JP2000064096A - 電着塗装方法および連続電着装置 - Google Patents
電着塗装方法および連続電着装置Info
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Abstract
つ、外板部にワキやピンホールのない適正な膜厚の電着
膜を形成することができる電着塗装方法および連続電着
装置を提供する。 【解決手段】 同一の電着槽内で実施される電着塗装を
適正な時期で2分し、中間の通電停止または30V以下
の低電圧による僅かな通電の時期を挟んで第1次通電と
第2次通電とに分け、第1次通電では比較的低電圧で全
積算通電量の5〜50%を通電し、第2次通電では比較
的高電圧で残りの通電量を通電することによって、外板
部などの過度な膜成長を制御してワキやピンホールの発
生を防止し、袋状部内部などの電着膜に所定の膜厚を確
保する。
Description
び連続電着装置に関し、特に膜厚分布の均一化を、電着
時間の延長による生産性の低下を招くことなしに実現
し、最低膜厚確保に要する塗料コストの低減に効果があ
る電着塗装方法および連続電着装置に関する。
して膜厚分布が均一であり、他の塗装方法では塗装が困
難な袋状部の内側でも、塗料および電流の浸入が可能な
細孔または隙間があれば塗装できるので、従来からこの
ような場所に多く用いられている。
に面した外部と比較して薄膜となりやすく、防錆などの
ため袋状部内部に必要最低限の膜厚を確保しようとして
高電圧または長時間通電すると外板部の膜厚が必要以上
に厚膜となって塗料コストの増大を招く。特に高電圧を
用いるとワキやピンホールなどの塗膜欠陥を生じ、長時
間通電の場合は生産性の低下などの問題がある。
し、袋状部内部と外板部との膜厚差を減少して、袋状部
内部の最低膜厚確保時の外板部膜厚増加を最小限にする
ことによって、塗料コスト低減を実現するためさまざま
な検討がなされている。たとえば、特開平5−3366
53では、電着塗装中に被塗物である自動車車体を回転
させることを提案しているが、外板のうちでも薄膜とな
りやすい屋根部分とドア部分の膜厚差を減少する可能性
はあっても、袋状部内部と外板部の膜厚差減少に対する
効果は期待できない。また、工業的に実施するには電着
液中で自動車車体を回転させるに必要な大型の電着槽お
よび付帯設備など大規模な設備投資が必要になる。
車車体の電着を2回に分けて実施し、中間で自動車車体
を電着液から取り出して外板部をエアブローした後、再
び電着することが提案されているが、2回の電着時間と
途中のエアブローに要する時間を考慮すると、同一の塗
装能力を確保するためには、電着設備が2系統必要とな
り、設備コストおよび管理コストが増加する。また、中
断の時期についての検討が不充分な場合は実行すれば膜
厚分布の改善に効果がないばかりか、塗装ムラなどの欠
陥を生じる恐れがある。
装方法としては、0Vから所定電圧まで通常30秒程度
の時間をかけて徐々に電圧を上昇させた後、所定電圧で
残りの時間を保持し電着する方法、または所定電圧まで
徐々に電圧を上昇した後、10〜60秒その電圧を維持
した後にさらに高電圧にして残りの時間電着する方法が
行われている。しかし、上述のいずれの方法も電着塗装
の初期に低電圧で電着することによって、初期に瞬間的
に非常に大きな電流が流れることを防止できるため、最
初から最後まで同一の電圧で電着する場合と比較してワ
キやピンホールなどの膜欠陥を改善できるが、膜厚分布
の改善効果はほとんどない。
間の延長の結果、生産性を低下させることなく、また、
既存の設備に大きな変更を加えることなく、簡単な設備
変更または運転条件の変更で、ワキやピンホールなどの
膜欠陥を改善するとともに、特に袋状部内部などの膜厚
を確保したときに最高膜厚が過大とならないように膜厚
分布を改善した電着塗装方法および連続電着装置を提供
することを課題とする。
を改善するために、電着時間を延長して生産性を低下し
たり、新たに特別な設備を必要とすることなく膜厚分布
を改善する方法について鋭意検討した結果、2回電着に
おいて電着中断の時期と、それぞれの電圧が膜厚分布改
善に重要であることが判り、本発明を完成した。
通電量の通電を行う電着塗装方法において、第1次通電
として前記積算通電量の5〜50%を被塗物に通電し、
1〜60秒間被塗物への通電を停止した後、第2次通電
として前記積算通電量のうち残りの通電量を被塗物に通
電することを特徴とする電着塗装方法である。
量を2分し、全通電量の5〜50%の第1次通電を行っ
た後、1〜60秒通電を停止し、残りの通電量を第2次
通電として通電する。外板部の膜抵抗を仔細に検討する
と、膜抵抗が増加するのは、塗料の種類によって異なる
が膜厚が2〜5μmである。しかし連続して通電すると
膜抵抗は増加しない。したがって外板部の膜厚が2〜5
μmになったとき、通電を短時間停止して、再び通電を
開始すると、膜厚が2〜5μmの外板部は膜抵抗が大き
く、塗料が電着されず、袋状部内部など膜厚が薄い個所
に塗料が電着され、均一な膜厚の電着塗装が得られる。
5%未満であれば、外板部の膜厚が2μm以下となり、
充分な膜抵抗が発現されず、またこれが50%を超えれ
ば外板部の膜厚が所定膜厚(自動車車体の場合18μ
m)以上となり、第2次通電による袋状部などに所定の
膜厚を得ることができない。
の時間は、第1次通電によって形成された膜を安定化す
るため長い方が望ましいが、60秒を超えて長くしても
効果が増加せず、逆に電着膜の再溶解が発生することが
ある。また1秒未満では効果がない。一般に用いられる
電着塗料では、3〜60秒の範囲で、中断時間が長いほ
ど効果が増すが生産性との関係で3〜20秒が特に好ま
しい。
の通電を行う電着塗装方法において、第1次通電として
前記積算通電量の5〜50%を被塗物に通電し、1〜6
0秒間被塗物とこの被塗物に対峙する電極との電位差が
30V以下になるように被塗物への低電圧通電を行った
後、第2次通電として前記積算通電量のうち残りの通電
量を被塗物に通電することを特徴とする電着塗装方法で
ある。
との間の通電中断の時間に、電極と被塗物との間に30
V以下の低電圧を印加する。これによって第1次通電で
外板部に形成された塗膜の再溶解が防止できる。電極と
被塗物との間に印加する電圧が30Vを超えると、外板
部にも連続して塗膜が形成され、均一な膜厚分布が得ら
れない。
V、第2次通電が第1次通電より高く、100〜400
Vで実施されることを特徴とする。
0V、好ましくは100〜200V、第2次通電は10
0〜400Vで実施される。第1次通電の電圧が50V
未満では、短時間で2μm以上の膜厚を得られず、また
250Vを超えれば、ピンホールやワキが発生すること
があり、また膜厚が過剰になる。
ってもよいが、これでは通電中断の時間だけ長くなり、
生産性が低下する。しかしこれが400Vを超えると、
外板部の一部に膜厚が異常に厚くなる部分を生じたり、
ピンホールやワキが発生する恐れがある。
を被塗物へ印加するにあたって、0Vから所定電圧まで
1〜30秒かけて電圧上昇させることを特徴とする。
Vから1〜30秒かけて徐々に昇圧する。徐々に昇圧す
れば、外板部の塗膜にピンホールやワキが発生せず、ま
た外板部に一様な厚さの塗膜が形成される。昇圧時間が
1秒未満では充分な効果が得られず、また昇圧時間が3
0秒を超えると全体の時間が長くなり、生産性が低下す
る。
を被塗物へ印加するにあたって、0Vまたは前記低電圧
から所定電圧まで1〜30秒かけて電圧上昇させること
を特徴とする。
Vまたは30V以下の低電圧から1〜30秒かけて徐々
に昇圧する。徐々に昇圧すれば、袋状内部などの塗膜に
ピンホールやワキが発生せず、また袋状内部などに一様
な厚さの塗膜が形成される。昇圧時間が1秒未満では充
分な効果が得られず、また昇圧時間が30秒を超えると
全体の時間が長くなり、生産性が低下する。
って電着槽内に持ち込まれ、電着槽内を移動されながら
電着塗装されるような連続電着装置において、電極を被
塗物入槽側の第1次通電用電極グループと、第2次通電
量電極グループと、第1次、第2次通電用電極グループ
間に設置され、30V以下の低電圧から第2次通電に相
当する電圧までに電圧上昇する昇圧電極グループとの少
なくとも3つのグループに分割し、それぞれ電流逆流防
止用ダイオードを介して別個の直流電源に接続し、被塗
物が第1次通電用電極グループの前を通過するとき、当
該電極と被塗物間に第1次通電に相当する電圧をかけ、
被塗物が昇圧電極グループの前を通過するとき当該電極
と被塗物間に第2次通電に相当する電圧まで電圧上昇し
ながら通電し、被塗物が第2次通電用電極グループの前
を通過するとき、当該電極と被塗物間に第2次通電に相
当する電圧をかけることを特徴とする連続電着装置であ
る。
一時停止する適切なタイミングを得るために、被塗物の
進行方向と通過時間に応じて電極または電極群を複数の
グループに分け、第1の電極グループは、第1次通電の
ための電圧上昇および保持のため第1の整流器を接続
し、第2の電極グループは30V以下の低電圧から2次
通電の電圧までの電圧上昇のための第2の整流器を1台
接続し、第3の電極グループは第2次通電の電圧保持の
ため第3の整流器を接続する。なお、連続式の電着にお
いても被塗物の間隔が充分大きい場合は、第2と第3の
電極グループと整流器を分ける必要はない。
詳細に説明する。
(神東塗料製自動車用カチオン電着塗料)をタクト式4
5t電着槽に建浴して液温を28±0.5℃に調節し
た。電着槽に浸漬した自動車車体(ローレル、塗装面積
約100m2)を陰極とし、対極を陽極として、0Vか
ら150Vまで5秒かけて電圧を上昇させ、150Vで
30秒間電着した後、10秒間通電を停止し、0Vから
260Vまで30秒かけて電圧を上昇させ、260Vで
105秒間通電を続け電着塗装を終了した。通電停止時
間を含めた電着時間は180秒、第1次通電の通電量は
20.5キロクーロンであり、全通電量の約23%であ
った。
ーによる水切り乾燥の後、170℃20分加熱乾燥した
後、室温付近まで冷却してから車体を切断・解体し電磁
式膜厚計で膜厚を測定した。
μm、サイドシルと呼ばれる袋状部内部の膜厚は13μ
mであった。
欠陥がなく、膜厚分布の良好な電着塗装ができた。
ード#703V(神東塗料製自動車用カチオン電着塗
料)をタクト式45t電着槽に建浴して液温を28±
0.5℃に調節した。電着槽に浸漬した自動車車体(ロ
ーレル、塗装面積約100m2)を陰極とし、対極を陽
極として、0Vから150Vまで5秒かけて電圧を上昇
させ、150Vで30秒間電着した後、10Vで10秒
間保持し、10Vから260Vまで30秒かけて電圧を
上昇させ、260Vで105秒間通電を続け電着塗装を
終了した。
えた電圧カーブは図1のようになり、全電着時間は18
0秒、第1次通電の通電量は20.5キロクーロンであ
り、全通電量の約23%であった。
ーによる水切り乾燥の後、170℃20分加熱乾燥した
後、室温付近まで冷却してから車体を切断・解体し電磁
式膜厚計で膜厚を測定した。
μm、サイドシルと呼ばれる袋状部内部の膜厚は13μ
mであった。
欠陥がなく、膜厚分布の良好な電着塗装ができた。
図3は図2の切断線III−IIIによる断面図であ
る。電着槽1は、図3に示すように両側に縦形の電極2
が多数配置されている。電極2は、自動車車体3の入口
側(図1の右側)から、その1/4を第1電極2aとし
て、電流逆流防止用ダイオード5aを介して整流器6a
の陽極に接続し、全体の1/6を第2電極2bとして、
電流逆流防止用ダイオード5bを介して整流器6bの陽
極に接続し、残りを第3電極2cとして電流逆流防止用
ダイオード5cを介して整流器6cの陽極に接続し、各
整流器6a,6b,6c(総称して6)の陰極は、搬送
用コンベア7を介して自動車車体3に接続され、かつア
ースされている。電着槽1には、サクセード#703V
(神東塗料製自動車用カチオン電着塗料)が充満され、
コンベア7に吊下げられた自動車車体3は矢符4方向に
電着槽1を電着塗料中に全没されて搬送される。また電
着槽1からオーバーフローした電着塗料は、オーバーフ
ロー槽8に入りポンプ9で電着槽1に循環される。
を全没後、第1電極2aの前を通過している間に、ま
ず、0Vから150Vまで5秒かけて電圧をあげ、15
0Vで30秒間通電した。その後、15秒間通電を中止
して、第2電極2bに自動車車体3がさしかかってか
ら、0Vから260Vまで30秒かけて電圧を上昇させ
た。当該自動車車体3の前に電着中の先行する車体があ
ることを考慮して、整流器に接続した第3電極2cは、
予め260Vで通電しておき、整流器6bが260Vに
達してから100秒間通電を続けた。この後、自動車車
体3は全ての電極群の前を通過し終わった。引き続き、
自動車車体を通常の生産工程と同様に、水洗ゾーンとエ
アブローゾーンを通過後、焼付け炉を通過させて電着膜
を硬化した。
定した結果、ドア外板部の膜厚は20μm、サイドシル
と呼ばれる袋状部内部の膜厚は12μmであった。ま
た、ドア外板部を含め、ワキやピンホールのない良好な
電着膜が得られた。
動車車体を使用して、0Vから250Vまで30秒間か
けて電圧を上昇後250Vで150秒間保持して電着を
終了し、実施例1と同一の水洗から焼付け工程を経た車
体を解体し膜厚を測定した。
8μm、ドア外板の膜厚は23μmで、ドア外板部に
は、ワキやピンホールなどの欠陥がなく、良好な電着塗
装ができたが膜厚分布については、袋状部内部の膜厚は
電着塗装中に、請求項1の通電停止期間も請求項2の3
0V以下の低電圧通電期間もなかったため、実施例1よ
り薄く、しかもドア外板部は実施例1より厚膜となり膜
厚分布では実施例1より不均一となった。
秒かけて電圧を上昇させ150Vで3秒間電着した後、
10Vで10秒間保持し、10Vから260Vまで30
秒かけて電圧を上昇させた後、260Vで142秒間通
電を続け電着塗装を終了した以外は、全て実施例1と同
一条件で電着塗装を実施した。
った結果、第1次通電中に流れた積算電流量は2.7キ
ロクーロンとなり、全電着期間を通じた積算通電量に対
して3%となり、請求項2の範囲外となった。
ドシル内部の膜厚は8μm、ドア外板の膜厚は23μm
で、ドア外板部には、ワキやピンホールなどの欠陥がな
く、良好な電着塗装ができたが膜厚分布については、前
記積算通電量が請求項2の範囲外となったため、袋状部
内部の膜厚は実施例1より薄く、ドア外板部は実施例1
より厚膜となり膜厚分布では実施例1より不均一となっ
た。
秒かけて電圧を上昇させ180Vで65秒間電着した
後、10Vで10秒間保持し、10Vから260Vまで
30秒かけて電圧を上昇させた後、260Vで70秒間
通電を続け電着塗装を終了した以外は、全て実施例1と
同一条件で電着塗装を実施した。
った結果、第1次通電中に流れた積算電流量は55.1
キロクーロンとなり、全電着期間を通じた積算通電量に
対して61%となり請求項2の上限値を超えた。
ドシル内部の膜厚は9μm、ドア外板の膜厚は23μm
で、ドア外板部には、ワキやピンホールなどの欠陥がな
く、良好な電着塗装ができたが膜厚分布については、前
記積算通電量が請求項2の範囲外となったため、袋状部
内部の膜厚は実施例1より薄く、しかもドア外板部は実
施例1より厚膜となり膜厚分布では実施例1より不均一
となった。
回に分けて第1次通電で全積算通電量の5〜50%を通
電し、1〜60秒間通電を中断または30V以下の低圧
通電をし、その後第2次通電として残りの積算通電量を
通電する。これによって第1次通電で塗膜ができ易い外
板部などに2〜5μmの膜厚で塗膜が形成され、通電中
断期間または低圧通電期間に前記塗膜が安定化され、第
2次通電を行うときに、外板部などの塗膜の抵抗が増
し、第1次通電で充分塗膜が形成されない袋状内部など
に塗膜が形成され、全体として膜厚に大きな差のなく、
ピンホールやワキのない塗膜が形成される。
車体との間に加える電圧と電着時間との関係を表すグラ
フである。
図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 被塗物に所定の積算通電量の通電を行う
電着塗装方法において、 第1次通電として前記積算通電量の5〜50%を被塗物
に通電し、1〜60秒間被塗物への通電を停止した後、
第2次通電として前記積算通電量のうち残りの通電量を
被塗物に通電することを特徴とする電着塗装方法。 - 【請求項2】 被塗物に所定の積算通電量の通電を行う
電着塗装方法において、 第1次通電として前記積算通電量の5〜50%を被塗物
に通電し、1〜60秒間被塗物とこの被塗物に対峙する
電極との電位差が30V以下になるように被塗物への低
電圧通電を行った後、第2次通電として前記積算通電量
のうち残りの通電量を被塗物に通電することを特徴とす
る電着塗装方法。 - 【請求項3】 第1次通電が50〜250V、第2次通
電が第1次通電より高く、100〜400Vで実施され
ることを特徴とする請求項1または2に記載の電着塗装
方法。 - 【請求項4】 第1次通電として所定電圧を被塗物へ印
加するにあたって、0Vから所定電圧まで1〜30秒か
けて電圧上昇させることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれかに記載の電着塗装方法。 - 【請求項5】 第2次通電として所定電圧を被塗物へ印
加するにあたって、0Vまたは前記低電圧から所定電圧
まで1〜30秒かけて電圧上昇させることを特徴とする
請求項1〜4のいずれかに記載の電着塗装方法。 - 【請求項6】 被塗物がコンベアなどによって電着槽内
に持ち込まれ、電着槽内を移動されながら電着塗装され
るような連続電着装置において、 電極を被塗物入槽側の第1次通電用電極グループと、第
2次通電量電極グループと、第1次、第2次通電用電極
グループ間に設置され、30V以下の低電圧から第2次
通電に相当する電圧までに電圧上昇する昇圧電極グルー
プとの少なくとも3つのグループに分割し、それぞれ電
流逆流防止用ダイオードを介して別個の直流電源に接続
し、被塗物が第1次通電用電極グループの前を通過する
とき、当該電極と被塗物間に第1次通電に相当する電圧
をかけ、被塗物が昇圧電極グループの前を通過するとき
当該電極と被塗物間に第2次通電に相当する電圧まで電
圧上昇しながら通電し、被塗物が第2次通電用電極グル
ープの前を通過するとき、当該電極と被塗物間に第2次
通電に相当する電圧をかけることを特徴とする連続電着
装置。
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---|---|---|---|
JP23762598A JP3877442B2 (ja) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | 電着塗装方法および連続電着装置 |
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---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-08-24 JP JP23762598A patent/JP3877442B2/ja not_active Expired - Fee Related
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