JP2000063681A5 - - Google Patents

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JP2000063681A5 JP1998238239A JP23823998A JP2000063681A5 JP 2000063681 A5 JP2000063681 A5 JP 2000063681A5 JP 1998238239 A JP1998238239 A JP 1998238239A JP 23823998 A JP23823998 A JP 23823998A JP 2000063681 A5 JP2000063681 A5 JP 2000063681A5
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(B)成分のカルバシラトラン誘導体は、本組成物の硬化前の流動性を悪化させず、硬化後の基材に対する密着性や接着性を向上させるための成分であり、一般式:
Figure 2000063681
で表される。上式中のR1はアルキル基またはアルコキシ基であり、R1のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基が例示され、R1のアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基が例示される。また、上式中のR2は同じか、または異なり、一般式:
−R4−SiR5 a(OR6)3-a
で表される基、もしくは一般式:
−R7−O−R8
で表される基である。上式中のR4はアルキレン基またはアルキレオオキシアルキレン基であり、R4のアルキレン基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、ヘプチレン基、オクチレン基が例示され、好ましくは、ブチレン基、オクチレン基である。また、R4のアルキレンオキシアルキレン基としては、メチレンオキシエチレン基、メチレンオキシプロピレン基、メチレンオキシブチレン基、エチレンオキシエチレン基、エチレンオキシプロピレン基が例示され、好ましくは、メチレンオキシプロピレン基である。また、上式中のR5は一価炭化水素基であり、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基;ビニル基、アリル基、ブテニル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル基等のアリール基が例示され、好ましくは、メチル基である。また、上式中のR6はアルキルであり、メチル基、エチル基、プロピル基が例示され、好ましくは、メチル基、エチル基である。また、上式中のaは0、1、または2であり、好ましくは、0である。また、上式中のR7はアルキレン基であり、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、ヘプチレン基、オクチレン基が例示され、好ましくは、メチレン基である。また、上式中のR8はアルキル基、アルケニル基、またはアシル基であり、R8のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基が例示され、R8のアルケニル基としては、ビニル基、アリル基、ブテニル基が例示され、R8のアシル基としては、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、アクリロイル基、メタクリロイル基が例示される。好ましくは、R8はアリル基、またはメタクリロイル基である。このようなR2としては、例えば、
Figure 2000063681
で表される基が挙げられる。また、上式中のR3は同じか、または異なり、水素原子もしくはアルキル基であり、R3のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基が例示される。好ましくは、R3はすべて水素原子である。
このアミノ基含有アルコキシシランは、エポキシ化合物のエポキシ環を開裂するための反応剤として作用し、さらに、この反応により生成した水酸基とこのアルコキシシラン中のアルコキシ基とのアルコール交換反応により環化するための原料である。このアルコキシシラン中のR3は同じか、または異な、水素原子もしくはアルキル基であり、前記と同様の基が例示され、好ましくは、すべて水素原子である。また、R9はアルキル基またはアルコキシ基であり、R9のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基が例示され、R9のアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基が例示され、好ましくは、メトキシ基、エトキシ基である。また、R10は同じか、または異なるアルキル基であり、メチル基、エチル基、プロピル基が例示され、好ましくは、メチル基、エチル基である。このようなアミノ基含有アルコキシシランとしては、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシランが例示される。
また、このエポキシ化合物は、得られるカルバシラトラン誘導体に特徴的な官能性の基を導入するための原料である。このエポキシ化合物中のR3は同じか、または異なり、水素原子もしくはアルキル基であり、前記と同様の基が例示され、好ましくは、すべて水素原子である。また、R11は一般式:
−R4−SiR5 a(OR6)3-a
で表される基、もしくは一般式:
−R7−O−R8
で表される基である。上式中のR4はアルキレン基またはアルキレオオキシアルキレン基であり、前記と同様の基が例示される。また、上式中のR5は一価炭化水素基であり、前記と同様の基が例示され、好ましくは、メチル基である。また、上式中のR6はアルキルであり、前記と同様の基が例示され、好ましくは、メチル基、エチル基である。また、上式中のaは0、1、または2であり、好ましくは、0である。また、上式中のR7はアルキレン基であり、前記と同様の基が例示され、好ましくは、メチレン基である。また、上式中のR8はアルキル基、アルケニル基、またはアシル基であり、前記と同様の基が例示され、好ましくは、アリル基、またはメタクリロイル基である。このようなR11としては、前記のR2と同様の基が例示される。そして、このようなエポキシ化合物としては、4−オキシラニルブチルトリメトキシシラン、8−オキシラニルオクチルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、アリルグリシジルエーテル、グリシジルメタクリレートが例示される。
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