JP3286791B2 - 加工物を固定するための機械万力 - Google Patents

加工物を固定するための機械万力

Info

Publication number
JP3286791B2
JP3286791B2 JP15739791A JP15739791A JP3286791B2 JP 3286791 B2 JP3286791 B2 JP 3286791B2 JP 15739791 A JP15739791 A JP 15739791A JP 15739791 A JP15739791 A JP 15739791A JP 3286791 B2 JP3286791 B2 JP 3286791B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
spindle
jaw
fixed
screw spindle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15739791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06344268A (ja
Inventor
フランツ・アルノルト
コンラッド・クロイツエル
Original Assignee
フランツ・アルノルト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=25893917&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3286791(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Priority claimed from DE19904018194 external-priority patent/DE4018194C1/de
Application filed by フランツ・アルノルト filed Critical フランツ・アルノルト
Publication of JPH06344268A publication Critical patent/JPH06344268A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3286791B2 publication Critical patent/JP3286791B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B1/00Vices
    • B25B1/06Arrangements for positively actuating jaws
    • B25B1/18Arrangements for positively actuating jaws motor driven, e.g. with fluid drive, with or without provision for manual actuation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B1/00Vices
    • B25B1/06Arrangements for positively actuating jaws
    • B25B1/10Arrangements for positively actuating jaws using screws
    • B25B1/106Arrangements for positively actuating jaws using screws with mechanical or hydraulic power amplifiers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B1/00Vices
    • B25B1/24Details, e.g. jaws of special shape, slideways
    • B25B1/2405Construction of the jaws
    • B25B1/2473Construction of the jaws with pull-down action on the workpiece

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の分野】本発明は、加工物を固定するための機
械万力、特に力増倍器を内蔵した工作機械万力に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許第37 33 849号は、固定位置
において可動ジョーに設けられたスピンドルナットに高
圧を加えることによって、対応の反動力を固定ジョーに
発生させる力増倍器を用いた機械万力を開示している。
これは本体の曲がりを発生させるため、固定ジョー及び
可動ジョーの向き合った固定表面は互いに平行でなくな
り、加工物を完全に固定する能力が相当に低下するとい
うもんだいがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、加工
物を正確に平行に固定できる機械万力を提供することで
ある。本発明のさらなる目的は、機械万力の全長と最大
固定幅との比が大きい機械万力を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の以上の目的及び
その他の目的は、請求項1の機構を特徴とする機械万力
によって解決される。本発明の別の特徴による機械万力
は、請求項2の機構を特徴としている。本発明の機械万
力のさらなる改良は、他の請求項に記載されている。す
なわち本発明は、断面がほぼU字形をしたくぼみを長手
方向に設けた細長い本体と、前記本体の一端部に設けら
れた固定ジョーと、前記本体に沿って軸方向に案内表面
上を前記固定ジョーに向かって摺動するように配置され
ており、前記くぼみ内へ延びている突起を設けてそれに
ナットを形成した可動ジョーと、前記くぼみ内に配置さ
れてそれの前記軸方向へ延び出しており、前記ナットと
係合していると共に内部に押し棒が配置されている中空
のねじスピンドルを含む前記可動ジョーのための移動手
段と、前記本体内において前記固定ジョーの下方に配置
されており、前記押し棒が作動させることができる力増
倍手段と、前記ねじスピンドル及び前記力増倍手段に共
通であって、前記押し棒の前記力増倍手段から遠い方の
端部に作用して、前記ねじスピンドルを回転させること
によって前記可動ジョーを初期固定位置へ移動させてか
ら、所定の締め付け力を超えた時点で前記力増倍手段を
作動させ、前記本体内において完全後退位置にある時の
前記可動ジョーの下方に配置された駆動手段と、前記ね
じスピンドルの前記力増倍手段側の端部と前記力増倍手
段の前記押し棒から遠い方の端部との間に前記軸方向に
摺動可能に配置された牽引作動式連結手段とを有してい
ることを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】図1〜4に示されている本発明の第1実施例
の機械万力100は、断面がほぼU字形の細長い本体1を
有している。固定ジョー2が本体1の一端部に、好まし
くはそれと一体状に形成されている。可動ジョー3は本
体1内に配置されており、固定ジョー2に対して接離す
るB方向へ移動可能である。可動ジョー3には、本体1
内へ下向きに突出している突起4が設けられており、そ
の中にスピンドルナット5がねじ込まれている。ねじス
ピンドル7が本体1の長手方向の貫通路6内に取り付け
られており、スピンドルナット5と係合している。
【0006】公知の構造(米国特許第4,899,999号)の
機械式力増倍器8が本体1内の固定ジョー2の下方に配
置されている。力増倍器8の細長部材8aが、力増倍器8
とねじスピンドル7の固定ジョー2側の端部7aとの間に
配置された当接部材9を支持している。図5に示されて
いるように、当接部材9は本体1と一体状に形成しても
よい。しかし、当接部材9は、本体1内の対応の円筒形
通路11に挿通された当接部材スリーブ10として形成する
ことが好ましい。当接部材スリーブ10はねじスピンドル
7から遠い方の端部にフランジ12を備え、このフランジ
12は通路11の一端部付近に設けられた本体1の環状スト
ッパ13と係合している。当接部材スリーブ10のねじスピ
ンドル7側の端部10aは、少なくとも固定ジョー2のね
じスピンドル7に面した側の端部2aまで延在している。
好ましくは、当接部材スリーブ10はねじスピンドル7か
ら遠い方の端部をカバー14で閉鎖する。カバー14及び当
接部材スリーブ10はばねリング15によって通路11内に取
り付けられている。
【0007】力増倍器8には、くさび形の主部材16と、
ディスク形の補助部材17とが設けられている。中空のね
じスピンドル7内に収容されている押し棒18によってC
方向へ図1の左向きに主部材16を移動させると、ローラ
19が半径方向外向きに狭くなっている空間内へ押し込ま
れる。これによって補助部材17も左向きに同じ力伝達比
で、しかし主部材16よりも短い距離だけ移動する。力増
倍器8の部材16、17及び19を永久的係合状態に維持する
と共にそれらを定位置へ戻すため、圧縮ばね20が、好ま
しくはカバー14と補助部材17との間に設けられている。
【0008】当接部材スリーブ10内に同心的に設けら
れ、その中を軸方向に移動可能である引っ張りスリーブ
21が力増倍器8を包囲している。引っ張りスリーブ21
は、内側で補助部材17を支持しているねじ付きカバー22
によって一端部が閉鎖されている。引っ張りスリーブ21
の外端部には、3本の軸方向の外周キー形突起23(特に
図4を参照のこと)が円周方向に等角度間隔で設けられ
ている。これらの突起23は当接部材スリーブ10内の対応
の軸方向くぼみ24を通って、ねじスピンドル7の固定ジ
ョー2側の端部7aまで延在している。突起23の端部には
半径方向内向きのフック23aが設けられ、ねじスピンド
ル7の端部7aに設けられたフランジ25と係合している。
シール部材26が当接部材スリーブ10の内部をねじスピン
ドル7の端部7aに密着させている。
【0009】さらに、ねじスピンドル7及び力増倍器8
の両方を時間的に連続させて駆動する共通の駆動装置27
が設けられている。駆動装置27は、本体1内の固定ジョ
ー2から遠い方の端部1aに配置されており、図1に示さ
れているようにそれは全体または少なくとも大部分が本
体1内に位置し、完全に開放した位置にある時の可動ジ
ョー3が駆動装置27の上方に位置するようになってい
る。駆動装置27は円筒形ハウジング28で包囲されてお
り、それのねじスピンドル7に面した端部はねじスピン
ドル7に対して回転しないように確実に固定されている
が軸方向へは移動できるように連結されている。この確
実連結は、例えば断面が多角形の開口28cをハウジング2
8の一端部28aに設ける一方、ねじスピンドル7の包囲端
部7bをそれに対応した多角形に形成することによって得
られる。ハウジング28の他端部28bは、本体1に連結さ
れた固定プレート29内に回転できるが軸方向には移動で
きないように支持されている。駆動装置27にはさらに、
ハウジング28に固定されたねじ付きスリーブ30が設けら
れている。ねじ付きスリーブ30は駆動スピンドル31と係
合しており、このスピンドル31の外端部に内向きの多角
形の凹部31aが設けられ、それにハンドクランク(図示
せず)がはめ込まれている。さらに、ねじ付きスリーブ
30と駆動スピンドル31との間にトルクカップリングが配
置されており、図示の実施例のトルクカップリングで
は、カップリングディスク33が、駆動スピンドル31に対
して回転できないように固定されているがばね32の力に
抗してその上を移動できるように連結され、カム34でね
じ付きスリーブ30のくぼみに係合している。トルクカッ
プリング32〜34によって、駆動スピンドル31及びねじ付
きスリーブ30は、所定のトルクを超えた時点で回転が阻
止されるように互いに連結されている。
【0010】加工物Wを外側から固定する場合、加工物
をジョー2及び3の間で本体1の上に載置する。ハンド
クランク(図示せず)によって駆動スピンドル31を回転
させると、ねじ付きスリーブ30及びそれに非回転状態に
固定されている円筒形ハウジング28もトルクカップリン
グ32〜34を介して一緒に移動する。ハウジング28が回転
すると、確実連結部7b/28cを介してねじスピンドル7
が回転する。このため、可動ジョー3はスピンドルナッ
ト5によって加工物Wの方へ図1において左向きに移動
させられ、加工物Wと係合する。この時点で締め付け圧
力が増加してトルクカップリング32〜34が切り離される
ため、ねじスピンドル7は回転しなくなる。駆動スピン
ドル31をさらに回転させると、それは現在休止状態にあ
るねじ付きスリーブ30内へ図1において左向きにねじ込
まれ、押し棒18を押し付けるため、これが主部材16を押
し付けてそれをC方向(図1)へ移動させる。これによ
って、補助部材17もC方向へ主部材16よりも短い距離で
あるが強い力で移動する。補助部材17によって発生した
外向きの圧縮力は、引っ張りスリーブ21及びそれのキー
形突起23によってねじスピンドル7のフランジ25に作用
する牽引すなわち引っ張り力に変換される。これによ
り、可動ジョー3は加工物Wに当接した状態で強い力で
引っ張られ、それを固定的に締め付ける。締め付け作業
中は当接部材スリーブ10は牽引すなわち引っ張り方向の
荷重を受け、本体1の環状ストッパ13の位置のフランジ
12で支持しているので、弾性変形する連結部材を用いる
ことなく当接部材スリーブ10と本体1との間で直接的に
力が伝達される。
【0011】図5に示されている変更例では、力増倍器
8の外側を包囲して当接部材9内に挿通されている、補
助部材17及びねじスピンドル7の端部7a間の引っ張りす
なわち牽引連結部が異なった構造になっている。この実
施例の駆動側は、第1実施例として図1及び3に示され
ているものと同一である。同一機能を持った部材には同
一番号を付けて示し、詳細には説明しない。図5の実施
例の牽引連結部は、当接部材9または本体1の軸方向の
穴36にそれぞれ挿通された少なくとも2本の軸方向の引
っ張りすなわち牽引ボルト35を有している。ボルト35は
一端部が補助部材17を支持しているディスク17aに連結
されており、他端部がねじスピンドルの端部7aを包囲し
ているリング37に連結されている。リング37は、ねじス
ピンドル7の端部7aに設けられたフランジ25の後側に当
接している。主部材16を押し棒18でC方向に図1におい
て左向きに移動させると、補助部材17で発生してそれに
よって増倍された図5において左方向の圧縮力がボルト
35によってねじスピンドル7に作用する牽引すなわち引
っ張り力に変換される。
【0012】図6及び7に示されている実施例は、油圧
式の力増倍器38を用いている。この場合にも、同一機構
には上記の実施例と同一の参照番号が付けられている。
油圧式力増倍器38も本体1内の固定ジョー2の下方に取
り付けられている。図1及び2の実施例と同様に、当接
部材9が、本体1の通路11に挿入された当接部材スリー
ブ10内に(好ましくは一体状に)設けられている。力増
倍器38の補助ピストン39が当接部材スリーブ10内に移動
可能に取り付けられている。押し棒18の自由端部は主ピ
ストン40として形成されているか、または別体の主ピス
トン40に対して作用する。補助ピストン39とねじスピン
ドル7の固定ジョー2側の端部7aとの間には、主ピスト
ン40を同心的に包囲して補助ピストン39を端部7aに牽引
方向に固定連結する中空の連結部材41が設けられてい
る。連結部材41の内部空間41aには作動油が充填されて
おり、半径方向の穴42によって補助ピストン39の包囲円
筒形空間43と連結している。主ピストン40をC方向へ図
7において左向きに移動させると、作動油が内部空間41
aから円筒形空間43へ流出する結果、補助ピストン39が
図7において左向きに移動する。補助ピストン39は有効
面積が主ピストン40よりも相当に大きいので、これによ
って力が伝達される。補助ピストン39によって左方向に
発生した力は中空の連結部材41を介してねじスピンドル
7へ伝達される結果、ねじスピンドル7に大きい牽引力
が加えられる。
【0013】ねじスピンドル7と、主ピストン40に対し
て作用する押し棒18とは、図1〜3に示されている実施
例の場合と同様に共通の駆動装置27によって駆動できる
ようにしてもよい。あるいは、本発明の機械万力の構造
は、図7に示されているように一部空気圧式に作動する
駆動装置である特に簡単で空間を節約できる構造にする
こともできる。この駆動装置44は空気圧シリンダ45を有
しており、それのねじスピンドル7に面した端部45a
は、円筒形ハウジング28の場合と同様にしてねじスピン
ドル7に対して回転できないが軸方向に移動できるよう
に取り付けられた確実連結部46によって連結されてい
る。さらに、空気圧シリンダ45の外側には、本体1に連
結された支持プレート48内に回転できるが軸方向へは移
動できないようにして支持された環状突起47が設けられ
ている。プランジャ50を備えたピストン49が空気圧シリ
ンダ45内に移動可能に配置されている。プランジャ50は
押し棒を構成しており、その自由端部は主ピストン40に
なっている。中空のねじシリンダ7の大部分は作動油を
充填した密封円筒形空間51を形成しており、その内部を
主ピストン40が移動可能になっている。前述の実施例と
同様に、主ピストン40が左向きに移動することによっ
て、作動油が半径方向穴42を介して補助ピストン39の円
筒形空間43内へ押し出される。図7の実施例では、空気
圧シリンダ45を手動で回転させると、まずねじスピンド
ル7が回転することによって可動ジョー3が加工物の方
へ移動して、可動ジョー3が小さい力で加工物Wと係合
する。加工物Wの実際の固定は、穴52を介して空気圧シ
リンダ45内へ加圧空気を導入させてピストン49を左方向
へ移動させることによって得られる高圧によって達成さ
れる。引き続いて同様の大きさの加工物を固定する場
合、ピストン49が非締め付け位置にあるときにジョー2
及び3の間に加工物を挿入できるだけのゆるみが加工物
と可動ジョー3との間に生じるように空気圧シリンダ45
を回転させて可動ジョー3を調節する。
【0014】図1〜7の実施例の機械万力は、加工物を
内側から固定する形式の万力に容易に変更できる。これ
について図8を参照しながら以下に説明する。固定ジョ
ー2の下方に配置された当接部材スリーブ10を通路11か
ら取り外して、本体1の固定ジョー2から遠い方の端部
1aに設けられた適当な支持部材53に挿入する。ねじスピ
ンドル7は180゜回転させ、この状態でスピンドルナッ
ト5にねじ込む。円筒形ハウジング28は駆動装置27と共
に固定ジョー2の下方に取り付け、支持プレート29を本
体1の固定ジョー2の下方の端部1bに挿入する。駆動ス
ピンドル31が回転すると、まずねじスピンドル7が回転
して可動ジョー3を図8において右向きに移動させ、2
つのジョー2及び3が加工物の内表面に係合する。この
時にトルクカップリング32〜34(図3)が切り離され、
駆動スピンドル31をさらに回転させると、押し棒18が主
部材16をD方向に図8において右向きに移動させる。こ
の時、補助部材17が強い牽引力で引っ張りスリーブ21を
介して可動ジョー3を引っ張って加工物の内表面に押し
付ける。支持部材53は、機械万力を内側から固定するよ
うに使用する時に本体1の端部1a内に挿入される追加の
当接部材である。支持部材53には、当接部材スリーブ10
を収容するための通路54が設けられている。
【0015】図9〜16は、本発明の機械万力をさらに改
良した実施例を示している。すなわち、これらの実施例
の機械万力は、分割形の可動ジョー103を使用してい
る。図9及び10に示されている実施例は、図6の油圧式
力増倍器38と、図3の駆動装置27とを有している。同一
部材は同一番号を付けて示す。それの構造及び機能につ
いては上記の説明に述べられている。従って、以下に
は、以上にすでに説明した実施例に加えられた変更だけ
を説明する。
【0016】まず、本発明による構造の可動ジョー103
を示している図9、10及び11を参照しながら説明する。
すなわち可動ジョー103は、比較的短いスピンドルナッ
ト105とインサート部分112とを一体状に設けた下側ジョ
ー部分104と、下側ジョー部分104を遊嵌するくぼみ110
を設けた上側ジョー部分106とに分割されている。下側
ジョー部分104は、上側ジョー部分106を伴って本体101
の軸方向に移動するスライドとして形成されている。下
側ジョー部分104はスピンドルナット105よりも相当に長
く、ねじスピンドル7の上方に延在するドーム形の構造
になっており、また駆動装置27の真上の位置において上
側ジョー部分106を取り外すことができ、全長に渡って
正確に案内できる利点があることに注目されたい。
【0017】上下のジョー部分106、104の様々な対向表
面、特にねじスピンドル7の長手方向軸線に対して約55
゜〜75゜、好ましくは約65゜〜70゜傾斜した対向表面11
4、116(図15)や、ほぼ軸方向に、すなわちねじスピン
ドル7に平行に延在している表面118、120及び122、124
(表面118、120よりもねじスピンドル7の長手方向軸線
に近い位置にある)に注意する必要がある。
【0018】インサート部分112は半径方向及び特に軸
方向に相当にゆるみがある。軸方向のゆるみはばね手
段、例えばインサート部分112の表面116に対向した端面
に設けられた凹部134内にはめ込まれたばね座金パック1
36によって弾性的に制限されている。ばね座金パック13
6を押し付けるねじ付きピン132が、上側ジョー部分106
の外側端面からねじスピンドル7の長手方向軸線の方向
へ設けられたねじ穴130に挿通されて、ばね力を調節で
きるようになっている。上側ジョー部分106の凹部140
が、公知のようにしてさらにジョーを追加して挿入でき
るようにしている。以下に説明するように、上下のジョ
ー部分106、104の表面114、116間の係合設計が本発明に
とって重要であり、幾つかの解決法を以下に説明する。
【0019】図15は、2つの表面114、116が単に研削さ
れているだけで、互いに固定状態で係合している最も簡
単な構造を示している。変更例として、一方または両方
の表面を湾曲させて、好ましくは円筒形にして、2つの
表面を線接触させることもできる。これによって摩擦が
軽減される。しかし、相当に高い面積圧力が予想される
ため、比較的硬い素材及び正確な加工が必要となる。
【0020】図12、13及び14は、インサート部分112の
表面114にくぼみ150が形成されて、その中に表面114よ
りもわずかに突出する、好ましくは硬質鋼で形成された
挿入部材152が挿入されるようになっている。対向表面1
06は研削されているだけである。特に図12及び13に示さ
れているように、くぼみ150及び従って挿入部材152は断
面が半円のバー(図13)の形状にしても、または半球15
2aを対応形状のくぼみ150aに挿入したもの(図12)でも
よい。締め付け状態では、表面114が挿入部材152または
152aの平坦表面と表面係合している。
【0021】第3の変更例では、図12のくぼみ150aに球
形の挿入部材が入っており、この場合にも締め付け状態
では点係合することから面積圧力が非常に高くなる。挿
入部材が移動可能であるため、上下のジョー部分を案内
する際の側方の角度誤差を補償することができる。分割
形の可動ジョー103を用いた実施例の重要な特徴が、図1
0から推測されるように、本体101内への可動ジョー103
の案内を改善することである点に注目されたい。
【0022】図1〜8の実施例の機械万力の場合のよう
に、可動ジョー103は、上側ジョー部分106の下側水平表
面162を支持している本体101の上側に沿って水平方向に
延在している表面160上を案内される。側方の案内のた
め、下側ジョー部分104及び本体101に係合垂直側面16
8、170が設けられている。本発明によれば、下側ジョー
部分104の下側において側方に突出しているほぼ矩形の
長手方向キー突出部165と、本体101に形成された案内溝
またはスロット167とによってさらなる水平方向案内が
確保されており、下側表面172、174と上側表面164、166
との係合によって上下表面で水平方向に案内されてい
る。
【0023】加工物を固定するには、クランク(図示せ
ず)を回転させると、ねじスピンドル7がねじ込まれる
ことによってスライド形下側ジョー部分104が加工物の
方へ移動する。スライド形下側ジョー部分104と上側ジ
ョー部分106との間の傾斜表面114、116を介して、上側
ジョー部分106がそれに伴って案内表面160上を加工物の
方へ移動する。弾性部材、すなわちばね座金パック136
は、締め付け前にも上側ジョー部分106を案内表面160に
対して表面係合するように押し付けるばね力がある。こ
れによって上側ジョー部分106と案内表面160との間のゆ
るみがほとんど排除される。
【0024】下側ジョー部分104は、本体101内部におい
て上下の案内表面164、166及び172、174で案内される。
案内の正確度は、案内表面160及び上側ジョー部分106の
底面162の研摩表面によって決定されるので、本体101内
部の案内表面164、166及び172、174は研摩する必要がな
い。
【0025】構造の矩形整合は、それぞれスライド形下
側ジョー部分104と本体101との案内面168、170の垂直縁
部の研摩によって決定される。上側ジョー部分106が加
工物と係合すると、ねじスピンドル7のカップリング3
2、33、34(図1)が切り離される一方、押し棒18を介
して力増倍器38が作動する。力増倍器38は本体101のヘ
ッド部分に当接して、ねじスピンドル7を締め付け方向
へ引っ張る。このように当接することによって、本体10
1のヘッド部分の変形を避けることができる。さらに、
本体101はどのような張力からもほぼ解放されている。
【0026】可動ジョー103は、ねじスピンドル7のね
じ込みによって締め付け位置へ引っ張られる。傾斜した
接触面114、116であることによって、水平方向の力成分
が加工物を固定する。ねじスピンドル7の長手方向軸線
に対する接触面114、116の角度に応じた垂直成分が生
じ、上側ジョー部分106がその全長に渡って下向きに押
し付けられるように選択される。しかし、ばね座金パッ
ク136によって上側ジョー部分106が案内表面160に押さ
え付けられているので、加工物へ向かう水平方向締め付
け移動があるだけで、上下方向の移動はない、すなわち
加工物を移動させる原因となる上側ジョー部分106の傾
動はない。
【0027】公知の形式のスピンドル構造では、可動ジ
ョー103を垂直移動させるための一定のゆるみが必要で
あることに注意されたい。しかし、本発明による機械万
力の場合、下側ジョー部分104だけが移動し、それは上
側ジョー部分106及びそれによって固定される加工物に
はまったく影響しない。公知の機械万力、例えば米国特
許第3,416,784号に示されている機械万力の場合、可動
ジョーを付勢するためにばね手段が用いられている。し
かし、このバネ手段は締め付ける前に可動ジョーを上向
きに押し付ける。従って、この可動ジョーは、締め付け
作業中は下向きに移動する。本発明では、ばね座金パッ
ク136はその逆に作用するため、この欠点を避けること
ができる。
【0028】加えられる締め付け力に関して言えば、案
内されたスライド形下側ジョー部分104がわずかに傾動
して、その下側の外縁部が本体101内の下側案内面172に
当接し、上側の内縁部が案内面164の上表面に当接す
る。このような構造であるため、上側ジョー部分106は
まったく移動せず、下側ジョー部分104だけが傾動す
る。しかし、これは加工物にまったく影響を与えない。
【0029】他の公知の機械万力、例えば米国特許第4,
098,500号に記載されているものの場合、傾斜表面114、
116の角度は約45゜に選択されているので、摩擦ロスが
大きい。本発明による機械万力の場合、スライド形下側
ジョー部分104に対して特殊な案内が行われることか
ら、ねじスピンドル7の長手方向軸線に対して55゜〜70
゜、好ましくは65゜〜70゜程度にすることができるの
で、摩擦が大幅に軽減される。
【0030】前述したように、本発明に従って可動ジョ
ー103を特殊な分割形構造にし、それを機械万力内に特
別な配置で設けることは、図1〜8に示されている実施
例に限定されることなく様々な形状の機械万力に有効に
適用することができる。従って、本発明の特殊な分割形
可動ジョー103を牽引式ではなく押し付け形ねじスピン
ドル7を用いた機械万力にも同様に使用することができ
る。さらに、力増倍器8、38は、それらが固定ジョー2
の下方に配置されている図1〜8の実施例の場合の力増
倍器の配置とは異なって、完全に後退した可動ジョーの
下方に配置することもできる。そのような構造の一例が
図16に示されているが、ここには後退位置にある可動ジ
ョー103の下方に配置されて駆動装置227によって駆動さ
れた力増倍器200が示されている(ドイツ公開公報DE 34
37 303 A1を参照されたい)。
【0031】図9及び10には、一般的に適用できる機械
万力のさらなる発明的改良が示されている。ねじスピン
ドル7はカバー180に包囲されており、それをほこりか
ら保護できるようになっている。カバー180は長手方向
に可撓性がある。これはベローズ形にすることができ
る。図示の実施例では、カバー180は、らせん巻きした
板ばねか、複数の円筒形の管部分からなる入れ子式にな
っている。カバー180は一端部を力増倍器38の管形の端
部184に固定し、他端部を固定装置182によってスピンド
ルナット105の端面に固定することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明万力は加工物を正確
に平行に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機械式力増倍器を用いた第1実施例の機械万力
の長手方向断面図である。
【図2】図1の機械万力の力増倍器を収容している部分
の詳細断面図である。
【図3】図1の機械万力の詳細断面図で、可動ジョー及
び駆動装置を示している。
【図4】図2のIV−IV線に沿った横断面図である。
【図5】本発明の機械万力の第2実施例の図2と同様な
断面図であって、固定ジョーの下方に配置されている機
械式力増倍器を示している。
【図6】油圧式力増倍器を用いた機械万力の第3実施例
の図5と同様な断面図である。
【図7】空気圧作動式駆動装置を用いた本発明の機械万
力の第4実施例の長手方向全体断面図である。
【図8】図1の第1実施例を加工物の内側から固定する
形式に変更したものの長手方向断面図である。
【図9】、
【図10】それぞれ固定位置及び開放位置にある本発明
の機械万力の第5実施例の長手方向断面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿った機械万力の横断
面図である。
【図12】、
【図13】図9の実施例に用いられた可動ジョーの下側
ジョー部分の2つの変更例の端面図である。
【図14】、
【図15】可動ジョーの2つの変更例の長手方向断面図
である。
【図16】完全に後退した位置にある可動ジョーの下方
に力増倍器が配置されている本発明の第6実施例による
機械万力の長手方向断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 固定ジョー 3、103 可動ジョー 4 突起 5 スピンドルナット 7 ねじスピンドル 8、38 力増倍器 10 当接部材スリーブ 18 押し棒 27、44 駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−172562(JP,U) 米国特許4899999(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25B 1/00 - 1/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面がほぼU字形で長手方向に延びる
    ぼみ設けた細長い本体(1) を備え; 前記本体(1) の一端部に設けられた固定ジョー(2) を備
    ; 前記本体(1) に沿って前記長手方向に案内表面上を前記
    固定ジョーに対して進退できるように配置されており、
    前記くぼみ内へ延びた突起を設けてそれにナット(5)
    形成した可動ジョー(3) を備え; 前記くぼみ内に配置されて前記長手方向へ延びおり、
    前記ナットと係合し且つ押し棒(18)を収容している中空
    のねじスピンドル(7) を含む、前記可動ジョー(3) 用の
    移動手段を備え; 前記本体内において前記固定ジョーの下方に配置されて
    おり、前記押し棒(18)により作動させられ得る力増倍手
    (8) を備え 退位置にあるときの前記可動ジョー(3) の下方で前記
    本体内に配置されていて、前記ねじスピンドル(7) およ
    び前記力増倍手段(8) を駆動する駆動手段(27)であっ
    て、前記ねじスピンドル(7) を回転させることによって
    前記可動ジョーを初期固定位置へ移動させて締め付けを
    行い、そして、所定の締め付け力を超えると、前記押し
    棒(18)の前記力増倍手段から遠い方の端部に作用するこ
    とによって前記力増倍手段(8) を駆動する、駆動手段(2
    7)を備え; 前記ねじスピンドル(7) の前記力増倍手段(8) 側の端部
    と、前記力増倍手段の前記押し棒(18)から遠い方の端部
    との間に、前記長手方向に摺動可能に配置された連結手
    を備え前記力倍増手段(8) は、主部材(16)および補助部材(17)
    を含む機械的手段であって、それらの主部材(16)および
    補助部材(17)は、前記本体(1) に固定された当接部材
    (9) に、前記長手方向に摺動可能に支持されており前記駆動手段(27)には前記本体内において、前記ねじスピンドル(7) の前記力
    増倍手段から遠い側の端部に、相対回転はできないが前
    記長手方向の相対移動はできるように、連結されている
    ねじ付きスリーブ(30)と前記ねじ付きスリーブ(30)のねじにねじ込まれた駆動ス
    ピンドル(31)であって 、前記可動ジョー(3) を固定位置
    へと移動させ、前記押し棒(18)の前記力増倍手段から遠
    い方の端部に作用するよう回転可能な駆動スピンドル(3
    1)と前記駆動スピンドル(31)および前記ねじ付きスリーブ(3
    0)の間のカップリング手段(33)であって、所定の締め付
    け力を超えて前記駆動スピンドルの回転が行われると、
    それによるカップリングが切り離されて、前記押し棒を
    介しての前記力倍増手段の駆動が行われるようにする、
    カップリング手段(33)とが設けられ前記連結手段は、前記力倍増手段(8) を囲むよう配置さ
    れ且つ前記当接部材(9) を通って、前記ねじスピンドル
    (7) の前記力増倍手段(8) 側の端部に、前記長手方向の
    相対移動はできないが相対回転はできるように、連結さ
    れている 、 ことを特徴とする、加工物を固定するための機械万力。
JP15739791A 1990-06-07 1991-06-03 加工物を固定するための機械万力 Expired - Fee Related JP3286791B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19904018194 DE4018194C1 (en) 1990-06-07 1990-06-07 Vice with fixed and moving jaw - has spindle for movement of intensifier which thrusts against vice base part
DE4018194.4 1991-04-16
DE4112418.9 1991-04-16
DE4112418A DE4112418A1 (de) 1990-06-07 1991-04-16 Maschinenschraubstock

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06344268A JPH06344268A (ja) 1994-12-20
JP3286791B2 true JP3286791B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=25893917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15739791A Expired - Fee Related JP3286791B2 (ja) 1990-06-07 1991-06-03 加工物を固定するための機械万力

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5251887A (ja)
EP (1) EP0460457B2 (ja)
JP (1) JP3286791B2 (ja)
DE (2) DE4112418A1 (ja)
ES (1) ES2073065T5 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5662316A (en) * 1993-07-22 1997-09-02 Automation Enhancements Un Limited Pallet couple and decouple clamping apparatus and method for pallet coupling and decoupling
HRP980211B1 (en) * 1998-04-17 2002-08-31 Jurković Rudolf Universal vice comprising a selfadjustable slider
KR100406462B1 (ko) * 2002-01-15 2003-11-21 주식회사 삼천리기계 바이스용 증력장치
SE525190C2 (sv) * 2003-04-15 2004-12-21 Sandvik Ab Gasfjäder med dragstång i två stycken
SE526258C2 (sv) * 2003-04-15 2005-08-09 Sandvik Intellectual Property Kraftförstärkare för maskinspindel med samverkande kilar
ATE345194T1 (de) * 2005-06-15 2006-12-15 Hb Feinmechanik Gmbh & Co Kg Spanneinrichtung mit einem deckelement für ihre spindelausnehmung
EP1797996A1 (de) * 2005-12-19 2007-06-20 ALLMATIC-Jakob Spannsysteme GmbH Schraubstock mit Kraftverstärker
US8454004B1 (en) 2006-09-01 2013-06-04 Chick Workholding Solutions, Inc. Workholding apparatus having a movable jaw member
US8109494B1 (en) * 2006-09-01 2012-02-07 Chick Workholding Solutions, Inc. Workholding apparatus having a movable jaw member
US9227303B1 (en) 2006-09-01 2016-01-05 Chick Workholding Solutions, Inc. Workholding apparatus
US8573578B1 (en) 2006-09-01 2013-11-05 Chick Workholding Solutions, Inc. Workholding apparatus
US8336867B1 (en) 2006-09-01 2012-12-25 Chick Workholding Solutions, Inc. Workholding apparatus having a detachable jaw plate
US8690138B2 (en) * 2010-12-29 2014-04-08 Tseh-Pei LIN Coaxial concentric double-jaw vice
CN102789436B (zh) * 2011-05-18 2014-12-31 国基电子(上海)有限公司 单线双向通信的主从芯片及其方法
SG11201506460YA (en) 2013-03-28 2015-10-29 Abb Turbo Systems Ag Cantilever slide for installing and removing a rotor block
US9352451B1 (en) 2013-05-02 2016-05-31 Chick Workholding Solutions, Inc. Workholding apparatus
AT517201A1 (de) * 2015-05-05 2016-11-15 Johann Schachinger Keilspannschraubstock
TWI579108B (zh) * 2016-04-21 2017-04-21 Improvement of Pressure Regulating Structure of
AT523492B1 (de) 2020-01-31 2022-04-15 Cutpack Com Gmbh Spannvorrichtung zum Einspannen eines Werkstücks

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1283169B (de) * 1964-09-25 1968-11-14 Franz Arnold Maschinenschraubstock mit Tiefspannbacken
DE1812325A1 (de) * 1968-12-03 1970-07-23 Arnold Franz Mechanische Spannvorrichtung,insbesondere Maschinenschraubstock
ES421534A1 (es) * 1972-12-20 1976-04-16 Saurer Allma Gmbh Perfeccionamientos en utiles tensores, especialmente torni-llos tensores de maquina con amplificador de presion.
US4043547A (en) * 1976-12-10 1977-08-23 Chicago Tool And Engineering Company Precision machine vise
US4098500A (en) * 1977-11-25 1978-07-04 Kurt Manufacturing Company, Inc. Adjustable member for reducing clamp load losses in a locking jaw vise
DE7830221U1 (de) * 1978-10-11 1980-03-20 Arnold, Franz, 8960 Kempten Mechanischer kraftverstaerker
DE3437403A1 (de) * 1984-10-12 1986-04-24 Saurer-Allma Gmbh, 8960 Kempten Hochdruckspanner
DE3733849C1 (de) * 1987-10-07 1989-05-11 Franz Arnold Maschinenschraubstock mit Kraftverstaerker
DE8717051U1 (de) * 1987-12-29 1988-02-11 Röhm, Günter Horst, 7927 Sontheim Maschinenschraubstock

Also Published As

Publication number Publication date
ES2073065T5 (es) 2000-07-16
EP0460457B1 (de) 1995-03-15
EP0460457B2 (de) 2000-03-01
EP0460457A3 (en) 1992-04-01
DE4112418A1 (de) 1992-10-22
ES2073065T3 (es) 1995-08-01
EP0460457A2 (de) 1991-12-11
US5251887A (en) 1993-10-12
JPH06344268A (ja) 1994-12-20
DE59104937D1 (de) 1995-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3286791B2 (ja) 加工物を固定するための機械万力
CA2638712C (en) Self-adjusting wrench
US5265343A (en) Blade collet
US5632089A (en) Saber saw assembly with improved vising mechanism
US7500412B1 (en) Speed nut and drive gear assembly
US4872645A (en) Coil spring compressor
JPH0346685B2 (ja)
US4289049A (en) Bolt holding machine wrench
US2884971A (en) Driving tool and holder attachment
JP3620791B2 (ja) バイス
CN212420357U (zh) 一种小型快换工具
US5067219A (en) Fan blade remover
JPS6099571A (ja) 液圧式万力装置
JP2758202B2 (ja) 万力の駆動装置
KR100387682B1 (ko) 길이조절용 소켓장치
SU776799A1 (ru) Устройство дл автоматического креплени инструмента
JPH0134982Y2 (ja)
KR200249710Y1 (ko) 유압식 바이스
KR0121695Y1 (ko) 체결공구
JP2777575B2 (ja) ケーブル等切断工具装置
US4760999A (en) Clamping device
JPH0530573B2 (ja)
JP2002331468A (ja) ボルト等の締付ソケット
JPH0232323Y2 (ja)
GB2172823A (en) Fastening assemblies for grinding or cutting discs

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees