JP2000063525A - 延伸可能な共重合ポリシラン及びそれからなる延伸フィルム - Google Patents
延伸可能な共重合ポリシラン及びそれからなる延伸フィルムInfo
- Publication number
- JP2000063525A JP2000063525A JP10231459A JP23145998A JP2000063525A JP 2000063525 A JP2000063525 A JP 2000063525A JP 10231459 A JP10231459 A JP 10231459A JP 23145998 A JP23145998 A JP 23145998A JP 2000063525 A JP2000063525 A JP 2000063525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polysilane
- stretched film
- film
- stretchable
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 延伸可能な新規なポリシラン及びそれからな
る延伸フィルムを提供する。 【解決手段】 ジメチルシラン単位Aとメチルプロピル
シラン単位Bとからなり、該ジメチルシラン単位Aの含
有量[A]と該メチルプロピルシラン単位Bの含有量
[B]との重量比[A]/[B]が3/7〜6/4の範
囲にあり、かつその数平均分子量が50,000以上で
あることを特徴とする延伸可能な共重合ポリシラン。及
び前記共重合ポリシランからなる延伸フィルム。
る延伸フィルムを提供する。 【解決手段】 ジメチルシラン単位Aとメチルプロピル
シラン単位Bとからなり、該ジメチルシラン単位Aの含
有量[A]と該メチルプロピルシラン単位Bの含有量
[B]との重量比[A]/[B]が3/7〜6/4の範
囲にあり、かつその数平均分子量が50,000以上で
あることを特徴とする延伸可能な共重合ポリシラン。及
び前記共重合ポリシランからなる延伸フィルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は延伸可能な共重合ポ
リシラン及びそれからなる延伸フィルムに関するもので
ある。
リシラン及びそれからなる延伸フィルムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ポリシラン配向膜は、偏光フィルター、
導電材料、レジスト用材料としての利用が期待されてい
る。フリースタンディングの配向膜を作製する場合に
は、そのポリシランは延伸可能であることが必要であ
る。しかしながら、従来のポリシランの場合、その多く
は延伸不能のもので、そのポリシランをフィルム化し、
延伸するときに、そのフィルムは延伸過程で容易に破断
してしまう。高倍率まで延伸可能のポリシランとして
は、高分子量のポリメチルエチルシランが知られている
にすぎず[H.Kyotani et al.,Pol
ym.Prepr.,Jpn.,44,1543(19
95)]、各種物性の配向膜を得る点から、種々のポリ
シラン単位、共重合組成からなる延伸可能のポリシラン
の開発が望まれている。
導電材料、レジスト用材料としての利用が期待されてい
る。フリースタンディングの配向膜を作製する場合に
は、そのポリシランは延伸可能であることが必要であ
る。しかしながら、従来のポリシランの場合、その多く
は延伸不能のもので、そのポリシランをフィルム化し、
延伸するときに、そのフィルムは延伸過程で容易に破断
してしまう。高倍率まで延伸可能のポリシランとして
は、高分子量のポリメチルエチルシランが知られている
にすぎず[H.Kyotani et al.,Pol
ym.Prepr.,Jpn.,44,1543(19
95)]、各種物性の配向膜を得る点から、種々のポリ
シラン単位、共重合組成からなる延伸可能のポリシラン
の開発が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、延伸可能な
新規なポリシラン及びそれからなる延伸フィルムを提供
することをその課題とする。
新規なポリシラン及びそれからなる延伸フィルムを提供
することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、ジメチルシラン単位
Aとメチルプロピルシラン単位Bとからなり、該ジメチ
ルシラン単位Aの含有量[A]と該メチルプロピルシラ
ン単位Bの含有量[B]との重量比[A]/[B]が3
/7〜6/4の範囲にあり、かつその数平均分子量が5
0,000以上であることを特徴とする延伸可能な共重
合ポリシランが提供される。また、本発明によれば、前
記共重合ポリシランからなる延伸フィルムが提供され
る。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、ジメチルシラン単位
Aとメチルプロピルシラン単位Bとからなり、該ジメチ
ルシラン単位Aの含有量[A]と該メチルプロピルシラ
ン単位Bの含有量[B]との重量比[A]/[B]が3
/7〜6/4の範囲にあり、かつその数平均分子量が5
0,000以上であることを特徴とする延伸可能な共重
合ポリシランが提供される。また、本発明によれば、前
記共重合ポリシランからなる延伸フィルムが提供され
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の共重合ポリシランは、下
記構造式(1)
記構造式(1)
【化1】
(式中、Meはメチル基を示す)で表されるジメチルシ
ラン単位Aと、下記構造式(2)
ラン単位Aと、下記構造式(2)
【化2】
(式中、Meはメチル基を示し、Prはプロピル基、好
ましくはn−プロピル基を示す)で表されるメチルプロ
ピルシラン単位Bとからなり、そのジメチルシラン単位
A(以下、単に単位Aとも言う)の含有量[A]とメチ
ルプロピルシラン単位B(以下、単に単位Bとも言う)
の含有量[B]との重量比[A]/[B]は3/7〜6
/4、好ましくは5/5〜6/4の範囲にある。またそ
の数平均分子量は、50,000以上、好ましくは7
0,000以上である。前記重量比[A]/[B]が前
記範囲より小さくなると、得られる共重合ポリシラン
は、室温付近で柔軟な固体となり、フリースタンディン
グ膜として優れた力学特性は期待できない。一方、前記
範囲より大きくなると、共重合ポリシラン中の高分子量
成分が不溶不融となるため、キャスト膜を作製すること
ができなくなる。また、共重合ポリシランの分子量が前
記範囲より低くなると、張力を加えると容易に破断し、
延伸膜を作製することができなくなる。本発明の共重合
ポリシランの数平均分子量の上限値は、特に制約され
ず、通常、100万程度である。
ましくはn−プロピル基を示す)で表されるメチルプロ
ピルシラン単位Bとからなり、そのジメチルシラン単位
A(以下、単に単位Aとも言う)の含有量[A]とメチ
ルプロピルシラン単位B(以下、単に単位Bとも言う)
の含有量[B]との重量比[A]/[B]は3/7〜6
/4、好ましくは5/5〜6/4の範囲にある。またそ
の数平均分子量は、50,000以上、好ましくは7
0,000以上である。前記重量比[A]/[B]が前
記範囲より小さくなると、得られる共重合ポリシラン
は、室温付近で柔軟な固体となり、フリースタンディン
グ膜として優れた力学特性は期待できない。一方、前記
範囲より大きくなると、共重合ポリシラン中の高分子量
成分が不溶不融となるため、キャスト膜を作製すること
ができなくなる。また、共重合ポリシランの分子量が前
記範囲より低くなると、張力を加えると容易に破断し、
延伸膜を作製することができなくなる。本発明の共重合
ポリシランの数平均分子量の上限値は、特に制約され
ず、通常、100万程度である。
【0006】本発明の共重合ポリシランを合成するに
は、ジメチルジクロロシランとメチルプロピルジクロロ
シランとをナトリウム触媒の存在下で重縮合させる。こ
の場合、反応溶媒として、トルエン等の芳香族炭化水素
が用いられ、その反応温度は110℃程度である。この
合成法では、得られる共重合ポリシランの組成は、使用
した原料モノマー比に対応する。前記のようにして共重
合ポリシランを合成する場合、その数平均分子量が小さ
い場合には、分子量分別法により、低分子量分をカット
することにより、所定の数平均分子量を有する共重合ポ
リシランを得ることができる。
は、ジメチルジクロロシランとメチルプロピルジクロロ
シランとをナトリウム触媒の存在下で重縮合させる。こ
の場合、反応溶媒として、トルエン等の芳香族炭化水素
が用いられ、その反応温度は110℃程度である。この
合成法では、得られる共重合ポリシランの組成は、使用
した原料モノマー比に対応する。前記のようにして共重
合ポリシランを合成する場合、その数平均分子量が小さ
い場合には、分子量分別法により、低分子量分をカット
することにより、所定の数平均分子量を有する共重合ポ
リシランを得ることができる。
【0007】本発明の共重合ポリシランは、延伸可能の
もので、フィルム成形した後、延伸して、延伸フィルム
とすることができる。また、このものは、溶媒可溶性を
有し、トルエン等の有機溶媒に溶解させて有機溶媒溶液
とすることができる。
もので、フィルム成形した後、延伸して、延伸フィルム
とすることができる。また、このものは、溶媒可溶性を
有し、トルエン等の有機溶媒に溶解させて有機溶媒溶液
とすることができる。
【0008】本発明の共重合ポリシランを用いて成形物
を形成する場合、その方法としては、共重合ポリシラン
の有機溶媒溶液をキャスティング法によりフィルムに成
形する方法や、熱成形法(押出し成形や、射出成形、プ
レス成形等)によりフィルムや容器等の成形物に成形す
る方法が採用される。
を形成する場合、その方法としては、共重合ポリシラン
の有機溶媒溶液をキャスティング法によりフィルムに成
形する方法や、熱成形法(押出し成形や、射出成形、プ
レス成形等)によりフィルムや容器等の成形物に成形す
る方法が採用される。
【0009】本発明の共重合ポリシランから形成された
フィルムは、これを1軸方向に延伸して延伸フィルムと
することができる。この場合の延伸温度は40〜78
℃、好ましくは65〜75℃である。また、その延伸倍
率は4〜8倍、好ましくは6〜8倍である。延伸フィル
ムの厚さは特に制約されないが、5〜100μm、好ま
しくは10〜20μmである。このようにして得られる
延伸フィルムは、70〜80℃の温度で5〜15分間熱
処理するのが好ましく、これにより熱安定性のよい延伸
フィルムを得ることができる。
フィルムは、これを1軸方向に延伸して延伸フィルムと
することができる。この場合の延伸温度は40〜78
℃、好ましくは65〜75℃である。また、その延伸倍
率は4〜8倍、好ましくは6〜8倍である。延伸フィル
ムの厚さは特に制約されないが、5〜100μm、好ま
しくは10〜20μmである。このようにして得られる
延伸フィルムは、70〜80℃の温度で5〜15分間熱
処理するのが好ましく、これにより熱安定性のよい延伸
フィルムを得ることができる。
【0010】本発明の共重合ポリシランからなる延伸フ
ィルムは、その末延伸フィルムに比べて、動的弾性率
や、強度等の物性が大幅に向上し、また偏光機能を示す
ものである。
ィルムは、その末延伸フィルムに比べて、動的弾性率
や、強度等の物性が大幅に向上し、また偏光機能を示す
ものである。
【0011】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。
する。
【0012】実施例1
(共重合ポリシランの合成)110℃に加熱したトルエ
ン50ml中にナトリウム3.66gと触媒としてジグ
リム1mlを分散させ、このナトリウムが分散したトル
エン中に、ジメチルジクロロシラン4.4mlとメチル
−n−プロピルジクロロシラン5.5mlとの混合物を
25℃で5分間かけて滴下した。その後、反応系を11
0℃に保って4時間かけて重合反応を行った。次に、こ
のようにして得た共重合ポリシランのトルエン溶液に2
−プロパノールを加えて共重合ポリシランを固体として
析出させ、これをろ過して、水で洗浄して塩を除去し
た。さらに、生成物をトルエン400mlに再度溶解
し、水で15回ほど洗浄した。トルエンを気化させ10
0mlに濃縮し、2−プロパノール300mlを加えて
2.1gの白色沈殿を得た。この共重合体ポリシラン
は、数平均分子量数千の成分と約10万の成分からなる
広い分子量分布を示した。この共重合体ポリシランを再
度トルエン100mlに溶解し、40mlの2−プロパ
ノールを加えて共重合体ポリシランの高分子量成分を析
出させた。得られた試料は40℃で真空乾燥した。この
操作を数回繰り返すことにより、数平均分子量約10万
の試料を分別した。また、その組成をNMRで調べる
と、ジメチルシラン単位Aとメチル−n−プロピルシラ
ン単位Bとが組成比ほぼ1:1で共重合したものである
ことが確かめられた。
ン50ml中にナトリウム3.66gと触媒としてジグ
リム1mlを分散させ、このナトリウムが分散したトル
エン中に、ジメチルジクロロシラン4.4mlとメチル
−n−プロピルジクロロシラン5.5mlとの混合物を
25℃で5分間かけて滴下した。その後、反応系を11
0℃に保って4時間かけて重合反応を行った。次に、こ
のようにして得た共重合ポリシランのトルエン溶液に2
−プロパノールを加えて共重合ポリシランを固体として
析出させ、これをろ過して、水で洗浄して塩を除去し
た。さらに、生成物をトルエン400mlに再度溶解
し、水で15回ほど洗浄した。トルエンを気化させ10
0mlに濃縮し、2−プロパノール300mlを加えて
2.1gの白色沈殿を得た。この共重合体ポリシラン
は、数平均分子量数千の成分と約10万の成分からなる
広い分子量分布を示した。この共重合体ポリシランを再
度トルエン100mlに溶解し、40mlの2−プロパ
ノールを加えて共重合体ポリシランの高分子量成分を析
出させた。得られた試料は40℃で真空乾燥した。この
操作を数回繰り返すことにより、数平均分子量約10万
の試料を分別した。また、その組成をNMRで調べる
と、ジメチルシラン単位Aとメチル−n−プロピルシラ
ン単位Bとが組成比ほぼ1:1で共重合したものである
ことが確かめられた。
【0013】実施例2
(延伸フィルムの作製)前記で得た数平均分子量が約1
0万の共重合ポリシラン100mgをヘキサン1mlに
溶解させて溶液とし、この溶液を30℃でキャスト法に
より製膜して、厚さ40μmの共重合ポリシランからな
るフィルムを作製した。次に、このフィルムから試料テ
ープを切り出し、これをチャックにはさみ、70℃で延
伸速度100%/minで1軸方向に約7倍延伸した
後、80℃で5分間熱処理した。
0万の共重合ポリシラン100mgをヘキサン1mlに
溶解させて溶液とし、この溶液を30℃でキャスト法に
より製膜して、厚さ40μmの共重合ポリシランからな
るフィルムを作製した。次に、このフィルムから試料テ
ープを切り出し、これをチャックにはさみ、70℃で延
伸速度100%/minで1軸方向に約7倍延伸した
後、80℃で5分間熱処理した。
【0014】実施例3
(共重合ポリシランの熱分析)実施例1で得た共重合ポ
リシランを用いて、その示差走査熱量分析(DSC)を
行ったところ、そのDSC曲線には、70〜120℃付
近のブロードな吸熱と80〜90℃のシャープな吸熱が
見られ、2種類の転移が存在することが確認された。
リシランを用いて、その示差走査熱量分析(DSC)を
行ったところ、そのDSC曲線には、70〜120℃付
近のブロードな吸熱と80〜90℃のシャープな吸熱が
見られ、2種類の転移が存在することが確認された。
【0015】実施例4
(延伸フィルムの物性測定)実施例2で得た試料テープ
(幅1mm、長さ20mm、厚さ15〜22μm)を用
いて、その動的弾性率を測定したところ、室温における
その値は2〜3GPaであり、−150℃におけるその
値は13GPaであり、いずれの値も未延伸フィルムに
比べて、約1桁増加していることが確認された。また、
その延伸フィルムを広角X線回析したところ、高配向し
ていることが確認された。即ち、その広角X線回析プロ
フィールを解析すると、その赤道反射には2θ=11.
3°、15.8°に反射が観測され、その子午線プロフ
ィールには、2θ=47.3°に全トランスコンホメー
ションに特有の反射が観測されている。2θ=47.3
°の反射強度の方位角依存性からHermans−St
einの配向関数(f=(3<cos2φ>−1)/
2)を求めたところ、その配向関数fは0.94であ
り、そのフィルムは高配向していることが確認された。
(幅1mm、長さ20mm、厚さ15〜22μm)を用
いて、その動的弾性率を測定したところ、室温における
その値は2〜3GPaであり、−150℃におけるその
値は13GPaであり、いずれの値も未延伸フィルムに
比べて、約1桁増加していることが確認された。また、
その延伸フィルムを広角X線回析したところ、高配向し
ていることが確認された。即ち、その広角X線回析プロ
フィールを解析すると、その赤道反射には2θ=11.
3°、15.8°に反射が観測され、その子午線プロフ
ィールには、2θ=47.3°に全トランスコンホメー
ションに特有の反射が観測されている。2θ=47.3
°の反射強度の方位角依存性からHermans−St
einの配向関数(f=(3<cos2φ>−1)/
2)を求めたところ、その配向関数fは0.94であ
り、そのフィルムは高配向していることが確認された。
【0016】
【発明の効果】本発明の共重合ポリシランは延伸可能な
もので、このものをフィルムに成形し、そのフィルムを
延伸する際に破断することはない。本発明の共重合ポリ
シランからなる延伸フィルムは、高配向性のもので、優
れた力学特性と偏光特性をもつフリースタンディングの
配向膜として、偏光フィルター等の光学材料への適用が
期待できる。
もので、このものをフィルムに成形し、そのフィルムを
延伸する際に破断することはない。本発明の共重合ポリ
シランからなる延伸フィルムは、高配向性のもので、優
れた力学特性と偏光特性をもつフリースタンディングの
配向膜として、偏光フィルター等の光学材料への適用が
期待できる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 田辺 義一
茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術院
物質工学工業技術研究所内
(72)発明者 京谷 裕子
茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術院
物質工学工業技術研究所内
(72)発明者 吉田 三喜子
茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術院
物質工学工業技術研究所内
Fターム(参考) 4F071 AA66 AA66X AA76 AF14
AF20 AF35 AF53Y AH12
BB02 BB06 BB07 BC01
4J035 JA01 JB10 LA03 LB20
Claims (2)
- 【請求項1】 ジメチルシラン単位Aとメチルプロピル
シラン単位Bとからなり、該ジメチルシラン単位Aの含
有量[A]と該メチルプロピルシラン単位Bの含有量
[B]との重量比[A]/[B]が3/7〜6/4の範
囲にあり、かつその数平均分子量が50,000以上で
あることを特徴とする延伸可能な共重合ポリシラン。 - 【請求項2】 請求項1の共重合ポリシランからなる延
伸フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23145998A JP2931979B1 (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | 延伸可能な共重合ポリシラン及びそれからなる延伸フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23145998A JP2931979B1 (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | 延伸可能な共重合ポリシラン及びそれからなる延伸フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2931979B1 JP2931979B1 (ja) | 1999-08-09 |
JP2000063525A true JP2000063525A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=16923851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23145998A Expired - Lifetime JP2931979B1 (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | 延伸可能な共重合ポリシラン及びそれからなる延伸フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2931979B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010253774A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Gunma Univ | ポリテトラメチル−p−シルフェニレンシロキサンの延伸フィルムの製造法 |
-
1998
- 1998-08-18 JP JP23145998A patent/JP2931979B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010253774A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Gunma Univ | ポリテトラメチル−p−シルフェニレンシロキサンの延伸フィルムの製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2931979B1 (ja) | 1999-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105218813B (zh) | 二酸酐与聚酰亚胺 | |
TWI283248B (en) | Improved mass polymerized rubber-modified monovinylidene aromatic copolymer compositions | |
CN110790937A (zh) | 一种含硼氧键的可修复、易溶解有机硅弹性体及其制备方法 | |
JPH0425505A (ja) | シクロデキストリンポリマー及びシクロデキストリン膜の製造方法 | |
JPH0910567A (ja) | 新規なスルホン化ポリイミド気体分離膜 | |
JPH05178989A (ja) | アニリン系共重合体スルホン化物とその製法 | |
Hilger et al. | New multiphase thermoplastic elastomers by combination of covalent and association‐chain structures | |
KR102060190B1 (ko) | 폴리이미드계 랜덤 공중합체 및 이를 포함하는 폴리이미드계 필름 | |
JP5901776B2 (ja) | カルボニル官能基化ポリシリコーンをベースとする導電性ポリマー材料およびそれらの調製方法 | |
Park et al. | Synthesis and characterization of new diphenylfluorene‐based aromatic polyazomethines | |
Lu et al. | Synthesis and property investigation of poly (arylene ether) s with pendant cyclohexyl units | |
JP2000063525A (ja) | 延伸可能な共重合ポリシラン及びそれからなる延伸フィルム | |
CA2041288A1 (en) | Membranes formed from rigid polyarylates | |
Kaneko et al. | Polypeptide gels incorporating the exotic functional aromatic amino acid 4-amino-l-phenylalanine | |
JPH04122714A (ja) | 高分子量エポキシ樹脂の製造方法 | |
EP3626766A1 (en) | Polyamide-imide resin film | |
JP6798673B2 (ja) | 保護膜前駆体液、保護膜形成方法、および複合体 | |
Meenu et al. | Synthesis of organic–inorganic chiral block poly (methylphenylsilane) functional polymers, and study of their optical and chiroptical properties | |
JPH0296101A (ja) | 偏光性フィルムの製造方法 | |
Terraza et al. | Silarylene-containing oligo (ether-amide) s based on bis (4-(4-amino phenoxy) phenyl) dimethylsilane. Effect of the dicarboxylic acid structure on some properties | |
JPH11140186A (ja) | 光反応性溶媒可溶型ポリイミド | |
TWI303641B (en) | Water soluble conducting copolymer grafted with polyaniline and method for preparing the same | |
JP3051466B2 (ja) | フッ素含有アラミドブロック共重合体およびその製造方法 | |
Ren et al. | Novel semi-aromatic polyamides containing ether bond and pendant methyl group: synthesis and properties | |
Haldar et al. | POSS end‐linked peptide‐functionalized poly (ɛ‐caprolactone) s and their inclusion complexes with α‐cyclodextrin |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |