JP2000061361A - 灰閉塞防止装置を有する機械式集塵装置 - Google Patents

灰閉塞防止装置を有する機械式集塵装置

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JP2000061361A
JP2000061361A JP10234595A JP23459598A JP2000061361A JP 2000061361 A JP2000061361 A JP 2000061361A JP 10234595 A JP10234595 A JP 10234595A JP 23459598 A JP23459598 A JP 23459598A JP 2000061361 A JP2000061361 A JP 2000061361A
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JP
Japan
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ash
dust collector
discharge pipe
cyclone
compressed gas
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JP10234595A
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Masaaki Takahashi
正昭 高橋
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04C—APPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
    • B04C5/00—Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed
    • B04C5/22—Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed with cleaning means
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04C—APPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
    • B04C5/00—Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed
    • B04C5/12—Construction of the overflow ducting, e.g. diffusing or spiral exits
    • B04C5/13—Construction of the overflow ducting, e.g. diffusing or spiral exits formed as a vortex finder and extending into the vortex chamber; Discharge from vortex finder otherwise than at the top of the cyclone; Devices for controlling the overflow

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイクロン部又はダスト排出管に灰等が堆
積、閉塞することを除ぎ、機械式集塵機の運転継続を可
能とすること。 【解決手段】 ガスを導入してガスに含まれる灰分を除
くサイクロンとサイクロンで分離した灰の排出管とサイ
クロンと灰排出管に各々クリーニング装置を備えた機械
式集塵装置において、圧縮した気体を灰排出管へ流入さ
せる圧縮気体流入手段を設置した機械式集塵装置であ
る。圧縮気体流入手段の作動を制御する灰排出管クリー
ニング装置の作動トルク検出器と、該作動トルク検出器
の検出値が所定値以上になると、クリーニング装置また
は圧縮気体流入手段を作動させる。また、灰排出管に堆
積した灰レベル検出器を設け、該灰レベル検出器の検出
値が所定値以上になると、クリーニング装置または圧縮
気体流入手段を作動させても良い。さらに、タイマを設
け、所定時間毎に、クリーニング装置または圧縮気体流
入手段を作動させる制御装置を設けた構成でも良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動床ボイラから
排出される排ガス又は石炭焚きボイラから排出される排
ガスの機械式集塵装置に係わり、特に、排ガス中の未燃
分を含んだ灰分等を分離するサイクロン等の内部装置の
灰閉塞を防止する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】流動層ボイラシステムのフローを図３に
示すが、流動層ボイラはＭＢＣ（MainBed Cell）３１と
ＣＢＣ（Carbon Burning Cell）３２があり、ＭＢＣ３
１内は分散盤３３上の流動媒体と図示しないノズルより
供給される燃料とが流動層３４を形成している燃焼室３
６と分散盤３３下方の空気室３７とに分けられている。
また、流動層３４の内部には伝熱管３８が配置されてい
て、タンク３９から伝熱管３８に水が供給される。
【０００３】空気室３７にブロワ４１より空気が導入さ
れ、当該導入された空気が流動層３４を流動化させなが
ら、燃料を燃焼させる。このため、流動層３４内部に配
置された伝熱管３８内の水が加熱させれ蒸気を発生さ
せ、図示しない蒸気タービンの駆動に利用される。
【０００４】ＭＢＣ３１の燃焼ガス中に含まれる未燃分
は集塵装置４２で回収され、ＣＢＣ３２に導かれる。Ｃ
ＢＣ３２もＭＢＣ３１と同様に、分散盤４４上の流動媒
体と回収燃料とが流動層４５を形成している燃焼室４６
と分散盤４４下方の空気室４７とに分けられていて、流
動層４５の内部にも蒸気生成用の伝熱管４９が配置され
ており、ブロワ４２から供給される空気により回収燃料
が燃焼し、蒸気を発生させる。
【０００５】ＭＢＣ３１の出口の燃焼ガス中の含塵量
は、２０〜５０ｇ／Ｎｍ3／ｈと石炭焚ボイラの３〜７
倍の量であり、集塵装置４２へのダスト負荷の変動も大
きいことが流動層ボイラの特徴である。
【０００６】図４（側断面図）と図５（図４のＡ−Ａ線
矢視図）には、前記図３に示す流動層ボイラシステムの
従来の機械式集塵装置４２の詳細図を示す。本体ケーシ
ング１内には、流入するガス流れに対して並列に配置さ
れた複数のサイクロン外筒３と該サイクロン外筒３内に
配置されたサイクロン内筒４が設けられている。複数の
サイクロン外筒３とサイクロン内筒４は図示しない駆動
装置により旋回運動をする。
【０００７】また、これら複数のサイクロン外筒３とサ
イクロン内筒４は水平方向に対して傾斜状に配置されて
いて、サイクロン外筒３とサイクロン内筒４の下端部出
口には鉛直方向に灰排出管５が設けられている。また、
サイクロン外筒３の側面には排ガス入口部３ａが設けら
れている。さらに、仕切板２が複数のサイクロン外筒３
の上端部付近では鉛直方向に排ガス流路を閉鎖するよう
に設けられている。
【０００８】また、サイクロン内筒４内部にはコイル状
のクリーニング装置７が往復摺動可能に設けられてい
る。該クリーニング装置７はシリンダアクチュエータ１
０の動作により動作するリンク機構９を介してサイクロ
ン内を移動する。リンク機構９はシリンダアクチュエー
タ１０の動作により支点９ａを中心に回動するリンク９
ｂとリンク９ｂの一端に連結して上下運動するリンク９
ｃとリンク９ｃと各クリーニング装置７の中心軸７ａと
を連結リンクし、支点９ｄを中心に回動するリンク９ｅ
から構成されている。
【０００９】本体ケーシング１の下端部にはホッパ６が
設けられている。灰排出管５内には灰排出管クリーニン
グ装置８が挿入されており、該灰排出管クリーニング装
置８はシリンダアクチュエータ２０の動作によりリンク
機構２１を介して上下に移動して灰をホッパ６に排出す
る。
【００１０】上記構成からなる機械式集塵装置に流入し
た灰分を含んだガスは、複数のサイクロン外筒３に排ガ
ス入口部３ａから流入し、サイクロン外筒３内を旋回す
る過程で灰分を分離し、内筒４から流出する。灰分等は
サイクロン外筒３の下端部から排出管５へ流れ、ホッパ
６へ落下する。
【００１１】また、サイクロン外筒３と内筒４にたまっ
た灰はコイル状のクリーニング装置７の往復摺動により
灰排出管５に向けて排出される。また、灰排出管５の内
壁に付着する灰等を下部へ落下させるための灰排出管ク
リーニング装置８が上下移動され、ここでの灰溜まりも
防止される。
【００１２】前記状来技術のクリーニング装置７、８は
タイマー等により定期的に作動する。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の機械式
集塵装置のサイクロン外筒３、内筒４又は灰排出管５内
に灰が一旦堆積してしまうと構造上から完全に灰等を排
出しきれず、筒内又は管内が灰等により閉塞してしま
い、運転の継続が不可能となっていた。
【００１４】本発明の課題は、サイクロン部又はダスト
排出管に灰等が堆積、閉塞することを除ぎ、機械式集塵
機の運転継続を可能とすることにある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、ガ
スを導入してガスに含まれる灰分を除くサイクロンとサ
イクロンで分離した灰の排出管とサイクロンと灰排出管
に各々クリーニング装置を備えた機械式集塵装置におい
て、圧縮した気体を灰排出管へ流入させる圧縮気体流入
手段を設置した機械式集塵装置により解決される。
【００１６】上記本発明の機械式集塵装置には、前記圧
縮した気体を灰排出管へ流入させる圧縮気体流入手段の
作動を制御する灰排出管クリーニング装置の作動トルク
検出器と、該作動トルク検出器の検出値が所定値以上に
なると、クリーニング装置または圧縮気体流入手段を作
動させる制御装置を設けることが望ましい。
【００１７】また、上記本発明の機械式集塵装置には、
灰排出管に堆積した灰レベル検出器を設け、該灰レベル
検出器の検出値が所定値以上になると、クリーニング装
置または圧縮気体流入手段を作動させる制御装置を設け
ることもできる。
【００１８】さらに、上記本発明の機械式集塵装置に
は、タイマを設け、所定時間毎に、クリーニング装置ま
たは圧縮気体流入手段を作動させる制御装置を設けた構
成でも良い。
【００１９】こうして、本発明においては、圧縮した気
体を灰排出管上部より流入させるため、気体が、その圧
力により灰排出管を閉塞させた灰等を貫通、破壊するの
で、灰等による管内の閉塞が防止できる。
【００２０】
【発明の実施の形態】図１に本発明の実施の形態の機械
式集塵機の構造を示す。図１に示す機械式集塵機の構成
部材で図４に示した従来技術のそれと同一機能を奏する
ものは同一番号を付してその説明は省略する。
【００２１】図１に示す機械式集塵装置の特徴はサイク
ロンクリーニング装置７又は灰排出管クリーニング装置
８の作動トルクを検出し、そのトルクが所定値以上にな
ると、各シリンダアクチュエータ１０、２０を駆動させ
るトルクスイッチ１５、２２を設け、さらにトルクスイ
ッチ１５、２２により灰閉塞を探知すると作動する圧縮
気体供給装置１１を設け、圧縮気体供給装置１１で発生
させた圧縮気体を灰排出管５に供給する圧縮気体供給配
管１２を設けたことである。圧縮気体供給配管１２には
逆止弁１３と止弁１４を設けておく。
【００２２】灰等がサイクロン外筒３、内筒４内又は灰
排出管５内を閉塞した場合、サイクロンクリーニング装
置７又は灰排出管クリーニング装置８の作動トルクが上
昇するため、各シリンダアクチュエータ１０に設置した
トルクスイッチ１５により灰閉塞を探知し、圧縮気体供
給装置１１を作動させる。圧縮気体は圧縮気体供給配管
１２を介して灰排出管５上部より流入させ、管内の灰堆
積又は閉塞を防止できる。
【００２３】圧縮気体供給装置１１により作られた圧縮
気体は、機械式集塵機内部の灰排出管５及びサイクロン
外筒３、内筒４へ圧縮気体供給配管１２を介して供給す
るため、その圧力により管内５及びサイクロン外筒３、
内筒４内の灰堆積又は閉塞をその力により除去、貫通又
は破壊可能となる。
【００２４】図２に本発明のその他の実施の形態の機械
式集塵装置を示す。図２に示す機械式集塵機の構成部材
で図１に示した従来技術のそれと同一機能を奏するもの
は同一番号を付してその説明は省略する。
【００２５】図２に示す機械式集塵装置では、圧縮気体
をサイクロン外筒３、内筒４及び灰排出管５に供給する
ための圧縮気体供給装置１１の作動について、図１のト
ルクスイッチ１５、２２による灰閉塞の検知をする方法
ではなく、灰レベル検知器１６を灰排出管５の下端部付
近の管内に設けている。
【００２６】灰レベル検知器１６が灰の堆積を検知する
と圧縮気体供給装置１１を作動させ、圧縮気体を圧縮気
体供給配管１２を介して灰排出管５上部より流入させ、
管内の灰堆積又は閉塞を防止できる。
【００２７】また、タイマー１７を設け、タイマー１７
により定期的に圧縮気体供給装置１１を作動させること
により灰排出管５内に灰閉塞に至る前段階の状態で灰堆
積環境を防止でき、同様の防止効果が上げられる。
【００２８】
【発明の効果】本発明によれば、サイクロン及び灰排出
管の閉塞が防止可能となり、機械式集塵装置の連続運転
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施の形態における灰閉塞装置を有
する機械式集塵機の系統図である。
【図２】 本発明の他の実施の形態における灰閉塞装置
を有する機械式集塵機の系統図である。
【図３】 流動層ボイラシステムのフローを示す図であ
る。
【図４】 従来の機械式集塵機の系統図である。
【図５】 図４のＡ−Ａ線矢視図である。
【符号の説明】
１ 本体ケーシング ２ 仕切板 ３ サイクロン外筒 ４ サイクロン内
筒 ５ 灰排出管 ６ ホッパ ７ サイクロンクリーニング装置 ８ 灰排出管クリ
ーニング装置 ９、２１ リンク装置 １０、２０ シリ
ンダアクチェータ １１ 圧縮気体供給装置 １２ 圧縮気体供
給配管 １３ 逆止弁 １４ 止弁 １６ 灰レベル検知器 １７ タイマ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ガスを導入してガスに含まれる灰分を除
    くサイクロンとサイクロンで分離した灰の排出管とサイ
    クロンと灰排出管に各々クリーニング装置を備えた機械
    式集塵装置において、 圧縮した気体を灰排出管へ流入させる圧縮気体流入手段
    を設置したことを特徴とする機械式集塵装置。
  2. 【請求項２】 圧縮した気体をサイクロン及び灰排出管
    へ流入させる手段の作動を制御する灰排出管クリーニン
    グ装置の作動トルク検出器と、該作動トルク検出器の検
    出値が所定値以上になると、クリーニング装置または圧
    縮気体流入手段を作動させる制御装置を設けたことを特
    徴とする請求項１記載の機械式集塵装置。
  3. 【請求項３】 灰排出管に堆積した灰レベル検出器を設
    け、該灰レベル検出器の検出値が所定値以上になると、
    クリーニング装置または圧縮気体流入手段を作動させる
    制御装置を設けたことを特徴とする請求項１記載の機械
    式集塵装置。
  4. 【請求項４】 タイマを設け、所定時間毎に、クリーニ
    ング装置または圧縮気体流入手段を作動させる制御装置
    を設けたことを特徴とする請求項１記載の機械式集塵装
    置。
JP10234595A 1998-08-20 1998-08-20 灰閉塞防止装置を有する機械式集塵装置 Pending JP2000061361A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194572A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Chugoku Electric Power Co Inc:The サイクロン詰まり対応方法
JP2009125698A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The サイクロンの詰り判定装置およびサイクロンの詰り判定方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194572A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Chugoku Electric Power Co Inc:The サイクロン詰まり対応方法
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