JPH11112622A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JPH11112622A
JPH11112622A JP9274843A JP27484397A JPH11112622A JP H11112622 A JPH11112622 A JP H11112622A JP 9274843 A JP9274843 A JP 9274843A JP 27484397 A JP27484397 A JP 27484397A JP H11112622 A JPH11112622 A JP H11112622A
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要時以外は表示器部分への電源供給を停止
することにより、さらに消費電力を節約し、連続使用時
間を長くできる携帯電話機を提供する。 【解決手段】 任意のキー入力又はフラップ(蓋)を開
ける操作または着信によって、電源スイッチ9をONに
して表示器8への電源供給を開始し、特定時間キー入力
が行われない場合又は、フラップを閉じる操作によって
電源スイッチ9をOFFにして表示器8への電源供給を
停止する携帯電話機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示器を有する携
帯電話機に係り、特に特定条件下において表示器の電源
をON/OFFできる携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、移動体通信システムについて説明
する。現在、日本や世界では無線による移動体通信シス
テムが、電気通信事業用・自営通信用としてさまざまな
分野で利用されている。
【0003】日本国内では、電気通信事業用として携帯
・自動車電話システム、パーソナル・ハンディーホンシ
ステム(PHS)、無線呼び出しシステム(ページャ)
等があり、自営通信用として構内無線局(構内ページン
グや構内PHS等)、パーソナル無線、アマチュア無
線、公共業務用無線等がある。
【0004】国外では、米国におけるAMPS方式及び
IS−95等の自動車電話システムやGolay方式や
POCSAG方式無線呼び出しシステム、英国における
TACS方式等の自動車電話システムやPOCSAG方
式無線呼び出しシステム、北欧4カ国(フィンランド、
デンマーク、ノルウェー、スウェーデン)におけるNM
T方式自動車電話システム、欧州におけるGSM方式の
携帯電話システムといったものがある。
【0005】これらの移動体通信システムの携帯端末で
は、電池性能(体積・重量あたりの蓄積電力)の改善や
回路の省電力化が進められており、連続使用時間(連続
待ち受け時間・連続通話時間等)が年々長時間化されて
きている。
【0006】携帯端末の省電力化の一つの方法として、
着信及び通話状態以外で一定時間キー入力等の操作を行
わないと液晶表示器のバックライトを消灯する機能があ
る。
【0007】ここで、携帯電話機の液晶表示器のバック
ライトの機能について説明する。従来の携帯電話機は、
携帯電話機の状態や設定内容等を表示するディスプレイ
部(表示器)があり、その表示器は液晶表示器によるも
のが主流である。そして、液晶表示器は、周囲が暗いと
表示内容が確認できないため、周囲が暗い状況であって
も表示内容が確認できるようにバックライトが設けられ
ている。
【0008】一般的に、利用者がディスプレイ部の表示
を見るのは、発信操作時及び電話番号記憶等の各種設定
操作を行う場合であり、その他の場合は衣服のポケット
やカバン等の中に入れておき、たまに電池残量や圏内/
圏外の確認を行う程度で、利用時間内のほとんどの時間
はディスプレイ部の表示を見ないと考えられる。
【0009】このため、従来の携帯電話機では、例えば
着信及び通話状態以外で一定時間キー入力等の操作を行
わないと、液晶表示器のバックライトを消灯して小電力
化を図っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯電話機では、一定時間キー入力等の操作を行わ
ないと液晶表示器のバックライトを消灯する機能を持ち
省電力化を行っているが、携帯電話機の状態や設定内容
は表示器に常に表示されたままであり、そのための電力
は消費されており、衣服のポケットやカバン等の中に入
れてある状態においては表示している意味がなく、無意
味な部分に電力が消費されているという問題点があっ
た。
【0011】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、無意味な部分に電力が消費されているという問題点
を解決し、必要時以外は表示器部分への電源供給を停止
することにより、さらに消費電力を節約し、連続使用時
間を長くできる携帯電話機を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、携帯電話機におい
て、着信時、又はキー操作によって表示器への電力供給
を開始し、特定時間キー操作が行われないと、表示器へ
の電力供給を停止することを特徴としており、着信及び
キー操作を表示が必要な条件と判断して表示器への電力
供給を行い、特定時間着信及びキー操作がないと表示が
不要な条件と判断して電力供給を停止できる。
【0013】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載の携帯電話機におい
て、キーの部分を覆う蓋を有する携帯電話機であって、
蓋が開かれると表示器への電力供給を開始し、蓋が閉じ
られると表示器への電力供給を停止することを特徴とし
ており、蓋を開く操作を表示が必要な条件と判断して表
示器への電力供給を行い、蓋を閉じる操作を表示が不要
な条件と判断して電力供給を停止できる。
【0014】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の携帯電
話機において、本体電源が投入されている場合には着信
ランプが点灯されている状態であり、着信があると前記
着信ランプを点滅状態とすることを特徴としており、表
示が停止していても着信ランプの点灯で本体電源の投入
状況が認識でき、更に着信ランプの点滅で着信を認識で
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】請求項に係る発明について、その
実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発
明に係る携帯電話機は、任意のキー入力又はフラップ
(蓋)を開ける操作または着信によって、表示器への電
源供給を開始し、特定時間キー入力が為されない場合又
はフラップを閉じる操作によって表示器への電源供給を
停止するので、消費電力を節約でき、連続使用時間を長
くできるものである。
【0016】まず、本発明に係る携帯電話機の構成につ
いて、フラップ付きの携帯電話機の例で図1を使って説
明する。図1は、本発明に係るフラップ付きの携帯電話
機の構成ブロック図である。本発明の携帯電話機は、図
1に示すように、従来からある携帯電話機と同様の構成
部分であるアンテナ1と、スピーカ2と、マイク3と、
通信回路部4と、キーボード7と、表示器8と、電源部
10と、更に本発明の特徴部分として、電源スイッチ制
御部5aを有する制御部5と、センサ6と、電源スイッ
チ9とが設けられている。
【0017】次に、本発明の携帯電話機の各部について
具体的に説明する。アンテナ1は、電波を受信および送
信するものである。スピーカ2は、通話の相手の音声を
出力するものであるマイク3は、使用者の音声を入力す
るものである。
【0018】通信回路部4は、携帯電話機として基本的
な通話音声の送受信を行う部分で、マイク3から入力さ
れた音声をアナログデータからデジタルデータに変換し
て送受信信号処理部に出力し、逆に送受信信号処理部か
ら入力された音声のデジタルデータをアナログデータに
変換してスピーカ2に出力する音声信号処理部と、発着
信制御信号又は送受信音声信号を処理する送受信信号処
理部と、無線信号の送受および変復調を行う送受信回路
部と、制御部5からの制御信号に従って送受信回路部と
音声信号処理部と送受信信号処理部の電源制御、及び送
受信信号処理部と制御部5との信号の授受を行う送受信
制御部から構成されている。尚、通信回路部4が、着信
を認識すると、制御部5に着信信号を出力するようにな
っている。
【0019】キーボード7は、携帯電話機に必要な一般
的なキー情報が入力されるもので、具体的には、入力操
作が行われると、入力されたキー情報を制御部5に伝え
るようになっている。表示器8は、携帯電話機における
一般的な情報を表示するもので、具体的には、制御部5
から出力される表示信号に従って、携帯電話機の状態や
設定内容等を表示するようになっている。
【0020】電源部10は、通信回路部4と制御部5に
電力を供給すると共に、本発明の特徴部分として、後述
する電源スイッチ9を介して表示器8に対して他の部分
とは独立したラインで電力を供給するものである。
【0021】電源スイッチ9は、電源部10から表示器
8への電力の供給を開始/停止(ON/OFF)するた
めのスイッチであり、電源スイッチ9のON/OFF
は、制御部5の電源スイッチ制御部5aによって制御さ
れる。尚、制御の詳細は後述する。
【0022】センサ6は、フラップ(ふた)の開閉状態
を認識して制御部5の電源スイッチ制御部5aに出力す
るものである。
【0023】ここで本発明の携帯電話機のセンサについ
て図2を使って具体的に説明する。図2は、本発明の携
帯電話機のセンサの説明図である。本発明の携帯電話機
では、例えば図2に示すように、本体側にセンサ6を設
け、フラップ側に突起を設けている。そしてフラップが
開いている時は、突起がセンサ6に触れておらず、セン
サ6はフラップが閉状態であることを制御部5に出力
し、フラップが閉じると、突起がセンサ6に触れてセン
サ6はフラップが開状態であることを制御部5に出力す
るようになっている。
【0024】制御部5は、携帯電話機における一般的な
発着信制御、通話、各種設定を行うためのCPU、RO
M、RAM、表示器制御等の各種ドライバ等の他に、本
発明の特徴部分として、電源スイッチ9のON/OFF制御を
行う電源スイッチ制御部5aが設けられている。
【0025】具体的に電源スイッチ制御部5aは、キー
操作が為されない連続時間をカウントするためのタイマ
を有し、センサ6から出力されているフラップの開閉状
態と、キーボード7からの任意のキー入力と、通信回路
部4からの着信信号とを受け取って、その状態に従っ
て、電源スイッチ9のON/OFFを制御するようにな
っている。
【0026】次に、本発明の携帯電話機の制御部5の電
源スイッチ制御部5aにおける電源スイッチ制御処理の
流れについて、図3を使って説明する。図3は、本発明
の携帯電話機の制御部の電源スイッチ制御部における電
源スイッチ制御処理の流れを示すフローチャート図であ
る。
【0027】本発明の携帯電話機の制御部5の電源スイ
ッチ制御部5aにおける電源スイッチ制御処理は、キー
ボード7の電源キーが押下されて本体電源が投入される
と起動され、まず電源スイッチ9をONにして、電源部
10から表示器8への電力供給を開始して(100)、
タイマをリセットする(102)。
【0028】そして、タイマが予め定められた特定時間
を経過したか判断し(104)、特定時間経過した場合
(Yes)は、処理106に進み、特定時間経過してい
ない場合(No)は、センサ6からの出力でフラップが
閉状態であるか判断を行い(105)、フラップが開状
態の場合(No)は、処理108へ進み、フラップが閉
状態の場合(Yes)は、電源スイッチ9をOFFにし
て、表示器8から電源部10への電力供給を停止する
(106)。
【0029】そして、センサ6からの出力でフラップが
閉状態から開状態に切り替わったか判断を行い(10
8)、フラップが開状態に切り替わらない場合(No)
は、キーボード7が押下されたか判断を行い(11
0)、押下されない場合(No)は、着信信号を入力し
たか判断を行い(112)、着信信号を入力しない場合
(No)は、処理104に戻る。
【0030】一方、処理108において、フラップが閉
状態から開状態に切り替わった場合(Yes)、又は処
理110において、キーボード7が押下された場合(Y
es)、又は処理112において、着信信号を入力した
場合(Yes)は、電源スイッチ9をONにして、電源
部10から表示器8への電力供給を開始し(114)、
タイマをリセットして(116)、処理104に戻る。
【0031】尚、処理108において、フラップが閉状
態から開状態に切り替わったかどうかの判断は、判断の
都度開閉状態を記憶するようにして、記憶された状態と
の変化を判断するようにすればよい。また、処理110
におけるキーボード7からのキー入力の判断は、単一キ
ーの入力で判断してもよいし、誤動作を防止するために
複数キーの入力とすることも考えられる。
【0032】ところで、通常携帯電話機の利用者は、表
示器8の表示の有無を見て本体電源のON/OFFを判
断していたので、本発明の携帯電話機では、外見から本
体電源のON/OFFの状態が認識できない。そこで、
本発明の携帯電話機に、従来から具備している着信ラン
プの状態によって本体電源のON/OFFを確認できる
機能を追加するようにしてもよい。
【0033】例えば、従来の携帯電話機では、通常着信
ランプは消灯しており、着信時のみ点滅するようになっ
ているが、本発明の携帯電話機では、本体電源が投入さ
れている場合には着信ランプを点灯されている状態と
し、着信があると着信ランプを点滅させるようにする。
この場合、着信ランプの点灯/点滅制御は、電源スイッ
チ9の制御とは関連しないので、制御部5における電源
スイッチ制御部5aとは別の部分で行う。
【0034】但し、この着信ランプの状態により本体電
源のON/OFFを確認できる機能をつける場合、LE
D点灯のための消費電力が必要となる。一般的な携帯電
話機に使用されているLED及び液晶表示器のサイズか
ら考えると、LEDの方が液晶表示器より消費電力が少
ないため、当該機能を付加した本発明の携帯電話機は、
従来の表示器を表示したままの携帯電話機よりは連続使
用時間を長くできるが、当該機能を付加しない携帯電話
機よりは連続使用時間は短くなることが考えられる。
【0035】そこで、例えば表示器8への電源供給が行
われている時には、表示器8の表示で本体電源のONが
認識できるので、着信ランプを消すようにすれば、消費
電力は節約することができ、着信ランプをつけたままに
するよりは連続使用時間を長くできる。その場合は、着
信ランプの点灯/点滅制御を電源スイッチ9のON/OFF制
御と関連させて電源スイッチ制御部5aで行うようにな
っている。
【0036】次に、本発明の携帯電話機における動作に
ついて、図1、図4を使って説明する。図4は、本発明
の携帯電話機の動作の様子を示す説明図である。本発明
の携帯電話機では、本体電源が投入されると、制御部5
の電源スイッチ制御部5aの動作によって、電源スイッ
チ9がONにされて、電源部10の電力が表示器8に供
給され、表示器8に携帯電話機の状態や設定内容等の表
示が為される。
【0037】その後、図4(a)のようにフラップが閉
じられると、センサ6がフラップの閉状態を出力し、電
源スイッチ制御部5aの動作によって、電源スイッチ9
がOFFにされ、電源部10から表示器8への電力供給
が停止されて、表示器8には何も表示されなくなる。
【0038】また、たとえフラップが閉じられなくと
も、特定時間キーボード7からの入力が行われないと、
スイッチ制御処理部5aの動作によって、電源スイッチ
9がOFFにされ、電源部10から表示器8への電力供
給が停止されて、表示器8には何も表示されなくなる。
つまり、フラップを開いた状態で通話中であっても、キ
ーボード7が押下されないまま特定時間経過すると電源
スイッチ9がOFFされるようになっている。
【0039】そして、図4(b)のようにフラップが開
かれると、センサ6がフラップの開状態を出力し、電源
スイッチ制御部5aの動作によって、電源スイッチ9が
ONにされ、電源部10の電力が表示器8に供給され
て、表示器8に携帯電話機の状態や設定内容等が表示さ
れる。
【0040】また、キーボード7の任意のキーが押下さ
れたり、携帯電話機が呼出を受信し、通信回路部4から
着信信号が入力されると、電源スイッチ制御部5aの動
作によって、電源スイッチ9がONにされ、電源部10
の電力が表示器8に供給されて、表示器8に携帯電話機
の状態や設定内容が表示される。
【0041】尚、着信ランプで本体電源の状態を示す機
能が付いていれば、図4(a)及び(b)の状態におい
て、着信ランプが点灯しており、表示器の表示に関わら
ず本体電源ONを認識できる。
【0042】これまで、フラップ付きの携帯電話機で本
発明を説明してきたが、フラップ無しの携帯電話機の場
合の構成は、図1の構成図において、センサ6が省かれ
た構成である。
【0043】また、電源スイッチ制御部5aの処理の流
れは、図3のフローチャート図において、処理105が
省かれて、処理104において特定時間が経過した場合
(Yes)に処理106を行い、特定時間が経過してい
ない場合(No)に、処理108に進むようになってい
る。
【0044】次に、本発明のフラップ無しの携帯電話機
における動作について、図5を使って説明する。図5
は、本発明のフラップ無しの携帯電話機の動作の様子を
示す説明図である。本発明のフラップ無しの携帯電話機
では、フラップ有りと同様に本体電源が投入されると、
制御部5の電源スイッチ制御部5aの動作によって、電
源スイッチ9がONにされて、電源部10の電力が表示
器8に供給され、表示器8に携帯電話機の状態や設定内
容等の表示が為される。
【0045】その後、特定時間キーボード7からの入力
が行われないと、電源スイッチ制御部5aの動作によっ
て、電源スイッチ9がOFFにされ、電源部10から表
示器8への電力供給が停止されて、図5(a)のように
表示器8には何も表示されなくなる。
【0046】そして、図5(b)のように、キーボード
7の任意のキーが押下されたり、又は携帯電話機が呼出
を受信して、通信回路部4から着信信号が入力される
と、電源スイッチ制御部5aの動作によって、電源スイ
ッチ9がONにされ、電源部10の電力が表示器8に供
給されて、表示器8に携帯電話機の状態や設定内容等が
表示される。
【0047】尚、フラップ有りと同様に、着信ランプで
本体電源の状態を示す機能が付いていれば、図5(a)
及び(b)の状態において、着信ランプが点灯してお
り、表示器の表示に関わらず本体電源ONを認識でき
る。
【0048】また、本発明の技術は、無線呼出受信機
(ページャ)にも適用可能であり、本発明の無線呼出無
線機における動作について、図6を使って説明する。図
6は、本発明の無線呼出受信機の動作の様子を示す説明
図である。本発明の無線呼出受信機では、通常は、電源
スイッチ9がOFFにされて電源部10の電力が表示器
8に供給されず表示器8には何も表示していない。
【0049】そして、無線呼出受信機が呼出を受信し、
通信回路部4から着信信号が入力されると、電源スイッ
チ制御部5aの動作によって、電源スイッチ9がONに
され、電源部10の電力が表示器8に供給されて、表示
器8に受信内容(メッセージ)が表示される。
【0050】そして、表示器8に受信内容が表示された
後に特定時間が経過すると、電源スイッチ制御部5aの
動作によって、電源スイッチ9がOFFにされ、電源部
10の電力が表示器8に供給されなくなり、表示器8に
は何も表示されなくなる。
【0051】尚、携帯電話機と同様に、着信ランプで本
体電源の状態を示す機能が付いていれば、図6(a)及
び(b)の状態において、着信ランプが点灯しており、
表示器の表示に関わらず本体電源ONを認識できる。
【0052】本発明の構成及び作用を実施例の図面を参
照しながら説明した。実施例の説明においては、携帯電
話機を中心に説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、無線システムの携帯端末でディスプレイ部
を持つものに広く適用可能である。
【0053】本発明の携帯電話機によれば、フラップが
閉じられてセンサ6が閉状態を出力するか、又は、フラ
ップが開状態であっても、キーボード7が押下されずに
特定時間経過すると、電源スイッチ制御部5aの動作に
よって、電源スイッチ9がOFFにされ、電源部10の
電力が表示器8に供給されなくなり、表示器8の表示を
停止するので、ポケット、鞄などでの携帯時や通話途中
など、表示器8を見る必要のない時間帯には表示器8へ
の電力供給を停止して、消費電力を節約し、携帯電話機
の連続使用時間を長くすることができる効果がある。
【0054】そして、フラップが開かれてセンサ6がフ
ラップの開状態を出力した時、又はキーボード7の任意
のキーが押下された時、又は呼出の受信によって通信回
路部4から着信信号が入力された時に、電源スイッチ制
御部5aの動作によって、電源スイッチ9がONにさ
れ、電源部10の電力が表示器8に供給され表示器8に
表示が為されるので、表示器8を見て各種情報を確認す
る必要のある時には、表示器8へ電力を供給して、有効
に電力を消費できる効果がある。
【0055】また、本体電源が投入されている間は着信
ランプを点灯するので、表示器8に表示が為されていな
くとも、本体電源のON/OFFが認識できる効果がある。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、着信時、
又はキー操作によって表示器への電力供給を開始し、特
定時間キー操作が行われないと、表示器への電力供給を
停止する携帯電話機としているので、表示が必要な条件
下で表示器への電力供給を行い、表示が不要な条件下で
電力供給を停止することによって、消費電力を節約し、
連続使用時間を長くできる効果がある。
【0057】請求項2記載の発明によれば、キーの部分
を覆う蓋を有する携帯電話機であって、蓋が開かれると
表示器への電力供給を開始し、蓋が閉じられると表示器
への電力供給を停止する請求項1記載の携帯電話機とし
ているので、蓋が閉じられると即座に表示器への電力供
給を停止することによって、更に消費電力を節約し、連
続使用時間を長くできる効果がある。
【0058】請求項3記載の発明によれば、本体電源が
投入されている場合には着信ランプが点灯されている状
態であり、着信があると着信ランプを点滅状態とする請
求項1又は請求項2記載の携帯電話機としているので、
表示が停止していても着信ランプの点灯で本体電源の投
入状況が認識でき、更に着信ランプの点滅で着信が認識
でき、使い勝手を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラップ付き携帯電話機の構成ブ
ロック図である。
【図2】本発明の携帯電話機のセンサの説明図である。
【図3】本発明の携帯電話機の制御部の電源スイッチ制
御部における電源スイッチ制御処理の流れを示すフロー
チャート図である。
【図4】本発明の携帯電話機の動作の様子を示す説明図
である。
【図5】本発明のフラップ無しの携帯電話機の動作の様
子を示す説明図である。
【図6】本発明の無線呼出受信機の動作の様子を示す説
明図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、 2…スピーカ、 3…マイク、 4…
通信回路部、 5…制御部、 5a…電源スイッチ制御
部、 6…センサ、 7…キーボード、 8…表示器、
9…電源スイッチ、 10…電源部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信時、又はキー操作によって表示器へ
    の電力供給を開始し、特定時間キー操作が行われない
    と、表示器への電力供給を停止することを特徴とする携
    帯電話機。
  2. 【請求項2】 キーの部分を覆う蓋を有する携帯電話機
    であって、蓋が開かれると表示器への電力供給を開始
    し、蓋が閉じられると表示器への電力供給を停止するこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 本体電源が投入されている場合には着信
    ランプが点灯されている状態であり、着信があると前記
    着信ランプを点滅状態とすることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の携帯電話機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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