JP2000066793A - ファイル操作制御装置及びファイル操作制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ファイル操作制御装置及びファイル操作制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2000066793A
JP2000066793A JP23320098A JP23320098A JP2000066793A JP 2000066793 A JP2000066793 A JP 2000066793A JP 23320098 A JP23320098 A JP 23320098A JP 23320098 A JP23320098 A JP 23320098A JP 2000066793 A JP2000066793 A JP 2000066793A
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file operation
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control device
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JP23320098A
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Kinya Yamade
欽也 山出
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな表示画面しか持たない携帯情報端末、
電子手帳等の情報処理装置にあっても、ファイル操作を
容易に短時間で行うことができると共に操作性に優れた
ファイル操作制御装置及びファイル操作制御装置を機能
させるためのファイル操作制御プログラムを記録した記
録媒体を提供する。 【解決手段】 図形会話形処理で実行可能なオペレーテ
ィングシステムに用いられ、ファイルの複写、移動など
のファイル操作を制御するファイル操作制御装置を、フ
ァイルを選択するための指示手段31と、ファイル操作
メニューを表示させるための補助入力手段32と、ファ
イル操作メニューにより選択された操作を実行する実行
手段33と、オペレーティングシステム内のファイルシ
ステムを指示手段により選択し、ファイルシステムの内
容を順次階層メニューにより表示するファイル表示手段
34とを有するファイル操作制御部14を備える構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末、電
子手帳等の情報処理装置のファイル操作制御装置に関
し、より詳しくは図形会話形処理で実行可能なオペレー
ティングシステムに用いられ、ファイルの複写、移動な
どのファイル操作を制御するファイル操作制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近では、携帯情報端末、電子手帳等の
情報処理装置の多くのオペレーティングシステムは、フ
ァイルの複写、移動などのファイル操作を図形会話形処
理で実行することができる。
【0003】例えば、特開平8−77046号公報に
は、複数のウィンドウを開きマウスなどの指示手段によ
り、ドラッグ操作とクリック回数により複写や移動のフ
ァイル操作の内容を定めてファイル操作を行う技術が開
示されている(従来例1)。
【0004】また、特開平7−319746号公報に
は、ファイルの複写や移動等のコマンド指定をした後
に、対象となる全ファイルを表示部に表示し、表示部に
表示された全ファイルから所望の複数のファイルを選択
し、複数先や移動先をキーボードにより入力して、1度
の操作で複数ファイルの複写や移動を可能とする技術が
開示されている(従来例2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1による場合には、ファイル操作をするのに複数の
ウィンドウを開く必要があるために、大きな表示画面を
備えた装置にしか適用できないという問題があった。
【0006】また、上記従来例2による場合には、複数
先や移動先をキーボードにより入力する必要があるため
に、操作性がわるく、操作ミスを生じ易く操作時間も長
くなるという問題があった。
【0007】本発明は、こうした従来技術の課題を解決
するものであり、小さな表示画面しか持たない携帯情報
端末、電子手帳等の情報処理装置にあっても、ファイル
操作を容易に短時間で行うことができると共に操作性に
優れたファイル操作制御装置及びファイル操作制御装置
を機能させるためのファイル操作制御プログラムを記録
した記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のファイル操作制
御装置は、図形会話形処理で実行可能なオペレーティン
グシステムに用いられ、ファイルの複写、移動などのフ
ァイル操作を制御するファイル操作制御装置であって、
ファイルを選択するための指示手段と、ファイル操作メ
ニューを表示させるための補助入力手段と、該ファイル
操作メニューにより選択された操作を実行する実行手段
と、該オペレーティングシステム内のファイルシステム
を該指示手段により選択し、該ファイルシステムの内容
を順次階層メニューにより表示するファイル表示手段と
を備えており、そのことにより上記目的が達成される。
【0009】好ましくは、前記指示手段が、1度に複数
個のファイルを選択する機能を備える構成とする。
【0010】また、好ましくは、前記ファイル表示手段
が、前記階層メニューを同じメニュー領域に表示する機
能を備える構成とする。
【0011】また、好ましくは、前記ファイル表示手段
が、前記ファイルシステムに登録されてはいるが物理的
に使用可能な状態にない対象を、前記階層メニューに識
別して表示し又は前記階層メニューに表示しないように
する機能を備える構成とする。
【0012】また、好ましくは、前記ファイル表示手段
が、前記ファイルシステムに登録されてはいるが物理的
に使用可能な容量が足りない対象又は情報を記録できな
い対象を、前記階層メニューに識別して表示し又は前記
階層メニューに表示しないようにする機能を備える構成
とする。
【0013】また、好ましくは、前記指示手段が、前記
ファイルシステムの内容の読み込み処理中に該読み込み
処理を中断させる機能を備える構成とする。
【0014】また、好ましくは、前記ファイル表示手段
が、カレントフォルダーを基点にして階層メニューを表
示する機能を備える構成とする。
【0015】また、好ましくは、前記指示手段として、
マウス、トラックボール、入力ペン等を用いる構成とす
る。
【0016】本発明のファイル操作制御プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、図形会
話形処理で実行可能なオペレーティングシステムに用い
られ、ファイルの複写、移動などのファイル操作を制御
するファイル操作制御装置を、ファイルを選択するため
の指示手段と、ファイル操作メニューを表示させるため
の補助入力手段と、該ファイル操作メニューにより選択
された操作を実行する実行手段と、該オペレーティング
システム内のファイルシステムを該指示手段により選択
し、該ファイルシステムの内容を順次階層メニューによ
り表示するファイル表示手段として機能させるためのフ
ァイル操作制御プログラムが記録されており、そのこと
により上記目的が達成される。
【0017】以下に、本発明の作用について説明する。
上記構成によれば、図形会話形処理で実行可能なオペレ
ーティングシステムに用いられるファイル操作制御装置
において、ファイルの複写、移動などのファイル操作を
制御する際に、ファイル表示手段により、オペレーティ
ングシステム内のファイルシステムを指示手段により選
択し、ファイルシステムの内容を順次階層メニューによ
り表示すると共に、補助入力手段によりファイル操作メ
ニューを表示させ、実行手段によりファイル操作メニュ
ーにより選択された操作を実行する。このため、小さな
表示画面しか持たない携帯端末等にあっても、指示手段
だけで簡単に操作でき操作性に優れており、ファイル操
作を容易に短時間で行うことが可能となる。
【0018】また、指示手段が1度に複数個のファイル
を選択する機能を備える構成とすれば、複数個のファイ
ルに対し1度の操作で、選択された機能を同時に実行す
ることが可能となる。
【0019】更に、ファイル表示手段が階層メニューを
同じメニュー領域に表示する機能を備える構成とすれ
ば、表示画面におけるより小さな表示領域にファイル表
示を行うことが可能となり、更に小さな表示画面しか持
たない携帯端末等にあっても適用することが可能とな
る。
【0020】加えて、ファイル表示手段が、ファイルシ
ステムに登録されてはいるが物理的に使用可能な状態に
ない対象、並びにファイルシステムに登録されてはいる
が物理的に使用可能な容量が足りない対象又は情報を記
録できない対象を、階層メニューに表示しないようにす
る機能を備える構成とすれば、表示画面におけるより小
さな表示領域にファイル表示を行うことが可能となるだ
けでなく、無意味な操作を行うのを事前に防止すること
が可能となる。
【0021】尚、上記の対象を階層メニューに識別して
表示するようにしてもよく、この場合には、ファイル表
示の表示領域を小さくすることはできないが、無意味な
操作を行うのを事前に防止することは同様に可能とな
る。
【0022】また、指示手段がファイルシステムの内容
の読み込み処理中に読み込み処理を中断させる機能を備
える構成とすれば、無駄な処置時間が短縮されるので、
より少ない操作時間で作業を行うことが可能となる。
【0023】特に、大きなファイルシステムを扱う際
に、ファイル表示手段がカレントフォルダーを基点にし
て階層メニューを表示する機能を備える構成とすれば、
無駄な処置時間がより一層短縮されるので、更に少ない
操作時間で作業を行うことが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1に、本発明のファ
イル操作制御装置を備えた情報処理装置としての携帯情
報端末装置の一例を示す。この携帯情報端末装置は、図
1(a)に示すように、本体キャビネット1と、その上
部の操作面を覆うようにヒンジ等の軸支部材により矢印
N方向に開閉可能とされ、持ち運び時に操作面を保護す
る役目を果たす開閉カバー2とから構成されている。こ
の本体キャビネット1は、表示部と透明なタブレットが
一体化されておりデータの入出力を行う入出力部3と、
本体の電源をON/OFFするための本体スイッチ10
と、図示していない赤外線通信部、ペン保持部等を有
し、内部には赤外線通信部、インターフェイス部等を制
御する制御回路と、電源を供給する電源部等を備えてい
る。
【0025】ここで、図1(b)を用いて入出力部3に
ついて詳しく説明する。図1(b)の分解斜視図に示す
ように、入出力部3は、ELパネルよりなるバックライ
トを背面に設け、文字をカラー表示可能としたマトリッ
クス方式からなる薄型の液晶表示部3−1と、この液晶
表示部3−1を覆う大きさを有する透明タブレット3−
2とからなる。この透明タブレット3−2は、例えば、
透明なシート2枚の内側面に電極を設け、通常状態にお
いて各々の電極が接触しないように小さな突起上のスペ
ーサが規則正しく印刷されており、指又はペンにてタブ
レット表面を指示することにより透明電極が接触し、選
択された位置を検出することできるようになっている。
従って、液晶表示部3−1に表示された表示内容と透明
タブレット3−2の位置情報との同期を取ることによ
り、使用者が選択した液晶表示部3−1の位置を検出す
ると共に、表示内容に対応する操作を行うことができ
る。
【0026】図2は、この情報処理装置の全体構成を示
すブロック図である。この情報処理装置は、上述した液
晶表示部3−1と、透明タブレット3−2と、この透明
タブレット3−2より座標情報を取り出すためのタブレ
ット制御部4と、液晶を点灯させるドット位置をビット
マップとして記億しており、必要に応じてコモン回路6
又はセグメント回路7に信号を送る液晶表示回路5と、
本体スイッチ10からの信号が入力され本体電源のON
/OFFを制御すると共に電源の供給を行う本体電源部
9と、中央制御部8の動作を示したプログラムを記憶し
たプログラムエリア11−1、液晶表示部3−1に表示
する画像情報を変換出力するプログラムエリア11−
2、及びタブレット制御部4にて検出された座標を表示
位置に対応する座標に座標変換を行うための変換情報を
記憶した座標変換記憶エリア11−3等を有するROM
11と、使用者が入出力部2より入力した種々のデータ
を記憶するRAM12と、各種の情報を記憶する記憶手
段であって、いわゆるハードディスク装置、並びにフレ
キシブルディスク、光ディスク、及び光磁気ディスク等
の記録媒体を着脱可能とした記憶装置で構成されたファ
イルシステム13と、このファイルシステム13に対す
るファイル操作に関する全体的な制御を行うファイル操
作制御部14と、タブレット制御部4、本体電源部9、
ROM11、RAM12、及びファイルシステム13、
及びファイル操作制御部14に接続され、各種命令によ
り入力情報又は出力情報を制御する中央制御部8とを有
する。尚、上述した情報処理装置の構成は一例を示して
いるに過ぎず、本発明のファイル操作制御装置は、上記
以外の別の構成の情報処理装置にも適用することができ
る。
【0027】次に、上記の情報処理装置に本発明のファ
イル操作制御装置を適用した例について説明する。ファ
イルの複写、移動などのファイル操作を図形会話形処理
で実行するオペレーティングシステムには、ファイル操
作を制御するファイル操作制御装置が用いられる。この
ファイル操作制御装置は、図3に示すように、中央制御
部8に接続されているファイル操作制御部14を有し、
このファイル操作制御部14は、ファイルを選択するた
めのマウス、トラックボール、入力ペン等からなる指示
手段31と、ファイル操作メニューを表示させるための
補助入力手段32と、このファイル操作メニューにより
選択された操作を実行する実行手段33と、オペレーテ
ィングシステム内のファイルシステムを指示手段31に
より選択し、ファイルシステムの内容を順次階層メニュ
ーにより表示するファイル表示手段34とを備える。
【0028】例えば、図4に示すように、表示画面40
の上部に基本機能を選択するメニューとしてファイルの
移動や複写を行うFile機能41、ファイルの編集を
行うEdit機能42、及び操作説明等を表示するHe
lp機能43をメニュー表示し、カレントフォルダ表示
部44にカレントフォルダを表示すると共に、カレント
フォルダにあるファイル45を表示し、ここでは、一例
としてReadme.txt、Data1.dat、及
びSetup.exeの3つのファイルを表示した例を
示している。
【0029】この表示画面において、オペレーティング
システム内のファイルシステムをマウス、トラックボー
ル、入力ペン等からなる指示手段31により選択し、フ
ァイル表示手段34によりファイルシステムの内容を順
次階層メニューにより表示すると共に、補助入力手段3
2によりファイル操作メニューを表示し、実行手段33
によりファイル操作メニューにより選択された操作を実
行する。
【0030】尚、補助入力手段32は、指示手段にスイ
ッチを設けて、ファイル選択された後スイッチを押すこ
とによりメニューを表示させるようにしてもよいが、こ
こでは、物理的なスイッチを設けるのではなく、メニュ
ー選択機能が一定時間動作したことによりメニューを表
示させるようにしている。
【0031】次に、図5を用いて、このファイル操作制
御装置の処理手順を説明する。まず、メニュー表示を行
うためのフラグをクリアし(ステップS1)、指示手段
によるファイル選択が行われているか否かを検出し(ス
テップS2)、この検出結果に基づいて選択が行われて
いるファイルをアイコンの反転等により画面に表示する
(ステップS3)。次に、メニュー表示フラグを増加さ
せ(ステップS4)、メニュー表示フラグがある所定値
F以上になれば(ステップS5)、メニューが表示され
る(ステップS6)。尚、この例では、アイコンの反転
をファイルが選択されていれば毎回行うようにしている
が、フラグを設けて1度だけで行うようにしてもよい。
【0032】(実施形態1)図6及び図7は、本発明の
実施形態1によるファイル操作制御装置の機能を示して
いる。この実施形態1は、図6及び図7に示すように、
まず、選択されたファイル60に対し、メニュー表示手
段により表示されたOpen、Move、Copy、及
びPropertiesのメニュー61の中でMove
やCopyの機能が選択されたか否かを確認する(ステ
ップS7)。ここで、メニュー61の各機能は、Ope
nはファイルを開くことを、Moveはファイルの移動
を、Copyはファイルの複写を、Propertie
sはファイルの属性を表す。機能61a(例:Mov
e)が選択されていれば、ファイルシステムに登録され
ているドライブ情報62(例:A:¥、C:¥)を表示
する(ステップS8)。ドライブ62a(例:C:¥)
の選択が行われると(ステップS9)、選択されたドラ
イブ62a(例:C:¥)にフォルダーが含まれている
か否かを検出し(ステップS10)、そのドライブに含
まれる全てのフォルダー63(例:Document、
Temp、及びFax)をメニュー表示し(ステップS
11)、メニュー表示されたフォルダーから所望のフォ
ルダーを選択する(ステップS12)。ここで、表示し
ようとするフォルダーにサブフォルダーが存在する場合
には、フォルダー表示の際に、フォルダー63aに示す
ように“>”の記号を表示しユーザーにサブフォルダー
の存在を知らせる。選択されたフォルダー内にサブフォ
ルダーが存在しない場合には、メニューを消去し(ステ
ップS13)、実行アラートを表示し(ステップS1
4)、選択された機能(例:Move)を実行する(ス
テップS15)。以上の一連の動作によりファイル操作
制御が実行される。
【0033】尚、フローチャートには記していないが、
誤ったフォルダーを選択した場合には、選択前のメニュ
ーを再選択することにより、選択したフォルダーを取り
消す機能を追加することができる。また、表示範囲が不
足でメニューに全項目を表示できない場合に、“△”や
“▽”などの記号を項目に追加して、こうした追加記号
部分が選択されると、表示されていない項目を表示する
機能を追加することができる。例えば、“△”の追加記
号の選択により、上方にある表示されていない項目を表
示し、“▽”の追加記号の選択により、下方にある表示
されていない項目を表示するようにすることができる。
【0034】(実施形態2)図8は、本発明の実施形態
2によるファイル操作制御装置の機能を示している。こ
の実施形態2は、図8に示すように、指示手段が1度に
複数個のファイルを選択する機能を備えており、例え
ば、ファイルアイコンの存在しない領域81を領域指定
することにより、領域81に含まれる複数のファイル
(例:Dat1.dat、Setup.exe)を選択
する方法をとることができる。その他、指示手段とキー
やスイッチ等の操作との併用により複数のファイルを選
択する方法も考えられる。
【0035】複数のファイルを選択した後は、図7のフ
ローチャートに示す処理手順に従って処理が実行され、
ステップS15では選択された機能が複数のファイルに
対して実行される。従って、指示手段により1度に複数
個のファイルを選択して同時に複数ファイルの操作制御
をすることが可能となる。
【0036】(実施形態3)図9は、本発明の実施形態
3によるファイル操作制御装置の機能を示している。こ
の実施形態3は、図9に示すように、ファイル表示手段
が、階層メニューを同じメニュー領域に表示する機能を
備えており、例えば、図7のステップS11におけるフ
ォルダー表示をする際に、図9に示すフォルダー表示領
域93をドライブ情報領域92に重ねて表示することに
より実現できる。但し、この表示により選択フォルダー
の取り消し操作を行うのが困難になるので、この例では
サブメニューの一番上に、フォルダー位置を戻すための
追加のメニュー項目 の記号を追加している。その他、キーやスイッチ等の操
作により選択フォルダーの取り消し処理を行う方法も考
えられる。これにより、より小さい画面でファイル操作
の制御を行うことが可能となる。
【0037】(実施形態4)図10は、本発明の実施形
態4によるファイル操作制御装置の機能を示している。
この実施形態4は、ファイル表示手段が、図7のステッ
プS8の処理において、ファイルシステムに登録されて
はいるが物理的に使用可能な状態にない対象を、階層メ
ニューに表示しないようにする機能を備えており、例え
ば、図10に示すように、ファイルシステムの対象とし
て、フロッピーディスクドライブAが使用可能な状態に
なく、他のドライブC及びDが使用可能な状態にある場
合に、ドライブ表示102において“A:¥”を表示せ
ず、“C:¥”及び“D:¥”のみを表示することによ
り実現できる。尚、表示領域を少なくはできないが、選
択不可能なファイルシステムの対象を階層メニューに識
別して表示するようにしてもよい。
【0038】(実施形態5)図11は、本発明の実施形
態5によるファイル操作制御装置の機能を示している。
この実施形態5は、ファイル表示手段が、図7のステッ
プS8の処理において、ファイルシステムに登録されて
はいるが物理的に使用可能な容量が足りない対象又は情
報を記録できない対象を、階層メニューに表示しないよ
うにする機能を備えており、例えば、図11に示すよう
に、ファイルシステムの対象として、フロッピーディス
クドライブAが使用可能な容量が足りない状態やライト
プロテクト状態にあり、又ドライブDがDVD−ROM
やCD−ROMなどの読み出し専用の記録媒体で情報を
記録できなく、ドライブCのみが使用可能な状態にある
場合に、ドライブ表示112において“A:¥”及び
“D:¥”を表示せず、“C:¥”のみを表示すること
により、機能を実行できない対象を選択し実行後にエラ
ー表示されるといった不具合が解消されるようにしてい
る。尚、表示領域を少なくはできないが、実施形態4の
場合と同様に、選択不可能なファイルシステムの対象を
階層メニューに識別して表示するようにしてもよい。
【0039】(実施形態6)図12は、本発明の実施形
態6によるファイル操作制御装置の機能を示している。
この実施形態6は、指示手段が、ファイルシステムの内
容の読み込み処理中に読み込み処理を中断させる機能を
備えており、例えば、ファイルシステムが大規模である
場合には図7におけるステップS8やステップS11等
はファイルシステム内の検索等の処理時間が多くかかる
ため、こうした処理実行中にステップS12のフォルダ
の選択が行われた場合には、ステップS11による存在
するフォルダを表示する処理を中断して図12に示すよ
うにメニュー123を表示することにより実現すること
ができる。尚、誤ってフォルダの選択をして処理を中断
した場合のために、メニュー123中に123aで示す
追加のメニュー項目“…”等を追加して、ステップS1
1を再度実行できるようにしておくとよい。
【0040】(実施形態7)図13のフローチャート
は、本発明の実施形態7によるファイル操作制御装置に
おける処理手順を示している。この実施形態7は、ファ
イル表示手段が、カレントフォルダーを基点にして階層
メニューを表示する機能を備えており、例えば、図13
に示すように、図7のフローチャートにおけるステップ
S8及びステップS9を削除した処理手順とし、ドライ
ブ選択のステップをなくし、図13のステップS17以
降の処理を直接カレントドライブに対し実行することで
実現できる。尚、図13のフローチャートにおける各ス
テップでの処理は、上述した図7のフローチャートの場
合と同様であるので、ここではその説明を省略する。
【0041】図14は本発明のファイル操作制御装置に
よりファイル操作を行うファイルシステムの一例を示し
ており、CドライブにTEMP、Document、及
びFaxの3つのホルダが構成されており、TEMPホ
ルダは、Sample及びSample2の2つのサブ
ホルダで構成され、Sample2サブホルダは、V1
0及びV11の2つのサブホルダで構成され、V10及
びV11サブホルダのそれぞれがRes及びSrcの2
つのサブホルダで構成されている。また、Docume
ntホルダは、Temp及びMeetingの2つのサ
ブホルダで構成されており、Faxホルダは、Out、
In、Sentの3つのサブホルダで構成されている。
【0042】このファイルシステムにおいて、例えば、
カレントフォルダー141がSample2である場合
に、C:¥TEMP¥Sample2¥V10¥Res
に存在するファイルを、C:¥TEMP¥Sample
2¥V11¥Resにコピーする場合を想定する。この
場合、従来にあっては、階層順にC:¥→TEMP→S
ample2→V11→Resの操作を順次行ってコピ
ー先を指定する必要があるのに対して、本実施形態7で
は、最初にカレントフォルダーであるC:¥TEMP¥
Sample2が基点とされ、順次C:¥TEMP¥S
ample2¥V11→C:¥TEMP¥Sample
2¥V11¥Resの操作を行えばコピー先を指定する
ことができ、より少ないステップで同様の操作を行うこ
とができる。尚、この実施形態7による機能選択を、オ
プション設定やキー操作により、図13又は図7のどち
らのフローチャートによる処理手順をとるかを変更する
ようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファイル
操作制御装置によれば、図形会話形処理で実行可能なオ
ペレーティングシステムにおいて、ファイルの複写、移
動などのファイル操作を制御する際に、ファイル表示手
段により、オペレーティングシステム内のファイルシス
テムを指示手段により選択し、ファイルシステムの内容
を順次階層メニューにより表示すると共に、補助入力手
段によりファイル操作メニューを表示させ、実行手段に
よりファイル操作メニューにより選択された操作を実行
することができる。このため、小さな表示画面しか持た
ない携帯端末等にあっても、指示手段だけで簡単に操作
することができ操作性に優れており、ファイル操作を容
易に短時間で行うことができる。
【0044】また、指示手段が1度に複数個のファイル
を選択する機能を備える構成とすれば、複数個のファイ
ルに対し1度の操作で、選択された機能を同時に実行す
ることできる。
【0045】更に、ファイル表示手段が階層メニューを
同じメニュー領域に表示する機能を備える構成とすれ
ば、表示画面におけるより小さな表示領域にファイル表
示を行うことができるので、更に小さな表示画面しか持
たない携帯端末等に適用しても支障なくファイル操作を
行うことができる。
【0046】加えて、ファイル表示手段が、ファイルシ
ステムに登録されてはいるが物理的に使用可能な状態に
ない対象、並びにファイルシステムに登録されてはいる
が物理的に使用可能な容量が足りない対象又は情報を記
録できない対象を、階層メニューに表示しないようにす
る機能を備える構成とすれば、表示画面におけるより小
さな表示領域にファイル表示を行うことができるだけで
なく、無意味な操作を行うのを事前に防止することがで
きる。
【0047】尚、上記の対象を階層メニューに識別して
表示するようにしてもよく、この場合には、ファイル表
示の表示領域を小さくすることはできないが、無意味な
操作を行うのを事前に防止することは同様にできる。
【0048】また、指示手段がファイルシステムの内容
の読み込み処理中に読み込み処理を中断させる機能を備
える構成とすれば、無駄な処置時間を短縮できるので、
より少ない操作時間で作業を行うことができる。
【0049】特に、大きなファイルシステムを扱う際
に、ファイル表示手段がカレントフォルダーを基点にし
て階層メニューを表示する機能を備える構成とすれば、
無駄な処置時間をより一層短縮することができるので、
更に少ない操作時間で作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイル操作制御装置を備えた情報処
理装置としての携帯情報端末装置の一例を示す図であっ
て、(a)が装置全体の外観斜視図、(b)が入出力部
の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明のファイル操作制御装置を備えた情報処
理装置としての携帯情報端末装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明のファイル操作制御装置の主要構成を示
すブロック図である。
【図4】本発明のファイル操作制御装置における図形会
話形処理で実行可能なオペレーティングシステムの一例
を示す図である。
【図5】本発明のファイル操作制御装置における処理手
順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態1によるファイル操作制御装
置の機能を説明する図である。
【図7】本発明の実施形態1によるファイル操作制御装
置における処理手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態2によるファイル操作制御装
置の機能を説明する図である。
【図9】本発明の実施形態3によるファイル操作制御装
置の機能を説明する図である。
【図10】本発明の実施形態4によるファイル操作制御
装置の機能を説明する図である。
【図11】本発明の実施形態5によるファイル操作制御
装置の機能を説明する図である。
【図12】本発明の実施形態6によるファイル操作制御
装置の機能を説明する図である。
【図13】本発明の実施形態7によるファイル操作制御
装置における処理手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明のファイル操作制御装置によりファイ
ル操作を行うファイルシステムの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 本体キャビネット 2 開閉カバー 3 入出力部 3−1 液晶表示部 3−2 タブレット 4 タブレット制御部 5 液晶回路部 6 コモン回路 7 セグメント回路 8 中央制御部 9 本体電源部 10本体スイッチ 11 ROM 12 RAM 13 ファイルシステム 14 ファイル操作制御部 31 指示手段 32 補助入力手段 33 実行手段 34 ファイル表示手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形会話形処理で実行可能なオペレーテ
    ィングシステムに用いられ、ファイルの複写、移動など
    のファイル操作を制御するファイル操作制御装置であっ
    て、 ファイルを選択するための指示手段と、 ファイル操作メニューを表示させるための補助入力手段
    と、 該ファイル操作メニューにより選択された操作を実行す
    る実行手段と、 該オペレーティングシステム内のファイルシステムを該
    指示手段により選択し、該ファイルシステムの内容を順
    次階層メニューにより表示するファイル表示手段とを備
    えるファイル操作制御装置。
  2. 【請求項2】前記指示手段が、1度に複数個のファイル
    を選択する機能を備えている請求項1記載のファイル操
    作制御装置。
  3. 【請求項3】前記ファイル表示手段が、前記階層メニュ
    ーを同じメニュー領域に表示する機能を備えている請求
    項1又は請求項2記載のファイル操作制御装置。
  4. 【請求項4】前記ファイル表示手段が、前記ファイルシ
    ステムに登録されてはいるが物理的に使用可能な状態に
    ない対象を、前記階層メニューに識別して表示し又は前
    記階層メニューに表示しないようにする機能を備えてい
    る請求項1〜請求項3のいずれかに記載のファイル操作
    制御装置。
  5. 【請求項5】前記ファイル表示手段が、前記ファイルシ
    ステムに登録されてはいるが物理的に使用可能な容量が
    足りない対象又は情報を記録できない対象を、前記階層
    メニューに識別して表示し又は前記階層メニューに表示
    しないようにする機能を備えている請求項1〜請求項4
    のいずれかに記載のファイル操作制御装置。
  6. 【請求項6】前記指示手段が、前記ファイルシステムの
    内容の読み込み処理中に該読み込み処理を中断させる機
    能を備えている請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    ファイル操作制御装置。
  7. 【請求項7】前記ファイル表示手段が、カレントフォル
    ダーを基点にして階層メニューを表示する機能を備えて
    いる請求項1〜請求項6のいずれかに記載のファイル操
    作制御装置。
  8. 【請求項8】図形会話形処理で実行可能なオペレーティ
    ングシステムに用いられ、ファイルの複写、移動などの
    ファイル操作を制御するファイル操作制御装置を、ファ
    イルを選択するための指示手段と、ファイル操作メニュ
    ーを表示させるための補助入力手段と、該ファイル操作
    メニューにより選択された操作を実行する実行手段と、
    該オペレーティングシステム内のファイルシステムを該
    指示手段により選択し、該ファイルシステムの内容を順
    次階層メニューにより表示するファイル表示手段として
    機能させるためのファイル操作制御プログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP23320098A 1998-08-19 1998-08-19 ファイル操作制御装置及びファイル操作制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2000066793A (ja)

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