JP2000061310A - Nox分解除去材、分解除去体及びその製造方法 - Google Patents

Nox分解除去材、分解除去体及びその製造方法

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JP2000061310A JP10231884A JP23188498A JP2000061310A JP 2000061310 A JP2000061310 A JP 2000061310A JP 10231884 A JP10231884 A JP 10231884A JP 23188498 A JP23188498 A JP 23188498A JP 2000061310 A JP2000061310 A JP 2000061310A
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Setsuko Koura
節子 小浦
Akihiro Ando
彰啓 安藤
Kenji Sakado
健二 坂戸
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光触媒反応によりNOX を無害化する酸化還
元機能をもつ被覆層が形成されたNOX 分解除去体を提
供する。 【解決手段】 NOX 分解除去材は、酸化チタンとAg
−ゼオライト及び/又はCu−ゼオライトの混合酸化物
である。このNOX 分解除去材の被覆層を基材表面に形
成すると、紫外線照射及び/又は可視光線照射によりN
X を分解する作用が付与される。NOX 分解除去材の
被覆層は、アルミニウムアルコキシド,アルコキシシラ
ン,アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属のアルコ
キシド,アミン類,オルガノアルコキシシラン,水及び
増粘剤を有機溶媒に溶解させた溶液に、銀塩及び/又は
銅塩を溶解させた有機溶媒を添加することによりAg−
ゼオライト及び/又はCu−ゼオライトコーテング溶液
を調製し、酸化チタン粉末又は有機チタン化合物を分散
又は溶解させた後で、基板に被覆することによって製造
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光照射によりNOX
酸化分解除去する機能と、還元分解除去する機能を有す
るNOX 分解特性に優れた分解除去材、分解除去材を基
板に被覆した分解除去体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、火力発電所等から排出される排
気ガスにNOX が含まれると、酸性雨の原因の一つとな
り、環境上の大きな問題となつている。NOX は人体に
呼吸器障害を誘発するともいわれている。大気中のNO
X を低減するため発生源で排気ガス中のNOX を除去す
る方法が検討されているが、一旦排出されたNOX に対
しては効果的な除去技術がないのが現状である。ところ
で、酸化チタン系光触媒を用いて、光照射によってNO
X を硝酸に変換して除去する方法が提案されている。酸
化チタン系の光触媒は、紫外線照射の下で触媒活性を呈
し、活性酸素によって有害物質を分解する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】酸化チタン系の光触媒
反応によるとき、NOは必ずしもNO3 -にならずNO2
となって放出されるものもあり、NOX 除去効果が不十
分である。NOX 分解が不充分な原因の一つに、酸化チ
タンの触媒活性が不充分であること,酸化チタンに接す
るガス中のNOX 濃度が低いこと等が掲げられる。すな
わち、酸化チタンによるNOX の分解は表面反応であ
り、分解効率を上げるためには酸化チタンの表面積を大
きくすること、酸化チタンの触媒活性を高めること,酸
化チタンの表面に十分な量のNOX が供給されること等
が必要とされる。光触媒として使用される酸化チタンを
微粒子化して適宜の基体上に設けるとき、光触媒反応に
有効な表面積を大きくできる。しかし、酸化チタン単独
では依然として分解能が不足し、未分解のNOX が残る
ことがある。また、酸化チタン表面に十分な量のNOX
を供給することに関しては、これまでのところ具体的な
手段が提案されていない。
【0004】
【問題を解決する手段】本発明は、このような問題を解
消すべく案出されたものであり、Ag−ゼオライト及び
/又はCu−ゼオライトを酸化チタンと共存させること
により、光触媒反応場のNOX 濃度を高めると共に、A
g−ゼオライトやCu−ゼオライトで酸化チタンの光触
媒活性作用を高めると共に還元能を付与し、大気中のN
X を光照射でNO3 への酸化及びN2 への還元を同時
に進行させて効率的に除去することを目的にする。本発
明のNOX 分解除去材は、その目的を達成するため、酸
化チタンとAg−ゼオライト及び/又はCu−ゼオライ
トとの混合物からなり、光照射によりNO X を酸化及び
還元する光触媒活性をもつことを特徴とする。また、混
合物を適宜の基板に被覆し、NOX 分解除去体として使
用することもできる。
【0005】このNOX 分解除去体は、アルミニウムア
ルコキシド、アルコキシシラン、アルカリ金属及び/又
はアルカリ土類金属のアルコキシド、アミン類、オルガ
ノアルコキシシラン、水及び増粘剤を有機溶媒に溶解さ
せた溶液に、銀塩及び/又は銅塩を溶解させた有機溶媒
を添加することによりAg−ゼオライト及び/又はCu
−ゼオライトコーテング溶液を調製し、該Ag−ゼオラ
イト及び/又はCu−ゼオライトコーテング溶液に酸化
チタン粉末又は有機チタン化合物を分散又は溶解させた
後、基板に塗布することにより製造される。
【0006】
【作用】本発明者等は、酸化チタン系光触媒がNOX
解に及ぼす影響について種々調査・研究した。その結
果、酸化チタンをAg−ゼオライト及び/又はCu−ゼ
オライトと混合して基板表面に被覆層を形成すると、従
来の酸化チタン系光触媒に比較して格段に優れた光触媒
反応が示されることを見出した。Ag−ゼオライト及び
/又はCu−ゼオライトとの共存下で酸化チタンが優れ
た光触媒活性を呈する理由は、次のように推察される。
酸化チタンは、紫外線照射によって励起されて強い酸化
作用を示し、NOをNO2 に、NO2 をNO3 -に酸化す
る。他方、Ag−ゼオライトやCu−ゼオライトは、紫
外線照射及び/又は可視光線照射で励起されて強い還元
作用を示し、NOをN2 に還元する。しかも、酸化チタ
ンは、微細な粒子となってゼオライトの空孔に取り込ま
れるので、Ag−ゼオライト及び/又はCu−ゼオライ
トと分子レベルで接触する。酸化チタンとAg−ゼオラ
イト及び/又はCu−ゼオライトとの分子レベルでの接
触により光照射時の電荷分離が促進され、NOX の酸化
・還元による分解除去が効果的に進行する。その結果、
NOX の分解効率が向上する。また、酸化チタンとAg
−ゼオライト及び/又はCu−ゼオライトの混合物皮膜
を基板表面に形成するとき、流出や飛散による酸化チタ
ンの損失が抑制され、取扱いも容易になる。
【0007】
【実施の形態】本発明の分解除去材で使用される酸化チ
タンにはルチル,アナターゼ,ブルッカイト等がある
が、特にアナターゼ型のTiO2 が好ましい。酸化チタ
ンは、粒径が小さいほど均一分散しやすくなり、NOX
分解能が高くなることから1μm以下の粒径が好まし
い。Ag−ゼオライトやCu−ゼオライトにおけるAg
及び/又はCuの含有量は、好ましくは0.5〜40重
量%の範囲に調整される。Ag及び/又はCuの含有量
が0.5%未満では光照射してもNOX の還元分解が起
きず、40%を越える量を含有させることは困難であ
る。
【0008】NOX 分解除去体は、アルミニウムアルコ
キシド,アルコキシシラン,アルカリ金属及び/又はア
ルカリ土類金属のアルコキシド,アミン類,オルガノア
ルコキシシラン,水及び増粘剤を有機溶媒に溶解させた
溶液に、銀塩及び/又は銅塩を溶解させた有機溶媒を添
加することにより調製された溶液から作られる。オルガ
ノアルコキシシランとしてアミノ系アルコキシランを使
用すると、コーティング溶液中にAg及び/又はCuが
安定状態で存在する。銀塩及び/又は銅塩を溶解させる
溶液として、極性の高いN−メチルー2―ピロリドンや
アセトニトリル等が好ましい。ゼオライトコーティング
溶液としては、銀塩を単独で、銅塩を単独で、銀塩及び
銅塩の双方を含ませたものの何れも使用できる。
【0009】酸化チタンは、ボールミルやガラスビーズ
ミルを用いてAg−ゼオライト及び/又はCu−ゼオラ
イトコーテング溶液に添加すると、溶液への均一分散が
図られる。また、TiO2 粉末に代えてチタンテトライ
ソプロポキシド等の有機チタン化合物を添加することも
できる。溶解性のある有機チタン化合物は、溶質として
溶液中に均一分配され、被覆層形成時にゼオライトの空
孔に取り込まれる。酸化チタン及びAg−ゼオライト及
び/又はCu−ゼオライトの混合物において、酸化チタ
ンの割合を5〜95重量%の範囲に調整することが好ま
しい。酸化チタンの割合が95重量%を超えると、NO
X の還元反応が十分に起こらずTiO2 単独のNOX
去効率と変わらなくなる。逆に、5重量%を下回る酸化
チタンの割合では、NOX の還元反応が起こらず、Ag
−ゼオライト及び/又はCu−ゼオライト単独のNOX
除去効率と変わらなくなる。
【0010】酸化チタンとAg−ゼオライト及び/又は
Cu−ゼオライトとの混合物は、基材に塗布され、好ま
しくは100〜800℃で焼成される。これにより、N
X分解能が優れた被覆層が基材表面に形成される。1
00℃に達しない焼成温度では膜形成が不十分となり、
800℃を超える高温焼成ではゼオライト構造が崩れて
光照射時のNOX の還元能力が低下する。基材として
は、材質や形状が制約されず、金属、ガラス、プラスチ
ック等が使用され、板状であっても繊維状であってもよ
い。表面積を増大させて分解効率を増加させるために
は、繊維状の基板が望ましい。基材表面に形成された被
覆層を光照射すると酸化チタンが活性化され、Ag−ゼ
オライト及び/又はCu−ゼオライトの作用と相俟って
優れたNOX 分解能を示す。照射光源には、可視光〜紫
外線域にある波長の光を出射する紫外線ランプ,蛍光
灯,白色燈,太陽光等が使用される。波長の短いものほ
どNOX の分解特性に優れるが、可視光のみでも反応は
十分に進行する。
【0011】
【実施例】実施例1 アルミニウムイソプロポキシド1.0モル,テトラエト
キシシラン2.5モル,ナトリウムメトキシド0.9モ
ル,モノイソプロパノールアミン5.0モル,水7.0
モルをブチルセロソルブ15.0モルに溶解した溶液A
を用意した。そして、硝酸銀0.1モルをN−メチル−
2−ピロリドン2.0モルに溶解させた溶液Bを溶液A
に混合し、Ag−ゼオライトコーティング溶液を調製し
た。次いで、平均粒径7nmのアナターゼ型TiO2
末を1〜20g/lの割合でAg−ゼオライトコーティ
ング溶液に添加し、攪拌により分散させた。この溶液に
アルカリ脱脂処理を施したSUS304板(板厚0.6
mm)を浸漬して引き上げた後、200℃で10分間加
熱した。TiO2 粉末の添加量及び浸漬時間を調整する
ことにより、形成されるAg−ゼオライト膜の膜厚を1
〜30μmの範囲で、またTiO2 含有率を5〜75重
量%の範囲で変化させた。
【0012】実施例2 実施例1において、TiO2 粉末添加前の溶液にチタン
テトライソプロポキシドを0.1〜5.0モル添加し、
ブチルセロソルブの使用量を20.0モルにする以外
は、実施例1と同様な条件下でTiO2 含有Ag−ゼオ
ライトコーティング溶液を用意した。このコーティング
溶液に板厚0.6mmのSUS430ステンレス鋼板を
浸漬して引き上げた後、400℃で5分間加熱した。実
施例2では、形成されたTiO2 含有Ag−ゼオライト
コーティング膜の膜厚を0.5〜1μmの範囲で、Ti
2 含有率を5〜95重量%の範囲で変化させた。
【0013】実施例3 アルミニウムイソプロポキシド1.0モル,テトラエト
キシシラン2.5モル,ナトリウムメトキシド0.9モ
ル,モノイソプロパノールアミン5.0モル,水7.0
モルをブチルセロソルブ15.0モルに溶解した溶液A
を用意した。そして、硝酸銅0.1モルをN−メチル−
2−ピロリドン2.0モルに溶解させた溶液Bを溶液A
に混合し、Cu−ゼオライトコーティング溶液を調製し
た。次いで、粒径7nmのアナターゼ型TiO2 粉末を
1〜20g/lの割合でCu−ゼオライトコーティング
溶液に添加し、攪拌によりTiO2 粉末を分散させた。
この溶液にアルカリ脱脂処理を施した板厚0.6mmの
SUS304ステンレス鋼板を浸漬して引き上げた後、
200℃で10分間加熱した。本例においては、TiO
2 含有Cu−ゼオライト膜の膜厚を1〜30μmの範囲
で、Ti含有率を5〜75重量%の範囲で変化させた。
【0014】実施例4 チタンテトライソプロポキシドを0.1〜5.0モル添
加し、ブチルセロソルブの使用量を20.0モルにする
以外は、実施例3と同じ条件下でCu−ゼオライトコー
ティング溶液を調製し、TiO2 粉末を添加した。この
液に板厚0.6mmのSUS430ステンレス鋼板を浸
漬して引き上げた後、400℃で5分間加熱した。本例
では、TiO2 含有Cu−ゼオライト膜の膜厚を0.5
〜1μmの範囲で、TiO2 含有率を5〜95重量%の
範囲で変化させた。
【0015】実施例5 アルミニウムイソプロポキシド1.0モル,テトラエト
キシシラン2.5モル,ナトリウムメトキシド0.9モ
ル,モノイソプロパノールアミン5.0モル,水7.0
モルをブチルセロソルブ15.0モルに溶解した溶液A
を用意した。硝酸銀0.02〜0.08モル,硝酸銅
0.02〜0.08モルをN−メチル−2−ピロリドン
2.0モルに溶解させた溶液Bを溶液Aに混合し、A
g,Cu―ゼオライトコーティング溶液を調製した。次
いで、平均粒径7nmのアナターゼ型TiO2 粉末を1
〜20g/lの割合でAg,Cu―ゼオライトコーティ
ング溶液に添加し、攪拌によって分散させた。この溶液
にアルカリ脱脂処理した板厚0.5mmのZnめっき鋼
板を浸漬して引き上げた後、300℃で5分間加熱し
た。本例では、TiO2 含有Ag,Cu―ゼオライト膜
の膜厚を1〜30μm,Ti含有率を5〜75重量%の
範囲で変化させた。
【0016】比較例1 粒径7nmのアナターゼ型TiO2 粉末を分散させたシ
リカゾルに、板厚0.6mmのSUS304ステンレス
鋼板を浸漬して引き上げた後、200℃で10分間加熱
した。本例では、TiO2 含有シリカ膜の膜厚を1〜3
0μmの範囲で、Ti含有率を5〜75重量%の範囲で
変化させた。比較例2 チタンテトライソプロポキシドのイソプロピルアルコー
ル溶液を加水分解してえられたゾルゲル浴に板厚0.6
mmのSUS430ステンレス鋼板を浸漬して引き上げ
た後、600℃で10分間加熱した。本例では、0.8
μmを越える膜厚でTiO2 を付着させると焼成時にク
ラックが発生してステンレス鋼板から剥離するため、T
iO2 皮膜の膜厚を0.5μmとした。
【0017】実施例1〜4及び比較例1,2で得られた
各被覆ステンレス鋼板から縦横10cmの試験片を切り
出し、2枚の試験片をガラス製容器内に収容した。試験
片表面をブラックライトからの0.5mW/cm2 の紫
外線で試験片表面を照射しながら、濃度1ppmのNO
ガスを含む高純度の20%O2 −80%Arガスを1.
5リットル/分の流量で連続的にガラス製容器に供給し
た。そして、ガラス製容器のガス出側においてNO,N
2 ,N2 の濃度をガスクロマトグラフィで測定した。
測定値から式(1)に従ってNOX 除去率を算出し、各
試験片のNOX分解除去性能を調査した。 NOX 除去率=[A1 −(A2 +B2 )/A1 ]×100・・・・(1) A1 :初期NO濃度 A2 :分解後のNO濃度 B2 :分解後のNO2 濃度 調査結果を示す表1〜5にみられるように、Ag−ゼオ
ライト及び/又はCu−ゼオライトの共存下でTiO2
を含む被覆層は、優れたNOX 分解能を示すことが判
る。これに対し、TiO2 をシリカ皮膜に含ませた比較
例1及びTiO2単独の皮膜を形成した比較例2では、
NOX 分解除去率が最高でも10%と低い値であった。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のNOX
分解除去材は、Ag−ゼオライト及び/又はCu−ゼオ
ライトを酸化チタンと共存させているため、NOX の酸
化還元反応が効率よく進行し、NOX 分解能が大幅に改
善される。このようにNOX 分解能が改善されたNOX
分解除去体を壁パネル,防音壁,フィルター等として紫
外線照射装置と共にトンネル内に配置すると、自動車等
から排出される排ガスに含まれているNOX が効率よく
分解され、大気の汚染が抑制される。更に、パンチング
メタル等と組み合わせて防音壁に使用すると、一層効率
的にNOX を分解除去できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/36 102C (72)発明者 坂戸 健二 千葉県市川市高谷新町7番1号 日新製鋼 株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 4D048 AA06 AB01 AB02 BA07X BA34X BA35X BB03 4G069 AA03 AA08 BA04A BA04B BA07A BA07B BA48A BC01A BC02B BC08A BC16A BC16B BC31A BC31B BC32A BC32B BC66B BD05A BD05B BE14A BE14B CA02 CA03 CA13 EC22Y FB15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化チタンとAg−ゼオライト及び/又
    はCu−ゼオライトとの混合物からなり、光照射により
    NOX を酸化及び還元する光触媒活性をもつNOX 分解
    除去材。
  2. 【請求項2】 酸化チタンとAg−ゼオライト及び/又
    はCu−ゼオライトとの混合物を基板に被覆したNOX
    分解除去体。
  3. 【請求項3】 アルミニウムアルコキシド、アルコキシ
    シラン、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属のア
    ルコキシド、アミン類、オルガノアルコキシシラン、水
    及び増粘剤を有機溶媒に溶解させた溶液に、銀塩及び/
    又は銅塩を溶解させた有機溶媒を添加することによりA
    g−ゼオライト及び/又はCu−ゼオライトコーテング
    溶液を調製し、該Ag−ゼオライト及び/又はCu−ゼ
    オライトコーテング溶液に酸化チタン粉末又は有機チタ
    ン化合物を分散又は溶解させた後、基板に塗布すること
    を特徴とするNOX 分解除去体の製造方法。
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