JP2000061615A - 金属溶湯の注湯方法及び装置 - Google Patents

金属溶湯の注湯方法及び装置

Info

Publication number
JP2000061615A
JP2000061615A JP10242070A JP24207098A JP2000061615A JP 2000061615 A JP2000061615 A JP 2000061615A JP 10242070 A JP10242070 A JP 10242070A JP 24207098 A JP24207098 A JP 24207098A JP 2000061615 A JP2000061615 A JP 2000061615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
pouring
flow
outflow
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10242070A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsukane Nakajima
光謙 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEICHUU KK
Original Assignee
MEICHUU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MEICHUU KK filed Critical MEICHUU KK
Priority to JP10242070A priority Critical patent/JP2000061615A/ja
Publication of JP2000061615A publication Critical patent/JP2000061615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連通管の原理によるオーバーフロー方式によ
る多くの有利性及び長所をそのまま備え、これに加え
て、溶湯注出の切替を迅速かつ確実にしかも簡単容易に
行うことができ、これによって、注湯品質をさらに向上
させ、注湯サイクルを大幅に短縮しこの種注湯作業の効
率を飛躍的に高めることができる新規な金属溶湯の注湯
方法及び装置を提供する。 【解決手段】 後側上部の流入部21から連通部25を
介して前側上部の流出部31へ溶湯Mを導入し前記流出
部31より溶湯Mを溢出して注湯するに際して、前記流
出部31の位置を上下方向に変動することによって、溶
湯M注出の切替をなすようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、炉から供給され
たアルミニウム、真鍮、亜鉛等の金属溶湯を鋳型もしく
は鋳型用もしくはダイカスト用スリーブ等に注ぐための
金属溶湯の注湯方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来、アルミニウムの鋳造工程
において、アルミニウムの溶湯を炉から成形用の鋳型や
スリーブ等の所定部位に供給するに際しては、炉から一
定容量のラドルによって溶湯を汲み上げ、これを鋳型や
スリーブの注湯口まで運んで注湯を行うのが一般的であ
る。
【0003】しかるに、このような従来方法にあって
は、通常、炉から溶湯を汲み上げたラドルを前記注湯口
で傾動させることによって注湯を行うものであるため、
一定速度でラドルを傾動してもラドル形状によって傾動
角度と流出量が一定にならず、また、ラドル内に残った
溶湯に金属酸化被膜が形成され、これが次回の注湯時に
溶湯内に混入してしまう問題があった。さらに、ラドル
が炉から鋳型やスリーブの注湯口まで移動する際に、ラ
ドル内の溶湯がこぼれたりして危険であるのみならず作
業場を汚して作業環境を悪化させ、加えて溶湯の温度が
急激に降下するなど多くの問題を生じていた。
【0004】このような問題を解消するために、本発明
者は、先に、V字状又はU字状管体に用いて金属溶湯を
オーバーフロー状態で注湯する装置を提案した(実公平
6−34046号公報参照)。この提案装置によれば、
連通管の原理により、溶湯が流出部よりオーバーフロー
状態で流出するので、クリーンな良質の溶湯を一定流量
で静流によって行うことができ、しかも安全で清潔な注
湯作業が可能であるなどの有利な作用効果を備えてい
る。
【0005】しかしながら、オーバーフロー方式による
場合には、上のような溶湯自体の品質を向上させること
には成功したものの、もう一つの重要な課題である注湯
作業の効率上の問題があった。すなわち、オーバーフロ
ー方式では、注湯終了直前の溶湯の流圧が低くなるの
で、湯切りが悪いということである。終了直前の溶湯が
細く弱いチョロチョロした流れとなることは、酸化物の
混入や溶湯温度の低下にもつながり、注入量の変動も来
す。なによりも、注湯サイクルが長引くという、鋳造上
の大きな問題がある。この発明は、このような問題を悉
く解消することを目的として提案されたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
連通管の原理によるオーバーフロー方式による多くの有
利性及び長所をそのまま備え、これに加えて、溶湯注出
の切替を迅速かつ確実にしかも簡単容易に行うことがで
き、これによって、注湯品質をさらに向上させ、注湯サ
イクルを大幅に短縮しこの種注湯作業の効率を飛躍的に
高めることができる新規な金属溶湯の注湯方法及び装置
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】ここで提案される請求項
1の発明は、金属溶湯の注湯方法に係り、後側上部の流
入部から連通部を介して前側上部の流出部へ溶湯を導入
し前記流出部より溶湯を溢出して注湯するに際して、前
記流出部の位置を上下方向に変動することによって、溶
湯注出の切替をなすようにしたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、金属溶湯の注湯
装置に係り、後側上部に流入部を備え連通部を介して前
側上部に流出部を有し前記流入部から導入された溶湯が
連通部を経て前記流出部より溢出して注湯するようにし
た注湯本体部と、前記注湯本体部の前側を上下揺動して
前記流出部の位置を上下方向に変動する揺動部とからな
ることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項2において、前
記流出部が前記本体部前側内部に配設された吐出管の上
縁によって構成され、かつ前記流出部は通常状態におい
て連通部より高い位置に形成された金属溶湯の注湯装置
に係る。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項3におい
て、前記吐出管が略垂直に配設された金属溶湯の注湯装
置に係る。
【0011】さらに、請求項5の発明は、請求項2ない
し4のいずれかにおいて、前記本体部の後部に回動軸部
を有し、かつ前記本体部の連通部を上下動する昇降装置
が設けられた金属溶湯の注湯装置に係る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の金属溶湯の注湯装
置の一実施例を溶湯保持部及び給湯装置とともに示した
全体縦断面図、図2はその流出部を表す要部の横断面
図、図3は同じく流出部における溢流状態を示す縦断面
図、図4は注湯本体部の水平状態を表す概略断面図、図
5は流出部における溢流状態(注湯状態)を表す注湯本
体部の概略断面図、図6はその注湯停止状態を表す注湯
本体部の概略断面図、図7は注湯開始状態を表す注湯本
体部の概略断面図である。
【0013】図に示す実施例では、アルミニウム鋳造に
おけるアルミ溶湯を金属溶湯Mとしてこれを鋳型又はス
リーブ(図示せず)に供給する例について説明する。ま
ず、請求項1の発明は、金属溶湯Mの注湯方法に係り、
例えば図1の実施例に示したように、後側上部の流入部
21から連通部25を介して前側上部の流出部31へ溶
湯Mを導入し、前記流出部31より溶湯Mを溢出して注
湯するに際して、前記流出部31の位置を上下方向に変
動することによって、溶湯Mの注出の切替をなすように
したものである。
【0014】前記したように、この発明は、連通管の原
理によるオーバーフロー方式を利用して、後側上部の流
入部21から導入した溶湯Mを連通部25を介して前側
上部の流出部31から溢出して注湯するものである。そ
して、全く同じ連通管の原理により、湯面位置に対する
流出部31の位置を上下方向に変動することによって、
溶湯Mの注出又は注出停止の切替をなすようにしたもの
である。従って、この発明方法にあっては、連通管の原
理を有する構成であればよく、その形状は問わない。ま
た、流出部位置の変動は、少なくともその位置が上下方
向に変動するものであればどのような構成でもよく、連
通管(相当部)全体を傾動させる(以下述べる装置発明
の実施例)ほかに、流出部(相当部)を単独で変動させ
ることも可能である。以下、請求項2の発明である注湯
装置と共に詳しく説明する。
【0015】請求項2の注湯装置10は、前記請求項1
の方法発明を実施するための装置であって、図1に示し
たように、注湯本体部20と揺動部40を備える。な
お、図1において、符号50は溶湯Mの保持部51を有
する溶湯保持炉で、例えば公知のるつぼ炉や手許溶解保
持炉等がこれにあたる。また、符号60は給湯(溶湯汲
み上げ)装置で、カップ状のラドル61が駆動装置65
によって溶湯保持炉50の溶湯保持部51から一定量の
溶湯Mを汲み上げ、ガイド棒62に沿って上昇し、所定
位置に設けられた傾動ガイド63によって溶湯Mを汲み
上げたラドル61Aが傾動して給湯するように構成され
たものである。なお、汲み上げ上昇時のラドル61Bと
して示したように、ラドル61の傾動時の上側となる側
面部には溶湯Mを一定量に保持するための計量窓部69
が形成されていて、ラドル61が常に一定量の溶湯Mを
汲み上げて給湯するようになっている。
【0016】この発明に係る注湯装置10の注湯本体部
20は、後側上部20rに流入部21を備え、連通部2
5を介して前側上部20fに流出部31を有するもの
で、前記流入部21から導入された溶湯Mが連通部25
を経て前記流出部31より溢出して注湯するものであ
る。なお、図1の符号24は蓋部材である。この注湯本
体部20は、前記したように連通管構造を有するもの
で、連通管構造を有すれば形状や構成はどのようなもの
でもよい。なお、注湯本体部20の大きさ(容量)は、
鋳造条件等により適宜決定されるが、この例では、約1
5〜20kgの溶湯Mを保持する大きさを有する。
【0017】注湯本体部20の流入部21は、機外の溶
湯保持部51から溶湯Mが導入される部分で、この例で
は前記した給湯装置60のラドル61によって溶湯Mが
一定量汲み上げられ導入される。なお、ラドル61によ
って流入部21へ導入される溶湯Mの量は実施例では1
回3.5kgである。また、連通部25は、セラミック
等の耐熱性材料よりなる筒状体で、外周表面にはヒータ
26が装着されている。このヒータ26によって注湯本
体部20内の溶湯Mの保温及び温度調節が行われる。符
号28は溶湯Mの流出部31周辺の溶湯の湯温を測定す
る熱電対、29はヒータ26の温度を測定する熱電対
で、それぞれ公知の制御装置に接続されてヒータ26の
温度を制御する。
【0018】流出部31は連通管構造における溢流部と
なる部分であって、溶湯Mの湯面が流出部31位置より
高いときに溶湯Mが溢出する。図示の実施例では、請求
項3に規定し図2及び図3に明示したように、流出部3
1が注湯本体部20の前部20fの内側に配設された吐
出管30の上縁30eによって構成されている。これに
よって、連通管構造の流出部31の形成が容易であると
ともに、図2の矢印aで示したように、溶湯Mの溢出が
吐出管30の上縁全周で行われ、溶湯Mの効果的な流出
が可能となる。また、この吐出管30の上縁30eによ
る流出部31は通常状態において前記連通部25より高
い位置に形成されている。ここで、通常状態とは流出部
31位置が上下方向に変動しないもとの位置状態という
意味である。これによって、溶湯Mは連通部25内にお
いて空気に触れることなく従って酸化されずクリーンに
保持することができる。
【0019】さらに、図3の溢流状態の図で示したよう
に、流出部31を注湯本体部20の前側20fの内側に
配設された吐出管30の上縁30eによって構成した場
合には、溶湯Mの溢出時において、注湯本体部20の前
部20fの溶湯Mの表面に生ずる酸化皮膜Moが浮き上
がり、該酸化皮膜Mo下側のクリーンな溶湯のみが流出
部31から流出するという極めて有利な現象が生ずる。
これは、流動性の悪い酸化皮膜Moは吐出管30の上縁
30eから流出しにくい一方において、流動性の良いク
リーンな溶湯が流れ出しやすいからであると考えられ
る。その結果、クリーンな良質の溶湯のみを注湯するこ
とができる。
【0020】さらにまた、請求項4の発明として規定し
たように、吐出管30を略垂直に配設することによっ
て、流出部31から溢出する溶湯Mを吐出口35の内側
周縁35aに付着させずに注湯することができる。すな
わち、図3の矢印bで示したように、吐出管30上縁3
0eの流出部31から溢出する溶湯Mは、吐出管30の
中心に集束しそのまま直下に流下するので、吐出口35
の内側周縁35aに付着することがない。一般的に吐出
口35には溶湯が接触して付着するのが通常で、この付
着物が酸化して固化し、これが溶湯内に混入して鋳造品
の品質を低下させたり、あるいは注湯のたびに酸化物が
成長して吐出口35がつまるなどのトラブルの因となっ
ているが、このような構成とすることによって、この種
のトラブルは一挙に解決される。
【0021】次に、揺動部40について説明する。この
発明装置10では、前記流出部31位置の上下方向の変
動を、注湯本体部20の前側を上下揺動する揺動部40
によって行うようにしたものである。流出部31の切替
のための揺動角度としては通常では2,3度程度で十分
である。この揺動部40の一例として、図示し請求項5
の発明として規定したように、前記本体部20の後部に
回動軸41を有し、かつ前記注湯本体部20の連通部2
5を上下動する昇降装置45によるものが有利である。
昇降装置45としては従来公知の手段を用いることがで
きるが、例えば揺動モータとボールねじとの組み合わせ
は微妙な制御を瞬時に行うことができ好ましい態様であ
る。なお、図の符号43は持ち上げアームである。
【0022】図1に示したように、この注湯装置10
は、移動可能な台車11のテーブル12に載置され、図
示しないが給湯装置60や注湯位置との高さ調整のため
にテーブル12の高さ調節機構を備えてもよい。符号1
6は車輪である。
【0023】次に、上記した注湯装置10の作動ととも
に金属溶湯の注湯方法を図4ないし図7に従って説明す
る。まず、注湯作業の開始に先立って、通常の状態(実
施例では図4に示すような連通部25の水平状態)で、
注湯本体部20に溶湯Mを蓄積して、流入部21から溶
湯Mを導入するとその分だけ流出部31から溢出すると
いう状態を作出する。このような状態となすには、まず
図5のように、溶湯Mを流入部21から注湯本体部20
に導入して満杯(図中符号F)とし一旦流出部31から
溢出させた後、図6のように、揺動部40によって流出
部31位置を上昇Uさせればよい。なお、これは注湯状
態における注湯停止と同じ動作である。
【0024】注湯作業は、図7のように、流出部31位
置が上昇U位置にあるときに、前記給湯装置60のラド
ル61によって溶湯Mを流入部21から注湯本体部20
に導入すると同時に、揺動部40によって流出部31を
下降Dして行う。流出部31位置を通常状態に戻すこと
によって、図5のように、連通管の原理によって、溶湯
Mが流出部31から溢出して、吐出管30の吐出口35
より図示しない鋳型やスリーブ等へ注湯される。1回分
の注湯はラドル61の1回分の溶湯Mの導入量と見合う
ようになっている。
【0025】鋳型やスリーブへの注湯量の計測は、例え
ばラドル61の傾動によるリミットスイッチの作動から
所定時間の経過によって行うことができる。すなわち、
ラドル61が傾動した後の所定時間の経過をタイマーに
よって検知して、これと揺動部40とを連動して流出部
31位置を上昇Uする。流出部31の上昇によって、流
出部31からの溶湯Mの溢出は即座に停止する。
【0026】以下、ラドル61による溶湯Mの注湯本体
部20への導入と揺動部40による流出部31の下降D
動作と、タイマー満了に伴う揺動部40による流出部3
1の上昇U動作をくりかえすことによって、注湯および
その停止の注湯サイクルが繰り返される。なお、注湯量
によって、ラドルによる溶湯Mの導入量および注湯時間
(タイマー)が変えられることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
よれば、前記流出部の位置を上下方向に変動することに
よって溶湯注出の切替をなすようにしたものであるた
め、溶湯注出の切替を迅速かつ確実にしかも簡単容易に
行うことができるようになり、これによって、注湯品質
をさらに向上させ、注湯サイクルを大幅に短縮しこの種
注湯作業の効率を飛躍的に高めることができるようにな
った。前記したように、オーバーフロー方式では、注湯
終了直前の溶湯の流圧が弱くなり湯切りが悪く、酸化物
の混入や溶湯温度の低下や注入量の変動という問題のほ
かに、注湯サイクルが長引くという注湯作業上の大きな
問題があったのであるが、この発明によれば、これらを
悉く解決することができた。
【0028】このほか、この発明によれば、連通管の原
理により、オーバーフロー状態で注湯するものであるか
ら、クリーンな良質の溶湯を一定流量で静流によって行
うことができ、しかも安全で清潔な注湯作業が可能であ
る。
【0029】また、特に、請求項3の発明によれば、連
通管構造の流出部の形成が容易であるとともに、溶湯の
溢出が吐出管の上縁全周で行われるので溶湯の効果的な
流出が可能となるばかりか、酸化被膜が流出されないの
でよりクリーンな良質の溶湯を注湯することが可能であ
る。
【0030】さらに、請求項4の発明にあっては、流出
部から溢出する溶湯を吐出口の内側周縁に付着させずに
注湯することができ、当該部分への溶湯の付着による酸
化皮膜の形成、その溶湯内への混入による鋳造品の品質
低下あるいは吐出口のつまりなどのトラブルを一挙に解
決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の金属溶湯の注湯装置の一実施例を溶
湯保持部及び給湯装置とともに示した全体縦断面図であ
る。
【図2】その流出部を表す要部の横断面図である。
【図3】同じく流出部における溢流状態を示す縦断面図
である。
【図4】注湯本体部の水平状態を表す概略断面図であ
る。
【図5】流出部における溢流状態(注湯状態)を表す注
湯本体部の概略断面図である。
【図6】その注湯停止状態を表す注湯本体部の概略断面
図である。
【図7】注湯開始状態を表す注湯本体部の概略断面図で
ある。
【符号の説明】
10 注湯装置 20 注湯本体部 21 流入部 25 連通部 30 吐出管 31 流出部 40 揺動部 45 昇降装置 M 溶湯

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後側上部の流入部から連通部を介して前
    側上部の流出部へ溶湯を導入し前記流出部より溶湯を溢
    出して注湯するに際して、前記流出部の位置を上下方向
    に変動することによって、溶湯注出の切替をなすように
    したことを特徴とする金属溶湯の注湯方法。
  2. 【請求項2】 後側上部に流入部を備え連通部を介して
    前側上部に流出部を有し前記流入部から導入された溶湯
    が連通部を経て前記流出部より溢出して注湯するように
    した注湯本体部と、 前記注湯本体部の前側を上下揺動して前記流出部の位置
    を上下方向に変動する揺動部とからなることを特徴とす
    る金属溶湯の注湯装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記流出部が前記本
    体部前側内部に配設された吐出管の上縁によって構成さ
    れ、かつ前記流出部は通常状態において連通部より高い
    位置に形成された金属溶湯の注湯装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記吐出管が略垂直
    に配設された金属溶湯の注湯装置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかにおいて、
    前記本体部の後部に回動軸部を有し、かつ前記本体部の
    連通部を上下動する昇降装置が設けられた金属溶湯の注
    湯装置。
JP10242070A 1998-08-27 1998-08-27 金属溶湯の注湯方法及び装置 Pending JP2000061615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10242070A JP2000061615A (ja) 1998-08-27 1998-08-27 金属溶湯の注湯方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10242070A JP2000061615A (ja) 1998-08-27 1998-08-27 金属溶湯の注湯方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000061615A true JP2000061615A (ja) 2000-02-29

Family

ID=17083844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10242070A Pending JP2000061615A (ja) 1998-08-27 1998-08-27 金属溶湯の注湯方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000061615A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200454605Y1 (ko) * 2010-12-29 2011-07-14 대우조선해양 주식회사 압탕 가열장치
CN103341612A (zh) * 2013-07-16 2013-10-09 北京科技大学 一种摇摆搅拌装置制备半固态浆料和流变成形设备
CN108580863A (zh) * 2018-07-18 2018-09-28 浙江鼎立实业有限公司 一种自动铝水浇铸机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200454605Y1 (ko) * 2010-12-29 2011-07-14 대우조선해양 주식회사 압탕 가열장치
CN103341612A (zh) * 2013-07-16 2013-10-09 北京科技大学 一种摇摆搅拌装置制备半固态浆料和流变成形设备
CN108580863A (zh) * 2018-07-18 2018-09-28 浙江鼎立实业有限公司 一种自动铝水浇铸机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101607308A (zh) 用于熔融金属的钢包
JP3079018B2 (ja) 自動注湯方法及び装置
JP2000061615A (ja) 金属溶湯の注湯方法及び装置
US5131452A (en) Method and apparatus for the dosed removal molten metal out of a melt vessel
JPH09271930A (ja) 給湯方法及び給湯装置
JP3361369B2 (ja) 自動注湯方法及び装置
JP6379804B2 (ja) ラドル給湯装置による計量方法
JPH02241650A (ja) 溶湯注湯装置
JPH11188475A (ja) 金属溶湯のラドル装置および給湯方法
CN113263168B (zh) 一种浇勺浇注方法
JP2002153960A (ja) 遠心鋳造用取鍋
JP3085493B2 (ja) 樋式給湯方法および装置
CN113976899B (zh) 一种气雾化制粉装置
JPH07328759A (ja) 溶湯汲み上げ方法
JPH05220563A (ja) ラドル
CN220612284U (zh) 一种熔液防溅浇铸装置
JPH09206911A (ja) 密閉式給湯装置および給湯方法
JPH07323364A (ja) ダイカストマシンの給湯装置
JPS6234658A (ja) ダイカストマシ−ンの自動給湯装置
JPH1177280A (ja) 傾斜式重力鋳造装置
JPS61129270A (ja) 自動注湯装置
KR920004970B1 (ko) 아르곤 유량 자동제어 방법
JPH11179512A (ja) 遠心力鋳造装置および遠心力鋳造方法
JPH10235457A (ja) 溶鋼鋳造用スライディングノズルのシール方法
JPH0347729Y2 (ja)