JP2000060759A - 給水カラン付カウンター - Google Patents

給水カラン付カウンター

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JP2000060759A
JP2000060759A JP10234790A JP23479098A JP2000060759A JP 2000060759 A JP2000060759 A JP 2000060759A JP 10234790 A JP10234790 A JP 10234790A JP 23479098 A JP23479098 A JP 23479098A JP 2000060759 A JP2000060759 A JP 2000060759A
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counter
water supply
cover plate
lower cover
water
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JP10234790A
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Tatsuya Shiba
達也 柴
Motohiko Nakamura
元彦 中村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水カランが外観良く納まり、その操作性や
メンテナンス性も確保され、カウンターの下方のスペー
スを有効に活用することができて、その際の安全性も確
保される給水カラン付カウンターを提供する。 【解決手段】 天板部1とその前端から垂下する前板部
2とでなる断面略L字状のカウンター3を室内壁面4に
突設し、カウンター3の内側スペース5内に給水カラン
6を収容設置し、給水カラン6の操作栓7を前板部2の
前方へ突設し、内側スペース5の下側開口にこれを開閉
する下カバー板8を付設し、下カバー板8に給水カラン
6の吐水口9と対応適合する吐水開口10を形成してな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室やシャワール
ーム等の室内壁面に突設され、湯や水を吐出する給水カ
ランを備えた給水カラン付カウンターに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、図5に示す如く、浴室の室内
壁面4に突設され、湯や水を吐出する給水カラン6を備
えた給水カラン付カウンターは知られている。該給水カ
ラン付カウンターにおいて、カウンター3は断面略L字
状で天板部1と前板部2とでなるが、該天板部1と前板
部2とは別体で各々、室内壁面4に取着固定された矩形
状の支持枠24に取り付け支持されている。
【0003】カウンター3の前板部2にはその前方へ給
水カラン6が突設されており、該給水カラン6へ湯や水
を供給する供給管11が、同カウンター3の内側スペース
5内に収容配管されている。給水カラン6は湯水混合栓
を内蔵し、該湯水混合栓で適宜温度に調節された湯水が
吐水口9から流出されるが、該流出される湯水の温度や
量を調節する操作栓7が、同給水カラン6から前方へ突
設されている。
【0004】又、この場合、カウンター3の天板部1の
洗い場16の床面からの高さ寸法Hは400mm程度であ
り、浴槽15の高さと略等しく設定されている。それ故
に、洗い場16の床面からカウンター3の前板部2の下端
までの高さ寸法hは200mm程度となり、該洗い場16の
床面とカウンター3の前板部2の下端との間の200mm
程度の間隔に手を差し入れて供給管11に触れることは考
え難いということで、カウンター3の内側スペース5の
下側開口は開口されたままの状態とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、カウンター3の前板部2から前方
へ給水カラン6が大きく突出して邪魔になり安全性にも
問題がある。又、カウンター3の下方のスペースがデッ
ドスペースとなって無駄になり、該下方スペース内に汚
れが溜まり易くてその掃除も困難である。ここで仮に、
同下方スペースが使用されるようにカウンター3を高い
位置に設置すると、該カウンター3の内側スペース5の
下側開口が開口されたままの状態とされているので、外
観や安全性に新たな問題が生じる。
【0006】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、すなわち、その
課題は、給水カランが邪魔にならないよう納まり、その
操作性やメンテナンス性も確保され、しかも、カウンタ
ーの下方へ湯や水を流出させて該カウンターの下方スペ
ースを有効に活用することができ、その際の安全性が確
保されると共に外観も良好となる給水カラン付カウンタ
ーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
給水カラン付カウンターは、天板部と該天板部の前端か
ら垂下する前板部とでなる断面略L字状のカウンターを
室内壁面に突設し、該カウンターの内側スペース内に給
水カランを収容設置し、該給水カランの操作栓を前記前
板部の前方へ突設し、同内側スペースの下側開口に該下
側開口を開閉する下カバー板を付設し、該下カバー板に
前記給水カランの吐水口と対応適合する吐水開口を形成
してなる。
【0008】したがって、この場合、給水カランがカウ
ンターの内側スペース内に収容設置されているので、邪
魔にならず安全で外観も良好である。又、給水カランの
操作栓がカウンターの前板部の前方へ突設されているの
で、該カウンターの手前側から同操作栓を容易に操作す
ることができる。しかも、カウンターの内側スペースの
下側開口が下カバー板で塞がれ、該下カバー板には給水
カランの吐水口と対応適合する吐水開口が形成されてい
るので、吐水口からの湯や水を吐水開口を通じカウンタ
ーの下方スペースへ流出させて使用することができ、該
下方スペースを有効に活用することができる。その際、
カウンターの内側スペースの下側開口は下カバー板で塞
がれていて、安全性や良好な外観が保持され、又、該下
カバー板は同内側スペースの下側開口を開閉するように
付設されているので、同下カバー板を開閉して給水カラ
ンのメンテナンス作業を容易に行うことができる。
【0009】本発明の請求項2記載の給水カラン付カウ
ンターは、上記請求項1記載の給水カラン付カウンター
において、給水カランへの供給管をカウンターの内側ス
ペース内に収容配管したことを特徴とする。
【0010】したがって、この場合は特に、給水カラン
へ湯や水を供給する供給管がカウンターの内側スペース
内に収容配管されているので、配管施工が容易で外観良
く仕上がると共に同配管の安全性やメンテナンス性も確
保される。
【0011】本発明の請求項3記載の給水カラン付カウ
ンターは、上記請求項1又は2記載の給水カラン付カウ
ンターにおいて、下カバー板の前端縁をカウンターの前
板部の下端部付近に着脱自在に係止し、室内壁面に取着
固定される板バネ支持具に同下カバー板の後端縁を着脱
自在に弾接係止して、該下カバー板を付設したことを特
徴とする。
【0012】したがって、この場合は特に、下カバー板
の後端縁を室内壁面に取着固定された板バネ支持具から
外し、その後で、カウンターの前板部の下端部付近に係
止されている同下カバー板の前端縁を外すことによっ
て、該下カバー板を容易に取り外すことができる。逆
に、取り付ける際には、下カバー板の前端縁をカウンタ
ーの前板部の下端部付近に係止させた後で、該下カバー
板の後端縁を板バネ支持具に弾接係止させて容易に取り
付けることができる。すなわち、下カバー板を取り外し
たり取り付けたりして容易に開閉することができ、メン
テナンス性が向上される。
【0013】本発明の請求項4記載の給水カラン付カウ
ンターは、上記請求項3記載の給水カラン付カウンター
において、板バネ支持具付近における下カバー板の後端
縁に指先を引っかけ得る程度の大きさの水抜き開口を形
成したことを特徴とする。
【0014】したがって、この場合は特に、下カバー板
の後端縁に水抜き開口が形成されているので、カウンタ
ーの内側スペース内で給水カランや供給管等から万一水
が漏れて下カバー板上に落下しても、該落下した水は同
下カバー板の水抜き開口から室内壁面に沿ってスムーズ
に排出除去される。しかも、同水抜き開口は、板バネ支
持具付近における下カバー板の後端縁に指先を引っかけ
得る程度の大きさに形成されているので、該水抜き開口
に指先を引っかけて、上記下カバー板の取り外したり取
り付けたりする開閉作業をより簡単に行うことができ
る。
【0015】本発明の請求項5記載の給水カラン付カウ
ンターは、上記請求項1〜4のいずれか一つに記載の給
水カラン付カウンターにおいて、給水カランの吐水口を
下カバー板の吐水開口より下方へ突設し、該吐水開口を
同下カバー板の前端縁に略U字状に開放させて形成した
ことを特徴とする。
【0016】したがって、この場合は特に、給水カラン
の吐水口が下カバー板の吐水開口より下方へ突設されて
いるので、吐出開口と吐水口とを相互に係合させて容易
に位置合わせすることができ、これによって下カバー板
を付設する際の位置決め作業も容易となる。しかも、吐
水開口が下カバー板の前端縁に略U字状に開放して形成
されているので、該下カバー板を開閉する際に、給水カ
ランの吐水口は同吐水開口の前方から出し入れされて同
開閉作業が容易となる。
【0017】本発明の請求項6記載の給水カラン付カウ
ンターは、上記請求項1〜5のいずれか一つに記載の給
水カラン付カウンターにおいて、下カバー板の下方に間
隔をあけて洗面器置き台を室内壁面に突設したことを特
徴とする。
【0018】したがって、この場合は特に、下カバー板
の下方に間隔をあけて洗面器置き台が室内壁面に突設さ
れているので、洗面器置き台上に洗面器を載置し、該洗
面器で給水カランの吐水口から流出する湯や水を受けて
使用することができ、カウンターの下方スペースを使い
勝手良く活用することができる。
【0019】本発明の請求項7記載の給水カラン付カウ
ンターは、上記請求項1〜6のいずれか一つに記載の給
水カラン付カウンターにおいて、カウンターを浴室の室
内壁面に浴槽上方と洗い場上方とにわたって横長状に突
設し、該カウンターの内側スペース内に二つの給水カラ
ンを収容設置し、両給水カランを前記浴槽と洗い場とに
各々対応させて配設したことを特徴とする。
【0020】したがって、この場合は特に、二つの給水
カランを浴室の浴槽と洗い場とで便利に使用することが
でき、両給水カランは横長状のカウンターの内側スペー
ス内に収容設置されて、外観も良好に納まる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本発明の請求項1〜
7全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態の給水
カラン付カウンターは、天板部1と該天板部1の前端か
ら垂下する前板部2とでなる断面略L字状のカウンター
3を室内壁面4に突設し、該カウンター3の内側スペー
ス5内に給水カラン6を収容設置し、該給水カラン6の
操作栓7を前記前板部2の前方へ突設し、同内側スペー
ス5の下側開口に該下側開口を開閉する下カバー板8を
付設し、該下カバー板8に前記給水カラン6の吐水口9
と対応適合する吐水開口10を形成してなる。
【0022】該実施形態の給水カラン付カウンターにお
いては、給水カラン6への供給管11をカウンター3の内
側スペース5内に収容配管している。又、下カバー板8
の前端縁をカウンター3の前板部2の下端部付近に着脱
自在に係止し、室内壁面4に取着固定される板バネ支持
具12に同下カバー板8の後端縁を着脱自在に弾接係止し
て、該下カバー板8を付設している。この場合、板バネ
支持具12付近における下カバー板8の後端縁に指先を引
っかけ得る程度の大きさの水抜き開口13を形成してもい
る。
【0023】又、実施形態の給水カラン付カウンターに
おいては、給水カラン6の吐水口9を下カバー板8の吐
水開口10より下方へ突設し、該吐水開口10を同下カバー
板8の前端縁に略U字状に開放させて形成している。
又、下カバー板8の下方に間隔をあけて洗面器置き台14
を室内壁面4に突設している。又、カウンター3を浴室
の室内壁面4に浴槽15上方と洗い場16上方とにわたって
横長状に突設し、該カウンター3の内側スペース5内に
二つの給水カラン6を収容設置し、両給水カラン6を前
記浴槽15と洗い場16とに各々対応させて配設してもい
る。
【0024】図2に示す如く、浴室となるユニットルー
ムAの室内壁面4にカウンター3は突設されている。こ
の場合、同室内壁面4にはカウンター3の上側に沿って
鏡板17が付設されており、ユニットルームAの洗い場16
側の側壁面には身体を支えるための手すりバー18が付設
されている。又、洗い場16の床面とカウンター3の間に
は、洗面器置き台14が介設されている。
【0025】図3に示す如く、カウンター3の天板部1
の洗い場16の床面からの高さ寸法Hは600mm程度であ
り、浴槽15の高さよりも高くて、その前板部2の前方へ
突設される給水カラン6の操作栓7は操作し易い高さ位
置となる。又、洗い場16の床面から洗面器置き台14の上
面までの高さ寸法Sは300mm程度であり、該洗面器置
き台14上に洗面器19を載置し、カウンター3と同洗面器
置き台14との間のスペースを活用して、洗顔、身体洗
い、洗髪、髭剃り等の作業を容易に行うことができる。
【0026】図1、4に示す如く、カウンター3は天板
部1と前板部2とが合成樹脂等で断面略L字状に一体に
形成されたもので、その天板部1の後部が金属製のL型
金具20によって室内壁面4に取り付け支持されている。
この場合、上記従来の技術におけるように、天板部1と
前板部2とを別体に形成しても良く、又、カウンター3
を室内壁面4と一体に形成することもできる。
【0027】カウンター3の前板部2の下端は後方へ折
曲していて、該折曲部分に後方へ開口した挟着溝部21が
形成されている。該挟着溝部21には下カバー板8の前端
縁に形成される屈曲部22が着脱自在に挿入係止されて挟
着支持され、前記カウンター3の前板部2の下端折曲部
分の下面と同下カバー板8の下面とは略面一状に外観良
く連続する。
【0028】又、下カバー板8はその前部が高く後部が
低くなるよう断面略階段状に合成樹脂等で一体に形成さ
れたもので、その前部に略U字状に前端縁に開放された
吐水開口10が形成されており、該吐水開口10から下方へ
給水カラン6の筒状の吐水口9が垂下されて若干突設さ
れている。下カバー板8の後端縁は上方へ折曲していて
その内面に凸条23が形成されており、該凸条23が板バネ
支持具12に着脱自在に弾接係止される。板バネ支持具12
は略く字状に折曲形成され、その下端が自由端となるよ
うに室内壁面4に取着固定されている。板バネ支持具12
の片側方近傍において、下カバー板8の低い後部にはそ
の後端縁に開放された横長状の水抜き開口13が形成され
ており、該下カバー板8の低い部分に集まった水は同水
抜き開口13から効率良く排水除去される。
【0029】又、給水カラン6は湯水混合栓を内蔵し、
該湯水混合栓で適宜温度に調節された湯水が吐水口9か
ら流出されるが、該流出される湯水の温度及び量を調節
する二つの操作栓7が、同給水カラン6からカウンター
3の前板部2を貫通してその前方へ対にして突設されて
いる。浴槽15と洗い場16とに各々対応して配設される両
給水カラン6は、いずれも同様の構成でカウンター3の
内側スペース5内に各々同様に収容設置されている。給
水カラン6への供給管11も、湯を供給する管及び水を供
給する管の二本が配管接続されており、両供給管11共に
カウンター3の内側スペース5内に収容配管されてい
る。
【0030】したがって、該実施形態の給水カラン付カ
ウンターにおいては、給水カラン6がカウンター3の内
側スペース5内に収容設置されているので、邪魔になら
ず安全で外観も良好である。又、給水カラン6の操作栓
7がカウンター3の前板部2の前方へ突設されているの
で、該カウンター3の手前側から適切な高さ位置となっ
た同操作栓7を容易に操作することができる。
【0031】しかも、カウンター3の内側スペース5の
下側開口が下カバー板8で塞がれていて、該下カバー板
8には給水カラン6の吐水口9と対応適合する吐水開口
10が形成されているので、吐水口9からの湯水を吐水開
口10を通じカウンター3の下方スペースへ流出させて使
用することができ、該下方スペースを有効に活用するこ
とができる。
【0032】その際、カウンター3の内側スペース5の
下側開口は下カバー板8で塞がれていて、安全性や良好
な外観が保持され、又、該下カバー板8は同内側スペー
ス5の下側開口を開閉するように付設されているので、
同下カバー板8を開閉して給水カラン6のメンテナンス
作業を容易に行うことができる。又、この場合、給水カ
ラン6へ湯及び水を供給する供給管11もカウンター3の
内側スペース5内に収容配管されているので、配管施工
が容易で外観良く仕上がると共に同配管の安全性やメン
テナンス性も確保される。
【0033】又、該実施形態の給水カラン付カウンター
においては、下カバー板8の後端縁の凸条23を室内壁面
4に取着固定された板バネ支持具12から外した後で、カ
ウンター3の前板部2の下端部の挟着溝部21に挿入係止
されている同下カバー板8の前端縁の屈曲部22を抜き外
すことによって、該下カバー板8を容易に取り外すこと
ができる。逆に、取り付ける際には、下カバー板8の前
端縁の屈曲部22をカウンター3の前板部2の下端部の挟
着溝部21に挿入係止させた後で、該下カバー板8の後端
縁の凸条23を板バネ支持具12と室内壁面4との間に差し
込んで弾接係止させて容易に取り付けることができる。
すなわち、下カバー板8を取り外したり取り付けたりし
て容易に開閉することができ、メンテナンス性が向上さ
れる。
【0034】又、該実施形態の給水カラン付カウンター
においては、下カバー板8の後端縁に後方へ開放した水
抜き開口13が形成されているので、カウンター3の内側
スペース5内で給水カラン6や供給管11等から万一水が
漏れて下カバー板8上に落下しても、該落下した水は同
下カバー板8の水抜き開口13から室内壁面4に伝い沿っ
てスムーズに排出除去される。しかも、同水抜き開口13
は、板バネ支持具12付近における下カバー板8の後端縁
に指先を引っかけ得る程度の大きさに形成されているの
で、該水抜き開口13に指先を引っかけて、上記下カバー
板8の取り外したり取り付けたりする開閉作業をより簡
単に行うことができる。
【0035】又、該実施形態の給水カラン付カウンター
においては、給水カラン6の吐水口9が下カバー板8の
吐水開口10より下方へ突設されているので、吐出開口10
と吐水口9とを相互に係合させることで容易に位置合わ
せすることができ、これによって下カバー板8を取り付
ける際の位置決め作業も容易となる。しかも、同吐水開
口10が下カバー板8の前端縁に略U字状に開放して形成
されているので、該下カバー板8を取り付けたり取り外
したりする際に、給水カラン6の吐水口9は同吐水開口
10の前方から出し入れされて支障とならず同開閉作業が
容易となる。
【0036】又、該実施形態の給水カラン付カウンター
においては、下カバー板8の下方に適度な間隔をあけて
洗面器置き台14が室内壁面4に突設されているので、洗
面器置き台14上に洗面器19を載置し、該洗面器19で給水
カラン6の吐水口9から流出する湯水を受けて、洗顔、
身体洗い、洗髪、髭剃り等の作業に使用することがで
き、カウンター3の下方スペースを使い勝手良く活用す
ることができる。又、二つの給水カラン6が適切な高さ
位置となって、両給水カラン6を浴室の浴槽15と洗い場
16とで便利に使用することができる。しかも、両給水カ
ラン6は横長状で浴室の室内壁面4の全巾にわたるカウ
ンター3の内側スペース5内に収容設置されて、ユニッ
トルームAに最適な内装外観として良好に納まる。
【0037】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の給
水カラン付カウンターにおいては、給水カランが邪魔に
ならず安全で外観も良好であり、カウンターの手前側か
ら給水カランの操作栓を容易に操作することができ、し
かも、給水カランの吐水口からの湯や水をカウンターの
下方スペースへ流出させ使用して、該下方スペースを有
効に活用することができ、その際、安全性や良好な外観
が保持され、下カバー板を開閉して給水カランのメンテ
ナンス作業を容易に行うこともできる。
【0038】又、本発明の請求項2記載の給水カラン付
カウンターにおいては、特に、給水カランへ湯や水を供
給する供給管がカウンターの内側スペース内に収容配管
されていて、配管施工が容易で外観良く仕上がると共に
同配管の安全性やメンテナンス性も確保される。
【0039】又、本発明の請求項3記載の給水カラン付
カウンターにおいては、特に、板バネ支持具の弾性を利
用することで、下カバー板を取り外したり取り付けたり
して容易に開閉することができ、メンテナンス性が向上
される。
【0040】又、本発明の請求項4記載の給水カラン付
カウンターにおいては、特に、カウンターの内側スペー
ス内で万一水漏れが発生しても、下カバー板の水抜き開
口からスムーズに排出除去され、しかも、同水抜き開口
水抜き開口に指先を引っかけて、上記下カバー板の開閉
作業をより簡単に行うことができる。
【0041】又、本発明の請求項5記載の給水カラン付
カウンターにおいては、特に、下カバー板の吐出開口と
給水カラン吐水口とを容易に位置合わせすることがで
き、下カバー板の位置決め作業も容易となり、しかも、
下カバー板の開閉作業が容易となる。
【0042】又、本発明の請求項6記載の給水カラン付
カウンターにおいては、特に、下カバー板の下方に間隔
をあけて突設された洗面器置き台上に洗面器を載置し
て、該洗面器で湯や水を受けて使用することができ、カ
ウンターの下方スペースを使い勝手良く活用することが
できる。
【0043】又、本発明の請求項7記載の給水カラン付
カウンターにおいては、特に、二つの給水カランを浴槽
と洗い場とで便利に使用することができ、両給水カラン
は横長状のカウンターの内側スペース内に収容設置され
て、外観も良好に納まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である給水カラン付カウン
ターの要部を示す縦断面図。
【図2】同給水カラン付カウンターの施工状態を示す正
面図。
【図3】同給水カラン付カウンターの施工状態を示す概
略側面図。
【図4】同給水カラン付カウンターの要部を示し(a)
はその一部省略正面図(b)はその一部省略底面図。
【図5】従来例である給水カラン付カウンターを示す縦
断面図。
【符号の説明】
1 天板部 2 前板部 3 カウンター 4 室内壁面 5 内側スペース 6 給水カラン 7 操作栓 8 下カバー板 9 吐水口 10 吐水開口 11 供給管 12 板バネ支持具 13 水抜き開口 14 洗面器置き台 15 浴槽 16 洗い場

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板部と該天板部の前端から垂下する前
    板部とでなる断面略L字状のカウンターを室内壁面に突
    設し、該カウンターの内側スペース内に給水カランを収
    容設置し、該給水カランの操作栓を前記前板部の前方へ
    突設し、同内側スペースの下側開口に該下側開口を開閉
    する下カバー板を付設し、該下カバー板に前記給水カラ
    ンの吐水口と対応適合する吐水開口を形成してなる給水
    カラン付カウンター。
  2. 【請求項2】 給水カランへの供給管をカウンターの内
    側スペース内に収容配管したことを特徴とする請求項1
    記載の給水カラン付カウンター。
  3. 【請求項3】 下カバー板の前端縁をカウンターの前板
    部の下端部付近に着脱自在に係止し、室内壁面に取着固
    定される板バネ支持具に同下カバー板の後端縁を着脱自
    在に弾接係止して、該下カバー板を付設したことを特徴
    とする請求項1又は2記載の給水カラン付カウンター。
  4. 【請求項4】 板バネ支持具付近における下カバー板の
    後端縁に指先を引っかけ得る程度の大きさの水抜き開口
    を形成したことを特徴とする請求項3記載の給水カラン
    付カウンター。
  5. 【請求項5】 給水カランの吐水口を下カバー板の吐水
    開口より下方へ突設し、該吐水開口を同下カバー板の前
    端縁に略U字状に開放させて形成したことを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の給水カラン付カウ
    ンター。
  6. 【請求項6】 下カバー板の下方に間隔をあけて洗面器
    置き台を室内壁面に突設したことを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか一つに記載の給水カラン付カウンター。
  7. 【請求項7】 カウンターを浴室の室内壁面に浴槽上方
    と洗い場上方とにわたって横長状に突設し、該カウンタ
    ーの内側スペース内に二つの給水カランを収容設置し、
    両給水カランを前記浴槽と洗い場とに各々対応させて配
    設したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに
    記載の給水カラン付カウンター。
JP10234790A 1998-08-21 1998-08-21 給水カラン付カウンター Pending JP2000060759A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002242248A (ja) * 2001-02-20 2002-08-28 Kvk Corp 埋込水栓
JP2009174272A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd 水栓装置を備えたカウンターの下カバーの水抜き構造
JP2010007291A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd 水栓装置における排水構造

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