JP2000059053A - 半導体装置のパッケージ - Google Patents

半導体装置のパッケージ

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JP2000059053A
JP2000059053A JP10218812A JP21881298A JP2000059053A JP 2000059053 A JP2000059053 A JP 2000059053A JP 10218812 A JP10218812 A JP 10218812A JP 21881298 A JP21881298 A JP 21881298A JP 2000059053 A JP2000059053 A JP 2000059053A
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Yoshiki Kondo
芳樹 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタの位置決めの手間を少なくするととも
に、コネクタの位置決めにともない絶縁基板にひび割れ
などの欠陥が生じないようにする。 【解決手段】モジュールカバー4は、前記回路組立体か
ら外部に引き出す制御配線を纏めたコネクタ2の該半導
体装置のパッケージ側に固着する雌雄いずれかの一方
を、前記配線板に装着した際に該コネクタ2を固着する
位置で、互いに向かい合う断面コ字形のアーム間に嵌入
して保持する位置決め治具4bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インバータ装置
に適用するパワートランジスタモジュールなどを対象と
する半導体装置のパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例の構成図を示す。この図3
において、1は図示されていない配線パタ−ンが印刷さ
れ、整流回路素子および、逆変換回路素子、およびそれ
らの制御回路部品などの回路組立体を搭載した放熱用金
属ベース基板等の配線板、2は配線板1に表面実装され
前記回路組立体の制御配線を纏めて該パッケージから外
部に引き出すコネクタ、2aは該コネクタ2の絶縁基板
(図示せず)に設けられた位置決め用ピン、2bは配線
板1に設けられてコネクタ2の位置決め用ピン2aと嵌
合する位置決め用ガイド孔、3は前記放熱用ベース板1
の周縁を囲う放熱用ベース板1に貼り付けた樹脂製のモ
ジュールカバー、3aはモジュールカバー3を放熱用ベ
ース板1に固着する際の位置決め用目印を示す。
【0003】この図3において、図示されていない整流
回路素子および、逆変換回路素子、およびそれらの制御
回路部品などを搭載した配線板1は、周縁を位置決め用
目印3aで位置合わせして固着したモジュールカバー3
で囲われており、前記回路組立体から外部に引き出す制
御配線を纏めたコネクタ2の該半導体装置のパッケージ
側に固着する雌雄いずれか一方は、配線板1上にプリン
ト配線された引き出し線(図示せず)に該当するコネク
タ2側のリード部(図示せず)が合致するようにコネク
タ2に設けた位置決め用ピン2aに配線板1のガイド孔
2bを挿通して、前記配線板1上にプリント配線された
引き出し線(図示せず)に該当するコネクタ2側のリー
ド部(図示せず)をハンダ付けして固定されている。図
において、例えば、2mmピッチで数十本並べられたリ
ード部を前後2列に配したコネクタ2を使用する場合、
前記配線板1上にプリント配線された引き出し線(図示
せず)は、前側のリード部に配線する線と、該前側のリ
ード部に配線する線の間を通して後ろ側のリード部に配
線する引き出し線とがプリントされており、ハンダ接続
のためのハンダの幅が1mm弱必要なので、前記ハンダ
と後ろ側のリード部に配線する引き出し線との接触を避
けるために、位置決め用ピン2aおよびガイド孔2bを
用いてコネクタ2を配線板1に正確に位置決めして取り
付けるようにしている。前記モジュールカバー3で囲わ
れた内側はシリコーンゲルなどの充填材を充填して回路
素子を樹脂封止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の構成で
はコネクタを配線板に取り付ける際に位置決め用ピンと
ガイド孔とで位置決めしているのでピンにガイド孔を挿
通する際に不用意な横方向への力が加えられたりして絶
縁膜にひび割れが生じたりする問題があり、また配線板
にはガイド孔を開ける手間がかかるとともに、このガイ
ド孔を開ける際に配線板の絶縁膜にひび割れが生じるこ
ともある。そこで、位置決め用ピン、ガイド孔を設けな
いことも考えられるが、この場合には、モジュールカバ
ーの位置決め以外にコネクタの位置決めも必要になって
くるので手間が掛かる問題があった。
【0005】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、コネクタの位置
決めの手間を少なくするとともに、絶縁膜にひび割れな
どの欠陥を生じない半導体装置のパッケージを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、絶縁基板に実装した回路組立
体を搭載した放熱用ベース板の周縁に塀を形成するよう
に樹脂製のモジュールカバーを重ね合わせて、両者を接
合した半導体装置のパッケージにおいて、モジュールカ
バーは、前記回路組立体から外部に引き出す制御配線を
纏めたコネクタの該半導体装置のパッケージ側に固着す
る雌雄いずれかの一方を、前記絶縁基板に装着した際に
該コネクタを固着する位置で、互いに向かい合う断面コ
字形のアーム間に嵌入して保持する位置決め治具を設け
たことを特徴とする。
【0007】上記構成によりコネクタを互いに向かい合
う断面コ字形のアームで構成された位置決め治具に嵌入
して保持することにより、コネクタを正規の位置に装着
することができる。ここで、モジュールカバーは配線板
に位置決め用目印に従って位置決めされているのでモジ
ュールカバーに設けられた位置決め治具も自動的に位置
決めされ、ピンおよびガイド孔は無しでコネクタを放熱
用ベース板に位置決めすることが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態の主
要部の構成図を示し、図2はこの発明の実施の形態の構
成図を示し、(a)は組立前の分解斜視図、(b)は組
立状態の外観斜視図を示す。この図1、図2において、
従来例と同一の符号を付けた部材はおおよそ同一の機能
を有するのでその説明は省略する。この図1、図2にお
いて、1は図示されていない配線パターンが印刷され整
流回路素子および、逆変換回路素子、およびそれらの制
御回路部品などの回路組立体を実装した放熱用金属ベー
ス基板等の配線板、2は配線板1に表面実装され、前記
回路組立体の制御配線を纏めてこのパッケージから外部
に引き出すコネクタ、2c,2dはコネクタのリード、
4は前記放熱用ベース板1の周縁を囲い配線板1に貼り
付けた樹脂製のモジュールカバー、1a,4aは配線板
1、モジュールカバー4にそれぞれ設けられ、図示しな
い放熱用のフィンに固着する際のねじ穴等の位置決め用
目印、4bはモジュールカバー4と一体に成形され、互
いに向かい合う断面コ字形のアームで構成された、コネ
クタ2を嵌入して保持する位置決め治具、4cはモジュ
ールカバー4と一体に成形され外部配線との接続を行う
ための主回路用の端子ブロックを示す。この図1、図2
において、図示されていない整流回路素子および、逆変
換回路素子、およびそれらの制御回路部品などを実装し
た配線板1は、周縁を位置決め用目印1a,4aで位置
合わせして図示しないねじ等で固着したモジュールカバ
ー4で囲われており、該モジュールカバー4には、内側
方向に突出して互いに向かい合う断面コ字形のアームで
構成された、コネクタ2を嵌入して保持する位置決め治
具4bが一体に成形されている。そして、前記回路組立
体から外部に引き出す制御配線を纏めたコネクタ2の該
半導体装置のパッケージ側に固着する雌雄いずれか一方
は、配線板1にモジュールカバー4を位置決めして固着
した後、モジュールカバー4の位置決め治具4bに嵌入
することにより、前記配線板1上にプリント配線された
引き出し線(図示せず)に該当するコネクタ2側のリー
ド部2dが合致させて、前記配線板1上にプリント配線
された引き出し線(図示せず)に該当するコネクタ2側
のリード部2dをハンダ付けして固定する。
【0009】このようにコネクタ2をモジュールカバー
4に一体成形された位置決め治具4bに嵌入するという
簡単な作業を行うだけでコネクタを配線板1の正規の位
置に取り付けることができる。また、コネクタ2のリー
ド2cは、モジュールカバー4の脚4d上に載置される
制御回路を実装した制御回路用配線板(図示せず)と接
続される。
【0010】図において、例えば、2mmピッチで数十
本並べられたリード部を前後2列に配したコネクタ2を
使用する場合、前記配線板1上にプリント配線された引
き出し線(図示せず)は、前側のリード部に配線する線
と、該前側のリード部に配線する線の間を通して後ろ側
のリード部に配線する引き出し線とがプリントされるの
で、またハンダ接続のためのハンダの幅が1mm弱必要
なので、前記ハンダと後ろ側のリード部に配線する引き
出し線との接触を避けるために、モジュールカバー4の
位置決め治具位置決め治具4bにコネクタ2を嵌入する
ことでコネクタ2を配線板1に正確に位置決めして取り
付けるようにしている。前記モジュールカバー4で囲わ
れた内側はシリコーンゲルなどの充填材を充填して回路
素子を樹脂封止している。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、配線板はコネクタ位
置決め用ガイド孔を必要としないのでコネクタを取付け
る際に絶縁膜にひび割れを生じることが無くなり配線板
の品質を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の主要部分の構成図
【図2】この発明の実施の形態の構成図を示し、(a)
は組立前の分解斜視図、(b)は組立状態の外観斜視図
【図3】従来例の構成図
【符号の説明】
1 配線板 2 コネクタ 4 モジュールカバー 4a 位置決め用目印 4b 位置決め治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E353 AA05 AA06 AA16 AA18 AA19 BB07 CC07 CC13 CC32 DD05 DD10 DD17 DR45 DR52 EE01 GG07 GG09 GG20 GG29 5E023 AA30 BB16 CC05 DD05 GG06 HH17 5E077 BB40 CC06 DD12 FF11 JJ30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路組立体を搭載した配線板の周縁に塀を
    形成するように樹脂製のモジュールカバーを重ね合わせ
    て、両者を接合した半導体装置のパッケージにおいて、
    モジュールカバーは、前記回路組立体から外部に引き出
    す制御配線を纏めたコネクタの該半導体装置のパッケー
    ジ側に固着する雌雄いずれかの一方を、前記配線板に装
    着した際に該コネクタを固着する位置で、互いに向かい
    合う断面コ字形のアーム間に嵌入して保持する位置決め
    治具を設けたことを特徴とする半導体装置のパッケー
    ジ。
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