JPH1038769A - タイヤカットサンプル採取方法及びその装置 - Google Patents

タイヤカットサンプル採取方法及びその装置

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JPH1038769A
JPH1038769A JP8193676A JP19367696A JPH1038769A JP H1038769 A JPH1038769 A JP H1038769A JP 8193676 A JP8193676 A JP 8193676A JP 19367696 A JP19367696 A JP 19367696A JP H1038769 A JPH1038769 A JP H1038769A
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tire
cut sample
cutting
cut
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Application number
JP8193676A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Matsubara
宏幸 松原
Tsugio Akaishi
次夫 赤石
Kazuhiro Sawada
和宏 澤田
Masaichi Murasugi
政一 村杉
Sadatoshi Naruse
定俊 成瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1回の切断操作で均一な幅のサンプルを採取
できるので、作業能率を著しく向上させることが出来、
極めて平滑な切断面を持ったサンプルを得ることが出来
るタイヤカットサンプル採取方法及びその装置を提供す
る。 【解決手段】 採取装置1は、ベースプレート2上の一
側部には、二本のガイドレール3を介して前後方向に水
平移動可能なカットサンプル採取用タイヤWを載置する
載置テーブル4が設置されている。前記ベースプレート
2上の他側部には、前後方向及び左右方向に二本のガイ
ドレール5及び6が敷設され、このガイドレール5及び
6上に、前記載置テーブル4の移動方向に相対向し、か
つダイヤモンド粒をコーティングしたワイヤーカッタか
ら成る複数本の切断手段7a,7bを備えた一対の切断
装置8が水平移動可能に設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイヤカットサ
ンプル採取方法及びその装置に係わり、更に詳しくは成
形された新タイヤまたは試験後のタイヤ等から、タイヤ
内部構造の解析等に使用されるタイヤカットサンプルを
効率良く採取するタイヤカットサンプル採取方法及びそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、成形された新タイヤまたは試験後
のタイヤ等から、タイヤ内部構造の解析等に使用される
カットサンプルを採取する場合、タイヤのトレッド部
切断,タイヤビード部切断,タイヤサイド部切断,
切断面バフ仕上,というように4工程に分れて行われ
ており、多大な時間と労力を要していた。
【0003】上記、〜の切断時には、高速回転刃、
切断砥石、電動鋸刃等を使用して行われてきたが、安全
面、環境面で問題があり、安全面としては高速回転刃使
用による危険性、環境面では切断時の騒音が大きく、異
臭も発生し人体への悪影響も考えられた。また、切断時
には冷却水使用による水の飛散、切断屑の発生で作業環
境にも問題があった。
【0004】上記の〜の切断後、上記の工程にお
ける切断面バフ研磨仕上を必要とし、その切断面バフ研
磨仕上として、グラインダ等を使用する為、安全面及び
環境面において問題があった。これらの作業により採取
されるカットサンプルには、ワイヤのバリやゴム焼け,
コードのひげ等が残り、品質面でも問題があった。
【0005】これらの問題点を解決するため、ワイヤー
によるタイヤの切断装置、切断方法(特開平7−116
991号公報、特開平7−116992号公報))等が
提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記のよ
うな従来のワイヤーによるタイヤの切断装置や切断方法
は、1本のワイヤーによる切断のため、カットサンプル
採取に用いるには1回の切断後タイヤを回転してもう1
度切断するという作業が必要となり、また均一な幅のサ
ンプルを得るには、タイヤの回転の自動制御や、前もっ
て印を付ける等の作業が必要で有り、生産性としては極
めて低いものであった。
【0007】更に、従来装置の場合は、固定されている
切断装置に対して、常にカットサンプル採取用タイヤを
載置した載置テーブルを切断装置側に移動させる必要が
あり、切断作業も画一的であって、生産性の向上を図る
ことが出来ないと言う問題があった。この発明は、かか
る従来の課題に着目して案出されたもので、1回の切断
操作で均一な幅のサンプルを採取できるので、作業能率
を著しく向上させることが出来、また危険性,悪環境を
伴っていた作業を安全でクリーンな環境下で行え、更に
ワイヤのバリ,ゴムの焼け,コードのひげ等がなく、極
めて平滑な切断面を持ったサンプルを得ることが出来る
タイヤカットサンプル採取方法及びその装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、駆動装置を介して前後方向に水平移動可能
なカットサンプル採取用タイヤを載置する載置テーブル
と、この載置テーブルの移動方向に相対向し、かつ複数
本の切断手段を備えた駆動装置により前後方向に水平移
動可能な切断装置と、前記載置テーブル上に、前記カッ
トサンプル採取用タイヤを突き当ててセンターリングを
行うセンターリング機構と、このセンターリング機構に
カットサンプル採取用タイヤを押し付けるクラウン部押
し付け装置及びビード部をクランプするクランプ装置と
から構成され、前記載置テーブルと切断装置との少なく
とも一方を前後方向に移動させて、回転駆動している複
数本の切断手段で、載置テーブル上に位置決め固定され
ているカットサンプル採取用タイヤを均一幅の平行なカ
ットサンプルに切断するようにしたことを要旨とするも
のである。
【0009】前記切断装置の複数本の切断手段は、一つ
の駆動プーリと複数個の従動プーリとに掛け回されたワ
イヤーカッタを駆動方向と直交する方向に並列に配設し
て構成し、各ワイヤーカッタ間の距離を位置調整機構を
介して移動調整可能に構成するものである。また、前記
切断装置の複数本の切断手段は、一つの駆動プーリと複
数個の従動プーリとに掛け回されたワイヤーカッタを駆
動方向と直交する方向に並列に配設して構成し、この各
ワイヤーカッタの張力を、張力調整機構を介して常時一
定の張力となるように調整するように構成するものであ
る。
【0010】また、この発明は、駆動装置を介して前後
方向に水平移動可能なカットサンプル採取用タイヤを載
置する載置テーブルと、この載置テーブルの移動方向に
相対向し、かつ複数本の切断手段を備えた駆動装置によ
り前後方向に水平移動可能な切断装置と、前記載置テー
ブル上に、前記カットサンプル採取用タイヤを突き当て
てセンターリングを行うセンターリング機構と、このセ
ンターリング機構にカットサンプル採取用タイヤを押し
付けるクラウン部押し付け装置及びビード部をクランプ
するクランプ装置とで構成され、前記センターリング機
構は、載置テーブルに二本の回転自在なローラにより構
成され、前記クランプ装置は、カットサンプル採取用タ
イヤの内径部において昇降手段及び前後移動手段を介し
て上下前後方向に移動可能なアームと、このアームの先
端に、前後,上下方向に移動調節可能なクラウン部押し
付け装置と、タイヤの上下ビード部の形状に沿って揺動
し、かつタイヤのビード幅に対応して移動調整可能なク
ランプ部材とにより構成したことを要旨とするものであ
る。
【0011】この発明は上記のように構成され、載置テ
ーブル上にカットサンプル採取用タイヤを載置して、セ
ンターリング機構とクランプ装置とにより位置決め固定
し、この載置テーブル上のカットサンプル採取用タイヤ
を、切断装置に設けた複数本の平行な切断手段で一度に
切断することによりカットサンプルを採取する方法であ
る。
【0012】そして、この発明では、カットサンプル採
取用タイヤからカットサンプルを切断する際、前記載置
テーブルと切断装置との少なくとも一方を移動させて、
載置テーブル上に位置決め固定されているカットサンプ
ル採取用タイヤを均一な幅の平行な切断面で切断してカ
ットサンプルに採取することで、作業能率を著しく向上
させることが出来、また危険性,悪環境を伴っていた作
業を安全でクリーンな環境下で行え、更にワイヤのバ
リ,ゴムの焼け,コードのひげ等がなく、極めて平滑な
切断面を持ったサンプルを得ることが出来るものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。図1は、この発明にかかるカ
ットサンプル採取方法を実施するための採取装置1の正
面図、図2は図1の平面図を示し、前記採取装置1は、
ベースプレート2上の一側部には、二本のガイドレール
3を介して前後方向に水平移動可能なカットサンプル採
取用タイヤWを載置する載置テーブル4が設置されてい
る。
【0014】また、前記ベースプレート2上の他側部に
は、前後方向(図2において左右方向)及び左右方向
(図2において上下方向)に二本のガイドレール5及び
6が敷設され、このガイドレール5及び6上に、前記載
置テーブル4の移動方向(図1,図2において左右方
向)に相対向し、かつダイヤモンド粒をコーティングし
たワイヤーカッタから成る複数本(この発明の実施形態
では2本)の切断手段7a,7bを備えた一対の切断装
置8が水平移動可能に設置されている。
【0015】前記載置テーブル4には、切断手段7a,
7bが侵入するスリット4aが形成され、載置テーブル
4は、サーボモータ等の駆動装置9を介して、前記二本
のガイドレール3に沿って前後方向に水平移動する。ま
た前記切断装置8は、インバータモータ等の前後駆動装
置10を介して二本のガイドレール5沿って前後方向に
水平移動可能である。また切断装置8は、左右駆動装置
11を介して二本のガイドレール6沿って左右方向に水
平移動可能であり、切断手段7a,7b間の距離を任意
に調整することも可能である。
【0016】前記載置テーブル4上には、前記カットサ
ンプル採取用タイヤを突き当ててセンターリングを行う
二本の回転自在なローラから成るセンターリング機構1
2と、このセンターリング機構12にカットサンプル採
取用タイヤWを押し付けるクラウン部押し付け装置13
と、前記センターリング機構12にカットサンプル採取
用タイヤWの外周の一部を押し付けてクランプするクラ
ンプ装置14と、複数本のタイヤ回転用ローラ15とが
設けられている。
【0017】前記タイヤセンタリング機構12は、カッ
トサンプル採取用タイヤWを載置テーブル4側よりこの
タイヤセンタリング機構12の部分に押し付けることに
より容易にセンタリングすることができるものである。
また、タイヤ回転用ローラー15は、1本のカットサン
プル採取用タイヤWから2ケ以上のサンプルを採取する
場合、または1本の切断手段7a(ワイヤー)でタイヤ
切断を行う場合等にタイヤを容易に回転させることを可
能にするものである。
【0018】前記クランプ装置14は、図2〜図4に示
すように、カットサンプル採取用タイヤWの内径部にお
いて昇降手段16及び前後移動手段17を介して上下前
後方向に移動可能な屈曲したアーム18と、このアーム
18の先端に、支持部材21を介してカットサンプル採
取用タイヤWの上下ビード部Waの形状に沿って揺動
し、かつタイヤのビード幅Hに対応して移動調整可能な
クランプ部材19とにより構成されている。
【0019】前記アーム18の昇降手段16としては、
昇降エアーシリンダーが用いられ、この昇降手段16の
ロッド16aの先端部には、アーム18の基端部18a
を前後方向に摺動可能に保持すると共に、クランプ機構
20により所定位置でクランプ出来るように構成されて
いる。またアーム18の先端に取付けられるクランプ部
材19は、図3〜図6に示すように、断面図略C字状の
支持部材21が垂直向きに取付けられ、この支持部材2
1の長手方向の中央部には、シリンダー22を介して伸
縮可能なロッド22bによりタイヤクラウン部Wbの内
面側の数箇所(この実施形態では3ヵ所)を押し付ける
複数本(この発明の実施形態では3本)のクラウン部押
し付け装置13が設けられている。
【0020】また、タイヤのビード幅Hに対応して移動
調整可能なクランプ部材19は、図7の(a)〜(c)
に示すように、カットサンプル採取用タイヤW及びビー
ド部Waの大きさに対応して種々のクランプ部材19
A,19B,19Cがクランプ出来るように着脱可能に
取付けられされている。また、クランプ部材19は、前
記支持部材21の上部に、長穴23に沿って移動可能
で、かつクランプレバー24aにより所定位置(カット
サンプル採取用タイヤWの上部側のビード部Waの3ヵ
所)にてクランプ可能な可動側クランプ部材19aと、
支持部材21の下部に、カットサンプル採取用タイヤW
の下部側のビード部Waの3ヵ所をクランプレバー24
bによりクランプする固定された固定側クランプ部材1
9bとにより構成されている。
【0021】可動側クランプ部材19a及び固定側クラ
ンプ部材19bの先端には、図4及び図7(a)〜
(c)に示すように、上下一対の開閉可能なクランプア
ーム25a,25bと、その先端にピン26を介して揺
動かつ着脱可能な略L字状のクランプ爪27が相対向し
てそれぞれ取付けられ、このクランプ爪27は、公知の
エアチャック機構等を用いて開閉駆動を行うものであ
る。
【0022】なお、クランプレバー24a,24bは、
カットサンプル採取用タイヤWの幅、ビード位置の変化
に対応し上下方向の位置変更を行なうために使用するも
のである。従って、複数本(この実施形態では2本)の
ダイヤモンド粒をコーティングしたワイヤーカッタから
成る切断手段7a,7bによる切断を可能にする為、カ
ットサンプル採取用タイヤWの固定方法としては、上記
のようにタイヤクラウン部Wbの内面側の3箇所をクラ
ウン部押し付け装置13により固定し、また各ワイヤー
の両側を支えるため可動側クランプ部材19a及び固定
側クランプ部材19bからなるクランプ部材19で上下
ビード部Waの各3カ所、上下で合計6カ所をクランプ
するものである。
【0023】この構成とすることにより、1回の切断に
よりカットサンプルの採取が可能となり、大幅な作業の
効率化を図ることが出来るものである。次に、ベースプ
レート2上の他側部に設けたられた前記切断装置8は、
切断手段7a,7bである二本のワイヤーカッタが2列
平行に配設され、この各切断手段7a,7bは、図2及
び図8に示すように、断面L字状に形成されたスライド
ベース8a,8bに回転駆動可能に取付けられた左右一
対の駆動プーリ28a,28bと、左右一対のヘッド側
の従動プーリ29及び左右一対のテール側の従動プーリ
29a,29bとにそれぞれ掛け回されて同一駆動装置
30により駆動されるようになっている。
【0024】前記スライドベース8a,8bは、図8に
示すように、位置調整機構40を介して接近・離反可能
に構成され、この位置調整機構40は、ベースプレート
2上に設置された駆動モータ等の駆動装置30の駆動軸
42に巾広の歯車43が取付けられ、この歯車43に
は、前記スライドベース8a,8b間を連結する伸縮可
能な軸44に固定された伝達歯車45a,45bが巾方
向にスライド可能に噛合されている。
【0025】また、スライドベース8a,8bから外方
向に突出した伸縮可能な軸44には、駆動側プーリ46
a,46bが固定され、また前記スライドベース8a,
8bに回転自在に支持されている左右一対の駆動プーリ
28a,28bの回転軸47には従動側プーリ48a,
48bが固定され、前記駆動側プーリ46a,46bと
従動側プーリ48a,48bとには、伝達ベルト49
a,49bが掛け回され、駆動装置30からの回転駆動
力が左右一対の駆動プーリ28a,28bに伝達される
ように構成されている。
【0026】また、左右一対の駆動プーリ28a,28
b間の距離も、前記伸縮可能な軸44を伸縮調整するこ
とにより容易に調整でき、これにより切断手段7a,7
bである二本のワイヤーカッタ間の距離を任意に調整出
来るものである。前記スライドベース8a,8bに支持
された左右一対のテール側の従動プーリ29a,29b
の軸受部31a,31bは、載置テーブル4側に向かっ
て平行に配設されたガイド部材32に沿ってスライド出
来るように支持され、各軸受部31a,31bは、切断
装置8の後方に設置されたワイヤーテンション装置33
a,33bに連結されて切断手段7a,7bである二本
のワイヤーカッタに常に一定の張力を付与するように構
成されている。
【0027】前記ワイヤーテンション装置33a,33
bとしては、例えば、軸受部31a,31bに一端を接
続したワイヤーまたはロープ等の紐部材34と、この紐
部材34をガイドするローラ35と、紐部材34の他端
側に着脱可能に吊設するウエイト部材36とにより構成
されるものである。また、前記切断装置8のスライドベ
ース8a,8bは、上述したようにベースプレート2上
に敷設された二本のガイドレール5(載置テーブル4の
移動方向)と、これに直交する方向に敷設された二本の
ガイドレール6上に移動可能に載置され、切断装置8
は、インバータモータ等の前後駆動装置10を介して二
本のガイドレール5に沿って前後方向に水平移動可能で
あると共に、左右駆動装置11を介して二本のガイドレ
ール6に沿って左右方向に水平移動可能に構成されてい
る。
【0028】また、前記断面L字状に形成されたスライ
ドベース8a,8bに回転駆動可能に取付けられた左右
一対のヘッド側の従動プーリ29は、図9〜図11に示
すように、スライドベース8a,8bに支持された二重
構造の軸受部材50a,50b(ベアリング軸受)にそ
れぞれ個別に回転自在に支持され、切断手段7a,7b
である二本のワイヤーカッタの一本が摩耗したとして
も、ワイヤーカッタの滑りを回避させることが出来、常
に一定の張力を保持した状態でカットサンプルを採取す
ることが出来るものである。
【0029】なお、図2において、37は採取装置1の
電気制御盤、38は空気圧制御盤を示し、39は左右一
対のヘッド側の従動プーリ29の支持軸と左右一対のテ
ール側の従動プーリ29a,29bの支持軸に設けられ
たバンドブレーキであり、シリンダー39aを介してブ
レーキがかけられるように構成されている。次に、上記
のような構成から成る採取装置1を用いてカットサンプ
ル採取用タイヤWからカットサンプルを採取する方法に
ついて説明する。
【0030】なお、採取条件としては、カットサンプル
採取用タイヤとして、乗用車用ラジアルタイヤを使用
し、載置テーブル4の送り速度を70〜140(mm/mi
n)で、切断時間は、1分30秒〜2分30秒程度で行
い、切断手段7a,7bである二本のワイヤーカッタの
径は、0.6mm,周速度は、0〜3000(mm/min)の
ものを、1300〜1500(mm/min)で行った。
【0031】まず、クランプ装置14が昇降手段16に
より載置テーブル4の上方に位置し、かつ前後移動手段
17により後退位置にある状態から、載置テーブル4上
に成形された新タイヤまたは試験後のタイヤ等のカット
サンプル採取用タイヤWを載置し、該カットサンプル採
取用タイヤWをセンターリング機構12の回転自在な二
本のローラに突き当てる。
【0032】次に、前記昇降手段を作動させて、屈曲し
たアーム18を下降させると共に、カットサンプル採取
用タイヤWの内径部内に挿入させる。そして、アーム1
8の先端部に設けたクランプ部材19の可動側クランプ
部材19aと固定側クランプ部材19bとにより、カッ
トサンプル採取用タイヤWの内径ビード部Waの上下数
箇所(この実施形態では6ヵ所)をクランプすると共
に、タイヤクラウン部Wbの内面側の数箇所(この実施
形態では3ヵ所)をクラウン部押し付け装置13で押し
付けて固定する。
【0033】即ち、クランプ部材19の固定側クランプ
部材19bを基準として、可動側クランプ部材19aを
タイヤのビード幅Hに対応してクランプレバー24a,
24bにより緩めて、かつ長穴23に沿って上下方向に
移動調整し、クランプ位置にてクランプレバー24a,
24bにより締付け固定する。また、同様にクラウン部
押し付け装置13も、カットサンプル採取用タイヤWの
幅方向の中央部を押さえ付けるようにクランプレバー2
4cを緩めて調整する。
【0034】上記のようにして、ビード部Waのクラン
プ位置及びタイヤクラウン部Wbの固定位置の位置決め
が終了したら、前後移動手段17を緩めてアーム18を
介してクランプ部材19及びクラウン部押し付け装置1
3を前進させ、そして、空気圧制御盤38に設けたスウ
ィチを操作してシリンダー22を介して伸縮可能なロッ
ド22bによりタイヤクラウン部Wbの内面側の3ヵ所
を押し付けて固定し、またカットサンプル採取用タイヤ
Wの上下ビード部Waの6ヵ所を略L字状のクランプ爪
27でエアチャック機構によりクランプするものであ
る。
【0035】なお、クランプ部材19は、カットサンプ
ル採取用タイヤW及びビード部Waの大きさに対応し
て、図7の(a)〜(c)に示す種々のクランプ部材1
9A,19B,19Cを予め選択して取付けるものであ
る。このような状態から、上記のような電気制御盤37
に予め設定したデータに基づき、切断装置8の駆動装置
30を駆動して切断手段7a,7bである二本のワイヤ
ーカッタを同時に同一周速度で回転させ、カットサンプ
ル採取用タイヤWが載置されている載置テーブル4を一
定の速度で切断装置8側に移動させると、カットサンプ
ル採取用タイヤWは、二本のワイヤーカッタにより均一
の幅で切断され、カットサンプルが採取される。
【0036】なお、この実施形態では、二本のワイヤー
カッタの間隔は25mmに予め設定してあるため、約25
mmの均一幅のカットサンプルが採取されのである。そし
て、カットサンプルを採取した後には、載置テーブル4
を元の原点転置まで戻し、スイッチを操作してカットサ
ンプル採取用タイヤWのクランプ状態を解除し、更にク
ランプ装置14をカットサンプル採取用タイヤWの内径
部から上昇させた後、載置テーブル4上からカットサン
プルを取り出して作業は終了する。
【0037】また、同一のカットサンプル採取用タイヤ
Wの別の箇所からカットサンプルを採取する場合には、
載置テーブル4上でカットサンプル採取用タイヤWを所
定の角度回転させ、上記と同様な方法でタイヤをクラン
プすると共に、切断装置8によりカットサンプルを採取
するものである。なお、上記の実施形態では、切断装置
8を固定して、載置テーブル4を移動させながらカット
サンプルを採取したが、この実施形態に限定されず、載
置テーブル4を固定して、切断装置8側を移動させた
り、また載置テーブル4と切断装置8とを同時に移動さ
せてカットサンプルを採取することも可能である。
【0038】また、一本のワイヤーカッタによりカット
サンプル採取用タイヤWを切断する場合には、一方の切
断手段の駆動を停止させるように構成することで容易に
切断することが出来、更にカットサンプルの幅を変更し
たい場合には、切断手段7a,7bである二本のワイヤ
ーカッタの間隔を調整することで容易に切断幅を変更す
ることが出来るものである。
【0039】
【発明の効果】この発明は、上記のように載置テーブル
と切断装置との少なくとも一方を前後方向に移動させ
て、回転駆動している複数本の切断手段で、載置テーブ
ル上に位置決め固定されているカットサンプル採取用タ
イヤを切断して均一幅の平行なカットサンプルを採取す
るようにしたので、以下のような優れた効果を奏するも
のである。 .迅速にサンプルを採取することが可能となり、従来
4工程に及ぶ工程を経てしかうることが出来なかったも
のを1度の切断により可能となるため、大幅に生産性を
高めることが出来る。 .均一幅に並行に配置されたワイヤーによる切断を行
うため、ゴム境界層まではっきりと見える均一幅で、し
かも平滑なサンプルが得られるため保管、解析等の標準
化が容易となる。 .危険作業を伴わず、熟練作業を要しないので誰でも
容易に取り扱うことができ、バフ作業も省略出来る上
に、騒音、悪臭等も皆無に等しく、環境問題に関しても
解決する事が出来る。 .2本のワイヤーは各々別のプーリーに掛けられてい
るため、容易に取り外す事が可能で、駆動装置より外側
のワイヤーを取り外し、タイヤのセンタリング位置を内
側のワイヤー位置にずらすことは容易に出来るため、1
本のワイヤーによる切断も可能であり、タイヤの扇型切
断や幅広、幅狭切断等の様々な切断方法にも対応でき
る。 .カットサンプル採取用タイヤを載置する載置テーブ
ルと、切断装置とをそれぞれ移動でき、しかも切断手段
の幅も変更できるので、短時間に効率良くカットサンプ
ルを採取でき、生産性の向上を図ることが出来ると共
に、任意の幅のカットサンプルを採取することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるカットサンプル採取方法を実
施するための採取装置の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】カットサンプル採取用タイヤのクランプ状態を
示す拡大平面図である。
【図4】カットサンプル採取用タイヤのクランプ状態を
示す拡大断面図である。
【図5】クランプ装置のクランプ部材の背面図である。
【図6】クランプ装置のクランプ部材の側面図である。
【図7】(a)〜(c)は、種々のカットサンプル採取
用タイヤのビード幅のビードをクランプできるように構
成された着脱可能な種々のクランプ部材の拡大側面図で
ある。
【図8】左右一対のベースプレート間を位置調整して各
ワイヤーカッタ間の距離を調整する位置調整機構の説明
図である。
【図9】スライドベースに回転駆動可能に取付けられた
左右一対のヘッド側の従動プーリの拡大正面図である。
【図10】図9の一部切断平面図である。
【図11】左右一対のヘッド側の従動プーリの拡大側面
図である。
【符号の説明】
1 採取装置 2 ベースプレ
ート 3 二本のガイドレール 4 載置テーブ
ル 4a スリット 5,6 ガイドレ
ール 7a,7b 切断手段 8 切断装置 8a 支持フレーム 9 駆動装置 10 前後駆動装置 11 左右駆動
装置 12 センターリング機構 13 クラウン
部押し付け装置 14 クランプ装置 15 タイヤ回
転用ローラ 16 昇降手段 16a ロッド 17 前後移動手段 18 アーム 19 クランプ部材 20 クランプ
機構 21 支持部材 22 シリンダ
ー 22b ロッド 23 長穴 24a,24b クランプレバー 25a,25b クランプアーム 26 ピン 27 クランプ爪 28a,28b 駆動プー
リ 29 左右一対のヘッド側の従動プーリ 29a,29b 左右一対のテール側の従動プーリ 30 駆動装置 31a,31b 軸受部 32 ガイド部
材 33a,33b ワイヤーテンション装置 34 紐部材 35 ローラ 36 ウエイト部材 37 電気制御
盤 38 空気圧制御盤 39 バンドブ
レーキ 39a シリンダー 40 位置調整
機構 42 駆動軸 43 巾広の歯
車 44 伸縮可能な軸 45a,45b 伝達歯車 46a,46b 駆動側プーリ 47 回転軸 48a,48b 従動側プーリ 49a,49b 伝達ベルト 50a,50b 二重構造の軸受部材 W カットサン
プル採取用タイヤ Wa ビード部 Wb クラウン
部 H ビード幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 和宏 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内 (72)発明者 村杉 政一 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内 (72)発明者 成瀬 定俊 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置テーブル上にカットサンプル採取用
    タイヤを載置して、センターリング機構とクランプ装置
    とにより位置決め固定し、この載置テーブル上のカット
    サンプル採取用タイヤを、切断装置に設けた複数本の平
    行な切断手段で一度に切断することによりカットサンプ
    ルを採取する方法であって、前記カットサンプル採取用
    タイヤからカットサンプルを切断する際、前記載置テー
    ブルと切断装置との少なくとも一方を移動させて、載置
    テーブル上に位置決め固定されているカットサンプル採
    取用タイヤを均一な幅の平行な切断面で切断してカット
    サンプルに採取することを特徴とするタイヤカットサン
    プル採取方法。
  2. 【請求項2】 駆動装置を介して前後方向に水平移動可
    能なカットサンプル採取用タイヤを載置する載置テーブ
    ルと、この載置テーブルの移動方向に相対向し、かつ複
    数本の切断手段を備えた駆動装置により前後方向に水平
    移動可能な切断装置と、前記載置テーブル上に、前記カ
    ットサンプル採取用タイヤを突き当ててセンターリング
    を行うセンターリング機構と、このセンターリング機構
    にカットサンプル採取用タイヤを押し付けるクラウン部
    押し付け装置及びビード部をクランプするクランプ装置
    とから構成され、前記載置テーブルと切断装置との少な
    くとも一方を前後方向に移動させて、回転駆動している
    複数本の切断手段で、載置テーブル上に位置決め固定さ
    れているカットサンプル採取用タイヤを均一幅の平行な
    カットサンプルに切断するようにしたことを特徴とする
    タイヤカットサンプル採取装置。
  3. 【請求項3】 前記切断装置の複数本の切断手段は、一
    つの駆動プーリと複数個の従動プーリとに掛け回された
    ワイヤーカッタを駆動方向と直交する方向に並列に配設
    して構成し、各ワイヤーカッタ間の距離を位置調整機構
    を介して移動調整可能に構成した請求項2に記載のタイ
    ヤカットサンプル採取装置。
  4. 【請求項4】 前記切断装置の複数本の切断手段は、一
    つの駆動プーリと複数個の従動プーリとに掛け回された
    ワイヤーカッタを駆動方向と直交する方向に並列に配設
    して構成し、この各ワイヤーカッタの張力を、張力調整
    機構を介して常時一定の張力となるように調整するよう
    に構成した請求項2または請求項3に記載のタイヤカッ
    トサンプル採取装置。
  5. 【請求項5】 駆動装置を介して前後方向に水平移動可
    能なカットサンプル採取用タイヤを載置する載置テーブ
    ルと、この載置テーブルの移動方向に相対向し、かつ複
    数本の切断手段を備えた駆動装置により前後方向に水平
    移動可能な切断装置と、前記載置テーブル上に、前記カ
    ットサンプル採取用タイヤを突き当ててセンターリング
    を行うセンターリング機構と、このセンターリング機構
    にカットサンプル採取用タイヤを押し付けるクラウン部
    押し付け装置及びビード部をクランプするクランプ装置
    とで構成され、前記センターリング機構は、載置テーブ
    ルに二本の回転自在なローラにより構成され、前記クラ
    ンプ装置は、カットサンプル採取用タイヤの内径部にお
    いて昇降手段及び前後移動手段を介して上下前後方向に
    移動可能なアームと、このアームの先端に、前後,上下
    方向に移動調節可能なクラウン部押し付け装置と、タイ
    ヤの上下ビード部の形状に沿って揺動し、かつタイヤの
    ビード幅に対応して移動調整可能なクランプ部材とによ
    り構成したことを特徴とするタイヤカットサンプル採取
    装置。
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