JP2000061882A - 基板分割方法 - Google Patents

基板分割方法

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JP2000061882A
JP2000061882A JP10234268A JP23426898A JP2000061882A JP 2000061882 A JP2000061882 A JP 2000061882A JP 10234268 A JP10234268 A JP 10234268A JP 23426898 A JP23426898 A JP 23426898A JP 2000061882 A JP2000061882 A JP 2000061882A
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JP
Japan
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substrate
pair
grooves
shaped grooves
product
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Application number
JP10234268A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Takahashi
利之 高橋
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の基板分割方法は、基板の両面から刃を
当てるため、横方向のストレスが作用して複数個所の同
時切断が難しく、製品部の多数個取りが困難であった。 【解決手段】 本発明による基板分割方法は、基板(1)
の裏面(1b)に形成された1対のV溝(3)内に1対の刃(5)
を当て、表面(1a)に形成された表面用のV溝(2)の内側
へ押部材(10)を当接させ、押部材(10)を下方に押圧する
ことにより複数の製品部(6)を基板(1)から同時に多数個
取りできる方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板分割方法に関
し、特に、1枚の基板に形成された複数の製品部を同時
に分割して多数個取りを行うための新規な改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の基板分割
方法としては、図2から図4で示される方法が採用され
ていた。すなわち、図2の(A)、(B)で示されるよ
うに、基板1の表面1aと裏面1bにV溝2,3を形成
し、1対の刃4,5を各溝2,3に当接させて力を加え
ることにより、(A)から(B)で示されるように、こ
の各V溝2,3が切断されて基板1が2個に分割され
る。
【0003】また、図3のように、基板1に複数の製品
部6が形成され、この製品部6を基板1から分割するた
めに、この製品部6の周囲に打抜き又は切削によって複
数の空隙7を形成し、この空隙7に連通する複数のV溝
2を形成する。このV溝2は基板1の表面1aだけでは
なく、裏面1bにも形成され、図4で示すように各V溝
2,3が互いに対応して形成されている。前述のように
図4の状態で複数のV溝2,3に同時に刃4,5を当て
て(A)から(B)のように力を加えて切断しようとす
ると、(B)の矢印で示されるようにストレスが横方向
にかかり、互いに対向する方向にストレスがかかるた
め、分割動作が極めて困難となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の基板分割方法
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、個々のV溝を個別に切断す
ることはできるが、複数のV溝を同時に切断しようとす
ると、前述の横方向のストレスによって分割が困難とな
るため、基板から多数の製品部を同時に分割することは
不可能となっていた。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、1枚の基板に形成された複
数の製品部を同時に分割して多数個取りを行うようにし
た基板分割方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による基板分割方
法は、基板に形成されたV溝を刃で切断することによ
り、前記基板を分割するようにした基板分割方法におい
て、前記基板の裏面に形成された1対のV溝内に1対の
刃を当て、前記基板の表面に形成され前記各V溝に対応
して形成された1対の表面用のV溝の内側の前記表面に
押部材を当接させ、前記押部材を下方に押圧することに
より前記各V溝の内側に位置する製品部を前記基板から
分割する方法であり、また、前記押部材は、少なくとも
1対の棒部材よりなる方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による基
板分割方法の好適な実施の形態について説明する。な
お、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説
明する。図1において符号1で示されるものは基板であ
り、この基板1には図3と同様に複数(数は2以上)の
製品部6が形成され、この製品部6の側部には、表面1
a側に表面用のV溝2及び裏面1b側にV溝3が互いに
対応して形成されている。
【0008】次に、前記製品部6を基板1から切断して
分割させる場合、基板1の裏面1bの各V溝3に片刃形
状の刃5が下から上に向けて当てられ、基板1の表面1
aに形成された各表面用のV溝2の内側の製品部6上に
は、1対の棒部材10a,10bからなる押部材10が
当てられている。前述の状態で押部材10を下方へ向け
て力を加えると、製品部6は(A)から(B)で示され
るように、従来のように横方向のストレスが互いに対向
する方向に働くこともなく、製品部6のみが各V溝2,
3位置で切断されて分割される。なお、この押部材10
は、1対の棒部材10a,10bに限ることなく、製品
部6とほぼ同じ幅を有する柱体状の形状とすることもで
きる。また、図1では1個の製品部6を分割する場合に
ついて述べているが、図3のように製品部6が2個の場
合、あるいは、2個以上の場合についても前述と同様に
同時に複数の製品部6を分割して取り出すことができ
る。
【0009】
【発明の効果】本発明による基板分割方法は、以上のよ
うに構成されているため、次のような効果を得ることが
できる。すなわち、基板の裏面のV溝のみに刃を当て、
製品部の表面を下方へ押圧することにより簡単に製品部
の分割を行うことができ、多数個取りを達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基板分割方法を示す工程図であ
る。
【図2】従来方法を示す工程図である。
【図3】従来方法の基板を示す平面図である。
【図4】従来方法の分割状態を示す工程図である。
【符号の説明】
1 基板 2,3 V溝 1a 表面 1b 裏面 6 製品部 10 押部材 10a,10b 棒部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(1)に形成されたV溝(2,3)を刃で切
    断することにより、前記基板(1)を分割するようにした
    基板分割方法において、前記基板(1)の裏面(1b)に形成
    された1対のV溝(3)内に1対の刃(5)を当て、前記基板
    (1)の表面(1a)に形成され前記各V溝(3)に対応して形成
    された1対の表面用のV溝(2)の内側の前記表面(1a)に
    押部材(10)を当接させ、前記押部材(10)を下方に押圧す
    ることにより前記各V溝(2,3)の内側に位置する製品部
    (6)を前記基板(1)から分割することを特徴とする基板分
    割方法。
  2. 【請求項2】 前記押部材(10)は、少なくとも1対の棒
    部材(10a,10b)よりなることを特徴とする請求項1記載
    の基板分割方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005294523A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Matsushita Electric Works Ltd セラミック回路基板の製造方法
KR101505451B1 (ko) * 2013-06-26 2015-03-25 주식회사 대양기술 인쇄회로기판 절단 장치
KR101505452B1 (ko) * 2013-07-11 2015-03-25 주식회사 대양기술 인쇄회로기판 절단 장치

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