JP2774504B2 - エアダンパ - Google Patents

エアダンパ

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JP2774504B2
JP2774504B2 JP63035128A JP3512888A JP2774504B2 JP 2774504 B2 JP2774504 B2 JP 2774504B2 JP 63035128 A JP63035128 A JP 63035128A JP 3512888 A JP3512888 A JP 3512888A JP 2774504 B2 JP2774504 B2 JP 2774504B2
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Inventor
照人 石井
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石井工業株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/44Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、過渡振動・自由振動の減衰、共振振幅の減
少等を目的とするエアダンパに関する。
〈従来の技術〉 この種エアダンパとしては、従来、シリンダ本体と、
該シリンダ本体内の軸方向に摺動自在に配設されたピス
トンと、該ピストンによって仕切られた前記シリンダ本
体内の2室のうち一方に設けられた大気連通口と、他方
の室に設けた空気流通用開口部と、を備えた構成であ
り、シリンダ本体を器外の不動部に固定すると共に、前
記ピストンに取り付けられた接続ロッドにダンピング対
象物を連結して使用する。
そして、ダンピング対象物の動作が接続ロッドを介し
てピストンに伝達され、該ピストンがシリンダ本体内を
摺動する際に、例えばシリンダ本体内の空気抜き用開口
部形成側の室において空気が圧縮されることにより、ダ
ンピング作用が行われるようになっている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、このようなエアダンパにおいては、前記空
気流通用開口部が所定の開口面積に設定されており、設
定する開口面積によって種々のダンピング力を有するエ
アダンパが得られるが、同一のエアダンパにおいて種々
のダンピング力を得ることはできなかった。
そこで、本発明は以上のような従来の実情に鑑み、空
気流通部分の構造の改良により、ダンピング力を調整可
能にして、多岐に亘る用途に対して有効に適用可能なエ
アダンパを提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため本発明のエアダンパは、シリンダ本体と、該
シリンダ本体内に軸方向に摺動自在に配設されたピスト
ンと、該ピストンによって仕切られた前記シリンダ本体
内の2室のうち一方に設けられた大気連通口と、他方の
室の端部に設けられる端壁部材に外方に向かって断面積
が徐々に拡大するテーパ状に設けられた空気流通用開口
部と、該空気流通用開口部に対応するテーパ状に形成さ
れた先端テーパ部を有すると共に、前記端壁部材の周面
に弾発係合可能なラチェットスプリングを備え、正逆回
転されると、先端テーパ部の前記空気流通用開口部に対
する間隔が変化し、該空気流通用開口部の開口面積を増
減調整するニードル弁と、を含んで構成した。
〈作用〉 係る構成では、ダンピング対象物の動作がピストンに
伝達され、該ピストンがシリンダ本体内を摺動する際
に、例えばシリンダ本体内の空気流通用開口部形成側の
室において空気が圧縮されることにより、ダンピング作
用が行われる。そして、空気抜き用開口部の開口面積を
増減調整することにより、ダンピング対象物の質量、振
動の周波数及び振幅等に対応して最適なダンピング力が
得られる。
〈実施例〉 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1はシリンダ本体、2は該シリンダ
本体1内の軸方向に摺動自在に配設されたピストンであ
り、円筒状の周壁部材2aと該周壁部材2aの一方の開口端
部に圧入等により空密に固定された端壁部材2bとから構
成されている。
4はピストン2によって仕切られる前記シリンダ本体
1内の2室A,Bのうち一方の室Aの端壁を開放すること
により形成された大気連通口、5は他方の室Bの端部に
設けた空気流通用開口部6の調整部である。
ここで、前記ピストン2の端壁部材2bの外端部には、
大気連通口4から外部に伸びる接続ロッド8がボールジ
ョイント9を介して連結されている。この接続ロッド8
にはダンピング対象物が接続される。ピストン2には、
後述するピストンリターンの際に急速復帰を可能とする
ためのオリフィス10が形成されている。また、前記端壁
部材2bの内端部に形成された凸部2cには、図の矢印a方
向へのピストン2のダンピング作用時すなわちプッシュ
動作時に前記オリフィス10を閉じるように作用し、図の
矢印b方向へのピストン2のリターン動作時に前記オリ
フィス10を開くように構成されたゴム等からなる円盤状
の弁シート11が、装着されている。
次に、前記空気流通用開口部6を調整するための調整
部5の構造について説明する。
即ち、シリンダ本体1の筒状部材1aにおける閉塞側の
開口端部には端壁部材1bが圧入固定されている。この端
壁部材1bの中央部には、シリンダ本体1の端部外方に向
けて断面積が徐々に拡大するテーパ状の空気流通用開口
部6が設けられている。
7は、上記空気流通用開口部6の開口面積を調整する
ためのニードル弁であり、該ニードル弁7の先端部は空
気流通用開口部6に軸方向に進退自在に挿入されてい
る。
かかるニードル弁7の軸方向中間部の外周面にはおね
じ部7aが形成されており、該おねじ部7aを端壁部材1bの
空気流通用開口部6と通じる孔の内周面に形成されため
ねじ部12に嵌合している。従って、おねじ部7aのめねじ
部12に対する螺合の深さを変化させてニードル弁7を進
退させると、空気流通用開口部6に対応するようテーパ
状に形成されたニードル弁7の先端テーパ部と該空気流
通用開口部6との間隔が変化するので、該空気流通用開
口部6の開口面積が調整される。
13はニードル弁7の頭部内側にラチェットスプリング
14を固定するためのナットである。該ラチェットスプリ
ング14は略コ字状の板バネからなり、その先端部内側に
は係合爪(図示せず)が形成されており端壁部材1bの凸
状部1b′の周面ローレート溝(図示せず)に弾発係合可
能に設けられている。15はカバーキャップであり、ニー
ドル弁7およびラチェットスプリング14の外面を覆うカ
バーで、端壁部材1bに着脱可能に取付けられている。こ
のカバーキャップ15の端壁中央には開口部15aが形成さ
れ、この開口部15aからニードル弁7の頭部が外方から
臨めるようになっており、ここからニードル弁7の頭部
溝7bにドライバー等の工具を差し込んで、ニードル弁7
を正逆回転させることにより進退させ得るようになって
いる。
このとき、ラチェットスプリング14の係合爪がローレ
ット部に圧接しながら溝と山を1ピッチづつ乗り越えて
回動するので、ニードル弁7の回転量の目安とすること
ができる。また、回転停止位置での弾発係合によりニー
ドル弁7の回転止め、緩み止めとなるものである。
かかる構成において、ダンピング対象物のレシプロ振
動が接続ロッド8を介してピストン2に伝達され、該ピ
ストン2がシリンダ本体1内を図の矢印a方向に摺動す
る際に、シリンダ本体1の室Bにおいて空気が圧縮され
ることにより、ダンピング作用が行われる。この際、ピ
ストン2のオリフィス10は前述したように弁シート11に
よって閉じられる。
この時、シリンダ本体1の室B内の空気は、シリンダ
本体1の空気流通用開口部6を介して緩やかい器外に排
出される。
そして、この場合に上述したように、ニードル弁7を
回転させて、おねじ部7aとめねじ部12相互の嵌合位置を
変化させることにより、ニードル弁7を進退させると、
該ニードル弁7の先端テーパ部の空気流通用開口部6に
対する位置が変化して、該空気流通用開口部6の開口面
積が調整される。これにより空気の入排量が増減調節せ
しめられる。
この結果、ダンピング力を任意のレベルに調整するこ
とができる。
また、ダンピング対象物の復帰時には、該ダンピング
対象物の復帰動作が接続ロッド8を介してピストン2に
伝達され、該ピストン2がシリンダ本体1内を復帰方向
に移動する。これにより、ピストン2のオリフィス10が
前述したように弁シート11によって開かれ、該オリフィ
ス10を介して室B内に空気が流入し、ピストン2は急速
にリターンする。
尚、図中Sは全ストローク長である。
かかる構成のエアダンパによると、空気流通用開口部
6の開口面積をニードル弁7によって増減することによ
り、ダンピング力を容易にかつ任意量に微調整すること
ができ、ダンピング対象物の質量、周波数及び振動の振
幅等に対応して最適なダンピング力が得られる。
かかる実施例のエアダンパは、ピストン2をプッシュ
させてシリンダ本体1内を摺動させる際に、シリンダ本
体1の室Bにおいて空気が圧縮されることにより、ダン
ピング効果が生じるように構成した所謂プッシュタイプ
の構造としたが、プルタイプ若しくはプル・プッシュの
両方にダンピング作用が行われるようないわゆる両効き
タイプの構造としても良い。
即ち、プル式構造の場合は、端壁部材2bの内端両側に
装着した弁シート11を除去し、代わりに弁シート11を端
壁部材2bの反対側すなわち外端面側に装着する。
この場合、ダンピング対象物の動作が接続ロッド8を
介してピストン2に伝達され、該ピストン2がシリンダ
本体1内を図の矢印b方向に摺動する際に、空気流通用
開口部5から室Bに対して空気が少量ずつ緩やか流入す
ることによるバキューム抵抗を受けてダンピング作用が
行われる。尚、ピストン2のオリフィス10は弁シート11
によって閉じられる。
この場合にも、空気流通用開口部6の開口面積をニー
ドル弁7によって空気流入量を調整すれば、ダンピング
力の調整を行うことができる。
ダンピング対象物の矢印a方向への復帰時には、ピス
トン2のオリフィス10が弁シート11によって開かれ、該
オリフィス10を介して室B内から空気が室A内に大量に
排出され、ピストン2は急速リターンする。
また、プル・プッシュ両効きタイプの場合は、端壁部
材2bの内端面側と外端面側の両方に弁シート11を装着す
れば、ピストン2がシリンダ本体1内を図の矢印a,b両
方向い摺動する際に、シリンダ本体1内の空気流通用開
口部6を介して室B内から空気が少量づつ緩やかに排出
されることによる圧縮抵抗及び空気流通用開口部6から
室Bに空気が緩やか流入することによるバキューム抵抗
を受けてダンピング作用が行われる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明のエアダンパによると、
空気流通用開口部の開口面積を増減調整する手段を設け
た簡単な構成により、ダンピング力を任意量かつ微細に
調整可能となり、多岐に亘る用途に有効的なエアダンパ
を提供することができる。また、ニードル弁の回転角の
確認および不測の緩みを防止することができる等、実用
上有効である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係るエアダンパの一実施例を示す断面図で
ある。 1……シリンダ本体 2……ピストン 4……大気流通孔 6……空気流通用開口部 7……ニードル弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ本体と、該シリンダ本体内の軸方
    向に摺動自在に配設されたピストンと、該ピストンによ
    って仕切られた前記シリンダ本体内の2室のうち一方に
    設けられた大気連通口と、他方の室の端部に設けられる
    端壁部材に外方に向かって断面積が徐々に拡大するテー
    パ状に設けられた空気流通用開口部と、該空気流通用開
    口部に対応するテーパ状に形成された先端テーパ部を有
    すると共に、前記端壁部材の周面に弾発係合可能なラチ
    ェットスプリングを備え、正逆回転されると、先端テー
    パ部の前記空気流通用開口部に対する間隔が変化し、該
    空気流通用開口部の開口面積を増減調整するニードル弁
    と、を含んで構成されたことを特徴とするエアダンパ。
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