JP2000064682A - 携帯無線装置 - Google Patents

携帯無線装置

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JP2000064682A
JP2000064682A JP25321798A JP25321798A JP2000064682A JP 2000064682 A JP2000064682 A JP 2000064682A JP 25321798 A JP25321798 A JP 25321798A JP 25321798 A JP25321798 A JP 25321798A JP 2000064682 A JP2000064682 A JP 2000064682A
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JP
Japan
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circuit
telephone
communication circuit
entry
antenna
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JP25321798A
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English (en)
Inventor
Hideki Furuya
秀貴 古屋
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両エントリ制御システム用の携帯無線装置
において、電池交換に手間が要らず、しかも作動エリア
を拡げることのできる構成を提案する。 【解決手段】 携帯電話機のケース2内にエントリ通信
回路6を格納して携帯電話機と一体に構成し、携帯電話
機のアンテナ5には携帯電話機の電話回路3用の給電点
51とともにエントリ通信回路6の給電点52を設け、
アンテナ入力インピーダンスを整合せしめる整合回路7
を設け、利得の高い携帯電話機のアンテナ5を流用し、
電話回路3よりも相対的に消費電力の少ないエントリ通
信回路6に、電話回路3への通電用の電池4から通電す
る構成として、実質的にエントリ通信回路6の電源を不
要とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、キーレスエントリ
制御システム等に用いられる携帯無線装置に関する。 【0002】 【従来の技術】車両のドアのロック/アンロック等に機
械式のキーを用いない車両エントリ制御システムでは、
車両の運転者が携帯無線装置を携帯し、車両には携帯無
線装置と対になる車載無線装置が搭載される。車載無線
装置は携帯無線装置から送信されるIDコードを受ける
と、制御信号を車両のドアロック/アンロック等を制御
するコントローラに出力し、ドアロック/アンロック等
が機械式キーによることなく行われる。車両エントリ制
御システムには、運転者による携帯無線装置のスイッチ
操作でIDコードを車載無線装置に送信するものや、ス
マートエントリ制御システムのように、携帯無線装置を
携帯した運転者が車両に近づいて携帯無線装置が車載無
線装置からのトリガ信号を受信すると自動でIDコード
を車載無線装置に返送するようにしたものがある。 【0003】いずれの携帯無線装置も、車両を遠隔制御
するだけのものであるため、携帯が煩わしくないものが
要請される。例えば、エントリ通信回路への通電にはコ
イン型のリチウム電池を用い、アンテナにはパッチアン
テナ等の微小アンテナを用いて小型化を図り、カード状
の掌にのるほどの大きさを実現している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小型化
しようとすると、電池の寿命が短くなって交換頻度が高
くなり、十分なアンテナ利得が得られず作動エリアが狭
くなる。このため、使い勝手が十分なものではなかっ
た。 【0005】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
電池交換に手間が要らず、しかも作動エリアの広い携帯
無線装置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、携帯電話機のケース内に車両エントリ制御用のエン
トリ通信回路を格納して携帯電話機と一体に構成し、携
帯電話機のアンテナには、携帯電話機の電話回路用の給
電点とともに上記エントリ通信回路用の給電点を設け、
該給電点とエントリ通信回路間にアンテナ入力インピー
ダンスを整合せしめる整合回路を設ける。かつ、エント
リ通信回路に、電話回路への通電用の電池から通電する
構成とする。 【0007】アンテナは、携帯電話用の形状の大きなも
のと兼用しているのでアンテナ利得を向上させることが
でき、車両エントリ制御の作動エリアを拡げることがで
きる。また、エントリ通信回路と電話回路とは電池が兼
用であり、電話回路に比して僅かな電力しか消費しない
エントリ通信回路は電池に僅かな消耗しか与えず実質的
に電源不要で電池交換の手間が要らない。 【0008】また、エントリ通信回路は、通話等のため
に複雑な回路となる電話回路に比して嵩張らず、整合回
路はインピーダンスマッチング回路であるから嵩張らな
い。したがって、ケースは略通常の携帯電話機のケース
と同じ大きさでよい。また携帯電話機と携帯無線装置と
を別々に持つ必要がない。しかして車両の運転をすると
きもそうでないときも持ち歩くのは通常の携帯電話機と
同じ大きさの装置1台で済み、便利である。 【0009】 【発明の実施の形態】図1に本発明の携帯無線装置の実
施形態を示す。携帯無線装置1は携帯電話機1aと一体
的に構成してあり、ケース2内に電話回路3と、これへ
の通電用の電池4が格納され、ケース2の上部からアン
テナ5が突設している。電話回路3は通常の電話機能だ
けの携帯電話機のものの回路構成を有し、相手からの呼
び出しに対し応答でき、呼び出しスイッチにより電話を
かけることができる。 【0010】ケース2内には、スマートエントリ制御シ
ステム用のエントリ通信回路6が電話回路3とともに格
納されている。エントリ通信回路6は上記電池4から給
電するようになっており、図略の電源スイッチの投入で
電話回路3とともに立ち上がるようになっている。 【0011】エントリ通信回路6は、従来のパッチアン
テナに代えて上記アンテナ5から送受信するようになっ
ている。 【0012】アンテナ5は携帯電話機において広く用い
られるモノポール型のもので、アンテナ5には、給電点
51,52が2箇所設けてある。第1の給電点51は電
話回路3用のものであり、第2の給電点52はエントリ
通信回路6用のものである。 【0013】アンテナ5は、携帯電話の使用周波数にお
いて高い利得が得られるように、第1の給電点51はア
ンテナの基端に設けるとともにアンテナ5の長さが設定
してあり、通常の携帯電話機のものが流用し得る。第2
の給電点52は、スマートエントリ制御システム用の使
用周波数に対して最も共振する点に設定する。 【0014】第2の給電点52は整合回路7を介してエ
ントリ通信回路6のアンテナ入力部と接続してあり、整
合回路7により、携帯電話用に調整されたアンテナ5を
スマートエントリ制御システム用に用いたときにアンテ
ナ入力インピーダンスを整合せしめるようになってい
る。整合回路7はLC等で構成された通常のインピーダ
ンスマッチング回路である。 【0015】なお、電話回路3とエントリ通信回路6と
は、入感のない待ち受け時間においては交互に時分割で
作動し、一方に入感があると他方の作動を停止せしめる
ようになっており、入感に対して応答するときに互いの
干渉を防止している。また呼び出しスイッチオン時にも
電話回路3は自身の作動状態を保持するとともに、エン
トリ通信回路6の作動を停止する。作動の停止は例えば
電話回路3、エントリ通信回路6のアンテナ入力部をブ
レイクする構成とする。 【0016】本携帯無線装置1では、上記電源スイッチ
が投入されると、電話回路3とエントリ通信回路6の両
方が待ち受け状態となる。運転者が車両に近づき車載無
線装置からのトリガー信号を受信可能な作動エリア内に
入ると、エントリ通信回路6に、その作動タイミングに
おいて上記車載無線装置からのトリガー信号が入感す
る。そしてエントリ通信回路6は自身の作動状態を保持
するとともに、電話回路3の作動を停止する。 【0017】エントリ通信回路6はトリガ信号に応答し
てコード信号をアンテナ5から車載無線装置に返送し、
ドアオープン等が行われる。コード信号が返送された後
は、電話回路3とエントリ通信回路6とは再び時分割作
動となる。 【0018】トリガー信号およびコード信号のやりとり
は、アンテナ5を使って行われる。アンテナ5は、スマ
ートエントリ制御システム用の電波に最適化されたもの
ではなく、その点では従来の携帯無線装置のパッチアン
テナと同じであるが、携帯電話用の形状の大きなものと
兼用しているのでアンテナ利得を向上させることがで
き、スマートエントリ制御システムの作動エリアを拡げ
ることができる。 【0019】一方、電話の呼び出しがあり、電話回路3
に、その作動タイミングにおいて呼び出し電波が入感す
ると、電話回路3は自身の作動状態を保持するととも
に、エントリ通信回路6の作動を停止する。 【0020】そして、電話の相手と電話回線で接続され
通話状態となる。通話電波のやりとりはアンテナ5によ
り行われるが、アンテナ5は携帯電話用に調整されてい
るので、音質や通話エリアが減じられることなく通常の
携帯電話機と同じ性能を維持し、良好に通話ができる。 【0021】また、エントリ通信回路6の電源は、電話
回路3と兼用の電池4であり、至近距離にIDコードを
送信するだけのエントリ通信回路6は、送信出力が高い
上に無線通話用の回路や呼び出し音等の周辺機能の回路
等の複雑な回路を有する電話回路3に比してはるかに消
費電力が少ないから、電池4に僅かな消耗しか与えな
い。したがって、エントリ通信回路6と電話回路3とで
電池4を兼用することで厳密には電池4の交換頻度が高
くなるとはいえ、通常の携帯電話機の電池交換と殆ど差
はない。すなわち、実質的にエントリ通信回路6用の電
源は不要で、通常の携帯電話機の電池交換を目安に電池
を用意すればよく、使用者の利便性を高めることができ
る。 【0022】また、1つのケース2内に、電話回路3に
加えてエントリ通信回路6や整合回路7が格納される
が、エントリ通信回路6は、上記のごとく複雑な回路と
なる電話回路3に比して嵩張らない。整合回路7はLC
等の簡単な構成のものである。したがって、ケース2は
略通常の携帯電話機のケースと同じ大きさでよい。しか
も、携帯電話機と携帯無線装置と別々に持つ必要がない
から、車両の運転をするときもそうでないときも持ち歩
くのは通常の携帯電話機と略同じ大きさの装置1台で済
み、便利である。 【0023】このように、本発明の携帯無線装置では、
携帯電話機と一体に構成することで、携帯電話機と携帯
無線装置と別々に持つ煩わしさが解消されるとともに、
作動範囲の改善や電池交換の利便性という優れた効果を
奏する。 【0024】なお、スイッチの操作により電話回路3が
定常的に作動状態に入ってから2秒程度電話回路3を停
止し、その間、エントリ通信回路6を作動せしめる制御
回路を設けてもよい。上記スイッチには、例えば電話回
路3を構成するテンキー等を用いる。 【0025】かかる構成では、上記効果に加え、さらに
次の効果を得ることができる。携帯電話機を所持してい
ると、乗車する前に携帯電話で用件を済ませることが日
常的に行われており、通話しながら車両に向かうという
こともある。この場合、通話中にスマートエントリ制御
の作動エリア内に入ってから上記スイッチ操作を行うこ
とにより、一旦、エントリ通信回路6の作動に切り替わ
るので、この間にエントリ通信回路6が車載無線装置か
らのトリガー信号に対してID信号を返送しドアを開け
ることができる。このトリガー信号とID信号のやり取
りは僅かな時間に終了するので、エントリ通信回路6の
作動に切り替わっている時間は1秒か2秒に設定すれば
よい。この間、電話回路6は作動停止となるが、2秒程
度の停止では電話回線が完全に遮断されず復帰できるの
で、通話には殆ど影響を与えない。 【0026】なお、この構成では通話中にドアを開ける
には通常のキーレスエントリ制御システムのようにスイ
ッチ操作が必要になるが、通話中には装置をポケット等
からわざわざ取り出す必要ないので不便さはない。した
がって、スマートエントリ制御システムの便利さは損な
われない。 【0027】なお、本発明は、スマートエントリ制御シ
ステム用の携帯無線装置だけではなく、運転者のスイッ
チ操作によりドアオープン等を行う通常のキーレスエン
トリ制御システムにも適用できる。この場合、通常は電
話回路を作動状態にしておき、スイッチ操作に応答して
電話回路を停止するとともにエントリ通信回路を作動状
態にし、IDコードを送信する。エントリ通信回路を作
動せしめる時間は電話回線が完全に遮断しない2秒程度
とする。 【0028】また本発明の携帯無線装置は、携帯電話機
だけではなく、ページャー(ポケットベル)等とも一体
化してもよい。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の携帯無線装置の構成図である。 【符号の説明】 1 携帯無線装置 1a 携帯電話機 2 ケース 3 電話回路 4 電池 5 アンテナ 51,52 給電点 6 エントリ通信回路 7 整合回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両エントリ制御用のエントリ通信回路
    を有する携帯無線装置において、携帯電話機のケース内
    に上記エントリ通信回路を格納して携帯電話機と一体に
    構成し、携帯電話機のアンテナには、携帯電話機の電話
    回路用の給電点とともに上記エントリ通信回路用の給電
    点を設け、該給電点とエントリ通信回路間にアンテナ入
    力インピーダンスを整合せしめる整合回路を設け、か
    つ、エントリ通信回路に、電話回路への通電用の電池か
    ら通電する構成としたことを特徴とする携帯無線装置。
JP25321798A 1998-08-24 1998-08-24 携帯無線装置 Pending JP2000064682A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002008021A1 (fr) * 2000-07-26 2002-01-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif d'alerte place dans un vehicule

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002008021A1 (fr) * 2000-07-26 2002-01-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif d'alerte place dans un vehicule

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