JP2000066114A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2000066114A
JP2000066114A JP10237509A JP23750998A JP2000066114A JP 2000066114 A JP2000066114 A JP 2000066114A JP 10237509 A JP10237509 A JP 10237509A JP 23750998 A JP23750998 A JP 23750998A JP 2000066114 A JP2000066114 A JP 2000066114A
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switch
unit
detection switch
actuator
detection
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JP10237509A
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Hiroyuki Yamamiya
広之 山宮
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検知スイッチ押し部材などを外すことなく、
簡単に検知スイッチを取り外して交換できる内視鏡を提
供する。 【解決手段】 ズームレンズを駆動するアクチュエータ
に駆動信号を印加する制御を行う制御回路に信号線を介
して接続され、駆動操作を行うスイッチユニット57は
スイッチ固定部材を構成する底板80等に設けた長穴7
8内にレバー104、105が押されることによりON
する検知スイッチ101、102を設けた検知スイッチ
ユニット100が収納され、検知スイッチユニット10
0と一体のスイッチ止め部材103をネジ125、12
6で底板80に着脱自在に固定する構造として、操作レ
バーの操作により移動してレバー104、105を押し
てONするスイッチ押し部材86を外すことなく簡単に
交換可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はズームレンズ等の被
駆動体をアクチュエータにより駆動する内視鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、内視鏡に内蔵されたアクチュ
エータを駆動させて、例えばズームレンズ等の光学要素
を駆動させることが行われている。前記アクチュエータ
を駆動及び停止させるための操作手段としては、いわゆ
るシーソ型のスイッチやフットスイッチなど各種の操作
スイッチが使用されている。
【0003】また、特開平10−151107号公報で
は操作性を良好にするために、内視鏡に回動自在な操作
レバーを設けている。この回動自在なレバーを操作する
ことにより、検知スイッチ押し部材が移動して、検知ス
イッチをON、OFFさせる構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平10−151107号公報の従来例では検知スイッ
チを故障などの理由で交換しようとしても、検知スイッ
チを交換するためには、検知スイッチ押し部材などを取
り外さなければ検知スイッチの交換ができず、煩わしい
という問題がある。
【0005】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、検知スイッチ押し部材などを外す
ことなく、簡単に検知スイッチを取り外して交換できる
内視鏡を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】アクチュエータ駆動信号
が印加されるアクチュエータと、前記アクチュエータに
より駆動される被駆動体と、前記アクチュエータの駆動
操作を行う操作スイッチとを有する内視鏡において、前
記操作スイッチは検知スイッチユニットと検知スイッチ
押し部とスイッチ固定部材とからなり、前記検知スイッ
チユニットは前記スイッチ固定部材に対して着脱自在と
することにより、検知スイッチ押し部等を外すことな
く、検知スイッチを取り外しができる構造にした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (1実施の形態)図1ないし図10は本発明の1実施の
形態に係り、図1は1実施の形態を備えた内視鏡装置の
全体構成を斜視図で示し、図2は内視鏡装置の構成をブ
ロック図で示し、図3は1実施の形態の内視鏡を側面図
で示し、図4は操作部のレバー部周辺の構造を断面図で
示し、図5はスイッチユニットを正面図で示し、図6は
スイッチユニットを側面断面図で示し、図7は図6のC
−C断面図を示し、図8は図6のD−D断面図を示し、
図9及び図10はスイッチユニットの作用説明図を示
し、図6の状態においてノブの操作によりスイッチ押し
部材を左側及び右側に移動した状態をそれぞれ示す図で
ある。
【0008】図1及び図2に示す内視鏡装置1はズーム
(拡大から広角まで任意の倍率に調整できる)機能を備
えた本発明の1実施の形態のズーム式電子内視鏡(以
下、単に内視鏡と略記)2と、この内視鏡2のライトガ
イド31に照明光を供給する光源装置3と、撮像手段に
対する信号処理を行うカメラコントロールユニッット
(CCUと略記)4と、CCU4から出力される映像信
号を表示するカラーモニタ5と、拡大/広角制御(単に
ズーム制御とも言う)を行うズーム制御装置6と、この
ズーム制御装置6に接続されたフットスイッチ7とを有
する。
【0009】内視鏡2は患者の体内等に挿入される細長
の挿入部8と、この挿入部8の基端に設けられた操作部
9と、この操作部9から一端が延出されたユニバーサル
コード11とを有し、このユニバーサルコード11の他
端に設けたコネクタ12は光源装置3に着脱自在で接続
される。
【0010】挿入部8は撮像手段が内蔵された硬質の先
端部13と、この先端部13の後端に設けられ湾曲自在
の湾曲部14と、この湾曲部の後端に設けられた可撓性
を有する可撓管部15とからなり、この湾曲部14は操
作部9に設けた湾曲操作ノブ16を操作することによ
り、湾曲することができる。
【0011】上記コネクタ12にはビデオケーブル17
の一端のコネクタ18が接続され、このビデオケーブル
17の他端のコネクタ19はCCU4に着脱自在で接続
される。このコネクタ12にはズームケーブル20の一
端が着脱自在に接続され、このズームケーブル20の他
端のズームコネクタ21は接続コネクタ22を介して接
続ケーブル23の一端と接続され、この接続ケーブル2
3の他端のコネクタ24はズーム制御装置6に着脱自在
で接続される。なお、このズームコネクタ21はズーム
コネクタ用防水キャップ25を取り付けることにより防
水構造にして洗滌などを行うことが可能である。
【0012】このズーム制御装置6にはフットスイッチ
7に一端が接続された接続コード26の他端に設けたフ
ットスイッチコネクタが着脱自在で接続される。このフ
ットスイッチ7は拡大操作用フットスイッチ7aと、広
角操作用フットスイッチ7bと、速度調整スイッチ7c
とが設けてある。
【0013】また、例えば可撓管部15に装着されるリ
モコンスイッチ28が接続コード29を介してズーム制
御装置6に接続され、このリモコンスイッチ28にも拡
大操作用スイッチ28aと、広角操作用スイッチ28b
とが設けてある。
【0014】図2に示すように内視鏡2内にはライトガ
イドファイバ31が挿通され、コネクタ12を光源装置
3に接続することにより、光源装置3内のランプ32か
らの照明光が絞り33で調整され、ライトガイドファイ
バ31の一端の入射端に入射され、この照明光は伝送さ
れて挿入部8の先端部13に固定された他端からさらに
照明レンズ34を経て出射され、患部等の被写体を照明
する。
【0015】なお、絞り33は絞り駆動回路35により
駆動され、この駆動により絞り33の開口量が変化して
ライトガイドファイバ31に供給される照明光量が調整
される。
【0016】この照明レンズ34が取り付けられた照明
窓に隣接して設けられた観察窓(或いは撮像窓)には撮
像光学系としての対物レンズ系36が設けられ、撮像素
子、より具体的には固体撮像素子として例えば電荷結合
素子(以下、CCDと略記)37に照明された被写体の
光学像を結ぶようにして被写体像を撮像する撮像手段を
形成している。
【0017】このCCD37で撮像された撮像信号はプ
リアンプ38で増幅された後、ビデオケーブル17を経
てCCU4内のビデオ信号処理回路39に入力され、標
準的な映像信号が生成され、この映像信号はモニタケー
ブルを介してカラーモニタ5に入力され、そのモニタ画
面(表示面)5Aに被写体の画像が内視鏡画像として表
示される。
【0018】本実施の形態では対物レンズ系36は一部
の例えば凸レンズが矢印で示すように光軸方向に移動可
能に配置して、変倍するズームレンズ41を設けてい
る。このズームレンズ41は一般のいわゆるズームレン
ズ(変倍してもフォーカス点が変わらない)と異なり、
変倍するとフォーカス点が変化する(変倍レンズであ
る)。また、変倍した場合、広角側では例えば被写界深
度が5〜100mmで、拡大側では被写界深度が2〜5
mmに変化する。
【0019】この先端部13にはズームレンズ41を光
軸方向に移動するアクチュエータ42が設けられてい
る。このアクチュエータ42はズーム制御装置6内に設
けられた駆動回路43からの駆動信号が印加されること
により駆動される。
【0020】また、図示しないが、光源装置3内には、
内視鏡2の挿入部8内に配設された送気管路に空気を供
給する送気源と、同じく内視鏡2の挿入部8内に配設さ
れた送水管路に水を供給する送水源とが内蔵されてい
る。
【0021】なお、アクチュエータ43は、詳しくは圧
電式アクチュエータからなり、連結部材45と連結腕4
6とを介してズームレンズ41を光軸方向に前後移動さ
せる。
【0022】オートズーム(すなわち、オートフォーカ
ス)を可能とするために、CCU4内にはフォーカス検
出回路47が内蔵されている。このフォーカス検出回路
47にはビデオ信号処理回路39の画像信号が入力され
る。フォーカス検出回路47はその入力された画像信号
からコントラストのデータを算出し、このデータをズー
ム制御装置6内の制御回路48に入力する。これによっ
て、制御回路48は、駆動回路43を介してアクチュエ
ータ42の駆動を制御し、ズームレンズ41を焦点が合
う位置へと移動させる。
【0023】具体的には、オートフォーカス制御が行な
われると、制御回路48は、例えばコントラスト法(山
登り法)により画像のコントラストが最大になるように
ズームレンズ41を移動させるべくアクチュエータ42
の駆動を制御する。すなわち、CCD37の受光面にピ
ントが常に合うようにズームレンズ41を移動させる。
これによって、カラーモニタ5に表示される画像は常に
ピントが合った状態となる。
【0024】なお、一般に、内視鏡2の光学系は、広角
時には深度が深くピントを合わせ易いが、拡大時には深
度が浅くピントが合わせにくい。したがって、拡大時の
み自動滴にオートフォーカスとし、その他の時にはオー
トフォーカスをOFFするようにしても良い。このよう
にすることにより、アクチュエータ42の耐久性がアッ
プする。
【0025】また、本実施の形態の内視鏡装置1では、
フットスイッチ7によってマニュアルズーム(すなわ
ち、マニュアルフォーカス)が可能となる。すなわち、
フットスイッチ7は拡大(T)スイッチ部7aと広角
(W)スイッチ部7bとを備えており、各スイッチ部7
a,7bが選択的に操作されることにより、アクチュエ
ータ42が駆動され、対物レンズ系36のズームレンズ
41がその選択されたスイッチ操作に応じて光軸方向の
前方または後方へ移動されて、所定のズームがなされ
る。なお、各スイッチ部7a,7bの操作に伴うフット
スイッチ7からの出力信号は、フォトカプラ49を介し
て、制御回路48に入力される。
【0026】このため、フットスイッチ7側と制御回路
48側とが電気的に絶縁される。また、本実施の形態の
内視鏡装置1では、リモコンスイッチ28によってもマ
ニュアルズームが可能となる。すなわち、リモコンスイ
ッチ28は、シーソ型のものであり、一方の山部を形成
する拡大(T)スイッチ部28aと、他方の山部を形成
する広角(W)スイッチ部28bとを備えている。
【0027】そして、各スイッチ部28a,28bが選
択的に操作されると、各スイッチ部28a,28bの操
作に伴うリモコンスイッチ28からの出力信号が制御回
路48に直接に入力される。これによって、アクチュエ
ータ42が駆動され、対物レンズ系36のズームレンズ
41がその選択されたスイッチ操作に応じて光軸方向の
前方または後方へ移動されて、所定のズームがなされ
る。
【0028】また、図3に示すように操作部9には、内
視鏡画像を記憶するためのレリーズスイッチ52と、静
止画像を得るためのフリーズスイッチ53と、選択スイ
ッチ54とが設けられている。
【0029】この場合、選択スイッチ54はオートフォ
ーカスのON/OFFを行なうためのものであり、選択
スイッチ54がONされると、オートズーム(すなわ
ち、オートフォーカス)制御が行なわれ、選択スイッチ
54がOFFされると、マニュアルズーム(すなわち、
マニュアルフォーカス)制御が可能となる。
【0030】さらに、本実施の形態の内視鏡装置1で
は、マニュアルズームのための操作手段が内視鏡2の操
作部9にも設けられている。以下この構成ついて述べ
る。図3、図4に示すように、操作部9には、アクチュ
エータ操作指示機構55が設けられている。このアクチ
ュエータ操作指示機構55はスイッチユニット57と、
スイッチユニット57に連結されたリンク58とリンク
58に回動可能に連結された操作レバー部59とを有し
ている。
【0031】操作レバー部59は湾曲部14を湾曲操作
するための操作ノブ16の回転中心軸61を中心に回動
されるようになっている。操作レバー部59は、操作レ
バー64、回転部65、リンク足66によって構成さ
れ、操作レバー64、リンク足66は、それぞれ回転部
65にネジで締結されている。また、操作レバー64
は、湾曲ノブ16の回転半径よりも大きくなるような長
さで伸びており、その端部にはノブ60が固定されてい
る。
【0032】また、リンク足66にはリンク58がピン
68、止め輪69を用いて回動自在に固定されている。
回転部65は図4のようにOリング71a、71bによ
って防水性を保ったまま、中心軸61、カバー72に対
して回転できる構成になっている。また、回転部65の
摺動部には3つのテフロン製のワッシャ73a、73
b、73cが設けられている。
【0033】図5、6はスイッチユニット57の詳細図
である。図5はスイッチユニット57の正面図で、図6
はスイッチユニット57の側面断面図である。以下スイ
ッチユニット57の構成を説明する。スイッチユニット
57には底板80、U字板81、ガイド82があり、U
字板81、ガイド82は、底板80に固定されている。
また、底板80は操作部9に固定されている。
【0034】リンク58は押圧部材83にピン84と止
め輪85を用いて回動自在に固定されている。押圧部材
83にはスイッチ押し部材86が同様にピン87と止め
輪88を用いて回動自在に固定されている。ここで、押
圧部材83はガイド82によって挟持されており、矢印
ABの方向にのみ移動可能になっている。スイッチ押し
部材86にはさらにバネ押し部材89がねじ止めされて
いる。
【0035】また、底板80にはバネ止め部材90が固
定されている。図7は図6の断面C−Cを示す。図8は
断面D−D(D′−D′も同様)を示す。このバネ止め
部材90は図7、図8のようにその薄板部91に、溝を
設けたバネ軸92を通している。また、このときバネ9
3がバネ軸92に通された状態で、さらにバネ93の外
側にはバネ押し部材89がバネ軸92と嵌合した状態で
固定されている。
【0036】さらにバネ軸92はその両側のナット9
4、95によって、バネ止め部材90に固定されてい
る。このときナットの突起部96とバネ押し部材89の
陥凹部が嵌め合うことにより、その位置が決まる。
【0037】図8のようにバネ軸92を中心に、上下方
向にバネ止め部材90が通り、軸の側方でバネ押し部材
89が嵌め合うため、互いに干渉しないようになってお
り、さらにバネ押し部材89は軸に沿って移動可能にな
っている。また、この状態でバネ93は自然長よりも縮
めた状態で固定されている。
【0038】また、検知スイッチユニット100は二つ
の検知スイッチ101、102とスイッチ止め部材10
3からなる。検知スイッチ101、102は部品の検出
スイッチして広く用いられるもので、部品が上面に突出
するレバー104、105に当たることにより、レバー
104、105がそれぞれ回動して、スイッチがONに
なる。検知スイッチ101、102のON,OFFする
それぞれ2つの接点に接続された信号線は図2の制御回
路48に接続され、制御回路48はこれら検知スイッチ
101、102がONされた場合に対応して駆動回路4
3を介してアクチュエータ42を駆動し、ズームレンズ
41を指示された方向に移動する。
【0039】検知スイッチ101、102はスイッチ止
め部材103に接着されており、検知スイッチユニット
100ごと、底板80にネジ125、126でネジ止め
固定されている。
【0040】つまり、スイッチ固定部材を形成する底板
80、U字板81には長穴78、79が設けられてお
り、図6の下方向から検知スイッチユニット100を挿
入してネジ125、126により容易に取り付けができ
ると共に、ネジ125、126を外すことにより、簡単
に取り外しができるようになっている。このように本実
施の形態では検知スイッチユニット100をスイッチ固
定部材に簡単に着脱自在に固定できる構造にしている。
【0041】検知スイッチユニット100が底板80に
固定されると、レバー105、106はそれぞれスイッ
チ押し部材86に(その移動可能な方向に沿って隣接し
て)設けられた長穴部108、109内部に収まる。
【0042】隣接する長穴部108、109の対向する
側の壁面は例えば斜面110、111にして、スイッチ
押し部材86をそれぞれB方向及びA方向に移動した場
合にそれぞれレバー105、106を押してスムーズに
回転させてスイッチONさせることができるようにして
いる。
【0043】また、このスイッチ止め部材103のネジ
穴106、107は図5,図6の横方向に長く設けられ
ており、検知スイッチユニット100のAB方向の位置
を調節しながら固定できるようになっている。
【0044】例えば、リンク58を操作しない状態で
は、図6に示すようにレバー105とこれに斜面110
との距離はレバー106とこれに斜面111との距離と
が等しくなる状態で固定することができるようにしてい
る。ここまでがスイッチユニット57の構成である。
【0045】次に本実施の形態の作用を説明する。以上
のような構成では、ノブ60がW方向に回動操作される
と、リンク58を介して押圧部材83がガイド部材82
に沿って図5の矢印のA方向に移動する。また、このと
き回転部65はOリング71a,71bによって防水性
を保ったまま回動できる。また、このときの摩擦は摺動
部に設けられたワッシャ73a,73b,73cによっ
て低減される。
【0046】また、押圧部材83に固定されたスイッチ
押し部材86は押圧部材83に伴ってA方向に移動し、
図9のようにスイッチ押し部材86の長穴部109の斜
面111が検知スイッチ102のレバー105を押すこ
とによって検知スイッチ102がONになる。
【0047】また、スイッチ押し部材86に固定された
バネ押し部材89はバネ93を短縮させる。これによっ
て、ノブ60を離したときにはバネ93の反力によって
ノブ60は中立状態に戻る。また、一定以上ノブ60が
動作されると、バネ押し部材89がナット95に突き当
たり、そのストロークが制限される。
【0048】ノブ60を逆にT方向に動作させた時に
は、押圧部材83は図10のようにB方向に移動し、こ
れに伴ってスイッチ押し部材86の長穴部108の斜面
110は検知スイッチ101のレバー104を押すこと
によって検知スイッチ101をONにする。
【0049】このときバネ押し部材89にバネ93を短
縮させるので、同様にノブ60を離したときにはバネ9
3の反力によってノブ60は中立状態に戻る。また、一
定以上ノブ60が動作されると、バネ押し部材89がナ
ット94に突き当たり、そのストロークが制限される。
【0050】これらの検知スイッチ101、102の出
力信号は、制御回路48に入力される。制御回路48で
は検知スイッチ102がONされると、ズームレンズ4
1がズームアウトの方向に移動するように、アクチュエ
ータ42を駆動する。また、逆に制御回路48では検知
スイッチ101がONされると、ズームレンズ41がズ
ームインの方向に移動するように、アクチュエータ42
を駆動する。
【0051】また、長期の使用等により、検知スイッチ
101或いは102が故障した場合には、ネジ125、
126を外すことにより、検知スイッチユニット100
を取り外すことができ、新しい検知スイッチユニット1
00をネジ125、126で取り付けて交換する作業を
簡単に行うことができる。
【0052】本実施の形態は以下の効果を有する。本実
施例の形態によれば、操作レバー64の回転部65にO
リング71a,71bが設けてあり、防水構造を保つこ
とができる。また、回転部65の摺動部にはテフロンの
ワッシャが設けてあるので、ノブ60の操作力量を軽く
することができる。
【0053】さらに、スイッチとして検知スイッチ10
1、102を使用したのでスイッチユニット57を簡単
な構造にすることができる。さらに中立復帰用のコイル
バネを設けたので確実にノブ60を中立状態にすること
ができる。また、スイッチユニット57を下方向から着
脱自在にしたので、故障時などにはスイッチ押し部材8
6を外すことなく、ネジ125、126を外して容易に
取り替えることができる。
【0054】また、スイッチユニット57の位置を調節
可能にしたので、検知スイッチ101、102がONに
なる位置を調節することが容易にできる。
【0055】[付記] 1.アクチュエータ駆動信号が印加されるアクチュエー
タと、前記アクチュエータにより駆動される被駆動体
と、前記アクチュエータの駆動操作を行う操作スイッチ
とを有する内視鏡において、前記操作スイッチは検知ス
イッチユニットと検知スイッチ押し部とスイッチ固定部
材とからなり、前記検知スイッチユニットは前記スイッ
チ固定部材に対して着脱自在に固定されていることを特
徴とする内視鏡。
【0056】2.前記検知スイッチユニットは、検知ス
イッチ押し部を外すことなく、着脱自在である付記1記
載の内視鏡。 (付記1、2の効果)スイッチユニットを容易に着脱自
在にしたので、故障時などに容易に取り替えることがで
きる。
【0057】3.前記検知スイッチユニットは、前記ス
イッチ固定部材に対して、位置が可変である付記1記載
の内視鏡。 (付記3の背景)従来技術では、検知スイッチ押し部材
と検知スイッチの相対位置を調節する機構がないため、
どの位置でスイッチがONになるなどの調節が困難であ
るという問題がある。このため、検知スイッチを位置決
め自在に固定できるようにした。 (付記3の効果)スイッチユニットの位置を調節可能に
したので、検知スイッチがONになる位置を調節するこ
とが容易にできる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
クチュエータ駆動信号が印加されるアクチュエータと、
前記アクチュエータにより駆動される被駆動体と、前記
アクチュエータの駆動操作を行う操作スイッチとを有す
る内視鏡において、前記操作スイッチは検知スイッチユ
ニットと検知スイッチ押し部とスイッチ固定部材とから
なり、前記検知スイッチユニットは前記スイッチ固定部
材に対して着脱自在に固定する構造にしているので、検
知スイッチ押し部等を外すことなく、検知スイッチの交
換作業を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1実施の形態を備えた内視鏡装置の全体構成を
示す斜視図。
【図2】内視鏡装置の構成を示すブロック図。
【図3】1実施の形態の内視鏡を示す側面図。
【図4】操作部のレバー部周辺の構造を示す断面図。
【図5】スイッチユニットの正面図。
【図6】スイッチユニットの側面断面図。
【図7】図6のC−C断面図。
【図8】図6のD−D断面図。
【図9】図6の状態において、ノブの操作によりスイッ
チ押し部材を左側に移動した状態を示す図。
【図10】図6の状態において、ノブの操作によりスイ
ッチ押し部材を右側に移動した状態を示す図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…内視鏡 3…光源装置 4…CCU 5…カラーモニタ 6…ズーム制御装置 9…操作部 37…CCD 41…ズームレンズ 42…アクチュエータ 43…駆動回路 48…制御回路 54…選択スイッチ 55…アクチュエータ操作指示機構 57…スイッチユニット 58…リンク 59…操作レバー部 61…回転中心軸 78、79…長穴 80…底板 81…U字板 82…ガイド 83…押圧部材 84,87…ピン 85,88…止め輪 86…スイッチ押し部材 89…バネ押し部材 90…バネ止め部材 91…薄板部 92…バネ軸 93…バネ 94,95…ナット 96…突起部 100…検知スイッチユニット 101、102…検知スイッチ 103…スイッチ止め部材 125、126…ネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータ駆動信号が印加されるア
    クチュエータと、前記アクチュエータにより駆動される
    被駆動体と、前記アクチュエータの駆動操作を行う操作
    スイッチとを有する内視鏡において、 前記操作スイッチは検知スイッチユニットと検知スイッ
    チ押し部とスイッチ固定部材とからなり、前記検知スイ
    ッチユニットは前記スイッチ固定部材に対して着脱自在
    に固定されていることを特徴とする内視鏡。
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