JPH11305933A - 入力装置及び入力方法 - Google Patents

入力装置及び入力方法

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JPH11305933A
JPH11305933A JP10976098A JP10976098A JPH11305933A JP H11305933 A JPH11305933 A JP H11305933A JP 10976098 A JP10976098 A JP 10976098A JP 10976098 A JP10976098 A JP 10976098A JP H11305933 A JPH11305933 A JP H11305933A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペンを用いて携帯用情報処理装置に各種入力
を行う場合の操作方法及び装置構成を簡略化し、操作性
を向上させる。 【解決手段】 ペンのホールド動作を検出して、各種
動作を行うように構成しているので、携帯型情報処理装
置の装置構成を簡略化でき、装置の小型化を図れる。ま
た、マウスのようにダブルクリック(あるいはダブルタ
ップ)等を行う場合と比較して、ペンを接触させた状態
で操作を行えるため、位置ずれなどを考慮する必要がな
くなり、特にハンドヘルド型の携帯型情報処理装置にお
ける操作の確実性及び操作性を向上することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力装置及び入力
方法に係り、特にペンを用いて各種データ処理を行う携
帯型情報処理装置に用いられる入力装置及び入力方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】[1] 第1従来例 特開平8−179872号公報には、静電結合方式タブ
レットに超音波方式タッチパネルを重ねた構成とし、専
用のペン型指示具によるペン入力を静電結合方式タブレ
ットで識別し、スタイラス制限のある超音波方式タッチ
パネルで指によるタッチ入力を識別することにより、ペ
ン入力による手書き文字などの微細入力及びタッチ入力
によるメニュー入力などの選択入力を一つの入力装置で
行える旨が開示されている。
【0003】[2] 第2従来例 また、コンピュータ用の入力装置として従来よりマウス
(Mouse)が用いられている。マウスは、底面が平らな
ケース内に設けられた多方向検知用デバイス(=通常、
ボール)と、コンピュータの表示画面上で項目やコマン
ドを選択するためのボタンと、が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記第1従来例に記載
の入力装置においては、静電結合方式タブレットに超音
波方式タッチパネルを重ねた構成としているため、パネ
ルの構造が複雑となってしまうという問題点があった。
また、上記第2従来例のマウスは、相対的ポインティン
グデバイスであり、マウス自体の移動面上の位置が画面
の個々の位置に直接対応していないため、操作に不慣れ
な場合には、操作性が悪いという問題点があった。さら
にハンドヘルド型の情報端末装置においては、マウスを
操作するための操作面を確保することができないという
問題点もあった。そこで、本発明の目的は、ペンを用い
て携帯用情報処理装置に各種入力を行う場合の操作方法
及び装置構成を簡略化し、操作性を向上させることがで
きる入力装置及び入力方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、操作位置を特定するための
ペン型入力手段と、前記ペン型入力手段を接触させるこ
とによりデータ入力を行うためのデータ入力面を有する
とともに、各種データの表示を行うタッチスクリーン手
段と、前記ペン型入力手段の前記データ入力面への接触
状態を検出して、前記ペン型入力手段がホールド状態に
あるか否かを検出するホールド状態検出手段と、を備え
たことを特徴としている。
【0006】請求項2記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記ホールド状態検出手段は、前記ペン型
入力手段が、予め定めた所定基準時間以上連続して前記
データ入力面に接触しているか否かを検出する接触時間
検出手段と、前記ペン型入力手段の前記データ入力面上
の接触位置が予め定めた所定基準範囲内であるか否かを
検出する接触位置検出手段と、前記接触時間検出手段及
び前記接触位置検出手段の検出結果に基づいて、前記ペ
ン型入力手段が前記所定基準時間以上前記データ入力面
に接触しており、かつ、当該連続して接触している時間
内において前記接触位置が前記所定基準範囲内である場
合に、前記ペン型入力手段が前記ホールド状態にあると
判別するホールド状態判別手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0007】請求項3記載の構成は、請求項1または請
求項2記載の構成において、前記判別に基づいて前記ペ
ン型入力手段が前記ホールド状態にある場合に、予め定
めた所定の入力処理を行うホールド状態処理手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0008】請求項4記載の構成は、請求項3記載の構
成において、前記ホールド状態処理手段は、前記ペン入
力手段のホールド位置近傍に当該ホールド位置に対応す
る処理メニューを前記タッチスクリーン手段に表示させ
るメニュー表示制御手段を備えたことを特徴としてい
る。
【0009】請求項5記載の構成は、請求項4記載の構
成において、前記メニュー表示制御手段は、前記処理メ
ニューのデフォルト選択位置に前記ペン入力手段がタッ
プ状態にあることを検出した場合の処理に対応する処理
項目を前記タッチスクリーン手段に表示させるデフォル
ト選択表示制御手段を備えたことを特徴としている。
【0010】請求項6記載の構成は、操作位置を特定す
るためのペンと、前記ペンを接触させることによりデー
タ入力を行うためのデータ入力面を有するとともに、各
種データの表示を行うタッチスクリーンと、前記ペンの
前記データ入力面への接触状態を検出して、前記ペン型
入力手段がホールド状態にあるか否かを検出し、前記ペ
ンが前記ホールド状態にある場合に、予め定めた所定の
処理を行うホールド状態処理ユニットと、を備えたこと
を特徴としている。
【0011】請求項7記載の構成は、ペンをタッチスク
リーンのデータ入力面に接触させることによりデータ入
力を行う入力装置の入力方法において、前記ペンの前記
タッチスクリーンのデータ入力面への接触状態を検出し
て、前記ペンがホールド状態にあるか否かを検出するホ
ールド状態検出工程と、前記ペンが前記ホールド状態に
ある場合に、予め定めた所定の入力処理を行うホールド
状態処理工程と、を備えたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照して本発明の好
適な実施形態について説明する。 [1] 情報端末装置のシステム構成 図1に実施形態の情報端末装置のシステム構成を説明す
るための外観斜視図を示す。情報端末装置1は、液晶デ
ィスプレイ10に各種情報を表示するとともに、ペン1
1により各種データを入力するための透明タッチパネル
12が液晶ディスプレイ10上に設けられたタッチスク
リーン(Touch Screen)13と、他の情報端末装置1’
と赤外線通信を行う赤外線通信ポート14と、携帯電話
15、PHS(Personal Handyphone System)16、情
報端末装置1と協働してPHS機能を実現するPHSユ
ニット17、図示しないパーソナルコンピュータ(P
C)と接続するためのPC接続ケーブル18、図示しな
いモデム(Modem)と接続するためのモデム接続ケーブ
ル19などが接続されるコミュニケーションコネクタ2
0と、図示しない内蔵バッテリに充電を行うための充電
器21が接続される充電器接続コネクタ22と、各種デ
ータを記憶するためのメモリカード(Compact Flashな
ど)23を接続すべく挿入するためのメモリカードスロ
ット24と、情報端末装置1の現在位置、高度等を測定
するためのGPS(Global Positioning System)ユニ
ット25を接続するための、情報端末装置1の背面に設
けられた図示しないGPSコネクタと、音声入力を行う
ためのマイク26と、を備えて構成されている。
【0013】[2] 情報端末装置の実使用時の概要構
成 図2に情報端末装置の実使用時の概要構成ブロック図の
一例を示す。情報端末装置1は、オペレーティングシス
テム(OS)及び各種アプリケーションが格納されたマ
スクROM30と、情報端末装置1の制御を行うCPU
31と、アプリケーション実行用のRAM32と、各種
データ通信を行うデータ通信装置33と、内部データの
記憶を行う内部RAM34と、タッチスクリーン13を
構成し、各種データの表示を行う液晶ディスプレイ10
と、タッチスクリーン13を構成し、各種データの入力
を行う透明タッチパネル12と、情報端末装置1の現在
位置、高度等を測定するためのGPSユニット25と、
音声入力を行うためのマイク26と、被写体を撮像し、
その静止画像をデジタルデータとして保存するディジタ
ルカメラ35と、を備えて構成されている。
【0014】[3] 情報端末装置の概要動作 つぎに図3の処理フローチャートを参照して情報端末装
置の動作について説明する。情報端末装置1の電源がオ
ンされ(ステップS1)、ユーザによりアプリケーショ
ンの起動(ステップS2)及びペン11の操作がなされ
ると(ステップS3)、CPU31は、一旦ペン11が
透明タッチパネル12に接触してから離れることなく、
透明タッチパネル12に所定時間以上接触したままにな
っているか否かを判別する(ステップS4)。
【0015】ステップS4の判別において、ペン11が
透明タッチパネル12に接触してから所定時間以内に透
明タッチパネル12から離れた場合には、CPU31
は、タップ(tap)動作であると判断して(ステップS
5)、タップした位置がテキスト文字列の表示位置に対
応する位置であるか否かを判別する(ステップS6)。
ステップS6の判別において、タップした位置がテキス
ト文字列の表示位置に対応する位置である場合には(ス
テップS6;Yes)、当該位置にカーソルを移動し
(ステップS7)、操作終了か否かを判別する(ステッ
プS15)。ステップS15の判別において、操作終了
である場合には(ステップS15;Yes)、処理を終
了する。
【0016】ステップS15の判別において、操作終了
ではない場合には(ステップS15;No)、処理を再
びステップS3に移行する。ステップS6の判別におい
て、タップした位置がテキスト文字列の表示位置に対応
する位置ではない場合には(ステップS6;No)、タ
ップ位置に対応する動作を実行し(ステップS8)、動
作実行後、操作終了か否かを判別する(ステップS1
5)。
【0017】ステップS15の判別において、操作終了
である場合には(ステップS15;Yes)、処理を終
了する。ステップS15の判別において、操作終了では
ない場合には(ステップS15;No)、処理を再びス
テップS3に移行する。
【0018】ステップS4の判別において、ペン11が
透明タッチパネル12に接触してから所定時間以上接触
し続けている場合には(ステップS4;Yes)、ペン
11が透明タッチパネル12に接触したまま、移動して
いるか否か、すなわち、ペン11が透明タッチパネル1
2に接触したまま、その接触位置の変動が予め定めた所
定基準範囲内(=移動誤差許容範囲内)に収まっている
か否かを判別する(ステップS9)。
【0019】ステップS9の判別において、ペン11が
透明タッチパネル12に接触したまま、移動していない
場合には(ステップS9;No)、CPU31はホール
ド動作であると判別し(ステップS10)、当該ホール
ド位置に対応する表示装置の表示位置にショートカット
メニューを表示し(ステップS11)、操作終了か否か
を判別する(ステップS15)。
【0020】ステップS15の判別において、操作終了
である場合には(ステップS15;Yes)、処理を終
了する。ステップS15の判別において、操作終了では
ない場合には(ステップS15;No)、処理を再びス
テップS3に移行する。ステップS9の判別において、
ペン11がペン11が透明タッチパネル12に接触した
まま、移動している場合には(ステップS9;Ye
s)、CPU31はドラッグ動作であると判別し(ステ
ップS12)、ドラッグした位置がテキスト文字列の表
示位置あるいは地図データの表示位置に対応する位置で
あるか否かを判別する(ステップS13)。
【0021】ステップS13の判別において、ドラッグ
した位置がテキスト文字列の表示位置あるいは地図デー
タの表示位置に対応する位置である場合には(ステップ
S13;Yes)、当該ドラッグ範囲を範囲選択する範
囲選択動作を行い(ステップS14)、操作終了か否か
を判別する(ステップS15)。ステップS15の判別
において、操作終了である場合には(ステップS15;
Yes)、処理を終了する。ステップS15の判別にお
いて、操作終了ではない場合には(ステップS15;N
o)、処理を再びステップS3に移行する。
【0022】[4] 情報端末装置の具体的動作 [4.1] 操作対象がテキストオブジェクトの場合 まず、操作対象がテキストオブジェクトの場合の具体的
動作について説明する。この場合において、アプリケー
ションプログラムとして、各種オブジェクト(画像、音
声等)も扱うことが可能なエディタ機能を有するエディ
タプログラムを動作させる場合について説明する。
【0023】情報端末装置の電源がオンされ、図示しな
いスタートメニューからユーザがエディタプログラムに
対応する位置に対して、ペン11を用いてタップ動作を
行うと、CPU31はマスクROM30からエディタプ
ログラムを読み出し、起動させる。これにより図4に示
すように、エディタプログラムの文字入力位置には、文
字列入力カーソルCSが表示される。
【0024】つぎにユーザがアプリケーションの種類に
かかわらず共通の機能を提供するためのオフスクリーン
アイコンOSI1〜OSI9(図4参照)のなかから、
ソフトキーボードに対応するオフスクリーンアイコンO
SI5の表示位置をタップすることにより、図5に示す
ように、ソフトキーボードSKEYが起動する。エディ
タプログラムの編集画面上でソフトキーボードSKEY
から「1」→「2」→……→「8」→「9」という順番
で画面上のキーボードをペン11により順次タッピング
し、「123456789」という文字列を入力する。
【0025】さらに確定キーENTをペン11によりタ
ッピングすることにより、エディタプログラムの編集画
面上に「123456789」という文字列が転送さ
れ、表示される。この状態において、文字列入力カーソ
ルCSは、図6に示すように、「9」の後ろ側に位置し
ているので、ペン11を「1」の文字の前でタッピング
する。この結果、文字列入力カーソルCSは、「1」の
文字の前に移行する。
【0026】つぎに再び文字列入力カーソルCSの位置
をペン11で指定し、ペン11を透明タッチパネル12
から離さずに、「9」の文字の方向へ移動させる。これ
により、CPU31は、ペン操作がドラッグ操作である
と判別し、文字列「123456789」の範囲が選択
されたとして、図7に示すように、文字列を反転表示す
る。そして、以下の3つの動作のうち、いずれを行うか
により動作状態が変更される。
【0027】 再度「1」の文字の前の位置をタッピ
ングすれば、選択範囲は解除され、範囲選択動作前の状
態に復帰する。 そのまま、ペン11を離さないでドラッグを継続す
れば、文字列「123456789」を含むドラッグ範
囲が選択されたとして反転表示となる。 文字列「123456789」の範囲が選択され、
反転表示された状態で、文字「9」の位置でペン11を
透明タッチパネル12から離さずにおくと、ホールド動
作と判別されて、図8に示すように、範囲選択されてい
る文字列の近傍に、当該文字列に対して施すことが可能
な複数の処理(図8では、カット、コピー、データ削
除、色、大きさ、書体)など処理を行うためのショート
カットメニューSCMが表示される。
【0028】ショートカットメニューSCMが表示され
た段階で、ペン11を透明タッチパネル12から離す
と、ショートカットメニューSCMは表示されたままと
なるので、例えば、ショートカットメニューからカット
(切り取り)をペン11によりタップすると、文字列
「123456789」が切り取られ、図示しないバッ
ファメモリ内に蓄えられることとなる。
【0029】[4.2] 操作対象がテキスト以外のオ
ブジェクトの場合 つぎに操作対象がテキスト以外のオブジェクトの場合の
具体的動作についてオブジェクトがディジタルカメラで
撮影した画像である場合を例として説明する。情報端末
装置1の電源がオンされ、図示しないスタートメニュー
からユーザがエディタプログラムに対応する位置に対し
て、ペン11を用いてタップ動作を行うと、CPU31
はマスクROM30からエディタプログラムを読み出
し、起動させる。これにより文字入力位置には、文字列
入力カーソルが表示される(図4参照)。
【0030】つぎにユーザがオフスクリーンアイコンO
SI1〜OSI9(図4参照)のディジタルカメラ34
に対応するオフスクリーンアイコンOSI8の表示位置
をタップすることによりディジタルカメラアプリケーシ
ョンが起動する。続いてユーザがディジタルカメラ34
により被写体を撮影し、エディタ編集画面に戻すと、デ
ィジタルカメラアプリケーションにより撮影した写真に
対応する画像が自動的にクリップボード(一時保存機
能)を利用して、保存される。
【0031】つぎにユーザがエディタプログラムの編集
画面上の撮影した写真に対応する画像挿入位置をペン1
1で指定して、当該位置でペン11をホールドすると、
ホールド位置近傍に画像編集用ショートカットメニュー
が表示される。ユーザはショートカットメニュー内の
「ペースト(貼り付け)」の表示が反転表示される位置
までペン11をドラッグさせ、「ペースト」の表示が反
転表示されたら、ペン11を離す。なお、この操作は、
画像編集用ショートカットメニューが表示された段階
で、ペン11を一旦離し、「ペースト」メニュー表示位
置をタップすることによっても行える。これにより、ペ
ン11で指定した位置にディジタルカメラ34で取った
画像が挿入されることとなる。
【0032】[4.3] 画像オブジェクト自体を操作
する場合 エディタプログラムの編集画面上に画像が表示されてい
る状態で当該画像をペン11でタップすると、画像が全
画面表示される。そしてもう一度タップすると、再び元
の大きさで表示がなされる。
【0033】この元の大きさで表示がなされた状態で、
当該画像の表示領域内をペン11でホールドすると、図
9に示すように、画像近傍にショートカットメニューS
CMが表示される。この場合において、当該ショートカ
ットメニューのデフォルト選択位置のメニュー(最初に
反転表示されるメニュー。以下、デフォルト選択メニュ
ーという。)DFMは、「全画面表示」となっており、
タップした場合の動作と同一の動作に対応するメニュー
となっている。
【0034】そしてショートカットメニューSCM内の
「全画面表示」の表示が反転表示される位置までペン1
1をドラッグさせ、ペン11を離すと、画像が全画面表
示される。そしてもう一度タップすると、再び元の大き
さで表示がなされることとなる。上述したようにテキス
ト以外のオブジェクトの操作を行う場合のショートカッ
トメニューのデフォルト選択位置(通常、ショートカッ
トメニューの先頭)には、当該オブジェクトをタップし
た際の動作と同一の動作を行わせるためのデフォルト選
択メニューDFMが表示されるようになっている。
【0035】これによりペン11によりタップする前に
ホールドすることで、タップした場合に行われる動作を
容易に確認することが可能となる。例えば、画像オブジ
ェクト以外のオブジェクトの場合には以下の動作がデフ
ォルト動作としてデフォルト選択位置に表示される。 ・音声(サウンド)オブジェクト→再生/停止 ・位置オブジェクト→地図表示アプリケーション(地図
ビュワー)起動 ・PIM(Personal Information Management)オブジ
ェクト→PIM(Personal Information Manager)アプ
リケーション起動[スケジューラ、アドレス帳等]
【0036】[5] 実施形態の効果 以上の説明のように、本実施形態によれば、ペンの操作
は(シングル)タップ、ホールド及びドラッグの3通り
であり、表示画面に対してペンを接触(押し下げ)した
状態で機能するため、安定して操作を行うことができ
る。また、テキスト以外のオブジェクトの操作を行う場
合に、ペンをホールドして、ショートカットメニューを
表示させた場合のデフォルト選択位置(通常、ショート
カットメニューの先頭)には、同一位置でペンをタップ
した場合と同一のメニューが表示されるので、ペンをタ
ップした場合の動作を忘れた際にもホールド動作を行う
ことで、当該オブジェクトのデフォルト動作を知ること
ができ、そのまま操作を継続させることが可能となる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ペン型入力手段のホー
ルド動作を検出して、各種動作を行うように構成してい
るので、装置構成を簡略化でき、装置の小型化を図れ
る。また、マウスのようにダブルクリック(あるいはダ
ブルタップ)等を行う場合と比較して、ペン型入力手段
を接触させた状態で操作を行えるため、位置ずれなどを
考慮する必要がなくなり、特にハンドヘルド型の携帯型
情報処理装置における操作の確実性及び操作性を向上す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の情報端末装置の外観斜視図であ
る。
【図2】 情報端末装置の概要構成ブロック図である。
【図3】 概要動作処理フローチャートである。
【図4】 操作対象がテキストオブジェクトの場合の動
作説明図(その1)である。
【図5】 操作対象がテキストオブジェクトの場合の動
作説明図(その2)である。
【図6】 操作対象がテキストオブジェクトの場合の動
作説明図(その3)である。
【図7】 操作対象がテキストオブジェクトの場合の動
作説明図(その4)である。
【図8】 操作対象がテキストオブジェクトの場合の動
作説明図(その5)である。
【図9】 操作対象が画像オブジェクト自体である場合
の動作説明図である。
【符号の説明】
1…情報端末装置 10…液晶ディスプレイ 11…ペン 12…透明タッチパネル 13…タッチスクリーン 14…赤外線通信ポート 15…携帯電話 16…PHS 17…PHSユニット 18…PC接続ケーブル 19…モデム接続ケーブル 20…コミュニケーションコネクタ 21…充電器 22…充電器接続コネクタ 23…メモリカード 24…メモリカードスロット 25…GPSユニット 26…マイク 30…マスクROM 31…CPU 32…RAM 33…データ通信装置 34…内部RAM 35…ディジタルカメラ CS…文字列入力カーソル DFM…デフォルト選択メニュー OSI1〜OSI9…オフスクリーンアイコン SCM…ショートカットメニュー SKEY…ソフトキーボード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作位置を特定するためのペン型入力手
    段と、 前記ペン型入力手段を接触させることによりデータ入力
    を行うためのデータ入力面を有するとともに、各種デー
    タの表示を行うタッチスクリーン手段と、 前記ペン型入力手段の前記データ入力面への接触状態を
    検出して、前記ペン型入力手段がホールド状態にあるか
    否かを検出するホールド状態検出手段と、 を備えたことを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の入力装置において、 前記ホールド状態検出手段は、前記ペン型入力手段が、
    予め定めた所定基準時間以上連続して前記データ入力面
    に接触しているか否かを検出する接触時間検出手段と、 前記ペン型入力手段の前記データ入力面上の接触位置が
    予め定めた所定基準範囲内であるか否かを検出する接触
    位置検出手段と、 前記接触時間検出手段及び前記接触位置検出手段の検出
    結果に基づいて、前記ペン型入力手段が前記所定基準時
    間以上前記データ入力面に接触しており、かつ、当該連
    続して接触している時間内において前記接触位置が前記
    所定基準範囲内である場合に、前記ペン型入力手段が前
    記ホールド状態にあると判別するホールド状態判別手段
    と、 を備えたことを特徴とする入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の入力装置
    において、 前記判別に基づいて前記ペン型入力手段が前記ホールド
    状態にある場合に、予め定めた所定の入力処理を行うホ
    ールド状態処理手段と、 を備えたことを特徴とする入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の入力装置において、 前記ホールド状態処理手段は、前記ペン入力手段のホー
    ルド位置近傍に当該ホールド位置に対応する処理メニュ
    ーを前記タッチスクリーン手段に表示させるメニュー表
    示制御手段を備えたことを特徴とする入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の入力装置において、 前記メニュー表示制御手段は、前記処理メニューのデフ
    ォルト選択位置に前記ペン入力手段がタップ状態にある
    ことを検出した場合の処理に対応する処理項目を前記タ
    ッチスクリーン手段に表示させるデフォルト選択表示制
    御手段を備えたことを特徴とする入力装置。
  6. 【請求項6】 操作位置を特定するためのペンと、 前記ペンを接触させることによりデータ入力を行うため
    のデータ入力面を有するとともに、各種データの表示を
    行うタッチスクリーンと、 前記ペン型入力手段の前記データ入力面への接触状態を
    検出して、前記ペンがホールド状態にあるか否かを検出
    し、前記ペンが前記ホールド状態にある場合に、予め定
    めた所定の処理を行うホールド状態処理ユニットと、 を備えたことを特徴とする入力装置。
  7. 【請求項7】 ペンをタッチスクリーンのデータ入力面
    に接触させることによりデータ入力を行う入力装置の入
    力方法において、 前記ペンの前記タッチスクリーンのデータ入力面への接
    触状態を検出して、前記ペンがホールド状態にあるか否
    かを検出するホールド状態検出工程と、 前記ペンが前記ホールド状態にある場合に、予め定めた
    所定の入力処理を行うホールド状態処理工程と、 を備えたことを特徴とする入力方法。
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