JP2009125698A - サイクロンの詰り判定装置およびサイクロンの詰り判定方法 - Google Patents

サイクロンの詰り判定装置およびサイクロンの詰り判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 オペレータによるサイクロンの詰りの判断の差を除くことができるサイクロンの詰り判定装置およびサイクロンの詰り判定方法を提供する。
【解決手段】 石炭の燃焼で発電すると共に発電出力を負荷に供給する発電プラントに具備されている1次サイクロン111と2次サイクロン112の詰り状態を、これらのサイクロン111、112の運転データと、ガスタービンの運転データとにより判定するサイクロンの詰り判定装置であって、石炭の炭種毎および負荷毎の正常時の運転データを基にして作成された基準データを記憶する記憶部12と、入力された複数の運転データと、該運転データに対応すると共に記憶部12の基準データとをそれぞれ比較し、比較結果を基にして1次サイクロン111と2次サイクロン112の詰り状態を判定する処理部11とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、加圧流動床複合発電に用いられているサイクロンの詰り状態を判定するサイクロンの詰り判定装置およびサイクロンの詰り判定方法に関する。
加圧流動床複合発電(PFBC:Pressurized Fluid−bed Boiler Combined Cycle)は、微細にした石炭を、圧力容器内に収納されたボイラで燃焼し、燃焼で発生した蒸気で蒸気タービンを回転駆動して発電を行う。同時に、ボイラからの排ガスを利用してガスタービンを回転駆動して発電を行う。このとき、ボイラの排ガスには煤塵が含まれているので、排ガスをサイクロンに通して、ボイラからの排ガスをガスタービンに送っている(例えば、特許文献1参照。)。サイクロンは遠心により排ガスから煤塵を除去する装置である。こうした発電プラントによれば、プラント出力としては蒸気タービンによる出力とガスタービンによる出力が得られるので、効率のよい発電を可能とする。
ところで、先に述べたように、サイクロンはボイラの排ガスから煤塵を除去するが、サイクロンに煤塵が詰り、サイクロンの運転が困難になる可能性がある。そこで、サイクロンから煤塵を払い出す間隔などを表すプロセス値の動向を基にして、オペレータがサイクロンの詰りを判断していた。
特開平10−249242号公報
しかし、加圧流動床複合発電においてプロセス値の動向を基にしてオペレータがサイクロンの詰りを判断すると、オペレータの経験の違いなどによる個人差で判断が異なることがあり、サイクロンの詰りの判断がばらつくことがある。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、オペレータによるサイクロンの詰りの判断の差を除くことができるサイクロンの詰り判定装置およびサイクロンの詰り判定方法を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、石炭の燃焼で発電すると共に発電出力を負荷に供給する発電プラントに具備されているサイクロンの詰り状態を、該サイクロンの運転データと、石炭の燃焼で発生した排ガスから該サイクロンが煤塵を除去した排ガスで発電するガスタービンの運転データとにより判定するサイクロンの詰り判定装置であって、石炭の炭種毎および負荷毎の正常時の運転データを基にして作成された基準データを記憶する記憶手段と、入力された複数の運転データと、該運転データに対応すると共に前記記憶手段の基準データとをそれぞれ比較し、比較結果を基にして前記サイクロンの詰り状態を判定する処理手段とを備えることを特徴とするサイクロンの詰り判定装置である。
請求項1の発明は、サイクロンの詰り判定装置であり、石炭の燃焼で発電すると共に発電出力を負荷に供給する発電プラントにおいて、この発電プラントに具備されているサイクロンの詰り状態を、サイクロンの運転データと、ガスタービンの運転データとにより判定する。なお、ガスタービンは、石炭の燃焼で発生した排ガスからサイクロンが煤塵を除去した排ガスで発電する。こうしたサイクロンの詰り判定装置では、石炭の炭種毎および負荷毎の正常時の運転データを基にして作成された基準データを記憶手段があらかじめ記憶している。処理手段は、入力された複数の運転データと、各運転データに該当する共に記憶手段の基準データとをそれぞれ比較し、比較結果を基にしてサイクロンの詰り状態を判定する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のサイクロンの詰り判定装置において、前記処理手段は、前記サイクロンが集めた煤塵を灰として払い出す払出間隔の運転データおよび該サイクロンの他の運転データと、これらの運転データに対応すると共に前記記憶手段の基準データとをそれぞれ比較することにより、該サイクロンの詰り状態を判定することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のサイクロンの詰り判定装置において、前記サイクロンが2段で接続されている場合、前記処理手段は、1段目のサイクロンの払出間隔、該サイクロンの他の運転データおよび2段目のサイクロン払出間隔と、これらの運転データに対応すると共に前記記憶手段の基準データとをそれぞれ比較することにより、該1段目のサイクロンの詰り状態を判定することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のサイクロンの詰り判定装置において、前記処理手段は、2段目のサイクロンの払出間隔および該サイクロンの他の運転データと、これらの運転データに対応すると共に前記記憶手段の基準データとをそれぞれ比較することにより、該2段目のサイクロンの詰り状態を判定することを特徴とする。
請求項5の発明は、石炭の燃焼で発電すると共に発電出力を負荷に供給する発電プラントに具備されているサイクロンの詰り状態を、該サイクロンの運転データと、石炭の燃焼で発生した排ガスから該サイクロンが煤塵を除去した排ガスで発電するガスタービンの運転データとにより判定するサイクロンの詰り判定方法であって、石炭の炭種毎および負荷毎の正常時の運転データを基にして作成された基準データを記憶し、入力された複数の運転データと、該運転データに対応する基準データとをそれぞれ比較し、比較結果を基にして前記サイクロンの詰り状態を判定することを特徴とするサイクロンの詰り判定方法である。
請求項1および請求項5の発明により、負荷が変化し、また炭種が代わると、運転データが変化するので、入力された運転データと、正常時の運転データを基にして作成された基準データとをそれぞれ比較することにより、サイクロンの詰り状態、つまり、サイクロンの詰り傾向または詰りを確実に判定することができる。このとき、オペレータによる判断を不要にするので、オペレータの個人差によるサイクロンの詰り状態の判断の差を除くことができる。
請求項2の発明により、負荷や炭種に違いがあって払出間隔が変わっても、払出間隔とは別の運転データを併せて用いるので、サイクロンの詰り状態を確実に判定することができる。
請求項3の発明により、サイクロンが2段に接続されている場合に、負荷や炭種に違いがあって払出間隔が変わっても、払出間隔とは別の運転データを併せて用いるので、1段目のサイクロンの詰り状態を確実に判定することができる。
請求項4の発明により、サイクロンが2段に接続されている場合に、負荷や炭種に違いがあって払出間隔が変わっても、払出間隔とは別の運転データを併せて用いるので、2段目のサイクロンの詰り状態を確実に判定することができる。
次に、この発明の実施の形態によるサイクロンの詰り判定装置(以下、単に「判定装置」という)について、この判定装置が加圧流動床複合発電に用いられている場合を例として説明する。この実施の形態による判定装置を図1に示す。図1の判定装置1は、圧力容器101内のボイラ102から出される排ガスから煤塵を除去する煤塵除去装置110の詰り状態を判定するために設置されている。圧力容器101、ボイラ102および煤塵除去装置110は加圧流動床複合発電による発電プラントの一部である。ボイラ102は、圧力容器101内に収納され、微細にした石炭を燃焼して、高温高圧の蒸気を蒸気タービン(図示を省略)に送る。この蒸気タービン(ST)は蒸気による回転駆動で発電を行う。
一方、圧力容器101の排ガスは煤塵除去装置110に送られる。煤塵除去装置110は、圧力容器101の排ガスから煤塵を除去し、煤塵除去をした排ガスをガスタービン(図示を省略)に送る。このガスタービン(GT)は排ガスによる回転駆動で発電を行う。
煤塵除去装置110は、2段接続のサイクロンつまり1次サイクロン111および2次サイクロン112と、灰クーラ113、114を備えている。1次サイクロン111はボイラ102の排ガスから遠心により煤塵を除去する。1次サイクロン111は、図2に示すように、略円筒状のホッパ111A内に、複数のサイクロン111Bが配設され、このサイクロン111Bには、ホッパ111Aの上部の流入口111Aから流入管111Cを介して排ガスが流入するようになっている。サイクロン111Bは、遠心力を発生させ、遠心力によって排ガスの煤塵を分離して集めた灰ASを流出口111Bから流出させる。そして、サイクロン111Bから流出した灰ASは、ホッパ111Aの下部に落下し、排出口111Aから灰クーラ113側に払い出されるようになっている。一方、サイクロン111Bによって脱灰された排ガスは、ホッパ111A上部の流出口111Aからガスタービン側に送られるようになっている。
2次サイクロン112は、1次サイクロン111の排ガスから遠心により煤塵を除去し、煤塵除去した排ガスをガスタービンに送り、灰ASを灰クーラ114側に払い出す。2次サイクロン112は1次サイクロン111と同じ構造であるので、2次サイクロン112の説明を省略する。なお、以下では2次サイクロン112についても図2の部材を用いる。
灰クーラ113、114は、スクリューフィーダ(S/F)を内蔵し、1次サイクロン111および2次サイクロン112のホッパからの灰ASを送りながら冷却して次の灰処理装置(図示を省略)に送る。
こうした煤塵除去装置110は、1次サイクロン111および2次サイクロン112からの灰ASの払い出し状態を表す1次サイクロン払出間隔および2次サイクロン払出間隔などの多数の運転データを判定装置1に送る。
図1の判定装置1は、処理部11、記憶部12、インタフェース13、表示部14、入力部15および出力部16を備えている。記憶部12、インタフェース13、表示部14、入力部15および出力部16はバス17を経由して処理部11に接続されている。判定装置1の表示部14は、処理部11の制御によって、処理部11の処理結果等を表示するLCD(液晶ディスプレイ)などの表示装置である。入力部15はキーボードやマウスなどの入力装置であり、出力部16は処理部11の制御によってデータを印字して出力する印刷装置である。
インタフェース13は、圧力容器101の排ガスから煤塵を除去する煤塵除去装置110、排ガスで回転駆動されるガスタービン、発電プラントを制御するプラント自動制御装置(APC:Automatic Plant Controller)からの運転データを受け取る。インタフェース13が受け取る運転データには、
APC出力(MW)
1次・2次サイクロン出入口差圧(kPa)
1次・2次サイクロン灰出力ガス温度(℃)
1次・2次サイクロンプレナム差圧(kPa)
1次・2次サイクロンS/F(スクリューフィーダー)高冷水出力温度(℃)
1次・2次サイクロン灰用S/F(スクリューフィーダー)入力灰温度(℃)
1次・2次サイクロン払出間隔(h(時間):m(分))
GT(ガスタービン)排ガスダスト濃度(mg/m3N)
がある。
APC出力は、発電プラントの蒸気タービンとガスタービンによる発電量を表す値である。サイクロン出入口差圧には、1次サイクロン111と2次サイクロン112の2つの値があり、サイクロン出入口差圧は、流入口111A(図2)と流出口111A(図2)における圧力の差を表す。サイクロン灰出力ガス温度には、1次サイクロン111と2次サイクロン112の2つの値があり、サイクロン灰出力ガス温度は、排出口111A(図2)におけるガス温度を表す。サイクロンプレナム差圧には、1次サイクロン111と2次サイクロン112の2つの値があり、サイクロンプレナム差圧は、1次サイクロン111および2次サイクロン112内に設けられているプレナムつまり排ガスを一時的に溜めて各サイクロン111Bに流す部分で、排ガスがプレナムに入る箇所と、サイクロンが接続されている箇所における圧力の差を表す。
サイクロンS/F高冷水出力温度には、1次サイクロン111側と2次サイクロン112側の2つの値があり、サイクロンS/F高冷水出力温度は、灰クーラ113と灰クーラ114に設置されているスクリューフィーダーの軸部分を流れる高冷水の出力温度を表す。サイクロン灰用S/F入力灰温度には、1次サイクロン111側と2次サイクロン112側の2つの値があり、サイクロン灰用S/F入力灰温度は、灰クーラ113と灰クーラ114に設置されているスクリューフィーダーの入口部分での灰ASの温度を表す。GT排ガスダスト濃度は、ガスタービンの出口における煤塵の量を表す。サイクロン払出間隔には、1次サイクロン111側と2次サイクロン112側の2つの値があり、サイクロン払出間隔は、排出口111A(図2)から灰ASが払い出される間隔を表す。
インタフェース13は、運転データとして前述したAPC出力〜GT排ガスダスト濃度を表す値を受け取ると、これらの値を処理部11に送る。
記憶部12は、処理部11の制御によってデータを記憶する記憶領域と、処理手順を記憶する記憶領域とを持つ記憶装置である。記憶部12は、処理手順として、煤塵除去装置110の詰りを判定するための処理手順を記憶領域に記憶している。また、記憶部12は、データの記憶領域に基準値テーブルを記憶している。基準値テーブルは、処理部11による詰り判定処理の際に使用され、この基準値テーブルには、図3に示すように、前述した運転データであるAPC出力〜GT排ガスダスト濃度の各基準値A、A、A〜A14と、この基準値に対する許容変動範囲である偏差B、B、B〜B14とが記録されている。各基準値A、A、A〜A14は過去の正常時の運転データを基にして作成された値である。なお、基準値テーブルには各値の単位も記録されている。さらに、基準値と偏差は、ワンボ炭などの炭種毎で異なり、また、負荷の違いによるAPC出力の違いにより異なるので、基準値テーブルには、炭種毎に基準値と偏差とが記録され、また、APC出力毎に基準値と偏差とが記録されている。
また、記憶部12は、データを記憶する記憶領域に、図4に示す運転データテーブルを記憶している。運転データテーブルについては後述する。
処理部11は、記憶部12に記憶されている処理手順により詰り判定処理を行う。つまり、処理部11は、煤塵除去装置110の詰り状態を判定する指示入力を入力部15から受け取ると、記憶部12に記憶されている処理手順により詰り判定処理を開始する。詰り判定処理は2つの処理からなり、一方は変動判定処理であり、他方は閉塞判定処理である。処理部11は、詰り判定処理を開始すると、先ず、基準データに変動が発生しているかどうかを判定する変動判定処理を行い、次に、変動判定処理の結果を基にして煤塵除去装置110の1次サイクロン111と2次サイクロン112の詰り状態を判定する閉塞判定処理を行う。
処理部11は、詰り判定処理の変動判定処理を開始すると、図5に示すように、炭種を入力するための入力画面を、表示部14を制御して表示する(ステップS1)。ステップS1の後で炭種を表す炭種データを入力部15から受け取ると(ステップS2)、処理部11は、運転データの入力待ちとなる(ステップS3)。ステップS3で運転データをインタフェース13から受け取ると(ステップS4)、処理部11は、受け取った運転データを運転データテーブルに比較データとして記録していく(ステップS5)。ステップS5で処理部11は、ステップS2で受け取った炭種およびステップS4で受け取ったAPC出力に該当する基準値テーブルの値を用いて運転データテーブルを作成し、記憶部12のデータの記憶領域に記憶する。この運転データテーブルを先に述べた図4に示す。図4の運転データテーブルでは、各運転データの基準値および偏差と共に比較データが記録されていく。なお、図4の運転データテーブルでは炭種がワンボ炭であり、出力がA(MW)である場合を例とし、以下では運転データテーブルとして図4のテーブルを用いる。
ステップS5の後、処理部11はすべての運転データを受け取ったかどうかを判断する(ステップS6)。ステップS6ですべての運転データを受け取ったと判断すると、処理部11は、運転データテーブル(図4)の比較データの値と基準データの値との差と、偏差とを比較する(ステップS7)。なお、ステップS7でAPC出力については、処理部11は偏差との比較をしない。ステップS7で差の値が偏差内であると、処理部11は、比較データが基準データに対して変動していないと判断する(ステップS8)。つまり、基準データを値Aとし、比較データを値Bとし、偏差を値Dとすると、
−D<B−A<D
であるときに、処理部11は比較データ値Bが変動していないと判断する。ただし、値kは、
1≦k≦14
の範囲にある整数である。このとき、処理部11は運転データテーブル(図4)に「→」の符号を付加して判定を「○」にする。
ステップS7で差の値が偏差外であると、処理部11は、比較データが基準データに対して変動していると判断する(ステップS9)。つまり、運転データテーブル(図4)で、
−D>B−AまたはB−A>D
であるときに、処理部11は比較データ値Bが変動していると判断する。このときに変動が増加方向にあると、処理部11は運転データテーブル(図4)に「↑」の符号を付加して判定を「×」にし、減少方向にあると運転データテーブル(図4)に「↓」の符号を付加して判定を「×」にする。
ステップS8およびステップS9が終了すると、処理部11はステップS8およびステップS9の判定結果を運転データテーブル(図4)に記録し運転データテーブル(図4)を更新して(ステップS10)、変動判定処理を終了する。
一方、ステップS4で運転データがない場合、また、ステップS6ですべての運転データを受け取っていないと判断した場合、処理部11は処理をステップS3に戻す。
こうして、処理部11は変動判定処理により、比較データである運転データに変動があるかどうかを判定する。この後、処理部11は1次サイクロン111と2次サイクロン112の閉塞判定処理を行う。処理部11は、1次サイクロン111の閉塞判定処理を開始すると、図6に示すように、運転データテーブル(図4)の1次サイクロン111の払出間隔を調べて(ステップS21)、この払出間隔が標準データに比べて延長しているかどうかを判断する(ステップS22)。ステップS22で1次サイクロン払出間隔が延長していると、処理部11は、運転データテーブル(図4)の2次サイクロン112の払出間隔を調べて(ステップS23)、この払出間隔が標準データに比べて短縮しているかどうかを判断する(ステップS24)。ステップS24で2次サイクロン払出間隔が短縮していると、処理部11は、運転データテーブル(図4)の1次サイクロン111のプレナム差圧を調べて(ステップS25)、この差圧が上昇しているかどうかを判断する(ステップS26)。
ステップS26で1次サイクロンプレナム差圧が上昇していると、処理部11は、1次サイクロン111が詰り傾向にあると判定する(ステップS27)。ステップS27の後、処理部11は、1次サイクロン111の詰り傾向を示す詰りメッセージを作成し(ステップS28)、表示部14を制御してこの詰りメッセージを表示すると共に出力部16を制御してこの詰りメッセージを出力する(ステップS29)。
一方、ステップS22で1次サイクロン払出間隔が延長していない場合、ステップS24で2次サイクロン払出間隔が短縮していない場合、ステップS26で1次サイクロンプレナム差圧が上昇していない場合、処理部11は、1次サイクロン111が正常であると判定する(ステップS30)。ステップS30の後、処理部11は、1次サイクロン111の正常を示す正常メッセージを作成し(ステップS31)、表示部14を制御してこの正常メッセージを表示すると共に出力部16を制御してこの正常メッセージを出力して(ステップS32)、1次サイクロン111の閉塞判定処理を終了する。
処理部11は、2次サイクロン112の閉塞判定処理を開始すると、図7に示すように、運転データテーブル(図4)の2次サイクロン112の払出間隔を調べて(ステップS41)、この払出間隔が標準データに比べて延長しているかどうかを判断する(ステップS42)。ステップS42で2次サイクロン払出間隔が延長していると、処理部11は、運転データテーブル(図4)の2次サイクロン112のプレナム差圧を調べて(ステップS43)、この差圧が上昇しているかどうかを判断する(ステップS44)。ステップS44で2次サイクロンプレナム差圧が上昇していると、処理部11は、2次サイクロン112が詰り傾向にあると判定する(ステップS45)。ステップS45の後、処理部11は、2次サイクロン112の詰り傾向を示す詰りメッセージを作成し(ステップS46)、表示部14を制御してこの詰りメッセージを表示すると共に出力部16を制御してこの詰りメッセージを出力する(ステップS47)。
一方、ステップS42で2次サイクロン払出間隔が短縮していない場合、ステップS44で2次サイクロンプレナム差圧が上昇していない場合、処理部11は、2次サイクロン112が正常であると判定する(ステップS48)。ステップS48の後、処理部11は、2次サイクロン112の正常を示す正常メッセージを作成し(ステップS49)、表示部14を制御してこの正常メッセージを表示すると共に出力部16を制御してこの正常メッセージを出力し(ステップS50)、2次サイクロン112の閉塞判定処理を終了する。
こうして、処理部11は、閉塞判定処理により1次サイクロン111と2次サイクロン112に詰り傾向があるかどうかを調べ、調べた結果を表すメッセージを出力する。こうした閉塞判定処理は、図6と図7に限らず、例えば、運転データテーブル(図4)において変動ありを表す「×」の数に応じて、1次サイクロン111と2次サイクロン112の詰り状態を調べてもよい。さらに、運転データテーブル(図4)の判定結果と過去の変動の状態を参照して、1次サイクロン111と2次サイクロン112の詰り状態を調べてもよい。
次に、この実施の形態の動作について説明する。圧力容器101のボイラ102は微細にした石炭の燃焼で発生した蒸気を蒸気タービンに送り、蒸気タービンはこの蒸気で発電を行う。ボイラ102の排ガスは煤塵除去装置110に送られ、1次サイクロン111と2次サイクロン112の2段構成による煤塵除去装置110で煤塵を除去され、煤塵除去をされた排ガスはガスタービンに送られる。ガスタービンはこの排ガスで発電を行う。
こうした状態のとき、プラント自動制御装置(APC)は、蒸気タービンとガスタービンによる発電量であるAPC出力を運転データとして判定装置1に送る。ガスタービンは出口側での煤塵の量を表すGT排ガスダスト濃度を運転データとして判定装置1に送る。また、煤塵除去装置110は、1次サイクロン111と2次サイクロン112について、出入口差圧、灰出力ガス温度、プレナム差圧、S/F高冷水出力温度、灰用S/F入力灰温度および払出間隔を運転データとして判定装置1にそれぞれ送る。
一方、あらかじめオペレータが入力部15を操作してサイクロンの詰り状態を判定するための指示を入力すると、処理部11は詰り判定処理を開始する。処理部11は先ず変動判定処理を行う。この変動判定処理により、処理部11は運転データテーブル(図4)にガスタービンと煤塵除去装置110からの運転データを比較データとし、各運転データに変動があるかどうかを判定する。詰り判定処理に際して、炭種および負荷によって灰ASの量などが異なるので、処理部11は、入力部15に入力された炭種と煤塵除去装置110からのAPC出力を基にして、基準値テーブルの該当する基準値と偏差を用いる。
変動判定処理が終了すると、次に処理部11は閉塞判定処理を行う。この閉塞判定処理により、処理部11は、変動判定処理で更新した運転データテーブル(図4)を用いて、1次サイクロン111と2次サイクロン112の詰り傾向を判定する。そして、処理部11は、判定結果を表すメッセージを表示部14に表示すると共に出力部16から出力する。
こうして、この実施の形態により、1次サイクロン111と2次サイクロン112の払出間隔を表す運転データに対して、プレナム差圧などの運転データの状態を加えて、1次サイクロン111と2次サイクロン112の詰り状態を判定するので、オペレータによるサイクロンの詰りの判断における個人差を除くことができ、1次サイクロン111と2次サイクロン112の的確な閉塞判定を可能にする。
以上、この発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、1次サイクロン111と2次サイクロン112の詰り状態を判定するときに、1次サイクロン111と2次サイクロン112の集塵効率などのように他の運転データを判定要素に含めてもよい。また、この実施の形態では、1次サイクロン111と2次サイクロン112詰り状態として詰り傾向を判定したが、運転データテーブル(図4)偏差を変更して、1次サイクロン111と2次サイクロン112の詰まりを判定するようにしてもよい。
この発明の実施の形態による判定装置および発電プラントを示す図である。 1次サイクロンを説明する図である。 基準値テーブルの一例を示す図である。 運転データテーブルの一例を示す図である。 変動判定処理を示すフローチャートである。 1次サイクロンの閉塞判定処理を示すフローチャートである。 2次サイクロンの閉塞判定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 判定装置
11 処理部(処理手段)
12 記憶部(記憶手段)
13 インタフェース
14 表示部
15 入力部
16 出力部
110 煤塵除去装置
111 1次サイクロン(1段目のサイクロン)
112 2次サイクロン(2段目のサイクロン)

Claims (5)

  1. 石炭の燃焼で発電すると共に発電出力を負荷に供給する発電プラントに具備されているサイクロンの詰り状態を、該サイクロンの運転データと、石炭の燃焼で発生した排ガスから該サイクロンが煤塵を除去した排ガスで発電するガスタービンの運転データとにより判定するサイクロンの詰り判定装置であって、
    石炭の炭種毎および負荷毎の正常時の運転データを基にして作成された基準データを記憶する記憶手段と、
    入力された複数の運転データと、該運転データに対応すると共に前記記憶手段の基準データとをそれぞれ比較し、比較結果を基にして前記サイクロンの詰り状態を判定する処理手段と、
    を備えることを特徴とするサイクロンの詰り判定装置。
  2. 前記処理手段は、前記サイクロンが集めた煤塵を灰として払い出す払出間隔の運転データおよび該サイクロンの他の運転データと、これらの運転データに対応すると共に前記記憶手段の基準データとをそれぞれ比較することにより、該サイクロンの詰り状態を判定することを特徴とする請求項1に記載のサイクロンの詰り判定装置。
  3. 前記サイクロンが2段で接続されている場合、前記処理手段は、1段目のサイクロンの払出間隔、該サイクロンの他の運転データおよび2段目のサイクロン払出間隔と、これらの運転データに対応すると共に前記記憶手段の基準データとをそれぞれ比較することにより、該1段目のサイクロンの詰り状態を判定することを特徴とする請求項2に記載のサイクロンの詰り判定装置。
  4. 前記処理手段は、2段目のサイクロンの払出間隔および該サイクロンの他の運転データと、これらの運転データに対応すると共に前記記憶手段の基準データとをそれぞれ比較することにより、該2段目のサイクロンの詰り状態を判定することを特徴とする請求項3に記載のサイクロンの詰り判定装置。
  5. 石炭の燃焼で発電すると共に発電出力を負荷に供給する発電プラントに具備されているサイクロンの詰り状態を、該サイクロンの運転データと、石炭の燃焼で発生した排ガスから該サイクロンが煤塵を除去した排ガスで発電するガスタービンの運転データとにより判定するサイクロンの詰り判定方法であって、
    石炭の炭種毎および負荷毎の正常時の運転データを基にして作成された基準データを記憶し、
    入力された複数の運転データと、該運転データに対応する基準データとをそれぞれ比較し、
    比較結果を基にして前記サイクロンの詰り状態を判定する、
    ことを特徴とするサイクロンの詰り判定方法。
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