接
続は有利には低い速度において行なわれ、比較的高い速
度では補助光源26が遮断される。制御装置40はさら
に、車両に設けられた、車両前方の対象物およびこの対
象物と車両との距離を検出するためのセンサ装置を備え
た装置に接続されていてもよい。この装置は、たとえば
自動的な走行速度コントロール装置または自動的な車両
案内装置であってよい。この自動的な車両案内装置は車
両運転者の干渉なしに車両の案内を可能にする。
両のビークルダイナミックコントロール装置にも接続さ
れていてよい。このビークルダイナミックコントロール
装置は、たとえば車両のヨーレートを検出するためのセ
ンサ装置を有している。この場合、制御装置40による
補助光源26の接続は、車両のヨーレートに関連して行
われる。制御装置40には、さらに択一的または付加的
に、車両の目下の速度に関する信号を供給することがで
きる。この場合、制御装置40による補助光源26の接
続は有利には低い速度において行なわれ、比較的高い速
度では補助光源26が遮断される。制御装置40はさら
に、車両に設けられた、車両前方の対象物およびこの対
象物と車両との距離を検出するためのセンサ装置を備え
た装置に接続されていてもよい。この装置は、たとえば
自動的な走行速度コントロール装置または自動的な車両
案内装置であってよい。この自動的な車両案内装置は車
両運転者の干渉なしに車両の案内を可能にする。
【0020】前照灯設備の第2実施例では、補助光源2
6から放射されてリフレクタ18の部分範囲30により
反射されかつ前照灯ユニット16から射出した別の光束
が、集中された(konzentriert.)光束で
ある。図7には、やはり測定スクリーン80が示されて
おり、この測定スクリーン80は、主光源20から放射
された光線により形成された基本すれ違いビーム束によ
って範囲93において照明される。この範囲93では、
図5の範囲82に比べて両区分84,85の明暗境界の
下方では小さな照度値しか存在していないが、しかし範
囲93は範囲82に比べて、より大きな水平方向幅を有
していてよい。測定スクリーン80は補助光源26から
放射された光線により形成された別の光束によって、範
囲94において照明される。この範囲94は少なくとも
ほぼ範囲93の内側で明暗境界84,85の下方に接す
るように、鉛直な中心平面VVの両側においてこの中心
平面VVに対して対称的に位置しているか、またはこの
鉛直な中心平面VVに対して自車の走行レーンに向かっ
て、つまり右側通行の場合には右側に向かってずらされ
て位置している。したがって、補助光源26から放射さ
れた光線により形成された別の光束によって、特に車両
前方の遠方範囲が増幅されて照明される。
6から放射されてリフレクタ18の部分範囲30により
反射されかつ前照灯ユニット16から射出した別の光束
が、集中された(konzentriert.)光束で
ある。図7には、やはり測定スクリーン80が示されて
おり、この測定スクリーン80は、主光源20から放射
された光線により形成された基本すれ違いビーム束によ
って範囲93において照明される。この範囲93では、
図5の範囲82に比べて両区分84,85の明暗境界の
下方では小さな照度値しか存在していないが、しかし範
囲93は範囲82に比べて、より大きな水平方向幅を有
していてよい。測定スクリーン80は補助光源26から
放射された光線により形成された別の光束によって、範
囲94において照明される。この範囲94は少なくとも
ほぼ範囲93の内側で明暗境界84,85の下方に接す
るように、鉛直な中心平面VVの両側においてこの中心
平面VVに対して対称的に位置しているか、またはこの
鉛直な中心平面VVに対して自車の走行レーンに向かっ
て、つまり右側通行の場合には右側に向かってずらされ
て位置している。したがって、補助光源26から放射さ
れた光線により形成された別の光束によって、特に車両
前方の遠方範囲が増幅されて照明される。
【0021】図8には、前照灯ユニット16から放射さ
れた基本すれ違いビーム束と、別の光束とによって車両
前方に生ぜしめられた照明状況が鳥瞰図として示されて
いる。主光源20から放射された光線により形成された
基本すれ違いビーム束によって範囲95が照明され、補
助光源26から放射された光線により形成された別の光
束によって範囲96が照明される。この範囲96は少な
くとも自車の走行レーン側において、つまり右側通行の
場合には右側の走行レーン側において、範囲95よりも
遠くにまで到達するので、この光束によって遠方範囲が
増幅されて照明される。
れた基本すれ違いビーム束と、別の光束とによって車両
前方に生ぜしめられた照明状況が鳥瞰図として示されて
いる。主光源20から放射された光線により形成された
基本すれ違いビーム束によって範囲95が照明され、補
助光源26から放射された光線により形成された別の光
束によって範囲96が照明される。この範囲96は少な
くとも自車の走行レーン側において、つまり右側通行の
場合には右側の走行レーン側において、範囲95よりも
遠くにまで到達するので、この光束によって遠方範囲が
増幅されて照明される。
【0022】前照灯設備のこの第2実施例では、たとえ
ば補助光源26の接続を、車両の目下の速度に関する信
号が供給される制御装置40によって行うことができ
る。この場合、規定の速度が超過されると、補助光源2
6の接続が行われる。なぜならば、速度が増大するにつ
れて、車両前方の遠方範囲を照明することが有利になる
からである。また、補助光源26を可変の光量(Lic
htabgabe)で作動させることもできる。この場
合、速度が増大するにつれて、補助光源26の光量が高
められるので、車両前方の遠方範囲はますます増幅され
て照明される。この場合、制御装置40は前照灯設備の
第1実施例において既に説明したように、自動的な走行
速度コントロール装置または自動的な車両案内装置に接
続されていてもよい。自動的な車両案内装置は、車両前
方に存在する対象物およびこの対象物と車両との距離を
検出するセンサ装置を有している。対象物が検出されな
い場合、または車両前方に大きな距離をおいて存在する
対象物しか検出されない場合には、制御装置40によっ
て補助光源26が接続され、車両前方の遠方範囲が増幅
されて照明される。車両前方に小さな距離を置いて対象
物が存在する場合には、補助光源26は遮断される。
ば補助光源26の接続を、車両の目下の速度に関する信
号が供給される制御装置40によって行うことができ
る。この場合、規定の速度が超過されると、補助光源2
6の接続が行われる。なぜならば、速度が増大するにつ
れて、車両前方の遠方範囲を照明することが有利になる
からである。また、補助光源26を可変の光量(Lic
htabgabe)で作動させることもできる。この場
合、速度が増大するにつれて、補助光源26の光量が高
められるので、車両前方の遠方範囲はますます増幅され
て照明される。この場合、制御装置40は前照灯設備の
第1実施例において既に説明したように、自動的な走行
速度コントロール装置または自動的な車両案内装置に接
続されていてもよい。自動的な車両案内装置は、車両前
方に存在する対象物およびこの対象物と車両との距離を
検出するセンサ装置を有している。対象物が検出されな
い場合、または車両前方に大きな距離をおいて存在する
対象物しか検出されない場合には、制御装置40によっ
て補助光源26が接続され、車両前方の遠方範囲が増幅
されて照明される。車両前方に小さな距離を置いて対象
物が存在する場合には、補助光源26は遮断される。
【0023】特に前照灯設備が、専ら市街地交通におい
て低い速度で使用されるような車両、たとえば電気自動
車において使用される場合には、主光源20から放射さ
れた光線により形成された基本すれ違いビーム束が、小
さな到達距離と、比較的大きな水平方向散乱とを有して
いてよい。このことは、たとえば低い速度での走行にと
って有利であって、図7に示した測定スクリーン80の
範囲93および図8に示した範囲95により示されてい
る。この場合、主光源20としては、比較的小さな出力
しか有しない光源、たとえば35ワットの出力を有する
タイプH8の白熱ランプを使用することができる。車両
が市街地外で、より高い速度で運動させられると、補助
光源26が接続されて、車両前方の遠方範囲が増幅され
て照明される。この場合、補助光源26としては、タイ
プH1、H7、H9またはH11の白熱ランプを使用す
ることができる。前照灯設備のこのような構成は、ハイ
ブリッド駆動装置を備えた車両においても使用すること
ができる。ハイブリッド駆動装置を備えた車両は電気モ
ータによって低い速度で駆動され、より高い速度ではデ
ィーゼル燃料またはオット燃料、ガスまたは水素を用い
て運転される内燃機関によって駆動される。この場合、
補助光源26の接続は、駆動モードが内燃機関へ切り換
えられた場合に行うことができる。
て低い速度で使用されるような車両、たとえば電気自動
車において使用される場合には、主光源20から放射さ
れた光線により形成された基本すれ違いビーム束が、小
さな到達距離と、比較的大きな水平方向散乱とを有して
いてよい。このことは、たとえば低い速度での走行にと
って有利であって、図7に示した測定スクリーン80の
範囲93および図8に示した範囲95により示されてい
る。この場合、主光源20としては、比較的小さな出力
しか有しない光源、たとえば35ワットの出力を有する
タイプH8の白熱ランプを使用することができる。車両
が市街地外で、より高い速度で運動させられると、補助
光源26が接続されて、車両前方の遠方範囲が増幅され
て照明される。この場合、補助光源26としては、タイ
プH1、H7、H9またはH11の白熱ランプを使用す
ることができる。前照灯設備のこのような構成は、ハイ
ブリッド駆動装置を備えた車両においても使用すること
ができる。ハイブリッド駆動装置を備えた車両は電気モ
ータによって低い速度で駆動され、より高い速度ではデ
ィーゼル燃料またはオット燃料、ガスまたは水素を用い
て運転される内燃機関によって駆動される。この場合、
補助光源26の接続は、駆動モードが内燃機関へ切り換
えられた場合に行うことができる。
【0024】補助光源26としては、互いに独立して作
動可能な複数の、たとえば2つの発光体32,34を備
えた光源、たとえばタイプH4の白熱ランプを使用する
こともできる。前照灯設備のこのような構成は図3およ
び図4に示されている。この場合、補助光源26の一方
の発光体32から放射された光線は、片側に向けられた
光束または両側に水平方向に散乱された光束を形成する
ために使用され、補助光源26の他方の発光体34から
放射された光束は、集中された光束を形成するために使
用されるようになっていてよい。このためには、リフレ
クタ18が形状の点で最適化された複数の部分範囲を有
していてよい。これらの部分範囲によって、各発光体3
2,34から放射された光線が反射される。
動可能な複数の、たとえば2つの発光体32,34を備
えた光源、たとえばタイプH4の白熱ランプを使用する
こともできる。前照灯設備のこのような構成は図3およ
び図4に示されている。この場合、補助光源26の一方
の発光体32から放射された光線は、片側に向けられた
光束または両側に水平方向に散乱された光束を形成する
ために使用され、補助光源26の他方の発光体34から
放射された光束は、集中された光束を形成するために使
用されるようになっていてよい。このためには、リフレ
クタ18が形状の点で最適化された複数の部分範囲を有
していてよい。これらの部分範囲によって、各発光体3
2,34から放射された光線が反射される。
【0025】互いに独立して作動可能な複数の発光体を
備えた補助光源26が使用される場合、次のような構成
も考えられる。すなわち、一方の発光体は、前で説明し
たように片側または両側で側方に向けられた光束を形成
するためか、あるいはまた集中された光束を形成するた
めに使用され、しかもこの発光体が主光源20に対して
付加的に接続可能である。そして、この場合、少なくと
も1つの別の発光体は、走行ビームを助成する付加的な
光束を形成するために使用することができる。この場
合、リフレクタ18は別個のリフレクタチャンバを有し
ていてよく、このリフレクタチャンバによって、この発
光体から放射された光線は、走行ビームを助成する付加
的な光束を形成するために反射される。
備えた補助光源26が使用される場合、次のような構成
も考えられる。すなわち、一方の発光体は、前で説明し
たように片側または両側で側方に向けられた光束を形成
するためか、あるいはまた集中された光束を形成するた
めに使用され、しかもこの発光体が主光源20に対して
付加的に接続可能である。そして、この場合、少なくと
も1つの別の発光体は、走行ビームを助成する付加的な
光束を形成するために使用することができる。この場
合、リフレクタ18は別個のリフレクタチャンバを有し
ていてよく、このリフレクタチャンバによって、この発
光体から放射された光線は、走行ビームを助成する付加
的な光束を形成するために反射される。
【0026】図9には、前照灯設備の前照灯10の変化
実施例が示されている。この場合、前照灯ユニット16
のリフレクタ18の部分範囲28,30の配置形式が改
良されている。主光源20はリフレクタ18の中央の部
分範囲28に挿入されており、この部分範囲28によっ
て、主光源20から放射された光線は基本すれ違いビー
ムとして反射される。補助光源26はリフレクタ18の
下側の部分範囲30に挿入されており、この下側の部分
範囲30によって、補助光源26から放射された光線は
別の光束として反射される。リフレクタ18の部分範囲
28の上方には、ターンシグナルランプ12が配置され
ていてよい。この場合、ターンシグナルランプ12のた
めのリフレクタ18の上側の部分範囲をリフレクタとし
て利用することができる。リフレクタ18の側方に並ん
で、走行ビーム用前照灯42が配置されていてよい。リ
フレクタ18の部分範囲28,30および所属の光源2
0,26ならびにその他の光線機能、たとえばターンシ
グナルランプ12、フォグランプ14および走行ビーム
用前照灯42は、任意の別の形式で配置されていてもよ
い。
実施例が示されている。この場合、前照灯ユニット16
のリフレクタ18の部分範囲28,30の配置形式が改
良されている。主光源20はリフレクタ18の中央の部
分範囲28に挿入されており、この部分範囲28によっ
て、主光源20から放射された光線は基本すれ違いビー
ムとして反射される。補助光源26はリフレクタ18の
下側の部分範囲30に挿入されており、この下側の部分
範囲30によって、補助光源26から放射された光線は
別の光束として反射される。リフレクタ18の部分範囲
28の上方には、ターンシグナルランプ12が配置され
ていてよい。この場合、ターンシグナルランプ12のた
めのリフレクタ18の上側の部分範囲をリフレクタとし
て利用することができる。リフレクタ18の側方に並ん
で、走行ビーム用前照灯42が配置されていてよい。リ
フレクタ18の部分範囲28,30および所属の光源2
0,26ならびにその他の光線機能、たとえばターンシ
グナルランプ12、フォグランプ14および走行ビーム
用前照灯42は、任意の別の形式で配置されていてもよ
い。
【0027】図10および図11には、前照灯設備の前
照灯10のさらに別の実施例が示されている。この場
合、前照灯ユニット16が改良されている。この前照灯
ユニット16はプロジェクション原理により形成されて
おり、この場合、リフレクタ18の部分範囲28,30
は、これらの部分範囲によって各光源20,26から放
射された光線が、収束する光束として反射されるように
形成されている。光線射出方向で見て光源20,26の
背後には、各1つの収束レンズ44,46が配置されて
いる。この収束レンズ44,46を通って、リフレクタ
18の各部分範囲28,30によって反射された光束が
通過する。収束レンズ44,46と各光源20,26と
の間には、さらにシェード48,50が配置されていて
よい。このシェード48,50によって、各光束の明暗
境界が形成される。リフレクタ18の部分範囲28,3
0はリフレクタ18の1つの共通のリフレクタチャンバ
に配置されているか、または互いに別個のリフレクタチ
ャンバに配置されていてよい。リフレクタ18の両部分
範囲28,30によって反射されかつ収束レンズ44,
46を通過する光束は、前照灯ユニット16に設けられ
た共通の光線射出開口を通って射出する。光源20,2
6から放射された、リフレクタ18の部分範囲28,3
0によって捕捉され得ない光線により、前照灯ユニット
16の光線射出開口の、照明される面(有効投光面積)
を増大させることができる。主光源20だけが作動して
いるのか、または付加的に補助光源26も作動している
のか、とは無関係に、この場合、前照灯ユニット16の
光線射出面全体もしくは投光面全体が照明されているよ
うに見える。
照灯10のさらに別の実施例が示されている。この場
合、前照灯ユニット16が改良されている。この前照灯
ユニット16はプロジェクション原理により形成されて
おり、この場合、リフレクタ18の部分範囲28,30
は、これらの部分範囲によって各光源20,26から放
射された光線が、収束する光束として反射されるように
形成されている。光線射出方向で見て光源20,26の
背後には、各1つの収束レンズ44,46が配置されて
いる。この収束レンズ44,46を通って、リフレクタ
18の各部分範囲28,30によって反射された光束が
通過する。収束レンズ44,46と各光源20,26と
の間には、さらにシェード48,50が配置されていて
よい。このシェード48,50によって、各光束の明暗
境界が形成される。リフレクタ18の部分範囲28,3
0はリフレクタ18の1つの共通のリフレクタチャンバ
に配置されているか、または互いに別個のリフレクタチ
ャンバに配置されていてよい。リフレクタ18の両部分
範囲28,30によって反射されかつ収束レンズ44,
46を通過する光束は、前照灯ユニット16に設けられ
た共通の光線射出開口を通って射出する。光源20,2
6から放射された、リフレクタ18の部分範囲28,3
0によって捕捉され得ない光線により、前照灯ユニット
16の光線射出開口の、照明される面(有効投光面積)
を増大させることができる。主光源20だけが作動して
いるのか、または付加的に補助光源26も作動している
のか、とは無関係に、この場合、前照灯ユニット16の
光線射出面全体もしくは投光面全体が照明されているよ
うに見える。
【図1】本発明の第1実施例による前照灯設備の正面図
である。
である。
【図2】図1のII―II線に沿って断面した、前照灯
設備の水平方向の縦断面図である。
設備の水平方向の縦断面図である。
【図3】本発明の第2実施例による前照灯設備の正面図
である。
である。
【図4】図3のIV―IV線に沿って断面した、前照灯
設備の鉛直方向の縦断面図である。
設備の鉛直方向の縦断面図である。
【図5】第1実施例による前照灯設備の前方に配置され
た測定スクリーンを、この前照灯設備から放射された光
束により照明した状態を示す図である。
た測定スクリーンを、この前照灯設備から放射された光
束により照明した状態を示す図である。
【図6】前照灯設備から放射された光束により形成され
た第1の照明状況を示す鳥瞰図である。
た第1の照明状況を示す鳥瞰図である。
【図7】前照灯設備の前方に配置された測定スクリーン
を示す図である。
を示す図である。
【図8】前照灯設備から放射された光束により形成され
た第2の照明状況を示す鳥瞰図である。
た第2の照明状況を示す鳥瞰図である。
【図9】前照灯設備の変化実施例を示す正面図である。
【図10】前照灯設備の別の変化実施例を示す正面図で
ある。
ある。
【図11】図10のXI―XI線に沿って断面した、前
照灯設備の水平方向の縦断面図である。
照灯設備の水平方向の縦断面図である。
10 前照灯、 12 ターンシグナルランプ、 14
フォグランプ、 16 前照灯ユニット、 18 リ
フレクタ、 20 主光源、 22 カバー板、 24
光学的な成形体、 26 補助光源、 27 長手方
向軸線、 28部分範囲、 29 光軸、 30 部分
範囲、 31 光軸、 32,34発光体、 40 制
御装置、 42 走行ビーム用前照灯、 44,46
収束レンズ、 48,50 シェード、 80 測定ス
クリーン、 82 範囲、84,85 区分、 86
線、 87 範囲、 88 範囲、 89 明暗境界、
91,92,93,94,95,96 範囲、 VV
鉛直な中心平面、HH 水平な中心平面、 HV 点
フォグランプ、 16 前照灯ユニット、 18 リ
フレクタ、 20 主光源、 22 カバー板、 24
光学的な成形体、 26 補助光源、 27 長手方
向軸線、 28部分範囲、 29 光軸、 30 部分
範囲、 31 光軸、 32,34発光体、 40 制
御装置、 42 走行ビーム用前照灯、 44,46
収束レンズ、 48,50 シェード、 80 測定ス
クリーン、 82 範囲、84,85 区分、 86
線、 87 範囲、 88 範囲、 89 明暗境界、
91,92,93,94,95,96 範囲、 VV
鉛直な中心平面、HH 水平な中心平面、 HV 点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ヨアヒム シュミット ドイツ連邦共和国 ドゥスリンゲン ロー ベルト−ヴェルナー−シュトラーセ 30 /3 (72)発明者 ヴォルフガング クリーク ドイツ連邦共和国 ロイトリンゲン ブリ ュールシュトラーセ 34/1 (72)発明者 ミヒャエル ハム ドイツ連邦共和国 プフリンゲン ヴェル トシュトラーセ 137/4 (72)発明者 ドリス ベーベル ドイツ連邦共和国 シユツツトガルト イ ム ウンテレン キーンレ 13
Claims (10)
- 【請求項1】 車両に用いられる前照灯設備であって、
少なくとも1つの前照灯ユニット(16)が設けられて
いて、該前照灯ユニット(16)が、リフレクタ(1
8)と主光源(20)とを有しており、該前照灯ユニッ
ト(16)によって、主光源(20)から放射された光
線により形成された基本すれ違いビーム束が放射される
ようになっており、該基本すれ違いビーム束によって基
本照度分布が形成されるようになっており、基本すれ違
いビーム束に対して付加的に、少なくとも1つの別の光
束が接続可能であり、該別の光束によって、基本照度分
布とは異なる別の照度分布が形成されるようになってい
る形式のものにおいて、前照灯ユニット(16)が、主
光源(20)に対して付加的に少なくとも1つの補助光
源(26)を有しており、該補助光源(26)から放射
された光線により前記別の光束が形成されるようになっ
ていて、しかも前照灯ユニット(16)の同一の光線射
出開口を通って射出するようになっていることを特徴と
する、車両に用いられる前照灯設備。 - 【請求項2】 基本すれ違いビーム束と前記別の光束と
が、リフレクタ(18)の同一のリフレクタチャンバに
よって反射されるようになっている、請求項1記載の前
照灯設備。 - 【請求項3】 リフレクタ(18)が部分範囲(28)
を有していて、該部分範囲(28)は、該部分範囲(2
8)によって、主光源(20)から放射された光線が基
本すれ違いビーム束を形成するために反射されるように
成形されており、リフレクタ(18)が少なくとも1つ
の別の部分範囲(30)を有していて、該部分範囲(3
0)は、該部分範囲(30)によって、補助光源(2
6)から放射された光線が前記別の光束を形成するため
に反射されるように成形されている、請求項1または2
記載の前照灯設備。 - 【請求項4】 前記別の光束が、片側で側方に向けられ
ている、請求項1から3までのいずれか1項記載の前照
灯設備。 - 【請求項5】 補助光源(26)から放射された光線が
前記別の光束を形成するために反射されるように成形さ
れている、リフレクタ(18)の部分範囲(30)の光
軸(31)が、前記別の光束の側方への向きに合わせて
傾けられている、請求項3または4記載の前照灯設備。 - 【請求項6】 前記補助光源(26)の長手方向軸線
(27)が、前記別の光束の側方への向きに合わせて傾
けられて配置されている、請求項3または4記載の前照
灯設備。 - 【請求項7】 前記別の光束が、両側での水平方向の散
乱を有している、請求項1から3までのいずれか1項記
載の前照灯設備。 - 【請求項8】 前記別の光束が、大きな到達距離を有す
る集中された光束である、請求項1から7までのいずれ
か1項記載の前照灯設備。 - 【請求項9】 前記補助光源(26)が、互いに独立し
て作動可能な複数の発光体(32,34)を有してお
り、一方の発光体(32)から放射された光線により、
側方へ向けられた光束が形成され、他方の発光体(3
4)から放射された光線により、集中された光束が形成
されるようになっている、請求項1から8までのいずれ
か1項記載の前照灯設備。 - 【請求項10】 前記補助光源(26)が、制御装置
(40)によって車両の複数の運転パラメータに関連し
て自動的に作動させられるようになっている、請求項1
から9までのいずれか1項記載の前照灯設備。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19836256A DE19836256A1 (de) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | Scheinwerferanlage für Fahrzeue |
DE19836256.0 | 1998-08-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=7877120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11227744A Pending JP2000067613A (ja) | 1998-08-11 | 1999-08-11 | 車両に用いられる前照灯設備 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000067613A (ja) |
DE (1) | DE19836256A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007141761A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具 |
JP2011081975A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用前照灯及びリフレクタユニット |
JP2018206686A (ja) * | 2017-06-07 | 2018-12-27 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE10319362A1 (de) * | 2003-04-29 | 2004-12-02 | Volkswagen Ag | Scheinwerfer für Fahrzeuge mit einer Hauptlichteinheit und einer Zusatzlichtquelle für ein Kurvenlicht |
-
1998
- 1998-08-11 DE DE19836256A patent/DE19836256A1/de not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-08-11 JP JP11227744A patent/JP2000067613A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007141761A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具 |
JP4665214B2 (ja) * | 2005-11-22 | 2011-04-06 | スタンレー電気株式会社 | 車両用灯具 |
JP2011081975A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用前照灯及びリフレクタユニット |
JP2018206686A (ja) * | 2017-06-07 | 2018-12-27 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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DE19836256A1 (de) | 2000-02-17 |
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A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20051122 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20051129 |