JP2000065009A - 直線駆動装置 - Google Patents

直線駆動装置

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JP2000065009A
JP2000065009A JP11229241A JP22924199A JP2000065009A JP 2000065009 A JP2000065009 A JP 2000065009A JP 11229241 A JP11229241 A JP 11229241A JP 22924199 A JP22924199 A JP 22924199A JP 2000065009 A JP2000065009 A JP 2000065009A
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closure plug
cylinder barrel
linear drive
drive device
sealing tape
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Ange Eric
アンジエ エリック
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Festo SE and Co KG
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • F15B15/1423Component parts; Constructional details
    • F15B15/1438Cylinder to end cap assemblies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/082Characterised by the construction of the motor unit the motor being of the slotted cylinder type

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  • Actuator (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトな縦寸法を有し、シーリングテープ
を適所に確実に固定することができ、且つ内空間の端で
の閉鎖が容易な直線駆動装置を提供する。 【解決手段】 直線駆動装置は縦スロット5を有するシ
リンダバレル4を備えたハウジング3を含む。そのよう
なシリンダバレル4の内空間は、該内空間に軸方向に挿
入されたクロージャプラグ14で閉じられる。縦スロッ
ト5に面する領域で、クロージャプラグ14には平坦部
43が備えられ、相対回動を防ぐように縦スロット5と
協働するシーリングテープ35の内部面44と係合す
る。クロージャプラグ14はシリンダバレル4上の固定
ピン47で固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦スロットを周の
一部に有したシリンダバレルを含む細長いハウジングを
備える直線駆動装置に関する。該シリンダバレルの内空
間は、その両端でエンドキャップにより閉じられるが、
少なくともその一つは端で内空間に挿入されたクロージ
ャプラグの形状をしている。さらに直線駆動装置は、縦
スロットに沿って内空間に延在したシーリングテープを
備え、そのようなテープはその外縁で、少なくとも一つ
のクロージャプラグを軸方向で覆う。
【0002】
【従来の技術】このタイプの直線駆動装置は、例えば米
国特許5,701,798に開示されている。この装置はピスト
ンロッドを有しない直線駆動装置であり、シリンダバレ
ルの内空間において可動的に支えられる駆動部を備え
る。駆動部は、シリンダバレルの縦スロットを貫通する
引き込み部材を介して、外部の出力駆動部と運動学的に
連結する。縦スロットを密閉するために、シーリングテ
ープが縦スロットに沿って延在して内空間の中に備えら
れるが、シリンダバレルのシール面に対して取り付ける
ことができ、スロットのフランク近傍に配置される。こ
のシーリングテープは、末端でシリンダバレルに固定さ
れ、シリンダバレルの内空間を端で閉じるクロージャプ
ラグを覆う。クロージャプラグはその長さの大部分が内
空間に挿入され、外付けされたプレート要素により適所
に固定される。
【0003】従来の直線駆動装置は、軸方向に内空間の
範囲を定めるクロージャプラグのために、かなり複雑な
固定手段を必要とするという問題があった。クロージャ
プラグは放射状に突き出たフランジを備え、最初に内空
間に挿入されるので、フランジがシリンダバレルの端面
に接する。この後プレート要素がシリンダバレルに固着
される。最後に、プレート要素に据え付けられた固定ね
じを用いて、軸方向の力がクロージャプラグにかかり、
その結果フランジがシリンダバレルの端面に対して押さ
れる。適所に設けられたプレート要素のために、直線駆
動装置の寸法は不必要に大きくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
の一つは、コンパクトな縦寸法を有し、シーリングテー
プを適所に確実に固定することができ、且つ内空間の端
での閉鎖が容易な直線駆動装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明の直線駆動装置は、縦スロット
を周の一部に有したシリンダバレルを含む細長いハウジ
ングを備え、前記シリンダバレルの内空間は、その両端
でエンドキャップにより閉じられ、少なくともその一つ
は端で前記内空間に挿入されたクロージャプラグの形状
をしており、さらに前記縦スロットに沿って前記内空間
に延在するシーリングテープを備え、前記シーリングテ
ープは少なくとも一つのクロージャプラグを該クロージ
ャプラグの外周で軸方向に覆い、前記クロージャプラグ
は縦スロットに面する外縁の部分で平坦部を有し、該平
坦部はシーリングテープの面する内部面と係合すること
により回転ロック効果を有し、前記クロージャプラグ
は、前記シリンダバレルと各クロージャプラグそれ自体
との両方に嵌合する少なくとも一つの固定ピンによって
シリンダバレルに固定され、前記固定ピンは前記内空間
の長手方向を横切って延在することを特徴とする。
【0006】このような直線駆動装置においては、シリ
ンダバレルにクロージャプラグ状のエンドプレートを取
り付けるために、シリンダバレルから軸方向に外在する
取付手段を必要としない。シリンダバレルの内空間に、
クロージャプラグを完全に受け入れることができる。少
なくとも一つの固定ピンが取り付け用に備えられ、該ピ
ンはシリンダバレルとクロージャプラグの両方に係合
し、あまり空間を必要とせずに非常に簡単に挿入するこ
とができる。この係合において、クロージャプラグが特
定の角度で内空間に挿入され、その結果固定ピンと協働
するよう自動的に必要な角度を取るために、クロージャ
プラグの縁平坦部がシーリングテープの内面と協働する
ことにより、クロージャプラグの相対回動を防ぐ効果が
生まれる。
【0007】この特定の角度の設定は、例えば、内空間
にクロージャプラグを通して駆動流体が供給されるので
あれば、同様に有益である。このために、シリンダバレ
ルに設けられた流体ダクトは、シリンダバレルに延在す
る流体ダクトと一直線になる位置を取らねばならない。
【0008】固定ピンのためにクロージャプラグに設け
られる係合域が、クロージャプラグの縁部に延在し、且
つ、例えばノッチまたはカット状になった周溝によって
形成されていれば都合がよい。これに関して、係合域
が、直径方向で平坦部の反対側にあるクロージャプラグ
の周辺領域に設けられていれば有益である。この場合、
平坦部とシーリングテープの協働による相対回動を防ぐ
目的で取られる寸法および形状のために、クロージャプ
ラグのみが内空間に挿入され、その結果そこに設けられ
た係合域が、固定ピンのためのシリンダバレルにおける
係合域に対して、自動的に正しい位置を取ることができ
る。よって組立は非常に容易になる。
【0009】内空間における所望の貫通深さで、所望の
挿入深さを定めるフランジのないクロージャプラグの位
置決めを可能にするために、クロージャプラグの軸方向
外端に凹部を設けることができる。その凹部において、
アセンブリツールが一時的に挿入され、それによって軸
方向に移された力がクロージャプラグにかかる。アセン
ブリツールに設けられたねじ状シャンクの一時的なネジ
締めを可能にするために、そのような凹部がねじ孔の形
をしていれば都合がよい。アセンブリツールは、最も単
純な場合、入手可能な商用ねじでよい。
【0010】さらに、シリンダバレルへシーリングテー
プを取り付けるために、シーリングテープが、クロージ
ャプラグの平坦部とシリンダバレルの少なくとも一つの
固定面との間で、平坦部に対向して、確実に固定されて
いれば有益である。これに関して、固定面を、シリンダ
バレルに外付けされた固定部に備えることができる。そ
のような固定部は、縦スロットにかかるように延び、ク
ロージャプラグから半径方向に離れたシーリングテープ
の外部面に作用する。
【0011】望ましい構造の場合、縦スロットは、クロ
ージャプラグを軸方向で覆い深さの方向で貫通する端部
を有する。シーリングテープは、シリンダバレルを越え
て固定部を取り付ける前は外に向かって少し突出し、固
定部を取り付けた後は、固定部が作用し、固定面とクロ
ージャプラグの平坦部との間で固定される。固定部それ
自体は、弾性の付されたシーリングテープの戻ろうとす
る弾性力によって適所に把持され、その結果、特にプレ
ート状の固定部を適所に取り付けるために、緻密な加工
を行う必要はない。
【0012】特に、クロージャプラグがその平坦部に表
面凹部を有していれば、シーリングテープ用の取付手段
は軸方向で確実に作用する。そのような表面凹部は、シ
ーリングテープの内面との係合を可能にする。これは、
固定に加えてかみ合いによる係合が生じることを意味す
る。表面凹部は、特に歯の形状をしている。
【0013】直線駆動装置は特に流体で操作される構造
であり、軸方向に動く駆動部が、内空間に配設され、外
部の出力駆動部に接続される。該駆動部はピストン状
で、縦スロットを貫通する引き込み部材を介して出力駆
動部へ接続する。さらに指摘すべき点は、平坦部とシリ
ンダバレルにおける固定部との間のシーリングテープの
固定が、クロージャプラグと関連して採用されたことで
ある。それは、上記のようなシリンダバレルに作用する
ピンの使用とは異なる手法を用いて固定される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
説明する。図1は、ピストンロッドを有しない直線駆動
装置であり、駆動部1とガイド部2とを有する。図3に
示すように、駆動部1は、縦スロット5を周の一部に有
したシリンダバレル4を含む細長いハウジング3を備え
る。縦スロット5はシリンダバレル4の全体長さに沿っ
て延在し、シリンダバレル4の軸方向に相対する端面7
で開いている。
【0015】シリンダバレル4の内部には、長手方向
に、且つシリンダバレル4の全体長さに沿って延在する
シリンダ内部空間8が存在する。縦スロット5はシリン
ダバレル4の壁を半径方向に貫通し、一方は内部空間8
に向かう内部スロット開口6であり、他方はシリンダバ
レル4の外部面13における外部スロット開口12であ
り、それぞれ縦長に開く。
【0016】内部空間8はその二端において、クロージ
ャプラグ14の形を成し且つ内部空間8へ共軸方向で挿
入されたエンドプレートにより閉じられる。これは、シ
リンダバレル4において受入空間15が、図1において
はただ点線で示され且つ受入空間15の長手方向に力が
働くことにより移動する駆動部16を、収容するものと
規定されることを意味する。本発明の実施例における駆
動部16は、図示されていないシーリング手段を有する
ピストンにより構成される。その結果、受入空間15は
密閉状態になった二つの作業空間17に分かれ、そのよ
うな作業空間17は、それぞれのクロージャプラグ14
により、駆動部16から離れた端で密閉される。シリン
ダバレル4に延在する流体ダクト18は作業空間17へ
と開き、駆動部16に流体力を及ぼすために、必要な場
合には、作業流体特に圧縮空気の供給および排出を可能
にする。これにより、駆動部16は直線移動を行う。
【0017】図示されていないさらに別の実施例では、
駆動部16は電動機により移動する。例えば、シリンダ
内空間8に延在するリードスクリューを有し、そのよう
なリードスクリューが電動機により回転する。ガイド部
2は、特にレール状で且つシリンダ内空間8の長手方向
に平行に延在する縦ガイド22を構成する。それはシリ
ンダバレル4に固設されるが、直接シリンダバレル4に
備えてもよい。図示された実施例では、縦ガイド22は
シリンダバレル4に固定されたプレート状の支持体23
に備えられ、構造上一体になっていることが望ましい。
この一体化により、押し出し加工、特にアルミニウム材
を用いた押し出し加工により、シリンダバレル4および
支持体23を非常に容易に製造することができる。プレ
ート状の支持体23が、シリンダバレル4における縦ス
ロット5を挟む二つの壁部のうち、一つ(24)の延長
として形成されている場合には、さらに有益である。支
持体23は、シリンダバレル4の縦スロット5を有する
第一縦側面25を越えて延在する。縦ガイド22はこの
第一縦側面25と対向して設けられ、支持体23の縦ス
ロット5に面して、トッププレート面26上に都合良く
備えられる。
【0018】本発明の実施例では、スライドから成る出
力駆動部27が、縦ガイド22に、長手方向に動くよう
設けられ、縦ガイド22は出力駆動部27によって生じ
る横方向の力をなくした状態で出力駆動部27をガイド
することができる。駆動部16は、縦スロット5を貫通
する引き込み部材28によって、出力駆動部27へと運
動学的に結合される。よって上記の三つの構成要素は、
通常、直線運動するユニットを構成する。出力駆動部2
7に備えられた取付手段32は、移動する一つまたはそ
れ以上の物体または構成要素の取り付けを可能にし、力
の作用により移動が可能な駆動部16を介して駆動力が
生じる。
【0019】出力駆動部27の移動路において、当接手
段33は出力駆動部27のストロークを制限する軸方向
両側に備えられ、望ましくはガイド部2の長手方向に位
置調節され得る。衝撃を減らすために、出力駆動部27
には当接手段33と協働する緩衝手段34が備えられ
る。
【0020】シリンダバレル4におけるシリンダ内空間
8の縦スロット5を流体が漏れないように密閉するため
に、シーリングテープ35が駆動部16の軸方向に設け
られ、そのようなテープは縦スロット5に沿って延在
し、特にゴムのような弾性を有するように作られてい
る。それは長手方向において出力駆動部27に設けら
れ、縦スロット5のフランク近傍のシリンダバレル4に
備えられたストリップ状のシーリング面36と係合す
る。そのようなシーリング面36は、縦スロット5と平
行に延在する。引き込み部材28が縦スロット5を貫通
するように、シーリングテープ35は駆動部16の近傍
で、駆動部16および/または引き込み部材28に備え
られたガイド面により、シーリング面36から離れて持
ち上げられる。
【0021】二つのシーリング面36は、シリンダ内空
間8の円筒内部面37の極近傍に設けられることが望ま
しく、互いに交差するように、その結果シリンダ内空間
8の中心から離れるにつれて内向きに細くなる断面を形
作る。シーリング面36と協働するシーリングテープ3
5は、シーリング領域38を有し、シーリング面36に
対し相補形の、例えばほぼ台形状で、この断面部に延在
する。
【0022】シリンダバレル4へのシーリングテープ3
5の取り付けは、それぞれシリンダ内空間8の両端部と
係合するクロージャプラグ14を用いることにより行わ
れる。クロージャプラグ14はその全長がシリンダ内空
間8に差し込まれ、よってシリンダ内空間8の中に完全
に沈み込む位置を取る。この場合、シーリングテープ3
5の端部42は、クロージャプラグ14の外周部でクロ
ージャプラグ14と重なり、実質的にクロージャプラグ
14とシリンダバレル4の壁の縦スロット5を定める領
域の間に位置を取る。
【0023】クロージャプラグ14は、縦スロット5に
面する外周部に平坦部43を有し、平坦部43はシーリ
ングテープ35近傍の端部42の内部面44と係合する
ので、シリンダ内空間8の長手軸と一致する長手軸45
に沿って、シリンダバレル4に対し固設され、相対回動
が防止される。同時に該端部42は、平坦部43と、平
坦部43と対向する側にある外部固定面46との間で適
所に固定される。従ってクロージャプラグ14は、シリ
ンダ内空間8に対する密閉手段と、シーリングテープ3
5のための固定手段との、二重の機能を有する。
【0024】回動を防ぐための上記の方法は、長手軸4
5のまわりにおける予め定めた角度で、シリンダ内空間
8へクロージャプラグ14を端から、長手方向に導入す
ることを可能にする。これはまた、クロージャプラグ1
4をシリンダバレル4へ取り付けるのに有利であるが、
本発明の実施例では、固定のためにピンを用いる。少な
くとも一つの、望ましくはただ一つの固定ピン47が備
えられ、シリンダ内空間8の長手軸45を横切って延在
し、シリンダバレル4の両壁とクロージャプラグ14に
係合し、特に力を伝えることのできるかみ合った状態で
取り付けられる。
【0025】固定ピン47は、シリンダバレル4の第一
係合域48において、および/またはクロージャプラグ
14の第二係合域49において、力に抵抗する付勢力を
有する状態で、取り付けられるのが望ましい。特に固定
ピン47はスプリングピンであっても良く、中空状で、
貫通孔を有するので都合がよい。
【0026】シリンダバレル4に備えられた第一係合域
48は、クロージャプラグ14近傍のシリンダ内空間8
の端部に一致または横断するようにシリンダバレル4に
延在する横断孔52により形成されるのが望ましい。従
って、横断孔52に挿入された固定ピン47は、シリン
ダ内空間8の中において、少なくとも一つの縁部53を
有する。挿入された固定ピン47を、入手可能な商用衝
撃工具を使って非常に簡単に取り除くことができるよう
に、特に横断孔52は、シリンダバレル4の対向する外
部面の間を貫通する孔の形になっている。
【0027】クロージャプラグ14に備えられた第二係
合域49は、実施例において、クロージャプラグ14の
外周の一部のみに延在する周溝54によって構成され
る。周溝54は横断孔52と整列し、その結果、シリン
ダ内空間8に延在する固定ピン47の上記縁部53は、
この周溝54に嵌合する。この態様により、クロージャ
プラグ14は、軸方向に動かないようにされており、さ
らに都合の良いことには長手軸45の周りで回転しない
ようになっている。
【0028】クロージャプラグ14に備えられた第二係
合域49が、平坦部43に対して直径方向反対側にある
周辺領域に取り付けられていれば都合がよい。よって平
坦部43の配設は、クロージャプラグ14を固定するた
めに採られる手段によって損なわれることはない。
【0029】第一係合域48及び第二係合域49が互い
に係合するよう、クロージャプラグ14を、シリンダ内
空間8内で適切な軸の深さに容易に取り付けるために、
各クロージャプラグ14は、受入空間15とは軸方向反
対の外側に、軸凹部55を有する。受入空間15の軸凹
部55には、適当なアセンブリツールを着脱可能に取り
付けても良い。軸凹部55は図示された実施例において
ねじ状の孔の形をしており、破線で示されているように
スクリューシャンクを有するアセンブリツール56をね
じ込むことができる。軸凹部55から外在するハンドル
部57を握ることで、非常に容易にクロージャプラグ1
4を据え付けることができる。この後、アセンブリツー
ル56は再び取り外すことができる。特に安価な形のも
のでは、アセンブリツール56は、ハンドル部57で操
作できる入手可能な商用ねじである。
【0030】さらにクロージャプラグ14は、適切な形
状の把持部58と共軸上にある環状シーリングリング6
2を支え、そのようなシーリングリングは、圧力媒体が
逃げるのをシリンダ内空間8の端で防ぐために、シリン
ダ内空間8の内部の範囲を定める壁面37と、シーリン
グテープ35の端部42の内部面44とに接する。
【0031】図示された実施例では、シーリングテープ
35の端部42は、ねじを使わずに特別な方法で適所に
固定される。採用された手法は、異なる状態で設けられ
た、たとえばシリンダバレル4にピンを使わずに設けら
れたクロージャプラグ14の場合にも使うことができ
る。詳述すると、固定部63がシリンダバレル4に固定
され、特に、そのような固定部63はプレート状で、外
部スロット開口12近傍の縦スロット5まで延在し、よ
って外部固定面46で作用し、端部42の外面64で外
部スロット開口12を覆い、平坦部43と外部固定面4
6の間で固定される。
【0032】この取り付け手法は、シーリングテープ3
5が深さの方向で縦スロット5を貫通するように、シー
リングテープ35の高さを選択した場合、特に適切であ
る。この場合、固定部63を特別な形状にする必要はな
く、固定面は、外面から縦スロット5に延在する突出部
に備えられる。図3に示すように、固定面46は、固定
部63上で縦スロット5まで延在するフラット面によっ
て、直接形作られても良い。
【0033】固定部63を嵌合する前に、シーリングテ
ープ35が外部スロット開口12を越えて半径方向に外
へ一定の距離突出するよう配設されていれば、都合がよ
い。嵌合された後、固定部63は、外部固定面46が外
部スロット開口12と整列する位置を取る。従ってシー
リングテープ35において、半径方向の付勢力、つまり
縦スロット5の深さの方向に力が生じ、確実に把持され
る。
【0034】実施例では同時に、シーリングテープ35
を弾性変形から復帰させる力が、固定部63を適所に固
定させるために使われる。固定部63は、シリンダバレ
ル4において端面7に向かって開いた受け口65に軸方
向で挿入され、結果的に固定部63は外部スロット開口
12近傍で縦スロット5の外側にその位置を取る。該受
け口65は実施例において、長軸方向で反対側に離れて
延在する、二つの溝状凹部66、67によって構成され
る。その中へプレート状になった長軸側面の縁部、もし
必要ならば曲がった固定部63が嵌合しても良い。シー
リングテープ35の弾性復帰力によって、固定部63は
溝状凹部66、67の側面に対して強く押され、その結
果固定される。
【0035】固定部63の挿入は、シーリングテープ3
5が端面7を越えて外に出ている状態で行われると都合
がよい。シーリングテープ35は、端面7に固定部63
を嵌合した後、ちょうどよい長さに切断される。シーリ
ングテープ35を、大きな張力を受けているときでも確
実に把持するために、平坦部43には、図示されている
ように、シーリングテープ35の内部面44に係合する
表面凹部68が備えられ、それにより追加の固着作用が
生じる。実施例の状態では、表面凹部68が、クロージ
ャプラグ14の長手軸45を横切って延在した、複数の
個別の歯手段73を有する歯69によって構成されてい
る。該歯手段73は、シーリングテープ35が変形を生
じる状態でシーリングテープ35の表面に歯合しても良
く、張力に対して大きな抵抗力を生む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による直線駆動装置の斜視図で
ある。
【図2】図1及び3の切断線II−IIで切り欠いた縦断面
図であり、クロージャプラグ近傍の図1の直線駆動装置
の断面図である。
【図3】切断線III−IIIで切り欠いた図2の装置の断面
図である。
【図4】本発明の実施例において用いられるクロージャ
プラグを、取り外した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 駆動部 2 ガイド部 3 ハウジング 4 シリンダバレル 5 縦スロット 6 内部スロット開口 7 端面 8 シリンダ内空間 12 外部スロット開口 13 外部面 14 クロージャプラグ 15 受入空間 16 駆動部 17 作業空間 18 流体ダクト 22 縦ガイド 23 支持体 24 壁部 25 第一縦側面 26 トッププレート面 27 出力駆動部 28 引き込み部材 32 取付手段 33 当接手段 34 緩衝手段 35 シーリングテープ 36 シーリング面 37 円筒内部面 38 シーリング領域 42 端部 43 平坦部 44 内部面 45 長手軸 46 外部固定面 47 固定ピン 48 第一係合域 49 第二係合域 52 横断孔 53 縁部 54 周溝 55 軸凹部 56 アセンブリツール 57 ハンドル部 58 把持部 62 環状シーリングリング 63 固定部 64 外面 65 受け口 66、67 溝状凹部 68 表面凹部 69 歯 73 歯手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591034361 Ruiter Strasse 82, 73734Esslingen,German y

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線駆動装置であって、縦スロットを周
    の一部に有したシリンダバレルを含む細長いハウジング
    を備え、前記シリンダバレルの内空間は、その両端でエ
    ンドキャップにより閉じられ、少なくともその一つは端
    で前記内空間に挿入されたクロージャプラグの形状をし
    ており、さらに前記縦スロットに沿って前記内空間に延
    在するシーリングテープを備え、前記シーリングテープ
    は少なくとも一つの前記クロージャプラグを該クロージ
    ャプラグの外周で軸方向に覆い、前記クロージャプラグ
    は前記縦スロットに面する外縁の部分で平坦部を有し、
    該平坦部は前記シーリングテープの面する内部面と係合
    することにより回転ロック効果を有し、前記クロージャ
    プラグは、前記シリンダバレルと各前記クロージャプラ
    グそれ自体との両方に嵌合する少なくとも一つの固定ピ
    ンによって前記シリンダバレルに固定され、前記固定ピ
    ンは前記内空間の長手方向を横切って延在することを特
    徴とする直線駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記クロージャプラグに備えられた係合
    域が、前記クロージャプラグの外周の一部に延在する周
    溝により構成されることを特徴とする、請求項1記載の
    直線駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記固定ピンのために前記シリンダバレ
    ルに備えられた係合域が、前記クロージャプラグ上の係
    合域と一列になる横断孔によって構成されることを特徴
    とする、請求項1又は2記載の直線駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記クロージャプラグに備えられた前記
    係合域が、前記クロージャプラグの前記平坦部の直径方
    向反対側の周辺領域に設けられたことを特徴とする、請
    求項1ないし3のいずれかに記載の直線駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記クロージャプラグが、完全に沈み込
    む前記内空間に受け入れられることを特徴とする、請求
    項1ないし4のいずれかに記載の直線駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記クロージャプラグは前記内空間から
    離れて面する軸外面において、アセンブリツールが着脱
    可能に取り付けられ得る軸凹部を有し、該アセンブリツ
    ールは前記内空間において前記クロージャプラグの位置
    決めのために用いられることを特徴とする、請求項1な
    いし5のいずれかに記載の直線駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記軸凹部がねじ孔の形をしており、前
    記軸凹部において、ねじ状シャンクを有するフィッティ
    ングツールが、ねじで固定され得ることを特徴とする、
    請求項6記載の直線駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記シーリングテープが、前記クロージ
    ャプラグに備えられた前記平坦部と、前記平坦部と対向
    する前記シリンダバレル上の少なくとも一つの固定面と
    の間に固定されることを特徴とする、請求項1ないし7
    のいずれかに記載の直線駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記一つの固定面が、前記縦スロットに
    延在し且つ前記シリンダバレルの外域に取り付けられた
    固定部に備えられ、該固定部は前記クロージャプラグか
    ら半径方向に離れた外部面で作用することを特徴とす
    る、請求項8記載の直線駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記クロージャプラグを覆う前記シー
    リングテープの少なくとも端部が、前記シリンダバレル
    の前記縦スロットを、深さの方向において貫通すること
    を特徴とする、請求項9記載の直線駆動装置。
  11. 【請求項11】 前記固定部は、前記シリンダバレルの
    端側から、前記シリンダバレルに備えられた受け口に軸
    方向に挿入され、付勢された前記シーリングテープによ
    って固定されることを特徴とする、請求項9又は10記
    載の直線駆動装置。
  12. 【請求項12】 前記固定部がプレート状であることを
    特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記載の直線
    駆動装置。
  13. 【請求項13】 前記クロージャプラグは前記平坦部に
    おいて表面凹部を有し、該表面凹部は、特にゴム状の性
    質を有する前記シーリングテープの内部面と係合可能で
    あることを特徴とする、請求項1ないし12のいずれか
    に記載の直線駆動装置。
  14. 【請求項14】 前記表面凹部が歯によって構成される
    ことを特徴とする、請求項13記載の直線駆動装置。
  15. 【請求項15】 前記歯が、軸方向で連続的に設けられ
    且つ前記クロージャプラグの長軸方向に対し直角に延在
    する複数の歯手段を備えることを特徴とする、請求項1
    4記載の直線駆動装置。
  16. 【請求項16】 前記内空間に設けられ長軸方向に移動
    可能な駆動部が、前記シリンダバレルの外部に取り付け
    られた出力駆動部と、前記縦スロットを貫通して運動学
    的に連結することを特徴とする、請求項1ないし15の
    いずれかに記載の直線駆動装置。
  17. 【請求項17】 前記出力駆動部がスライド状で、前記
    内空間の外部に前記出力駆動部と平行に設けられた縦ガ
    イドの動きにより直線的に案内されることを特徴とす
    る、請求項16記載の直線駆動装置。
  18. 【請求項18】 流体動力で動くように、前記駆動部
    が、駆動流体を受け入れるために、密閉された状態の前
    記内空間を二つの作業空間に分割するピストンにより構
    成されたことを特徴とする、請求項16又は17記載の
    直線駆動装置。
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