JP2000060815A - 生体電極 - Google Patents

生体電極

Info

Publication number
JP2000060815A
JP2000060815A JP10230594A JP23059498A JP2000060815A JP 2000060815 A JP2000060815 A JP 2000060815A JP 10230594 A JP10230594 A JP 10230594A JP 23059498 A JP23059498 A JP 23059498A JP 2000060815 A JP2000060815 A JP 2000060815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
conductive
adhesive
heat
compressed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10230594A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunsuke Koki
俊輔 高貴
Toshihiro Suwa
敏宏 諏訪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority to JP10230594A priority Critical patent/JP2000060815A/ja
Priority to DE69917909T priority patent/DE69917909T2/de
Priority to AU55667/99A priority patent/AU5566799A/en
Priority to PCT/US1999/018654 priority patent/WO2000009203A1/en
Priority to EP99942244A priority patent/EP1105185B1/en
Publication of JP2000060815A publication Critical patent/JP2000060815A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/02Details
    • A61N1/04Electrodes
    • A61N1/0404Electrodes for external use
    • A61N1/0472Structure-related aspects
    • A61N1/0492Patch electrodes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/02Details
    • A61N1/04Electrodes
    • A61N1/0404Electrodes for external use
    • A61N1/0408Use-related aspects
    • A61N1/046Specially adapted for shock therapy, e.g. defibrillation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着補強用の粘着テープを使用することな
く、装着可能であり、且つ、接着力が持続する、生体電
極を提供する。 【解決手段】 電極支持基材1、導電体層2、および界
面活性剤により安定化された親水性相および疎水性相か
らなる導電性粘着剤層3、を含む生体電極において、前
記導電性粘着剤層の一部分を加熱圧縮することにより、
その部分の被着体に対する接着力を強化したことを特徴
とする、生体電極。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体電極におい
て、生体に貼り付けられる導電性粘着剤層の一部分、例
えば、外周部を加熱圧縮することによって、その部分の
被着体に対する接着力を強化した生体電極、および、こ
のような生体電極の強化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電極支持基材、ボタン状Ag/A
gCl導電体、特開昭56−501108号公報に示さ
れるような凝集性非粘着性導電性ゲル組成物を含み、更
に、被着体に対する接着性を改善するための固定用背面
テープを含む構造を有する生体電極が広く使われてき
た。この導電性ゲルは粘着力がないために、電極の貼り
付けには大きな固定用背面テープが必要であった。
【0003】最近、特許第2625179号明細書、特
公平8−19394号公報、特表平7−501101号
公報等に代表されるように、親水性の導電性粘着剤が開
発され、固定用背面テープを使わなくても電極の貼り付
けおよび固定が可能になった。しかし、これらの導電性
粘着剤は初期の接着力は許容されるものであるが、皮膚
からの発汗による水分の吸収により、接着力が弱くな
り、電極のエッジ部分が浮き上がってきたり、または、
過度の汗をかくと、導電性粘着剤が多量の汗の吸収によ
りゲル状態になり、接着力が殆どなくなり、電極が剥離
するなどの問題があった。このため、長期の心電図記録
には、やはり固定用背面テープを有する電極構造にせざ
るを得なかった。また、固定用背面テープを有する電極
構造にしても、汗の吸収によりゲル状態になった導電性
粘着剤は接着力が殆どないため、皮膚と導電性粘着剤の
表面が容易にずれ易くなるため、アーチファクトノイズ
が入り易くなり、体動が激しい場合はきれいな心電図波
形を記録できないという問題があった。
【0004】そこで、特表平9−509196号公報に
示されるように、親水性相と疎水性相からなる導電性粘
着剤を界面活性剤を用いて製造する手法が開発されてい
る。この導電性粘着剤は、疎水性部を設けることにより
接着力を維持しようするものであるが、疎水性部は導電
性ではないために、粘着剤全体として良好な導電性を維
持するためには、親水性相の占める割合を大きくした
り、または、含水率を大きくする必要がある。しかし、
親水性相の占める割合を大きくしたり、または、含水率
を大きくすると、初期接着力が低く、また、接着力の持
続性が低い粘着剤しか得られない。そのため、装着時に
必要な初期接着力および長時間の装着に必要な接着力の
持続性を得るためには大きな電極にする必要があった。
また、接着力の低さから電極のエッジ部が浮きやすくな
ったり、リード線の引張等により電極が剥がれ易くなる
といった問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、固定用背面テープのような接着補強用の粘着テープ
等を使用しない小型の簡単な構造であっても、脱離せず
に装着可能であり、且つ、汗の吸収によっても接着力の
低下が少ない、生体電極を提供することにある。また、
本発明は、このような生体電極を得るための接着力の強
化方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、電極支
持基材1、導電体層2、および界面活性剤により安定化
された親水性相および疎水性相からなる導電性粘着剤層
3、を含む生体電極において、前記導電性粘着剤層の一
部分を加熱圧縮することにより、その部分の被着体に対
する接着力を強化したことを特徴とする、生体電極が提
供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に用いることができる生体
電極の例を図1および図2に示す。図1において、生体
電極は電極支持基材1の片面に導電体層2を基材1の全
面または一部に形成させ、その面上の一部に、親水性の
相と疎水性の相からなる導電性粘着剤層3を貼り合わせ
てある。そして、図1に示すように、通常、導電性粘着
剤層3の上に保護用の剥離ライナー4を貼り合わせてあ
る。また、導電性粘着剤を貼り合わせていない導電体層
にはリード線を取り付けるためのタブ部5が設けられて
いる。図2において、基材1にボタン状導電体2′が取
り付けられ、その導電体層表面と基材の全面または一部
に親水性の相と疎水性の相からなる導電性粘着剤層3を
貼り合わせてある。図2に示すように、通常、さらに、
粘着剤層の上に剥離ライナー4を貼り合わせてある。
【0008】上記のような構造の生体電極において、導
電性粘着剤層の一部分を加熱圧縮することにより、好ま
しくは外周部の全部または外周部の一部分を帯状に加熱
圧縮することにより、この加熱圧縮した部分の接着力が
増加する。この加熱圧縮は、粘着剤面もしくは剥離ライ
ナー面、または、剥離ライナーと反対側の基材面から行
われてよい。接着力の増加は、粘着剤の疎水性相の表面
を覆っている、接着力の低い界面活性剤の易動性が、加
熱圧縮により増加し、これにより界面活性剤が周辺部に
押しやられることにより、接着力の強い疎水性部の表面
存在割合が大きくなったことによるものと考えられる。
この処理された疎水性の強い部分は容易には元の状態に
戻らないため、接着力が持続できる。導電性粘着剤層の
外周縁部を加熱圧縮すると、電極の外周の接着力が強く
なり、特にエッジが剥がれにくくなるので好ましい。ま
た、加熱圧縮していない部分は、含水率が高く、優れた
電気特性を保持し、また、その部分は汗を吸収しても皮
膚に密着しているため、体動によるアーチファクトノイ
ズは発生しにくくなる。このようにして、接着補強用の
粘着テープ等を用いなくても、初期接着力が大きく、接
着力の持続性があり、且つ、電気特性もよい、小型で簡
単な構造の生体電極が得られる。
【0009】電極において加熱圧縮を施す部分は、導電
性粘着剤層の外周部が好ましく、その外周部の全てでな
く、外周部の一部でも効果的である。加熱圧縮は、格子
状や波形といったある種のパターンで行うこともでき
る。電極の接着力は、加熱圧縮を施すときの幅を調節す
ることにより接着力を所望の程度に制御することができ
る。圧縮幅が大きいほど、接着力の増加は大きくなる
が、大きすぎても剥離する際に痛みを感じてしまう。ま
た、加熱圧縮しない導電性粘着剤層の絶対面積が1cm
2 以下になるようでは、十分な導電性が得られなくなる
ために、加熱圧縮しない導電性粘着剤層の絶対面積は少
なくとも1cm2 以上、望ましくは4cm2以上は残
し、その他の部分を加熱圧縮し、脱離しにくい接着力が
得られるようにする。
【0010】装着期間の短い検査用電極では、接着力を
あまり大きくする必要がないため、外周において加熱圧
縮するときには、加熱圧縮を施す幅は1〜3mm程度で
十分であるが、長期装着用や運動負荷試験用では、体動
やリード線の引張でも電極の浮きや剥がれを生じにくく
するために、加熱圧縮を施す幅は5〜20mm程度にす
ることが好ましい。
【0011】電極の皮膚に対する接着力は、試料幅2
5.4mm(1インチ)および剥離速度300mm/分
を用いた180°剥離試験において、剥離に要する力が
150g未満であると、弱く、浮きや剥離を生じやすい
が、500gを越えると、生体からの取り外しの際に痛
みを感じてしまう。未処理の電極の剥離強度が150g
以下の電極でも、本発明の電極構造を持たせることによ
り、剥離強度が150g〜500gとすることができ、
従って、体動やリード線の引張によっても浮きや剥がれ
を生じにくい電極を得ることができる。
【0012】加熱圧縮を行う装置としては、商業上広く
利用されているようなヒートプレス機やマイクロヒート
プレス機と言われるような加圧面積の小さいプレス機等
が利用できる。上記のような電極において、加熱圧縮し
ようとする部分に、加熱用板状物が当たるように加工し
た金属ブロック等を押し当てることにより加熱圧縮を行
うことができる。加熱機構は、限定しない例として、連
続加熱ヒータやインパルスヒータ、超音波、RF加熱、
ランプヒータ等が挙げられる。加熱温度は50℃〜20
0℃程度で、好ましくは90℃〜170℃であり、界面
活性剤の易動性が高くなる温度が好ましい。加圧圧力は
0.5kg/cm2 〜4kg/cm2 程度の範囲であ
り、1mm厚程度の粘着剤をつぶして追い出してしまう
ことのないように2kg/cm2 程度が好ましい。加圧
時間は0.1秒〜10秒程度であり、使用する材料によ
り調整される。加圧時間が長すぎると、かえって接着力
が低下するため、1〜5秒程度が好ましい。加熱機構は
単独機だけでなく、ロータリーコンバーターに代表され
る連続加工機のロールに組み込んで使うこともできる。
【0013】電極の保管時に、加熱圧縮していない粘着
剤の水分が加熱圧縮した部分に拡散し、または浸透し、
加熱圧縮した部分の接着力が低下するのを防止するため
に、加熱圧縮した部分と加熱圧縮していない部分との境
を、機械的に加圧するかまたは熱加圧することによっ
て、未処理部分の容積の10%未満の量の粘着剤しか存
在しない溝を形成させることもできる。このような溝
は、0.1〜2mmの凸状の高さの突起を有するヒート
ブロックを用いて機械的に加圧するかまたは熱加圧する
ことにより得られる。溝の形成は図7に示すような溝形
成用突起12および加熱圧縮部11を有するヒートブロ
ック10を用いて加熱圧縮と同時に行なうことができ
る。1mm程度の厚さの粘着剤層を用いた場合には、実
験的に0.4mm〜0.6mm程度の高さの突起を有す
るヒートブロックは、粘着剤層にはっきりとした溝を形
成させ、同時に、粘着剤層の外周を加熱圧縮する。
【0014】剥離ライナーおよび/または剥離ライナー
と反対側のプラスチックフィルム面から、多数のピンホ
ールを開けておき、加熱時に生じる水蒸気を効率よく粘
着剤外部に逃がし、それにより、加熱圧縮の効率を上げ
ることもできる。具体的には、加熱圧縮しようする領域
に合わせて針状突起を有する加工具で多数のピンホール
を開けておき、その後に加熱圧縮したり、または、加熱
圧縮させるためのヒートブロック上に針状突起を組み込
み、加熱圧縮と同時にピンホールを開けることも可能で
ある。
【0015】電極支持基材としては、従来から生体電極
の用途に用いられている、柔軟性のあるプラスチックフ
ィルムを用いることができる。詳細には、商業上利用で
きる10μm〜1mm程度の厚さのプラスティックシー
トが用いられてよい。導電体層としては、従来から生体
電極の用途に用いられている導電体層が用いられてよ
く、例えば、AgとAgClとを含むインクを塗布した
ものを用いることができる。商業上入手可能なものとし
ては、Minnesota Mining and Manufacturing Company,
USのMSX-4510等がある。また、国際特許出願(PCT/
US96/05938)に記載されているように、疎水
性ポリマーバインダーおよび炭素粒子を含み、所望によ
りさらにAg粒子を含む導電性塗料により形成した低多
孔性基底導電体層と、ポリマーバインダーとAg/Ag
Cl粒子および炭素粒子とを含む導電性塗料により、前
記基底導電体層の上に形成された多孔性上部導電体層と
の二層構造からなる導電体も利用できる。また、ボタン
状導電体としては、広く生体電極に利用されているボタ
ン状導電体の全てが利用できる。
【0016】粘着剤を使用時まで保護するための剥離ラ
イナーも用いられてよく、剥離ライナーとしては生体電
極用に商業上広く利用されているようなプラスチックフ
ィルム上に剥離剤が塗布されているもの等、いずれの剥
離ライナーであってもよい。
【0017】親水性相および疎水性相からなる導電性粘
着剤としては、先に述べた特表平9−509196号公
報に示されているような概念に基づいて製造された導電
性粘着剤が利用できる。親水性相には、親水性ポリマー
材料、電解液および水分の蒸発を防止するための保湿剤
が一般に含まれる。親水性ポリマー材料としては、イオ
ン導電性の良いポリエチレングリコール基含有材料、例
えば、メトキシポリエチレングリコールモノアクリレー
トまたはN−ビニルピロリドンを基礎としたポリマーが
用いられてよい。このような親水性ポリマーは、上記ポ
リマーのためのモノマーまたはオリゴマーに、親水性相
用の紫外線重合開始剤、例えば、1−(4−(2−ヒド
ロキシエトキシ)−フェニル)−2−ヒドロキシ−2−
メトキシ−1−プロパン−1−オン、塩酸4−トリメチ
ルアミノメチルベンゾフェノン等、を加えてラジカル重
合反応により得ることができる。電解液としては塩化カ
リウム、塩化ナトリウム、塩化リチウム等の水溶液が用
いられてよい。上記保湿剤としては、プロピレングリコ
ール、DL−ピロリドンカルボン酸ナトリウムまたはト
リメチルグリシン等が利用できる。
【0018】疎水性相には疎水性ポリマー材料が含まれ
る。疎水性ポリマーとしては、例えば、アクリル酸およ
びイソオクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアク
リレート、n−ブチルアクリレート等の共重合体が用い
られてよい。このような疎水性ポリマーは、界面活性剤
により親水性相中で安定化した疎水性相中において、上
記ポリマーのためのモノマーまたはオリゴマーを、疎水
性相用の紫外線重合開始剤により重合させることよって
得られる。上記界面活性剤としては、ポリオキシエチレ
ンオレイルエーテル、α−スルホ−ω−(1−((ノニ
ルフェニル)メチル−2−(2−プロペニルオキシ)エ
トキシ−(ポリオキシ−1,2−エタンジイル))のア
ンモニウム塩、硫酸化ポリオキシエチレンアルキルエー
テルのアンモニウム塩、スルホコハク酸アルキル(炭素
数8〜20)アルケニル(炭素数3〜4)エステルのナ
トリウム塩が利用できる。疎水性相用の紫外線重合開始
剤としては、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニ
ルケトンまたは2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセ
トフェノンが利用できる。
【0019】親水性相および疎水性相からなる導電性粘
着剤は具体的には以下のように製造できる。上記の親水
性相および疎水性相のための原料を一緒に混合し、原料
液体を調製する。この混合液体に窒素ガスを通して、溶
存酸素を追い出す。ここで、透明ポリエステルライナー
のシリコーン塗布面上に粘着剤の補強材として不織布シ
ートを置き、上記混合液体を0.2mm〜2mm程度の
厚さで含浸塗布した後に、同様のポリエステルライナー
を、そのシリコーン塗布面が混合液体塗布面に接するよ
うに被せ、500mJ〜3000mJの照射量で紫外線
硬化させることにより導電性粘着剤を調製することがで
きる。
【0020】次に片面のポリエステルライナーを剥し、
前述の電極支持基材上に設けられた導電体層と、導電性
粘着剤層とを接するように積層する。他面のポリエステ
ルライナーを剥離せずそのまま生体電極の剥離ライナー
として用いることもできるし、剥離して別体の剥離ライ
ナーを再度積層することもできる。その後、加熱圧縮工
程を経て本発明の生体電極が作成される。加熱圧縮工程
の前又は後に所望により生体電極の外周をカッター等に
より整形してもよい(図3、図5の場合、タブ部5の幅
方向の長さを整形している)。本発明の生体電極のタブ
部5もしくはボタン状導電体2′の底部にクリップ、ホ
ック等によりリード線(図示せず)を取りつけて、実用
に供する。
【0021】
【実施例】−電極試料の調製 柔軟性のあるプラスチックフィルム基材上に導電体層お
よび導電性粘着剤層を形成させることにより生体電極を
製造した。導電体層は上記の国際特許出願PCT/US
96/05938に記載されるように調製した。まずユ
ニチカ社の75μm厚の透明ポリエステルフィルム(E
MBLET)上に有孔性が単位面積当たりの窒素ガスの
吸着表面積がBET法で測定して4.8m2 /m2 の基
低導電層を基底導電層用の混合インクの塗布及び乾燥に
より、15μm厚に形成した。ここで利用した基底導電
層用の混合インクは三菱化学社のBET値が50m2
gと多孔性の小さい導電性カーボン#3050B(5.
7wt.%)、とアクゾ社のBET値が980m2 /g
と多孔性の大きい導電性カーボン ケッチンブラック
EC(2.5wt.%)と、BFグッドリッチ社のウレ
タンバインダーESTANE5703(13.3wt.
%)と、溶剤としてプロピレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート(47.5wt.%)と、メチルエチ
ルケトン(24.8wt.%)と、トルエン(6.2w
t.%)の組成から成る導電性カーボンインクをサンド
ミルを利用して作成したインク98.5部と、ERCO
N社のR−301 Ag/AgClインク1部と、硬化
剤のダウケミカル社のPAPI2027、0.5部をミ
キサーで混合して利用した。
【0022】そして、この基底導電層上に導電性粘着剤
と接する部分のみに、有孔性が単位面積当たりの窒素ガ
スの吸着表面積がBET法で測定して24m2 /m2
上部導電体層を上部導電体層用の混合インクの塗布及び
乾燥により、8μm厚に形成した。ここで利用した上部
導電層用の混合インクは、アクゾ社のBET値が980
2 /gと多孔性の大きい導電性カーボン ケッチンブ
ラックEC(5.2wt.%)と、BFグットリッチ社
のウレタンバインダー ESTANE 5703(9.
6wt.%)と、溶剤としてプロピレングリコールモノ
メチルエーテルアセテート(30.6wt.%)と、メ
チルエチルケトン(43.7wt.%)と、トルエン
(10.9wt.%)の組成から成る導電性カーボンイ
ンクをサンドミルを利用して作成したインク84.5部
と、ERCON社のR−301 Ag/AgClインク
15部と、硬化剤のダウケミカル社のPAPI202
7、0.5部をミキサーで混合して利用した。
【0023】基底導電層の塗布後の乾燥は温度100℃
から110℃で、風速9m/sで行い、上部導電層の塗
布後の乾燥は温度150℃から160℃で風速1.5m
/sで行った。これによりポリエステルフィルム上に多
孔性が小さくAg/AgCl含有率が小さい基底導電層
と、さらにその上に多孔性が大きく、Ag/AgCl含
有の大きい上部導電層からなる導電体シートを得た。そ
の導電体層上に、親水性相および疎水性相からなる導電
性粘着剤層は、下記表の配合比で原料を混合し、重合反
応を行うことにより形成させた。
【0024】
【表1】
【0025】疎水性相用ポリマー材料のためのモノマー
であるアクリル酸(AA)とイソオクチルアクリレート
(IOA)を、界面活性剤を用いて親水性相中において
安定に存在させ、紫外線重合開始剤により重合させた。
界面活性剤としては、米国シグマ社製のBrij97の
商品名のポリオキシエチレンオレイルエーテルまたは旭
電化工業社のアデカリアソープSE−10Nの商品名の
α−スルホ−ω−(1−((ノニルフェニル)メチル−
2−(2−プロペニルオキシ)エトキシ−ポリ(オキシ
−1,2−エタンジイル))のアンモニウム塩、または
三洋化成工業社のエレミノールJS−2の商品名のスル
ホコハク酸アルキル(C=8〜20)アルケニル(C=
3〜4)エステルのナトリウム塩を用いた。疎水性相の
紫外線重合開始剤としては、チバガイギー社のイルガキ
ュア184(Irg.184)の商品名の1−ヒドロキ
シ−シクロヘキシル−フェニル−ケトンを用いた。
【0026】親水性相用ポリマーのためのモノマーであ
るエチレンオキサイドアクリレートとして、米国サート
マー社のメトキシポリエチレングリコール550モノア
クリレート(MPEG−550MA)または新中村化学
社のAM−90Gの商品名のメトキシポリエチレングリ
コールモノアクリレートを用いた。保湿剤としてはプロ
ピレングリコールまたは味の素社のPCA−Naの商品
名のDL−ピロリドンカルボン酸ナトリウム液を用い
た。親水性相の紫外線重合開始剤としては、チバガイギ
ー社のイルガキュア2959(Irg.2959)の商
品名の1−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニ
ル)−2−ヒドロキシ−2−メトキシ−1−プロパン−
1−オンを用いた。
【0027】各原料を含む混合液に窒素ガスを通して、
溶存酸素を追い出した後に、シリコーン塗布面を有する
透明ポリエステルライナーのシリコーン塗布面上にキン
バリークラーク社のKCティシューと呼ばれる不織布シ
ートを置き、それに混合液を1mmの厚さで含浸塗布
し、この混合液塗布面にシリコーン塗布面が接するよう
にして同様のポリエステルライナーを被せ、低圧水銀ラ
ンプで約2400mJ/cm2 の照射量で硬化させた。
これにより、厚さが1mmである、親水性相および疎水
性相からなる導電性粘着剤シート(試料A)を得た。ま
た、表1に示す組成の配合物を用いて、同様にして試料
BおよびCを得た。更に、従来の親水性導電性粘着剤と
してMinnesota Mining and Manufacturing CompanyのR
−40D導電性粘着剤を比較として用いた。
【0028】これらの導電性粘着剤シートの片側のポリ
エステルライナーシートを剥離し、上記導電体層の上部
導電体層と接するように、タブ部が形成できるようにズ
ラして貼り合わせた。その後、導電性粘着剤の面積が
5.5cm2 、タブ部の面積が1.6cm2 となるよう
に切断し、電極を作成した。他側のポリエステルライナ
ーシートを剥した2枚の電極の導電性粘着剤面同士を貼
り合わせ、米国AAMI協会の電極特性試験を行ったと
ころ、表2に示すように十分な導電性をもつ電極が得ら
れた。
【0029】
【表2】
【0030】次に導電性粘着剤層と導電体層とを貼り合
わせた後に、電極の幅が2.54cm(1インチ)とな
るように切断し、導電性粘着剤の面積が6.3cm2
タブ部の面積が2.5cm2 となるような電極を作成し
た。この電極を人体下腕に貼り付け、2kgのローラー
で押さえた後に、直ちに300mm/分の速さで180
℃剥離強度を測定し、表3に結果を示した。
【0031】
【表3】
【0032】以上のように調製した生体電極を、以下の
通りに加熱圧縮した。電極の粘着剤全面に間隔3mmで
孔径0.5mmのピンホールを剥離ライナー側から開
け、粘着剤全面をヒートプレス機をライナー側から1k
g/cm2 の圧力で5秒間、各種温度で加熱圧縮した。
各種温度で加熱圧縮した電極を人体下腕に貼り付け、2
kgのローラーで押さえた後に、直ちに300mm/分
の剥離速度で180°剥離強度を測定した。結果を表4
に示す。
【0033】
【表4】
【0034】親水性相および疎水性相からなる導電性粘
着剤において、ある加熱圧縮温度までは、温度の上昇と
ともに接着力は上昇する。これは、加熱圧縮時の温度が
高いほうが、界面活性剤の易動性が増加し、界面活性剤
が圧縮により疎水性相から追い出されやすくなり、それ
により、疎水性相の表面露出の程度が大きくなるためで
あると考えられるが、ある温度以上になると、かえって
接着力は低下する。また、170℃以上の温度では、使
用している剥離ライナーやプラスチックフィルムが劣化
しやすくなるために不適当である。従って、加熱圧縮温
度は、使用する界面活性剤の種類にもよるが、90℃〜
170℃の範囲で最も効果的な温度を見いだすことがで
きるであろう。一方、親水性粘着剤であるR−40Dで
は、加熱圧縮による接着力の増加は認められなかった。
【0035】例1 −180°剥離試験 試料AおよびB並びにR−40Dの粘着剤を用い、上記
の要領で電極を調製したが、電極幅は22mm、導電性
粘着剤の面積は5.5cm2 、タブの面積は1.6cm
2 とし、導電性粘着剤の厚さは約1mmとした。その
後、図7に示すようなヒートブロック(溝形成用突起高
さ0.6mm)を用いて125℃、2kg/cm2 の圧
力で1.4秒間、ライナー側から加熱圧縮し、図3およ
び4に示すような電極を形成した。ヒートブロックの溝
形成用突起は加熱圧縮時の圧力により粘着剤を追い出す
ことにより、外周の加熱圧縮された粘着剤層と中央の未
処理粘着剤層とを隔離する1mm幅の溝を形成した。加
熱圧縮された部分は外周から1.5mm幅であった。中
央の粘着剤層と隔離された、加熱圧縮された外周の粘着
剤の部分の厚さは0.5mmであった。加熱圧縮してい
ない2枚の電極と、加熱圧縮した2枚の電極を、それぞ
れ貼り合わせ、米国AAMI協会の電極特性試験を行っ
た。これらの電極は、加熱圧縮した導電性粘着剤の有効
面積は未処理の61.8%程度まで減少したが、電気特
性の悪化は認められなかった。
【0036】加熱圧縮していない電極および加熱圧縮し
た電極を、それぞれ人体下腕に貼り付け、2kgのロー
ラーで押さえた後に、直ちに300mm/分の剥離速度
で180°剥離強度を測定した。結果を表5に示す。
【0037】
【表5】
【0038】親水性相および疎水性相からなる導電性粘
着剤では、加熱圧縮により電極周辺部の接着力が向上
し、剥がれにくい電極が得られた。
【0039】例2 −長時間装着試験 長時間の装着用または運動負荷試験用の電極として、図
5および6に示すような電極面積が大きく、加熱圧縮の
面積が大きい電極を作成した。詳細には、厚さ約1mm
の試料Aの導電性粘着剤シートと、プラスチックフィル
ムの導電体層とを貼り合わせた後に、タブ部のプラスチ
ック面に相当する位置において、導電体層とは反対面に
コネクターの滑り止め用の、マット処理したポリエチレ
ンテープ(米国3M社のブレンダームとして入手可能)
を貼り合わせ、電極幅が34mm、導電性粘着剤の面積
が13.6cm2 、タブ部の面積が1.44cm2 とな
るように切断し、電極を作成した。その後、タブ部を除
いて、加熱圧縮する部分に、間隔3mmで孔径0.5m
mのピンホールをプラスティックから設け、加熱圧縮時
に生成する水蒸気の蒸発を容易にした。
【0040】その後、例1と同様にヒートブロック(溝
形成用突起高さ0.6mm)を用いて溝形成と同時に加
熱圧縮を行なった。電極の横方向において、加熱圧縮さ
れた部分の幅は5mmであり、縦方向において、8mm
であった。中央の粘着剤層と隔離された外周の粘着剤の
部分の厚さは0.4mmであった。形成した溝の幅は1
mmであった。加熱圧縮は、電極背面プラスチックフィ
ルム面または剥離ライナー面から幾つかの温度条件下
で、2kg/cm2 の圧力で1.4秒間圧縮することに
より行った。加熱圧縮していない電極2枚、および、加
熱圧縮した電極2枚をそれぞれ貼り合わせ、米国AAM
I協会の電極特性試験を行った。これらの電極は加熱圧
縮により、導電性粘着剤の有効面積は未処理の32.4
%程度まで減少したが、電気特性の悪化は認められなか
った。加熱圧縮していない電極および加熱圧縮した電極
をそれぞれ人体下腕に貼り付け、2kgのローラーで押
さえた後に、直ちに300mm/分の速度で180°剥
離試験を行った。結果を表6に示す。
【0041】
【表6】
【0042】加熱圧縮の処理面に係わらず125℃の処
理温度付近で接着力が向上したが、剥離ライナー面から
処理したほうが良好な効果が得られる傾向にあった。
【0043】ピンホールの効果を調べるために、ピンホ
ール処理した電極と、ピンホール処理のない電極につい
て、ライナー面から加熱圧縮を110℃および125℃
の温度で行った。皮膚接着力を同様の方法で測定した結
果を表7に示し、ピンホール処理したほうが良好な結果
であった。
【0044】
【表7】
【0045】次に、加熱圧縮時における圧力の効果と溝
形成の際のヒートブロックの突起の高さの効果を調べる
ために、ピンホール処理した電極に125℃の温度で幾
つかの圧力と突起の高さを変えたヒートブロックを用
い、剥離ライナー面から加熱圧縮させた電極の接着力を
同様に測定した。また、処理後の粘着剤の電極周辺から
のはみ出しの程度を表8、9および10に結果を示し
た。
【0046】
【表8】
【0047】
【表9】
【0048】
【表10】
【0049】溝形成用の突起がない場合には、1kg/
cm2 までの接着力は向上するが、それ以上になると、
粘着剤が潰れて、電極脇からはみ出し、接着力もかえっ
て低下した。溝形成用の突起がある場合には、2kg/
cm2 で接着力が向上するが、3kg/cm2 になる
と、加熱圧縮された周辺の粘着剤が電極脇から多量には
み出し、使用できなかった。
【0050】例3 上記の電極において、加熱圧縮を施した電極を人体胸部
に貼り付け、2kgのローラーで押しつけた後、電極の
タブ部にリード線を取り付け、それに100gの分銅を
ぶら下げた。被験者はエルゴメータ(運動負荷試験用自
転車)を100Wの負荷で漕いだ。電極が剥離するまで
の時間を測定し、表11に加熱圧縮を施した電極と施さ
ない電極の平均の脱離時間を示した。
【0051】
【表11】
【0052】加熱圧縮した電極は、加熱圧縮していない
電極と比較して、接着力が大きくなり、外周部が剥がれ
にくくなり、脱離しにくくなることが示された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いることができる電極の1態様の断
面図である。
【図2】本発明に用いることができる電極の別の態様の
断面図である。
【図3】本発明により、外周部が加熱圧縮された電極の
平面図である。
【図4】図3の電極のX−X′断面図である。
【図5】本発明により、ピンホールを設けた後に外周部
が加熱圧縮された電極の平面図である。
【図6】図5の電極のY−Y′断面図である。
【図7】本発明において、加熱圧縮に用いることができ
るヒートブロックの1態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…電極支持基材 2…導電体層 2′…ボタン状導電体 3…導電性粘着剤層 4…剥離ライナー 5…タブ部 6…加熱圧縮された粘着剤 7…溝 8…未処理粘着剤層 9…ピンホール 10…ヒートブロック 11…加熱圧縮部 12…溝形成用突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極支持基材1、導電体層2、および界
    面活性剤により安定化された親水性相および疎水性相か
    らなる導電性粘着剤層3、を含む生体電極において、 前記導電性粘着剤層の一部分を加熱圧縮することによ
    り、その部分の被着体に対する接着力を強化したことを
    特徴とする、生体電極。
  2. 【請求項2】 電極支持基材1、導電体層2、および界
    面活性剤により安定化された親水性相および疎水性相か
    らなる導電性粘着剤層3、を含む生体電極の被着体に対
    する接着力を強化するための方法であって、 前記導電性粘着剤層の一部分を加熱圧縮することを含
    む、方法。
JP10230594A 1998-08-17 1998-08-17 生体電極 Pending JP2000060815A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10230594A JP2000060815A (ja) 1998-08-17 1998-08-17 生体電極
DE69917909T DE69917909T2 (de) 1998-08-17 1999-08-17 Elektroden
AU55667/99A AU5566799A (en) 1998-08-17 1999-08-17 Electrodes
PCT/US1999/018654 WO2000009203A1 (en) 1998-08-17 1999-08-17 Electrodes
EP99942244A EP1105185B1 (en) 1998-08-17 1999-08-17 Electrodes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10230594A JP2000060815A (ja) 1998-08-17 1998-08-17 生体電極

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000060815A true JP2000060815A (ja) 2000-02-29

Family

ID=16910197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10230594A Pending JP2000060815A (ja) 1998-08-17 1998-08-17 生体電極

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1105185B1 (ja)
JP (1) JP2000060815A (ja)
AU (1) AU5566799A (ja)
DE (1) DE69917909T2 (ja)
WO (1) WO2000009203A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002291712A (ja) * 2001-03-29 2002-10-08 Sekisui Plastics Co Ltd 生体用二極型電極
JP2014033852A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Nippon Koden Corp 電極ユニット、成形型、および電極ユニットの製造方法
JP2018044147A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 信越化学工業株式会社 粘着剤組成物、生体電極、及び生体電極の製造方法
JP2019034128A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 積水化成品工業株式会社 電極パッド
JP2020527974A (ja) * 2017-07-27 2020-09-17 ヘレウス ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント カンパニー カーゲー 自己粘着性電極貼付剤

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6623664B2 (en) 1999-12-24 2003-09-23 3M Innovative Properties Company Conductive adhesive and biomedical electrode
JP4601105B2 (ja) * 1999-12-24 2010-12-22 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 導電性接着剤及び生体電極
EP2124723A1 (en) * 2007-03-07 2009-12-02 Echo Therapeutics, Inc. Transdermal analyte monitoring systems and methods for analyte detection
AT515873B1 (de) * 2014-05-23 2017-11-15 Human Res Institut Für Gesundheitstechnologie Und Präventionsforschung Gmbh EKG-Gerät

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4406827A (en) 1979-09-04 1983-09-27 Minnesota Mining And Manufacturing Company Cohesive nonsticky electrically conductive gel composition
JPS5810066A (ja) * 1981-07-10 1983-01-20 株式会社アドバンス イオントフオレ−ゼ用プラスタ−構造体
CA1262564A (en) * 1983-09-01 1989-10-31 Minoru Sasaki Iontophoresis device
US5276079A (en) * 1991-11-15 1994-01-04 Minnesota Mining And Manufacturing Company Pressure-sensitive poly(n-vinyl lactam) adhesive composition and method for producing and using same
TW369558B (en) 1994-01-28 1999-09-11 Minnesota Mining & Mfg Polymerized microemulsion pressure sensitive adhesive compositions and methods of preparing and using same
JP3452224B2 (ja) 1995-01-18 2003-09-29 株式会社小松製作所 シールド掘進機のオーバカッタ装置
JP2000508825A (ja) 1996-04-29 2000-07-11 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 生体医療用電極用の導電体、およびそれから作成された生体医療用電極

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002291712A (ja) * 2001-03-29 2002-10-08 Sekisui Plastics Co Ltd 生体用二極型電極
JP2014033852A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Nippon Koden Corp 電極ユニット、成形型、および電極ユニットの製造方法
JP2018044147A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 信越化学工業株式会社 粘着剤組成物、生体電極、及び生体電極の製造方法
JP2020527974A (ja) * 2017-07-27 2020-09-17 ヘレウス ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント カンパニー カーゲー 自己粘着性電極貼付剤
JP7216702B2 (ja) 2017-07-27 2023-02-01 ヘレウス ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント カンパニー カーゲー 分散液、層状体(1)、層状体(1)を製造する方法、層状体(1)の使用、および治療的送電システムまたは受電システム
US11980478B2 (en) 2017-07-27 2024-05-14 Heraeus Deutschland GmbH & Co. KG Self-adhesive electrode patch
JP2019034128A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 積水化成品工業株式会社 電極パッド

Also Published As

Publication number Publication date
AU5566799A (en) 2000-03-06
EP1105185B1 (en) 2004-06-09
DE69917909D1 (de) 2004-07-15
EP1105185A1 (en) 2001-06-13
DE69917909T2 (de) 2005-06-30
WO2000009203A1 (en) 2000-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4777954A (en) Conductive adhesive medical electrode assemblies
JP4732644B2 (ja) ホットメルト特性を有する導電性感圧接着剤およびそれを用いた生体用電極
EP0255241B1 (en) Medical electrode
CA1194647A (en) Conductive adhesive and biomedical electrode
US5143071A (en) Non-stringy adhesive hydrophilic gels
US4989607A (en) Highly conductive non-stringy adhesive hydrophilic gels and medical electrode assemblies manufactured therefrom
JP4384809B2 (ja) 医療用電極
JP4601105B2 (ja) 導電性接着剤及び生体電極
JP2002515082A (ja) 双性イオン材料から作成される導電性接着剤
CN109715400B (zh) 水凝胶
JP2000510725A (ja) 生体用粘着電極及びその使用方法
JP2000060815A (ja) 生体電極
EP0337667B1 (en) Flat, conformable, biomedical electrode allowing removal of electrical lead wire
TWI676488B (zh) 黏著性水合膠以及使用該黏著性水合膠之醫療用電極
JP3895617B2 (ja) 電極パッド
US20030088239A1 (en) Conductive adhesive and biomedical electrode
US4727880A (en) Flat, conformable, biomedical electrode
JP2019034128A (ja) 電極パッド
WO2024070988A1 (ja) 電極パッド
JP3547922B2 (ja) 四肢誘導電極用パッド
JPH06134018A (ja) 導電性温熱パッド
EP4125591A1 (en) A medical electrode and system thereof
JPS6211432A (ja) 医療用粘着電極
JPH0947437A (ja) 生体用電極