JPH11143442A - 画像信号処理方法および画像信号処理装置 - Google Patents

画像信号処理方法および画像信号処理装置

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JPH11143442A
JPH11143442A JP9322191A JP32219197A JPH11143442A JP H11143442 A JPH11143442 A JP H11143442A JP 9322191 A JP9322191 A JP 9322191A JP 32219197 A JP32219197 A JP 32219197A JP H11143442 A JPH11143442 A JP H11143442A
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image signal
signal
interlaced
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JP9322191A
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Kesatoshi Takeuchi
啓佐敏 竹内
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリッカ現象、垂直方向の画像解像度劣化お
よび尾引き現象を防止して、液晶表示装置のような画像
表示装置にインタレース方式の画像を表示する。 【解決手段】インタレース画像信号が与えられるべきラ
インに対しては入力されたインタレース画像信号を選択
して出力し、インタレース画像信号が与えられないライ
ンに対しては特定レベルのマスク信号を選択して出力す
ることによって非インタレース画像信号を生成する。生
成された非インタレース画像信号は画像表示装置に出力
され、これに応じた画像が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インタレース方
式の画像信号を、液晶表示装置に代表される平面表示装
置に表示可能な画像信号に変換する画像信号処理技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常のビデオ信号(NTSC−M方式)
のライン数は、262.5本/フィールド、525本
(有効画像領域約480本)/フレームである。このよ
うなビデオ信号を、垂直方向の走査電極ライン数が1フ
ィールドあたりの走査線数よりも多い液晶表示装置、例
えば垂直方向の走査電極ライン480本の液晶表示装置
に表示する場合には、従来、次のような方法が考えられ
ている。
【0003】画像情報の存在しない画素電極ラインに
対応する補完信号として、その前もしくは後のラインの
対応する画像信号を用いて(フィールド内補完方式)、
1フィールドの画像信号を1フレームのノンインタレー
ス方式の画像信号に変換する。 画像情報の存在しない画素電極ラインに対応する補完
信号として、1フィールド前もしくは後の対応する画像
信号を用いて(フィールド間補完方式)、2フィールド
の画像信号を1フレームのノンインタレース方式の画像
信号に変換する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図11は、フィールド
内補完方式により生成された1フレームのノンインタレ
ース方式の画像信号に関する問題点を示す説明図であ
る。図は、説明を容易にするために、1フレーム8本の
ラインの画像信号とし、「H」の図形を表示する静止画
像を例に説明する。(a)に示すインタレース方式の画
像信号は、(a−1)に示すように期間T1で1フレー
ムの画像のうち奇数フィールドODD1の画像信号が伝
送され、(a−2)に示すように期間T2で偶数フィー
ルドEVEN1の画像信号が伝送されて表示される。一
方、(b)に示すフィールド内補完方式により生成され
たノンインタレース方式の画像信号は、期間T1’にお
いて、(b−1)に示すように奇数ラインに対応する奇
数フィールドODD1の画像信号を各奇数ラインの下の
偶数ラインの画像信号として補完して、奇数フィールド
ODD1の画像信号を1フレームのノンインタレース方
式の画像信号に変換して表示する。また、期間T2’に
おいて、(b−2)に示すように偶数ラインに対応する
偶数フィールドEVEN1の画像信号を各偶数ラインの
上の奇数ラインの画像信号として補完して、偶数フィー
ルドEVEN1の画像信号を1フレームのノンインタレ
ース方式の画像信号に変換して表示する。図11(a)
と(b)を比較してわかるように、(b−1)に示した
画像信号は、横線が太く変形された「H」図形であると
ともに、表示位置が下方にずれた画像となっている。ま
た、(b−2)に示した画像信号は、横線が消失すると
ともに、縦線が拡大された画像となっている。この結
果、これら2つの異なったフレーム画像信号が交互に表
示されて、フリッカ現象が発生する。
【0005】また、フィールド内補完方式では、画像の
垂直方向の空間周波数が劣化することにより、垂直方向
の画像解像度が劣化する。
【0006】図12は、フィールド間補完方式により生
成された1フレームのノンインタレース方式の画像信号
に関する問題点を示す説明図である。図12において
も、説明を容易にするために1フレーム8本のラインの
画像信号とし、左から右に移動する動画像を例に説明す
る。(a)に示すインタレース方式の画像信号は、(a
−1)に示すように期間T1で奇数フィールドODD1
の画像信号が伝送され、(a−2)に示すように期間T
2で偶数フィールドEVEN1の画像信号が伝送され、
(a−3)に示すように期間T3で奇数フィールドOD
D2が伝送され、(aー4)に示すように期間T4で偶
数フィールドEVEN2が伝送されて動画像が表示され
る。一方、(b)に示すフィールド間補完方式により生
成されたノンインタレース方式の画像信号は、期間T
2’において、(b−1)に示すように偶数フィールド
EVEN1の画像信号を奇数フィールドODD1におけ
る偶数ラインの画像信号として補完して、1フレームの
ノンインタレース方式の画像信号として表示する。ま
た、期間T4’において、(b−2)に示すように偶数
フィールドEVEN2を奇数フィールドODD2におけ
る偶数ラインの画像信号として補完して、1フレームの
ノンインタレース方式の画像信号として表示する。
【0007】インタレース方式は、本来偶数フィールド
と奇数フィールドとを表示して1フレームの画像が表示
されるものであるが、通常、フィールドスキャン方式と
呼ばれる各フィールド毎に時間的なずれのある画像信号
が利用されるため、動画像の場合には奇数フィールドと
偶数フィールドの画像信号にずれが生じる。その結果、
(b)に示すようなフィールド間補完方式により生成さ
れた画像信号を表示させると、(b−1),(b−2)
に示すように尾引き現象が発生して画像が歪んでしま
う。
【0008】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、上述したフリッ
カ現象、垂直方向の画像解像度劣化および尾引き現象を
防止して、液晶表示装置のような平面表示装置にインタ
レース方式の画像信号を表示する技術を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題は、以下の画像信号処理方法または装置によっ
て解決される。まず本願発明の画像信号処理方法は、入
力された画像信号を複数のラインに与えて表示する画像
表示装置に、インタレース画像信号に応じて画像を表示
するための画像信号処理方法であって、画像信号を記憶
する画像メモリを設けて、入力されたインタレース画像
信号を前記画像メモリに書き込み、前記画像メモリに記
憶されたインタレース画像信号を読み出して前記画像表
示装置に出力する際に、前記インタレース画像信号が与
えられるべきラインに対しては前記インタレース画像信
号を選択するとともに、前記インタレース画像信号が与
えられないラインに対しては特定のマスク信号を選択す
ることによって、非インタレース画像信号を生成するこ
とを特徴とする。
【0010】また、上記画像信号処理方法による画像信
号装置は、入力された画像信号を複数のラインに与えて
表示する画像表示装置に、インタレース画像信号に応じ
て画像を表示するための画像信号処理装置であって、画
像信号を記憶する画像メモリと、前記画像メモリへの書
き込みを制御する画像書込制御手段と、前記画像メモリ
からの読み出しを制御する画像読出制御手段と、前記画
像メモリへの画像信号の書き込み時または読み出し時
に、インタレース画像信号を非インタレース画像信号に
変換する画像変換手段と、を備え、前記画像変換手段
は、前記インタレース画像信号が与えられるべきライン
に対しては前記インタレース画像信号を選択し、前記イ
ンタレース画像信号が与えられないラインに対しては特
定のマスク信号を選択することによって非インタレース
画像信号を生成する選択手段を備えることを特徴とす
る。
【0011】この画像信号処理方法および画像信号処理
装置は、入力されたインタレース画像信号を非インタレ
ース画像信号に変換して出力するので、インタレース画
像信号を、複数のラインに与えて表示する画像表示装置
において表示することができる。しかも、インタレース
画像信号は与えられるべきラインに与えられ、インタレ
ース画像信号が与えられないラインには特定のマスク信
号が与えられるので、表示される画像をインタレース画
像信号による表示画像とほぼ等価とすることができる。
これにより、従来例で説明したような、フリッカ現象、
複数のラインの方向に垂直な方向の画像解像度劣化およ
び尾引き現象を防止することができる。
【0012】ここで、前記非インタレース画像信号を前
記インタレース画像信号に適した周波数の整数倍の周波
数で出力するようにすることが好ましい。このようにす
れば、画像表示装置に表示される画像表示サイズに対応
した周波数で画像信号を出力することができる。
【0013】上記画像信号処理装置において、前記画像
変換手段は、入力された前記インタレース画像信号を前
記画像メモリに書き込む手段を備え、前記選択手段は、
前記画像読出制御手段によって前記画像メモリから読み
出されたインタレース画像信号と前記マスク信号とを切
り換えて出力することによって前記非インタレース画像
信号を生成する手段を備えることが好ましい。
【0014】このような構成にすれば、画像メモリに書
き込まれたインタレース画像信号が読み出されるとき
に、インタレース画像信号が与えられるべきラインに対
しては画像信号が選択され、インタレース画像信号が与
えられないラインに対してはマスク信号が選択されるの
で、画像表示装置に出力される画像信号を非インタレー
ス画像信号とすることができるとともに、表示される画
像をインタレース画像信号による表示画像とほぼ等価と
することができる。これにより、従来例で説明したよう
な、フリッカ現象、複数のラインの方向に垂直な方向の
画像解像度劣化および尾引き現象を防止することができ
る。
【0015】また、上記画像信号処理装置において、前
記画像変換手段は、前記画像メモリに画像信号を書き込
む前に、入力された前記インタレース画像信号と前記マ
スク信号とを切り換えて出力することによって前記非イ
ンタレース信号を生成する手段を備え、前記画像書込制
御手段は、前記選択手段によって生成された前記非イン
タレース画像信号を前記画像メモリに書き込む手段を備
えるようにしてもよい。
【0016】このような構成にしても、入力されたイン
タレース画像信号とマスク信号とを切り換えて出力する
ことにより生成された非インタレース画像信号が画像メ
モリに書き込まれ、この非インタレース画像信号が読み
出されて画像表示装置に表示された画像は、インタレー
ス画像信号の1フィールドの画像とほぼ等価とすること
ができる。これにより、従来例で説明したような、フリ
ッカ現象、複数のラインの方向に垂直な方向の画像解像
度劣化および尾引き現象を防止することができる。
【0017】なお、前記複数のラインは、それぞれ複数
の画素を含んでおり、前記特定のマスク信号として、黒
レベルの画像信号、または前記マスク信号を与える画素
に対して前記複数のラインの方向とは垂直な方向に隣接
する画素に与えられるインタレース画像信号に基づいて
作成されたより輝度の低い画像信号、のいずれかを用い
ることが好ましい。
【0018】このようなマスク信号を用いれば、インタ
レース画像信号による画像の表示に対して、マスク信号
による画像の表示を目立たなくすることができるので、
画像表示装置に表示された非インタレース画像信号によ
る画像をインタレース画像信号による画像とほぼ等価な
画像とみなすことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】A.画像信号処理装置の全体構
成:次に、本発明の実施の形態を実施例に基づき説明す
る。図1は、この発明の実施例としての画像信号処理装
置の全体構成を示すブロック図である。この画像信号処
理装置は、同期分離回路20と、A−D変換器30と、
疑似インタレース画像制御回路40と、画像メモリ50
と、ドットクロック生成回路70と、書込制御回路60
と、読出制御回路80と、同期信号発生回路90と、液
晶ディスプレイ駆動回路110と、処理条件設定レジス
タ130と、CPU140とを備えるコンピュータシス
テムである。
【0020】この画像信号処理装置の全体は、液晶プロ
ジェクタ内に設けられており、液晶ディスプレイパネル
120に表示する画像を処理するための装置である。液
晶ディスプレイパネル120に表示された画像は、図示
しない光学系を用いて投写スクリーン上に投写される。
【0021】なお、この画像信号処理装置は、ディスプ
レイパネル120とは別の表示装置を備えるコンピュー
タシステムであってもよい。また、この画像信号処理装
置は、液晶プロジェクタの外部に設けられるようにして
もよい。
【0022】処理条件設定レジスタ130は、本画像信
号処理装置における処理の条件を記憶するレジスタであ
る。これらの条件は、図示しないバスを介してCPU1
40によって設定される。図1において、「*」が付さ
れているブロックは、処理条件設定レジスタ130にそ
れぞれ接続されており、処理条件設定レジスタ130に
設定された条件に従って、それぞれの処理を実行する。
【0023】同期分離回路20は、入力されたアナログ
画像信号AV1から垂直同期信号WVSYNCと水平同
期信号WHSYNCを分離し、また、コンポーネント画
像信号(同期信号を含まない画像信号)を出力する。ア
ナログ画像信号AV1としては、インタレース方式の画
像信号が供給される。なお、予め同期信号が分離された
画像信号が入力されるような場合には、同期分離回路2
0は省略可能である。また、同期分離回路20の全段に
複数の画像信号から1つの画像信号を選択するビデオセ
レクタを備えるようにしても良い。
【0024】同期分離回路20から出力されたコンポー
ネント画像信号は、A−D変換器30によってデジタル
画像信号DV1に変換される。A−D変換器30は、画
像信号の周波数を有するサンプリングクロックSCLK
に従ってアナログ信号をデジタル信号に変換する。
【0025】ドットクロック生成回路70は、同期分離
回路20から供給される水平同期信号WHSYNCに従
ってドットクロック信号DCLKを生成する。ドットク
ロック生成回路70は、図示しないPLL回路を有して
いる。このPLL回路における分周比は、処理条件設定
レジスタ130から与えられる。なお、通常、サンプリ
ングクロック信号SCLKは、このドットクロック信号
DCLKに等しい。
【0026】書込制御回路60は、処理条件設定レジス
タ130から与えられる書込制御条件に基づいて、ドッ
トクロック信号DCLKと、同期信号WVSYNC,W
HSYNCとに同期して、A−D変換器30から出力さ
れたデジタル画像信号DV1を画像メモリ50に書き込
むためのアドレスや書込制御信号を生成する。A−D変
換器30によって変換されたデジタル画像信号DV1
は、書込制御回路60から出力された制御信号WDCに
従って疑似インタレース画像制御回路40を介して画像
メモリ50に記憶される。
【0027】同期信号発生回路90は、液晶ディスプレ
イパネル120の表示を制御する垂直同期信号RVSY
NC、水平同期信号RHSYNCおよびクロック信号R
CLKを生成する。なお、これらの信号は、同期分離回
路20から供給される同期信号WVSYNC,WHSY
NCに基づいて、図示しないPLL回路によって生成さ
れる。また、水平同期信号RHSYNCおよびクロック
信号RCLKは、それぞれ水平同期信号WHSYNCお
よびドットクロックDCLKの整数倍の周波数を有して
いる。
【0028】読出制御回路80は、処理条件設定レジス
タ130から与えられる読出制御条件に基づいて、同期
信号RVSYNC,RHSYNCおよびクロック信号R
CLKに同期して、画像メモリ50に記憶されたデジタ
ル画像信号を読み出すためのアドレスや読出制御信号を
生成する。画像メモリ50に記憶された画像信号は、読
出制御回路80から出力された制御信号RDCに従って
疑似インタレース画像制御回路40を介して読み出され
る。
【0029】疑似インタレース画像制御回路40は、A
ーD変換器30からの出力信号DV1が書込制御回路6
0に従って画像メモリ50に記憶され、読出制御回路8
0に従って再び読み出されて出力画像信号RDATAと
して出力される間に、1フィールドの画像信号を補完し
て1フレームの画像信号に変換する。その詳細は後述す
る。
【0030】疑似インタレース画像制御回路40からの
出力画像信号RDATAは、液晶ディスプレイ駆動回路
110に供給される。液晶ディスプレイ駆動回路110
は、この出力画像信号RDATAを、同期信号RVSY
NC,RHSYNCおよびクロック信号RCLKに応じ
て、液晶ディスプレイ120に画像を表示する。
【0031】B.疑似インタレース画像制御回路の構成
と動作:図2は、疑似インタレース画像制御回路40の
構成の一例を示す概略ブロック図である。疑似インタレ
ース画像制御回路40は、メモリアクセス制御回路42
0と、マスク信号生成回路440と、信号選択回路46
0と、マスク信号選択制御回路480と、画像拡大/縮
小回路500と、を備えている。
【0032】メモリアクセス制御回路420は、書込制
御回路60(図1)から出力された制御信号WDC(ア
ドレス信号および書込制御信号)と読出制御回路80
(図1)から出力された制御信号RDC(アドレス信号お
よび読出制御信号)とに基づいて画像メモリ50にアド
レス信号ADDおよびメモリ制御信号CONを出力す
る。
【0033】マスク信号生成回路440は、特定レベル
のマスク信号MDを出力する。なお、マスク信号の生成
方法については後述する。
【0034】信号選択回路460は、画像メモリ50か
ら読み出されたインタレース画像データRDとマスク信
号MDの一方を、選択制御信号MSELに従って選択す
ることによって、非インタレース化された1フレームの
画像信号を出力する。この非インタレース画像信号は、
有効な画像情報としては画像メモリ50から読み出され
たインタレース画像信号RDと同じであるので、以下、
「疑似インタレース画像信号」と呼ぶ場合もある。マス
ク信号選択制御回路480は、画像メモリ50から読み
出されたインタレース画像データが奇数フィールドであ
るか偶数フィールドであるかを示すフィールド信号OD
D/ENENと、同期信号RHSYNC,RVSYNC
とに基づいて選択信号MSELを生成する。
【0035】画像拡大/縮小回路500は、信号選択回
路460から出力された疑似インタレース画像信号を液
晶ディスプレイパネル120(図1)の表示サイズに対
応させるように拡大/縮小して、出力画像信号RDAT
Aを出力する。なお、画像拡大/縮小回路は、信号選択
回路460の前段に配置して、画像メモリ50から読み
出された画像信号RDおよびマスク信号MDのそれぞれ
に拡大/縮小を施すようにしてもよい。以下の説明で
は、説明を容易にするために、画像拡大/縮小回路50
0で拡大/縮小を行わず、入力されたインタレース方式
の画像信号を1フレームの表示サイズを有する液晶ディ
スプレイ120に表示する場合を例に説明する。
【0036】図3は、疑似インタレース画像制御回路4
0の概略動作を示すタイミングチャートである。(a)
に示す垂直同期信号WVSYNCおよび(d)に示す水
平同期信号WHSYNCに同期して、(c)に示すよう
にインタレース画像信号DV1が入力される。(b)に
示すフィールド信号ODD/EVENがハイ(以下、
「H」と記す)レベルである期間は、奇数フィールドの
インタレース画像信号が入力されて画像メモリ50(図
1)に書き込まれる。一方、フィールド信号ODD/E
VENがロウ(以下、「L」と記す)レベルである期間
は、偶数フィールドのインタレース画像信号が画像メモ
リ50に書き込まれる。すなわち、画像信号DV1とし
て、奇数フィールドのインタレース画像信号と偶数フィ
ールドのインタレース画像信号とが垂直同期信号WVS
YNCに同期して交互に入力され、画像メモリ50には
奇数フィールドのインタレース画像信号と偶数フィール
ドのインタレース画像信号とが交互に書き込まれる。
(e)に示す出力画像信号RDATAは、(a)に示す
垂直同期信号WVSYNCおよび(f)に示す水平同期
信号RHSYNCに同期して、入力画像信号DV1の入
力タイミングよりも少し先行して出力される。また、出
力される画像信号RDATAの内容は、1つ前の垂直同
期信号WVSYNCの周期に画像メモリ50に記憶され
たインタレース画像信号が読み出されて出力される。す
なわち、フィールド信号ODD・EVENがHレベル
で、入力画像信号DV1として奇数フィールドODD
(n)のインタレース画像信号が入力されているとき
は、これに少し先行して1つ前の垂直同期信号WVSY
NCの周期で画像メモリ50に書き込まれた偶数フィー
ルドEVEN(n−1)のインタレース画像信号が読み
出される。フィールド信号ODD・EVENがLレベル
で、入力画像信号DV1として偶数フィールドEVEN
(n)のインタレース画像信号が入力されているとき
は、これに少し先行して1つ前の垂直同期信号WVSY
NCの周期で画像メモリ50に書き込まれた奇数フィー
ルドODD(n)のインタレース画像信号が読み出され
る。
【0037】なお、出力画像信号RDATAの水平同期
信号RHSYNCは、(f)に示すように入力画像信号
DV1の水平同期信号WHSYNC(図4(d))の周
波数の2倍の周波数を有し、以下に説明するように、出
力画像信号RDATAとして入力画像信号DV1の2倍
の画像情報を出力している。
【0038】図4は、出力画像信号RDATAの出力動
作を詳細に説明するタイミングチャートである。図4
(a)は奇数フィールドのインタレース画像信号が画像
メモリ50(図1)から読み出される場合を示してい
る。画像メモリ50から奇数フィールドのインタレース
画像信号が読み出される場合には、(a−1)に示す水
平同期信号RHSYNCの各期間のうち奇数ラインに相
当する期間において、メモリアクセス制御回路420
(図2)を介して読出制御回路80(図1)から、画像
メモリ50の垂直方向のラインアドレス信号VADDが
先頭アドレスから順番に出力される。すなわち、1ライ
ン目の期間では、ラインアドレス信号VADDに第1番
目のアドレス「1」が出力され、3ライン目の期間では
第2番目のアドレス「2」が出力される。なお、このと
き、画像メモリ50の水平方向のアドレス信号HADD
(図示しない)には、クロック信号RCLKに同期して
水平方向の画素アドレスが順番に出力されて読み出し画
像信号RDが出力される。一方、偶数ラインに相当する
期間では、ラインアドレス信号VADDには、アドレス
が出力されず、画像メモリ50から画像信号は読み出さ
れない。
【0039】画像メモリ50から奇数フィールドのイン
タレース画像信号を読み出す期間か偶数フィールドのイ
ンタレース画像信号を読み出す期間かは、(a−2)に
示すフィールド信号ODD/EVENがHレベルかLレ
ベルかで判断できる。すなわち、フィールド信号ODD
/EVENがLレベルの場合は、奇数フィールドのイン
タレース画像信号を読み出す期間であり、Hレベルの場
合は、偶数フィールドのインタレース画像信号を読み出
す期間である。マスク信号選択制御回路480(図2)
は、このフィールド信号ODD/EVENと、同期信号
RVSYNC,RHSYNCに基づいて(a−4)に示
す選択信号MSELを出力する。選択信号MSELがL
レベルである期間、すなわち、奇数ラインに相当する期
間では、画像メモリ50から読み出された画像信号RD
が信号選択回路460(図2)で選択されて出力され
る。一方、選択信号MSELがHレベルである期間、す
なわち、偶数ラインに相当する期間では、マスク信号生
成回路440で生成されたマスク信号MDが信号選択回
路460で選択されて出力される。この結果、奇数フィ
ールドの画像信号が画像メモリ50から読み出される場
合には、奇数ラインの画像信号RDと偶数ライン用のマ
スク信号MDとが信号選択回路460で交互に選択され
てノン(非)インタレース方式の1フレーム分の画像信
号RDATA(図4(a−5))として出力される。
(a−5)に示したRDATAは、1ライン目の信号と
して奇数フィールドの1ライン目の画像信号RD1
(O)、2ライン目の信号としてマスク信号MD1
(O)、3ライン目の信号として奇数フィールドの2ラ
イン目の画像信号RD2(O)が順番に出力されている
様子を示している。
【0040】図4(b)は偶数フィールドの画像信号が
読み出される場合を示している。マスク信号選択制御回
路480は、(b−2)に示すフィールド信号ODD/
EVENと、同期信号RVSYNC,RHSYNCに基
づいて(bー4)に示す選択信号MSELを出力する。
画像メモリ50から偶数フィールドの画像信号が読み出
される場合には、奇数フィールドの画像信号が読み出さ
れる場合とは逆に、(b−1)に示す水平同期信号RH
SYNCの各期間のうち偶数ラインに相当する期間にお
いて、メモリアクセス制御回路420を介して読出制御
回路80から、画像メモリ50の垂直方向のラインアド
レス信号VADDが先頭アドレスから順番に出力され
る。すなわち、2ライン目の期間においては、ラインア
ドレス信号VADDとして第1番目のアドレス「1」が
出力され、4ライン目の期間では第2番目のアドレス
「2」が出力されて偶数フィールドの画像信号が読み出
される。一方、奇数ラインに相当する期間では、ライン
アドレス信号VADDには、アドレスが出力されず、画
像メモリ50から画像信号は読み出されない。
【0041】選択信号MSELがHレベルである期間、
すなわち、奇数ラインに相当する期間では、マスク信号
生成回路440で生成されたマスク信号MDが信号選択
回路460で選択されて出力される。一方、選択信号M
SELがLレベルである期間、すなわち、偶数ラインに
相当する期間では、画像メモリ50から読み出された画
像信号RDが信号選択回路460で選択されて出力され
る。この結果、偶数フィールドの画像信号が画像メモリ
50から読み出される場合には、奇数フィールドの画像
信号が読み出される場合とは逆に、奇数ライン用のマス
ク信号MDと偶数ラインの画像信号RDとが信号選択回
路460で交互に選択されて、ノンインタレース方式の
1フレーム分の画像信号RDATA(図4(b−5))
として出力される。(b−5)に示したRDATAは、
1ライン目の信号としてマスク信号MD1(E)、2ラ
イン目の信号として偶数フィールドの1ライン目の画像
信号RD1(E)、3ライン目の信号としてマスク信号
MD2(E)が順番に出力されている様子を示してい
る。
【0042】上述したように、出力画像信号RDATA
の水平同期信号RHSYNCが入力画像信号DV1の水
平同期信号WHSYNCの周波数の2倍の周波数を有す
ようにしているのは、出力画像信号RDATAとして
は、1フィールドのインタレース画像信号が疑似インタ
レース画像制御回路40に入力される期間に、1フレー
ムのノンインタレース画像信号、すなわち1フィールド
の画像信号の2倍の情報量を有する画像信号が出力され
る必要があるからである。なお、本実施例では、画像拡
大/縮小回路500(図2)で拡大/縮小を行わず、入
力されたインタレース方式の画像信号を1フレームの表
示サイズを有する液晶ディスプレイ120に表示する場
合を例に説明しているため、水平同期信号RHSYNC
の周波数を水平同期信号WHSYNCの周波数の2倍と
している。しかしながら、画像拡大/縮小回路500で
画像の拡大縮小を行う必要がある場合、すなわち、液晶
ディスプレイパネル120の表示サイズが1フレームよ
りも小さかったり/大きかったりする場合には、これに
あわせて、クロック信号RCLKや水平同期信号RHS
YNCの周波数を変化させて、上記説明と同様の動作を
実行すればよい。
【0043】図5は、マスク信号生成回路440の一構
成例を示す概略ブロック図である。マスク信号生成回路
440は、画像メモリ50から読み出された画像信号R
Dを1水平同期信号RHSYNCの1周期期間だけ遅延
させるラインバッファ442とラインバッファ442か
ら出力された画像信号RDをK倍する乗算回路444を
備えている。乗算の係数Kは、処理条件設定レジスタ1
30(図1)にあらかじめ設定されている。マスク信号
生成回路440は、1水平同期信号RHSYNCの1周
期分の期間だけ前の画像信号RDのレベルをK倍した信
号をマスク信号MDとして生成する。係数Kは0から1
までの値が設定され、例えば、K=0としてマスク信号
MDを黒レベルとすればもっとも暗いマスク信号を生成
することができる。K=0.1とすれば、1ライン上に
表示された画像信号RDの1/10の明るさの画像信号
をマスク信号MDとして利用することができる。マスク
信号MDのレベルは、そのラインの表示が目立たないよ
うにすることが好ましい。マスク信号MDの表示が目立
つか目立たないかは、マスク信号MDのレベルとその上
下に表示される画像信号のレベルの相対的なコントラス
トによると考えられる。そこで、図5のマスク信号生成
回路440は、1つ上のラインに表示される画像信号の
K倍のレベルを有する画像信号をマスク信号MDとして
利用する構成としている。なお、係数Kについては、表
示される画像信号に応じて、マスク信号MDが出力され
るラインの表示がなるべく目立たないような信号とする
値を選ぶことが好ましい。例えば、表示された画像を見
ながらユーザが係数Kの値を調整できるようにしておく
ことが好ましい。
【0044】また、偶数フィールドの画像信号を読み出
す場合には、1ライン目のマスク信号MDを生成するた
めに利用される画像信号が存在しない。そこで、1ライ
ン目の信号としてマスク信号MDを出力する場合には、
K=0としたり無条件に黒レベルを出力する回路を追加
するなどして、黒レベルのマスク信号MDを出力するよ
うにすることが好ましい。
【0045】なお、マスク信号生成回路440の構成は
これに限定されるものではない。例えば、あらかじめ設
定された所定のレベル(例えば黒レベル)のマスク信号
を出力する構成が考えられる。また、表示される1フィ
ールドの画像信号の最暗レベルを検出してこのレベルよ
りも低いレベルのマスク信号を出力するような構成も考
えられる、さらに、1フィールド画像中の平均レベルを
求め、この平均レベルを出力する構成も考えられる。ま
た、1つ上のラインの画像信号のレベルをレベルシフト
して出力する構成も考えられる。要するに、表示される
画像信号に対してマスク信号が目立たないようなレベル
の信号を出力する構成であればよい。
【0046】図6は、疑似インタレース画像制御回路4
0から出力された画像信号RDATAに応じて液晶ディ
スプレイパネル120に表示される画像を示す説明図で
ある。図は、説明を容易にするために、1フレーム8本
のラインの画像とし、「H」の図形を表示する静止画像
を例に示している。疑似インタレース画像制御回路40
に、インタレース方式の画像信号DV1として(a−
1)に示す奇数フィールドODD1の走査1〜4の4ラ
イン分の画像が、垂直同期信号WVSYNC(RVSY
NC)の周期の期間T1で入力され、(a−2)に示す
偶数フィールドEVEN1の走査5〜8の4ライン分の
画像が、期間T2で入力される。このとき、疑似インタ
レース画像制御回路40によって、奇数フィールドOD
D1の画像信号を疑似インタレース化した1フレーム
(疑似インタレースフレーム)ODD1’の8ライン分
の画像が、期間T2’で(b−1)に示すように液晶デ
ィスプレイパネル120に表示される。また、偶数フィ
ールドEVEN1の画像に対応した疑似インタレースフ
レームEVEN1’の8ライン分の画像が、期間T3’
で(b−2)に示すように液晶ディスプレイパネル12
0に表示される。
【0047】疑似インタレースフレームODD1’の画
像は、(b−1)に示すように奇数フィールドODD1
の画像が奇数ラインに表示され、偶数ラインには目立た
ないマスク信号MDが表示されている。また、疑似イン
タレースフレームEVEN1’の画像は、(b−2)に
示すように奇数ラインには目立たないマスク信号MDが
表示され、偶数ラインには偶数フィールドEVEN1の
画像が表示されている。よって、液晶ディスプレイパネ
ル120には、1フレームの画像信号が入力されて表示
されるが、表示される画像イメージとしては、インタレ
ース方式の各フィールドの画像イメージと同じように、
各垂直同期信号の期間ごとに奇数フィールドの画像およ
び偶数フィールドの画像が交互に表示されているのと等
価なイメージである。なお、図6に示した画像イメージ
は、説明を容易にするために1フレーム8ラインの画像
としているため、画像が離散した画像に見えるが、実際
のインタレース方式の画像は、数百本以上のラインを有
しているので、ほとんど目立たない。これによって、従
来のフィールド内補完方式で問題となったような画像の
変化によって発生するフリッカ現象や、画像の垂直方向
の空間周波数の劣化により発生する垂直方向の画像解像
度の劣化を防止することができる。
【0048】図7は、疑似インタレース画像制御回路4
0から出力された画像信号RDATAに応じて液晶ディ
スプレイパネル120に表示される別の画像を示す説明
図である。図7も、説明を容易にするために1フレーム
8本のラインの画像信号とし、左から右に移動する動画
像を例示している。疑似インタレース画像制御回路40
に、インタレース方式の画像信号DV1として(a−
1)に示す奇数フィールドODD1の走査1〜4の4ラ
イン分の画像が期間T1で入力され、(a−2)に示す
偶数フィールドEVEN1の走査5〜8の4ライン分の
画像が期間T2で入力され、(a−3)に示す奇数フィ
ールドODD2の走査1〜4の4ライン分の画像が期間
T3で入力され、(a−4)に示す偶数フィールドEV
EN2の走査5〜8の4ライン分の画像が期間T4で入
力される。このとき、図6を用いて説明した静止画像の
場合と同様に、疑似インタレース画像制御回路40によ
って、各フィールドODD1,EVEN1,ODD2,
EVEN2に対応した疑似インタレースフレームODD
1’,EVEN1’,ODD2’,EVEN2’の画像
が、それぞれ期間T2’,T3’,T4’で(b−
1),(b−2),(b−3)に示すように液晶ディス
プレイパネル120に表示される。
【0049】疑似インタレースフレームODD1’,E
VEN1’,ODD2’,EVEN2’の各画像は、上
述の静止画像の場合と同様に、各フィールドの画像が対
応するラインに表示され、各フィールドの画像が表示さ
れないラインには目立たないマスク信号MDが表示され
ている。これにより、液晶ディスプレイパネル120に
は、1フレームの画像信号が入力されて表示されるが、
表示される画像イメージとしては、インタレース方式の
各フィールドの画像イメージと同じように各垂直同期信
号の期間ごとに、奇数フィールドの画像および偶数フィ
ールドの画像が交互に表示されているのとほぼ等価であ
る。従って、従来のフィールド間補完方式で問題となっ
た動画像の奇数フィールドと偶数フィールドの画像のず
れによる尾引き現象を防止することができる。
【0050】次に他の疑似インタレース画像制御回路を
用いた場合の画像信号処理装置について説明する。な
お、この画像信号処理装置の各構成回路の機能は、図1
に示した構成と基本的には変わらないので図示および説
明を省略するが、動作が異なる場合には、各回路の符号
として図1に示した符号に「’」をつけて説明する。
【0051】図8は、疑似インタレース画像制御回路4
0の他の構成を示す概略ブロック図である。この疑似イ
ンタレース画像制御回路40’は、図2に示した疑似イ
ンタレース回路40と同様に、メモリアクセス制御回路
420’と、マスク信号生成回路440’と、信号選択
回路460’と、マスク信号選択制御回路480’と、
画像拡大/縮小回路500’と、を備えているが、各回
路の接続関係が図2とは異なっており、これに伴って各
回路の動作も異なっている。疑似インタレース画像制御
回路40’は、入力された画像信号DV1がマスク信号
生成回路440’に入力され、マスク信号生成回路44
0’から出力されたマスク信号MDが、入力画像信号D
V1とともに信号選択回路460’に入力されている。
そして、画像メモリ50’のDATA信号線には、信号
選択回路460’の出力画像信号WDATA、および画
像拡大/縮小回路500’の入力が接続されている。
【0052】この疑似インタレース画像制御回路40’
では、入力されたインタレース画像信号DV1を画像メ
モリ50’に書き込む前に、マスク信号生成回路44
0’で生成されたマスク信号MDがインタレース画像信
号DV1の各ラインの間のラインに挿入されてノンイン
タレースの書込画像信号WDATAが生成される。この
結果、疑似インタレース化された1フレームの画像信号
WDATAが画像メモリ50’に記憶される。そして、
画像メモリ50’に記憶された画像信号を読み出すこと
より、疑似インタレース化された1フレームの画像信号
が出力画像信号RDATAとして出力される。
【0053】図9は、疑似インタレース画像制御回路4
0’の動作を示すタイミングチャートである。図9
(a)は、奇数フィールドの画像信号が入力された場合
の動作を示している。(a−1)に示す水平同期信号W
HSYNCに同期して、(a−3)に示すように画像信
号DV1が各ラインごとに順次入力される。(a−3)
において、カッコ内の最初の符号「L=1」は1番目の
ラインであることを、次の「P=1」、「P=2」は画
素位置を示している。例えば、1ライン目の水平同期信
号WHSYNCの期間では、1ライン目の各画素の画像
信号DV1(L=1,P=1)、DV1(L=1,P=
2)が順番に入力され、2ライン目の水平同期信号WH
SYNCの期間では、2ライン目の画像信号DV1(L
=2,P=1)、DV1(L=2,P=2)…と1画素
ごとに順番に入力される。このとき、メモリアクセス制
御回路420’(図8)を介して読出制御回路80’
(図示しない)から、画像メモリ50の垂直方向のライ
ンアドレスVADDには、(a−4)に示すように1画
素の半周期間隔で2つのアドレス値が交互に出力され
る。例えば、1ライン目では、画像メモリの第1番目の
ラインアドレス「1」と第2番目のラインアドレス
「2」とが1画素の半周期間隔で交互に繰り返し出力さ
れる。また、2ライン目では、画像メモリの第3番目の
ラインアドレス「3」と第4番目のラインアドレス
「4」とが1画素の半周期間隔で繰り返し交互に出力さ
れる。なお、このとき、画像メモリ50の水平方向のア
ドレスHADD(図示しない)には、クロック信号RC
LKに同期して水平方向の画素アドレスが1画素周期間
隔で順番に出力される。
【0054】マスク信号選択制御回路480’(図8)
は、(a−2)に示すフィールド信号ODD/EVEN
と、同期信号WVSYNC,WHSYNCとに基づい
て、選択信号MSELを(a−5)に示すように1画素
の半周期間隔、すなわち、ラインアドレスVADDの変
化と同じタイミングで変化するように出力する。選択信
号MSELがLレベルである期間、すなわち、奇数番目
のラインアドレスが出力されている期間では、画像信号
DV1が信号選択回路460’(図8)で選択されて出
力される。一方、選択信号MSELがHレベルである期
間、すなわち偶数番目のラインアドレスが出力されてい
る期間では、マスク信号生成回路440’(図8)で生
成されたマスク信号MDが信号選択回路460’で選択
されて出力される。この結果、奇数フィールドのインタ
レース画像信号が画像メモリ50に書き込まれる場合に
は、その書込画像信号WDATAとしては、(a−6)
に示すように、奇数ラインの画像信号DV1(ODD)
と偶数ライン用のマスク信号MDとが、1画素単位で1
画素の半周期ごとに交互に出力される。
【0055】このようにして出力された(a−6)に示
す書込画像信号WDATAが、垂直方向のラインアドレ
スVADDに応じて画像メモリ50’に書き込まれて記
憶される。図10は、画像メモリ50’に書き込まれた
画像信号WDATAを示す説明図である。図10(a)
は奇数フィールドの画像信号DV1(ODD)が記憶さ
れている状態を示し、図10(b)は偶数フィールドの
画像信号DV1(EVEN)が記憶されている状態を示
している。図10(a)に示すように、奇数フィールド
の画像信号DV1(ODD)が記憶されている場合に
は、奇数ラインアドレスには奇数フィールドの各ライン
の画像信号DV1(ODD)が記憶され、偶数ラインア
ドレスにはマスク信号MDが記憶されている。
【0056】図9(b)は、偶数フィールドの画像信号
が入力された場合の動作を示している。図9(a)に示
す奇数フィールドの場合と同様に、(b−1)に示す水
平同期信号WHSYNCに同期して、(b−3)に示す
ように画像信号DV1が各ラインごとに順次入力され
る。(b−3)において、カッコ内の最初の符号「L=
1」は1番目のラインであることを、次の「P=1」、
「P=2」は画素位置を示している。例えば、1ライン
目の水平同期信号WHSYNCの期間では、1ライン目
の各画素の画像信号DV1(L=1,P=1)、DV1
(L=1,P=2)が順番に入力され、2ライン目の水
平同期信号WHSYNCの期間では、2ライン目の画像
信号DV1(L=2,P=1)、DV1(L=2,P=
2)…と1画素ごとに順番に入力される。このとき、メ
モリアクセス制御回路420’(図8)を介して読出制
御回路80’から、画像メモリ50の垂直方向のライン
アドレスVADDには、(b−4)に示すように1画素
の半周期間隔で2つのアドレス値が交互に出力される。
1ライン目では、画像メモリの第1番目のラインアドレ
ス「1」と第2番目のラインアドレス「2」とが1画素
の半周期間隔で交互に繰り返し出力される。また、2ラ
イン目では、画像メモリの第3番目のラインアドレス
「3」と第4番目のラインアドレス「4」とが1画素の
半周期間隔で繰り返し交互に出力される。
【0057】マスク信号選択制御回路480’は、(b
−2)に示すフィールド信号ODD/EVENと、同期
信号WVSYNC,WHSYNCとに基づいて、選択信
号MSELを(b−5)に示すように1画素の半周期間
隔、すなわち、ラインアドレスVADDの変化と同じタ
イミングで変化するように出力する。選択信号MSEL
がLレベルである期間、すなわち偶数番目のラインアド
レスが出力されている期間では、画像信号DV1が信号
選択回路460’(図8)で選択されて出力される。一
方、選択信号MSELがHレベルである期間、すなわち
奇数番目のラインアドレスが出力されている期間では、
マスク信号生成回路440’(図8)で生成されたマス
ク信号MDが信号選択回路460’で選択されて出力さ
れる。従って、偶数フィールドのインタレース画像信号
が画像メモリ50’に書き込まれる場合には、その書込
画像信号WDATAとしては、(b−6)に示すよう
に、奇数ライン用のマスク信号MDと偶数ラインの画像
信号DV1(EVEN)とが、1画素単位で1画素の半
周期ごとに交互に出力される。
【0058】このようにして出力された(b−6)に示
す書込画像信号WDATAが、画像メモリ50’の垂直
方向のラインアドレスVADDに応じて画像メモリ5
0’に書き込まれて記憶される。図10(b)に示すよ
うに、偶数フィールドの画像信号DV1(EVEN)が
記憶されている場合には、奇数ラインアドレスにはマス
ク信号MDが記憶され、偶数ラインアドレスには偶数フ
ィールドの画像信号DV1(EVEN)が記憶されてい
る。
【0059】疑似インタレース画像制御回路40’は、
画像メモリ50’の記憶容量としては、図2に示す疑似
インタレース画像制御回路40を用いる場合に比べて2
倍の容量が必要である。しかし、図8に示す疑似インタ
レース画像制御回路40’は画像メモリ50’に記憶さ
れた画像信号を1ラインずつ順番に読み出して出力信号
RDATAとして出力すれば、図2に示す疑似インタレ
ース回路40と同様に、各フィールドの画像が疑似イン
タレース化された1フレームの画像を出力できる。従っ
て、従来のフィールド内補完方式で問題となったような
画像の変化によって発生するフリッカ現象や、画像の垂
直方向の空間周波数の劣化により発生する垂直方向の画
像解像度の劣化を防止することができる。また、従来の
フィールド間補完方式で問題となった動画像の奇数フィ
ールドと偶数フィールドの画像のずれによる尾引き現象
を防止することができる。
【0060】なお、図8に示す疑似インタレース画像制
御回路40’を用いて画像メモリ50’に記憶された画
像信号を読み出す場合の水平同期信号RHSYNCは、
1フレームの表示サイズを有する液晶ディスプレイパネ
ル120に表示する場合には、垂直同期信号WVSYN
C(RVSYNC)に同期するとともに、水平同期信号
WHSYNCの2倍の周波数を有する信号となる。画像
拡大/縮小回路500’において拡大/縮小処理が実行
される場合には、上述したように、これに対応した周波
数を有する水平同期信号RHSYNCとすればよい。
【0061】図8に示した疑似インタレース画像制御回
路40’の構成は一例であって、これに限定されるもの
ではない。例えば、マスク信号MDのレベルとして黒レ
ベル(画像データ値”0”)を用いるような場合には、
マスク信号生成回路446’およびマスク信号選択制御
回路480’を省略して、マスク信号を書き込むアドレ
スをクリアするように制御してもよい。また、マスク信
号の書き込みを水平同期信号のブランキング期間中に行
うようにしてもよい。すなわち、入力されたインタレー
ス画像信号の各フィールドの画像信号を画像メモリに書
き込む際に、インタレース画像信号の各ラインの間のラ
インにマスク信号を書き込むように動作する回路であれ
ばよい。
【0062】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能である。
【0063】上記実施例では、1フィールドのインタレ
ース画像信号を1フレームのノンインタレース画像信号
に変換するために1つの画像メモリを用いている。例え
ば、スチル画像表示のように、スチル画像表示開始後に
画像信号が入力されないよう場合、例えば、画像メモリ
に奇数フィールドの画像が記憶された時点でスチル画像
表示が開始されたような場合には、偶数フィールドに対
応する画像の情報が欠落した状態になる。このような場
合にも、上記実施例において、画像メモリへの書き込み
を停止して1つの画像メモリに記憶された画像のみを表
示するようにすれば、スチル画像を表示することは可能
であるが、上記実施例における画像メモリを2つ用い
て、一方の画像メモリから画像信号が読み出されている
場合には、もう一方の画像メモリに入力されたインタレ
ース画像信号を書き込むようにする構成とするほうがよ
り好ましい。このような構成とすれば、スチル表示開始
後に画像信号が入力されないような場合には、画像メモ
リへの書き込み動作を停止して、2つの画像メモリに記
憶されている画像信号を1フレームごとに交互に読み出
してインタレース画像信号の1フレーム分の画像を表示
することができる。
【0064】また、上記実施例では、画像表示装置とし
ては、液晶ディスプレイの他にプラズマディスプレイを
使用することも可能である。すなわち、本発明の画像表
示装置としては、入力された画像信号を複数のラインに
与えて表示する画像表示装置を使用することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例としての画像信号処理装置の
全体構成を示すブロック図である。
【図2】疑似インタレース画像制御回路40の構成の一
例を示す概略ブロック図である。
【図3】疑似インタレース画像制御回路40の概略動作
を示すタイミングチャートである。
【図4】出力画像信号RDATAの出力動作を詳細に説
明するタイミングチャートである。
【図5】マスク信号生成回路440の一構成例を示す概
略ブロック図である。
【図6】疑似インタレース画像制御回路40から出力さ
れた画像信号RDATAに応じて液晶ディスプレイパネ
ル120に表示される画像を示す説明図である。
【図7】疑似インタレース画像制御回路40から出力さ
れた画像信号RDATAに応じて液晶ディスプレイパネ
ル120に表示される別の画像を示す説明図である。
【図8】疑似インタレース画像制御回路40の他の構成
を示す概略ブロック図である。
【図9】疑似インタレース画像制御回路40’の動作を
示すタイミングチャートである。
【図10】画像メモリ50’に書き込まれた画像信号W
DATAを示す説明図である。
【図11】フィールド内補完方式により生成された1フ
レームのノンインタレース方式の画像信号に関する問題
点を示す説明図である。
【図12】フィールド間補完方式により生成された1フ
レームのノンインタレース方式の画像信号に関する問題
点を示す説明図である。
【符号の説明】
20…同期分離回路 30…AーD変換器 30…D変換器 40…疑似インタレース画像制御回路 40…疑似インタレース回路 50…画像メモリ 60…書込制御回路 70…ドットクロック生成回路 80…読出制御回路 90…同期信号発生回路 110…液晶ディスプレイ駆動回路 120…液晶ディスプレイパネル 130…処理条件設定レジスタ 140…CPU 420…メモリアクセス制御回路 440…マスク信号生成回路 442…ラインバッファ 444…掛け算回路 446…マスク信号生成回路 460…信号選択回路 480…マスク信号選択制御回路 500…画像拡大/縮小回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/66 H04N 5/66 B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像信号を複数のラインに与
    えて表示する画像表示装置に、インタレース画像信号に
    応じて画像を表示するための画像信号処理方法であっ
    て、 画像信号を記憶する画像メモリを設けて、入力されたイ
    ンタレース画像信号を前記画像メモリに書き込み、前記
    画像メモリに記憶されたインタレース画像信号を読み出
    して前記画像表示装置に出力する際に、前記インタレー
    ス画像信号が与えられるべきラインに対しては前記イン
    タレース画像信号を選択するとともに、前記インタレー
    ス画像信号が与えられないラインに対しては特定のマス
    ク信号を選択することによって、非インタレース画像信
    号を生成する、 画像信号処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像信号処理方法であっ
    て、 前記非インタレース画像信号を前記インタレース画像信
    号に適した周波数の整数倍の周波数で出力する画像信号
    処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の画像信
    号処理方法であって、 前記複数のラインは、それぞれ複数の画素を含んでお
    り、 前記特定のマスク信号として、黒レベルの画像信号、ま
    たは前記マスク信号を与える画素に対して前記複数のラ
    イン方向とは垂直な方向に隣接する画素に与えられるイ
    ンタレース画像信号に基づいて作成されたより輝度の低
    い画像信号、のいずれかを用いる画像信号処理方法。
  4. 【請求項4】 入力された画像信号を複数のラインに与
    えて表示する画像表示装置に、インタレース画像信号に
    応じて画像を表示するための画像信号処理装置であっ
    て、 画像信号を記憶する画像メモリと、 前記画像メモリへの書き込みを制御する画像書込制御手
    段と、 前記画像メモリからの読み出しを制御する画像読出制御
    手段と、 前記画像メモリへの画像信号の書き込み時または読み出
    し時に、インタレース画像信号を非インタレース画像信
    号に変換する画像変換手段と、を備え、 前記画像変換手段は、前記インタレース画像信号が与え
    られるべきラインに対しては前記インタレース画像信号
    を選択し、前記インタレース画像信号が与えられないラ
    インに対しては特定のマスク信号を選択することによっ
    て非インタレース画像信号を生成する選択手段を備える
    画像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像信号処理装置であっ
    て、 前記非インタレース画像信号を前記インタレース画像信
    号に適した周波数の整数倍の周波数で出力する画像信号
    処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載の画像信号
    処理装置であって、 前記画像変換手段は、入力された前記インタレース画像
    信号を前記画像メモリに書き込む手段を備え、 前記選択手段は、前記画像読出制御手段によって前記画
    像メモリから読み出されたインタレース画像信号と前記
    マスク信号とを切り換えて出力することによって前記非
    インタレース画像信号を生成する手段を備える、 画像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項4または請求項5記載の画像信号
    処理装置であって、 前記画像変換手段は、前記画像メモリに画像信号を書き
    込む前に、入力された前記インタレース画像信号と前記
    マスク信号とを切り換えて出力することによって前記非
    インタレース信号を生成する手段を備え、 前記画像書込制御手段は、前記選択手段によって生成さ
    れた前記非インタレース画像信号を前記画像メモリに書
    き込む手段を備える、 画像信号処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項4ないし請求項7のいずれかに記
    載の画像信号処理装置であって、 前記複数のラインは、それぞれ複数の画素を含んでお
    り、 前記特定のマスク信号として、黒レベルの画像信号、ま
    たは前記マスク信号を与える画素に対して前記複数のラ
    インの方向とは垂直な方向に隣接する画素に与えられる
    インタレース画像信号に基づいて作成されたより輝度の
    低い画像信号、のいずれかを用いる画像信号処理装置。
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JP (1) JPH11143442A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103990A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Toshiba Corp 液晶ディスプレイドライバおよびそれを搭載する液晶ディスプレイ装置
US7940240B2 (en) 2004-11-01 2011-05-10 Seiko Epson Corporation Signal processing for reducing blur of moving image

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