JPH10308701A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH10308701A
JPH10308701A JP9135825A JP13582597A JPH10308701A JP H10308701 A JPH10308701 A JP H10308701A JP 9135825 A JP9135825 A JP 9135825A JP 13582597 A JP13582597 A JP 13582597A JP H10308701 A JPH10308701 A JP H10308701A
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JP
Japan
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antenna
binding
built
electric field
wireless communication
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Application number
JP9135825A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tanzawa
淳 丹澤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はバインディング型手帳との携帯性を向
上させるとともに、内蔵アンテナと外付けアンテナのう
ち受信電界強度の大きい方のアンテナを自動選択して通
信感度の良好な携帯型の無線通信装置を提供する。 【解決手段】携帯電話装置1はバインディングガイド部
がバインディング型手帳に装着され、バインディングガ
イド部に携帯電話装置本体2が装着されると、切換制御
回路31が切換スイッチ32を周期的に切り換え、受信
系高周波回路39が内蔵アンテナ16と外付けアンテナ
8の受信信号の電界強度に応じた電界強度モニタ信号R
SSIを切換制御回路31に出力する。切換制御回路3
1は電界強度モニタ信号RSSIのレベルの大きい方の
アンテナを選択して切換スイッチ32に接続させ、携帯
電話装置本体2をバインディング型手帳に装着した状態
でも、良好な通信感度を自動的に得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置に関
し、詳細には、バインディング型手帳との携帯性を向上
させるとともに、常に良好な通信性能を得ることのでき
る携帯型の無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話端末装置のパーソナル化
が急激に進行し、電話機においては、アナログコードレ
ス電話の他に、通話品質の向上したディジタル方式コー
ドレス電話も登場している。また、簡易型次世代コード
レス電話システム(Personal Handy-phone System :P
HS)が規格化され、ディジタル自動車電話・携帯電話
システム(Japan Digital Cordless phone:JDC)も
実用化されて、携帯電話機の一般利用者の加入者数は、
増加の傾向にある。
【0003】これらの携帯電話装置等の無線通信装置
は、従来、無線通信装置単独で使用されるのが一般的で
あり、また、持ち運びも一般に無線通信装置単独で行わ
れている。
【0004】一方、近年、バインディング型(システム
型)手帳が出現し、バインディング型手帳は、ページ設
定の自由度が高く、文具や電卓などの小物も一緒にバイ
ンド可能であるという利便性から広く利用されるように
なっている。
【0005】このようなバインディング型手帳の利用者
は、携帯電話機を持ち歩く場合、手帳と電話機とを別々
に携帯して、持ち歩いている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の無線通信装置にあっては、バインディング型
手帳と無線通信装置の双方を利用する利用者は、これら
バインディング型手帳と無線通信装置を別々に携帯して
持ち歩き、それらの利用性及び可搬性が悪いという問題
があった。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、バインデ
ィング型手帳のバインディング爪に装着されるバインデ
ィングガイド部を介してバインディング型手帳に内蔵ア
ンテナを備えた無線通信装置本体を着脱可能に装着する
とともに、バインディング型手帳に外付けアンテナを設
け、この外付けアンテナと内蔵アンテナのうち、受信キ
ャリアの電界強度の大きい方のアンテナを通信に使用す
るアンテナとして選択して、無線通信装置本体の通信回
路に接続することにより、バインディング型手帳と無線
通信装置本体双方の可搬性を向上させるとともに、無線
通信装置本体をバインディング型手帳にバインディング
した場合にも、適切な通信感度を自動的に得ることがで
き、通信性能が良好で、かつ、利用性の良好な無線通信
装置を提供することを目的としている。
【0008】請求項2記載の発明は、受信キャリアの電
界強度に対応する電界強度モニタ信号を出力するモニタ
信号出力手段を無線通信装置本体の通信回路に内蔵し、
当該通信回路をアンテナ切換手段により内蔵アンテナと
外付けアンテナに切り換えて接続させて、モニタ信号出
力手段の出力する電界強度モニタ信号に基づいて内蔵ア
ンテナと外付けアンテナのうち電界強度の大きい方のア
ンテナを通信に使用するアンテナとして選択して、通信
回路に接続することにより、簡単な回路構成で、バイン
ディング型手帳と無線通信装置本体双方の可搬性を向上
させるとともに、無線通信装置本体をバインディング型
手帳にバインディングした場合にも、適切な通信感度を
自動的に得ることができ、通信性能が良好で、かつ、利
用性の良好な無線通信装置を安価に提供することを目的
としている。
【0009】請求項3記載の発明は、バインディング型
手帳の外付けアンテナを、無線通信装置本体がバインデ
ィングガイド部に装着されたとき内蔵アンテナとの距離
がキャリア波長/2以上となってスペースダイバーシチ
を形成する位置に設け、内蔵アンテナで受信した受信キ
ャリアの電界強度に対応した電界強度モニタ信号を出力
する第1モニタ信号出力手段と、外付けアンテナで受信
した受信キャリアの電界強度に対応した電界強度モニタ
信号を出力する第2モニタ信号出力手段と、を設け、第
1モニタ信号出力手段の出力する電界強度モニタ信号と
第2モニタ信号出力手段の出力する電界強度モニタ信号
に基づいて内蔵アンテナと外付けアンテナのうち電界強
度の大きい方のアンテナを通信に使用するアンテナとし
て選択して、通信回路に接続することにより、バインデ
ィング型手帳と無線通信装置本体双方の可搬性を向上さ
せるとともに、無線通信装置本体をバインディング型手
帳にバインディングした場合に、適切な通信感度を自動
的に得ることができ、かつ、フェージング環境において
も、良好なスペースダイバーシチ効果を得ることがで
き、通信性能がより一層良好で、かつ、利用性の良好な
無線通信装置を提供することを目的としている。
【0010】請求項4記載の発明は、バインディング型
手帳の外付けアンテナを、無線通信装置本体がバインデ
ィングガイド部に装着されたとき内蔵アンテナとの距離
がキャリア波長/2以上となってスペースダイバーシチ
を形成する位置に設け、内蔵アンテナで受信した受信キ
ャリアの電界強度に対応した電界強度モニタ信号を出力
する第1モニタ信号出力手段と、外付けアンテナで受信
した受信キャリアの電界強度に対応した電界強度モニタ
信号を出力する第2モニタ信号出力手段と、を設け、第
1モニタ信号出力手段の出力する電界強度モニタ信号と
第2モニタ信号出力手段の出力する電界強度モニタ信号
に基づいて内蔵アンテナと外付けアンテナのうち電界強
度の大きい方のアンテナを通信に使用するアンテナとし
て選択して、受信系アンテナ切換手段により受信系回路
に接続するとともに、当該選択したアンテナを送信系ア
ンテナ切換手段により選択して送信系回路に接続するこ
とにより、バインディング型手帳と無線通信装置本体双
方の可搬性を向上させるとともに、無線通信装置本体を
バインディング型手帳にバインディングした場合に、適
切な通信感度を自動的に得ることができ、かつ、フェー
ジング環境においても、良好なスペースダイバーシチ効
果を得て、良好なデータリンクを確保することができ、
通信性能がより一層良好で、かつ、利用性の良好な無線
通信装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の無
線通信装置は、内蔵アンテナと通信回路を備えた無線通
信装置本体が、カバーとバインド爪を備えたバインディ
ング型手帳に、前記バインド爪の挿入されるバインディ
ング穴を有したバインディングガイド部を介して着脱可
能に装着される無線通信装置であって、前記無線通信装
置本体を前記バインディングガイド部に着脱可能に装着
する装着機構と、前記バインディング型手帳に設けられ
所定の給電線を介して前記バインディングガイド部に接
続される外付けアンテナと、前記バインディングガイド
部と前記無線通信装置本体に設けられ、前記無線通信装
置本体が前記装着機構により前記バインディングガイド
部に装着されると前記外付けアンテナを前記無線通信装
置本体に接続する接続機構と、前記無線通信装置本体に
設けられ、前記通信回路を前記給電線及び前記接続機構
を介して接続された前記外付けアンテナと前記内蔵アン
テナとに切り換えて接続するアンテナ切換手段と、前記
内蔵アンテナ及び前記外付けアンテナに接続され、前記
内蔵アンテナと前記外付けアンテナのそれぞれの受信キ
ャリアの電界強度に対応した電界強度モニタ信号を出力
するモニタ信号出力手段と、前記モニタ信号出力手段の
出力する前記電界強度モニタ信号に基づいて前記内蔵ア
ンテナと前記外付けアンテナのうち前記電界強度の大き
い方のアンテナを前記アンテナ切換手段により選択して
前記通信回路に接続させる切換制御手段と、を備えるこ
とにより、上記目的を達成している。
【0012】上記構成によれば、バインディング型手帳
のバインディング爪に装着されるバインディングガイド
部を介してバインディング型手帳に内蔵アンテナを備え
た無線通信装置本体を着脱可能に装着するとともに、バ
インディング型手帳に外付けアンテナを設け、この外付
けアンテナと内蔵アンテナのうち、受信キャリアの電界
強度の大きい方のアンテナを通信に使用するアンテナと
して選択して、無線通信装置本体の通信回路に接続する
ので、バインディング型手帳と無線通信装置本体双方の
可搬性を向上させることができるとともに、無線通信装
置本体をバインディング型手帳にバインディングした場
合にも、適切な通信感度を自動的に得ることができ、無
線通信装置を通信性能が良好で、かつ、利用性が良好な
ものとすることができる。
【0013】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記モニタ信号出力手段は、前記通信回路に内蔵
されて、前記アンテナ切換手段を介して前記内蔵アンテ
ナと前記外付けアンテナに切り換えて接続され、前記切
換制御手段は、前記アンテナ切換手段により適宜前記通
信回路を前記内蔵アンテナと前記外付けアンテナに切り
換えて接続させ、前記モニタ信号出力手段の出力する前
記電界強度モニタ信号に基づいて、前記内蔵アンテナと
前記外付けアンテナのうち前記電界強度の大きい方のア
ンテナを前記アンテナ切換手段により選択して前記通信
回路に接続させるものであってもよい。
【0014】上記構成によれば、受信キャリアの電界強
度に対応する電界強度モニタ信号を出力するモニタ信号
出力手段を無線通信装置本体の通信回路に内蔵し、当該
通信回路をアンテナ切換手段により内蔵アンテナと外付
けアンテナに切り換えて接続させて、モニタ信号出力手
段の出力する電界強度モニタ信号に基づいて内蔵アンテ
ナと外付けアンテナのうち電界強度の大きい方のアンテ
ナを通信に使用するアンテナとして選択して、通信回路
に接続するので、簡単な回路構成で、バインディング型
手帳と無線通信装置本体双方の可搬性を向上させること
ができるとともに、無線通信装置本体をバインディング
型手帳にバインディングした場合にも、適切な通信感度
を自動的に得ることができ、無線通信装置を通信性能が
良好で、かつ、利用性が良好なものとすることができる
とともに、無線通信装置を安価なものとすることができ
る。
【0015】請求項3記載の発明の無線通信装置は、内
蔵アンテナと通信回路を備えた無線通信装置本体が、カ
バーとバインド爪を備えたバインディング型手帳に、前
記バインド爪の挿入されるバインディング穴を有したバ
インディングガイド部を介して着脱可能に装着される無
線通信装置であって、前記無線通信装置本体を前記バイ
ンディングガイド部に着脱可能に装着する装着機構と、
前記バインディング型手帳に設けられ所定の給電線を介
して前記バインディングガイド部に接続されるとともに
前記無線通信装置本体が前記装着機構を介して前記バイ
ンディングガイド部に装着されたとき前記内蔵アンテナ
との距離がキャリア波長/2以上となってスペースダイ
バーシチを形成する外付けアンテナと、前記バインディ
ングガイド部と前記無線通信装置本体に設けられ、前記
無線通信装置本体が前記装着機構により前記バインディ
ングガイド部に装着されると前記外付けアンテナを前記
無線通信装置本体に接続する接続機構と、前記無線通信
装置本体に設けられ、前記通信回路を前記給電線及び前
記接続機構を介して接続された前記外付けアンテナと前
記内蔵アンテナとに切り換えて接続するアンテナ切換手
段と、前記内蔵アンテナに接続され受信キャリアの電界
強度に対応した電界強度モニタ信号を出力する第1モニ
タ信号出力手段と、前記外付けアンテナに接続され受信
キャリアの電界強度に対応した電界強度モニタ信号を出
力する第2モニタ信号出力手段と、前記第1モニタ信号
出力手段の出力する電界強度モニタ信号と前記第2モニ
タ信号出力手段の出力する電界強度モニタ信号に基づい
て前記内蔵アンテナと前記外付けアンテナのうち前記電
界強度の大きい方のアンテナを前記アンテナ切換手段に
より選択して前記通信回路に接続させる切換制御手段
と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0016】上記構成によれば、バインディング型手帳
の外付けアンテナを、無線通信装置本体がバインディン
グガイド部に装着されたとき内蔵アンテナとの距離がキ
ャリア波長/2以上となってスペースダイバーシチを形
成する位置に設け、内蔵アンテナで受信した受信キャリ
アの電界強度に対応した電界強度モニタ信号を出力する
第1モニタ信号出力手段と、外付けアンテナで受信した
受信キャリアの電界強度に対応した電界強度モニタ信号
を出力する第2モニタ信号出力手段と、を設け、第1モ
ニタ信号出力手段の出力する電界強度モニタ信号と第2
モニタ信号出力手段の出力する電界強度モニタ信号に基
づいて内蔵アンテナと外付けアンテナのうち電界強度の
大きい方のアンテナを通信に使用するアンテナとして選
択して、通信回路に接続するので、バインディング型手
帳と無線通信装置本体双方の可搬性を向上させることが
できるとともに、無線通信装置本体をバインディング型
手帳にバインディングした場合に、適切な通信感度を自
動的に得ることができ、かつ、フェージング環境におい
ても、良好なスペースダイバーシチ効果を得ることがで
き、無線通信装置を通信性能がより一層良好で、かつ、
利用性が良好なものとすることができる。
【0017】請求項4記載の発明の無線通信装置は、内
蔵アンテナと受信系回路と送信系回路を備えた無線通信
装置本体が、カバーとバインド爪を備えたバインディン
グ型手帳に、前記バインド爪の挿入されるバインディン
グ穴を有したバインディングガイド部を介して着脱可能
に装着される無線通信装置であって、前記無線通信装置
本体を前記バインディングガイド部に着脱可能に装着す
る装着機構と、前記バインディング型手帳に設けられ所
定の給電線を介して前記バインディングガイド部に接続
されるとともに前記無線通信装置本体が前記装着機構を
介して前記バインディングガイド部に装着されたとき前
記内蔵アンテナとの距離がキャリア波長/2以上となっ
てスペースダイバーシチを形成する外付けアンテナと、
前記バインディングガイド部と前記無線通信装置本体に
設けられ、前記無線通信装置本体が前記装着機構により
前記バインディングガイド部に装着されると前記外付け
アンテナを前記無線通信装置本体に接続する接続機構
と、前記無線通信装置本体に設けられ、前記受信系回路
を前記給電線及び前記接続機構を介して接続された前記
外付けアンテナと前記内蔵アンテナとに切り換えて接続
する受信系アンテナ切換手段と、前記送信系回路を前記
給電線及び前記接続機構を介して接続された前記外付け
アンテナと前記内蔵アンテナとに切り換えて接続する送
信系アンテナ切換手段と、前記内蔵アンテナに接続され
受信キャリアの電界強度に対応した電界強度モニタ信号
を出力する第1モニタ信号出力手段と、前記外付けアン
テナに接続され受信キャリアの電界強度に対応した電界
強度モニタ信号を出力する第2モニタ信号出力手段と、
前記第1モニタ信号出力手段の出力する前記電界強度モ
ニタ信号と前記第2モニタ信号出力手段の出力する前記
電界強度モニタ信号に基づいて前記内蔵アンテナと前記
外付けアンテナのうち前記電界強度の大きい方のアンテ
ナを前記受信系アンテナ切換手段により選択して前記受
信系回路に接続させるとともに前記送信系アンテナ切換
手段により前記送信系回路を前記受信系アンテナ切換手
段により選択接続したアンテナと同じアンテナを選択し
て接続させる切換制御手段と、を備えることにより、上
記目的を達成している。
【0018】上記構成によれば、バインディング型手帳
の外付けアンテナを、無線通信装置本体がバインディン
グガイド部に装着されたとき内蔵アンテナとの距離がキ
ャリア波長/2以上となってスペースダイバーシチを形
成する位置に設け、内蔵アンテナで受信した受信キャリ
アの電界強度に対応した電界強度モニタ信号を出力する
第1モニタ信号出力手段と、外付けアンテナで受信した
受信キャリアの電界強度に対応した電界強度モニタ信号
を出力する第2モニタ信号出力手段と、を設け、第1モ
ニタ信号出力手段の出力する電界強度モニタ信号と第2
モニタ信号出力手段の出力する電界強度モニタ信号に基
づいて内蔵アンテナと外付けアンテナのうち電界強度の
大きい方のアンテナを通信に使用するアンテナとして選
択して、受信系アンテナ切換手段により受信系回路に接
続するとともに、当該選択したアンテナを送信系アンテ
ナ切換手段により選択して送信系回路に接続するので、
バインディング型手帳と無線通信装置本体双方の可搬性
を向上させることができるとともに、無線通信装置本体
をバインディング型手帳にバインディングした場合に、
適切な通信感度を自動的に得ることができ、かつ、フェ
ージング環境においても、良好なスペースダイバーシチ
効果を得て、良好なデータリンクを確保することがで
き、無線通信装置を通信性能がより一層良好で、かつ、
利用性が良好なものとすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0020】図1〜図7は、本発明の無線通信装置の第
1の実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の無線
通信装置の第1の実施の形態を適用した携帯電話装置1
の全体構成図である。
【0021】図1において、携帯電話装置(無線通信装
置)1は、携帯電話装置本体(無線通信装置本体)2
と、携帯電話装置本体2が着脱可能に装着されるバイン
ディングガイド部3と、バインディングガイド部3が着
脱可能に装着されるバインディング型手帳4と、を備え
ており、バインディング型手帳4は、通常のバインディ
ング型手帳と同様に、手帳用紙5等をバインディングす
るためのバインディング爪6を備えている。上記バイン
ディングガイド部3は、バインディング爪6の挿入され
るバインディング穴7が形成されており、バインディン
グ爪6をバインディング穴7に挿入することにより、バ
インディング型手帳4に着脱可能に装着される。
【0022】バインディング型手帳4は、そのカバー4
aの表面に外付けアンテナ8が取り付けられており、外
付けアンテナ8には、その先端部に給電プラグ9の取り
付けられた給電線10が接続されている。給電プラグ9
は、バインディングガイド部3の上部に形成されたジャ
ック11に着脱可能に挿入される。
【0023】携帯電話装置本体2は、通常の携帯電話と
同様に、テンキー等の各種キー入力部12、表示部1
3、スピーカ14、マイク15及び内蔵アンテナ16等
を備えており、図示しない内部電池により、通常の携帯
電話として使用される。携帯電話装置本体2は、図2に
示すように、そのバインディングガイド部3側の面に、
縦方向に凹んだ勘合溝17が形成されており、バインデ
ィングガイド部3の携帯電話装置本体2側の面には、勘
合溝17と勘合する勘合突起18が形成れている。した
がって、携帯電話装置本体2は、バインディングガイド
部3に沿って図2及び図3中矢印で示す方向にスライド
させることにより、バインディングガイド部3から取り
外したり、バインディングガイド部3に装着することが
できる。これら勘合溝17及び勘合突起18は、全体と
して携帯電話装置本体2をバインディングガイド部3に
着脱可能に装着する装着機構として機能する。
【0024】携帯電話装置本体2の表面のバインディン
グガイド部3側の端部には、図3に示すように、ストッ
パー溝19が形成されており、バインディングガイド部
3には、このストッパー溝19に勘合するストッパー2
0が取り付けられている。ストッパー20は、携帯電話
装置本体2がバインディングガイド部3に完全に装着さ
れた状態で携帯電話装置本体2方向に移動されることに
より、ストッパー溝19に勘合して、携帯電話装置本体
2の図2及び図3に矢印で示した取り外し方向への移動
を規制して、携帯電話装置本体2がバインディングガイ
ド部3から不用意に脱落することを防止する。
【0025】また、バインディングガイド部3には、図
4に示すように、携帯電話装置本体2側の面の下端部が
携帯電話装置本体2方向に折れ曲がった保持部3aが形
成されており、当該保持部3aの上面には、外付けアン
テナ結合プラグ21が配設されている。携帯電話装置本
体2の下端面のバインディングガイド部3側の端面に
は、上記バインディングガイド部3の保持部3aに勘合
する勘合凹部2aが形成されており、勘合凹部2aの上
記外付けアンテナ結合プラグ21の設けられた面と対向
する面に、当該外付けアンテナ結合プラグ21の挿入さ
れる外付けアンテナジャック22が配設されている。外
付けアンテナ結合プラグ21は、給電線23、ジャック
11、給電プラグ9及び給電線10により外付けアンテ
ナ8に接続されている。給電線23は、アンテナ芯線2
3aとアンテナグランド(GND)線23bとを備えて
いる。
【0026】外付けアンテナジャック22は、端子22
a、22b及び22cを備えており、端子22cは、図
5に示すように、抵抗Rを介して所定の電圧源Vccに
接続されているとともに、図7の切換制御回路31に接
続され、端子22bは、接地されている。外付けアンテ
ナジャック22の端子22aは、図7に示す切換スイッ
チ32の端子aに接続されている。
【0027】外付けアンテナジャック22は、図5に示
すように、外付けアンテナ結合プラグ21が外付けアン
テナジャック22に挿入されていない状態では、端子2
2bと端子22cが接続された状態となっており、端子
22cの電位が低電位となって、ローの論理レベルの検
出信号を切換制御回路31に出力する。外付けアンテナ
ジャック22は、図6に示すように、外付けアンテナ結
合プラグ21が外付けアンテナジャック22に挿入され
ると、外付けアンテナ結合プラグ21により端子22a
が端子22c方向に付勢されて、図7に示す切換スイッ
チ32の端子aに接続された端子22aが外付けアンテ
ナ結合プラグ21に接続されるとともに、端子22bと
端子22cの接続が解除され、端子22cの電位が高電
位となって、ハイの論理レベルの検出信号を切換制御回
路31に出力する。したがって、外付けアンテナジャッ
ク22の本体と端子22aは、外付けアンテナ結合プラ
グ21とともに外付けアンテナ8を携帯電話装置本体2
に接続する接続機構24として機能し、端子22bと端
子22cは、外付けアンテナ結合プラグ21の外付けア
ンテナジャック22への挿入、すなわち、携帯電話装置
本体2のバインディングガイド部3への装着を検出して
検出信号を切換制御回路31に出力する装着検出部(装
着検出手段)25として機能している。なお、外付けア
ンテナジャック22の端子22cは、その端子22aと
の接触部分が絶縁材料で形成されている。
【0028】携帯電話装置本体2は、図7に示すよう
に、制御回路26、モデム部27、送信系高周波回路2
8、受信系高周波回路29、高周波回路入出力部30、
切換制御回路31及び切換スイッチ32等を備えてお
り、高周波回路入出力部30は、アンテナ共用器33等
を備えている。
【0029】制御回路26は、携帯電話装置本体2の各
部を制御して、携帯電話装置本体2としての動作を行う
とともに、キー入力部12及び表示部13を制御して、
キー入力部12からのキー入力内容を取得し、当該キー
入力に対応する処理を行ったり、キー入力の内容及び携
帯電話装置本体2から携帯電話装置本体2の利用者に通
知する各種情報を表示部13に表示させる。また、制御
回路26は、内蔵アンテナ16あるいは外付けアンテナ
8を介して受信した着信信号を受信系高周波回路29が
検出すると、着信処理を行わせる。
【0030】高周波回路入出力部30は、そのアンテナ
共用器33により送信系高周波回路28及び受信系高周
波回路29を切換スイッチ32の端子cを介して内蔵ア
ンテナ16と外付けアンテナ8に接続する。
【0031】受信系高周波回路(モニタ信号出力手段)
29は、内蔵アンテナ16あるいは外付けアンテナ8で
受信した受信信号を、局部発振信号と混合することによ
り周波数変換した後、中間周波数IFの受信信号をモデ
ム部27に出力する。また、受信系高周波回路29は、
アンテナ共用器33及び切換スイッチ32を介して内蔵
アンテナ16と外付けアンテナ8に選択的に切り換えて
接続され、当該接続された内蔵アンテナ16または外付
けアンテナ8から入力される受信信号の受信キャリアの
電界強度に対応した電界強度モニタ信号RSSIを切換
制御回路31に出力する。
【0032】モデム部27は、受信系高周波回路29か
ら入力される中間周波数IFの受信信号の復調処理を行
い、復調処理したデータ(フレーム)から所定タイミン
グでスロットを取り出して、盗聴防止用のスクランブル
等を解除した後、このスロットのフォーマットから構成
データを取り出して、この取り出した構成データのう
ち、制御データを制御回路26に送り、音声データをス
ピーチコーディックに転送する。モデム部27のスピー
チコーディックは、ディジタル音声データの伸長処理、
具体的には、適応予測と適応量子化を用いるADPCM
方式によりディジタル音声データの復号化処理を行っ
て、PCM(Pulse Code Modulation)に出力し、PC
Mは、スピーチコーディックから送られてくるPCM音
声信号をアナログ音声信号に変換して、アンプを介して
スピーカ14から拡声出力させる。
【0033】また、モデム部27は、マイク15から入
力されたアナログ音声信号をPCMでディジタル音声信
号に変換して、PCM音声信号としてスピーチコーディ
ックに出力し、スピーチコーディックは、PCMから入
力されるPCM音声信号をADPCM音声データに符号
化することにより圧縮して、TDMA(Time Division
Multiple Access)に出力する。TDMAは、スピーチ
コーディックから転送されてくる音声データに制御デー
タを付加してスロットを作成し、スクランブル等をかけ
た後、所定タイミングでスロットをフレームに挿入し
て、変調処理を行って、送信系高周波回路28に出力す
る。
【0034】送信系高周波回路28は、モデム部27を
介して制御回路26から入力されるベースバンド送信信
号に基づいて、モデム部27から入力される変調波を周
波数変換して、高周波回路入出力部30に出力し、高周
波回路入出力部30は、送信系高周波回路28から入力
される送信信号をアンテナ共用器33を介して内蔵アン
テナ16あるいは外付けアンテナ8に出力して、内蔵ア
ンテナ16あるいは外付けアンテナ8から送信する。上
記モデム部27、送信系高周波回路28、受信系高周波
回路29及び高周波回路入出力部30は、全体として通
信回路として機能する。
【0035】切換スイッチ(アンテナ切換手段)32
は、端子a、端子b及び端子cを備えており、端子c
は、高周波回路入出力部30のアンテナ共用器33に接
続されている。切換スイッチ32の端子aは、上記外付
けアンテナジャック22の端子22aに接続され、外付
けアンテナ結合プラグ21が外付けアンテナジャック2
2に挿入されると、外付けアンテナジャック22の端子
22a及び外付けアンテナ結合プラグ21を介して外付
けアンテナ8に接続される。切換スイッチ32の端子b
は、内蔵アンテナ16に接続されている。
【0036】切換スイッチ32には、切換制御回路31
から切換制御信号CSが入力され、切換スイッチ32
は、切換制御信号CSに応じて、端子cを端子aと端子
bとに切り換えて、外付けアンテナ8と内蔵アンテナ1
6とを選択的にアンテナ共用器33に接続する。
【0037】切換制御回路(切換制御手段)31は、上
記装着検出部25を構成する外付けアンテナジャック2
2の端子22bと端子22cの端子22cからのハイ/
ローの検出信号により携帯電話装置本体2のバインディ
ングガイド部3への装着の有無を判別し、切換制御信号
CSを切換スイッチ32に出力する。すなわち、切換制
御回路31は、外付けアンテナジャック22の装着検出
部25からローの検出信号が入力されると、携帯電話装
置本体2がバインディングガイド部3に装着されていな
いと判断して、切換スイッチ32の端子cを端子bに接
続させる切換制御信号CSを切換スイッチ32に出力
し、内蔵アンテナ16による通信を可能とする。また、
切換制御回路31は、外付けアンテナジャック22の装
着検出部25からハイの検出信号が入力されると、携帯
電話装置本体2がバインディングガイド部3に装着され
たと判断して、切換スイッチ32の端子cを端子bと端
子aとに所定間隔で切り換えて接続させる切換制御信号
CSを切換スイッチ32に出力し、このとき受信系高周
波回路29から入力される内蔵アンテナ16の受信した
受信キャリアの電界強度に対応した電界強度モニタ信号
RSSIと外付けアンテナ8の受信した受信キャリアの
電界強度に対応した電界強度モニタ信号RSSIとを比
較して、電界強度モニタ信号RSSIのレベルの大きい
方のアンテナを使用アンテナと決定して、当該決定した
使用アンテナの接続されている端子aまたは端子bに端
子cを接続させる切換制御信号CSを切換スイッチ32
に出力する。
【0038】携帯電話装置本体2は、図示しないが、内
部電池を備えており、当該内部電池から携帯電話装置本
体2の各部に電源を供給する。また、バインディング型
手帳4のカバー4aに電池が配設されているときには、
携帯電話装置本体2は、携帯電話装置本体2がバインデ
ィングガイド部3に装着されてバインディング型手帳4
に装着されると、当該バインディング型手帳4の電池か
ら携帯電話装置本体2に電源が供給され、安定した電源
供給を行う。
【0039】なお、携帯電話装置本体2は、図1に示す
ように、ヘッドセット34を携帯電話装置本体2の上部
に設けられたヘッドジャック35に挿入することによ
り、ヘッドセット34による通話を行うことができる。
【0040】次に、本実施の形態の作用を説明する。携
帯電話装置1は、携帯電話装置本体2をバインディング
型手帳4に着脱可能に装着してバインディング型手帳4
と一体として携帯できるとともに、携帯電話装置本体2
がバインディング型手帳4へ装着されると、携帯電話装
置本体2の内蔵アンテナ16とバインディング型手帳4
に設けられている外付けアンテナ8のうち、受信キャリ
アの電界強度の大きい方のアンテナに自動的に切り換え
て適切な通信感度を実現するところにその特徴がある。
【0041】すなわち、携帯電話装置1は、図1に示し
たように、バインディングガイド部3のバインディング
穴7にバインディング型手帳4のバインディング爪6を
挿入してバインディングガイド部3をバインディング型
手帳4に装着し、給電プラグ9をバインディングガイド
部3のジャック11に挿入すると、バインディング型手
帳4のカバー4aの表面に設けられた外付けアンテナ8
とバインディングガイド部3内部の給電線23を介して
外付けアンテナ結合プラグ21とが接続される。
【0042】この状態で、バインディングガイド部3の
勘合突起18に携帯電話装置本体2の勘合溝17を挿入
して、図2及び図3に示したように、バインディングガ
イド部3に携帯電話装置本体2を装着して、バインディ
ングガイド部3のストッパー20を携帯電話装置本体2
側にスライドさせると、携帯電話装置本体2をバインデ
ィングガイド部3に確実に装着することができるととも
に、図4に示したように、バインディングガイド部3の
保持部3aに設けられた外付けアンテナ結合プラグ21
が携帯電話装置本体2の勘合凹部2aに設けられた外付
けアンテナジャック22に進入し、外付けアンテナ8と
携帯電話装置本体2とが接続される。
【0043】外付けアンテナジャック22は、図4〜図
6に示したように、その端子22bと端子22cが装着
検出部25を構成しており、装着検出部25は、外付け
アンテナ結合プラグ21が外付けアンテナジャック22
に挿入される前は、図5に示すように、端子22bと端
子22cとが接続されて、ローの検出信号を切換制御回
路31に出力する。切換制御回路31は、装着検出部2
5からローの検出信号が入力されていると、携帯電話装
置本体2がバインディングガイド部3に装着されていな
いと判断して、切換スイッチ32の端子cを端子bに接
続させる切換制御信号CSを切換スイッチ32に出力
し、切換スイッチ32は、この切換制御信号CSが入力
されると、端子cを端子bに接続して、内蔵アンテナ1
6をアンテナ共用器33に接続する。したがって、外付
けアンテナ結合プラグ21が外付けアンテナジャック2
2に挿入されていないとき、すなわち、携帯電話装置本
体2がバインディング型手帳4のバインディングガイド
部3に装着されていないときには、アンテナ共用器33
に内蔵アンテナ16を接続させ、携帯電話装置本体2
は、内蔵アンテナ16により通話を適切に行うことがで
きる。
【0044】そして、携帯電話装置本体2がバインディ
ング型手帳4のバインディングガイド部3に装着され、
バインディングガイド部3の外付けアンテナ結合プラグ
21が携帯電話装置本体2の外付けアンテナジャック2
2に挿入されると、外付けアンテナ結合プラグ21によ
り外付けアンテナジャック22の端子22aが端子22
c方向に付勢されて、切換スイッチ32の端子aに接続
されている端子22aと外付けアンテナ結合プラグ21
が接続されるとともに、装着検出部25の端子22bと
端子22cの接続が解除され、装着検出部25は、ハイ
の検出信号を切換制御回路31に出力する。
【0045】切換制御回路31は、装着検出部25から
ハイの検出信号が入力されると、携帯電話装置本体2が
バインディングガイド部3に装着されたと判断して、切
換スイッチ32の端子cを、内蔵アンテナ16に接続さ
れた端子bと、外付けアンテナジャック22、外付けア
ンテナ結合プラグ21、給電線23、ジャック11、給
電プラグ9及び給電線10を介して外付けアンテナ8に
接続された端子aと、を所定周期で切り換えて接続させ
る切換制御信号CSを切換スイッチ32に出力し、切換
スイッチ32は、この切換制御信号CSに応じて、端子
cを端子aと端子bとに所定周期で切り換えて接続す
る。したがって、所定周期で内蔵アンテナ16と外付け
アンテナ8とがアンテナ共用器33を介して受信系高周
波回路29に接続される。
【0046】受信系高周波回路29は、この切り換えて
接続される内蔵アンテナ16と外付けアンテナ8を介し
て受信する受信キャリアの電界強度に対応する電界強度
モニタ信号RSSIをそれぞれ切換制御回路31に出力
し、切換制御回路31は、内蔵アンテナ16の電界強度
モニタ信号RSSIと外付けアンテナ8の電界強度モニ
タ信号RSSIとを比較して、電界強度モニタ信号RS
SIのレベルの大きい方のアンテナを使用アンテナと決
定する。切換制御回路31は、当該決定した使用アンテ
ナである外付けアンテナ8あるいは内蔵アンテナ16の
接続されている切換スイッチ32の端子aあるいは端子
bに端子cを接続させる切換制御信号CSを切換スイッ
チ32に出力し、切換スイッチ32は、当該切換制御信
号CSに応じて端子cを端子aあるいは端子bに接続さ
せる。
【0047】したがって、携帯電話装置本体2がバイン
ディング型手帳4に装着されて、バインディング型手帳
4の表紙4a等により内蔵アンテナ16が覆われて、内
蔵アンテナ16による受信電界強度や空中に輻射される
空中線電力の低下による通信能力の低下する場合にも、
携帯電話装置本体2がバインディング型手帳4のバイン
ディングガイド部3に装着されると、内蔵アンテナ16
と外付けアンテナ8のうち受信キャリアの電界強度の大
きい方のアンテナに自動的に切り換えられ、通信能力が
低下するのを防止することができる。すなわち、通常、
携帯電話装置本体2は、バインディング型手帳4に装着
されてバインディング型手帳4が閉じられている状態に
おいては、携帯電話装置本体2による通話が行われず、
利用者により持ち運ばれている場合が多く、このような
待ち受け状態においても、携帯電話装置本体2は、相手
局(基地局)との位置登録を行っているので、常に、間
欠的に送・受信を行っており、携帯電話装置本体2がバ
インディング型手帳4の表紙4aにより覆われている
と、受信電界強度や空中に輻射される空中線電力が低下
して、適切な位置登録を行うことができず、通信能力が
低下する。また、携帯電話装置本体2がバインディング
ガイド部3に装着された状態で携帯電話装置本体2を使
用することが行われる。そして、携帯電話装置1は、携
帯電話装置本体2がバインディング型手帳4のバインデ
ィングガイド部3に装着されると、内蔵アンテナ16と
外付けアンテナ8のうち受信キャリアの電界強度の大き
い方のアンテナに自動的に切り換え、送信系高周波回路
28や受信系高周波回路29のゲイン制御等を行うこと
なく、適切に感度補償及び出力補償を行って、通信能力
の低下を防止することができ、良好な通信感度を得るこ
とができる。
【0048】なお、本実施の形態においては、装着検出
部25により携帯電話装置本体2のバインディングガイ
ド部3への装着の有無を検出して、携帯電話装置本体2
がバインディングガイド部3に装着されていないときに
は、内蔵アンテナ16を使用し、携帯電話装置本体2が
バインディングガイド部3に装着されているときのみ、
内蔵アンテナ16と外付けアンテナ8の電界強度を比較
して、電界強度の大きい方のアンテナを使用アンテナと
決定しているが、装着検出部25は、あえて設ける必要
はなく、上記所定時期に内蔵アンテナ16と外付けアン
テナ8の電界強度を比較して、電界強度の大きい方のア
ンテナを選択するようにしてもよい。
【0049】図8は、本発明の無線通信装置の第2の実
施の形態を示す図であり、本実施の形態は、受信系高周
波回路を内蔵アンテナ用と外付けアンテナ用と2つ備え
て、各受信系高周波回路の出力する電界強度モニタ信号
に基づいて使用アンテナを決定するものである。なお、
本実施の形態は、上記第1の実施の形態の携帯電話装置
と同様の携帯電話装置に適用したものであり、本実施の
形態の説明においては、上記第1の実施の形態と同様の
構成部分には、同一の符号を用いて、その詳細な説明を
省略する。
【0050】図8は、本発明の無線通信装置の第2の実
施の形態を適用した携帯電話装置1の携帯電話装置本体
40及び外付けアンテナ8の回路構成図である。
【0051】図8において、携帯電話装置1の携帯電話
装置本体40は、上記第1の実施の形態と同様の内蔵ア
ンテナ16、制御回路26、モデム部27、送信系高周
波回路28及びアンテナ共用器33を備えた高周波回路
入出力部30等を備えるとともに、2つの受信系高周波
回路41、42、切換スイッチ43及び切換制御回路4
4等を備えている。そして、携帯電話装置本体40は、
上記第1の実施の形態と同様の外付けアンテナジャック
22を備え、外付けアンテナジャック22は、装着検出
部25を備えている。この外付けアンテナジャック22
には、バインディングガイド部3に設けられた外付けア
ンテナ結合プラグ21が着脱可能に挿入され、外付けア
ンテナジャック22の端子22aは、受信系高周波回路
42に接続されている。装着検出部25は、上記第1の
実施の形態と同様に、外付けアンテナ結合プラグ21の
外付けアンテナジャック22への挿入、すなわち、携帯
電話装置本体2のバインディングガイド部3への装着を
検出して、ハイ/ローの検出信号を切換制御回路44に
出力する。
【0052】送信系高周波回路28は、第1の実施の形
態の携帯電話装置本体2の送信系高周波回路28と同様
であり、高周波回路入出力部30のアンテナ共用器33
を介して内蔵アンテナ16に接続されている。
【0053】受信系高周波回路(第1モニタ信号出力手
段)41は、第1の実施の形態の携帯電話装置2の受信
系高周波回路29と同様の機能を有し、高周波回路入出
力部30のアンテナ共用器33を介して内蔵アンテナ1
6に接続されている。受信系高周波回路41は、内蔵ア
ンテナ16を介して受信した受信信号から中間周波数I
F−Aを取り出して切換スイッチ43の端子aに出力
し、また、内蔵アンテナ16を介して受信した受信キャ
リアの電界強度に対応した電界強度モニタ信号RSSI
−Aを切換制御回路44に出力する。
【0054】受信系高周波回路(第2モニタ信号出力手
段)42は、外付けアンテナ結合プラグ21が外付けア
ンテナジャック22に挿入されると、外付けアンテナジ
ャック22及び外付けアンテナ結合プラグ21を介して
外付けアンテナ8に接続され、第1の実施の形態の受信
系高周波回路29と同様の機能を有して、外付けアンテ
ナ8を介して受信した受信信号から中間周波数IF−B
を取り出して切換スイッチ43の端子bに出力するとと
もに、外付けアンテナ8を介して受信した受信キャリア
の電界強度に対応した電界強度モニタ信号RSSI−B
を切換制御回路44に出力する。
【0055】本実施の形態の外付けアンテナ8は、携帯
電話装置本体2がバインディング手帳4のバインディン
グガイド部3に装着されたとき、携帯電話装置本体40
の内蔵アンテナ16との距離がキャリア波長/2以上と
なってスペースダイバーシチを形成するバインディング
手帳4のカバー4aの位置に設けられている。
【0056】切換スイッチ(アンテナ切換手段)43
は、端子a、端子b及び端子cを備え、端子aには、受
信系高周波回路41が、端子bには、受信系高周波回路
42が、それぞれ接続されている。切換スイッチ43の
端子cは、モデム27に接続されており、切換スイッチ
43は、切換制御回路44から入力される切換制御信号
CSに応じて端子cを端子aと端子bに択一的に接続し
て、受信系高周波回路41と受信系高周波回路42を選
択的にモデム部27に接続する。
【0057】切換制御回路(切換制御手段)44には、
装着検出部25から検出信号が入力され、切換制御回路
44は、装着検出部25から外付けアンテナ結合プラグ
21が外付けアンテナジャック22に挿入されていない
ことを示すローの検出信号が入力されていると、切換ス
イッチ43の端子cを端子aに接続させる切換制御信号
CSを切換スイッチ43に出力して、内蔵アンテナ16
による通信を可能とする。また、切換制御回路44は、
装着検出部25から外付けアンテナ結合プラグ21が外
付けアンテナジャック22に挿入されていることを示す
ハイの検出信号が入力されていると、受信系高周波回路
41から入力される電界強度モニタ信号RSSI−Aと
受信系高周波回路42から入力される電界強度モニタ信
号RSSI−Bのレベルを常に比較して、信号レベルの
高い方の受信系高周波回路41または受信系高周波回路
42の接続されている端子aまたは端子bに端子cを接
続させる切換制御信号CSを切換スイッチ43に出力す
る。
【0058】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態の携帯電話装置1は、携帯電話装置本体40
がバインディングガイド部3から取り外されているとき
には、装着検出部25からローの検出信号が切換制御回
路44に出力され、切換制御回路44は、装着検出部2
5からローの検出信号が入力されると、外付けアンテナ
結合プラグ21が外付けアンテナジャック22に装着さ
れていない、すなわち、携帯電話装置本体40がバイン
ディング手帳4のバインディングガイド部3に装着され
ていないと判断して、切換スイッチ43に切換スイッチ
43の端子cを端子aに接続させる切換制御信号CSを
出力する。切換スイッチ43は、この切換制御信号CS
に応じて、端子cを端子aに接続し、受信系高周波回路
41を使用した、すなわち、内蔵アンテナ16を使用し
た通信を可能とする。
【0059】そして、携帯電話装置本体40がバインデ
ィングガイド部3に装着されて、外付けアンテナ結合プ
ラグ21が外付けアンテナジャック22に挿入される
と、装着検出部25がハイの検出信号を切換制御回路4
4に出力する。切換制御回路44は、装着検出部25か
らハイの検出信号が入力されると、外付けアンテナ結合
プラグ21が外付けアンテナジャック22に装着されて
いる、すなわち、携帯電話装置本体40がバインディン
グガイド部3に装着されていると判断して、受信系高周
波回路41から入力される電界強度モニタ信号RSSI
−Aと受信系高周波回路42から入力される電界強度モ
ニタ信号RSSI−Bのレベルを常時比較し、信号レベ
ルの高い方の受信系高周波回路41の接続されている端
子aまたは受信系高周波回路42の接続されている端子
bを端子cに接続させる切換制御信号CSを切換スイッ
チ43に出力する。切換スイッチ43は、この切換制御
信号CSに応じて端子cを端子aまたは端子bに接続さ
せ、内蔵アンテナ16または外付けアンテナ8のうち受
信電界強度の大きい方のアンテナに接続された受信系高
周波回路41または受信系高周波回路42をモデム部2
7に接続する。
【0060】そして、外付けアンテナ8は、携帯電話装
置本体40がバインディング手帳4のバインディングガ
イド部3に装着されたとき、内蔵アンテナ16との距離
がキャリア波長/2以上となってスペースダイバーシチ
を形成するバインディング手帳4のカバー4aの位置に
設けられている。
【0061】したがって、内蔵アンテナ16と外付けア
ンテナ8のうち、常に受信感度の良好な方のアンテナを
選択して通信することができ、受信電界の強さが電波の
通路となる媒体の状態の影響を受けて時間的に変化する
フェージング環境、特に、電界強度の時間的な確率分布
がレイリー分布で近似されるようなレイリーフェージン
グ環境においても、良好なダイバーシチ効果を得ること
ができる。その結果、携帯電話装置本体40の受信感度
をより一層向上させることができ、通話品質をより一層
向上させることができる。
【0062】図9は、本発明の無線通信装置の第3の実
施の形態を示す図であり、本実施の形態は、受信系高周
波回路を内蔵アンテナ用と外付けアンテナ用と2つ備え
て、各受信系高周波回路の出力する電界強度モニタ信号
に基づいて使用アンテナを決定するとともに、送信系高
周波回路を受信系高周波回路で使用するアンテナに切り
換えて接続するものである。なお、本実施の形態は、上
記第1の実施の形態及び第2の実施の形態の携帯電話装
置と同様の携帯電話装置に適用したものであり、本実施
の形態の説明においては、上記第1の実施の形態及び第
2実施の形態と同様の構成部分には、同一の符号を用い
て、その詳細な説明を省略する。
【0063】図9は、本発明の無線通信装置の第3の実
施の形態を適用した携帯電話装置1の携帯電話装置本体
50及び外付けアンテナ8の回路構成図である。
【0064】図9において、携帯電話装置1の携帯電話
装置本体50は、上記第2の実施の形態と同様の内蔵ア
ンテナ16、制御回路26、モデム部27、送信系高周
波回路28、受信系高周波回路41、42及び切換スイ
ッチ43等を備えるとともに、2つのアンテナ共用器5
1、52を備えた高周波回路入出力部53、送信アンテ
ナ切換スイッチ54及び切換制御回路55等を備えてい
る。そして、携帯電話装置本体50は、上記第2の実施
の形態と同様の外付けアンテナジャック22を備え、外
付けアンテナジャック22は、装着検出部25を備えて
いる。
【0065】この外付けアンテナジャック22には、バ
インディングガイド部3に設けられた外付けアンテナ結
合プラグ21が着脱可能に挿入され、外付けアンテナジ
ャック22の端子22aは、高周波回路入出力部53の
アンテナ共用器52に接続されている。装着検出部25
は、上記第1の実施の形態と同様に、外付けアンテナ結
合プラグ21の外付けアンテナジャック22への挿入、
すなわち、携帯電話装置本体2のバインディングガイド
部3への装着を検出して、ハイ/ローの検出信号を切換
制御回路44に出力する。
【0066】送信アンテナ切換スイッチ(送信系アンテ
ナ切換手段)54は、端子ta、端子tb及び端子tc
を備えており、端子tcは、送信系高周波回路28に接
続されている。送信アンテナ切換スイッチ54は、その
端子taが、高周波回路入出力部53のアンテナ共用器
52に接続され、端子tbが、高周波回路入出力部53
のアンテナ共用器51に接続されている。送信アンテナ
切換スイッチ54は、切換制御回路55から入力される
送信アンテナ切換信号ASに応じて端子tcを端子ta
と端子tbとに切り換えて接続する。
【0067】高周波回路入出力部53のアンテナ共用器
51は、内蔵アンテナ16を、送信アンテナ切換スイッ
チ54を介して送信系高周波回路28に接続するととも
に、受信系高周波回路41に接続し、アンテナ共用器5
2は、外付けアンテナ8を、送信アンテナ切換スイッチ
54を介して送信系高周波回路28接続するとともに、
受信系高周波回路42に接続する。
【0068】送信系高周波回路28は、第1の実施の形
態の携帯電話装置本体2の送信系高周波回路28と同様
であり、送信アンテナ切換スイッチ54を介してアンテ
ナ共用器51及びアンテナ共用器52を介して、内蔵ア
ンテナ16と外付けアンテナ8に択一的に接続される。
【0069】受信系高周波回路(第1モニタ信号出力手
段)41は、第2の実施の形態の携帯電話装置2の受信
系高周波回路41と同様の機能を有しており、高周波回
路入出力部53のアンテナ共用器51を介して内蔵アン
テナ16に接続されている。受信系高周波回路41は、
内蔵アンテナ16を介して受信した受信信号から中間周
波数IF−Aを取り出して切換スイッチ43の端子aに
出力し、また、内蔵アンテナ16を介して受信した受信
キャリアの電界強度に対応した電界強度モニタ信号RS
SI−Aを切換制御回路55に出力する。
【0070】受信系高周波回路(第2モニタ信号出力手
段)42は、外付けアンテナ結合プラグ21が外付けア
ンテナジャック22に挿入されると、高周波回路入出力
部53のアンテナ共用器52、外付けアンテナジャック
22及び外付けアンテナ結合プラグ21を介して外付け
アンテナ8に接続され、第2の実施の形態の受信系高周
波回路43と同様の機能を有しており、外付けアンテナ
8を介して受信した受信信号から中間周波数IF−Bを
取り出して切換スイッチ43の端子bに出力するととも
に、外付けアンテナ8を介して受信した受信キャリアの
電界強度に対応した電界強度モニタ信号RSSI−Bを
切換制御回路55に出力する。
【0071】本実施の形態の外付けアンテナ8は、携帯
電話装置本体2がバインディング手帳4のバインディン
グガイド部3に装着されたとき、携帯電話装置本体50
の内蔵アンテナ16との距離がキャリア波長/2以上と
なってスペースダイバーシチを形成するバインディング
手帳4のカバー4aの位置に設けられている。
【0072】切換スイッチ(受信系アンテナ切換手段)
43は、上記第2の実施の形態と同様であり、端子a、
端子b及び端子cを備えて、端子aには、受信系高周波
回路41が、端子bには受信系高周波回路42が、端子
cには、モデム27が、それぞれ接続されている。切換
スイッチ43は、切換制御回路55から入力される切換
制御信号CSに応じて端子cを端子aと端子bに択一的
に接続し、受信系高周波回路41と受信系高周波回路4
2を選択的にモデム部27に接続する。
【0073】切換制御回路(切換制御手段)55には、
装着検出部25からハイ/ローの検出信号が入力され、
切換制御回路55は、装着検出部25から外付けアンテ
ナ結合プラグ21が外付けアンテナジャック22に挿入
されていないことを示すローの検出信号が入力されてい
ると、切換スイッチ43の端子cを端子aに接続させる
切換制御信号CSを切換スイッチ43に出力するととも
に、送信アンテナ切換スイッチ54の端子tcを内蔵ア
ンテナ16に接続されている端子tbに接続させる送信
アンテナ切換信号ASを送信アンテナ切換スイッチ54
に出力して、内蔵アンテナ16による受信処理及び送信
処理を可能とする。また、切換制御回路55は、装着検
出部25から外付けアンテナ結合プラグ21が外付けア
ンテナジャック22に挿入されていることを示すハイの
検出信号が入力されていると、受信系高周波回路41か
ら入力される電界強度モニタ信号RSSI−Aと受信系
高周波回路42から入力される電界強度モニタ信号RS
SI−Bのレベルを常に比較して、信号レベルの高い方
の受信系高周波回路41または受信系高周波回路42の
接続されている切換スイッチ43の端子aまたは端子b
に端子cを接続させる切換制御信号CSを切換スイッチ
43に出力するとともに、当該選択した受信高高周波回
路41または受信系高周波回路42の接続されている内
蔵アンテナ16または外付けアンテナ8に接続されてい
る送信アンテナ切換スイッチ54の端子taまたは端子
tbに端子tcを接続させる送信アンテナ切換信号AS
を送信アンテナ切換スイッチ54に出力する。
【0074】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態の携帯電話装置1は、携帯電話装置本体50
がバインディングガイド部3から取り外されているとき
には、装着検出部25からローの検出信号が切換制御回
路55に出力され、切換制御回路55は、装着検出部2
5からローの検出信号が入力されると、外付けアンテナ
結合プラグ21が外付けアンテナジャック22に装着さ
れていない、すなわち、携帯電話装置本体50がバイン
ディング手帳4のバインディングガイド部3に装着され
ていないと判断して、切換スイッチ43に切換スイッチ
43の端子cを端子aに接続させる切換制御信号CSを
出力するとともに、送信アンテナ切換スイッチ54に内
蔵アンテナ16に接続されている送信アンテナ切換スイ
ッチ54の端子tbに端子tcを接続させる送信アンテ
ナ切換信号ASを送信アンテナ切換スイッチ54に出力
する。切換スイッチ43は、この切換制御信号CSに応
じて、端子cを端子aに接続して、内蔵アンテナ16に
接続されている受信系高周波回路41をモデム部27に
接続し、送信アンテナ切換スイッチ54は、この送信ア
ンテナ切換信号ASに応じて、端子tcを端子bに接続
して、送信系高周波回路28を内蔵アンテナ16に接続
する。したがって、内蔵アンテナ16に接続された受信
系高周波回路41を使用して受信処理を行うとともに、
受信処理を行うアンテナと同じ内蔵アンテナ16に送信
系高周波回路28を接続することができ、同じ内蔵アン
テナ16を使用して受信処理及び送信処理を行うことが
できる。
【0075】そして、携帯電話装置本体50がバインデ
ィングガイド部3に装着されて、外付けアンテナ結合プ
ラグ21が外付けアンテナジャック22に挿入される
と、装着検出部25がハイの検出信号を切換制御回路5
5に出力する。切換制御回路55は、装着検出部25か
らハイの検出信号が入力されると、外付けアンテナ結合
プラグ21が外付けアンテナジャック22に装着されて
いる、すなわち、携帯電話装置本体50がバインディン
グガイド部3に装着されていると判断して、受信系高周
波回路41から入力される電界強度モニタ信号RSSI
−Aと受信系高周波回路42から入力される電界強度モ
ニタ信号RSSI−Bのレベルを常時比較し、信号レベ
ルの高い方の受信系高周波回路41または受信系高周波
回路42の接続されている切換スイッチ43の端子aま
たは端子bを端子cに接続させる切換制御信号CSを切
換スイッチ43に出力するとともに、当該選択した受信
系高周波回路41または受信系高周波回路42の接続さ
れている内蔵アンテナ16または外付けアンテナ8と同
じアンテナの接続されている送信アンテナ切換スイッチ
54の端子taまたは端子tbに端子tcを接続させる
送信アンテナ切換信号ASを送信アンテナ切換スイッチ
54に出力する。切換スイッチ43は、この切換制御信
号CSに応じて端子cを端子aまたは端子bに接続さ
せ、内蔵アンテナ16または外付けアンテナ8のうち受
信電界強度の大きい方のアンテナに接続された受信系高
周波回路41または受信系高周波回路42をモデム部2
7に接続する。また、送信アンテナ切換スイッチ54
は、この送信アンテナ切換信号ASに応じて、端子tc
を端子taまたは端子tbに接続させ、上記受信アンテ
ナとして選択した内蔵アンテナ16または外付けアンテ
ナ8と同じアンテナを送信系高周波回路28に接続させ
る。
【0076】そして、外付けアンテナ8は、携帯電話装
置本体50がバインディング手帳4のバインディングガ
イド部3に装着されたとき、内蔵アンテナ16との距離
がキャリア波長/2以上となってスペースダイバーシチ
を形成するバインディング手帳4のカバー4aの位置に
設けられている。
【0077】したがって、内蔵アンテナ16と外付けア
ンテナ8のうち、常に受信感度の良好な方のアンテナを
選択して受信処理することができるとともに、同じアン
テナを使用して送信処理を行うことができ、受信電界の
強さが電波の通路となる媒体の状態の影響を受けて時間
的に変化するフェージング環境、特に、電界強度の時間
的な確率分布がレイリー分布で近似されるようなレイリ
ーフェージング環境においても、良好な受信ダイバーシ
チ効果を得ることができるとともに、送信ダイバーシチ
効果を得ることができる。その結果、携帯電話装置本体
50の受信感度を向上させることができるとともに、送
信感度をより一層向上させることができ、相手局との間
で良好なデータリンクを確保して、通話品質をより一層
向上させることができる。
【0078】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0079】例えば、上記各実施の形態においては、携
帯電話装置に適用した場合について説明したが、無線通
信装置としては、携帯電話装置に限るものでないことを
言うまでもない。
【0080】
【発明の効果】請求項1記載の発明の無線通信装置によ
れば、バインディング型手帳のバインディング爪に装着
されるバインディングガイド部を介してバインディング
型手帳に内蔵アンテナを備えた無線通信装置本体を着脱
可能に装着するとともに、バインディング型手帳に外付
けアンテナを設け、この外付けアンテナと内蔵アンテナ
のうち、受信キャリアの電界強度の大きい方のアンテナ
を通信に使用するアンテナとして選択して、無線通信装
置本体の通信回路に接続するので、バインディング型手
帳と無線通信装置本体双方の可搬性を向上させることが
できるとともに、無線通信装置本体をバインディング型
手帳にバインディングした場合にも、適切な通信感度を
自動的に得ることができ、無線通信装置を通信性能が良
好で、かつ、利用性が良好なものとすることができる。
【0081】請求項2記載の発明の無線通信装置によれ
ば、受信キャリアの電界強度に対応する電界強度モニタ
信号を出力するモニタ信号出力手段を無線通信装置本体
の通信回路に内蔵し、当該通信回路をアンテナ切換手段
により内蔵アンテナと外付けアンテナに切り換えて接続
させて、モニタ信号出力手段の出力する電界強度モニタ
信号に基づいて内蔵アンテナと外付けアンテナのうち電
界強度の大きい方のアンテナを通信に使用するアンテナ
として選択して、通信回路に接続するので、簡単な回路
構成で、バインディング型手帳と無線通信装置本体双方
の可搬性を向上させることができるとともに、無線通信
装置本体をバインディング型手帳にバインディングした
場合にも、適切な通信感度を自動的に得ることができ、
無線通信装置を通信性能が良好で、かつ、利用性が良好
なものとすることができるとともに、無線通信装置を安
価なものとすることができる。
【0082】請求項3記載の発明の無線通信装置によれ
ば、バインディング型手帳の外付けアンテナを、無線通
信装置本体がバインディングガイド部に装着されたとき
内蔵アンテナとの距離がキャリア波長/2以上となって
スペースダイバーシチを形成する位置に設け、内蔵アン
テナで受信した受信キャリアの電界強度に対応した電界
強度モニタ信号を出力する第1モニタ信号出力手段と、
外付けアンテナで受信した受信キャリアの電界強度に対
応した電界強度モニタ信号を出力する第2モニタ信号出
力手段と、を設け、第1モニタ信号出力手段の出力する
電界強度モニタ信号と第2モニタ信号出力手段の出力す
る電界強度モニタ信号に基づいて内蔵アンテナと外付け
アンテナのうち電界強度の大きい方のアンテナを通信に
使用するアンテナとして選択して、通信回路に接続する
ので、バインディング型手帳と無線通信装置本体双方の
可搬性を向上させることができるとともに、無線通信装
置本体をバインディング型手帳にバインディングした場
合に、適切な通信感度を自動的に得ることができ、か
つ、フェージング環境においても、良好なスペースダイ
バーシチ効果を得ることができ、無線通信装置を通信性
能がより一層良好で、かつ、利用性が良好なものとする
ことができる。
【0083】請求項4記載の発明の無線通信装置によれ
ば、バインディング型手帳の外付けアンテナを、無線通
信装置本体がバインディングガイド部に装着されたとき
内蔵アンテナとの距離がキャリア波長/2以上となって
スペースダイバーシチを形成する位置に設け、内蔵アン
テナで受信した受信キャリアの電界強度に対応した電界
強度モニタ信号を出力する第1モニタ信号出力手段と、
外付けアンテナで受信した受信キャリアの電界強度に対
応した電界強度モニタ信号を出力する第2モニタ信号出
力手段と、を設け、第1モニタ信号出力手段の出力する
電界強度モニタ信号と第2モニタ信号出力手段の出力す
る電界強度モニタ信号に基づいて内蔵アンテナと外付け
アンテナのうち電界強度の大きい方のアンテナを通信に
使用するアンテナとして選択して、受信系アンテナ切換
手段により受信系回路に接続するとともに、当該選択し
たアンテナを送信系アンテナ切換手段により選択して送
信系回路に接続するので、バインディング型手帳と無線
通信装置本体双方の可搬性を向上させることができると
ともに、無線通信装置本体をバインディング型手帳にバ
インディングした場合に、適切な通信感度を自動的に得
ることができ、かつ、フェージング環境においても、良
好なスペースダイバーシチ効果を得て、良好なデータリ
ンクを確保することができ、無線通信装置を通信性能が
より一層良好で、かつ、利用性が良好なものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信装置の第1の実施の形態を適
用した携帯電話装置の全体構成図。
【図2】図1の携帯電話装置本体がバインディングガイ
ド部に装着されている状態の上部拡大斜視図。
【図3】図1の携帯電話装置本体がバインディングガイ
ド部から取り外されている状態の上部拡大斜視図。
【図4】図1のバインディングガイド部の外付けアンテ
ナ結合プラグと携帯電話装置本体の外付けアンテナジャ
ック部分の拡大斜視図。
【図5】図1の携帯電話装置本体がバインディングガイ
ド部から取り外されている状態の外付けアンテナ結合プ
ラグと外付けアンテナジャック部分の拡大正面図。
【図6】図1の携帯電話装置本体がバインディングガイ
ド部に装着されている状態の外付けアンテナ結合プラグ
と外付けアンテナジャック部分の拡大正面図。
【図7】図1の携帯電話装置本体と外付けアンテナとの
要部回路構成図。
【図8】本発明の無線通信装置の第2の実施の形態を適
用した携帯電話装置の携帯電話装置本体と外付けアンテ
ナとの要部回路構成図。
【図9】本発明の無線通信装置の第3の実施の形態を適
用した携帯電話装置の携帯電話装置本体と外付けアンテ
ナとの要部回路構成図。
【符号の説明】
1 携帯電話装置 2 携帯電話装置本体 2a 勘合凹部 3 バインディングガイド部 3a 保持部 4 バインディング型手帳 4a カバー 5 手帳用紙 6 バインディング爪 7 バインディング穴 8 外付けアンテナ 9 給電プラグ 10 給電線 11 ジャック 12 キー入力部 13 表示部 14 スピーカ 15 マイク 16 内蔵アンテナ 17 勘合溝 18 勘合突起 19 ストッパー溝 20 ストッパー 21 外付けアンテナ結合プラグ 22 外付けアンテナジャック 22a〜22c 端子 23 給電線 23a アンテナ芯線 23b アンテナグランド線 24 接続機構 25 装着検出部 26 制御回路 27 モデム部 28 送信系高周波回路 29 受信系高周波回路 30 高周波回路入出力部 31 切換制御回路 32 切換スイッチ a〜c 端子 33 アンテナ共用器 34 ヘッドセット 35 ヘッドジャック 40 携帯電話装置本体 41、42 受信系高周波回路 43 切換スイッチ 44 切換制御回路 50 携帯電話装置本体 51、52 アンテナ共用器 53 高周波回路入出力部 54 送信アンテナ切換スイッチ 55 切換制御回路 ta〜tc 端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内蔵アンテナと通信回路を備えた無線通信
    装置本体が、カバーとバインド爪を備えたバインディン
    グ型手帳に、前記バインド爪の挿入されるバインディン
    グ穴を有したバインディングガイド部を介して着脱可能
    に装着される無線通信装置であって、前記無線通信装置
    本体を前記バインディングガイド部に着脱可能に装着す
    る装着機構と、前記バインディング型手帳に設けられ所
    定の給電線を介して前記バインディングガイド部に接続
    される外付けアンテナと、前記バインディングガイド部
    と前記無線通信装置本体に設けられ、前記無線通信装置
    本体が前記装着機構により前記バインディングガイド部
    に装着されると前記外付けアンテナを前記無線通信装置
    本体に接続する接続機構と、前記無線通信装置本体に設
    けられ、前記通信回路を前記給電線及び前記接続機構を
    介して接続された前記外付けアンテナと前記内蔵アンテ
    ナとに切り換えて接続するアンテナ切換手段と、前記内
    蔵アンテナ及び前記外付けアンテナに接続され、前記内
    蔵アンテナと前記外付けアンテナのそれぞれの受信キャ
    リアの電界強度に対応した電界強度モニタ信号を出力す
    るモニタ信号出力手段と、前記モニタ信号出力手段の出
    力する前記電界強度モニタ信号に基づいて前記内蔵アン
    テナと前記外付けアンテナのうち前記電界強度の大きい
    方のアンテナを前記アンテナ切換手段により選択して前
    記通信回路に接続させる切換制御手段と、を備えたこと
    を特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】前記モニタ信号出力手段は、前記通信回路
    に内蔵されて、前記アンテナ切換手段を介して前記内蔵
    アンテナと前記外付けアンテナに切り換えて接続され、
    前記切換制御手段は、前記アンテナ切換手段により適宜
    前記通信回路を前記内蔵アンテナと前記外付けアンテナ
    に切り換えて接続させ、前記モニタ信号出力手段の出力
    する前記電界強度モニタ信号に基づいて、前記内蔵アン
    テナと前記外付けアンテナのうち前記電界強度の大きい
    方のアンテナを前記アンテナ切換手段により選択して前
    記通信回路に接続させることを特徴とする請求項1記載
    の無線通信装置。
  3. 【請求項3】内蔵アンテナと通信回路を備えた無線通信
    装置本体が、カバーとバインド爪を備えたバインディン
    グ型手帳に、前記バインド爪の挿入されるバインディン
    グ穴を有したバインディングガイド部を介して着脱可能
    に装着される無線通信装置であって、前記無線通信装置
    本体を前記バインディングガイド部に着脱可能に装着す
    る装着機構と、前記バインディング型手帳に設けられ所
    定の給電線を介して前記バインディングガイド部に接続
    されるとともに前記無線通信装置本体が前記装着機構を
    介して前記バインディングガイド部に装着されたとき前
    記内蔵アンテナとの距離がキャリア波長/2以上となっ
    てスペースダイバーシチを形成する外付けアンテナと、
    前記バインディングガイド部と前記無線通信装置本体に
    設けられ、前記無線通信装置本体が前記装着機構により
    前記バインディングガイド部に装着されると前記外付け
    アンテナを前記無線通信装置本体に接続する接続機構
    と、前記無線通信装置本体に設けられ、前記通信回路を
    前記給電線及び前記接続機構を介して接続された前記外
    付けアンテナと前記内蔵アンテナとに切り換えて接続す
    るアンテナ切換手段と、前記内蔵アンテナに接続され受
    信キャリアの電界強度に対応した電界強度モニタ信号を
    出力する第1モニタ信号出力手段と、前記外付けアンテ
    ナに接続され受信キャリアの電界強度に対応した電界強
    度モニタ信号を出力する第2モニタ信号出力手段と、前
    記第1モニタ信号出力手段の出力する電界強度モニタ信
    号と前記第2モニタ信号出力手段の出力する電界強度モ
    ニタ信号に基づいて前記内蔵アンテナと前記外付けアン
    テナのうち前記電界強度の大きい方のアンテナを前記ア
    ンテナ切換手段により選択して前記通信回路に接続させ
    る切換制御手段と、を備えたことを特徴とする無線通信
    装置。
  4. 【請求項4】内蔵アンテナと受信系回路と送信系回路を
    備えた無線通信装置本体が、カバーとバインド爪を備え
    たバインディング型手帳に、前記バインド爪の挿入され
    るバインディング穴を有したバインディングガイド部を
    介して着脱可能に装着される無線通信装置であって、前
    記無線通信装置本体を前記バインディングガイド部に着
    脱可能に装着する装着機構と、前記バインディング型手
    帳に設けられ所定の給電線を介して前記バインディング
    ガイド部に接続されるとともに前記無線通信装置本体が
    前記装着機構を介して前記バインディングガイド部に装
    着されたとき前記内蔵アンテナとの距離がキャリア波長
    /2以上となってスペースダイバーシチを形成する外付
    けアンテナと、前記バインディングガイド部と前記無線
    通信装置本体に設けられ、前記無線通信装置本体が前記
    装着機構により前記バインディングガイド部に装着され
    ると前記外付けアンテナを前記無線通信装置本体に接続
    する接続機構と、前記無線通信装置本体に設けられ、前
    記受信系回路を前記給電線及び前記接続機構を介して接
    続された前記外付けアンテナと前記内蔵アンテナとに切
    り換えて接続する受信系アンテナ切換手段と、前記送信
    系回路を前記給電線及び前記接続機構を介して接続され
    た前記外付けアンテナと前記内蔵アンテナとに切り換え
    て接続する送信系アンテナ切換手段と、前記内蔵アンテ
    ナに接続され受信キャリアの電界強度に対応した電界強
    度モニタ信号を出力する第1モニタ信号出力手段と、前
    記外付けアンテナに接続され受信キャリアの電界強度に
    対応した電界強度モニタ信号を出力する第2モニタ信号
    出力手段と、前記第1モニタ信号出力手段の出力する前
    記電界強度モニタ信号と前記第2モニタ信号出力手段の
    出力する前記電界強度モニタ信号に基づいて前記内蔵ア
    ンテナと前記外付けアンテナのうち前記電界強度の大き
    い方のアンテナを前記受信系アンテナ切換手段により選
    択して前記受信系回路に接続させるとともに前記送信系
    アンテナ切換手段により前記送信系回路を前記受信系ア
    ンテナ切換手段により選択接続したアンテナと同じアン
    テナを選択して接続させる切換制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とする無線通信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002540745A (ja) * 1999-03-25 2002-11-26 カンタン・インコーポレーテッド 柔軟なワイヤレス通信とセルラ電話のシステムのための方法および装置
WO2006109700A1 (ja) * 2005-04-07 2006-10-19 Nec Corporation Rfidシステム、リーダ、制御プログラム及び送信方法
US7747233B2 (en) 2004-10-23 2010-06-29 Samsung Electronics Co., Ltd Apparatus and method for selecting an antenna in a digital broadcast receiving terminal

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