JP2000059735A - 画像処理装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

画像処理装置および方法、並びに提供媒体

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JP2000059735A
JP2000059735A JP10220020A JP22002098A JP2000059735A JP 2000059735 A JP2000059735 A JP 2000059735A JP 10220020 A JP10220020 A JP 10220020A JP 22002098 A JP22002098 A JP 22002098A JP 2000059735 A JP2000059735 A JP 2000059735A
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line
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Shinichiro Miyazaki
慎一郎 宮崎
Akira Shirahama
旭 白浜
Takeshi Ono
武司 大野
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/46Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for receiving on more than one standard at will
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 垂直分解能の劣化を防止しつつ、かつライン
フリッカを抑制する。 【解決手段】 インタレース方式の525本の走査線を
有する映像信号を、プログレッシブ方式の525本の走
査線の映像信号に同一の画像の大きさで変換するとき、
奇数フィールドにおいては、変換後のラインに0.5H
(Hは、入力された映像信号の水平走査線の間隔)だけ
オフセットする。これにより、変換後の各ラインOiの
画素データは、変換前の2本ラインIiとIi+1とか
ら生成される。その結果、白と黒の画素の境界部のライ
ンO4の画素の色が灰色になる。偶数フィールドにおい
ては、オフセットが与えられず、変換前のフィールドの
各ラインIiの画素データは、そのまま、変換後のフィ
ールドの各ラインOiの画素データとされる。白と黒の
境界部のラインの画素が、白または灰色の画素となり、
白と黒の画素である場合に較べて、ラインフリッカが目
立つことが抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び方法、並びに提供媒体に関し、特に、垂直の解像度を
劣化させることなく、かつ、ラインフリッカを抑制しつ
つ、映像信号の画サイズと垂直周波数を変換できるよう
にした、画像処理装置および方法、並びに提供媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】わが国においては、テレビジョン放送は
NTSC方式に基づいて行われているため、いままでのテレ
ビジョン受像機は、通常、走査線数が525本のインタ
レース方式の映像信号(525i)の映像信号を受信
し、表示できるようになされているものが多かった。し
かしながら、最近、PAL方式の625iの映像信号や、
高品位テレビジョン放送における1080iの映像信
号、さらには、525本の走査線を線順次で表示させる
525pの映像信号(ノンインタレースの映像信号)を
表示できるようにしたテレビジョン受像機も登場しつつ
ある。このようなテレビジョン受像機においては、52
5i,625i,525p,1080iなどのいずれの
映像信号が入力された場合にも、統一した所定の周波数
の所定の大きさの画像に変換して表示するようになされ
ている。統一周波数としては、例えば、525pが考え
られる。この場合、水平走査周波数fhは、31kHz
となり、フィールド(フレーム)周波数fvは、60H
zとなる。
【0003】図9は、従来のこのようなテレビジョン受
像機の構成例を表している。この構成例においては、A
/D変換器1が、入力された第1の周波数の映像信号Y
i1,Ui1,Vi1をA/D変換し、ローパスフィル
タ(LPF)2に出力している。LPF2は、入力された信号
の水平方向の周波数と垂直方向の成分から、所定の低域
周波数成分だけを抽出し、補間回路3に出力している。
補間回路3は、LPF2より入力された画像データを補間
演算により縮小し、縮小した映像信号をフレームメモリ
4に供給している。フレームメモリ4は、ライトメモリ
コントローラ5とリードメモリコントローラ6により、
その書き込みと読み出しが制御されている。補間回路7
は、フレームメモリ4より読み出されたデータを、より
大きな画面の映像データに変換し、ミックス回路15に
出力している。
【0004】以上のA/D変換器1乃至補間回路7にお
ける場合と同様の処理が、A/D変換器8乃至補間回路
14において、他の映像信号Yi2,Ui2,Vi2に
対して行われる。
【0005】ミックス回路15は、補間回路7または補
間回路14の出力の一方を選択し、D/A変換器16に
出力している。D/A変換器16は、入力された映像信
号をD/A変換し、図示せぬCRTなどに出力する。
【0006】次に、その動作について説明する。A/D
変換器1は、入力された信号をA/D変換し、LPF2に
出力する。LPF2は、入力された映像信号の所定の低域
成分を抽出し、補間回路3に出力する。補間回路3は、
入力された映像信号を縮小する必要がある場合、線形補
間により縮小処理を行い、縮小した映像信号をフレーム
メモリ4に供給し、記憶させる。ライトメモリコントロ
ーラ5は、この場合におけるフレームメモリ4に対する
書き込み処理を制御する。
【0007】フレームメモリ4に記憶された映像信号
は、リードメモリコントローラ6により制御されて読み
出され、補間回路7に供給される。補間回路7は、フレ
ームメモリ4より読み出された映像信号を、必要に応じ
て、補間処理により画面のサイズを拡大し、ミックス回
路15に出力する。
【0008】同様の処理が、A/D変換器8乃至補間回
路14においても行われ、ミックス回路15に供給され
る。
【0009】ミックス回路15は、補間回路7または補
間回路14より入力された映像信号の一方を選択し、D
/A変換器16に出力する。D/A変換器16は、入力
された映像信号をD/A変換し、図示せぬCRTなどに出
力する。
【0010】すなわち、このようなテレビジョン受像機
においては、図10に示すように、例えば、1080i
の映像信号、525iの映像信号、または625iの映
像信号を、それぞれ525pの映像信号に、画面のサイ
ズと走査線の数を変換して、出力表示することになる。
【0011】図11は、図9におけるフレームメモリ
4、ライトメモリコントローラ5、およびリードメモリ
コントローラ6より構成される回路のより具体的な構成
例を表している。フレームメモリ4に対応するフィール
ドメモリ34とフィールドメモリ35には、補間回路3
より出力されたデジタル映像信号が入力されるようにな
されている。また、フィールドメモリ34とフィールド
メモリ35には、図示せぬ回路から供給されたライト側
メモリコントロール信号(例えば、イネーブル信号)
が、スイッチ33を介して供給されている。スイッチ3
3は、図示せぬ回路から供給されるライト側フィールド
切り換え信号に対応して、接点a側または接点b側に切
り換えられるようになされている。
【0012】フィールドメモリ34またはフィールドメ
モリ35には、スイッチ37を介して、リード側メモリ
コントロール信号(イネーブル信号)も供給されてい
る。スイッチ37は、D型フリップフロップ32が出力
するリード側フィールド切り換え信号に基づいて、接点
a側または接点b側に切り換えられるようになされてい
る。また、スイッチ36も、リード側フィールド切り換
え信号に基づいて、接点a側または接点b側に切り換え
られ、フィールドメモリ34またはフィールドメモリ3
5より読み出された映像信号を補間回路7に出力するよ
うになされている。
【0013】D型フリップフロップ32は、スタート位
置検出回路31が検出出力するリード側読み出しスター
トパルスに基づいて、ライト側フィールド切り換え信号
をラッチし、リード側フィールド切り換え信号として、
スイッチ36とスイッチ37に出力している。
【0014】次に、その動作について、図12のタイム
チャートを参照して説明する。
【0015】スイッチ33は、ライト側フィールド切り
換え信号(図12(B))に同期して、その信号が高レ
ベルのとき、接点a側に切り換えられ、その信号が低レ
ベルのとき、接点b側に切り換えられる。ライト側ライ
ンアドレスカウント信号(図12(A))も、ライト側
フィールド切り換え信号(図12(B))が高レベルの
とき、フィールドメモリ34に供給され、低レベルのと
き、フィールドメモリ35に供給される。その結果、補
間回路3より供給されるデジタル映像信号は、ライト側
フィールド切り換え信号(図12(B))が高レベルの
とき、フィールドメモリ34に書き込まれ、低レベルの
とき、フィールドメモリ35に書き込まれる。
【0016】一方、ライト側フィールド切り換え信号
(図12(B))は、D型フリップフロップ32におい
て、スタート位置検出回路31が出力するリード側読み
出しスタートパルス(図12(D))に同期してラッチ
され、リード側フィールド切り換え信号(図12
(E))として、スイッチ36とスイッチ37に供給さ
れる。これらのスイッチは、リード側フィールド切り換
え信号(図12(E))が高レベルのとき、接点b側に
切り換えられ、低レベルのとき、接点a側に切り換えら
れる。リード側ラインアドレスカウント信号(図12
(C))は、リード側フィールド切り換え信号(図12
(E))が高レベルのとき、フィールドメモリ35に供
給される。その結果、フィールドメモリ35より読み出
された映像信号が、スイッチ36の接点bを介して補間
回路7に供給される。
【0017】同様に、リード側フィールド切り換え信号
(図12(E))が低レベルのとき、リード側ラインア
ドレスカウント信号(図12(C))が、フィールドメ
モリ34に供給されるので、フィールドメモリ34より
読み出された映像信号が、スイッチ36の接点aを介し
て補間回路7に供給される。
【0018】このように、この例の場合、例えば、62
5iの映像信号(fh=15kHz,fv=50Hz)
をノンインタレースの525p(fh=31kHz,f
v=60Hz)に変換する場合、ラインフリッカが目立
つのを避けるため、片フィールド処理をしている。すな
わち、書き込み時、フィールドメモリ34にn番目のフ
レームの奇数フィールドを書き込んだとき、次のn+1
番目のフレームにおいても、奇数フィールドの映像信号
をフィールドメモリ35に書き込むようにしている。
【0019】また、同様に、出力する映像信号として、
525i(fh=15.734kHz,fv=60H
z),625i(fh=15.625kHz,fv=5
0Hz)が設定された場合にも、入力信号が625iま
たは525iの場合には、垂直周波数変換を伴うので、
この場合においても、ラインフリッカが目立つのを避け
るため、片フィールド処理が行われている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに片フィールド処理を行うと、図13に示すように、
奇数フィールドと偶数フィールドの画像データのうち、
一方のフィールドの映像信号のみが利用されるため、垂
直解像度が劣化することになる。その結果、例えば、斜
め方向の直線が、滑らかな直線として表示されず、がた
がたした線として表示される課題がある。
【0021】そこで、片フィールド処理ではなく、両フ
ィールド処理を行うことも考えられるが、両フィールド
処理を行うと、ラインフリッカが目立つ現象が発生す
る。
【0022】すなわち、例えば60Hzから50Hzへ
垂直周波数の変換を伴う場合、60Hzの各フィールド
を50Hzの各フィールドに1対1に対応させると、そ
の周波数が異なるところから、各フィールドの映像信号
が、本来表示されるべき時刻より遅い時刻で表示されて
しまう、いわゆる追い越し現象が発生する。
【0023】そこで、これを防止するために、例えば、
図14に示すように、定期的に同一のフィールドを繰り
返し出力するようにすることで、追い越しが発生するの
を防止している。図14に示す例では、6フィールド毎
に、同一のフィールドの映像信号が2回連続して出力さ
れている。このようにすると、ラインフリッカが特に目
立つようになる。
【0024】すなわち、図15に示すように、奇数フィ
ールドの1番目から5番目までの5本のラインの画素が
黒で、それより下側のラインの画素が白であるような場
合、偶数フィールドのラインは、奇数フィールドのライ
ンの間に位置するため、1番目から4番目までの4本の
ラインの画素は黒となり、それより下のラインの画素は
白となる。
【0025】奇数フィールドと偶数フィールドの各ライ
ンの画素を、そのままノンインタレース方式の各フィー
ルド(フレーム)のラインの画素とすると、奇数フィー
ルドにおいては、上から5本のラインの画素が黒とな
り、偶数フィールドにおいては、上から4本のラインの
画素が黒となる。その結果、偶数フィールドと奇数フィ
ールドの画像が交互に表示されると、上から5本目のラ
インにおいては、同一の静止画像であったとしても、黒
の画素が表示される場合と、白の画素が表示される場合
とが発生する。これが30Hzの周波数のラインフリッ
カとして観察されることになる。
【0026】垂直周波数の変換を伴わない場合にもライ
ンフリッカは発生するが、垂直周波数の変換を伴う場合
には、伴わない場合に較べて、ラインフリッカの発生す
る周波数がより低くなるので、特に目立つようになる。
【0027】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、垂直解像度を劣化させることなく、かつ、
ラインフリッカが目立つのを抑制するようにするもので
ある。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像処
理装置は、入力される映像信号と出力される映像信号の
関係を判定する判定手段と、判定手段の判定結果に対応
して、所定の初期値を供給する供給手段と、供給手段が
供給する初期値を用いて所定の係数を発生する発生手段
と、発生手段により発生された係数を用いて、入力され
る映像信号の画素データから出力する映像信号の画素デ
ータを演算する演算手段とを備えることを特徴とする。
【0029】請求項5に記載の画像処理方法は、入力さ
れる映像信号と出力される映像信号の関係を判定する判
定ステップと、判定ステップでの判定結果に対応して、
所定の初期値を供給する供給ステップと、供給ステップ
で供給される初期値を用いて所定の係数を発生する発生
ステップと、発生ステップで発生された係数を用いて、
入力される映像信号の画素データから出力する映像信号
の画素データを演算する演算ステップとを含むことを特
徴とする。
【0030】請求項6に記載の提供媒体は、入力される
映像信号と出力される映像信号の関係を判定する判定ス
テップと、判定ステップでの判定結果に対応して、所定
の初期値を供給する供給ステップと、供給ステップで供
給される初期値を用いて所定の係数を発生する発生ステ
ップと、発生ステップで発生された係数を用いて、入力
される映像信号の画素データから出力する映像信号の画
素データを演算する演算ステップとを含む処理を画像処
理装置に実行させるコンピュータが読みとり可能なプロ
グラムを提供することを特徴とする。
【0031】請求項1に記載の画像処理装置、請求項5
に記載の画像処理方法、および請求項6に記載の提供媒
体においては、入力される映像信号と出力される映像信
号の関係の判定結果に対応して供給される初期値を用い
て所定の係数が発生され、発生された係数を用いて、入
力される映像信号の画素データから出力する映像信号の
画素データが演算される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0033】請求項1に記載の画像処理装置は、入力さ
れる映像信号と出力される映像信号の関係を判定する判
定手段(例えば、図1のデコーダ70)と、判定手段の
判定結果に対応して、所定の初期値を供給する供給手段
(例えば、図1のスイッチ69)と、供給手段が供給す
る初期値を用いて所定の係数を発生する発生手段(例え
ば、図1の垂直補間係数発生回路83)と、発生手段に
より発生された係数を用いて、入力される映像信号の画
素データから出力する映像信号の画素データを演算する
演算手段(例えば、図1の垂直線形補間回路85)とを
備えることを特徴とする。
【0034】請求項2に記載の画像処理装置は、演算手
段により演算された画素データを記憶する記憶手段(例
えば、図1のフィールドメモリ34,35)と、記憶手
段に対する画素データの書き込みと読み出しを制御する
制御手段(例えば、図1のスイッチ33,37)とをさ
らに備えることを特徴とする。
【0035】図1は、本発明を適用した画像処理装置の
構成例を表すブロック図であり、図11における場合と
対応する部分には、同一の符号を付してあり、その説明
は適宜省略する。
【0036】図1の構成例は、図9の装置における補間
回路3、フレームメモリ4、ライトメモリコントローラ
5、およびリードメモリコントローラ6の一部の構成を
表すものであり、その他の構成は、図9における場合と
同様である。なお、図示は省略するが、補間回路10、
フレームメモリ11、ライトメモリコントローラ12、
およびリードメモリコントローラ13も、図1に示した
場合と同様に構成されている。
【0037】図1の構成例においては、割算器51にス
イッチ50−1の接点aから変換後の水平画素数Nが入
力され、接点bから変換後の垂直画素数Mが入力されて
いる。また、スイッチ50−2の接点aから変換前の映
像信号の水平画素数nが入力され、接点bから変換前の
映像信号の垂直画素数mが入力されている。これらの画
素数は、図示せぬCPUなどから入力されるものである。
割算器51は、水平方向の拡大率N/nの逆数n/Nを
演算し、水平補間係数発生回路81のラッチ回路52に
供給するとともに、垂直方向の拡大率M/mの逆数m/
Mを演算し、垂直補間係数発生回路83のラッチ回路6
4に供給している。
【0038】ラッチ回路52は、ラッチした値を加算器
53に供給している。加算器53は、ラッチ回路52よ
り入力された値と、ラッチ回路54より入力された値と
を加算し、ラッチ回路55とラッチ回路54に出力して
いる。ラッチ回路52,54,55には、周波数fsの
サンプリングクロックが供給されている。
【0039】ラッチ回路55は、加算器53から入力さ
れた値を正規化した値pと、その値pを1から減算した
値(1−p)を、水平線形補間回路82の乗算器56と
乗算器57にそれぞれ出力している。乗算器56は、LP
F2より入力された映像信号の画素データ(変換前の画
素データ)に対して、ラッチ回路55より入力された値
p(水平補間係数)を乗算し、加算器59に出力してい
る。乗算器57は、ラッチ回路58により1クロック分
遅延された画素データと、ラッチ回路55の出力する値
(1−p)(水平補間係数)を乗算し、加算器59に出
力している。加算器59は、乗算器56と乗算器57の
出力を加算し、垂直線形補間回路85の1H遅延回路6
0と乗算器61に出力している。
【0040】一方、垂直補間係数発生回路83において
は、加算器65がラッチ回路64にラッチされた値と、
ラッチ回路67にラッチされている値とを加算し、ラッ
チ回路68に供給するとともに、初期値設定回路84の
スイッチ66の接点aを介してラッチ回路67に出力し
ている。ラッチ回路68は、加算器65より入力された
値を正規化した値q(垂直補間係数)と、その値qを1
から減算した値(1−q)(垂直補間係数)を発生し、
それぞれ、垂直線形補間回路85の乗算器61と乗算器
62に出力している。
【0041】垂直補間係数発生回路83において、ラッ
チ回路64、ラッチ回路67、およびラッチ回路68に
は、そのクロック端子に、周波数fhの水平周波数クロ
ックが入力されている。
【0042】初期値設定回路84のデコーダ70には、
図示せぬ回路から5種類の信号が入力されている。すな
わち、入力される映像信号が、インタレース信号である
のか、ノンインタレース信号であるのかを判別した入力
インタレース判別信号、入力された映像信号のフィール
ドが、奇数(Odd)フィールドまたは偶数(Even)フィ
ールドのいずれのフィールドであるのかを判別した入力
Odd/Even判別信号、出力する映像信号がインタレース信
号であるのか、ノンインタレース信号であるのかを判別
した出力インタレース判別信号、出力する映像信号のフ
ィールドが、奇数フィールドであるのか偶数フィールド
であるのかを判別した出力Odd/Even判別信号、並びに、
入力された映像信号のフィールドが奇数フィールドであ
るのに対して、出力する映像信号のフィールドも奇数フ
ィールドであるのか(入力された映像信号のフィールド
が偶数フィールドであるのに対して、出力する映像信号
のフィールドも偶数フィールドであるのか)、あるい
は、入力された映像信号のフィールドが偶数フィールド
であるのに対して、出力する映像信号のフィールドが奇
数フィールドであるのか(入力された映像信号のフィー
ルドが奇数フィールドであるのに対して、出力する信号
信号のフィールドが偶数フィールドであるのか)を表す
逆インタレース判別信号が入力されている。
【0043】デコーダ70は、これらの判別信号に基づ
いて、図2に示すようなテーブルを参照してオフセット
値を求め、求めたオフセット値をスイッチ69に選択さ
せる制御信号を出力している。スイッチ69は、デコー
ダ70からの制御信号に対応して、0,0.5,delta
/2、または(0.5+delta/2)のいずれかの値を
オフセット値として選択し、選択したオフセット値をス
イッチ66の接点bを介してラッチ回路67に初期値と
して供給している。このスイッチ66は、フィールド周
期のプリセットパルスにより、1フィールドに1回、接
点b側に切り換えられる。
【0044】図2に示すように、ノンインタレース信号
をノンインタレース信号に変換する場合には、オフセッ
ト値は0とされる。また、ノンインタレース信号をイン
タレース信号に変換する場合には、出力する映像信号が
奇数フィールドである場合には、オフセット値は0とさ
れ、偶数フィールドである場合には、Delta/2とされ
る。ここで、Deltaは、垂直サイズの変化率(=変換後
の垂直ライン数/変換前の垂直ライン数)の逆数(=変
換前の垂直ライン数/変換後の垂直ライン数)を表し、
例えば625pの映像信号を525iの映像信号に変換
する場合、それぞれの映像信号の有効ライン数は、57
6本または480本となるので、Delta=576/48
0=288/240=6/5=1.2となる。
【0045】インタレース信号をノンインタレース信号
に変換する場合には、入力された映像信号が、奇数フィ
ールドの映像信号であるとき、オフセット値は0.5
(入力された映像信号の水平走査線の間隔が1とされ
る)とされ、偶数フィールドであるとき、オフセット値
は0とされる。
【0046】また、インタレース信号をインタレース信
号に変換する場合には、フィールドが対応するとき、す
なわち、奇数フィールドを奇数フィールドに変換し、偶
数フィールドを偶数フィールドに変換するときには、奇
数フィールドのとき、オフセット値は0.5とされ、偶
数フィールドのとき、オフセット値はDelta/2とされ
る。これに対して、入力されたインタレース信号の奇数
フィールドを偶数フィールドのインタレース信号に変換
して出力する場合には、オフセット値は0.5+Delta
/2とされ、入力された偶数フィールドのインタレース
信号を奇数フィールドのインタレース信号として出力す
る場合には、オフセット値は0とされる。
【0047】垂直線形補間回路85においては、乗算器
61が、水平線形補間回路82の加算器59より入力さ
れたデータに、垂直補間係数発生回路83のラッチ回路
68より入力された値q(垂直補間係数)を乗算し、加
算器63に出力している。1H遅延回路60は、加算器
59より入力されたデータを1H(水平走査線の周期)
分だけ遅延した後、乗算器62に出力している。乗算器
62は、1H遅延回路60より入力されたデータに、垂
直補間係数発生回路83のラッチ回路68より入力され
た値(1−q)(垂直補間係数)を乗算し、加算器63
に出力している。加算器63は、乗算器61より入力さ
れた値と、乗算器62より入力された値とを加算し、フ
ィールドメモリ34とフィールドメモリ35に出力して
いる。
【0048】フィールドメモリ34とフィールドメモリ
35には、スイッチ33の接点aまたは接点bを介して
図示せぬ回路からライト側メモリコントロール信号が供
給されている。このスイッチ33は、図示せぬ回路から
供給されるライト側フィールド切り換え信号に対応して
切り換えられるようになされている。
【0049】フィールドメモリ34とフィールドメモリ
35にはまた、スイッチ37の接点aまたは接点bを介
して、図示せぬ回路より供給されたリード側メモリコン
トロール信号が供給されている。フィールドメモリ3
4、またはフィールドメモリ35より読み出されたデー
タは、スイッチ36の接点aまたは接点bを介して、後
段の補間回路7に出力されるようになされている。
【0050】スタート位置検出回路31は、リード側読
み出しスタートパルスを発生し、D型フリップフロップ
32のクロック端子に供給している。D型フリップフロ
ップ32は、このリード側読み出しスタートパルスに同
期して、図示せぬ回路からその端子Dに供給されている
ライト側フィールド切り換え信号をラッチし、その端子
Qから、リード側フィールド切り換え信号として、スイ
ッチ36とスイッチ37に出力している。
【0051】アドレス発生回路71は、水平補間係数発
生回路81の加算器53の出力から、各ライン上の画素
の位置を検出し、また、垂直補間係数発生回路83の加
算器65の出力から、水平走査線の垂直方向の位置を検
出し、これらの位置に対応した書き込みアドレスを発生
して、フィールドメモリ34とフィールドメモリ35に
出力している。
【0052】次に、その動作について説明する。割算器
51には、スイッチ50−1,50−2が接点a側に切
り換えられているとき、変換後の水平画素数Nと変換前
の水平画素数nが入力される。割算器51は、水平画素
数nを水平画素数Nで割算し、得られた値を水平補間係
数発生回路81のラッチ回路52に出力する。同様に、
割算器51には、スイッチ50−1,50−2が、接点
b側に切り換えられているとき、変換後の垂直画素数M
と、変換前の垂直画素数mが入力される。割算器51
は、垂直画素数mを垂直画素数Mで割算し、得られた結
果を垂直補間係数発生回路83のラッチ回路64に供給
する。
【0053】水平補間係数81のラッチ回路52は、入
力された値n/Nを、サンプリングクロックに同期して
ラッチし、ラッチした値を加算器53に出力する。加算
器53は、入力された値をラッチ回路54に出力する。
ラッチ回路54でラッチされた値は、加算器53に供給
され、ラッチ回路52から入力された値に加算される。
このような動作がサンプリングクロックが入力される毎
に繰り返し実行され、加算器53は、n/N,2n/
N,3n/N,・・・といった値を周波数fsのサンプ
リングクロックに同期して生成し、これをラッチ回路5
5に出力する。ラッチ回路55は、加算器53より入力
された値を正規化した値pと、値pを1より減算した値
(1−p)を水平補間係数として、水平線形補間回路8
2の乗算器56と乗算器57に、それぞれ出力する。
【0054】水平線形補間回路82の乗算器56は、画
素データに水平補間係数pを乗算し、加算器59に出力
する。乗算器57は、ラッチ回路58により1クロック
分遅延された画素データ、すなわち、乗算器56に入力
されている画素に対して、画面上において同一ライン上
の右側に隣接する画素のデータに水平補間係数(1−
p)を乗算し、加算器59に出力する。加算器59は、
乗算器56と乗算器57より入力された値を加算する。
すなわち、これにより、同一ライン上の隣接する2つの
画素のデータに、水平補間係数pと水平補間係数(1−
p)とで重み付けして生成した画素データが得られたこ
とになる。この画素データが、垂直線形補間回路85の
乗算器61と1H遅延回路60に出力される。
【0055】1H遅延回路60は、入力された画素デー
タを1H分だけ遅延し、乗算器62に出力する。その結
果、乗算器61に1つの画素のデータが入力されている
タイミングにおいて、乗算器62には、その画素の1ラ
イン下のラインの画素のデータが供給されていることに
なる。そして、上下に隣接するこれらの2つの画素デー
タが、垂直補間係数発生回路83のラッチ回路68より
入力される垂直補間係数qと(1−q)で重み付けさ
れ、加算器63で加算された後、フィールドメモリ34
とフィールドメモリ35に出力される。
【0056】垂直線形補間回路85で利用される垂直補
間係数は、次のようにして発生される。すなわち、デコ
ーダ70は、入力映像信号と出力映像信号の種類に基づ
いて、4種類のオフセット値のいずれか1つを選択する
選択信号を図2のテーブルに基づいて生成し、これをス
イッチ69に出力する。スイッチ69は、この選択信号
に対応して、4つのオフセット値のいずれか1つを選択
する。スイッチ66は、1フィールドに1回の割合で、
接点b側に切り換えられ、このタイミングにおいて、ス
イッチ69より出力されたオフセット値が、ラッチ回路
67に初期値として設定される。
【0057】加算器65は、ラッチ回路64にラッチさ
れている値m/Mと、ラッチ回路67でラッチされた初
期値とを加算し、出力する。スイッチ66は、1フィー
ルドに1回の割合で出力されるプリセットパルスが供給
されていないタイミングにおいては、常に、接点a側に
切り換えられているので、加算器65より出力された
値、すなわち、初期値にラッチ回路64でラッチされた
値を加算した値がラッチ回路67に供給され、ラッチさ
れる。そして、この値が、加算器65に供給され、再び
ラッチ回路64より供給される値に加算される。このよ
うな動作が水平走査周波数fhのクロックに同期して繰
り返される結果、加算器65から、(初期値+m/
M)、(初期値+2m/M)、(初期値+3m/M)・
・・といった値が生成される。この値が、ラッチ回路6
8によりラッチされ、その値を正規化した値が、垂直補
間係数qとして、乗算器61に供給され、また、その値
qを1から減算した値(1−q)が垂直補間係数として
乗算器62に供給される。そして、この垂直補間係数に
基づいて、上下に隣接する2つの画素データが重み付け
された値が、乗算器61,62、および加算器63によ
り演算される。
【0058】例えば、いま、525i(インタレース信
号)の映像信号を525p(ノンインタレース信号)の
映像信号に、垂直サイズの変化率=1で変換するものと
すると、図2に示すように、インタレース信号をノンイ
ンタレース信号に変換する場合、入力信号が奇数フィー
ルドであるとき、オフセット値が0.5とされ、偶数フ
ィールドであるとき、オフセット値は0とされる。その
結果、図3に示すように、入力映像信号の奇数フィール
ドの先頭のラインI0から0.5H(Hは、入力映像信
号の各フィールドのラインの間隔を表し、図3において
は、H=1とされている)だけオフセットされる結果、
変換後の映像信号の奇数フィールドの最初のラインO0
は、入力された映像信号の奇数フィールドの最初のライ
ンI0と第2番目のラインI2の調度中間に位置する。
その結果、その位置に対応して生成される垂直補間係数
qは0.5、(1−q)も0.5となり、それらに対応
して、ラインO0の画素データは、ラインI0とライン
I2の画素の平均値により生成されることになる。同様
に、変換後の映像信号の第2番目のラインO1は、変換
前の映像信号のラインI2とラインI4の調度中間に位
置するので、ラインO1の画素データはラインI2とラ
インI4の画素データの平均値で生成される。
【0059】これに対して、偶数フィールドにおいて
は、オフセット値は0とされる。その結果、垂直補間係
数qの値は1とされ、(1−q)は0となる。従って、
出力映像信号の最初のラインO0の画素データは、入力
映像信号のラインI1を、そのまま用いることで生成さ
れ、次のラインO1の画素データは、入力映像信号のラ
インI3の画素データから生成される。
【0060】従って、図4に示すように、例えば、入力
映像信号のラインI0乃至I8までの画素データが黒で
あり、ラインI9より下のラインの画素データが白であ
るような場合、奇数フィールドにおいては、上下の2つ
のラインから出力する映像信号のラインが生成されるた
め、ラインI0,I2,I4,I6,I8から生成さ
れ、出力される映像信号のラインO0乃至O3は、黒の
画素データのラインとなり、ラインI10,I12,I
14から生成されるラインO5,O6は、白の画素デー
タからなるラインとなる。
【0061】これに対して、黒の画素データのラインI
8と白の画素データのラインI10から生成されるライ
ンO4の画素データは、灰色の画素データとなる。
【0062】一方、偶数フィールドにおいては、ライン
I1,I3,I5,I7の黒の画素データが、そのま
ま、ラインO0乃至O3の画素データとされるため、こ
れらは、いずれも黒の画素データのラインとなる。ま
た、ラインI9,I11,I13,I15の白の画素デ
ータから生成されるラインO4,O5,O6,O7の画
素データも白の画素データとなる。
【0063】その結果、偶数フィールドの画像と奇数フ
ィールドの画像が交互に表示されたような場合、ライン
O4において、灰色の画素データと白の画素データとが
交互に表示されることになる。その結果、ラインフリッ
カが発生することになるが、図15に示した場合のよう
に、白い画素と黒い画素が表示される場合に較べれば、
灰色の画素と白い画素が表示されるので、奇数フィール
ドまたは偶数フィールドの画素が、2回連続して表示さ
れる場合でも、ラインフリッカの目立ちは抑制される。
【0064】図3と図4の例においては、簡単のため、
垂直サイズの変化率が1である場合を例として説明した
が、例えば、625iの映像信号を525pの映像信号
に変換する場合には、625iの映像信号の有効走査線
数は576本であり、525pの映像信号の有効走査線
数は480本であるから、Delta=576/480=2
88/240=6/5=1.2となる。
【0065】この場合、図5に示すように、奇数フィー
ルドにおいては、0.5のオフセットが与えられるた
め、変換後の最初のラインO0は、変換前の最初のライ
ンI0と次のラインI2の平均値で生成され、ラインO
0の次のラインO1は、ラインO0と1.2の間隔で配
置されるため、ラインO1のラインI2からの距離は、
0.7(=1.2−0.5)なり、ラインO1とライン
I4との距離は、0.3(=1.0−0.7)となる。
その結果、ラインO1の画素データは、ラインI2の画
素データに0.3の重み付けをして得た値と、ラインI
4の画素データに0.7の重み付けをして得た値とを加
算して生成される。
【0066】ラインO1から1.2の間隔を有するライ
ンO2は、ラインI4から0.9(=1.2−0.3)
の距離を有し、ラインI6から0.1(=1.0−0.
9)の間隔を有する。従って、ラインO2の画素データ
は、ラインI4の画素データに0.1の重み付けを施し
た値と、ラインI6の画素データに0.9の重み付けを
施した値との加算値から生成される。
【0067】偶数フィールドにおいては、オフセット値
が0とされるため、変換後の最初のラインO0の位置
は、変換前の最初のラインI1と同一の位置となる。従
って、ラインO0は、ラインO1の画素データから生成
される。ラインO0から1.2の距離を有する次のライ
ンO1は、ラインI3から0.2(=1.2−1.0)
の距離を有し、ラインI5から0.8(=1.0−0.
2)の距離を有する。従って、ラインO1の画素データ
は、ラインI3の画素データに0.8の重み付けを施し
た値と、ラインI5の画素データに0.2の重み付けを
施した値との加算値から生成される。
【0068】このように、重み付けがなされる結果、例
えば、図4に示したような黒い画素で構成されるライン
と白い画素で構成されるラインの境目において生成され
る変換後の画素データは、白い画素と灰色の画素で構成
される場合より、いずれも灰色の画素で構成される確率
が高くなり、よりラインフリッカが目立たなくなる。
【0069】図6と図7は、インタレース信号をインタ
レース信号に変換して出力する場合を表しており、図6
は、入出力のフィールドが対応している場合を表し、図
7は、入出力のフィールドが逆転している場合を表して
いる。
【0070】図6に示す場合、奇数フィールドにおいて
は、出力映像信号に0.5のオフセットが与えられる。
その結果、変換後の奇数フィールドの最初のラインOO
0は、変換前の最初のラインI0と次のラインI2の中
間に位置し、ラインOO0の画素データは、ラインI0
とラインI2の画素データの平均値から生成される。ラ
インOO0から1.2の間隔を有するラインOO1は、
ラインI2から0.7(=1.2−0.5)の距離を有
し、ラインI4から0.3(=1.0−0.7)の距離
を有している。従って、ラインOO1の画素データは、
ラインI2の画素データに0.3の重み付けを施した値
と、ラインI4の画素データに0.7の重み付けを施し
た値との加算値から生成される。
【0071】一方、偶数フィールドにおいては、変換後
の最初のラインOE0には、Delta/2のオフセット値
が与えられる。その結果、ラインOE0のラインI1か
らの距離は0.6(=Delta/2)となり、ラインI3
からの距離は0.4(=1.0−0.6)となる。その
結果、ラインOE0の画素データは、ラインI1の画素
データに0.4の重み付けを施した値と、ラインI3の
画素データに0.6の重み付けを施した値との加算値か
ら生成される。ラインOE1は、ラインOE0から1.
2の距離を有している。従って、ラインOE1は、ライ
ンI3から0.8(=1.2−0.4)の距離を有し、
ラインI5から0.2(=1.0−0.8)の距離を有
している。従って、ラインOE1の画素データは、ライ
ンI3の画素データに0.2の重み付けを施した値と、
ラインI5の画素データに0.8の重み付けを施した値
の加算値から生成される。
【0072】一方、図7に示すように、入力された奇数
フィールドの映像信号に対応して偶数フィールドの映像
信号を出力する場合には、出力する偶数フィールドの映
像信号に、0.5+Delta/2のオフセット値が与えら
れる。その結果、出力する偶数フィールドの最初のライ
ンOO0は、変換前の奇数フィールドの第2番目のライ
ンI2から、距離0.1(=0.5+0.6−1.0)
の距離を有し、ラインI4から0.9(=1.0−0.
1)の距離を有している。従って、ラインOO0の画素
データは、ラインI2の画素データに0.9の重み付け
を施した値と、ラインI4の画素データに0.1の重み
付けを施した値の加算値から生成される。ラインOO1
は、ラインI4から0.3(=1.2−0.9)の距離
を有し、ラインI6から0.7(1.0−0.3)の距
離を有している。従って、ラインOO1の画素データ
は、ラインI4の画素データに0.7の重み付けを施し
た値と、ラインI6の画素データに0.3の重み付けを
施した値との加算値から生成される。
【0073】変換前の偶数フィールドの映像信号から変
換後の奇数フィールドの映像信号を生成する場合には、
オフセット値は0とされる。従って、変換後の奇数フィ
ールドの最初のラインOE0は、変換前の最初のライン
I1との距離が0となる。その結果、ラインOE0の画
素データは、ラインI1の画素データから生成される。
ラインOE0から1.2の距離を有するラインOE1
は、ラインI3から0.2(=1.2−1.0)の距離
を有し、ラインI5から0.8(=1.0−0.2)の
距離を有する。従って、ラインOE1の画素データは、
ラインI3の画素データに0.8の重み付けを施した値
と、ラインI5の画素データに0.2の重み付けを施し
た値の加算値から生成される。
【0074】このように、この実施の形態の場合、両フ
ィールド処理が実行されるので、以上のようにして生成
された垂直線形補間回路85の加算器63から出力され
た画素データは、フィールド毎にフィールドメモリ34
またはフィールドメモリ35に、交互に書き込まれる。
【0075】すなわち、ライト側フィールド切り換え信
号(図8(A))に基づいて、スイッチ33がライト側
フィールド切り換え信号が高レベルのとき、接点a側に
切り換えられ、低レベルのとき、接点b側に切り換えら
れる。その結果、ライト側メモリコントロール信号(イ
ネーブル信号)が、ライト側フィールド切り換え信号が
高レベルのとき、フィールドメモリ34に供給され、低
レベルのとき、フィールドメモリ35に供給される。従
って、入力映像信号の各フィールドの画素データは、線
形補間処理がなされた後、フィールドメモリ34または
フィールドメモリ35に、交互に書き込まれる。このと
きの書き込みアドレスは、アドレス発生回路71から出
力される。
【0076】一方、スタート位置検出回路31が発生す
るリード側読み出しスタートパルス(図8(B))に基
づいて、D型フリップフロップ32が、ライト側フィー
ルド切り換え信号(図8(A))をラッチし、リード側
フィールド切り換え信号(図8(D))を生成する。リ
ード側フィールド切り換え信号が高レベルのとき、スイ
ッチ37とスイッチ36は、接点b側に切り換えられ、
低レベルのとき、接点a側に切り換えられる。従って、
リード側フィールド切り換え信号(図8(D))が高レ
ベルのとき、リード側メモリコントロール信号(イネー
ブル信号)が、フィールドメモリ35に供給され、低レ
ベルのとき、フィールドメモリ34に供給される。これ
により、一方のフィールドメモリ34に書き込みが行わ
れているタイミングにおいて、他方のフィールドメモリ
35からデータが読み出され、スイッチ36の接点bか
ら出力される。また、他方のフィールドメモリ35に書
き込みが行われているタイミングにおいて、一方のフィ
ールドメモリ34から読み出しが行われ、スイッチ36
の接点aから出力される。フィールドメモリ34,35
に対する読み出しアドレス(図8(C))は、図示せぬ
回路から供給される。
【0077】以上のようにして、例えば、60Hzの周
波数の入力映像信号を50Hzの周波数の出力映像信号
に変換する場合、図14を参照して説明した場合と同様
に、一定の周期毎に同一のフィールドの画素データが、
2回繰り返し読み出され、追い越しの発生が防止され
る。
【0078】なお、上記したような処理を行うコンピュ
ータプログラムをユーザに提供する提供媒体としては、
磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の
他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用すること
ができる。
【0079】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の画像処理
装置、請求項5に記載の画像処理方法、および請求項6
に記載の提供媒体によれば、入力される映像信号と出力
される映像信号の関係に対応して生成された初期値を用
いて係数を生成し、発生された係数を利用して、入力さ
れる映像信号の画素データから出力する映像信号の画素
データを演算するようにしたので、両フィールド処理し
て垂直解像度の劣化を防止するとともに、ラインフリッ
カが目立つのを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図2】入力信号と出力信号の組み合わせとオフセット
の関係を説明する図である。
【図3】インタレース信号をノンインタレース信号に変
換する場合の処理を説明する図である。
【図4】インタレース信号をノンインタレース信号に変
換した場合に発生するラインフリッカを説明する図であ
る。
【図5】インタレース信号をノンインタレース信号に変
換する場合の処理を説明する図である。
【図6】インタレース信号をインタレース信号に変換す
る場合の処理を説明する図である。
【図7】インタレース信号をインタレース信号に変換す
る場合の他の処理を説明する図である。
【図8】図1の画像処理装置の動作を説明するタイミン
グチャートである。
【図9】従来の画像処理装置の構成例を示すブロック図
である。
【図10】走査線数、およびインタレース方式とノンイ
ンタレース方式の変換を説明する図である。
【図11】図10のフレームメモリ4、ライトメモリコ
ントローラ5、およびリードメモリコントローラ6の一
部の構成例を示すブロック図である。
【図12】図11の装置の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【図13】片フィールド処理による垂直解像度の劣化を
説明する図である。
【図14】追い越し防止処理を説明する図である。
【図15】ラインフリッカの発生を説明する図である。
【符号の説明】
3 補間回路, 4 フレームメモリ, 5 ライトメ
モリコントローラ,6 リードメモリコントローラ,
7,10 補間回路, 11 フレームメモリ, 12
ライトメモリコントローラ, 13 リードメモリコ
ントローラ,14 補間回路, 15 ミックス回路,
31 スタート位置検出回路,32 D型フリップフ
ロップ, 34,35 フィールドメモリ, 51 割
算器, 69 スイッチ, 70 デコーダ, 81
水平補間係数発生回路,82 水平線形補間回路, 8
3 垂直補間係数発生回路, 84 初期値設定回路,
85 垂直線形補間回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 武司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C063 BA01 BA04 CA01 CA14 CA16 CA23 CA40

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される映像信号と出力される映像信
    号の関係を判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に対応して、所定の初期値を供
    給する供給手段と、 前記供給手段が供給する前記初期値を用いて所定の係数
    を発生する発生手段と、 前記発生手段により発生された係数を用いて、入力され
    る映像信号の画素データから出力する映像信号の画素デ
    ータを演算する演算手段とを備えることを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記演算手段により演算された画素デー
    タを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に対する画素データの書き込みと読み出し
    を制御する制御手段とをさらに備えることを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記供給手段は、前記初期値として、入
    力された映像信号の水平走査線の間隔の0倍、若しくは
    0.5倍に対応する値、垂直サイズの変化率の逆数の1
    /2に対応する値、または入力された映像信号の水平走
    査線の間隔の0.5倍に対応する値と垂直サイズの変化
    率の逆数の1/2に対応する値を加算した値を供給する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、前記入力される映像信
    号および出力される映像信号がインターレース方式また
    はノンインターレース方式の映像信号のいずれであるの
    か、前記入力される映像信号および出力される映像信号
    のフィールドが、奇数フィールドと偶数フィールドのい
    ずれのフィールドであるのか、または前記入力される映
    像信号および出力される映像信号のフィールドが対応す
    るのか否かを表す情報から、前記入力される映像信号と
    出力される映像信号の関係を判定することを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 入力される映像信号と出力される映像信
    号の関係を判定する判定ステップと、 前記判定ステップでの判定結果に対応して、所定の初期
    値を供給する供給ステップと、 前記供給ステップで供給される前記初期値を用いて所定
    の係数を発生する発生ステップと、 前記発生ステップで発生された係数を用いて、入力され
    る映像信号の画素データから出力する映像信号の画素デ
    ータを演算する演算ステップとを含むことを特徴とする
    画像処理方法。
  6. 【請求項6】 入力される映像信号と出力される映像信
    号の関係を判定する判定ステップと、 前記判定ステップでの判定結果に対応して、所定の初期
    値を供給する供給ステップと、 前記供給ステップで供給される前記初期値を用いて所定
    の係数を発生する発生ステップと、 前記発生ステップで発生された係数を用いて、入力され
    る映像信号の画素データから出力する映像信号の画素デ
    ータを演算する演算ステップとを含む処理を画像処理装
    置に実行させるコンピュータが読みとり可能なプログラ
    ムを提供することを特徴とする提供媒体。
JP10220020A 1998-08-04 1998-08-04 画像処理装置および方法、並びに提供媒体 Pending JP2000059735A (ja)

Priority Applications (6)

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US09/365,937 US6674478B2 (en) 1998-08-04 1999-08-02 Image processing apparatus, method and providing medium
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