JP2000062562A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

頭部保護エアバッグ装置

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JP2000062562A
JP2000062562A JP10238598A JP23859898A JP2000062562A JP 2000062562 A JP2000062562 A JP 2000062562A JP 10238598 A JP10238598 A JP 10238598A JP 23859898 A JP23859898 A JP 23859898A JP 2000062562 A JP2000062562 A JP 2000062562A
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airbag bag
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airbag
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Takuya Otsuka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の増加を抑えた構成で、乗員頭部と
車室内側部との間にエアバッグ袋体を確実に展開させ
る。 【解決手段】 エアバッグ袋体16の車室内側部には、
展開誘導布52が配設されており、展開誘導布52はエ
アバッグ袋体16に共締めされルーフサイドレール28
に固定されている。展開誘導布52は折り畳まれたエア
バッグ袋体16の外周を車室内方向から包んでおり、下
方から上方へ折り返された自由端末上部52Bが車両内
側方向に向けてロール状に折り畳まれ、エアバッグ袋体
16とレールインナパネル34との間に挟持されてい
る。このため、展開誘導布52はエアバッグ袋体16の
膨張力により、エアバッグ袋体16より先にサイドドア
ガラス38と乗員頭部の間に展開するようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は頭部保護エアバッグ
装置に係り、特に車体側部への所定の高荷重作用時にイ
ンフレータからガスを噴出させ、このガスによってピラ
ーとルーフサイドレールに跨がってカーテン状に展開す
るエアバッグ袋体を備えた頭部保護エアバッグ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】車体側部への所定の高荷重作用時におけ
る前席に着座した乗員の頭部の保護性能を向上させるべ
く、フロントピラー部からルーフサイドレール部に跨が
って折り畳み状態で格納されたエアバッグ袋体を、サイ
ドウインドガラスに沿ってカーテン状に膨張させる頭部
保護エアバッグ装置が既に提案されており、その一例が
特願平9−125485号(未公開)として出願されて
いる。
【0003】図11に示される如く、この頭部保護エア
バッグ装置では、車体側部へ所定の高荷重が作用する
と、この高荷重作用状態がセンサ70によって検出され
て検出信号がセンタコントロールユニット72へ出力さ
れる。このため、センタコントロールユニット72によ
って、まず最初にプリテンショナ装置74におけるイン
フレータが作動されるようになっている。続いて、僅か
な時間差をおいて、センタコントロールユニット72か
らエアバッグ装置76におけるインフレータ78が作動
されるようになっている。すなわち、この頭部保護エア
バッグ装置では、プリテンショナ装置74が先行して作
動され、エアバッグ袋体82が引下げられた後、エアバ
ッグ装置76が作動されることになる。この結果、車体
側部への所定の高荷重作用時に乗員頭部80が車体側部
側へ慣性移動してエアバッグ袋体膨出スペースを狭める
前に、即ち、乗員頭部80が車室内側部へ慣性移動し始
めた時点で、先行してかつ極めて瞬時に乗員頭部80と
車室内側部との間にエアバッグ袋体82を展開させるこ
とができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この頭
部保護エアバッグ装置では、エアバッグ袋体引下げ手段
としてのプリテンショナ装置74を必要とするため、部
品点数が増加して、格納スペースの確保が難しいと共
に、コストアップになる。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、部品点数の増
加を抑えた構成で、乗員頭部と車室内側部との間にエア
バッグ袋体を確実に展開させることができる頭部保護エ
アバッグ装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ピラーとルーフサイドレールに跨がってカーテン状
に展開するエアバッグ袋体を備えた頭部保護エアバッグ
装置において、エアバッグ袋体展開時に、膨張展開する
エアバッグ袋体より先に車室内側部と乗員頭部の間に展
開し、膨張展開するエアバッグ袋体と乗員頭部との間に
介在するエアバッグ袋体展開誘導手段を備えたことを特
徴とする。
【0007】従って、エアバッグ袋体展開時に、エアバ
ッグ袋体展開誘導手段が、膨張展開するエアバッグ袋体
より先に車室内側部と乗員頭部の間に展開し、膨張展開
するエアバッグ袋体と乗員頭部との間に介在する。この
結果、乗員頭部が車室内側部に接近しており、エアバッ
グ袋体の展開スペースが狭い場合であっても、乗員頭部
と車室内側部との間に介在するエアバッグ袋体展開誘導
手段がガイドになって、車室内側部と乗員頭部との間
に、エアバッグ袋体を確実に展開させることができる。
また、エアバッグ袋体側に何ら変更を加える必要がなく
部品点数の増加を押さえた構成にできるため、車両への
格納性が良い。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッグ袋体
展開誘導手段は、折り畳まれたエアバッグ袋体の外周を
包む展開誘導布であり、該展開誘導布がルーフサイドレ
ールに固定されていることを特徴とする。
【0009】従って、請求項1記載の内容に加えて、エ
アバッグ袋体展開時に、エアバッグ袋体の膨張力を利用
して、展開誘導布をエアバッグ袋体より先に車室内側部
と乗員頭部の間に確実に展開させることができる。ま
た、展開誘導布をルーフサイドレールに固定するため、
展開誘導布の車体への取付が容易である。
【0010】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
頭部保護エアバッグ装置において、エアバッグ袋体とル
ーフサイドレールとの間に挟持された前記展開誘導布の
自由端末上部が車室内方向に向けてロール状に折り畳ま
れていることを特徴とする。
【0011】従って、請求項2記載の内容に加えて、展
開誘導布をルーフサイドレールの下方の車室内側部に沿
って展開させることができ、車室内側部と乗員頭部との
間に展開誘導布をより確実に介在させることが可能にな
る。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項2記載の
頭部保護エアバッグ装置において、前記展開誘導布の展
開状態での前後長は、シートの前後方向スライド全域に
おける乗員頭部重心の移動範囲をカバーできる長さに設
定されており、且つ前記展開誘導布はインフレータ側の
端末が下方へ向けて前後長が短くなるよう斜めにカット
されていることを特徴とする。
【0013】従って、請求項2記載の内容に加えて、乗
員が着座したシートの前後方向スライド位置に関係無
く、膨張展開するエアバッグ袋体と乗員頭部重心との間
に展開誘導布を介在させることができる。且つ、展開誘
導布のインフレータ側の端末は下方へ向けて前後長が短
くなるよう斜めにカットされているため、この部位が容
易に展開するので、展開誘導布によるエアバッグ袋体展
開性能への影響を小さくできる。
【0014】請求項5記載の本発明は、請求項2記載の
頭部保護エアバッグ装置において、前記展開誘導布の車
室内側表面の摩擦係数が、車室外側表面の摩擦係数より
大きいことを特徴とする。
【0015】従って、請求項2記載の内容に加えて、展
開誘導布が展開する際に、乗員頭部と接触する車室内側
表面の摩擦係数が車室外側表面の摩擦係数より大きいた
め、乗員頭部に接触した展開誘導布が、エアバッグ袋体
の展開によって乗員頭部の車室内方向へ移動するのを防
止できる。この結果、展開誘導布がガイドになって、車
室内側部と乗員頭部との間に、エアバッグ袋体を確実に
展開させることができる。また、前記展開誘導布の車室
外側表面の摩擦係数が、車室内側表面の摩擦係数より小
さいため、エアバッグ袋体の前記展開誘導布の車室外側
表面に対する摺動抵抗を小さくできる。
【0016】請求項6記載の本発明は、請求項2記載の
頭部保護エアバッグ装置において、前記展開誘導布の自
由端末部がエアバッグ袋体とルーフサイドレールとの間
に折り畳まれて挟持されると共に、前記展開誘導布の中
間部がエアバッグ袋体と車室内装材との間に折り畳まれ
て挟持されていることを特徴とする。
【0017】従って、エアバッグ袋体の膨張初期には、
エアバッグ袋体と車室内装材との間に折り畳まれて挟持
されている展開誘導布の中間部は展開するが、展開誘導
布の自由端末部は、まだ、エアバッグ袋体とルーフサイ
ドレールとの間に折り畳まれて挟持されている。その
後、エアバッグ袋体の膨張によって展開誘導布の自由端
末部がエアバッグ袋体とルーフサイドレールとの間から
外れる。このように、エアバッグ袋体より車室内側部側
に位置する展開誘導布の自由端末部が遅れて展開するた
め、エアバッグ袋体の展開方向下方側に乗員頭部が存在
する場合であっても、展開誘導布の自由端末部を車室内
側部に沿って展開させることができる。この結果、展開
誘導布がガイドになって、車室内側部と乗員頭部との間
に、エアバッグ袋体を確実に展開させることができる。
【0018】請求項7記載の本発明は、請求項2記載の
頭部保護エアバッグ装置において、前記展開誘導布の自
由端末部がルーフサイドレールとエアバッグ袋体とのう
ちの少なくと一方に対してエアバッグ袋体の所定値以上
の膨張力により破断可能に連結されており、且つ前記展
開誘導布の中間部がエアバッグ袋体と車室内装材との間
に折り畳まれて挟持されていることを特徴とする。
【0019】従って、エアバッグ袋体の膨張初期には、
エアバッグ袋体と車室内装材との間に折り畳まれて挟持
されている展開誘導布の中間部は展開するが、展開誘導
布の自由端末部は、まだ、エアバッグ袋体とルーフサイ
ドレールとの間に挟持されている。その後、展開誘導布
の自由端末部におけるルーフサイドレールとエアバッグ
袋体とのうちの少なくと一方との連結部が、エアバッグ
袋体の膨張によって破断し、展開誘導布の自由端末部が
エアバッグ袋体とルーフサイドレールとの間から引き出
される。このように、エアバッグ袋体より車室内側部側
に位置する展開誘導布の自由端末部が遅れて展開するた
め、エアバッグ袋体の展開方向下方側に乗員頭部が存在
する場合であっても、展開誘導布の自由端末部を車室内
側部に沿って展開させることができる。この結果、展開
誘導布がガイドになって、車室内側部と乗員頭部との間
に、エアバッグ袋体を確実に展開させることができる。
また、展開誘導布の自由端末部をエアバッグ袋体に連結
する場合には、展開誘導布を予めエアバッグ袋体に組付
けることができるため、車両への組付作業性が向上す
る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の頭部保護エアバッグ装置
の第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0021】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0022】図4に示される如く、本実施形態の頭部保
護エアバッグ装置10は、側突状態を検出するためのセ
ンサ12と、作動することによりガスを噴出する円柱状
のインフレータ14と、エアバッグ袋体16と、を主要
構成要素として構成されている。センサ12は、センタ
ピラー(Bピラー)18の下端部付近に配設されてお
り、所定値以上の側突荷重が車体側部に作用した場合に
側突状態を検出するようになっている。
【0023】インフレータ14はフロントピラー(Aピ
ラー)20とインストルメントパネル22との接続部付
近に配設されており、前述したセンサ12と接続されて
いる。従って、センサ12が側突状態を検出すると、イ
ンフレータ14が作動するようになっている。
【0024】エアバッグ袋体16の側面視で上下方向中
間部には、エアバッグ袋体16の前端固定点と後端固定
点とを結ぶテンションラインTを横切りエアバッグ袋体
上下方向を長手方向とする複数の非膨張部24が所定の
間隔で形成されており、これらの非膨張部24によっ
て、エアバッグ袋体展開時にテンションラインTを横切
る複数の膨張部が形成されるようになっている。
【0025】また、エアバッグ袋体16の前端部16A
は、インフレータ14から噴出されたガスが流入される
ようにインフレータ配設位置に配置されており、中間部
16Bの上端縁部はフロントピラー20及びルーフサイ
ドレール28に沿って配置され、後端部16Cの上端縁
部はクォータピラー(Cピラー)30付近に配置されて
いる。
【0026】図5に示される如く、エアバッグ袋体16
は、略上下方向へ折り畳まれて長尺状にされた上でフロ
ントピラーガーニッシュ26とルーフヘッドライニング
42とに跨がって格納されている。
【0027】図4に示される如く、エアバッグ袋体16
は、展開状態側面視において略平行四辺形状に形成され
ており、上端縁部にはベロ状の取付部35が突出形成さ
れている。これらの取付部35の略中央部には取付孔が
穿設されており、これらの取付孔のピッチは、ボデー側
の取付穴のピッチよりも長く、且つ、エアバッグ袋体展
開時に、フロントピラー20及びルーフサイドレール2
8を隙間無く覆うことができる長さ以下に設定されてい
る。
【0028】図1に示される如く、ルーフサイドレール
28は、車室外側へ比較的大きく突出された断面略ハッ
ト形状のレールアウタパネル32と、車室内側へ比較的
大きく突出された断面略ハット形状のレールインナパネ
ル34と、レールアウタパネル32とレールインナパネ
ル34との間に挟持されたレールリインフォース36
と、によって構成されている。これらのレールアウタパ
ネル32、レールインナパネル34、及びレールリイン
フォース36の各上下両端部は溶接により接合されてお
り、閉断面を構成している。また、前記三者によって構
成されるルーフサイドレール28の上端部28Aにはル
ーフパネル46の車両幅方向外側端部46Aが溶接によ
り接合されている。
【0029】エアバッグ袋体16は車室内側部としての
サイドドアガラス38の車室内側面38Aに対して略直
角方向に蛇腹状に折り畳まれており、折り畳まれたエア
バッグ袋体16はルーフヘッドライニング42の車幅方
向外側部42Aとレールインナパネル34との間に格納
されている。なお、ルーフヘッドライニング42の車幅
方向外側部42Aの先端部は、ルーフサイドレール28
の下端部28Bに配設されたウエザストリップ44に係
合されている。
【0030】従って、エアバッグ袋体展開時には、図2
に示される如く、エアバッグ袋体16の膨張圧により、
ルーフヘッドライニング42の車幅方向外側部42Aが
車室内側へ押し広げられ、この隙間からエアバッグ袋体
16が車室内に展開するようになっている。
【0031】図1に示される如く、エアバッグ袋体16
の取付部35は、取付部35に穿設された取付孔47
と、レールインナパネル34に穿設された取付孔49と
に挿通された締結固定としてのボルト48と、レールイ
ンナパネル34に固定された締結固定としてのウエルド
ナット50によって、レールインナパネル34に締結固
定されている。
【0032】また、エアバッグ袋体16の車室内側部に
は、エアバッグ袋体展開誘導手段としての展開誘導布5
2が配設されており、展開誘導布52の上端縁部52A
に穿設された貫通孔54にもボルト48が挿通され、展
開誘導布52はエアバッグ袋体16に共締めされ、ルー
フサイドレール28に固定されている。
【0033】展開誘導布52は折り畳まれたエアバッグ
袋体16の外周を車室内方向から包んでおり、下方から
上方へ折り返された自由端末上部52Bが車両内側方向
(図1の矢印A方向)に向けてロール状に折り畳まれ、
エアバッグ袋体16とレールインナパネル34との間に
挟持されている。
【0034】従って、エアバッグ袋体展開時に、エアバ
ッグ袋体16の膨張力により、展開誘導布52の中間部
52Cが略下方(図1の矢印B方向)へ押圧される。こ
の結果、展開誘導布52をエアバッグ袋体16より先に
サイドドアガラス38の車室内側面38Aと乗員頭部6
0の間に確実に展開させることができるようになってい
る。
【0035】図4に示される如く、展開誘導布52の展
開状態での前後長は、フロントシート56の前後方向ス
ライド全域における乗員頭部重心Pの移動範囲をカバー
できる長さに設定されている。また、展開誘導布52は
インフレータ側(本実施形態では車両前方側であり、イ
ンフレータが車両後方側に配設されている場合には、車
両後方側となる)の端末52Dが下方へ向けて前後長が
短くなるよう斜めにカットされた側面視形状とされてい
る。このため、エアバッグ袋体16の膨張圧によって展
開誘導布52が展開する際には、インフレータ側の端末
52Dが容易に展開するので、展開誘導布52によるエ
アバッグ袋体16の展開性能への影響を小さくできる。
【0036】なお、展開誘導布52の展開状態での上下
長は、下端が小柄な大人乗員の頭部重心に達する長さに
設定されている。
【0037】図2に示される如く、展開誘導布52の車
室内側表面52Eには、シリコンコートが施されてお
り、車室内側表面52Eの摩擦係数が、車室外側表面5
2Fの摩擦係数より大きくなっている。この結果、摩擦
係数が大きい車室内側表面52Eが乗員頭部60に接触
することで、エアバッグ袋体16の展開によって、展開
誘導布52が、乗員頭部60の車室内方向(図2の矢印
C方向)へ移動するのを防止できるようになっている。
【0038】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0039】本実施形態では、車体側部に所定値以上の
側突荷重が作用すると、側面衝突されたことがセンサ1
2によって検出される。このため、インフレータ14が
作動して、所定量のガスが噴出される。これにより、エ
アバッグ袋体16が膨張し始め、膨張したエアバッグ袋
体16は、Aピラー20のピラーガーニッシュ26及び
ルーフヘッドライニング42の車幅方向外側部42Aを
押し開きながら、Aピラー20とルーフサイドレール2
8の下方に車両前方側から車両後方側へ向かってカーテ
ン状に膨出する。
【0040】この際、本実施形態では、エアバッグ袋体
16の膨張力により、展開誘導布52の中間部52Cが
略下方(図1の矢印B方向)へ押圧される。この結果、
展開誘導布52はエアバッグ袋体16より先にサイドド
アガラス38の車室内側面38Aと乗員頭部60の間に
確実に展開し、サイドドアガラス38の車室内側面38
Aと乗員頭部60の間に介在する。従って、図2に示さ
れる如く、乗員頭部60がサイドドアガラス38に接近
しており、エアバッグ袋体16の展開スペースが狭い場
合であっても、この狭いスペースに展開誘導布52が入
り込み、その後、この展開誘導布52をガイドにして、
図3に示される如く、サイドドアガラス38の車室内側
面38Aと乗員頭部60との間に、エアバッグ袋体16
を確実に展開させることができる。このため、エアバッ
グ袋体16による乗員頭部60の保護性能を向上させる
ことができる。
【0041】また、本実施形態ではエアバッグ袋体展開
時に、エアバッグ袋体16の膨張力を利用して、展開誘
導布52をエアバッグ袋体16より先にサイドドアガラ
ス38の車室内側面38Aと乗員頭部60との間に展開
させる構成のため、エアバッグ袋体側に何ら変更を加え
る必要がないと共に、部品点数の増加を押さえた構成に
できる。この結果、格納スペースを大きく取る必要もな
く車両への格納性が良い。また、展開誘導布52をレー
ルインナパネル34に固定するため、展開誘導布52の
車体への取付が容易である。
【0042】また、本実施形態では、展開誘導布52の
自由端末上部52Bを車室内方向に向けてロール状に折
り畳み、エアバッグ袋体16とレールインナパネル34
との間に挟持したため、展開誘導布52をレールインナ
パネル34の下方のサイドドアガラス38の車室内側面
38Aに沿って展開させることができ、サイドドアガラ
ス38の車室内側面38Aと乗員頭部60との間に展開
誘導布52をより確実に介在させることが可能になる。
【0043】また、本実施形態では、展開誘導布52の
展開状態での前後長が、フロントシート56の前後方向
スライド全域における乗員頭部重心Pの移動可能範囲を
カバーできる長さに設定されているため、エアバッグ袋
体展開状態では、フロントシート56の前後方向のスラ
イド位置に関係無く、膨張展開するエアバッグ袋体16
と乗員頭部60との間に展開誘導布52を介在させるこ
とができる。且つ、展開誘導布52のインフレータ側の
端末52Dは下方へ向けて前後長が短くなるよう斜めに
カットされているため、この部位が容易に展開する。こ
の結果、展開誘導布52によるエアバッグ袋体展開性能
への影響を小さくできる。
【0044】また、本実施形態では、展開誘導布52に
沿ってエアバッグ袋体16が展開する際に、乗員頭部6
0と接触する車室内側表面52Eの摩擦係数が、車室外
側表面52Fの摩擦係数より大きいため、乗員頭部60
に接触した展開誘導布52が、エアバッグ袋体16の展
開によって、乗員頭部60の車室内方向(図2の矢印C
方向)へ移動するのを防止できる。この結果、展開誘導
布52がガイドになって、サイドドアガラス38の車室
内側面38Aと乗員頭部60との間に、エアバッグ袋体
16を確実に展開させることができる。また、展開誘導
布52の車室外側表面52Fの摩擦係数が、車室内側表
面52Eの摩擦係数より小さいため、エアバッグ袋体1
6の展開誘導布52の車室外側表面52Fに対する摺動
抵抗を小さくできる。
【0045】次に、本発明の頭部保護エアバッグ装置の
第2実施形態を図6及び図7に従って説明する。
【0046】図6に示される如く、本実施形態では、折
り畳まれたエアバッグ袋体16とレールインナパネル3
4とに挟持された展開誘導布52の自由端末部52G
が、略上下方向に折り返され蛇腹状に折り畳まれてい
る。また、折り畳まれたエアバッグ袋体16とルーフヘ
ッドライニング42との間に配設された展開誘導布52
の中間部52Hも略上下方向に折り返され蛇腹状に折り
畳まれている。
【0047】従って、エアバッグ袋体展開時に、エアバ
ッグ袋体16の膨張力により、展開誘導布52が略下方
へ押圧されると、先ず、図7に示される如く、展開誘導
布52の中間部52Hのみが展開して、エアバッグ袋体
16とレールインナパネル34とに挟持された自由端末
部52Gは殆ど展開しない。その後、エアバッグ袋体1
6がさらに展開すると、図7に二点鎖線で示すように、
展開誘導布52の自由端末部52Gが、挟持位置から開
放されるようになっている。
【0048】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0049】本実施形態では、エアバッグ袋体展開時
に、エアバッグ袋体16の膨張力により、展開誘導布5
2が略下方へ押圧されると、図7に示される如く、展開
誘導布52の中間部52Hのみが展開して、エアバッグ
袋体16とレールインナパネル34とに挟持された自由
端末部52Gは殆ど展開しない。その後、エアバッグ袋
体16がさらに展開すると、図7に二点鎖線で示すよう
に、展開誘導布52の自由端末部52Gが、挟持位置か
ら開放される。
【0050】この結果、乗員頭部60がサイドドアガラ
ス38に近接している場合には、展開誘導布52の自由
端末部52Gが、中間部52Hより遅れて、乗員頭部6
0に沿って車室外方へ展開すると共に、展開誘導布52
の自由端末部52Gにガイドされたエアバッグ袋体16
が、サイドドアガラス38の車室内側面38Aと乗員頭
部60の間に確実に展開する。このため、エアバッグ袋
体16による乗員頭部60の保護性能をさらに向上させ
ることができる。
【0051】次に、本発明の頭部保護エアバッグ装置の
第3実施形態を図8及び図9に従って説明する。
【0052】なお、第2実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0053】図8に示される如く、本実施形態では、折
り畳まれたエアバッグ袋体16とレールインナパネル3
4との間において、上方へ向けて折り返された展開誘導
布52の自由端末部52Jの上端縁部に、図9に示され
る如く、車両前後方向に所定の間隔を開けてリング状の
連結部52Kが突出形成されている。これらの連結部5
2Kの首部52Lは、幅狭とされており、所定値以上の
引っ張り荷重で破断するようになっている。また、これ
らの連結部52Kにはボルト48が挿通され、ボルト4
8によってルーフサイドレール28に固定されている。
【0054】従って、エアバッグ袋体展開時に、エアバ
ッグ袋体16の膨張力により、展開誘導布52が略下方
へ押圧される。この際、第2実施形態と同様に、展開誘
導布52の中間部52Hのみが展開して、連結部52K
によりルーフサイドレール28に固定された自由端末部
52Jは展開しない。その後、エアバッグ袋体16がさ
らに展開すると、所定値以上の引っ張り荷重により、展
開誘導布52の首部52Lが破断し、自由端末部52J
が展開するようになっている。
【0055】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0056】本実施形態では、エアバッグ袋体展開時
に、エアバッグ袋体16の膨張力により、展開誘導布5
2が略下方へ押圧されると、第2実施形態と同様に、展
開誘導布52の中間部52Hのみが展開して、連結部5
2Kによりルーフサイドレール28に固定された自由端
末部52Jは展開しない。その後、エアバッグ袋体16
がさらに展開すると、所定値以上の引っ張り荷重によ
り、展開誘導布52の首部52Lが破断し、自由端末部
52Jが展開する。
【0057】この結果、第2実施形態と同様に、乗員頭
部60がサイドドアガラス38に近接している場合に
は、展開誘導布52の自由端末部52Jが、中間部52
Hより遅れて、乗員頭部60に沿って車室外方へ展開す
ると共に、展開誘導布52の自由端末部52Jにガイド
されたエアバッグ袋体16が、サイドドアガラス38の
車室内側面38Aと乗員頭部60の間に確実に展開す
る。このため、エアバッグ袋体16による乗員頭部60
の保護性能をさらに向上させることができる。
【0058】なお、本実施形態では、ルーフサイドレー
ル28に固定されてた展開誘導布52の連結部52K
が、首部52Lにおいて破断する構成としたが、これに
代えて、図10に示される如く、展開誘導布52の自由
端末部52Jの上端縁部に、凸部52Mを突出形成し、
これらの凸部52Mを、エアバッグ袋体16の膨張部1
6Dの上側に沿って形成された非膨張部16Eに、ティ
アシーム等によって連結し、これらの連結部52Nが、
エアバッグ袋体16の膨張圧によって所定値以上の引っ
張り荷重が作用した場合に破断する構成としても良い。
【0059】この場合には、第3実施形態と同様にエア
バッグ袋体16による乗員頭部60の保護性能をさらに
向上させることができると共に、展開誘導布52を予め
エアバッグ袋体16に組付けることができ、サブアッシ
ー化できるため、車両への組付作業性が向上する。
【0060】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、エアバッグ袋体展開誘導手段は展開誘導
布に限定されず、樹脂フィルム、紙等の他のエアバッグ
袋体展開誘導手段でも良い。また、展開誘導布52の車
室内側表面52Eの摩擦係数を大きくする構成は、シリ
コンコートに限定されず、ゴム等の他の材料のコーティ
ングまたは接着等による構成としても良い。また、エア
バッグ袋体は、本実施形態の前席用エアバッグ袋体に限
定されず、前後席用エアバッグ袋体または後席用エアバ
ッグ袋体としても良い。また、インフレータの配設位置
はAピラー側に限定されず、Cピラー側に配設した構成
としても良い。
【0061】
【発明の効果】上記説明した如く、請求項1記載の本発
明の頭部保護エアバッグ装置は、部品点数の増加を抑え
た構成で、乗員頭部と車室内側部との間にエアバッグ袋
体を確実に介在させることにより、エアバッグ袋体によ
る乗員頭部の保護性能を向上させることができるという
優れた効果を有する。
【0062】請求項2記載の本発明の頭部保護エアバッ
グ装置は、請求項1記載の効果に加えて、展開誘導布を
エアバッグ袋体より先に車室内側部と乗員頭部の間に確
実に展開させることができるという優れた効果を有す
る。また、展開誘導布の車体への取付が容易であるとい
う優れた効果を有する。
【0063】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
効果に加えて、展開誘導布をルーフサイドレールの下方
の車室内側部に沿って展開させることができ、車室内側
部と乗員頭部との間に展開誘導布をより確実に介在させ
ることが可能になるという優れた効果を有する。
【0064】請求項4記載の本発明は、請求項2記載の
効果に加えて、シートの前後方向スライド位置に関係無
く、膨張展開するエアバッグ袋体と乗員頭部との間に展
開誘導布を介在させることができるという優れた効果を
有する。また、展開誘導布によるエアバッグ袋体展開性
能への影響を小さくできるという優れた効果を有する。
【0065】請求項5記載の本発明は、請求項2記載の
効果に加えて、乗員頭部に接触した展開誘導布が、乗員
頭部の車室内方へ移動するのを防止できるという優れた
効果を有する。
【0066】請求項6記載の本発明は、請求項2記載の
効果に加えて、乗員頭部に接触した展開誘導布を車室内
側部と乗員頭部との間に展開させることができるという
優れた効果を有する。
【0067】請求項7記載の本発明は、請求項2記載の
効果に加えて、乗員頭部に接触した展開誘導布を車室内
側部と乗員頭部との間に展開させることができると共
に、車両への組付作業性が向上するという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図5の1−1線に沿った拡大断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置におけるエアバッグ袋体展開初期の作用説明図で
ある。
【図3】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置におけるエアバッグ袋体展開後期の作用説明図で
ある。
【図4】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置におけるエアバッグ袋体の膨張展開状態を示す概
略側面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置におけるエアバッグ袋体の格納状態を示す概略側
面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置における図1に対応する断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置におけるエアバッグ袋体展開初期の作用説明図で
ある。
【図8】本発明の第3実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置における図1に対応する断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置における格納状態にある展開誘導布の一部を示す
側面図である。
【図10】本発明の第3実施形態の変形例に係る頭部保
護エアバッグ装置における格納状態にある展開誘導布の
一部を示す側面図である。
【図11】従来の実施形態に係る頭部保護エアバッグ装
置におけるエアバッグ袋体の展開完了状態を示す概略側
面図である。
【符号の説明】
10 頭部保護エアバッグ装置 14 インフレータ 16 エアバッグ袋体 18 センタピラー(Bピラー) 20 フロントピラー(Aピラー) 28 ルーフサイドレール 34 レールインナパネル 38 サイドドアガラス 38A サイドドアガラスの車室内側面(車室内側
部) 42 ルーフヘッドライニング 52 展開誘導布(エアバッグ袋体展開誘導手段) 52B 展開誘導布の自由端末上部 52D 展開誘導布のインフレータ側端末 52E 展開誘導布の車室内側表面 52F 展開誘導布の車室外側表面 52G 展開誘導布の自由端末部 52H 展開誘導布の中間部 52J 展開誘導布の自由端末部 52K 展開誘導布の連結部 52L 展開誘導布の首部 52M 展開誘導布の凸部 52N 展開誘導布の連結部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピラーとルーフサイドレールに跨がって
    カーテン状に展開するエアバッグ袋体を備えた頭部保護
    エアバッグ装置において、 エアバッグ袋体展開時に、膨張展開するエアバッグ袋体
    より先に車室内側部と乗員頭部の間に展開し、膨張展開
    するエアバッグ袋体と乗員頭部との間に介在するエアバ
    ッグ袋体展開誘導手段を備えたことを特徴とする頭部保
    護エアバッグ装置
  2. 【請求項2】 前記エアバッグ袋体展開誘導手段は、折
    り畳まれたエアバッグ袋体の外周を包む展開誘導布であ
    り、該展開誘導布がルーフサイドレールに固定されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の頭部保護エアバッグ
    装置。
  3. 【請求項3】 エアバッグ袋体とルーフサイドレールと
    の間に挟持された前記展開誘導布の自由端末上部が車室
    内方向に向けてロール状に折り畳まれていることを特徴
    とする請求項2記載の頭部保護エアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 前記展開誘導布の展開状態での前後長
    は、シートの前後方向スライド全域における乗員頭部重
    心の移動範囲をカバーできる長さに設定されており、且
    つ前記展開誘導布はインフレータ側の端末が下方へ向け
    て前後長が短くなるよう斜めにカットされていることを
    特徴とする請求項2記載の頭部保護エアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 前記展開誘導布の車室内側表面の摩擦係
    数が、車室外側表面の摩擦係数より大きいことを特徴と
    する請求項2記載の頭部保護エアバッグ装置。
  6. 【請求項6】 前記展開誘導布の自由端末部がエアバッ
    グ袋体とルーフサイドレールとの間に折り畳まれて挟持
    されると共に、前記展開誘導布の中間部がエアバッグ袋
    体と車室内装材との間に折り畳まれて挟持されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の頭部保護エアバッグ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記展開誘導布の自由端末部がルーフサ
    イドレールとエアバッグ袋体とのうちの少なくと一方に
    対してエアバッグ袋体の所定値以上の膨張力により破断
    可能に連結されており、且つ前記展開誘導布の中間部が
    エアバッグ袋体と車室内装材との間に折り畳まれて挟持
    されていることを特徴とする請求項2記載の頭部保護エ
    アバッグ装置。
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