JP2000066887A

JP2000066887A - 検査プログラム及び仕様書データの供給システム

Info

Publication number: JP2000066887A
Application number: JP10234642A
Authority: JP
Inventors: Makoto Inagaki; 真稲垣
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1998-08-20
Filing date: 1998-08-20
Publication date: 2000-03-03

Abstract

(57)【要約】【課題】従来は、検査プログラムと仕様書データと
は、それぞれ異なった装置で保管・管理が行われている
ため、製造部品で検査プログラムを使用する時には、対
応する仕様書データの存在確認をしなければならず、非
効率的である。【解決手段】データ保管装置１４は、登録を受付けた
仕様書データを基に、検査プログラム一時保管装置１３
上の検査プログラムをデータ保管装置１４に登録する。
製造部門の検査プログラム保管装置１６は、検査プログ
ラムが必要な時にデータ保管装置１４上の必要とする検
査プログラムを取り出して受信登録し、同時に今回受信
した検査プログラムに対応した仕様書データをデータ保
管装置１４から、製造部門の仕様書データ管理装置１５
に受信登録させる。従って、所望の仕様書データとこれ
に対応した検査プログラムとを、同期して製造部門へ供
給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は検査プログラム及び
仕様書データの供給システムに係り、特に仕様書データ
とこれに対応した検査プログラムとを製造部門へ供給す
る供給システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】図７は従来の検査プログラム及び仕様書
データの供給システムにおける検査プログラム及び仕様
書データの流れの一例を示すブロック図である。同図に
おいて、検査プログラム作成装置１２により作成された
検査プログラムは、検査プログラム一時保管装置１３に
より一時保管される。一方、仕様書データ登録装置１１
にて作成された仕様書データは、仕様書データ保管装置
１７に送信され、ここでその内容が確認され、検査プロ
グラムに関する情報が抽出されてプログラム保管装置１
８へ送信される。

【０００３】プログラム保管装置１８は、仕様書データ
保管装置１７から受信した検査プログラムに関する情報
を基に、指定されている検査プログラムを検査プログラ
ム一時保管装置１３から受信し、その受信結果を仕様書
データ保管装置１７へ返信する。仕様書データ保管装置
１８は、プログラム保管装置１８からの返信結果に基づ
いて、検査プログラムの保管が完了したことを判断し、
仕様書データ中に指定されている供給指示に基づき、仕
様書データを製造部門の仕様書データ管理装置１９に送
信する。

【０００４】製造部門では、必要とする検査プログラム
をプロラム保管装置１８から取り出して検査プログラム
保管装置２０にて受信する。検査プログラム保管装置２
０の検査プログラムを使用するときは、仕様書データ管
理装置１９を検索し、使用する検査プログラムに対応し
た仕様書データが存在することを確認する。また、不要
となった検査プログラムは、検査プログラム保管装置２
０から削除する。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
システムでは検査プログラムと仕様書データとは、それ
ぞれ異なった装置（システム）で保管・管理が行われて
おり、また、それぞれを独立して運用しており、製造部
門への供給システム・供給時期が異なっているため、製
造部品では、検査プログラムを使用する時には、必ず対
応する仕様書データの存在確認を、また仕様書データか
ら検査項目や測定条件を抽出し、有効化するときは、対
応する検査プログラムの存在確認を行わなければなら
ず、非効率的である。

【０００６】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
検査プログラムと仕様書データとを同期して製造部品に
供給し得る検査プログラム及び仕様書データの供給シス
テムを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は作成した検査プログラムを一時保管する検
査プログラム作成及び一時保管手段と、仕様書データを
作成して登録する仕様書データ登録装置と、仕様書デー
タ登録装置からの仕様書データを保管すると共に、仕様
書データの内容を判断して必要なときに、検査プログラ
ム作成及び一時保管手段に一時保管されている、仕様書
データに対応した検査プログラムを保管するデータ保管
装置と、検査プログラムが必要なときに、その検査プロ
グラムを前記データ保管装置から取り出して受信すると
同時に、受信した検査プログラムに対応した仕様書デー
タをデータ保管装置から取り出して受信する、製造部門
の保管手段とを有する構成としたものである。

【０００８】この発明では、データ保管装置により仕様
書データ登録装置からの仕様書データを保管すると共
に、仕様書データの内容を判断して必要なときに、検査
プログラム作成及び一時保管手段に一時保管されてい
る、仕様書データに対応した検査プログラムを保管する
ようにしたため、製造部門のデータ保管装置への要求に
従い、検査プログラムとそれに対応した仕様書データと
を同期して製造部門の保管手段へ供給することができ
る。

【０００９】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図１は本発明になる検査プログ
ラム及び仕様書データの供給システムにおける検査プロ
グラム及び仕様書データの流れの一実施の形態を示すブ
ロック図である。同図中、図７と同一構成部分には同一
符号を付してある。図１において、開発部門にある検査
プログラム作成装置１２において作成された検査プログ
ラムは、検査プログラム一時保管装置１３にて一時保管
される。この場合、検査プログラム作成装置１２と検査
プログラム一時保管装置１３とは同一の装置でもよい。

【００１０】続いて、開発部門の仕様書データ登録装置
１１にて仕様書データが作成され、その仕様書データが
データ保管装置１４に保管（登録）される。データ保管
装置１４では、登録を受付けた仕様書データを基に、検
査プログラム一時保管装置１３上の検査プログラムをデ
ータ保管装置１４に登録する。また、データ保管装置１
４への登録を完了した検査プログラム一時保管装置１３
上の検査プログラムは、ある一定期間（任意に設定）を
経過した後、検査プログラム一時保管装置１３上から削
除される。

【００１１】製造部門の検査プログラム保管装置１６
は、検査プログラムが必要な時にデータ保管装置１４上
の必要とする検査プログラムを取り出して受信登録し、
同時に今回受信した検査プログラムに対応した仕様書デ
ータをデータ保管装置１４から、製造部門の仕様書デー
タ管理装置１５に受信登録させる。この場合、仕様書デ
ータ管理装置１５と検査プログラム保管装置１６は同一
の装置でもよい。

【００１２】ここで、製造部門では、検査プログラムを
使用して例えば半導体集積回路の特性などを検査する場
合に、仕様書がないと使用できないので、仕様書データ
を検査プログラムと対で取得する必要があるが、この実
施の形態では、所望の仕様書データとこれに対応した検
査プログラムとを、同期して製造部門へ供給することが
できる。

【００１３】

【実施例】次に、本発明になる検査プログラム及び仕様
書データの供給システムの一実施例のシステム構成図を
示す。この実施例は、１つのデータ保管装置１４と、複
数の仕様書データ登録装置１１と、複数の検査プログラ
ム作成装置１２と、複数の検査プログラム一時保管装置
１３と、複数の仕様書データ管理装置１５と、複数の検
査プログラム保管装置１６とが、それぞれ通信回線１０
を介して互いに接続されている。

【００１４】ここで、仕様書データ登録装置１１は、仕
様書データの新規作成及び作成した仕様書データをデー
タ保管装置１４に登録を行うためのデータ作成機能１１
１と、仕様書データの内容の改訂や改訂した仕様書デー
タをデータ保管装置１４に登録するためのデータ修正機
能１１２と、すでにデータ保管装置１４に保管されてい
る仕様書データの検索を行うためのデータ検索機能１１
３と、通信回線１０を介した他の装置との通信の制御を
行うための通信機能１１４とを備える。

【００１５】また、検査プログラム作成装置１２は、検
査プログラムを自動発生するためのプログラム自動発生
機能１２１と、既にデータ保管装置１４で保管されてい
る検査プログラム又はプログラム自動発生機能１２１で
自動発生した検査プログラムの修正を行うためのプログ
ラム修正機能１２２と、検査プログラムを作成するため
のプログラム作成機能１２３と、通信回線１０を介した
他の装置との通信の制御を行うための通信機能１２４と
を備える。

【００１６】また、検査プログラム一時保管装置１３
は、検査プログラム作成装置１２から受付けた検査プロ
グラムを一時保管するための一時保管機能１３１と、一
時保管している検査プログラムの保管期間の管理を行う
ための保管期限管理機能１３２と、通信回線１０を介し
た他の装置との通信の制御を行うための通信機能１３３
とを備える。

【００１７】また、データ保管装置１４は、通信回線１
０を介した他の装置との通信の制御を行うための通信機
能１４１と、保管している仕様書データの管理を行うた
めのデータ管理機能１４２と、仕様書データの保管を行
うためのデータ保管機能１４３と、保管している仕様書
データと検査プログラムとの対応を管理するためのデー
タ対応機能１４４と、検査プログラムの保管を行うため
のプログラム保管機能１４５とを備える。

【００１８】また、仕様書データ管理装置１５は、通信
回線１０を介した他の装置との通信の制御を行うための
通信機能１５１と、データ管理装置１４から受信した仕
様書データの受信／削除などの管理を行うデータ管理機
能１５２と、仕様書データの保管を行うためのデータ保
管機能１５３と、保管している仕様書データの検索を行
うためのデータ検索機能１５４とを備える。

【００１９】更に、検査プログラム保管装置１６は、通
信回線１０を介した他の装置との通信の制御を行うため
の通信機能１６１と、保管する検査プログラムの受信／
削除などの管理を行うためのプログラム管理機能１６２
と、検査プログラムの保管を行うためのプログラム保管
機能１６３とを備える。

【００２０】次に、この実施例の動作について図２乃至
図４を併せ参照して説明する。ここで、図３及び図４は
検査プログラム及び仕様書データの流れの詳細を示す図
で、図２と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。まず、検査プログラムが、検査プログラム
作成装置１２で作成される。この場合、図３に示すよう
に、人手で検査プログラム（１）を作成するときは、プ
ログラム作成機能１２３を利用し、また、ある固有の情
報を入力することで自動的に検査プログラムが作成可能
な場合は、プログラム自動発生機能１２１に固有の情報
を入力し、検査プログラム（２）を自動発生させる。

【００２１】ここで、自動発生した検査プログラム
（３）に修正を加える時は、プログラム修正機能１２２
を用いて修正を行い、検査プログラム（４）を作成す
る。また、既にデータ保管装置１４で保管している検査
プログラム（５）の内容を改訂する時は、通信機能１２
４を用いてデータ保管装置１４から検査プログラム
（５）を受信し、プログラム修正機能１２２にて内容の
改訂を行い、検査プログラム（６）を作成する。

【００２２】続いて、検査プログラム（１）、検査プロ
グラム（２）、検査プログラム（４）及び検査プログラ
ム（６）を、図３に示すように、通信機能１２４を介し
て検査プログラム一時保管装置１３に送信する。検査プ
ログラム一時保管装置１３の通信機能１３３は、検査プ
ログラム作成装置１２から送られてきた検査プログラム
を検査プログラム（７）として受付け、一時保管機能１
３１に保管する。保管期限管理機能１３２は一時保管機
能１３１に保管されている検査プログラム（７）が保管
された日時を示す保管日時（１）を抽出し、保管日時
（１）が任意に設定されている保管期間を超過した場
合、検査プログラム（７）を削除し、また超過していな
い場合は、保管期限を超過するまで一時保管機能１３１
で保管を行う。

【００２３】仕様書データ登録装置１１では、検査プロ
グラム一時保管装置１３に検査プログラムの一時保管が
完了した後、データ作成機能１１１を用いて仕様書デー
タ（１）を作成する。また、既にデータ保管装置１４で
保管している仕様書データ（２）の改訂を行う場合は、
データ検索機能１１３を用い、通信機能１１４を介して
データ保管装置１４から改訂を行う仕様書データ（２）
を受信し、データ修正機能１１２にて改訂を行い、仕様
書データ（３）を作成する。仕様書データ（１）と仕様
書データ（３）は、通信機能１１４を介してデータ保管
装置１４に送信される。

【００２４】データ保管装置１４のデータ管理機能１４
２は、仕様書データ登録装置１１から送られてきた仕様
書データを、通信機能１１４を介して仕様書データ
（４）として受信する。次に、受信した仕様書データ
（４）の内容を確認し、「仕様書データの新規登録」ま
たは「検査プログラムの改訂に伴う仕様書データの改
訂」または「仕様書データのみの改訂（検査プログラム
の改訂を伴わない）」かを判断する。判断の結果、「仕
様書データの新規登録」の場合、対応する検査プログラ
ム（７）を検査プログラム保管装置１３の一時保管機能
１３１から通信機能１３３及び通信機能１４１を介し
て、データ対応機能１４４に受信させ、プログラム保管
機能１４５に新規保管を行う。プログラム保管機能１４
５へ検査プログラム（７）の保管が完了後、データ管理
機能１４２は、データ保管機能１４３へ仕様書データ
（４）の新規保管を行う。

【００２５】また、上記の判断の結果、「検査プログラ
ムの改訂に伴う仕様書データの改訂」の場合は、対応す
る検査プログラム（７）を検査プログラム保管装置１３
の一時保管機能１３１から通信機能１３３及び通信機能
１４１を介して、データ対応機能１４４に受信させ、プ
ログラム保管機能１４５の改訂前の検査プログラムを、
検査プログラム（７）に置き換える。プログラム保管機
能１４５の検査プログラム（７）ほの保管が完了後、デ
ータ管理機能１４２は、データ保管機能１４３の改訂前
の仕様書データを、仕様書データ（４）に置き換える。

【００２６】また、上記の判断の結果、「仕様書データ
のみの改訂（検査プログラムの改訂を伴わない）」の場
合は、データ保管機能１４３に保管されている改訂前の
仕様書データを、改訂後の仕様書データ（４）に置き換
える。以上の繰り返しにより、仕様書データ及び検査プ
ログラムのデータ保管装置１４への登録／改訂を行うこ
とができる。

【００２７】続いて、検査プログラム及び仕様書データ
を、同期して製造部門へ供給するための方法を説明す
る。検査プログラム及び仕様書データを、同期して製造
部門へ供給するための第１実施例について図４に基づい
て説明する。同図中、図１と同一構成部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。図４において、検査プロ
グラム保管装置１６のプログラム管理機能１６２は、必
要とする検査プログラムＡをデータ保管装置１４から、
通信機能１６１を介して受信し、プログラム保管機能１
６３に保管する。

【００２８】次に、検査プログラム保管装置１６は、受
信した検査プログラムＡに関する「プログラム情報Ａ」
を、通信機能１６１を介して仕様書データ管理装置１５
に送信する。仕様書データ管理装置１５のデータ管理機
能１５２は、通信機能１５１を介して検査プログラム保
管装置１６から送られてきた「プログラム情報Ａ」を受
信し、対応する仕様書データＡをデータ保管装置１４か
ら通信回線１５１を介して受信し、データ保管機能１５
３に保管する。以上の方法により、検査プログラム及び
仕様書データを、同期して製造部門に供給することがで
きる。

【００２９】製造部門では、プログラム保管機能１６３
に保管している検査プログラムを使用する際、データ検
索機能１５４にてデータ保管機能１５３に保管している
仕様書データを検索し、使用する検査プログラムの検査
項目や測定条件などを調べ、測定作業を行う。

【００３０】また、測定作業が完了して、不要となった
検査プログラム保管装置１６のプログラム保管機能１６
３上の検査プログラムは、プログラム管理機能１６２に
より削除され、併せて、削除した検査プログラムに対応
する、仕様書データ管理装置１５のデータ保管機能１５
３上の仕様書データも、データ管理機能１５２により削
除される。

【００３１】このようにして、この実施例によれば、製
造部門で使用可能な検査プログラム及び仕様書データを
一元的に管理するデータ保管装置１４を設けることによ
り、製造部門では必要とする検査プログラムと仕様書デ
ータとを一対で受信することが可能となるため、検査プ
ログラム及び仕様書データについて作成から製造部門へ
の配布まで完全に１対１で同期をとることができる。

【００３２】次に、本発明の第２実施例について説明す
る。この実施例は検査プログラム及び仕様書データの作
成からデータ保管装置１４への保管までは、第１実施例
と同様であり、それ以降の点で異なる。すなわち、この
実施例について図５と共に説明するに、仕様書データ管
理装置１５のデータ管理機能１５２は、必要とする仕様
書データＢをデータ保管装置１４から通信機能１５１を
介して受信し、データ保管機能１５３に保管する。次
に、仕様書データ管理装置１５のデータ管理機能１５２
は、仕様書データＢに対応する検査プログラムＢの「プ
ログラム情報Ｂ」を、通信機能１５１を介して検査プロ
グラム保管装置１６に送信する。

【００３３】検査プログラム保管装置１６のプログラム
管理機能１６２は、通信機能１６１を介して、仕様書デ
ータ管理装置１５から送信されてきた「プログラム情報
Ｂ」を受信し、対応する検査プログラムＢをデータ保管
装置１４から通信回線１６１を介して受信し、プログラ
ム保管機能１６３に保管する。以上の方法により、検査
プログラム及び仕様書データは、同期して製造部門に供
給することができる。

【００３４】製造部門では、プログラム保管機能１６３
に保管している検査プログラムを使用する際、データ検
索機能１５４にてデータ保管機能１５３に保管している
仕様書データを検索し、使用する検査プログラムの検査
項目や測定条件などを調べ、測定作業を行う。また、測
定作業が完了して、不要となった検査プログラム保管装
置１６のプログラム保管機能１６３上の検査プログラム
は、プログラム管理機能１６２により削除され、併せて
削除した検査プログラムに対応する、仕様書データ管理
装置１５のデータ保管機能１５３上の仕様書データも、
データ管理機能１５２により削除される。

【００３５】次に、本発明の第３実施例について説明す
る。この実施例は検査プログラム及び仕様書データの作
成からデータ保管装置１４への保管までは、第１及び第
２実施例と同様であり、それ以降の点で異なる。すなわ
ち、この実施例について図６と共に説明するに、検査プ
ログラム保管装置１６のプログラム管理機能１６２また
は仕様書データ管理装置１５のデータ管理機能１５２の
いずれか一方からデータ保管装置１４に対し、必要とす
る検査プログラムＣ及びこれに対応する仕様書データＣ
の「送信要求Ｃ」を送信する。

【００３６】データ保管装置１４のデータ対応機能１４
４は、「送信要求Ｃ」を通信機能１４１を介して受信す
ると、「送信要求Ｃ」に従い、データ保管機能１４３で
保管している仕様書データＣを仕様書データ管理装置１
５に送信すると共に、プログラム保管機能１４５で保管
している検査プログラムＣを検査プログラム保管装置１
６に送信する。

【００３７】仕様書データ管理装置１５のデータ管理機
能１５２は、データ保管装置１４から送られてきた仕様
書データＣを、通信機能１５１を介して受信し、データ
保管機能１５３に保管する。同様に、検査プログラム保
管機能１６のプログラム管理機能１６２は、データ保管
装置１４から送られてきた検査プログラムＣを、通信機
能１６１を介して受信し、プログラム保管機能１６３に
保管する。以上の方法により、検査プログラム及び仕様
書データは、同期して製造部門に供給される。

【００３８】製造部門では、プログラム保管機能１６３
に保管している検査プログラムを使用する際、データ検
索機能１５４にてデータ保管機能１５３に保管している
仕様書データを検索し、使用する検査プログラムの検査
項目や測定条件などを調べ、測定作業を行う。また、測
定作業が完了して、不要となった検査プログラム保管装
置１６のプログラム保管機能１６３上の検査プログラム
は、プログラム管理機能１６２により削除され、併せて
削除した検査プログラムに対応する、仕様書データ管理
装置１５のデータ保管機能１５３上の仕様書データも、
データ管理機能１５２により削除される。

【００３９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ保管装置により仕様書データ登録装置からの仕様
書データを保管すると共に、仕様書データの内容を判断
して必要なときに、検査プログラム作成及び一時保管手
段に一時保管されている、仕様書データに対応した検査
プログラムを保管することにより、製造部門のデータ保
管装置への要求に従い、検査プログラムとそれに対応し
た仕様書データとを同期して製造部門の保管手段へ供給
するようにしたため、製造部門で所望の検査プログラム
を使用するときに、対応する仕様書データの存在確認を
行うことなく、また所望の仕様書データから対応する検
査プログラムの存在確認を行うことなく、効率的に検査
プログラムとそれに対応した仕様書データを製造部門に
て使用させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態のブロック図である。

【図２】本発明の一実施例のシステム構成図である。

【図３】図２における検査プログラム及び仕様書データ
の流れの詳細説明図である。

【図４】検査プログラム及び仕様書データを同期して製
造部門に供給するための第１実施例の説明図である。

【図５】検査プログラム及び仕様書データを同期して製
造部門に供給するための第２実施例の説明図である。

【図６】検査プログラム及び仕様書データを同期して製
造部門に供給するための第３実施例の説明図である。

【図７】従来の一例のブロック図である。

【符号の説明】

１０通信回線１１仕様書データ登録装置１２検査プログラム作成装置１２検査プログラム一時保管装置１４データ保管装置１５仕様書データ管理装置１６検査プログラム保管装置１１１データ作成機能１１２データ修正機能１１３データ検索機能１１４、１２４、１３３、１４１、１５１、１６１通
信機能１２１プログラム自動発生機能１２２プログラム修正機能１２３プログラム作成機能１３１一時保管機能１３２保管期限管理機能１４２、１５２データ管理機能１４３、１５３データ保管機能１４４データ対応機能１４５、１６３プログラム保管機能１５４データ検索機能１６２プログラム管理機能

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】作成した検査プログラムを一時保管する
検査プログラム作成及び一時保管手段と、仕様書データを作成して登録する仕様書データ登録装置
と、前記仕様書データ登録装置からの仕様書データを保管す
ると共に、該仕様書データの内容を判断して必要なとき
に、前記検査プログラム作成及び一時保管手段に一時保
管されている、該仕様書データに対応した検査プログラ
ムを保管するデータ保管装置と、検査プログラムが必要なときに、その検査プログラムを
前記データ保管装置から取り出して受信すると同時に、
受信した該検査プログラムに対応した仕様書データを前
記データ保管装置から取り出して受信する、製造部門の
保管手段とを有し、前記検査プログラムとそれに対応した仕様書デ
ータとを同期して、前記データ保管装置から製造部門の
前記保管手段へ供給することを特徴とする検査プログラ
ム及び仕様書データの供給システム。
【請求項２】前記データ保管装置は、前記仕様書デー
タ登録装置から受信した仕様書データの内容が、仕様書
データの新規登録又は前記検査プログラムの改訂に伴う
仕様書データの改訂のときは、該仕様書データの登録と
前記検査プログラム作成及び一時保管手段に一時保管さ
れている、該仕様書データに対応した検査プログラムを
保管し、仕様書データの内容が前記検査プログラムの改
訂を伴わない仕様書データのみの改訂のときは、登録さ
れている改訂前の仕様書データを受信した仕様書データ
に置き換えることを特徴とする請求項１記載の検査プロ
グラム及び仕様書データの供給システム。
【請求項３】前記検査プログラム作成及び一時保管手
段は、一時保管している前記検査プログラムを、任意の
設定時間後に削除することを特徴とする請求項１記載の
検査プログラム及び仕様書データの供給システム。
【請求項４】前記製造部門の保管手段は、前記データ
保管装置から必要とする検査プログラムを通信回線を介
して受信して保管した後、受信した該検査プログラムに
関するプログラム情報を送信する検査プログラム保管装
置と、該検査プログラム保管装置が送信した該プログラ
ム情報を受信し、対応する仕様書データを前記データ保
管装置から前記通信回線を介して受信して保管する仕様
書データ管理装置とからなることを特徴とする請求項１
記載の検査プログラム及び仕様書データの供給システ
ム。
【請求項５】前記製造部門の保管手段は、前記データ
保管装置から必要とする仕様書データを通信回線を介し
て受信して保管した後、受信した該仕様書データに対応
する検査プログラムのプログラム情報を送信する仕様書
データ管理装置と、該仕様書データ管理装置が送信した
該プログラム情報を受信し、対応する検査プログラムを
前記データ保管装置から前記通信回線を介して受信して
保管する検査プログラム管理装置とからなることを特徴
とする請求項１記載の検査プログラム及び仕様書データ
の供給システム。
【請求項６】前記検査プログラム保管装置及び前記仕
様書データ管理装置の少なくともいずれか一方は、必要
とする検査プログラム及びこれに対応する仕様書データ
の送信要求を前記通信回線を介して前記データ保管装置
へ送信する送信要求手段を有し、前記データ保管装置
は、前記送信要求を受信したときはその受信送信要求の
ないように従い、保管している前記必要とする検査プロ
グラムは前記検査プログラム保管装置へ送信して保管さ
せ、保管している前記必要とする検査プログラムに対応
する仕様書データは前記仕様書データ管理装置へ送信し
て保管させるデータ対応機能を有することを特徴とする
請求項１記載の検査プログラム及び仕様書データの供給
システム。
【請求項７】前記作成した検査プログラムを一時保管
する検査プログラム作成及び一時保管手段、仕様書デー
タ登録装置及び製造部門の保管手段はそれぞれ複数設け
られ、単一の前記データ保管装置と互いに通信回線を介
して接続されていることを特徴とする請求項１乃至６の
うちいずれか一項記載の検査プログラム及び仕様書デー
タの供給システム。