JP2000058472A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000058472A
JP2000058472A JP10173023A JP17302398A JP2000058472A JP 2000058472 A JP2000058472 A JP 2000058472A JP 10173023 A JP10173023 A JP 10173023A JP 17302398 A JP17302398 A JP 17302398A JP 2000058472 A JP2000058472 A JP 2000058472A
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thin film
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forming
silicon thin
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Yasuhisa Oana
保久 小穴
Yasuto Kawahisa
慶人 川久
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、素子特性が均一であり、高ドー
ズが効果的に実現される半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的としている。 【解決手段】 この発明の半導体装置の製造方法は、絶
縁性基板10上に非単結晶シリコン薄膜30を形成する
工程と、非単結晶シリコン30上にマスク55を形成す
る工程と、マスク55を介して非単結晶シリコン薄膜3
0に不純物イオンを注入し所望の伝導型領域31,33
を形成する工程とを備え、不純物イオンの注入工程にお
ける絶縁基板10の温度上昇を100℃以下とするもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、絶縁性基板上に
形成される半導体装置の製造方法に係り、効果的なイオ
ン注入が達成される薄膜トランジスタ等の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ガラスや石英等の絶縁性基板上に薄膜ト
ランジスタを形成する技術は、アクティブマトリクス型
液晶表示装置をはじめ、各種分野で利用され、注目を集
めている。
【0003】従来の薄膜トランジスタは、活性層に非晶
質シリコン(a−Si:H)等が用いられ、このa−S
i:Hにn+a−Si:H等の低抵抗半導体層を介して
ソース及びドレイン電極が配置されて構成される。
【0004】また、近年では、TFTの動作速度の向上
等を目指して、活性層に多結晶シリコン( p−Si) を
用いる試みがなされている。また、不所望な寄生容量を
低減するため、半導体プロセスと同様に、例えばゲート
電極等をマスクとして活性層内に不純物イオンを注入
し、ソース及びドレイン領域を形成する試みが成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガラスや石
英等の基板は、絶縁性であり、また熱伝導はシリコンウ
エハのそれに比べて2 桁以上劣っている。このため、イ
オン注入に際し、高ドーズ、例えば1×1015ions/cm
2 以上を実現しようとすると、基板温度の均一制御が困
難であり、これに伴い素子特性にばらつきが生じる、あ
るいは基板の温度上昇に伴い有機材料であるフォトレジ
スト等で構成されるマスクが熱化学反応で変成し、その
剥離が極めて困難となる等の問題がある。
【0006】本発明は、上記した技術課題に対処して成
されたものであって、素子特性が均一であり、高ドーズ
が効果的に実現される半導体装置の製造方法を提供する
ことを目的としている。また、本発明は、良好なしきい
値制御がなされた半導体装置の製造方法を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置の製造方法は、絶縁性基板上に非単結晶シリコン薄膜
を形成する工程と、前記非単結晶シリコン上にマスクを
形成する工程と、前記マスクを介して前記非単結晶シリ
コン薄膜に不純物イオンを注入し所望の伝導型領域を形
成する工程とを備えた薄膜トランジスタの製造方法にお
いて、前記不純物イオンの注入工程における前記絶縁基
板の温度上昇が100℃以下であることを特徴とする。
【0008】不純物イオンの注入に際して、上記したよ
うに基板温度の上昇を制御することにより、均一な素子
特性を確保することができる。このような制御は、イオ
ン種を質量分析し注入することにより、効果的な高ドー
ズが実現できるが、大面積にわたり均一性を確保するこ
とが困難である場合は加速電圧、注入時間等を調整する
ことにより達成される。
【0009】図1は、不純物イオン電流密度とドーピン
グ時間との関係を示すもので、1×1015ions/cm2
上の高ドーズを実現する場合を示している。例えば、1
×1015ions/cm2 の高ドーズを実現するのであれば、
不純物イオン電流密度を5.33μA/cm2 とし30秒
間ドーピングを行なう、あるいは不純物イオン電流密度
を2.66μA/cm2 とし60秒間ドーピングを行なう
ことによりそれぞれ達成される。また、例えば、2×1
15ions/cm2 の高ドーズを実現するのであれば、不純
物イオン電流密度を5.33μA/cm2 とし60秒間ド
ーピングを行なう、あるいは不純物イオン電流密度を1
0.66μA/cm 2 とし30秒間ドーピングを行なうこ
とによりそれぞれ達成される。
【0010】図2は、外形寸法が500mm×600m
mで、0.7mm厚の透明なガラス基板を用い加速電圧
を70kVとした際の基板温度上昇とドーピング時間と
の関係を示している。
【0011】図1及び2から解るように、イオン注入パ
ワーと注入時間とを最適化することにより、基板温度上
昇を100℃以内に抑えることができる。例えば、2×
1015ions/cm2 の高ドーズを実現するのであれば、加
速電圧70kVで不純物イオン電流密度を10.66μ
A/cm2 としたイオン注入パワー0.75W/cm2 で30
秒間ドーピングを行なうことにより達成され、この際の
基板温度上昇は100℃以内に抑えられることが解る。
【0012】ここで、非単結晶シリコンが十分な薄膜で
あることを考慮すると、加速電圧は100kV以下、好
ましくは70kV以下に調整することが望ましい。従っ
て、基板温度上昇を抑えつつ十分な高ドーズを実現する
ためには、不純物イオン電流密度を5.33μA/cm2
以上、更に望ましくは10.66μA/cm2 以上に設定
することが望ましい。このようにすれば、高ドーズを実
現するに際してもイオン注入時間を60秒以内、更には
30秒以内に調整することができ、製造時間を短縮する
こともできる。
【0013】また、基板厚が小さくなるにつれて熱容量
が低減されるためか、絶縁性基板の温度上昇は顕著にな
る。そして、基板厚が1.0mm以下、特には0.7m
m以下となると基板温度の上昇は一層顕著になり、この
発明が極めて有効となることが確認されている。以下
に、その具体例をもって詳細に説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の半導体装置の製
造方法について、駆動回路一体型のTFT−LCD用ア
レイ基板の作製におけるCMOS構造の薄膜トランジス
タの製法を例にとり、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】まず、図3(a)に示すように、外形寸法
が500mm×600mmで、0.7mm厚の透明なガ
ラス基板10上に、厚さ50nmの非晶質シリコン(a
−Si:H)薄膜20を、基板温度400℃としたプラ
ズマCVD法により堆積する。しかる後に、このa−S
i:H薄膜20を、後述する結晶化におけるアブレーシ
ョンの防止のために、窒素雰囲気中で脱水素し、低水素
濃度化する。
【0016】そして、薄膜トランジスタのしきい値Vt
h制御のため、ボロンイオン(B)をa−Si:H薄膜
20中に注入する。ここでは、ボロンイオン(B)自体
の注入量は少なくてよいため、質量分析することなく注
入を行なったが、装置の共通化のため質量分析を行な
い、選択的にボロンイオン(B)の注入を行なっても良
い。即ち、0.1%濃度のB26 を、加速電圧10k
V、RFパワー30Wとして、ドーズ量7.5×1011
ions/cm2 のイオン注入を行なった。
【0017】しかる後に、図3(b)に示すように、こ
のa−Si:H薄膜20をELA(Excimer Laser
Annealing )により結晶成長させて多結晶シリコン(p
−Si)薄膜22とする。
【0018】このELAのフルエンスは500mJ/cm 2
よりも大きい550mJ/cm 2 に設定し、また0.3×4
00mmの長尺状のビームを用い、このビームを15μ
m ピッチで走査し、結晶化を行なった。特に、この実施
例では、レーザ発振用のコンデンサへのチャージ量を従
来が2桁制御であったところを3桁制御とし、またレー
ザ放電管へのガス流の均一制御、混合ガスの分圧の最適
化、更に出力フィードバックを行なうことにより、レー
ザー出力のばらつきを特に5%以内である2%に抑え
た。これにより、図5からも解るように、平均粒子径が
約0.3μmであり、均質性の高いp−Si薄膜を作製
することができた。特に、この実施例の如くチャネルド
ープを行なった後にELAする場合には、レーザー出力
の均一性が一層重要である。
【0019】そして、図3(c)に示すように、このp
−Si薄膜22をCF4 及びO2 ガスを用いたCDE
(ケミカル・ドライ・エッチング)により島状のp−S
i薄膜30,40にパターニングする。
【0020】この後、図3(d)に示すように、p−S
i薄膜22上に、ゲート絶縁膜としてプラズマCVD法
によりTEOS膜50を堆積し、この上に300nm厚
のAl−Nd合金膜をスパッタ成膜する。そして、この
Al−Nd合金膜をRIE(Reactive Ion Etching)に
よりパターニングしてゲート電極55を形成する。
【0021】そして、図3(e)に示すように、p−S
i薄膜40を有機レジスト61により選択的に被覆する
とともに、ゲート電極55をマスクとし、また質量分析
することにより選択的にボロンイオン(B)の注入を行
なった。即ち、20%濃度のB26 ガスをプラズマ・
イオン化し、加速電圧70kV、ボロンイオン(B+
電流密度5.33μA/cm 2 、注入時間30秒でドーズ
量1×1015ions/cm2 のイオン注入を行なった。これ
により、p−Si薄膜30内にソース及びドレイン領域
31,33、及びソース及びドレイン領域31,33に
挟まれるチャネル領域35を形成した。このような手法
により、短時間で高ドーズが実現できることから、基板
温度の変化は100℃以内である50℃程度に抑えられ
た。また、このようにして短時間であり、且つ基板の上
昇も十分に抑えることができたため、レジスト・マスク
のアッシングによる剥離が容易であった。
【0022】ここでは、質量分析することにより選択的
にボロンイオンの注入を行なったが、質量分析しないの
であれば、例えば20%濃度のB26 ガスをプラズマ
・イオン化し、加速電圧70kV、イオン電流密度1
0.66μA/cm2 、注入時間30秒でドーズ量2×1
15ions/cm2 を実現すれば良い。このようにすれば、
やはり基板温度の変化はおよそ100℃に抑えられ、短
時間で製造でき、またレジスト・マスクのアッシングに
よる剥離も容易である。
【0023】また、有機レジスト61をp−Si薄膜4
0上に配置することでイオン注入を阻止したが、Al−
Nd合金膜のパターニングを、例えばp−Si薄膜40
上全体を被覆するように形成しておくことで、別途レジ
スト61を設けることなく選択的にイオン注入を行なう
こともできる。尚、この場合、後工程でp−Si薄膜4
0上のAl−Nd合金薄膜を別途パターニングしてゲー
ト電極55を形成する必要がある。このように金属膜で
選択的なイオン注入を行なう際には、上記の手法は一層
効果的である。即ち、駆動回路一体型のTFT−LCD
の作製においては、表示領域と駆動回路領域とではパタ
ーン密度が大きく異なっている。特に駆動回路部では金
属パターン密度が高く、これに起因してイオン注入時に
生じる基板温度の不均一性が顕著になる。しかしなが
ら、上記したように基板温度の上昇幅が制御されるた
め、面内での不均一性が解消されるためである。
【0024】次に、図3(f)に示すように、p−Si
薄膜30を有機レジスト63により選択的に被覆すると
ともに、ゲート電極55をマスクとし、ここでは質量分
析することなくリンイオン(P)の注入を行なった。即
ち、1%の水素希釈のPH3ガスをプラズマ・イオン化
し、加速電圧70kVでドーズ量1×1013ions/cm2
のイオン注入を行なった。これにより、p−Si薄膜4
0内に低濃度の不純物が注入されたLDD領域41,4
3及びLDD領域に挟まれたチャネル領域45が形成さ
れる。
【0025】更に、図4(g)に示すように、ゲート電
極55を選択的に被覆するように有機レジスト65を配
し、これをマスクとして15%の水素希釈のPH3 ガス
をプラズマ・イオン化し、質量分析し選択的にリンイオ
ン(P)を加速電圧70kV、電流密度5.33μA/
cm2 でドーズ量1×1015ions/cm2 のイオン注入を行
なった。これにより、p−Si薄膜40内にLDD領域
41,43、ソース及びドレイン領域47,49、及び
LDD領域41,43に挟まれるチャネル領域45を形
成した。このような手法により、やはり短時間で高ドー
ズが実現できることから、基板温度の変化は100℃以
内である40℃程度に抑えられた。また、このようにし
て短時間であり、且つ基板の上昇も十分に抑えることが
できたため、レジストのアッシングによる剥離が容易で
あった。
【0026】ここでも、質量分析することにより選択的
にリンイオン(P)の注入を行なったが、質量分析しな
いのであれば、例えば20%濃度のPH3 ガスをプラズ
マ・イオン化し、加速電圧70kV、イオン電流密度
8.0μA/cm2 、注入時間30秒でドーズ量1.5×
1015ions/cm2 を実現すれば良い。このようにすれ
ば、やはり基板温度の変化は100℃以内である80℃
程度に抑えられ、短時間で製造でき、またレジスト・マ
スクのアッシングによる剥離も容易である。
【0027】しかる後に、500℃の温度で熱処理する
ことにより注入された不純物を活性化する。そして、こ
の上に、層間絶縁膜70としてプラズマCVD法により
窒化シリコン膜(SiNx)を堆積し、また図示しない
が透明電極として例えばITO膜をスパッタ法により堆
積し、所定の形状にパターニングする。そして、ソース
及びドレイン領域31,33,41,43上のTEOS
膜50、層間絶縁膜70にそれぞれコンタクトホールを
ウエットエッチングにより形成する。
【0028】この後、図4(h)に示すように、スパッ
タ法によりAl−Nd合金膜をスパッタリング法により
堆積し、パターニングすることにより、ドレイン領域に
電気的に接続されるドレイン電極81,83、ソース領
域に電気的に接続されるソース電極85,87を形成す
る。
【0029】この後、必要に応じて窒化シリコン膜等で
保護膜を形成し、水素雰囲気中で熱処理することで素子
特性を安定化させ、CMOS構造の薄膜トランジスタを
完成させる。
【0030】以上説明した方法によれば、イオン注入に
伴う基板の不所望な温度上昇がなく、効果的に高ドーズ
が可能となり、これにより良好な素子特性のTFTを作
製することができた。
【0031】また、この実施例の製造方法によれば、n
チャネルトランジスタでW/Lが9/4.5とした時の
しきい値Vthは1.5Vを中心として精度良く制御さ
れ、また同様のチャネル幅とチャネル長とした時にpチ
ャネルトランジスタもしきい値は−1.8Vを中心とし
て精度良く制御された。
【0032】更に、ソース、ドレイン電極のコンタクト
抵抗も、上記したようにソース、ドレイン領域に良好な
高ドーズが実現されていることから、600Ω程度の良
好なコンタクト抵抗が得られた。上述した実施例では、
薄膜トランジスタを例にとり説明したが、この他の高ド
ーズを要する半導体装置に本発明が有効に適用されるこ
とは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、イオン注入に伴う基板の不所望な温度上昇がなく、
効果的に高ドーズが可能となり、これにより良好な素子
特性の確保が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、縦軸に不純物イオン電流密度、横軸に
注入時間をとり、各ドーズ量との関係を示す図である。
【図2】図2は、縦軸に基板温度上昇、横軸に注入時間
をとり、各注入パワーとの関係を示す図である。
【図3】図3は、この発明の一実施例の薄膜トランジス
タ製造方法を説明するための図である。
【図4】図4は、図3に引き続く薄膜トランジスタの製
造方法を説明するための図である。
【図5】図5は、縦軸に結晶粒径、横軸にELAの強度
分布をとり、結晶粒径のばらつきの強度分布依存性を示
す図である。
【符号の説明】
10…ガラス基板、 30、40…p−Si薄膜、 55…ゲート電極、 81、83…ソース電極、 85、87…ドレイン電極。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板上に非単結晶シリコン薄膜を
    形成する工程と、前記非単結晶シリコン上にマスクを形
    成する工程と、前記マスクを介して前記非単結晶シリコ
    ン薄膜に不純物イオンを注入し所望の伝導型領域を形成
    する工程とを備えた半導体装置の製造方法において、 前記不純物イオンの注入工程における前記絶縁基板の温
    度上昇が100℃以下であることを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記注入工程におけるドーズ量は1×1
    15ions/cm 2 以上であることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記注入工程におけるドーズ量は2×1
    15ions/cm 2 以上であることを特徴とする請求項2記
    載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記注入工程における加速電圧は80k
    V以下であることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記注入工程における不純物イオン電流
    密度は5.33μA/cm 2 以上であることを特徴とする
    請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記注入工程における不純物イオン電流
    密度は10.66μA/cm 2 以上であることを特徴とす
    る請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記注入工程におけるイオン注入時間は
    60秒以内であることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記注入工程におけるイオン注入時間は
    30秒以内であることを特徴とする請求項7記載の半導
    体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記注入工程は質量分析され選別された
    イオン種を用いることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の半導体装置の製造方法
    において、前記マスクの形成に先立ち、前記非単結晶シ
    リコン薄膜上に絶縁膜を堆積する工程と、この上にゲー
    ト電極を形成する工程と、前記ゲート電極をマスクとし
    て不純物イオンを注入する工程と、を含むことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の半導体装置の製造方法
    において、前記非単結晶シリコン薄膜の形成工程は、前
    記絶縁基板上に非晶質シリコン薄膜を形成する工程と、
    前記非晶質シリコン薄膜を結晶化する工程と、を含むこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半導体装置の製造方
    法において、前記結晶化工程はレーザーアニールを含む
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の前記絶縁性基板はガラ
    ス基板であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の前記ガラス基板は厚
    さが0.7mm以下であることを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の伝導型領域は薄膜ト
    ランジスタのソース又はドレイン領域を成すことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
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