JP2000065909A - 磁気センサ回路 - Google Patents
磁気センサ回路Info
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Abstract
する誘起電圧は、電力測定における誤差となって悪影響
を与えていた。 【解決手段】 各アナログスイッチ25,26,61
は、コンパレータ53やD−FF54等からなる反転周
期生成回路により、測定電力Pの電圧Vの1周期毎にそ
の接続状態が切り換えられる。従って、各スイッチ2
5,26,61に入力される信号は電圧Vの1周期毎に
反転して出力される。このため、各オペアンプ21,2
4,27,28のオフセット、および出力線1bに発生
してホール素子1の出力に重畳する誘起電圧Eは、電力
測定のためにホール素子1の出力が1周期毎に積分され
ると、打ち消されて零になる。
Description
等を計測するための、磁気センサを利用した磁気センサ
回路に関するものである。
は、例えば、交流電力計測のための、ホール素子を利用
した磁気センサ回路がある。
た交流電力計測の基本動作について説明する。
子間に制御電流(ホール電流)IHを流し、センサ面に
磁束φを加えると、出力端子間には磁束φとホール電流
IHとの積に比例したホール電圧VHが発生する。磁束
φに関しては、CT(変流器)のように磁束φの変化が
検出されるのではなく、磁束φの大きさが検出される。
磁束φの向きが逆になると、ホール電圧VHの極性も逆
になる。
流Iがコイル2に流されて磁束φが発生させられ、測定
電力Pの電圧Vからホール電流IHが作られ、これがホ
ール素子1に印加される。ホール素子1から出力される
ホール電圧VHは、磁束φとホール電流IHとの積にな
るので、得られるホール電圧VHは測定電力Pに比例し
たものになる。ここで、各変数を以下のように定義す
る。
ると、次式のようになる。
で、適当な大きさになるまで増幅する必要がある。この
ホール素子の出力は2端子間の電圧の差として出力され
るため、図6に示すように、ホール素子1の後段部に差
動増幅のOPアンプ(オペアンプ)3を設けて増幅する
のが一般的である。同図において符号4〜8は抵抗を示
し、また、端子9には測定電力Pの電圧Vが入力され、
この電圧Vは抵抗8によってホール電流IHに変換され
る。また、端子10,11間には測定電力Pの電流Iが
入力され、コイル2から磁束φがホール素子1に印加さ
れる。端子12には増幅されたホール電圧VHが出力さ
れる。
回路の構成は図7に示される。なお、同図において図6
と同一または相当する部分には同一符号を用いてその説
明は省略する。この回路構成では、ホール素子1の出力
電圧は、非反転増幅のオペアンプ21および抵抗22,
23によって増幅される。また、この増幅を行い易くす
るため、オペアンプ24を使用してホール素子1の出力
電圧の同相電圧が除去されている。
よび同相電圧除去用のオペアンプ24の各オフセットを
補償するために、アナログスイッチ25,26が用いら
れている。各アナログスイッチ25,26はそれぞれ制
御端子A,Bを持ち、各端子Bには各端子Aの反転信号
が入力され、一定周期毎に入力信号を反転する。すなわ
ち、前段に設けられた第1のアナログスイッチ25は、
一定周期毎にホール素子1に入力されるホール電流IH
の向きを反転している。また、後段に設けられた第2の
アナログスイッチ26は、一定周期毎にオペアンプ21
の出力を反転している。
ペアンプ27,反転オペアンプ28および抵抗29〜3
1によって正転出力および反転出力に2分され、これら
のいずれかの出力がアナログスイッチ26によって選択
されて出力端子12,13間に出力される。
アナログスイッチ26によって一定周期毎に反転される
ことにより、ホール電圧増幅用オペアンプ21および同
相電圧除去用のオペアンプ24の各オフセットは、時間
平均を取ると零になる。一方、ホール素子1に入力され
るホール電流IHは、第1のアナログスイッチ25によ
って反転された後、第2のアナログスイッチ26によっ
てもう一度反転されるため、その極性は元に戻され、各
アナログスイッチ25,26からの影響が無くされてい
る。
電流Iにより磁束φを発生させ、この磁束φをホール素
子に与える磁気回路とホール素子との関係を考える。
は、通常、図8に示すようなカットコア型の形状などが
考えられる。磁気回路を形成する鉄芯41はその一部が
切り取られて隙間(エアギャップ)41aが形成されて
いる。ホール電流入力線1aおよびホール電圧出力線1
bを持つホール素子1は、このエアギャップ41aに挿
入される。鉄芯41に巻かれたコイル2に端子10,1
1間から電流Iが流されると磁気回路に磁束φが発生
し、エアギャップ41aに磁界が発生してホール素子1
に磁束φが印加される。
その出力がばらつかないようにするため、同図のG部を
拡大した図9に示すように、磁束密度の分布が均一にな
る領域がホール素子1の形状よりも大きく設定される。
aとホール素子1内のリードフレームとによって作られ
るループ、2本の出力線1bとホール素子1内のリード
フレームとによって作られるループのそれぞれが、磁束
密度の分布が均一になる領域を交差することになる。よ
って、各ループにはこの領域の磁束変化によって誘起電
圧が発生する。
について説明する。同図において、磁気回路の磁束密度
が均一になる領域をRで表し、ホール素子1のホール電
流入力線1aのループ1arによって囲まれる磁束密度均
一領域をra、ホール電圧出力線1bのループ1brによ
って囲まれる磁束密度均一領域をrbで表す。また、磁
気回路の磁束密度、ループ1ar,1brの各ループ面積を
次の値とする。
それぞれの誘起電圧Eは次の式で表される。
って発生する誘起電圧Eがホール素子1に与える影響に
ついて考える。
の入力線1aのループによる誘起電圧Eによって発生す
るホール電流IHは次式のようになる。
ル電流IHは次式のように表せられる。
になる。
表し、第2項は誘起電圧Eによる影響を表している。
1,24のオフセット補償のために、前段のアナログス
イッチ25により、入力線1aに入力されるホール電流
IHは一定のある周期毎に反転される。例えば、このホ
ール電流IHを模式的に図11(b)に示すものとし、
同図(a)に示す反転周期毎に前段のアナログスイッチ
25が切り換わるものとすると、このホール電流波形は
同図(c)に示すように半周期毎に反転する。
子1の出力(瞬時電力の項と誘起電圧Eによる影響の項
共に)は、この周期に同期して反転する。例えば、ホー
ル電流IHによって発生する磁束φの波形を同図(d)
に示すものとすると、ホール電流IHと磁束φとの積に
相当するホール素子1の出力波形は、同図(e)に示す
ものとなる。このようにして前段のアナログスイッチ2
5によって反転されたホール素子1の出力は、後段のア
ナログスイッチ26によってもう一度反転されるので、
ホール素子1の出力は同図(f)に示すように元の極性
に戻る。
8の各オフセットは、それぞれ例えば同図(g)に示す
ような直流成分であり、後段部のアナログスイッチ26
によって一定のある周期、例えば同図(a)に示す周期
毎に反転されることにより、同図(h)に示す波形とな
る。電力計測ではホール素子出力にフィルタが掛けられ
て1周期毎の積分値が計測されるため、オペアンプ2
1,24,27,28の各オフセットは、1周期毎に積
分すると零になって打ち消される。また、(15)式に
示される誘起電圧Eによる影響の項の1周期毎の積分値
も零であり、入力線1aのループに発生する誘起電圧E
は電力測定に対して影響を与えない。
電圧Eがホール素子1の出力に与える影響について考え
る。
25によってある一定の周期毎に反転された入力に対す
る出力、例えば同図(e)に示す波形の出力が現れる。
出力線1bのループに発生する誘起電圧Eは、例えば同
図(i)に示される波形となり、同図(e)に示すホー
ル素子1の出力に重なって発生する。この出力が後段の
アナログスイッチ26によって例えば同図(a)に示す
周期毎にもう一度反転されると、同図(e)に示すホー
ル素子1の出力波形は上記したように同図(f)に示す
元の電力波形に戻る。
図(i)に示す誘起電圧Eは同図(j)に示す波形にな
る。すなわち、この誘起電圧Eは、後段のアナログスイ
ッチ26によって1回だけ反転されているので、元の波
形には戻らず、負の全波整流波形になる。従って、電力
測定のために1周期毎の積分値を計測すると、出力線1
bのループに発生する誘起電圧Eは零にはならず、電力
測定における誤差となって悪影響を与える。
を解決するためになされたもので、磁束中に置かれる磁
気センサと、この磁気センサと検出回路とを電気的に接
続する,磁束中でループを形成する接続線と、この接続
線に電気的に接続された,検出回路を形成するオペアン
プと、このオペアンプの出力を一定周期毎に反転させて
オペアンプのオフセットを補償するスイッチとを備えて
構成される磁気センサ回路において、磁気センサに入力
される信号の周期の整数倍の一定周期毎にスイッチを切
り換えるタイミングを生成する反転周期生成回路を備え
たことを特徴とする。
回路によって切り換えられると、オペアンプの出力に含
まれるオフセット、およびループを形成する接続線に発
生する誘起電圧は、入力信号の周期の整数倍の一定周期
毎に反転される。入力信号の1周期毎のオフセットおよ
び誘起電圧のそれぞれの積分値は零になるため、入力信
号の1周期の整数倍の一定周期毎の各積分値も零にな
る。従って、測定のために磁気センサから出力される信
号をその1周期毎に積分すると、オフセットおよび誘起
電圧はそれぞれ零になる。
路を電力測定に適用した一実施形態について説明する。
原理を示す回路図である。なお、同図において図6およ
び図7と同一または相当する部分には同一符号を付して
説明する。
に印加され、抵抗8によってホール電流IHに変換され
る。このホール電流IHは前段の第1のアナログスイッ
チ25によって一定の周期毎に反転され、一対の入力線
1aを介してホール素子1の一対の入力端に入力され
る。端子10,11間に測定電力Pの電流Iが入力され
てコイル2に電流が流れることにより、このホール素子
1には磁束φが印加される。また、ホール素子1の一対
の出力端に接続された一対の出力線1bは後段の第2の
アナログスイッチ26を介して差動増幅のオペアンプ3
につながっている。このオペアンプ3には抵抗4〜7が
接続されており、その出力端は端子12に接続されてい
る。
5,26の切り換え周期を生成する反転周期生成回路を
備えていることを特徴としている。この反転周期生成回
路は端子9に接続されており、抵抗51,52、コンパ
レータ53、遅延フリップフロップ(D−FF)54、
および論理素子55,56からなる。
52によって分圧され、コンパレータ53によって接地
電位と比較されてそのゼロクロス点が検出される。この
ゼロクロス点の発生周期は電圧Vの1周期の2倍の周期
になる。コンパレータ53の出力はD−FF54のクロ
ック端子CKに与えられる。D−FF54の入力端子D
は反転出力端子Qバーに接続されており、出力端子Qに
は、電圧Vのゼロクロス点の発生周期が2分周された信
号、つまり、電圧Vの1周期と同じ周期を持つ分周信号
が出力される。この信号は論理素子55を介して各アナ
ログスイッチ25,26の制御端子Aに与えられ、論理
素子56を介して反転された信号が各アナログスイッチ
25,26の制御端子Bに与えられる。
は電圧Vの1周期毎にその接続状態が切り換えられ、各
スイッチ25,26に入力される信号は電圧Vの1周期
毎に反転して出力される。
タイミングで示す。ホール電流IHが同図(b)に示す
波形であると、このホール電流IHは第1のアナログス
イッチ25によって同図(c)に示すように反転され
る。また、ホール素子1に印加される磁束φが同図
(d)に示す波形であると、ホール素子1の出力は同図
(e)に示す波形になる。このホール素子1の出力は、
第2のアナログスイッチ26によって再度反転されるた
め、同図(f)に示す元の電力波形に戻る。
示が略されている増幅用オペアンプ21,同相電圧除去
用オペアンプ24の各オフセットは、それぞれ同図
(g)に示す直流成分として表され、第2のアナログス
イッチ26が同図(a)に示すタイミングで切り換わる
と、同図(h)に示すように正負に振り分けられて反転
されるため、キャンセルされる。また、出力線1bのル
ープに発生する同図(i)に示す誘起電圧Eは、同図
(e)に示すホール素子1の出力に重畳するが、この出
力と共に第2のアナログスイッチ26によって反転され
ると、同図(j)に示す波形となる。
周期毎に第2のアナログスイッチ26が切り換わり、誘
起電圧Eが同図(j)に示すように反転されるため、電
力測定のためにホール素子1の出力が1周期毎に積分さ
れると、誘起電圧Eのこの1周期毎の積分値は零にな
る。従来の磁気センサ回路では、この誘起電圧Eの1周
期毎の積分値が零でなかったため、電力測定に影響を与
えてこの誘起電圧Eが誤差になっていた。しかし、本実
施形態では、上記のように、積分値が零になるようにア
ナログスイッチ26の反転する周期とタイミングが設定
されているため、出力線1bに発生する誘起電圧Eに起
因して電力測定に誤差が生じることはない。
よって発生している。よって、アナログスイッチ25,
26による反転の周期とタイミングを誘起電圧Eの周期
に同期させてもよいが、誘起電圧Eの周期は測定電力P
の電圧Vにも同期しているので、この電圧Vから反転の
周期とタイミングを上記のように容易に作り出すことが
出来る。また、測定電力Pの電流Iと電圧Vとの間に位
相角がある場合(力率特性)でも、この反転周期とタイ
ミングにより、誘起電圧Eをキャンセルすることが出来
る。
際に使用される磁気センサ回路の構成を示す図である。
なお、同図において図3と同一または相当する部分には
同一符号を付してその説明は省略する。
するためのオペアンプ21および抵抗22,23が接続
されており、また、ホール素子1の出力から同相電圧を
除去するためのオペアンプ24が接続されている。
一対のオペアンプ27,28が設けられており、複数の
抵抗62〜65がこの一対の各オペアンプ27,28に
接続される。第3のアナログスイッチ61は、一対のオ
ペアンプ27,28および各抵抗62〜65間の接続を
第2のアナログスイッチ26と共に切り換えて、一対の
オペアンプ27,28の各出力を相互に交互に反転さ
せ、出力線1bから出力される信号を前述した反転周期
生成回路によって生成される反転周期毎に反転させる。
各アナログスイッチ61,26の制御端子Aにオン信号
が入力され、アナログスイッチ61,26の各接点が図
1に示す状態に切り換えられた場合における、オペアン
プ27,28および各抵抗62〜65間の接続状態を示
している。オペアンプ21によって増幅されたホール素
子出力、つまり、オペアンプ27に入力される信号は、
後段のオペアンプ28によって反転されて出力される。
このため、上述したように、図4(e)に示すホール素
子出力の負成分は、同図(f)に示すように反転されて
正成分になる。
各アナログスイッチ61,26の制御端子Bにオン信号
が入力され、アナログスイッチ61,26の各接点が図
1に示す状態と反対の状態に切り換えられた場合におけ
る、オペアンプ27,28および各抵抗62〜65間の
接続状態を示している。オペアンプ21によって増幅さ
れたホール素子出力、つまり、オペアンプ27に入力さ
れる信号はそのまま出力される。このため、上述したよ
うに、図4(e)に示すホール素子出力の正成分は、同
図(f)に示すようにそのまま出力される。
サ回路においても、各アナログスイッチ61,26によ
り、図3の原理回路図で説明した場合と同様に、出力線
1bに発生する誘起電圧Eが電圧Vの1周期毎に反転さ
れるため、この誘起電圧Eが電力測定の誤差になること
はない。
は、図2(a)に示す切換状態では後段に配置されるオ
ペアンプ28によって反転され、同図(b)に示す切換
状態ではそのまま出力されるため、周期的にキャンセル
される。オペアンプ28自身のオフセットについてもこ
れと同様にして周期的にキャンセルされる。図3の原理
回路図では後段の差動増幅のオペアンプ3自身のオフセ
ットは出力に残ってしまうが、図1に示す実際に使用さ
れる磁気センサ回路では、一対のオペアンプ27,28
の各出力が相互に交互に反転されるため、全てのオペア
ンプ21,24,27,28の各オフセットがキャンセ
ルされる。
アナログスイッチ25,26,61が切り換わる周期を
測定電圧Vの1周期とした。しかし、測定電圧Vの1周
期の整数倍の一定周期毎に誘起電圧Eを積分してもその
値は零になるため、各アナログスイッチ25,26,6
1が切り換わる周期は、測定電圧Vの1周期の整数倍の
周期であってもよい。
サをホール素子として説明したが、この磁気センサは磁
気抵抗(MR)素子などであってもよい。このMR素子
もホール素子と同様に磁界中において入力線と出力線と
がループを形成するため、上記実施形態のように、出力
線に発生する誘起電圧を計測信号の1周期の整数倍の一
定周期毎に反転させることにより、この誘起電圧はキャ
ンセルされる。
サを電力計測に用いた場合について説明したが、電流計
測や電圧計測にも用いることが出来る。このように上記
実施形態を変形しても、上記実施形態と同様な効果が奏
される。
イッチが反転周期生成回路によって切り換えられると、
オペアンプの出力に含まれるオフセット、およびループ
を形成する接続線に発生する誘起電圧は、入力信号の周
期の整数倍の一定周期毎に反転される。入力信号の1周
期毎のオフセットおよび誘起電圧のそれぞれの積分値は
零になるため、入力信号の1周期の整数倍の一定周期毎
の各積分値も零になる。従って、測定のために磁気セン
サから出力される信号をその1周期毎に積分すると、オ
フセットおよび誘起電圧はそれぞれ零になり、誘起電圧
は信号計測の誤差にならなくなる。
成を示す回路図である。
す後段の一対のオペアンプおよび各抵抗間の接続が切り
換えられて構成される回路を示す回路図である。
回路図である。
を示す図である。
図である。
る。
路を示す図である。
磁束領域に作るループを示す図である。
である。
チ 27,28…一対のオペアンプ 53…コンパレータ 54…遅延フリップフロップ(D−FF) 55,56…論理素子
Claims (5)
- 【請求項1】 磁束中に置かれる磁気センサと、この磁
気センサと検出回路とを電気的に接続する,前記磁束中
でループを形成する接続線と、この接続線に電気的に接
続された,前記検出回路を形成するオペアンプと、この
オペアンプの出力を一定周期毎に反転させて前記オペア
ンプのオフセットを補償するスイッチとを備えて構成さ
れる磁気センサ回路において、 前記磁気センサに入力される信号の周期の整数倍の一定
周期毎に前記スイッチを切り換えるタイミングを生成す
る反転周期生成回路を備えたことを特徴とする磁気セン
サ回路。 - 【請求項2】 前記磁気センサは、一対の入力信号端
と、一対の出力信号端とを有し、 前記接続線は、前記入力信号端に接続された入力信号線
と、前記出力信号端に接続された出力信号線とからな
り、 前記スイッチは、前記入力信号線に入力される信号を反
転させる第1のスイッチと、前記オペアンプを介して前
記出力信号線から出力される信号を反転させる第2のス
イッチとからなることを特徴とする請求項1に記載の磁
気センサ回路。 - 【請求項3】 前記オペアンプの出力側に設けられた一
対のオペアンプと、この一対の各オペアンプに接続され
る複数の抵抗と、前記一対のオペアンプおよび前記各抵
抗間の接続を前記第2のスイッチと共に切り換えて前記
一対のオペアンプの各出力を相互に交互に反転させ,前
記出力信号線から出力される信号を前記反転周期生成回
路によって生成される反転周期毎に反転させる第3のス
イッチとをさらに備えたことを特徴とする請求項2に記
載の磁気センサ回路。 - 【請求項4】 前記反転周期生成回路は、前記入力信号
線に入力される信号のゼロクロス・タイミングを検出す
るコンパレータと、このコンパレータ出力をクロック信
号入力として前記ゼロクロス・タイミングを分周し,前
記入力信号線に入力される信号の周期の整数倍の一定周
期を生成するフリップ・フロップとからなることを特徴
とする請求項2または請求項3に記載の磁気センサ回
路。 - 【請求項5】 前記磁気センサは、ホール素子または磁
気抵抗素子であることを特徴とする請求項1から請求項
4のいずれか1項に記載の磁気センサ回路。
Priority Applications (1)
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JP23429198A JP3323446B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 磁気センサ回路 |
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- 1998-08-20 JP JP23429198A patent/JP3323446B2/ja not_active Expired - Fee Related
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