JP2000061890A - 柔軟性を有する部材の切断機 - Google Patents

柔軟性を有する部材の切断機

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JP2000061890A JP10247771A JP24777198A JP2000061890A JP 2000061890 A JP2000061890 A JP 2000061890A JP 10247771 A JP10247771 A JP 10247771A JP 24777198 A JP24777198 A JP 24777198A JP 2000061890 A JP2000061890 A JP 2000061890A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、柔軟性を有する部材を切断する場
合、例えばタイヤ等の切断に際し、切断時のゴムの熱を
極力減少させかつ弾力性を抑えて切断を容易にすると共
に切断面を綺麗に保つ事を課題とし、また特に鋼線を有
するタイヤの安全かつ綺麗な切断を図る事を課題とする
柔軟性を有する部材の切断機である。 【解決手段】 スライドテーブル上の切断すべき部材を
ダイヤソーに付勢させるスライドテーブル移動装置と、
切断すべき部材の端部をスプリングにより付勢したテン
ションバーに連接したクランプにより掴んで引き付け、
切断すべき部材の中央部を押さえ板により押し出し、部
材を引き延ばした状態でダイヤソーにより切断しかつ切
断時に押さえローラにより切断時の引き開かれた部材を
引き離されす柔軟を有する部材の切断機によって達成で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばゴム等の柔軟
性を有する部材を切断する場合に用いられる柔軟性を有
する部材の切断機に関し、例えば自動車等のタイヤ等の
ように柔軟材よりなる部材を検査等する場合に、その断
面状態を得る事が必要であり、この断面状態を得るため
の柔軟性を有する部材の切断機である。
【0002】
【従来の技術】従来、柔軟性を有する部材を切断する場
合には回転刃や金鋸により切断しているものである。特
に、自動車のタイヤに関してはタイヤの検査用にタイヤ
切断機を用いてタイヤを軸心方向に切断し、その断面を
用いて検査等しているものである。従って、このタイヤ
の断面を得るために、例えば回転刃や金鋸によりタイヤ
を切断することが必要である。通常の場合においては、
柔軟性を有する部材である例えばゴムを切断する場合に
は、切断されるべきゴムが熱により変形する事を防止す
るためゴムに水をかけながら時間をかけて金のこ等で切
り、その切断面を表出させていた。併せて、この切断面
を滑らかにするために切断後にサンダーをかけて平らに
するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、ゴムの切断
に際しては切断時のゴムの熱を取るために水をかけなが
ら切断するが、水をかけることにより逆に水の抵抗で刃
が止まってしまうという欠点を有していた。また、水を
かけても弾力性を有し抵抗の大きいゴムの切断時にはど
うしても熱が発生してしまうと共に例えばタイヤ等にあ
っては断層的に各種の堅さを有するゴムを使用するもの
であり切断面を綺麗に仕上げることができなかった。金
のこ等の刃面においてもゴムに挟み込まれた状態で切断
をおこなうことから、切断に時間がかかると共に刃の損
傷も大きいものとなり数回の使用で切れなくなってしま
うという欠点を有していた。
【0004】特に、現在多用されているタイヤにおいて
は例えばスティールラジアルタイヤ等のようにベルト内
に鋼線を用いていることから、この鋼線の切断がうまく
できないばかりでなく、鋼線周囲のゴムとの硬度の相違
から鋼線が綺麗に切れずかつ外表面上尖った部分やギザ
ギサとなった部分を有することとなり極めて危険なもの
となっていた。また、この鋼線の周囲のゴムも鋼線の切
断時の振動により押し広げられまた裂けてしまうものも
あり、切断面を綺麗に仕上げることができなかった。金
のこ等においても鋼線によりすぐに刃こぼれなどを起こ
し使えなくなってしまうものである。
【0005】上記のことより、切断面が綺麗にできない
ことから切断面にサンダーをかけて切断面を滑かにする
こととなるが、例えばスティールラジアルタイヤ等にお
いては鋼線の出っ張り等をならすためにサンダーをかけ
た場合には、鋼線の破片が飛び散ってしまい作業者にと
っては極めて危険なものであった。又、サンダーがけを
したとしても、鋼線と周囲のゴムの弾力及び粘性の相違
から切断面は綺麗にできず、例えば鋼線の配置状況を切
断面から正確に把握することはできなかった。
【0006】以上の通り、先ず切断面を綺麗に仕上げか
つ作業員の安全を図ると共にかつまた切断に際してのコ
ストを安くし手間を除いて時間を短縮し、例えばサンダ
ーがけなどをも省略するために、何等かの解決を望まれ
ていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点を解消
し、切断面を綺麗に表出せしめるばかりでなく、短時間
にコストをかけずかつ安全に切断するゴム等の柔軟性を
有する部材の切断機を提供するものである。即ち、水を
用いずかつサンダー等の仕上げの必要のない柔軟性を有
する部材の切断機であって切断面を綺麗に仕上げること
のできる切断機を提供するものである。かかるため、先
ず請求項1にかかる発明は、スライドテーブル上に柔軟
性を有する切断すべき部材を載置して該部材を押さえ装
置により把持しダイヤソーにより切断する切断機であっ
て、スライドテーブル上の柔軟性を有する切断すべき部
材をダイヤソーに付勢させるスライドテーブル移動装置
と、切断すべき部材の端部をスプリングにより付勢した
テンションバーに連接したクランプにより掴んで引き付
けると共に切断すべき部材の中央部を押さえ板により押
し出す押さえ装置と、ダイヤソーの両側部に配設し切断
すべき部材の切断時のスライドテーブル上の位置を規制
する押さえローラとを有し、前記押さえ装置により柔軟
性を有する部材を引き延ばした状態でダイヤソーにより
切断すると共に切断時にスライドテーブル上の柔軟性を
有する部材をダイヤソー方向に付勢し、押さえローラに
より切断時の引き開かれた柔軟性を有する部材をダイヤ
ソーから引き離される方向に誘導する柔軟性を有する部
材の切断機により、上記課題を解決できるものである。
【0008】また本柔軟性を有する部材の切断機の押さ
え装置については請求項2記載の発明である押さえ装置
のテンションバーがレバーの一端方向に配設されたテン
ションピースの孔に貫通し、該レバーの他端がヒンジ台
に軸着し、該レバーのテンションピースの孔とヒンジ台
に軸着部との間で押さえ装置本体に軸着し、押さえ板は
ヒンジ台にヒンジ軸により旋回可能に軸支され、該ヒン
ジ台は押さえ板送りねじによりダイヤソー方向に押し出
し可能に配設されており、押さえ板送りねじにより、ヒ
ンジ台を介して押さえ板を押し出すことに連動して該レ
バーによりテンションバーに連接したクランプをダイヤ
ソーと反対方向に引き戻す押さえ装置を用いることによ
り、効率よくクランプと押さえ板が連動し、ゴムの弾力
をより軽減でき上記課題をより確実に達せられるもので
ある。
【0009】或いはこの押さえ装置に対して請求項3記
載の発明であるスプリングにより付勢しクランプを連接
したテンションバーを押さえ装置の両側部の上方及び下
方にそれぞれ配設し、柔軟性を有する部材の一の端部と
その他端に位置する端部をそれぞれ前記クランプによっ
て掴むと共に押さえ装置の一の側部の上方及び下方のテ
ンションバーのクランプと押さえ装置の他の側部の上方
及び下方のテンションバーのクランプとの間で押さえ板
が切断すべき柔軟性を有する部材を押し出す押さえ装置
を用いることにより、前記ゴムの弾力の軽減効果等の一
層の増加を図ることができ、上記課題をより効果的に達
せられる。また、本柔軟性を有する部材の切断機のスラ
イドテーブルに関しては請求項4記載の発明であるスラ
イドテーブルのダイヤソー方向の一端を低く、他端を高
く配設し、ダイヤソー方向が下方を向くよう斜めに配設
したスライドテーブルを本切断機に用いることにより、
ダイヤソーの切り込みをゴムの片側の角部分から行う事
ができ、より抵抗なく切断でき、より効果的に上記課題
を達せられる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する
に、図1は本発明にかかる柔軟性を有する部材の切断機
の一実施の状態を示す側面図である。この柔軟性を有す
る部材として最適な例としてタイヤ9 を用いて以下本発
明を説明する。この図に基づいて先ず本切断機の基本構
成を説明すると、架台10上部にスライドレール31を有
し、スライドレール31上にスライドブロック32を有する
スライドテーブル台36があり、スライドテーブル台36上
にスライドテーブル37を有する。
【0011】このスライドテーブル37上には切断される
べきタイヤ9 が載置されている。スライドテーブル37は
ダイヤソー21方向が下方に傾き、反対方向は上部方向に
傾いており全体としてダイヤソー21方向を低くし、他方
を高くした斜めの状態で配設されている。本体20下部に
はダイヤソー21を回動させるべきダイヤソー駆動モータ
22を有し、線状ダイヤソー21により順次タイヤ9 を切断
するものである。スライドテーブル37上にはタイヤの押
さえ装置40を有しており、スプリング412 を有するテン
ションバー410 を介してクランプ411 によりタイヤ9 の
端部を挟んでダイヤソー21と反対方向に引いているもの
である。また、タイヤ9 の空洞部内は押さえ板420 によ
り、タイヤ9 のトレッド部91をダイヤソー21方向に押し
出しているものである。併せてこのタイヤ9 はスライド
テーブル37上の押さえローラ50により一定箇所にとどめ
られる。また、この押さえローラ50は、ダイヤソー21と
ほぼ平行か或いはややダイヤソー21の後方に配設されて
いるものである。
【0012】従って、タイヤ9 の空洞内部から押さえ板
420 により押しつける反面、クランプ411 によりタイヤ
9 のビート99を内在している両端部を引くことにより、
タイヤ9 のゴムを引き伸ばした状態となり、かつスライ
ドテーブル37の斜め状態によりタイヤ上部端よりダイヤ
ソー21に接してタイヤ9 を切断するものである。この
後、押さえ板420 により押された状態で切断されたタイ
ヤ9 はダイヤソー21の両側に配設した押さえローラ50に
より、切り開かれたタイヤ9 の外周面が徐々に円周方向
にそれぞれ押し出されることとなり、タイヤ9 の切断面
である切開部分もこれに伴って徐々に開かれることとな
る。これにより、ダイヤソー21はその刃の部分がタイヤ
9 に接することとなるが、その側面は、タイヤ9 が押し
開かれるのにともなって、タイヤ9 の切り口側面とは接
しないものである。
【0013】以上のことから、ダイヤソー21の刃部分は
順次切断すべきタイヤ9 の部分に接するがその側面はタ
イヤ9 に接しないことからダイヤソー21については熱を
生じさせたりゴムとの接触の際の抵抗による速度低下等
がなくなる。またタイヤ9 自体も押し開かれていること
から、ゴムの弾力を押し殺して引っ張った状態で切断で
き、極めて簡単に切断できる。また鋼線95の部分の切断
にあっても、ダイヤソー21方向に圧接された状態で切断
できることから、鋼線95の切断時のぶれが出ないばかり
でなく、鋼線95周囲のゴムもその弾力をなくして極めて
容易に切断されていることからゴムの弾力などによる鋼
線95のぶれなどもなく綺麗かつ容易に切断できるもので
ある。
【0014】なお、本発明は柔軟性を有する部材の切断
機であり、柔軟性を有する部材は例えばゴム等をいう
が、材料自体をさすばかりでなく、柔軟性を有する部材
を用いた完成品なども当然含まれるものであり、タイヤ
等もちろん含まれる。また、切断すべき対象は全て柔軟
性を有するものに限られるものではなく柔軟性を有する
ものと硬度を有するものとの複合生産物なども当然含ま
れる物である。即ち、例えば鋼線を有するスティールラ
ジアルタイヤ等は当然含まれるものである。特に柔軟性
を有する部材を用いた材料、部品又は完成品等を切断す
る際に柔軟性を有することから生じる切断時の不具合を
是正するための発明である。
【0015】次に図2は、図1に示す本切断機のスライ
ドテーブル37の上面図であり、スライドテーブル37上の
タイヤ9 の押さえ装置40、押さえローラ50、ガイドロー
ラ60及びタイヤ回転用ローラ70の配設状態を説明する。
スライドテーブル37の略中央部にはタイヤ9 の押さえ装
置40を有している。この押さえ装置40は4つのクランプ
411 とそれぞれに繋がるテンションバー410 とテンショ
ンバー410 の他端に配設されたコイルスプリング412 を
有し、クランプ411 によりビード99が内在しタイヤホイ
ールと嵌合する部分であるタイヤ9端部を掴んで、タイ
ヤ9 をタイヤの押さえ装置40方向に引くものである。
又、このタイヤの押さえ装置40には二枚の押さえ板420
を有しており、タイヤ9 の内周面であり、かつタイヤト
レッド91部の裏側をダイヤソー21方向に押し出すもので
ある。この押さえ板420 の押し出しは長ねじ430 をラチ
ェットにより回転させることにより行う。押さえ装置40
基台には二枚の押さえ板420 の間にそれぞれストッパー
422 を有し、ダイヤソー21と二枚の押さえ板420 との位
置関係の調整を図っており、二枚の押さえ板420 の間に
ダイヤソー21が位置するための調整用のストッパー422
である。
【0016】従って二枚の押さえ板420 によりダイヤソ
ー21にタイヤ9 を押し付け必要箇所の切断を行えるもの
であると共にクランプ411 によりタイヤ9 の両端を逆方
向に引く事から、二枚の押さえ板420 でタイヤ9 縦断面
中央部を押し出し、クランプ411 でタイヤ9 縦断面両端
部をひくこととなり、タイヤ9 が引き伸ばされ、ゴムの
弾力を減少させ、切断を容易とする。次に、押さえロー
ラ50はダイヤソー21の両側に位置し、タイヤ9 の位置決
めをなしているが、この押さえローラ50とダイヤソー21
との間でそれぞれ前記押さえ板420 によりタイヤ9 が押
付けられている。従って押さえ板420 によってダイヤソ
ー21に押し付けられ切断されたタイヤ9表面は、タイヤ9
の円周方向であってダイヤソー21から離れる方向に移
動する事となり、切断部分も同様に押し広げられるもの
である。ガイドローラ60は、押さえローラ50の外側部分
でかつタイヤ9 円周上に配設されている。
【0017】これによりタイヤ9 の位置決めをより確実
にすると共に切断時点にタイヤ9 の切開面が押し広げら
れるのに際して、タイヤ9 の表面部分の移動の容易化を
図っているものである。尚、このガイドローラ60はガイ
ドローラレール62をスライドテーブル37上に設けている
ので、ガイドローラ60を適宜移動できる。これによりタ
イヤ9 の大きさの相違に応じてタイヤ9 外周面にガイド
ローラ60を位置させることが可能である。
【0018】タイヤ回転用ローラ70は、スライドテーブ
ル37上に放射上に配設されており、タイヤ9 を斜めに配
置されたスライドテーブル37上にタイヤ9 をのせた場合
にタイヤ9 とスライドテーブル37の間に位置するもので
ある。これは、タイヤ9 の円周方向への回転の際の転が
りを確保するためであり、切断時におけるタイヤ9 の切
断面の押し広げの際のスライドテーブル37との摩擦をな
くすばかりでなく、一の部分のタイヤ9 切断後において
も、他の部分の切断を行う際のタイヤ9 の回転を確保す
るためのものである。371 は、ダイヤソー用スリットで
あり、タイヤ9 切断時において徐々にスライドテーブル
37をダイヤソー21方向に押し出した際のダイヤソー21の
回動を確保するものである。
【0019】図3はスライドテーブル37の可動状態を示
すための一実施の状態の図である。スライドテーブル37
下面部にはスライドテーブル台36が第一図に示したよう
にダイヤソー21側を低くし他方側を高くして斜めにし、
タイヤ9 をダイヤソー21側に自重がかかるようにしてい
ると共にタイヤ9 と垂線上に回動するダイヤソー21との
接触部分をスライドテーブル37上にのせたタイヤ9 の上
方のタイヤショルダー部94から切断するように配置して
ある。このスライドテーブル台36にはスライドブロック
32が突設しており、架台10上に設けたスライドレール31
に嵌合している。スライドテーブル送り長ねじ34の一端
に設けたハンドル35を回転させるとスライドテーブル送
り長ねじ34の途中にあるナット33を有した桁38が前後方
向に移動する。この桁38はスライドテーブル台36の下面
部に配設されていることからスライドテーブル台36も移
動するものである。またスライドブロック32がスライド
レール31に嵌め込まれており移動方向を前後に規制して
いる。尚、スライドテーブル送り用モータ11によっても
プーリー12を介してスライドテーブル送り長ねじ34を回
動させ、スライドテーブル台36の前後方向の移動が可能
である。
【0020】図4は、図1に示す本切断機の一実施例の
背面図である。スライドテーブル37が斜めに配設され、
その下部にスライドテーブル台36があり、スライドテー
ブル台36にはスライドブロック32が設けられており、ス
ライドレール31に嵌め込まれている。従って先ずスライ
ドテーブル送り用モータ11によりタイヤ9 の位置をダイ
ヤソー21に合わせた後、切断に合わせてハンドル35を回
転させタイヤ9 をダイヤソー21に圧接していくことが可
能である。
【0021】図5Aはタイヤを用いた場合の押さえ装置
の一実施例の側面図である。タイヤ9 の押さえ装置40本
体にはその中央部に押さえ板送りねじ430 が貫通してお
り、その一端431 をラチェット等で回転させると押さえ
板送りねじ430 が回転しタイヤの押さえ装置40本体内部
に設けたナット401 により押さえ板送りねじ軸方向に捩
込まれる。この押さえ板送りねじ430 の他端にはヒンジ
台423 が設けられており、押さえ板送りねじ430 の捩込
みによりヒンジ台423 が移動する。このヒンジ台423 に
はヒンジ軸424 により旋回可能に押さえ板420 が軸支し
ている。このヒンジ台423 にはストッパー台421 が押さ
え板送りねじ430 の捩込み方向に連接されており、押さ
え板420 同士が接触しないようにストッパー台421 にス
トッパー422 が設けられている。
【0022】次にこの押さえ装置40本体の上下にはクラ
ンプ411 を連接したテンションバー410 が各々配設され
ている。このテンションバー410 の押さえ装置40本体方
向の端部には弾圧スプリングコイル412 を有しており、
クランプ411 を押さえ装置40本体方向へ引き戻すよう弾
力をかけている。このテンションバー410 はレバー440
に配設されたテンションピース441 の孔に貫通してい
る。このテンションピース441 はレバー440 の一端に設
けられており、レバーの中央部ややテンションピース側
の部位442 でタイヤ押さえ装置40本体に軸着しているも
のである。
【0023】このレバー440 の他端443 はヒンジ台423
に軸着している。従って押さえ板送りねじ430 を送り込
むとヒンジ台423 がダイヤソー21方向に突出し、押さえ
板420 がそれに伴って前方に移動した上、ヒンジ台423
に軸着しているレバー440 の一端も同様に移動する。し
かし押さえ装置40本体はそのままの位置であり、レバー
440 の押さえ装置40本体との軸着部分442 を支点として
テンションピース441 の設けられているレバー440 の一
端はダイヤソー方向と反対方向に押し戻される。これに
より、テンションバー410 の一端に連接されているクラ
ンプ411 もダイヤソー21方向と反対方向に引かれること
となる。即ち押さえ板420 が押し出される場合には、そ
れに応じてクランプ411 が引き戻されることとなり、タ
イヤ9 を装着した場合には、両者の協動により、ゴムを
のばした状態を作り出す事が可能となる。
【0024】図5Bは、図5Aに示す押さえ装置の上面
図である。タイヤ9 の押さえ装置の両側部にはそれぞれ
スプリング412 を有するテンションバー410 に連接され
たクランプ411 を各々有しており、ダイヤソー21を挟ん
で両側からタイヤ9 端部を引く事ができる。また押さえ
板420 も同様に二枚有しており、クランプ411 とダイヤ
ソー21との間においてタイヤ9 を押し出すことができ
る。なお、ストッパー422 により押さえ板420 は一定以
上内側に旋回せず、押さえ板がぶつかることを防止でき
る。又、このストッパー422 の位置を押さえ板420 がク
ランプ411 とダイヤソー21との間に位置する箇所に配設
することによりタイヤ9 の装着を容易にできる。
【0025】図6Aは押さえローラ50の正面図であり、
スライドテーブル37上に垂直に配設することによりロー
ラ51がタイヤ9 の外表面であるトレッド面91と接するも
のである。タイヤ9 が切開されるにつれ、タイヤ切開面
が生ずることにより引き伸ばされてきたタイヤ9 の外表
面をこのローラ51に沿って外側に送り出す事ができる。
【0026】図6Bは押さえローラ50の正面図である。
【0027】図7Aはガイドローラ60の正面図であり、
押さえローラ50の外側であってスライドテーブル37上に
スライドテーブル37に垂直に配設するものである。この
ガイドローラ60はスライドレール62上に設けられてお
り、ガイドローラ60自体をタイヤ9 の径に合わせてタイ
ヤ9 の外周円の接線上にローラ61が位置するようにガイ
ドローラレール62上を移動可能に配置されている。尚、
このローラ61もタイヤ9 が切開されるにつれ、タイヤ切
開面により引き伸ばされてきたタイヤ9 の外表面を外側
に送り出す事ができる。
【0028】図7Bはガイドローラ60の側面図である。
【0029】図8は、本切断機によりタイヤ9 を切断す
る場合の一実施例であり、使用状態の斜視図である。ス
ライドテーブル37上のタイヤ9 は押さえ装置40によりタ
イヤ9 の両端を4箇所のクランプ411 により掴まれ押さ
え装置40方向に引っ張り、反面押さえ装置40の押さえ板
420 によりタイヤ9 の内周面であってトレッド部91の裏
側に押し付けられてタイヤ9 を押し出しているものであ
る。従って、これによりタイヤ9 をタイヤ9 の縦断面の
両端部から引っ張り中央部で押し出すこととなって切断
すべきゴムを引き伸ばす事ができる。併せて、この押さ
え板420 により、ダイヤソー21との切断部分を押し出す
ものともなる。特に押さえローラ50とダイヤソー21との
中間部分を押さえ板420 により押し出すものであり、切
断部分を両側から押し出すものであって切断を容易にす
ると共に円周方向へのタイヤ9 の引き伸ばしも行なえ
る。次にこの状態でダイヤソー21により、タイヤ9 の一
のショルダー部94である角部より切開を可能とし、この
後徐々にスライドテーブル37をダイヤソー21方向に押し
出すことにより、タイヤ9 の切断が可能となる。
【0030】図9は本発明にかかる切断機を用いてタイ
ヤ9 を切断する際のタイヤ9 の切断状態を示す図であ
り、図9Aに示すように最初の段階では押さえ板420 に
よって押し出されたタイヤ9 はダイヤソー21により切開
され、押さえローラ50によりタイヤ9 の外周面はそれぞ
れタイヤ円周方向に引き離されていく。次にこの様に切
開を続けると図9Bに示すように切開面が広くなる反面
スライドテーブル37の前進及び押さえ板420 の押し出し
力、クランプ411 部分の引っ張り力に対して押さえロー
ラ50及びガイドローラ60により一定箇所で止められかつ
ローラ51,61 により円周方向に押し出されることに伴っ
て切り口も広がり、ダイヤソー21に対するタイヤ9 の切
開面の抵抗は極めて少なくなると共に熱の発生も防止で
きる。
【0031】図10は、本発明にかかる切断機により切
断したタイヤ9 の断面図である。現在多用されているタ
イヤ9 はスティールラジアルタイヤが多く、ベルト93内
に鋼線からなるスティール95が配設されているものであ
る。従ってタイヤ9 内にはトレッド91のゴム及びアンダ
トレッド部92のゴム、ベルト93及びベルトに有する鋼線
95、カーカス96、インナーライナー98等からなり、ゴム
や化学繊維、鋼線等を有していると共にゴム自体も固い
物から柔らかい物迄をその用途に併せて何層にもしてい
るものである。従って切断時点においては、これらの堅
さの相違するもの及び切れ具合の相違するものを一律に
切断しなければならない。
【0032】本発明によれば、ゴムの伸び等に対してそ
の弾力性を殺して一律に切断できることから図10に示
すように綺麗な切断面を表出する事が可能である。尚、
タイヤ9 に用いられる鋼線95は細い鋼線を束ねたもので
あり、非常に切りにくいばかりでなくかつ周囲が各種の
ゴムにより包まれていることからゴムの弾力等により鋼
線95が揺れ動き従来のタイヤ切断方法をもっては綺麗に
切れないばかりでなく、鋼線95部分の切り口がギザギザ
になってしまい非常に危険なものであった。また、この
切り口をならすためにはサンダーがけがこの後に必要と
なるが、鋼線95の破片が飛び散り作業者にとっては非常
に危険なものであった。本発明により、ゴムを引き伸ば
しつつ切断すると共に切り口を押し広げられることか
ら、ゴムの弾力を殺してゴム部分の切断を容易にすると
共に熱の発生を防止できかつ鋼線95の切断時にあっても
ゴムの弾力がなくなり、硬度がますことからその切断も
綺麗にかつ安全にできるものである。
【0033】
【発明の効果】1.本発明にかかる切断機により柔軟性
を有する部材の切断時に柔軟性を有する例えばゴムの弾
力を殺して切断できることから極めて容易にゴムの切断
ができると共にその切断面も綺麗に仕上げることが可能
である。 2.柔軟性を有する部材である例えばタイヤを切断する
場合には、何層にも積層された柔軟性の異なるゴム一律
に切断でき、かつその切断面も綺麗に仕上る。特にステ
ィールラジアルタイヤ等のようにゴム内に例えば鋼線等
を有していても容易に切断できると共にその切断面も綺
麗に仕上げられる。従って、サンダー仕上げなどの仕上
げ過程が不要となり、極めて短時間でかつコストもかか
らずに切断できると共に、切断時点の鋼線の破片の飛び
散りもなく作業者の安全も図れる。 3.ゴム切断時において、切開面が開かれることからダ
イヤソーの側面にはゴムが接することがなく、ゴムの抵
抗を受けずに極めて短時間に切断できると共に切断時点
の熱の発生も極めて低く押さえられる。従って、機器の
寿命が極めて長くなると共に熱の発生を押さえられるこ
とから水をかける必要がなくなる。これにより、水のコ
スト面だけでなく機器自体をも簡素化でき、かつ従来ま
での水を使用する事に伴う欠点を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる柔軟性を有する部材の切断機の
一実施例を示す図
【図2】図1のスライドテーブルの上面図
【図3】図1のスライドテーブルのスライド機構を示す
【図4】図1の背面図
【図5】本発明にかかる切断機の押さえ装置の一実施例
を示す図
【図6】本発明にかかる切断機の押さえローラの一実施
例を示す図
【図7】本発明にかかる切断機のガイドローラの一実施
例を示す図
【図8】本発明にかかる切断機によりタイヤ9 を切断す
る状態を示す一実施例の斜視図
【図9】 本発明にかかる切断機によりタイヤ9 を切断
する際のタイヤ9 の切断状態の一実施例を示す図
【図10】 本発明にかかる切断機により切断したタイ
ヤ9 の断面図
【符号の説明】
10 架台 11 スライドテーブル用送りモータ 12 プーリー 20 本体 21 ダイヤソー 22 ダイヤソー駆動用モータ 31 スライドレール 32 スライドブロック 33 ナット 34 スライドテーブル送り長ねじ 35 ハンドル 36 スライドテーブル台 37 スライドテーブル 371 ダイヤソー用スリット 38 桁 40 押さえ装置 401 ナット 410 テンションバー 411 クランプ 412 スプリング 420 押さえ板 421 ストッパー台 422 ストッパー 423 ヒンジ台 424 ヒンジ軸 430 押さえ板送りねじ 440 レバー 441 テンションピース 50 押さえローラ 51 ローラ 60 ガイドローラ 61 ローラ 62 ガイドローラレール 70 タイヤ回転用ローラ 9 タイヤ 91 トレッド部 92 アンダトレッド部 93 ベルト 94 ショルダー部 95 鋼線 96 カーカス 97 サイドトレッド 98 インナーライナー 99 ビート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドテーブル上に柔軟性を有する切
    断すべき部材を載置して該部材を押さえ装置により把持
    しダイヤソーにより切断する切断機であって、ライドテ
    ーブル上の柔軟性を有する切断すべき部材をダイヤソー
    に付勢させるスライドテーブル移動装置と、切断すべき
    部材の端部をスプリングにより付勢したテンションバー
    に連接したクランプにより掴んで引き付けると共に切断
    すべき部材の中央部を押さえ板により押し出す押さえ装
    置と、ダイヤソーの両側部に配設し切断すべき部材の切
    断時のスライドテーブル上の位置を規制する押さえロー
    ラとを有し、前記押さえ装置により柔軟性を有する部材
    を引き延ばした状態でダイヤソーにより切断すると共に
    切断時にスライドテーブル上の柔軟性を有する部材をダ
    イヤソー方向に付勢し、押さえローラにより切断時の引
    き開かれた柔軟性を有する部材をダイヤソーから引き離
    される方向に誘導することを特徴とする柔軟を有する部
    材の切断機。
  2. 【請求項2】 押さえ装置のテンションバーがレバーの
    一端方向に配設されたテンションピースの孔に貫通し、
    該レバーの他端がヒンジ台に軸着し、該レバーのテンシ
    ョンピースの孔とヒンジ台に軸着部との間で押さえ装置
    本体に軸着し、押さえ板はヒンジ台にヒンジ軸により旋
    回可能に軸支され、該ヒンジ台は押さえ板送りねじによ
    りダイヤソー方向に押し出し可能に配設されており、押
    さえ板送りねじにより、ヒンジ台を介して押さえ板を押
    し出すことに連動して、該レバーにより、テンションバ
    ーに連接したクランプをダイヤソーと反対方向に引き戻
    す押さえ装置を有する事を特徴とする請求項1記載の柔
    軟性を有する部材の切断機。
  3. 【請求項3】 スプリングにより付勢しクランプを連接
    したテンションバーを押さえ装置の両側部の上方及び下
    方にそれぞれ配設し、柔軟性を有する部材の一の端部と
    その他端に位置する端部をそれぞれ前記クランプによっ
    て掴むと共に押さえ装置の一の側部の上方及び下方のテ
    ンションバーのクランプと押さえ装置の他の側部の上方
    及び下方のテンションバーのクランプとの間で押さえ板
    が切断すべき柔軟性を有する部材を押し出す押さえ装置
    を有する事を特徴とする請求項1又は2のいずれか一に
    記載の柔軟性を有する部材の切断機。
  4. 【請求項4】 スライドテーブルがダイヤソー方向の一
    端を低く、他端を高く配設し、ダイヤソー方向が下方を
    向くよう斜めに配設したことを特徴とする請求項1乃至
    3いずれか一に記載の柔軟性を有する部材の切断機。
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