JP3100352B2 - 複合無線携帯端末装置 - Google Patents

複合無線携帯端末装置

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JP3100352B2
JP3100352B2 JP09180498A JP18049897A JP3100352B2 JP 3100352 B2 JP3100352 B2 JP 3100352B2 JP 09180498 A JP09180498 A JP 09180498A JP 18049897 A JP18049897 A JP 18049897A JP 3100352 B2 JP3100352 B2 JP 3100352B2
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徳宏 服部
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声や文字等のデ
ータを無線通信する機能を有した無線携帯端末回路部
と、選択呼出信号を無線受信するページャ回路部とを備
えた複合無線携帯端末装置に関し、特に、無線携帯端末
回路部とページャ回路部との間で高周波等による干渉が
生じてしまうのを防止する複合無線携帯端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯電話端末といった無線携帯端
末では、一般に、音声や文字等のデータを双方向で無線
通信することが行われており、このため、利用者間での
意志の疎通が容易に得られるといった利点がある。ま
た、この反面、こうした無線携帯端末では、基地局のサ
ービスゾーンの境界を通過する度に自己端末の位置の登
録を行う必要があるため、データ通信時のみならず受信
待ち受け状態であっても電力を多量に消費してしまうと
いった不具合があった。すなわち、長時間の間、無線携
帯端末を受信待ち受け状態にして移動等する場合には、
実際には利用者が当該端末を利用することがなくとも多
大な電力を消費してしまう等といった欠点があった。
【0003】また、例えばページャでは、送信側から送
信された選択呼出信号を無線受信することが行われてお
り、こうしたページャは、一般に、サービスエリアが広
いために広域での利用が可能である。また、こうしたペ
ージャでは、上記した位置登録等といった送信動作を行
わないため、長時間の間受信待ち受け状態のままであっ
た場合であっても、消費電力を低く抑えることができる
等といった利点がある。しかしながら、このようなペー
ジャでは、送信機能を有していないために双方向通信を
行うことができず、また、一度に受信することができる
データの量が少ない等といった不具合があった。
【0004】上記のような事情から、例えば一人の利用
者が無線携帯端末とページャとの両方を携帯するといっ
た場合もあり、これら無線携帯端末とページャとの両機
能を有した装置の開発が望まれていた。すなわち、この
ように一長一短を有する無線携帯端末とページャとを一
体化して単一の筐体に収納することにより、例えば受信
待ち受け状態のときにはページャ機能により発呼者から
の選択呼出信号を受信するとともに、このようにして発
呼者から通知された電話番号データ等を用いて無線携帯
端末機能により当該発呼者に応答することができる。つ
まり、受信待ち受け状態の間は無線携帯端末機能への電
源の供給を停止させてもよく、これにより電力消費量を
節約できる等といった点から、上記した無線携帯端末と
ページャとの互いの欠点をカバーさせることができる。
【0005】例えば携帯電話機能を有する無線電話機回
路部とページャ機能を有する無線ページャ回路部とを一
体化した複合無線携帯端末装置として、特開平5−91
022号公報に記載されたページャ機能付き携帯電話装
置が公知となっている。ここで、この装置の外観を図1
4に示す。同図に示したページャ機能付き携帯電話装置
は、無線電話機回路部の音声出力用スピーカ34を有す
る本体ユニット31と、無線電話機回路部の音声入力用
マイク35を有する蓋体ユニット32とから構成されて
おり、これら両ユニット31、32が折り畳み可能に連
結されている。
【0006】また、本体ユニット31にはスイッチ33
が設けられており、前記両ユニット31、32が折り畳
まれた場合にはスイッチ33により閉塞状態が検出さ
れ、この検出に基づいて無線電話機回路部への電源の供
給を断つといった構成となっている。このように、上記
したページャ機能付き携帯電話装置では、前記両ユニッ
ト31、32が折り畳まれている場合には無線電話機回
路部への電源の供給を断ってページャ機能を優先させる
ようにしてあるため、当該装置により消費される電力量
を低く抑えることを実現している。
【0007】また、上記のように無線携帯端末機能を有
した無線携帯端末回路部とページャ機能を有したページ
ャ回路部とを一体化した場合には、これら両回路部の間
で高周波等による干渉が生じてしまうことが知られてお
り、また、このような干渉に起因して、送信処理や受信
処理に際してのデータ伝送の品質が低下してしまうこと
が知られている。すなわち、例えば上記した両回路部が
極めて距離の近い位置に備えられ、これら両回路部への
電源が共に供給されている場合には、高周波の廻り込み
等に起因してこれら両回路部の間で相互干渉が発生し、
これによりこれらの回路部に例えば発振状態が生じてし
まうといった不具合が生じる。
【0008】このため、例えば図15に示す複合無線携
帯端末装置41の内部実装例を図16に示すように、ア
ンテナ42を備えた無線携帯端末回路部43とページャ
回路部44との間に高周波等を遮断する強力なシールド
46を備えることにより、上記した干渉を防止すること
が行われている。また、例えば図17に示すように、複
合無線携帯端末装置41を構成する筐体のサイズを大き
くして、無線携帯端末回路部43のアンテナ42とペー
ジャ回路部44との間の距離を物理的に引き離すことに
より、上記した干渉を防止することが行われている。な
お、上記図16及び図17に示した複合無線携帯端末装
置41の内部実装例には、無線携帯端末回路部43やペ
ージャ回路部44へ電力を供給する電源45が示されて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような無線携帯端末回路部とページャ回路部とを備えた
複合無線携帯端末装置では、これら両回路部の間で高周
波等による干渉が生じてしまうのを例えば複合無線携帯
端末装置のサイズを大きくして、これら両回路部の間の
距離を物理的に引き離すことにより防止しているため、
当該装置のサイズが大きくなるために利用者にとって使
いづらくなるといった不具合や、また、当該装置を構成
する筐体にかかるコストが増加してしまうといった不具
合があった。
【0010】また、このような不具合は、上記図14に
示したページャ機能付き携帯電話装置によっても未だ解
決されていない。すなわち、この装置では、本体ユニッ
ト31と蓋体ユニット32とが閉塞状態であるときには
無線電話機回路部への電源の供給が断たれるために上記
した干渉が生じなくなるが、これら両ユニット31、3
2が開かれているときには無線電話機回路部と無線ペー
ジャ回路部との両方に電源が供給されることがあるた
め、上記した干渉を防止するためには、これら両回路部
の間にシールドを備える等しなければならない。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、音声や文字等のデータを無線
通信する機能を有した無線携帯端末回路部と、選択呼出
信号を無線受信するページャ回路部とを備えた複合無線
携帯端末装置において、上記したシールドを複合無線携
帯端末装置に備えることや当該装置のサイズを大きくす
ること等を行わずとも、無線携帯端末回路部とページャ
回路部との間で高周波等による干渉が生じてしまうこと
を防止することができる複合無線携帯端末装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】更に具体的には、無線携帯端末回路部から
発生される高周波信号等をページャ回路部の近傍等で検
出し、検出された信号の強度に基づいて無線携帯端末回
路部への電源の供給を制御するという新規な方法によ
り、上記した干渉を防止する。また、本発明は、上記し
た電源の供給の制御を行うに際して、備えられるアンテ
ナの数を少なくすることによりコストを削減することが
できる複合無線携帯端末装置を提供することを目的とす
る。また、本発明は、例えば所定周波数の信号を発振す
る発振器を備えることにより、上記した電源の供給の制
御をより安定な信号に基づいて行うことができる複合無
線携帯端末装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る複合無線携帯端末装置では、音声や文
字等のデータを無線通信する機能を有した無線携帯端末
回路部と、選択呼出信号を無線受信するページャ回路部
とを備えた複合無線携帯端末装置を次のような構成とし
た。すなわち、前記無線携帯端末回路部を備えた携帯端
末ユニットと前記ページャ回路部を備えたページャユニ
ットとを別体に構成して、これらユニットを開閉可能に
連結した構造により複合無線携帯端末装置を構成した。
【0014】更に、上記のような構造を有した複合無線
携帯端末装置により、次のようにして前記無線携帯端末
回路部への電源の供給を制御する。すなわち、検出手段
が前記無線携帯端末回路部から発生される信号を検出
し、電源制御手段が前記検出手段により検出された信号
の強度が設定された閾値を超えたことに基づいて前記無
線携帯端末回路部への電源の供給を遮断する。ここで、
前記検出手段の検出用アンテナは前記ページャユニット
に備えられている。
【0015】従って、携帯端末ユニットとページャユニ
ットとが開状態にされて、これら両ユニットの間の距離
が大きい時には、これら両ユニットに備えられている無
線携帯端末回路部とページャ回路部との間の距離も大き
くなるため、これら両回路部の間で高周波等による干渉
が生じてしまうのを防止することができる。また、例え
ば携帯端末ユニットとページャユニットとが閉状態にさ
れて、これら両ユニットの間の距離が小さくなった時に
は、前記検出手段により検出される信号の強度が大きく
なるため、当該信号強度が前記閾値を超えたことに基づ
いて無線携帯端末回路部への電源の供給が遮断される。
このため、このような閉状態では、前記両回路部の間で
高周波等による干渉が生じてしまうのを回避することが
できる。
【0016】このように、上記従来例で示したシールド
を複合無線携帯端末装置に備えることや当該装置のサイ
ズを大きくすること等を行わずとも、無線携帯端末回路
部とページャ回路部との間で上記した干渉が生じてしま
うのを防止することができ、これにより、これらの回路
部で行われるデータ伝送の品質を担保することができ
る。また、上記したように、例えば携帯端末ユニットと
ページャユニットとが閉状態の時には、無線携帯端末回
路部への電源の供給が停止されるため、複合無線携帯端
末装置により消費される電力量を低減させることもでき
る。
【0017】また、本発明に係る複合無線携帯端末装置
では、前記検出用アンテナは前記ページャ回路部の受信
用アンテナと共用されている。従って、上記した無線携
帯端末回路部への電源の供給の制御を行うに際して、前
記検出手段とページャ回路部とで共用のアンテナが用い
られるため、複合無線携帯端末装置を構成するアンテナ
の数を少なくすることができ、これにより、当該装置に
かかるコストを削減することができる。
【0018】また、本発明に係る複合無線携帯端末装置
では、更に、所定周波数の信号を発振する発振手段を前
記携帯端末ユニットに備え、前記検出手段は前記発振手
段から発振された発振信号を検出する。従って、発振手
段から発振される周波数等が安定した発振信号に基づい
て上記した無線携帯端末回路部への電源の供給の制御を
行うことができる。これにより、例えば無線携帯端末回
路部から発生されるノイズ信号に基づいて上記した電源
の供給の制御を行う場合に比べて、より安定な信号に基
づいて当該制御を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図面を参
照して説明する。図1には、本発明に係る複合無線携帯
端末装置1の一構成例を示してある。同図に示した複合
無線携帯端末装置1は、携帯端末ユニット1aとページ
ャユニット1bとから構成されており、後述するよう
に、携帯端末ユニット1aには音声や文字等のデータを
無線通信する機能を有した無線携帯端末回路部2が備え
られており、また、ページャユニット1bには選択呼出
信号を無線受信するページャ回路部3が備えられてい
る。すなわち、これら両ユニット1a,1bは別体に構
成されており、本例では、本体である携帯端末ユニット
1aと蓋体(蓋)であるページャユニット1bとを折り
畳み可能に連結することにより、これら両ユニット1
a、1bを開閉可能に連結した構造で複合無線携帯端末
装置1を構成している。
【0020】ここで、上記図1には、これら両ユニット
1a、1bが開かれた状態(開状態)にある複合無線携
帯端末装置1の外観が示されている。また、図2には、
これら両ユニット1a、1bが閉じられた状態(閉状
態)にある複合無線携帯端末装置1の外観が示されてい
る。また、図3には、上記図1及び図2に示した複合無
線携帯端末装置1の内部実装例の側面図が示されてい
る。すなわち、携帯端末ユニット1aには無線携帯端末
回路部2が備えられており、また、ページャユニット1
bにはページャ回路部3が備えられている。また、ペー
ジャユニット1bには、後述する検出用アンテナである
アンテナ13が備えられている。なお、本例では、無線
携帯端末回路部2による無線通信に使用される周波数帯
域とページャ回路部3による無線受信に使用される周波
数帯域とは異なっているものとする。
【0021】また、図4は、上記図3に示した複合無線
携帯端末装置1の内部実装例の斜視図、すなわち装置1
の内部構成を透視して示す斜視図である。同図には、上
記図3に示した構成に加えて、後述するノイズ検出部1
4が示されている。なお、同図ではノイズ検出部14を
ページャユニット1bに備えた場合の例を示したが、ノ
イズ検出部14としては例えば携帯端末ユニット1aに
備えられてもよい。
【0022】また、上記図1に示したように、本例で
は、携帯端末ユニット1aに文字や数字等を入力するた
めのキーが備えられており、また、ページャユニット1
bに文字や数字等を表示する画面が備えられている。例
えば無線携帯端末回路部2が音声を無線通信する携帯電
話機能を有している場合には、上記したキーによって送
信先の電話番号のデータ等が入力される。また、上記し
た画面には、例えばページャ回路部3によって受信され
た情報や、上記したキーによって入力された情報等が表
示される。
【0023】なお、携帯端末ユニットとページャユニッ
トとを開閉可能に連結する構造としては、必ずしも上記
図1に示したものに限られず、例えば図5に示す複合無
線携帯端末装置4のように、携帯端末ユニット4aとペ
ージャユニット4bとを中心軸5によって回転可能に連
結するというような構造が用いられてもよい。ここで、
上記図5には、これら両ユニット4a、4bが開状態で
ある複合無線携帯端末装置4が示されており、また、図
6には、これら両ユニット4a、4bが閉状態である複
合無線携帯端末装置4が示されている。また、図7に
は、上記図5及び図6で示した複合無線携帯端末装置4
の内部実装例の側面図が示されている。すなわち、携帯
端末ユニット4aには無線携帯端末回路部2が備えられ
ており、また、ページャユニット4bにはページャ回路
部3や後述する検出用アンテナであるアンテナ13が備
えられている。
【0024】また、図8は、上記図7に示した複合無線
携帯端末装置4の内部実装例の斜視図、すなわち、装置
4の内部構成を透視して示す斜視図である。同図には、
上記図7に示した構成に加えて、後述するノイズ検出部
14が示されている。なお、同図ではノイズ検出部14
をページャユニット4bに備えた場合の例を示したが、
ノイズ検出部14としては例えば携帯端末ユニット4a
に備えられてもよい。
【0025】次に、図9に、上記図1に示した複合無線
携帯端末装置1の回路構成例を示す。同図に示した回路
構成には、上記した無線携帯端末回路部2及びページャ
回路部3と、電力を供給する電源11と、回路の接続状
態を開閉するスイッチ12と、信号を受信するアンテナ
(ANT)13と、当該アンテナ13により受信された
信号を検出するノイズ検出部14と、上記したスイッチ
13の開閉を制御する制御部15と、情報を入力するキ
ー入力部16とが備えられている。また、図9には示さ
れていないが、上記したページャ回路部3には選択呼出
信号等を受信するための受信用アンテナが備えられてい
る。
【0026】電源11は、無線携帯端末回路部2やペー
ジャ回路部3に電力を供給する手段であり、本例では、
当該電源11と無線携帯端末回路部2との間にこれらの
間の接続状態を切り替えるスイッチ12が備えられてい
る。スイッチ12は、上記したように電源11と無線携
帯端末回路部2との間の接続を開閉する手段であり、本
例では、後述する制御部15により当該開閉処理が制御
される。すなわち、スイッチ12は、電源11と無線携
帯端末回路部2との間の接続を開くことにより、当該回
路部2への電源11の供給を遮断し、また、電源11と
無線携帯端末回路部2との間の接続を閉じることによ
り、当該回路部2への電源11の供給を維持させる。な
お、本例では、電源11からページャ回路部3への電力
の供給は常に行われる。
【0027】アンテナ13は、例えば電磁波として信号
を受信する手段であり、本例では、無線携帯端末回路部
2から発生される信号を受信するための検出用アンテナ
として用いられる。また、このアンテナ13は、上記図
3及び図4に示したように、ページャユニット1bに備
えられている。ここで、無線携帯端末回路部2から発生
される信号としては、例えば当該回路部2が有している
局部発振回路による局部発振周波数や、当該局部発振周
波数と当該回路部2の受信信号との混合により得られる
中間周波数(IF:Intermediate Frequency)等といっ
た高周波の信号のノイズがあり、本例では、これらのノ
イズ信号を上記したアンテナ13により受信する。な
お、アンテナ13により受信されるこうしたノイズ信号
は、例えば無線携帯端末回路部2のアンテナとページャ
回路部3の受信用アンテナとが相互干渉を起こし、IF
高周波信号等が大きくなってしまう原因となる。また、
後述するように、本例では、このようにして受信された
ノイズ信号に基づいて無線携帯端末回路部2への電源1
1の供給の制御を行う。
【0028】ノイズ検出部14は、アンテナ13により
受信されたノイズ信号を検出する手段を有しており、検
出されたノイズ信号の強度(ノイズレベル)が設定され
た閾値を超えた場合には、当該閾値を超えた強度のノイ
ズ信号が検出されたこと(ノイズ検出状態)を示す検出
信号を制御部15へ出力する。また、ノイズ検出部14
は、検出されたノイズ信号の強度が設定された閾値以下
であった場合には、検出されたノイズ信号の強度が当該
閾値以下であったこと(ノイズ非検出状態)を示す非検
出信号を制御部15へ出力する。ここで、本例では、上
記のようにノイズ検出部14がアンテナ13により受信
されたノイズ信号を検出することにより、無線携帯端末
回路部2から発生される信号を検出する検出手段が構成
される。
【0029】また、本例では、上記した閾値として、携
帯端末ユニット1aとページャユニット1bとの開閉状
態を判定することができるような値が設定される。すな
わち、上記図1に示したように携帯端末ユニット1aと
ページャユニット1bとが開状態の時は、上記したアン
テナ13と無線携帯端末回路部2との間の距離が大きく
なるため、ノイズ検出部14により検出される信号強度
は小さくなり、また、上記図2に示したように前記両ユ
ニット1a、1bの閉状態では、上記したアンテナ13
と無線携帯端末回路部2との間の距離が小さくなるた
め、ノイズ検出部14により検出される信号強度は大き
くなる。
【0030】これにより、例えば前記両ユニット1a、
1bが開いた状態から閉じた状態へと移行していくと、
ノイズ検出部14により検出される信号強度は次第に大
きくなっていくことが期待され、本例では、この性質を
用いて、携帯端末ユニット1aとページャユニット1b
とが開状態であるか閉状態であるかを判定することがで
きるような値を上記した閾値として設定する。すなわ
ち、例えば携帯端末ユニット1aとページャユニット1
bとが或る程度近づいた場合や、また、これらが完全に
閉じられた場合にノイズ検出部14により検出される信
号強度が閾値を超えるように上記した閾値を設定する。
なお、本例では、このようにして設定された閾値がノイ
ズ検出部14に記憶されている。また、例えば利用者が
使用状況等に応じてこの閾値の値を任意に変更すること
ができるといった構成とすることもできる。
【0031】制御部15は、上記したスイッチ12を開
閉させる手段を有しており、ノイズ信号の強度が前記閾
値を超えたことを示す検出信号が上記したノイズ検出部
14から入力されたことに基づいてスイッチ12を開
き、これにより、無線携帯端末回路部2への電源11の
供給を遮断する。また、本例では、制御部15は、ノイ
ズ信号の強度が前記閾値以下であったことを示す非検出
信号が上記したノイズ検出部14から入力された場合に
は、現在のスイッチ12の開閉状態をそのまま維持し、
これにより、現在の無線携帯端末回路部2への給電状態
をそのまま維持する。なお、ノイズ検出部14により検
出されたノイズ信号の強度が前記閾値以下であった場合
には当該ノイズ検出部14から制御部15へ信号が出力
されないといった構成を用いることもでき、この場合に
は、制御部15は、ノイズ検出部14から検出信号が入
力されない時には現在のスイッチ12の開閉状態をその
まま維持する。
【0032】ここで、本例では、上記のように制御部1
5がノイズ検出部14から検出信号が入力されたことに
基づいてスイッチ12を開くことにより、上記した検出
手段により検出された信号の強度が設定された閾値を超
えたことに基づいて無線携帯端末回路部2への電源の供
給を遮断する電源制御手段が構成される。また、本例で
は、上記した制御部15は、後述するキー入力部16か
らの指示によっても上記したスイッチ12の開閉状態を
制御する。
【0033】すなわち、キー入力部16は、スイッチ1
2を開閉させるための指示信号を制御部15へ入力する
手段であり、例えば利用者がこのキー入力部16を操作
してスイッチ12の開閉を指示すると、制御部15がこ
の指示に従ってスイッチ12の開閉を制御する。なお、
例えば上記図1に示した複合無線携帯端末装置1の携帯
端末ユニット1aに備えられたキーがキー入力部16と
して用いられてもよい。
【0034】以上の構成により、複合無線携帯端末装置
1では、例えば上記図1に示したように携帯端末ユニッ
ト1aとページャユニット1bとが開かれた状態(開状
態)にある時は、これら両ユニット1a,1bの間の距
離が大きくなるため、これら両ユニット1a、1bに備
えられている無線携帯端末回路部2とページャ回路部3
との間の距離も大きくなり、これにより、これら両回路
部2、3の間で高周波等による干渉が生じてしまうのを
防止することができる。
【0035】また、例えば上記図2に示したように携帯
端末ユニット1aとページャユニット1bとが閉じられ
た状態(閉状態)にある時は、無線携帯端末回路部2へ
の電源11の供給が遮断されるため、当該回路部2とペ
ージャ回路部3との間で上記した干渉が生じてしまうの
を回避することができる。すなわち、このような閉状態
では、例えばページャ回路部3のみに電源11が供給さ
れて当該回路部3による受信待ち受け状態となるため、
当該ページャ回路部3は、電源11が供給されていない
無線携帯端末回路部2から干渉を受けなくなる。
【0036】このように、上記した複合無線携帯端末装
置1では、上記従来例で示したシールドを複合無線携帯
端末装置1に備えることや当該装置1のサイズを大きく
すること等を行わずとも、無線携帯端末回路部2とペー
ジャ回路部3との間で高周波等に起因した干渉が生じて
しまうのを防止することができ、これにより、これらの
回路部2、3により行われるデータ伝送の品質を担保す
ることができる。
【0037】また、上記した複合無線携帯端末装置1で
は、本体(本例では、携帯端末ユニット1a)と蓋体
(本例では、ページャユニット1b)とを閉じると無線
携帯端末回路部2への電源11の供給が遮断される構成
であり、このような閉状態において当該回路部2への電
源2の供給が停止されるため、消費される電力量を削減
することができる。なお、上記した開状態における無線
携帯端末回路部2とページャ回路部3との間の距離の大
きさとしては、要求されるデータ伝送品質等に応じて任
意に構成されてよく、例えばこれら両回路部2、3の間
の距離の大きさを大きくすることにより、これら両回路
部2、3の間で生じてしまう相互干渉をより低く抑えて
伝送品質を向上させることができる。
【0038】また、上記した複合無線携帯端末装置1で
は、閉状態であった携帯端末ユニット1aとページャユ
ニット1bとが開かれた場合には、例えば無線携帯端末
回路部2への電源11の供給が遮断されたまま、外部か
らの操作入力待ちとなるため、利用者が当該回路部2の
機能を利用する時には、利用者が上記したキー入力部1
6を操作することにより当該回路部2へ電源11が供給
させられる。
【0039】ここで、上記した検出用アンテナであるア
ンテナ13としては、例えばページャ回路部3の受信用
アンテナの近傍の位置に備えられるのが好ましく、この
ような位置に検出用アンテナを備えることにより、無線
携帯端末回路部2から発生される信号がページャ回路部
3にノイズとして与える影響の程度をより確実に検出す
ることができる。また、上記した検出用アンテナやペー
ジャ回路部3の受信用アンテナとしては、例えば上記図
3及び図4や図7及び図8で示したように、ページャユ
ニットの端部に備えることにより、携帯端末ユニットと
ページャユニットとの開状態において、これらのアンテ
ナと無線携帯端末回路部2との間の距離が大きくなるよ
うにすることもできる。
【0040】また、上記した検出用アンテナとページャ
回路部3の受信用アンテナとが共用される構成とするこ
ともでき、このような場合における複合無線携帯端末装
置1の回路構成例を図10に示す。同図に示した回路構
成には、上記図9に示したものと同様な無線携帯端末回
路部2と、ページャ回路部3と、電源11と、スイッチ
12と、アンテナ13と、ノイズ検出部14と、制御部
15と、キー入力部16とが備えられており、検出用ア
ンテナであるアンテナ13がページャ回路部3の受信用
アンテナと共用されている。
【0041】すなわち、このアンテナ13により、例え
ば上記した無線携帯端末回路部2から発生される高周波
信号等のノイズや、ページャ回路部3へ送信されてきた
選択呼出信号が受信され、受信されたノイズ信号につい
てはノイズ検出部14で処理される一方、受信された選
択呼出信号についてはページャ回路部3で処理される。
このように、無線携帯端末回路部2から発生される信号
を検出する検出手段の検出用アンテナとページャ回路部
3の受信用アンテナとを一体で共用させることにより、
複合無線携帯端末装置1を構成する部品数を減少させる
ことができるといった点からコストを削減することがで
き、これにより、例えば当該装置1を生産するに際して
の経済性を向上させることができる。
【0042】ここで、上記図9や図10に示した複合無
線携帯端末装置1では、無線携帯端末回路部2から発生
される高周波等のノイズ信号に基づいて当該回路部2へ
の電源11の供給を制御したが、例えば携帯端末ユニッ
ト1aに発振器を備えることにより、当該発振器から発
振された発振信号を用いて無線携帯端末回路部2への電
源11の供給を制御するようにすることもできる。
【0043】この場合の複合無線携帯端末装置1の内部
実装例を図11に示す。同図では、上記図4に示した構
成に加えて後述する発振器21が携帯端末ユニット1a
に備えられており、また、上記図4に示したノイズ検出
部14の代わりに後述する発振検出部22がページャユ
ニット1bに備えられている。なお、発振検出部22と
しては例えば携帯端末ユニット1aに備えられていても
よい。また、上記図5及び図6に示した複合無線携帯端
末装置4に発振器を備えた場合の内部実装例を図12に
示す。同図では、上記図8に示した構成に加えて後述す
る発振器21が携帯端末ユニット4aに備えられてお
り、また、上記図8に示したノイズ検出部14の代わり
に後述する発振検出部22がページャユニット4bに備
えられている。なお、発振検出部22としては例えば携
帯端末ユニット4aに備えられていてもよい。また、本
例では、上記図11に示した複合無線携帯端末装置1を
例として以下の説明を行う。
【0044】図13に、このような発振器を備えた複合
無線携帯端末装置1の回路構成例を示す。なお、本例で
は、上記した検出用アンテナとページャ回路部2の受信
用アンテナとを共用させない場合の例を示すが、上記図
10に示したようにこれらのアンテナを共用させた場合
についても同様である。
【0045】上記図13に示した回路構成には、上記図
9で示したものと同様な無線携帯端末回路部2と、ペー
ジャ回路部3と、電源11と、スイッチ12と、アンテ
ナ13と、制御部15と、キー入力部16とが備えられ
ており、また、携帯端末ユニット1aには発振器21が
備えられている。ここで、発振器21は、所定周波数の
信号を発振する発振手段であり、本例では、この発振器
21から発振された発振信号をアンテナ13により受信
して、受信された発振信号の強度に基づいて無線携帯端
末回路部2への電源11の供給を制御する。
【0046】また、上記した回路構成には、上記図9や
図10に示したノイズ検出部14の代わりに、発振器2
1から発振された発振信号を検出する手段を有した発振
検出部22が備えられている。すなわち、この発振検出
部22は、アンテナ13により受信された発振信号を検
出して、上記したノイズ検出部14と同様に、検出され
た発振信号の強度が設定された閾値を超えた場合(発振
検出状態)には検出信号を制御部15へ出力する一方、
検出された発振信号の強度が前記閾値以下であった場合
(発振非検出状態)には非検出信号を制御部15へ出力
する。
【0047】ここで、上記した発振信号の強度の閾値と
しては、上記図9で示したノイズ信号の強度の閾値を設
定する場合と同様に、例えば携帯端末ユニット1aとペ
ージャユニット1bとの開閉状態を判定することができ
るような値が設定される。また、本例では、上記した検
出用アンテナであるアンテナ13により受信された発振
信号を発振検出部22が検出することにより、上記した
検出手段が構成される。
【0048】また、制御部15は、上記図9に示した場
合と同様にスイッチ12の開閉を制御することにより、
発振検出部22から検出信号が入力された場合には無線
携帯端末回路部2への電源11の供給を遮断し、また、
発振検出部22から非検出信号が入力された場合には現
在の無線携帯端末回路部2への給電状態をそのまま維持
する。ここで、本例では、上記のように制御部15が発
振検出部22から検出信号が入力されたことに基づいて
無線携帯端末回路部2への電源の供給を遮断することに
より、上記した電源制御手段が構成される。
【0049】以上の構成により、発振器21を備えた複
合無線携帯端末装置1では、発振器21から発振される
発振信号を用いて無線携帯端末回路部2への電源11の
供給を制御することができる。ここで、発振器21から
発振される発振信号は、例えば無線携帯端末回路部2か
ら発生される高周波等のノイズ信号に比べて、周波数や
発振強度等がより安定しているため、このような安定し
た発振信号を用いて無線携帯端末回路部2への電源11
の供給の制御を行うことにより、当該電源11の供給の
制御をより安定した状態で行うことができる。
【0050】すなわち、例えば発振器21から常に同一
の発振強度で信号を発振させることにより、携帯端末ユ
ニット1aに備えられた発振器21とページャユニット
1bに備えられた検出用アンテナ(本例では、アンテナ
13)との間の距離が同じ時には当該検出用アンテナに
より受信される発振信号の強度が同じになるようにする
こともでき、このように検出用アンテナにより受信され
る発振信号の強度(受信レベル)の再現性を安定させる
こともできる。
【0051】ここで、上記した発振器21としては、例
えば無線携帯端末回路部2への電源11の供給の制御を
行うために専用に設けられてもよく、また、例えば無線
携帯端末回路部2に備えられた局部発振器等といった発
振器が本来の役割とともに兼用されてもよい。また、発
振器21が発振する所定周波数としても、任意の周波数
が用いられてよく、例えば無線携帯端末回路部2から発
生されない周波数の信号を用いた場合には、発振器21
から発振される発振信号と無線携帯端末回路部2から発
振されるノイズ信号等とが混ざることがないため、より
確実に無線携帯端末回路部2への電源11の供給の制御
を行うことができる。
【0052】また、無線携帯端末回路部2への電源11
の供給が停止されている時には、必ずしも発振器21か
ら発振信号が発振される必要はなく、このため、例えば
無線携帯端末回路部2への電源11の供給が遮断された
時には発振器21への電源11の供給も遮断させる一
方、無線携帯端末回路部2への電源11の供給が行われ
ている時には発振器21への電源11の供給も行われる
ようにすることもできる。
【0053】また、以上に示した実施例では、無線携帯
端末回路部2による無線通信とページャ回路部3による
無線受信とでそれぞれ異なった周波数帯域が使用される
ものとしたが、例えばこれら両回路部2、3で同じ周波
数帯域や極めて近い周波数帯域が使用されてもよい。ま
た、無線携帯端末回路部2への電源11の供給を制御す
るために用いられる信号としては、上記したノイズ信号
や発振器21からの発振信号等といったものに限られ
ず、例えば無線携帯端末回路部2による無線通信に使用
される周波数帯域の信号等といった任意の信号が用いら
れてもよい。すなわち、要は、無線携帯端末回路部2か
ら発生される信号がページャ回路部3にノイズとして与
えてしまう影響の程度を検出することができればよく、
この影響の程度が大きい場合には無線携帯端末回路部2
への電源11の供給を遮断するようにすればよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る複合
無線携帯端末装置によると、音声や文字等のデータを無
線通信する機能を有した無線携帯端末回路部と、選択呼
出信号を無線受信するページャ回路部とを備えた複合無
線携帯端末装置において、無線携帯端末回路部を備えた
携帯端末ユニットとページャ回路部を備えたページャユ
ニットとを別体で構成して、これらユニットを開閉可能
に連結した構造で複合無線携帯端末装置を構成するよう
にしたため、これら両ユニットの開状態において、無線
携帯端末回路部とページャ回路部との間で高周波等によ
る干渉が生じてしまうのを防止することができる。
【0055】また、上記した構造を有した複合無線携帯
端末装置において更に、ページャユニットに備えられた
検出用アンテナにより無線携帯端末回路部から発生され
る信号を受信し、受信された信号の強度が設定された閾
値を超えた場合には無線携帯端末回路部への電源の供給
を遮断するようにしたため、前記両ユニットの閉状態に
おいて、無線携帯端末回路部とページャ回路部との間で
上記した干渉が生じてしまうのを回避することができ
る。
【0056】このように、本発明に係る複合無線携帯端
末装置では、上記従来例で示したシールドを複合無線携
帯端末装置に備えることや当該装置のサイズを大きくす
ること等を行わずとも、無線携帯端末回路部とページャ
回路部との間で上記した干渉が生じてしまうのを防止す
ることができ、これにより、これらの回路部により行わ
れるデータ伝送の品質を担保することができる。また、
上記した両ユニットの閉状態では無線携帯端末回路部へ
の電源の供給が停止されるため、複合無線携帯端末装置
により消費される電力量を削減することができる。
【0057】また、本発明に係る複合無線携帯端末装置
によると、上記した検出用アンテナがページャ回路部の
受信用アンテナと共用されるようにしたため、複合無線
携帯端末装置に備えられるアンテナの数を少なくするこ
とができ、これにより、当該装置にかかるコストを削減
させることができる。また、本発明に係る複合無線携帯
端末装置によると、携帯端末ユニットに備えられた例え
ば発振器から発振される所定周波数の信号を上記した検
出用アンテナにより受信して無線携帯端末回路部への電
源の供給を制御するようにしたため、例えば無線携帯端
末回路部から発生されるノイズ信号に比べてより周波数
等が安定した発振信号を用いて当該電源の供給の制御を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る複合無線携帯端末装置
の開状態での外観である。
【図2】本発明の一実施例に係る複合無線携帯端末装置
の閉状態での外観である。
【図3】複合無線携帯端末装置の内部実装例の側面図で
ある。
【図4】複合無線携帯端末装置の内部実装例の斜視図で
ある。
【図5】複合無線携帯端末装置の一構成例に係る開状態
での外観である。
【図6】複合無線携帯端末装置の一構成例に係る閉状態
での外観である。
【図7】複合無線携帯端末装置の一構成例に係る内部実
装例の側面図である。
【図8】複合無線携帯端末装置の一構成例に係る内部実
装例の斜視図である。
【図9】複合無線携帯端末装置の回路構成例である。
【図10】複合無線携帯端末装置の回路構成例である。
【図11】発振器を備えた複合無線携帯端末装置の内部
実装例である。
【図12】発振器を備えた複合無線携帯端末装置の一構
成例に係る内部実装例である。
【図13】複合無線携帯端末装置の回路構成例である。
【図14】従来例に係るページャ機能付き携帯電話装置
の一例である。
【図15】従来例に係る複合無線携帯端末装置の外観例
である。
【図16】従来例に係る複合無線携帯端末装置の内部実
装例である。
【図17】従来例に係る複合無線携帯端末装置の内部実
装例である。
【符号の説明】
1、4・・複合無線携帯端末装置、 1a、4a・・携
帯端末ユニット、1b、4b・・ページャユニット、
2・・無線携帯端末回路部、3・・ページャ回路部、
5・・中心軸、 11・・電源、12・・スイッチ、
13・・アンテナ、 14・・ノイズ検出部、15・・
制御部、 16・・キー入力部、 21・・発振器、2
2・・発振検出部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04M 1/00 H04Q 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声や文字等のデータを無線通信する機
    能を有した無線携帯端末回路部と、選択呼出信号を無線
    受信するページャ回路部とを備えた複合無線携帯端末装
    置において、 前記無線携帯端末回路部を備えた携帯端末ユニットと前
    記ページャ回路部を備えたページャユニットとを別体に
    構成して、これらユニットを開閉可能に連結した構造を
    有し、 更に、前記無線携帯端末回路部から発生される信号を検
    出する検出手段の検出用アンテナを前記ページャユニッ
    トに備えるとともに、 前記検出手段により検出された信号の強度が設定された
    閾値を超えたことに基づいて前記無線携帯端末回路部へ
    の電源の供給を遮断する電源制御手段を備えたことを特
    徴とする複合無線携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の複合無線携帯端末装置
    において、 前記検出用アンテナは前記ページャ回路部の受信用アン
    テナと共用されていることを特徴とする複合無線携帯端
    末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の複合無線
    携帯端末装置において、 更に、所定周波数の信号を発振する発振手段を前記携帯
    端末ユニットに備え、 前記検出手段は前記発振手段から発振された発振信号を
    検出することを特徴とする複合無線携帯端末装置。
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